JP2001169249A - Av同期再生方法及びその装置並びに情報記録媒体 - Google Patents

Av同期再生方法及びその装置並びに情報記録媒体

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JP2001169249A JP34990499A JP34990499A JP2001169249A JP 2001169249 A JP2001169249 A JP 2001169249A JP 34990499 A JP34990499 A JP 34990499A JP 34990499 A JP34990499 A JP 34990499A JP 2001169249 A JP2001169249 A JP 2001169249A
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    • H04N21/2368Multiplexing of audio and video streams

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声及び映像のデータの時刻情報監視を不要
にし、処理規模及び回路規模を削減し、かつ、映像及び
音声のデータの同期ずれを直ちに補正して、高品質のオ
ーディオ・ビデオ出力を可能にする。 【解決手段】 分離回路2で入力圧縮データから映像情
報及び音声情報を分離し、さらに、音声タイムスタンプ
分離回路6及び映像タイムスタンプ分離回路3が、それ
ぞれ音声データ及び映像データ並びにそれぞれの時刻情
報を分離する。再生制御回路9が、分離された映像デー
タの前後の映像データの時刻差から映像データの表示時
間を算出し、この表示時間に対応する再生音声データ量
を求め、かつ、この再生音声データ量分による音声再生
を開始し、一回分の映像データを映像表示する。次に、
再生音声データ量の最終を認識し、この認識後に前記映
像データの表示時間の処理を、圧縮データの入力終了ま
で繰り返す制御を行って同期を確立する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVD−RAMや
CD−ROMの情報記録媒体から映像データ及び音声デ
ータを再生する際に、映像データの切り替えを音声デー
タの一回分の再生時間のタイミングで行って音声データ
及び映像データの同期確立を図るAV同期再生方法及び
その装置並びに情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像(ビデオ、適宜、Vと略称す
る)データ及び音声(オーディオ、適宜、Aと略称す
る)データを再生する装置(適宜、AV再生装置と略称
する)において、例えば、DVD−RAMやCD−RO
Mの情報記録媒体から連続的に映像データ及び音声デー
タを再生する方式として、MPEG(Moving Picture Ex
pert Group/ISO11172準拠)が採用されてい
る。このMPEG方式の規格では、映像データ及び音声
データにそれぞれ33ビット/90kHzで示す時刻情
報(PST:Presentation Time Stamps/ISO111
72−1、適宜、タイムスタンプと記載し、又は、PS
Tと略称する)が付加されている。この時刻情報を監視
して、その映像データ及び音声データを再生時の同期確
立が図られている。
【0003】このように、従来のAV同期再生装置で
は、常に映像データ及び音声データのそれぞれの時刻情
報を監視してAV同期を確立している。例えば、特開平
11−164256号の「オーディオ・ビデオデータ同
期再生装置及び方法」では、映像データ及び音声データ
の処理を個別的に行い、基準となる処理時間が異なるデ
ータ上で正確な映像データ及び音声データの同期確立を
可能にしている。
【0004】図6は従来のAV同期再生装置の一例を示
すブロック図である。図6において、このAV同期再生
装置は、DVD−RAMやCD−ROMのドライブなど
のファイル装置41とともに、このファイル装置41か
らの映像データ及び音声データなどを分離するAV分離
部42及び、ここで分離した映像データを処理する映像
処理部43を有している。さらに、このAV同期再生装
