JP2001169403A - 直流電気車の制御装置 - Google Patents

直流電気車の制御装置

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JP2001169403A
JP2001169403A JP34641299A JP34641299A JP2001169403A JP 2001169403 A JP2001169403 A JP 2001169403A JP 34641299 A JP34641299 A JP 34641299A JP 34641299 A JP34641299 A JP 34641299A JP 2001169403 A JP2001169403 A JP 2001169403A
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capacitor voltage
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Takahisa Maruyama
高央 丸山
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流電気車のブレーキ時に直流架線電圧が上
昇してもフィルタコンデンサ電圧を振動させずに安定に
制御し、回生負荷の変動に対して応答よくトルク指令値
を制御し、フィルタコンデンサ電圧の過電圧をなくし回
生ブレーキを有効に活用する。 【解決手段】 フィルタコンデンサ電流を検出して、回
生負荷の変化量に相当したトルク指令値の減少量を演算
器25でフィルタコンデンサ電流と基準回転速度検出値
とフィルタコンデンサ電圧から求め、この値をフィルタ
コンデンサ電圧基準値とフィルタコンデンサ電圧との偏
差の比例積分補償に用いている積分器26の初期値に設
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、直流電気車の制
御装置に関し、特に、直流電気車のブレーキ動作時に直
流架線電圧が上昇してもフィルタコンデンサ電圧を振動
させずに安定に制御し、また回生負荷の変動に対して応
答よくトルク指令値を制御できる直流電気車の制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な電気鉄道システムの例として
は、例えば、特開平9−23506号に記載されたもの
がある。以下その内容を転記する。図6は上記公報に記
載された従来の電気鉄道システムの例を示す。同図に示
すように、従来の電気鉄道システムは交流電源を変電所
1において、変圧器1aで降圧した後に、ダイオード整
流器1bで整流して直流架線200用の電源としてい
る。車両では直流電源を直流架線200からパンタグラ
フ2によって受電し、駆動用制御装置400および補助
電源7へ給電する。駆動用制御装置400はパンタグラ
フ2から受電した直流電源を、フィルタ回路500を介
して電力変換装置5に入力する。電力変換装置5では、
運転士からの指令などに応じたトルクが電動機61、6
2、63、64で発生するよう電力の変換を行う。
【0003】このような鉄道システムの場合、変電所1
のダイオード整流器1bでは車両から交流電源への電力
回生ができないため、駆動用制御装置400が回生運転
するとき、回生電力を吸収するものは他の力行車300
や自車の補助電源装置7または他車300の補助電源装
置300bだけである。このため、同一き電内に他の力
行車300がいない場合には、駆動用制御装置400が
発生する全回生電力を補助電源装置7で吸収しきれなく
なり、直流架線電圧が上昇する。
【0004】次に、ブレーキ動作時の制御について説明
する。各電動機61〜64につながる速度検出器91〜
94の出力を基準回転速度演算回路15に入力し、電動
機の基準回転速度検出値ωrを演算する。ブレーキ中に
は、基準回転速度演算回路15は各電動機61〜64の
基準回転速度ω1、ω2、ω3、ω4を用い、次式によ
る演算を行って基準回転速度検出値ωrを求めている。
【0005】 ωr=MAX(ω1、ω2、ω3、ω4) ・・・(1)
【0006】トルク指令発生回路18では、運転士から
の運転指令に応じたブレーキ力指令と基準回転速度検出
値ωrから、電動機61〜64のトルク指令を発生し、
トルク制限回路19を介して電動機制御回路16に入力
する。電動機制御回路16では、電動機61〜64のト
ルク指令、フィルタコンデンサ電圧と電動機基準回転速