置は、映像処理部43からの映像データを表示する映像
表示装置44と、映像データ及び音声データの同期再生
制御を行うAV同期制御部45と、AV分離部42で分
離した音声データを処理する音声処理部46及び、この
音声処理部46で処理した音声データを再生する音声再
生装置47を有している。
【0005】このAV同期再生装置における、AV同期
動作は、AV同期制御部45の音声時刻情報(PST)
算出部45aが、音声データの処理量に基づいて、音声
時刻情報(PST)相当量を算出する。この音声時刻情
報相当量と映像データに付加されている映像時刻情報と
を時刻情報(PST)比較部45bで比較する。この比
較結果に応じて、映像スキップ制御45c及び映像リピ
ート制御45dが映像表示を制御して音声データ再生と
の同期をとっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例で
は、特に、AV同期を確立するために時刻情報(PS
T)比較部、映像スキップ制御部及び映像リピート制御
部を設けており、ここでの音声時刻情報相当量と映像時
刻情報との比較結果に応じて、映像表示を制御して音声
データ再生との同期を確立している。したがって、回路
規模及び処理規模が大きくなるという欠点がある。
【0007】さらに、AV同期の確立基準を連続した音
声再生時刻としている。すなわち、音声データは連続し
て送られてくると仮定しているため、再生音声データが
抜け落ちた場合、その抜け落ちた分の音声データだけ、
音声時間が短くなってしまう。すなわち、音声データが
抜け落ちた場合、同期がずれることによって映像データ
及び音声データの同期が確立できなくなることが考えら
れる。
【0008】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、音声データ及び映像データ
における時刻情報(PST)の監視が不要になり、か
つ、映像データを短い時間中に切り替えて表示すること
によって映像データを保存する記憶容量を少なくして、
その処理規模及び回路規模が削減できるAV同期再生方
法及びその装置並びに情報記録媒体の提供を目的とす
る。
【0009】さらに、本発明は、映像表示を行う際に音
声データ及び映像データの時刻情報を毎回比較して、映
像データ及び音声データの同期ずれが直ちに補正できる
ようになり、結果的に映像データ及び音声データの同期
ずれのない高品質のオーディオ・ビデオ出力が可能にな
るAV同期再生方法及びその装置並びに情報記録媒体の
提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明のAV同期再生方法は、時刻情報をそれぞれ
格納した映像情報及び音声情報を連続的に形成した圧縮
データから、映像データ及び音声データを再生する際に
同期確立を図るAV同期再生方法において、入力される
圧縮データから映像情報及び音声情報を分離するステッ
プと、この分離された音声情報及び映像情報から音声デ
ータ及び映像データを分離し、かつ、音声データ及び映
像データのそれぞれの時刻情報を抽出するステップと、
前記分離された映像データにおける前後の映像データの
時刻情報から時刻差を算出し、かつ、この時刻差から映
像データの表示時間を算出し、この表示時間に対応する
再生音声データ量を求めるステップと、この再生音声デ
ータ量分における音声再生及び再生音声データ量分に対
応する一回分の映像データを映像表示するステップと、
再生音声データ量の最終を認識するステップとを有し、
前記した映像情報及び音声情報を分離するステップから
再生音声データ量の最終を認識するまでのステップを圧
縮データの入力終了まで繰り返している。
【0011】本発明のAV同期再生装置は、時刻情報を
それぞれ格納した映像情報及び音声情報を連続的に形成
した圧縮データから、映像データ及び音声データを再生
する際に同期確立を図るAV同期再生装置にあって、音
声データの1回分の再生時間を映像データの画面表示時
間に対応させる処理を、圧縮データの入力から終了まで
繰り返す再生同期手段を備える構成としてある。
【0012】前記再生同期手段として、入力圧縮データ
から映像情報及び音声情報を分離する第1分離手段と、
第1分離手段で分離された音声情報及び映像情報から音
声データ及び映像データを分離し、かつ、音声データ及
び映像データのそれぞれの時刻情報を分離する第2分離
手段と、第2分離手段からの音声データ及び映像データ
を伸長して出力する音声及び映像データ再生手段と、第
2分離手段で分離された映像データの前後の映像データ
の時刻情報から時刻差を算出し、かつ、この時刻差から
映像データの表示時間を求めるとともに、この表示時間
に対応する再生音声データ量を算出し、この再生音声デ
ータ量分における音声再生を開始し、かつ、再生音声デ
ータ量分に対応する一回分の映像データを映像表示する
とともに、再生音声データ量の最終を認識し、この映像
情報及び音声情報の分離から最終の認識までの処理を、
圧縮データの入力終了まで繰り返す制御を行う再生制御
手段とを備える構成としてある。
【0013】前記音声及び映像データ再生手段として、
入力される圧縮データを一時的に記憶する圧縮データバ
ッファと、圧縮データバッファからの圧縮データを伸長
した映像データに生成して出力する映像デコード回路
と、映像デコード回路からの伸長した映像データを一時
的に記憶し、再生制御手段からの映像再生開始信号に基
づいて出力する復元データバッファと、復元データバッ
ファからの映像データをアナログ信号に変換して出力す
るD/A変換回路とを備える構成としてある。
【0014】前記音声及び映像データ再生手段として、
入力される圧縮データを一時的に記憶する圧縮データバ
ッファと、圧縮データバッファからの圧縮データを伸長
した音声データに生成して出力する音声デコード回路
と、音声デコード回路からの伸長した音声データを一時
的に記憶し、再生制御手段からの音声再生開始信号に基
づいて出力し、かつ、再生する音声データの終了を示す
音声再生終了信号を再生制御手段に出力する復元データ
バッファと、復元データバッファからの音声データをア
ナログ信号に変換して出力するD/A変換回路とを備え
る構成としてある。
【0015】前記少なくとも時刻情報を格納した映像情
報及び音声情報からなる圧縮データを、情報記録媒体か
ら再生したMPEG方式による圧縮データとする構成と
してある。
【0016】前記再生制御手段が、音声及び映像データ
再生手段から音声データ及び映像データをそれぞれに伸
長して出力する際に、音声データ及び映像のデータのそ
れぞれの再生開始時刻を整合させる制御を行う構成とし
てある。
【0017】前記再生制御手段が、第2分離手段で分離
した音声データ及び映像データのそれぞれの時刻情報の
ずれを判定し、この判定で時刻差が大きく、音声出力及
び映像表示の再生ができない場合に、映像データ及び音
声データの時刻差が実質的に一致するまで圧縮データを
取り込む制御を行う構成としてある。
【0018】前記時刻情報のずれを判定した際に、同期
ずれによる時刻差が大きく、音声出力及び映像表示の再
生ができない場合に、映像データ及び/又は音声データ
が異常であるとして、再生制御手段が同期再生の制御を
停止する構成としてある。
【0019】前記第2分離手段で分離された映像データ
の前後の映像データの時刻差から、映像データの表示時
間を算出して再生音声データ量を求める際に、表示時間
を、音声データの再生周波数で除算して得る構成として
ある。
【0020】本発明の情報記録媒体は、入力された圧縮
データから映像情報及び音声情報を分離し、この分離さ
れた音声情報及び映像情報から音声データ及び映像デー
タを分離するとともに、これら音声データ及び映像デー
タのそれぞれの時刻情報を抽出し、分離された映像デー
タの前後の映像データの時刻情報から時刻差を算出する
とともに、この時刻差から映像データの表示時間を算出
して、この表示時間に対応する再生音声データ量を求
め、この再生音声データ量分における音声再生及び再生
音声データ量分に対応する一回分の映像データを映像表
示して、再生音声データ量の最終を認識し、かつ、前記
した映像情報及び音声情報の分離から再生音声データ量
の最終の認識するまでの処理を、圧縮データの入力終了
まで繰り返す制御をコンピュータが実行するためのプロ
グラムを格納している。
【0021】前記記載の情報記録媒体において、音声デ
ータ及び映像データをそれぞれ伸長して出力する際に、