度検出値ωrから、電動機61〜64に指令されたトル
クが発生するように電力変換装置5にスイッチングパル
スを発生する。
【0007】従来、回生負荷がなくなり直流架線電圧が
上昇したときの対策としては、以下のようなことを実施
している。すなわち、直流架線電圧が上昇したことを、
パンタグラフ2と直流リアクトル3を介してつながるフ
ィルタコンデンサ4の電圧を検出器10で読み取って検
出する。検出されたフィルタコンデンサ電圧VCをトル
ク制限値演算回路11に入力する。
【0008】トルク制限値演算回路11では図7に示す
ように、フィルタコンデンサ電圧が過電圧を抑制するレ
ベルV0に至ったら、フィルタコンデンサ電圧VCに合
わせて一律にトルクを絞るトルク制限値を演算してトル
ク制限回路19に入力する。トルク制限回路19はトル
ク指令発生回路18が指令したトルク指令をトルク制限
値にしたがって絞ることにより、回生電力を絞ってフィ
ルタコンデンサ電圧の上昇を抑制し、直流架線電圧(V
P)の上昇を抑制している。
【0009】つまり、図7は従来方式のフィルタコンデ
ンサ電圧と電動機トルクとの関係を示しており、図6の
トルク制限値演算回路11で用いる調節器としては比例
調節器の動作をとる。そして、フィルタコンデンサ電圧
の上昇を抑制するための電動機トルク指令絞り込み開始
電圧V0と、直流架線200につながる電気機器を過電
圧から保護するための最大の電圧VMAXが図7のよう
に決ると、上記比例調節器の比例ゲインKは次の(2)
式のように決定される。
【0010】 K=T100%/(VMAXーV0) ・・・(2)
【0011】図8は、図7のトルク制限値演算回路11
の具体例を示す構成図である。ここでは、フィルタコン
デンサ電圧(実際値)VCを入力してフィルタコンデン
サ電圧目標値VC*との差を演算し、その結果を掛算器
によってゲインKを掛けたものをトルク制限値演算回路
11の出力TCとして、図7のトルク制限回路19に入
力するようにしている。なお、掛算器の代わりに比例調
節器を用いることができるのはもちろんである。
【0012】フィルタコンデンサ電圧目標値をVC*と
すると、トルク制限値演算回路11は次の(3)式の演
算をしてトルク制限値TCを出力することになる。
【0013】 TC=K×{VC*ーVC} ・・・(3)
【0014】なお、回生電力を絞るために図6ではトル
クを絞るようにしているが、トルク制限値演算回路11
の代わりに電動機61〜64のトルク電流または電動機
61〜64の電流を絞る回路を用いてトルクを絞る場合
もある。
【0015】そして、図6の駆動用制御装置400に指
令されたトルク指令Tが、フィルタコンデンサ電圧を制
限するためのトルクTCより小さいときは指令値をその
まま出力し、トルク指令Tが制限トルクTC以上になっ
たときは、トルクを制限トルクTCにリミットすること
で、回生負荷がなくなって直流架線電圧が上昇したとき
のみにトルクに制限が掛かることになる。よって、電動
機61〜64に指令するためのトルクTMは、トルク制
限回路19で次式(4)の演算を行うすることによって
求められる。
【0016】 TM=MIN(T,TC) ・・・(4)
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な構成の従来装置の場合、以下のような問題点があっ
た。即ち、従来のブレーキ制御は、上記(3)式のよう
にフィルタコンデンサ電圧の偏差に比例ゲインKを掛け
た値にトルク指令値を制限するようになっている。この
場合、回生を有効に働かせるために比例ゲインKを大き
な値に設定すると、制御系が不安定になりやすくトルク
振動が発生する場合があり乗り心地が悪くなるという問
題点があった。
【0018】一方、回生負荷が急に減少した場合には、
素早くトルク指令を絞り直流架線電圧の上昇を抑制する
必要があるので制御ゲインを大きく設定したいが、上記
の問題点があるため、あまり大きな設定はできない。従
って、回生負荷が急に減少した場合、フィルタコンデン
サ電圧が過電圧になり回生失効に至り電気ブレーキを有
効に活用できないという問題点があった。
【0019】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、ブレーキ動作時に直流架線電
圧が上昇してもフィルタコンデンサ電圧を振動させずに
安定に制御し、しかも回生負荷の変動に対して応答よく
トルク指令値を制御してフィルタコンデンサ電圧の過電
圧をなくすことで回生ブレーキを有効に活用できる直流