音声データ及び映像のデータのそれぞれの再生開始時刻
を整合させるとともに、分離した音声データ及び映像デ
ータのそれぞれの時刻情報のずれを判定し、この判定で
時刻差が大きく、音声出力及び映像表示の再生ができな
い場合に、映像データ及び音声データの時刻差が実質的
に一致するまで圧縮データを取り込み、かつ、前記時刻
情報のずれを判定した際に、時刻差が大きく、音声出力
及び映像表示の再生ができない場合に、映像データ及び
/又は音声データが異常であるとして、同期再生を停止
する制御をコンピュータが実行するためのプログラムを
格納している。
【0022】前記記載の情報記録媒体において、前記分
離した映像データの前後の映像データの時刻差から映像
データの表示時間を算出して再生音声データ量を求める
際に、表示時間を、音声データの再生周波数で除算して
得る制御をコンピュータが実行するためのプログラムを
格納している。
【0023】このような本発明のAV同期再生方法及び
その装置は、音声データの再生終了によって映像データ
を切り替えている。この結果、慣用的な従来の構成のよ
うな音声データ及び映像データにおける時刻情報(PS
T)の監視が不要になる。さらに、映像データを短時間
中に切り替えて映像表示しており、映像データを保存す
るバッファなどの記憶容量が少なくなる。したがって、
その処理規模及び回路規模が削減できるようになる。
【0024】また、本発明は、映像表示を行う際に音声
データ及び映像データの時刻情報を毎回比較(前記した
再生音声データ量の最終を認識し、この認識で映像デー
タの表示時間の算出からの処理を圧縮データの入力終了
まで繰り返す)している。したがって、映像データ及び
音声データの同期ずれを直ちに補正できるようになり、
結果的に映像データ及び音声データの同期ずれのない高
品質のオーディオ・ビデオ出力が可能になる。
【0025】本発明の情報記録媒体は、小型汎用コンピ
ュータやサーバが本発明を実施するためのプログラムを
外部記憶媒体に格納して提供している。
【0026】この結果、本発明の実施が容易になるとと
もに、以後のバージョンアッブなどにも容易に対応可能
になる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明のAV同期再生方法
及びその装置並びに情報記録媒体の実施の形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1は本発明のAV同期再生
方法及びその装置並びに情報記録媒体の第1実施形態に
おける構成を示すブロック図である。
【0028】図1を参照すると、このAV同期再生装置
は、DVD−RAMやCD−ROMの情報記録媒体から
再生したMPEG方式などの圧縮データ(映像情報、音
声情報及び時刻情報等)を取り込む入力回路1と、この
入力回路1からの圧縮データを映像情報と音声情報とに
分離して出力する第1分離手段としての分離(DEMU
X)回路2とを有している。
【0029】このAV同期再生装置は、分離回路2から
の映像情報を映像タイムスタンプと映像データとに分離
して出力する第2分離手段としての映像タイムスタンプ
(時刻情報)分離回路3と、分離回路2からの音声情報
を音声タイムスタンプと音声データとに分離して出力す
る第2分離手段としての音声タイムスタンプ(時刻情
報)分離回路6を有している。
【0030】また、このAV同期再生装置は、映像タイ
ムスタンプ分離回路3からの圧縮した映像データを伸長
(復元)して出力する映像データ再生手段としての映像
再生回路4と、この映像再生回路4からの映像データを
画面表示するモニタ装置5とを有し、さらに、音声タイ
ムスタンプ分離回路6からの圧縮した音声データを伸長
(復元)して出力する音声データ再生手段としての音声
再生回路7と、この音声再生回路7からの音声データを
音声出力するスピーカ8とを有している。
【0031】また、このAV同期再生装置には、映像タ
イムスタンプ分離回路3からの映像タイムスタンプ、及
び、音声タイムスタンプ分離回路6からの映像タイムス
タンプが入力され、かつ、音声再生回路7から再生する
音声データの終了を通知する音声再生終了信号が入力さ
れる再生制御手段としての再生制御回路9が設けられて
いる。
【0032】図2は映像再生回路4の内部構成を示すブ