電気車の制御装置を得ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る直
流電気車の制御装置は、直流リアクトルとフィルタコン
デンサを含み、整流出力を平滑して直流電力を出力する
フィルタ回路と、上記直流電力を入力し、トルク指令に
応じたトルクが電動機に発生するように電力変換する電
力変換器と、予め設定したフィルタコンデンサ電圧の基
準値とフィルタコンデンサ電圧の実際値との偏差を比例
積分補償してトルク絞り込み量を演算するトルク絞り込
み量演算手段と、第一のトルク指令値と基準回転速度検
出値と上記フィルタコンデンサ電圧の基準値に基づいて
予測回生電流を演算する予測回生電流演算手段と、上記
フィルタコンデンサ電圧の偏差に応じて制御情報を発生
するヒステリシスコンパレータと、実際の回生電流と上
記予測回生電流から求まるフィルタコンデンサ電流と上
記フィルタコンデンサ電圧基準値と上記基準回転速度検
出値と上記ヒステリシスコンパレータからの制御情報と
に基づいてトルク指令減少量を演算するトルク指令減少
量演算手段と、上記トルク絞り込み量演算手段からのト
ルク絞り込み量に制限をかけるリミッタとを備え、上記
第一のトルク指令値から上記リミッタの出力を減算して
第二のトルク指令値を得るものである。
【0021】請求項2の発明に係る直流電気車の制御装
置は、直流リアクトルとフィルタコンデンサを含み、整
流出力を平滑して直流電力を出力するフィルタ回路と、
上記直流電力を入力し、トルク指令に応じたトルクが電
動機に発生するように電力変換する電力変換器と、予め
設定したフィルタコンデンサ電圧の基準値とフィルタコ
ンデンサ電圧の実際値との偏差を比例積分補償してトル
ク絞り込み量を演算するトルク絞り込み量演算手段と、
上記フィルタコンデンサ電圧とフィルタコンデンサ容量
からフィルタコンデンサ電流を演算するフィルタコンデ
ンサ電流演算手段と上記フィルタコンデンサ電圧の偏差
に応じて制御情報を発生するヒステリシスコンパレータ
と、上記フィルタコンデンサ電流と上記フィルタコンデ
ンサ電圧基準値と上記基準回転速度検出値と上記ヒステ
リシスコンパレータからの制御情報とに基づいてトルク
指令減少量を演算するトルク指令減少量演算手段と、上
記トルク絞り込み量演算手段からのトルク絞り込み量に
制限をかけるリミッタとを備え、上記第一のトルク指令
値から上記リミッタの出力を減算して第二のトルク指令
値を得るものである。
【0022】請求項3の発明に係る直流電気車の制御装
置は、請求項1または2の発明において、上記トルク絞
り込み量演算手段は積分器を含み、該積分器は上下限値
制限を有し、上記ヒステリシスコンパレータからの制御
情報の値が変化したときに、その出力をリセットされる
ものである。
【0023】請求項4の発明に係る直流電気車の制御装
置は、請求項1〜3の発明において、調整された第二の
トルク指令値を電動機制御手段を通して上記電力変換器
に出力させるトルク指令出力手段を備えたものである。
【0024】請求項5の発明に係る直流電気車の制御装
置は、請求項1〜4の発明において、上記トルク指令値
の代わりにトルク電流指令値または電動機電流指令値を
用いたものである。
【0025】請求項6の発明に係る直流電気車の制御装
置は、請求項1〜5のいずれかの発明において、上記基
準回転速度検出値としてその最大値または平均値を用い
たものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
直流電気車の制御装置を示す構成図である。図中、図7
と同一符号は同一または相当部分を示す。図において、
20Aは本実施の形態におけるトルク指令制御回路であ
る。このトルク指令制御回路20Aはフィルタコンデン
サ電圧基準値Efc*、実際のフィルタコンデンサ電圧
Efc、回生電流Idc(これは直流リアクトル3を流
れる電流で、図示しない電流検出器で検出されてトルク
指令制御回路20Aに入力される)、基準回転速度検出
値ωrおよびトルク指令発生回路18から第一のトルク
指令値Tq*を入力し、フィルタコンデンサ電圧の偏差
ΔEfcを比例積分したトルク補正値を用いて補正され
た第二のトルク指令値Tq**を電動機制御回路16に
出力する。
【0027】なお、トルク指令発生回路18は上記
(1)式で説明したように、基準回転速度演算回路15
で演算した各電動機61〜64の基準回転速度ω1、ω
2、ω3、ω4中の最大値より求めた基準回転速度検出
値ωrに基づき電動機61〜64のトルク指令値をトル
ク指令制御回路20Aに出力する。
【0028】図2にトルク指令制御回路20Aの具体的
な構成を示す。図において、21は第一の減算器であ
り、フィルタコンデンサ電圧基準値Efc*と実際のフ
ィルタコンデンサ電圧Efcの減算を行い、フィルタコ
ンデンサ電圧の偏差ΔEfcを求める。22は予測回生
電流演算器であり、第一のトルク指令値Tq*と基準回
転速度検出値ωrおよびコンデンサ電圧基準値Efc*
によって予測回生電流Idc*を演算する。23は第二
の減算器であり、回生電流Idcと予測回生電流Idc
*の減算を行い、フィルタコンデンサ電流Icを求め
る。
【0029】24はヒステリシスコンパレータであり、
フィルタコンデンサ電圧の偏差ΔEfcに応じて、Kま
たは0なる出力Koutを制御情報として出力する。25
はトルク指令減少量演算器であり、フィルタコンデンサ
電流Ic,基準回転速度検出値ωr、フィルタコンデン
サ電圧基準値Efc*およびヒステリシスコンパレータ
24の出力Koutを用いて回生負荷の減少量に相当した
トルク指令減少量ΔTqを演算する。26は積分器であ
り、フィルタコンデンサ電圧偏差ΔEfcを入力し積分
結果を出力する。積分器26は、出力値の上限下限制限
値を設定でき、また積分出力にヒステリシスコンパレー
タ24の出力が0からK(設定値)に変わったときのト
ルク指令減少量演算器25の出力ΔTqを初期値として
設定できる機能を有するものである。
【0030】27は比例演算器であり、フィルタコンデ
ンサ電圧偏差ΔEfcをゲイン倍した値を出力する。2
8は加算器であり、積分器26の出力と比例演算器27
の出力を加算する。29はリミッタであり、加算器28
の出力を入力し、その値が負値の場合はそのまま出力
し、正値の場合はゼロを出力する。30は第三の減算器
であり、第一のトルク指令値Tq*とリミッタ29の出
力の減算を行い、第二のトルク指令値Tq**を出力す
る。
【0031】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。回生負荷が十分あり、フィルタコンデンサ電圧Ef
cがフィルタコンデンサ電圧基準値Efc*より小さい
状態では、第一の減算器21で演算されるフィルタコン
デンサ電圧偏差ΔEfcは正の値になる。積分器26お
よび比例演算器27はそれぞれフィルタコンデンサ電圧
偏差ΔEfcを積分およびゲイン倍して出力し、加算器
28でそれぞれの出力を加算してリミッタ29に入力す
るが、リミッタ29は、入力が負値の場合はそのまま出
力し、正値の場合はゼロを出力する機能を有しているの
で、リミッタ29の出力はゼロとなる。
【0032】従って、第三の減算器30から出力される
第二のトルク指令値Tq**は第一のトルク指令値Tq
*と同じ値になり、トルク制限は行われない。このと
き、ヒステリシスコンパレータ24は、入力のΔEfc
が正であるのでゼロを出力している。ヒステリシスコン
パレータ24の機能は、つぎの通りである。
【0033】 ΔEfc>ΔEcのとき 出力は0 ΔEfc<0 のとき 出力はK 0≦ΔEfc≦ΔEcのとき ΔEfcが増加中なら 出力はK ΔEfcが減少中なら 出力は0 ここで、ΔEcはヒステリシス幅である。
【0034】この状態から、回生負荷が減少するとフィ
ルタコンデンサ電圧Efcは増加し始めてフィルタコン
デンサ電圧基準値Efc*を越える。このときブレーキ
指令に基づく第一のトルク指令値Tq*で基準回転速度
検出値ωrで運転中のとき直流電源に回生される電力P
rはPr=ωr・Tq*であるので、これを基にフィル
タコンデンサ電圧Efcがフィルタコンデンサ電圧基準
値Efc*のときの予測回生電流Idc*は、Pr=ω
r・Tq*=Efc*・Idc*の関係から
【0035】 Idc*=ωr・Tq*/Efc* …(5)
【0036】となることが分かる。フィルタコンデンサ
電圧Efcがフィルタコンデンサ電圧基準値Efc*か
ら増加しないためには予測回生電流Idc*が回生電流
Idcに等しくフィルタコンデンサ電流Icがゼロでなけ
ればならない。すなわち、もし、回生負荷が減少してI
c=Idc*−Idcが正になるとフィルタコンデンサ4
はフィルタコンデンサ電流Icで充電され、フィルタコ
ンデンサ電圧Efcは増加する。
【0037】回生負荷が減少してフィルタコンデンサ電
圧Efcが増加してフィルタコンデンサ電圧基準値Ef
c*になったときのフィルタコンデンサ電流Icがわか
れば、この値が回生負荷の減少量に相当することにな
る。つまり、このフィルタコンデンサ電流Icに相当し