ロック図である。図2において、この映像再生回路4
は、入力される圧縮データを一時的に記憶する圧縮デー
タバッファ10と、この圧縮データバッファ10からの
圧縮データを伸長(復元)した映像データに生成して出
力する映像デコード回路11とを有している。また、こ
の映像再生回路4は、映像デコード回路11からの伸長
(復元)した映像データを一時的に記憶し、かつ、映像
データを再生制御回路9からの映像再生開始信号に基づ
いて出力する復元データバッファ12と、この復元デー
タバッファ12からの映像データをアナログ信号に変換
してモニタ装置5に出力するD/A変換回路13と有し
ている。
【0033】図3は音声再生回路7の内部構成を示すブ
ロック図である。図3において、この音声再生回路7
は、入力される圧縮データを一時的に記憶する圧縮デー
タバッファ14と、この圧縮データバッファ14からの
圧縮データを伸長(復元)した音声データに生成して出
力する音声デコード回路15とを有している。また、音
声デコード回路15からの伸長(復元)した音声データ
を一時的に記憶し、かつ、音声データを再生制御回路9
からの音声再生開始信号に基づいて出力するとともに、
再生する音声データが終了したことを示す音声再生終了
信号を、再生制御回路9に出力する復元データバッファ
16を備えている。また、この音声再生回路7は、復元
データバッファ16からの音声データをアナログ信号に
変換してスピーカ8に出力するD/A変換回路17を備
えている。
【0034】以下、本発明の第1実施形態の動作につい
て説明する。ここでは、音声データの1回分の再生時間
を映像データの画面表示時間に対応させ、映像データの
切り替えを音声データの一回分の再生時間のタイミング
で行う。すなわち、音声データの再生を映像表示タイミ
ング処理と兼用して、音声データ及び映像データの同期
確立を図っている。この場合、欠陥のある音声データの
1回分の再生時間を映像データの画面表示時間に対応さ
せると、音声データの全部が再生されないことがある。
しかし、毎回タイムスタンプを取っており、同期が取れ
ているため、特に問題とならない。
【0035】図1において、入力回路1がDVD−RA
MやCD−ROMの情報記録媒体から再生したMPEG
方式などの圧縮データ(映像情報、音声情報及び時刻情
報等)を取り込み、この圧縮データが分離回路2に入力
される。分離回路2は圧縮データを映像情報及び音声情
報に分離する。この分離された音声情報が音声タイムス
タンプ分離回路6に入力され、ここで分離回路2からの
音声情報を音声タイムスタンプと音声データとに分離し
て出力される。
【0036】また、分離回路2で分離された映像情報が
映像タイムスタンプ分離回路3に入力され、ここで分離
回路2からの映像情報を映像タイムスタンプと映像デー
タとに分離して出力する。この映像タイムスタンプによ
って映像データの再生時刻が判明するものであり、圧縮
データは連続的に入力されるため、それぞれの映像デー
タの時刻が得られる。この得られた映像データの時刻か
ら一つ前の映像データの時刻を差し引くと、その映像デ
ータの表示時間が算出される。この映像の表示時間か
ら、この映像の表示時間に対応する音声再生データ量を
次式(1)で求める。
【0037】 映像表示時間(viT)=音声再生時間(voT) =音声再生周波数(voF)×音声再生データ量(voD)…(1) また、音声再生周波数(voF)は、圧縮データに対し
て一定であることから、あとで説明するように、時間
(viT/voT)を、音声データの再生周波数(vo
F)で除算することによって、再生する音声データ量
(voD)が求められる。
【0038】映像タイムスタンプ分離回路3及び音声タ
イムスタンプ分離回路6からの、最初の映像データの映
像表示と音声データの再生出力とは、その時刻を再生制
御回路9の制御で整合させる。この時刻が整合した映像
データが映像タイムスタンプ分離回路3から映像再生回
路4に入力される。また、時刻が整合した音声データが
音声タイムスタンプ分離回路7から音声再生回路6に入
力される。この場合、映像表示時間に合致した音声デー
タを再生制御回路9の制御で音声タイムスタンプ分離回
路6から音声再生回路7に出力する。
【0039】次に、音声データの再生が終了し、この音