た回生電力に対応したトルクを求めて第一のトルク指令
値Tq*からこのトルク分を絞り込んでインバータを運
転すれば充電電流をゼロにすることができ、フィルタコ
ンデンサ電圧Efcを基準値Efc*に保つことができ
る。
【0038】このトルクΔTqは、 ΔTq=Efc*・Ic/ωr …(6)
【0039】として演算できる。これを実現するため、
予測回生電流演算器22は第一のトルク指令値Tq*、
基準回転速度検出値ωrとフィルタコンデンサ電圧基準
値Efc*に基づいて上記(5)式の演算をおこない、
予測回生電流Idc*を求める。次に第二の減算器23
で予測回生電流Idc*と回生電流Idcの減算を行う
と、フィルタコンデンサ電流Icが求まる。このフィル
タコンデンサ電流Icがわかると、フィルタコンデンサ
電流Icとフィルタコンデンサ電圧基準値Efc*と基
準回転速度検出値ωrを用いてトルク指令減少量演算器
25で下記の(7)式の演算を行い、トルク指令減少量
ΔTqを得る。
【0040】 ΔTq=−1.0・Efc*・Ic・Kout/ωr …(7)
【0041】ここで、Koutはヒステリシスコンパレー
タ24の出力であり、1.0が基準であるが検出誤差な
どを調整するため変数としている。また、−1.0はブ
レーキ時のトルク指令との符号の整合性をとるためのも
のである。トルク指令減少量ΔTqは、このようにして
求めることができ、第一のトルク指令値Tq*をこれだ
け絞り込んでインバータを運転すると理想的にはコンデ
ンサ電流Icをゼロにできるが、実際にはほぼゼロにで
きるだけである。
【0042】また、回生負荷がこの値から増加した場合
は絞り込み量は減らさなければならない。これらのこと
を考慮するとトルク指令減少量ΔTqは、フィルタコン
デンサ電圧基準値Efc*にフィルタコンデンサ電圧E
fcを保つように調整される必要がある。これは、フィ
ルタコンデンサ電圧偏差ΔEfcの比例積分補償を積分
器26、比例演算器27で実施しトルク指令値の絞り込
み量を調整するようにすることで実現できる。このとき
積分器26の出力の初期値に上記のΔTqを設定すれば
よい。なお、積分器26は上限値、下限値を設定できる
機能を有し、積分器26の出力範囲を制限する。
【0043】また、トルク指令減少量ΔTqの初期設定
は、フィルタコンデンサ電圧基準値Efc*とフィルタ
コンデンサ電圧Efcの偏差ΔEfcをヒステリシスコ
ンパレータ24に入力し、ヒステリシスコンパレータ2
4の出力がゼロからKに変化したタイミングで、トルク
指令減少量演算器25で演算されたトルク指令減少量Δ
Tqを設定する。
【0044】このように、フィルタコンデンサ電圧Ef
cが、フィルタコンデンサ電圧基準値Efc*を越える
と、そのときのトルク指令減少量ΔTqが積分器26の
初期値に設定され、加算器28で比例演算器27の出力
と加算されたトルク指令絞り込み量がリミッタ29に入
力される。この絞り込み量は負の値であり、リミッタ2
9からはそのまま入力されたトルク絞り込み量が出力さ
れ、第三の減算器30で第一のトルク指令値Tq*との
減算結果としてその出力側に第二のトルク指令値Tq*
*が得られる。この第二のトルク指令値Tq**でイン
バータを駆動すればそのときの回生負荷に応じた運転状
態に保つことができる。
【0045】このように、本実施の形態では、回生負荷
が減少するとその減少量に合致したトルク指令値の減少
量を演算し、トルク指令値からトルク指令値減少量を減
算すると共に、フィルタコンデンサ電圧基準値とフィル
タコンデンサ電圧の偏差を比例積分補償するようにした
ので、ブレーキ動作時に直流架線電圧が上昇してもフィ
ルタコンデンサ電圧を振動させずに安定に制御し、しか
も回生負荷の変動に対して応答よくトルク指令値を制御
してフィルタコンデンサ電圧の過電圧をなくすことで回
生ブレーキを有効に活用できる。つまり、回生負荷が急
激に減少しても高速にトルク指令を絞り込み回生負荷に
応じ、安定した回生運転が実現できる。
【0046】実施の形態2.本実施の形態は、実施の形
態1で説明したコンデンサ電流Icは次のようにして求
める場合である。フィルタコンデンサ電流Icは、フィ
ルタコンデンサ電圧Efcとフィルタコンデンサ容量C
がわかれば下記の(8)式の関係を用いて求めることが
できる。
【0047】 Ic=C・dEfc/dt …(8)
【0048】図3は、このようにしてフィルタコンデン
サ電流Icを求める場合のトルク指令制御回路20Bの
構成を示したものである。図において、31はフィルタ
コンデンサ電流演算器であり、フィルタコンデンサ電圧
Efcとフィルタコンデンサ容量Cを用いて上記(8)
式の演算を行いフィルタコンデンサ電流Icを求める。
これ以外の構成および機能は、上記実施の形態1と同様
である。
【0049】本実施の形態では、回生電流Idcの検出が
不要になるという利点がある。また、本実施の形態でも
上記実施の形態1と同様に回生負荷が減少するとその減
少量に合致したトルク指令値の減少量を演算し、トルク
指令値からトルク指令値減少量を減算すると共に、フィ
ルタコンデンサ電圧基準値とフィルタコンデンサ電圧の
偏差を比例積分補償するようにしたので、ブレーキ動作
時に直流架線電圧が上昇してもフィルタコンデンサ電圧
を振動させずに安定に制御し、しかも回生負荷の変動に
対して応答よくトルク指令値を制御してフィルタコンデ
ンサ電圧の過電圧をなくすことで回生ブレーキを有効に
活用できる。つまり、回生負荷が急激に減少しても高速
にトルク指令を絞り込み回生負荷に応じ、安定した回生
運転が実現できる。
【0050】実施の形態3.上記実施の形態1、2は、
電力変換装置5で4個の電動機61〜64を駆動するシ
ステムに適用した場合の説明であったが、図4に示すよ
うに電力変換装置5で2個の電動機61、62を駆動す
るシステムにも同様に適用できる。この場合、基準回転
速度検出値ωrは下記の(9)式で求まる。
【0051】 ωr=MAX(ω1、ω2) ・・・(9)
【0052】本実施の形態の場合も、上記実施の形態
1、2と同様の効果を得ることができる。
【0053】実施の形態4.上記実施の形態1、2は、
電力変換装置5で4個の電動機61〜64を駆動するシ
ステムに適用した場合の説明であったが、図5に示すよ
うに電力変換装置5で1個の電動機61を駆動するシス
テムにも同様に適用できる。この場合、基準回転速度検
出値ωrは下記の(10)式で求まる。
【0054】 ωr=ω1 ・・・(10)
【0055】本実施の形態の場合も、上記実施の形態
1、2と同様の効果を得ることができる。
【0056】実施の形態5.上記各実施の形態では、ト
ルク指令制御回路で第一のトルク指令値Tq*を入力し
フィルタコンデンサ電圧Efcの動きに合わせて制御さ
れた第二のトルク指令値Tq**を出力するものとした
が、電動機の制御によってはトルク指令値の代わりにト
ルク電流指令値や電動機電流指令値を用いてもよい。こ
れらの場合にも、トルクをトルク電流または電動機電流
と置き換えることで同様の構成で実現でき、同様の効果
が得られる。
【0057】実施の形態6.上記各実施の形態では、基
準回転速度検出値ωrは複数の電動機を駆動する場合に
はそれらの回転数の内の最大値としているが、最大値の
代わりに平均値を用いる場合にも同様に適用可能であ
り、同様の効果が得られる。なお、この発明のトルク指
令制御回路は、マイクロコンピュータやデジタルシグナ
ルプロセッサなどで実現されることを前提としているた
め、制御演算は所定の制御周期で実施されるいわゆるサ
ンプル値制御になる。
【0058】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、直流リアクト
ルとフィルタコンデンサを含み、整流出力を平滑して直
流電力を出力するフィルタ回路と、上記直流電力を入力
し、トルク指令に応じたトルクが電動機に発生するよう
に電力変換する電力変換器と、予め設定したフィルタコ
ンデンサ電圧の基準値とフィルタコンデンサ電圧の実際
値との偏差を比例積分補償してトルク絞り込み量を演算
するトルク絞り込み量演算手段と、第一のトルク指令値
と基準回転速度検出値と上記フィルタコンデンサ電圧の
基準値に基づいて予測回生電流を演算する予測回生電流
演算手段と、上記フィルタコンデンサ電圧の偏差に応じ
て制御情報を発生するヒステリシスコンパレータと、実
際の回生電流と上記予測回生電流から求まるフィルタコ
ンデンサ電流と上記フィルタコンデンサ電圧基準値と上
記基準回転速度検出値と上記ヒステリシスコンパレータ
からの制御情報とに基づいてトルク指令減少量を演算す
るトルク指令減少量演算手段と、上記トルク絞り込み量
演算手段からのトルク絞り込み量に制限をかけるリミッ
タとを備え、上記第一のトルク指令値から上記リミッタ
の出力を減算して第二のトルク指令値を得るので、ブレ
ーキ動作時に直流架線電圧が上昇してもフィルタコンデ
ンサ電圧を振動させずに安定に制御し、しかも回生負荷
の変動に対して応答よくトルク指令値を制御してフィル
タコンデンサ電圧の過電圧をなくすことで回生ブレーキ
を有効に活用できるという効果がある。