声データの再生終了を示す音声再生終了信号を再生制御
回路9が音声再生回路7から取り込む。この取り込みに
よって、再生制御回路9が、映像タイムスタンプ分離回
路3及び音声タイムスタンプ分離回路6を制御して、前
記したように次の映像データと今回の映像データとの映
像表示時間に整合した音声データを音声再生回路7に出
力する制御を行い、かつ、映像データを映像表示回路に
出力する制御を行う。
【0040】このとき、再生制御回路9が、映像タイム
スタンプ分離回路3からの映像タイムスタンプ及び音声
タイムスタンプ分離回路6からの音声タイムスタンプを
比較する。この二つのタイムスタンプの時刻差が大きい
場合、映像データ及び/又は音声データが異常(エラー
発生)であると再生制御回路9が認識する。この認識に
よって、再生制御回路9が一定時間、映像タイムスタン
プと音声タイムスタンプとの取り込み及び比較を繰り返
す。この一定時間における比較で、二つのタイムスタン
プの時刻差が小さくならない場合、再生制御回路9が、
映像タイムスタンプ分離回路3及び映像再生回路4を制
御して映像データの出力を停止する制御を行う。
【0041】このタイムスタンプの時刻差が大きい場合
とは、映像データ及び音声データの同期ずれによって、
結果的に高品質のオーディオ・ビデオ出力が得られない
場合である。
【0042】同様に、再生制御回路9が、音声タイムス
タンプ分離回路6及び音声再生回路7を制御して音声デ
ータの出力を停止する制御を行う。この後、再生制御回
路9が前記したように映像タイムスタンプ分離回路3及
び音声タイムスタンプ分離回路6からの映像データの映
像表示と音声データとの再生出力との時刻を整合させ動
作から繰り返す。このような動作の繰り返しによって音
声データと映像データとの同期を確立する。
【0043】次に、この動作を図2及び図3を参照して
詳細に説明する。図1から図3において、入力回路1か
ら映像タイムスタンプ分離回路3及び音声タイムスタン
プ分離回路6までの動作は、前記した図1のみを参照し
た説明と同様である。映像タイムスタンプ分離回路3か
らの映像データが図2に示す映像再生回路4に入力され
る。
【0044】この図2に示す映像再生回路4では、圧縮
データバッファ10が、入力される圧縮データを一時的
に記憶し、圧縮データバッファ10からの圧縮データを
映像デコード回路11が伸長(復元)した映像データに
生成して出力する。この映像デコード回路11からの伸
長(復元)した映像データを、復元データバッファ12
が一時的に記憶し、かつ、映像データを再生制御回路9
からの映像再生開始の信号の入力によって出力する。な
お、映像デコード回路11は、映像データを、再生制御
回路9からの映像再生開始の信号の入力によって出力す
るようにしても良い。
【0045】音声タイムスタンプ分離回路6からの音声
データが、図3に示す音声再生回路7に入力される。こ
の図3に示す音声再生回路7は、入力される圧縮データ
を圧縮データバッファ14が一時的に記憶する。この圧
縮データバッファ14からの圧縮データを音声デコード
回路15が伸長(復元)した音声データに生成して出力
する。この音声デコード回路15からの伸長(復元)し
た音声データを一時的に復元データバッファ16が記憶
し、かつ、音声データを再生制御回路9からの音声再生
開始を示す信号に基づいて出力するとともに、音声デー
タが終了したことを示す音声再生終了信号を再生制御回
路9に出力する。なお、音声デコード回路15は、音声
データを再生制御回路9からの音声再生開始を示す信号
に基づいて出力し、かつ音声再生終了信号を再生制御回
路9に出力するようにしても良い。
【0046】また、映像タイムスタンプ分離回路3で分
離した映像タイムスタンプ及び音声タイムスタンプ分離
回路6からの音声タイムスタンプが再生制御回路9に出
力される。再生制御回路9では、まず、取り込んだ映像
タイムスタンプと音声タイムスタンプとを比較し、大き
な時刻差がないかを調べる。大きくずれている場合(大
きな時刻差を有している場合)、再生制御回路9が、そ
の映像タイムスタンプと音声タイムスタンプの時刻差が
小さくなるまで一定時間、映像タイムスタンプと音声タ
イムスタンプの取り込み及び比較を繰り返す。