【0059】請求項2の発明によれば、直流リアクトル
とフィルタコンデンサを含み、整流出力を平滑して直流
電力を出力するフィルタ回路と、上記直流電力を入力
し、トルク指令に応じたトルクが電動機に発生するよう
に電力変換する電力変換器と、予め設定したフィルタコ
ンデンサ電圧の基準値とフィルタコンデンサ電圧の実際
値との偏差を比例積分補償してトルク絞り込み量を演算
するトルク絞り込み量演算手段と、上記フィルタコンデ
ンサ電圧とフィルタコンデンサ容量からフィルタコンデ
ンサ電流を演算するフィルタコンデンサ電流演算手段と
上記フィルタコンデンサ電圧の偏差に応じて制御情報を
発生するヒステリシスコンパレータと、上記フィルタコ
ンデンサ電流と上記フィルタコンデンサ電圧基準値と上
記基準回転速度検出値と上記ヒステリシスコンパレータ
からの制御情報とに基づいてトルク指令減少量を演算す
るトルク指令減少量演算手段と、上記トルク絞り込み量
演算手段からのトルク絞り込み量に制限をかけるリミッ
タとを備え、上記第一のトルク指令値から上記リミッタ
の出力を減算して第二のトルク指令値を得るので、ブレ
ーキ動作時に直流架線電圧が上昇してもフィルタコンデ
ンサ電圧を振動させずに安定に制御し、しかも回生負荷
の変動に対して応答よくトルク指令値を制御してフィル
タコンデンサ電圧の過電圧をなくすことで回生ブレーキ
を有効に活用でき、更に回生電流の検出が不要になると
いう効果がある。
【0060】請求項3の発明によれば、上記トルク絞り
込み量演算手段は積分器を含み、該積分器は上下限値制
限を有し、上記ヒステリシスコンパレータからの制御情
報の値が変化したときに、その出力をリセットされるの
で、トルク絞り込み量を確実に得ることが出来るという
効果がある。
【0061】請求項4の発明によれば、調整された第二
のトルク指令値を電動機制御手段を通して上記電力変換
器に出力させるトルク指令出力手段を備えたので、安定
した制御と、回生ブレーキの有効な活用化に寄与できる
という効果がある。
【0062】請求項5の発明によれば、上記トルク指令
値の代わりにトルク電流指令値または電動機電流指令値
を用いたので、装置の汎用化に寄与できるという効果あ
る。
【0063】請求項6の発明によれば、上記基準回転速
度検出値としてその最大値または平均値を用いたので、
トルク指令減少量を効率よく算出できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す構成図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるトルク指令
制御回路を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態2におけるトルク指令
制御回路を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態3を示す構成図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態4を示す構成図であ
る。
【図6】 従来の直流電気車の制御装置を示す構成図で
ある。
【図7】 図6におけるフィルタコンデンサ電圧と電動
機トルクの関係を説明するための図である。
【図8】 図6で用いられるトルク制限値演算回路の一
例を示す構成図である。
【符号の説明】
3 直流リアクトル、4 フィルタコンデンサ、5 電
力変換器、16 電動機制御回路、18 トルク指令発
生回路、20A、20B トルク指令制御回路、21
第一の減算器、22 予測回生電流演算器、23 第二
の減算器、24ヒステリシスコンパレータ、25 トル
ク指令減少量演算器、26 積分器、27 比例演算
器、28 加算器、29 リミッタ、30 第三の減算
器、31フィルタコンデンサ電流演算器、61〜64
電動機。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流リアクトルとフィルタコンデンサを
    含み、整流出力を平滑して直流電力を出力するフィルタ
    回路と、 上記直流電力を入力し、トルク指令に応じたトルクが電
    動機に発生するように電力変換する電力変換器と、 予め設定したフィルタコンデンサ電圧の基準値とフィル
    タコンデンサ電圧の実際値との偏差を比例積分補償して
    トルク絞り込み量を演算するトルク絞り込み量演算手段
    と、 第一のトルク指令値と基準回転速度検出値と上記フィル
    タコンデンサ電圧の基準値に基づいて予測回生電流を演
    算する予測回生電流演算手段と、 上記フィルタコンデンサ電圧の偏差に応じて制御情報を
    発生するヒステリシスコンパレータと、 実際の回生電流と上記予測回生電流から求まるフィルタ
    コンデンサ電流と上記フィルタコンデンサ電圧基準値と
    上記基準回転速度検出値と上記ヒステリシスコンパレー
    タからの制御情報とに基づいてトルク指令減少量を演算
    するトルク指令減少量演算手段と、 上記トルク絞り込み量演算手段からのトルク絞り込み量
    に制限をかけるリミッタとを備え、上記第一のトルク指
    令値から上記リミッタの出力を減算して第二のトルク指
    令値を得るようにしたことを特徴とする直流電気車の制
    御装置。
  2. 【請求項2】 直流リアクトルとフィルタコンデンサを
    含み、整流出力を平滑して直流電力を出力するフィルタ
    回路と、 上記直流電力を入力し、トルク指令に応じたトルクが電
    動機に発生するように電力変換する電力変換器と、 予め設定したフィルタコンデンサ電圧の基準値とフィル
    タコンデンサ電圧の実際値との偏差を比例積分補償して
    トルク絞り込み量を演算するトルク絞り込み量演算手段
    と、 上記フィルタコンデンサ電圧とフィルタコンデンサ容量
    からフィルタコンデンサ電流を演算するフィルタコンデ
    ンサ電流演算手段と上記フィルタコンデンサ電圧の偏差
    に応じて制御情報を発生するヒステリシスコンパレータ
    と、 上記フィルタコンデンサ電流と上記フィルタコンデンサ
    電圧基準値と上記基準回転速度検出値と上記ヒステリシ
    スコンパレータからの制御情報とに基づいてトルク指令
    減少量を演算するトルク指令減少量演算手段と、 上記トルク絞り込み量演算手段からのトルク絞り込み量
    に制限をかけるリミッタとを備え、上記第一のトルク指
    令値から上記リミッタの出力を減算して第二のトルク指
    令値を得るようにしたことを特徴とする直流電気車の制
    御装置。
  3. 【請求項3】 上記トルク絞り込み量演算手段は積分器
    を含み、該積分器は上下限値制限を有し、上記ヒステリ
    シスコンパレータからの制御情報の値が変化したとき
    に、その出力をリセットされることを特徴ことを特徴と
    する請求項1または2記載の直流電気車の制御装置。
  4. 【請求項4】 調整された第二のトルク指令値を電動機
    制御手段を通して上記電力変換器に出力させるトルク指
    令出力手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の直流電気車の制御装置。
  5. 【請求項5】 上記トルク指令値の代わりにトルク電流
    指令値または電動機電流指令値を用いたことを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の直流電気車の制御装
    置。
  6. 【請求項6】 上記基準回転速度検出値としてその最大
    値または平均値を用いたことを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかに記載の直流電気車の制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011010506A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Mitsubishi Electric Corp 電気車の電力変換装置
JP2011109914A (ja) * 2011-03-09 2011-06-02 Mitsubishi Electric Corp 直流電源装置
US9014962B2 (en) 2012-01-12 2015-04-21 Mitsubishi Electric Corporation Electric-vehicle control device
WO2018077019A1 (zh) * 2016-10-28 2018-05-03 广东美的制冷设备有限公司 电容小型化电机驱动系统及其的防过压控制方法、装置
CN110971149A (zh) * 2018-09-29 2020-04-07 广东威灵电机制造有限公司 用于电机减速的控制方法、控制装置及驱动电路

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