【0047】映像タイムスタンプと音声タイムスタンプ
との比較に大きな時刻差がない場合や、映像タイムスタ
ンプと音声タイムスタンプの一定時間の取り込みによっ
て大きな時刻差が発生しなくなったことを再生制御回路
9が認識できた場合は、今回、映像表示する映像タイム
スタンプと次に映像表示する映像タイムスタンプとの時
刻差を算出し、その映像データの表示時間を得る。
【0048】次に、前記した(数1)の「映像表示時間
(viT)=音声再生時間(voT)=音声再生周波数
(voF)×音声再生データ量(voD)」から得られ
た時間(viT/voT)を、音声データの再生周波数
(voF)で除算して音声再生データ量(voD)を算
出する。この算出した音声再生データ量分(voD)
を、音声再生開始の信号として音声再生回路7に出力す
る。
【0049】音声再生回路7では、音声再生開始の信号
を入力した復元データバッファ16が、一次的に保持し
ている音声デコード回路15からの伸長した音声データ
を出力して、その再生開始を行う。これと同時に、再生
制御信号回路9は、映像再生開始信号を映像再生回路4
に出力する。映像再生回路4では、映像再生開始信号を
復元データバッファ12に送出する制御を行って、ここ
からの1回分の映像データをモニタ装置5で出力して映
像表示を行う。
【0050】音声再生回路7では、復元データバッファ
16が、再生するための音声データが終了した時点で再
生制御回路9に音声データの終了を音声再生終了信号に
よって通知する。この動作を入力回路1への圧縮データ
の入力終了まで繰り返す。
【0051】このような第1実施形態の動作では、音声
データの再生終了によって映像データを切り替えてい
る。この結果、慣用的な構成のような音声データ出及び
映像データの時刻情報(PST)の監視が不要になる。
さらに、映像データを短時間中に切り替えて映像表示し
ており、映像データを保存する復元データバッファ12
の記憶容量が少なくなる。したがって、その処理規模及
び回路規模が削減できるようになる。
【0052】また、映像表示を行う際に音声データ及び
映像データのタイムシタンプ(時刻情報)を毎回比較し
ており、映像データ及び音声データの同期ずれを直ちに
補正できるようになる。これによって、結果的に映像デ
ータ及び音声データの同期ずれのない高品質のオーディ
オ・ビデオ出力が可能になる。
【0053】次に、本発明の第2実施形態について図面
を参照して詳細に説明する。この第2実施形態は、図1
から図3の処理を小型汎用コンピュータで実行するもの
である。すなわち、音声データと映像データとの同期確
立動作を、映像データの切り替えが音声データの一回分
の再生時間のタイミングで行われて、その音声データ及
び映像データの同期確立を図っている。
【0054】図4は、第2実施形態の構成を示すブロッ
ク図である。図4を参照すると、この構成は、小型汎用
コンピュータの基本的な構成である。ROM,RAM及
びCPUなどで構成される制御部18、ハードディスク
(HDを情報記録媒体とするファイル装置19、メモリ
20、サウンド回路21及び表示回路25を有してい
る。サウンド回路21は、サウンドデータを一時的に保
存するバッファ22及びD/A変換回路23で構成さ
れ、また、D/A変換回路23にスピーカ24が接続さ
れている。
【0055】表示回路25にはモニタ装置26が接続さ
れている。さらに、フロッピーディスク(FD)、コン
パクトディスク(CD)−ROM又は光磁気ディスク
(MO)の記録情報を再生するドライブ30を有し、こ
れらの、制御部18からメモリ20、サウンド回路2
1、表示回路25、入力操作部27及びドライブ30ま
でがデータ/制御バスライン28に接続されている。
【0056】次に、第2実施形態の動作について説明す
る。図5は第2実施形態の動作の処理手順を示すフロー
チャートである。図4及び図5を参照して、圧縮データ
の再生動作及び音声データと映像データの同期確立動作
について説明する。ドライブ30からの記録情報が制御
部18の制御でファイル装置19にダウンロードされ
て、このファイル装置19から圧縮データがメモリ20
に記憶される(ステップS1) 。制御部18の制御でメ
モリ20に記憶している圧縮データを映像情報及び音声
情報に分離する(ステップS2) 。
【0057】この分離された音声情報が、さらに音声タ
イムスタンプと音声データとに分離され、さらに、映像
情報が映像タイムスタンプと映像データとに分離される
(ステップS3) 。次に、音声タイムスタンプと映像タ
イムスタンプの時刻差を調べる(ステップS4) 。この
調べで音声タイムスタンプと映像タイムスタンプの時刻
差が大きくない場合は(ステップS5:Yes)、圧縮
されている音声データ及び映像データを伸長(復元)し
てメモリ20に記憶する(ステップS6) 。
【0058】ステップS5で時刻差が大きい場合は、一
定時間、音声タイムスタンプと映像タイムスタンプの取
り込みを行う(ステップS7) 。さらに、音声タイムス
タンプと映像タイムスタンプとの時刻差を判断し、時刻
差が小さい場合(ステップS8:Yes)、ステップS
6に進む。時刻差が大きい場合は(ステップS8:N
o)、この時刻差が大きいことをモニタ装置26で画面
表示する(ステップS9) 。次に、制御部18が制御動
作を中止してステップ2の取り込みから再度実行する
(ステップS10)
【0059】そして、制御部18は、今回映像表示する
映像タイムスタンプと次に映像表示する映像タイムスタ
ンプの時刻差を算出し、その映像データの表示時間を得
る。すなわち、映像タイムスタンプから一回で映像表示
する映像データ当りの表示時間を計算する(ステップS
11) 。次に、制御部18の制御でメモリ20に記憶し
ている伸長した映像データを読み出して表示回路25に
転送し、このモニタ装置26で画面表示する(ステップ
S12) 。
【0060】次に、制御部18は、計算した1回分の映
像データに対応する時間分の音声データを、サウンド回
路21のバッファ22に転送する(ステップS13) 。
サウンド回路21ではバッファ22に一時的に格納して
いる音声データをD/A変換回路23に出力し、ここで
アナログ信号に変換してスピーカ24から音声出力する
(ステップS14) 。サウンド回路21は、バッファ2
2で格納している音声データが終了した際に、この音声
データの終了を示す音声再生終了信号を、データ/制御
バスライン27を通じて制御部18に通知する(ステッ
プS15) 。
【0061】通知を取り込んだ制御部18は、メモリ2
0に記憶している伸長した映像データを読み出して表示
回路25に転送し、このモニタ装置26で画面表示する
(ステップS16) 。また、メモリ20に記憶している
伸長した音声データを読み出してサウンド回路21に転
送し、スピーカ24から音声出力する(ステップS1
7) 。入力回路1への圧縮データ(映像情報、音声情報
及び時刻情報等)の入力が終了したかを制御部18が判
断し(ステップS18) 、未終了の場合(ステップS1
8:No) 、ステップS2に戻って以降の処理を繰り返
す。また、終了の場合(ステップS18:Yes) 、制
御部18の制御動作を停止して終了となる。このように
CPUで18は、音声データを再生している間にも、音
声データと映像データの分離を行い、圧縮データから伸
長する処理を繰り返している。
【0062】このように第2実施形態では、小型汎用コ
ンピュータにおいて、特別な回路を追加しないで、すな
わち、ソフトウェアによって、本発明を実施(映像デー
タの切り替えを音声データの一回分の再生時間のタイミ
ングで行って音声データ及び映像データの同期を確立)
できるようになる。
【0063】この第2実施形態は、小型汎用コンピュー
タにおいて、映像データの切り替えを音声データの一回
分の再生時間のタイミングで行って音声データ及び映像
データの同期を確立している。この場合の制御プログラ
ムは、制御部18のROMに、ブロートプログラムや他
のプログラムとともに実装されている場合が多いが、フ
ァイル装置19のハードディスク(HDなどにインスト
ールによって実装される場合も多い。
【0064】このインストールは、ドライブ30がフロ
ッピーディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)
−ROM又は光磁気ディスク(MO)のプログラムを読
み出して実行する。このFD,CD−ROM,MOが請
求項における情報記録媒体であり、市販流通する汎用ソ
フトウェアパッケージとして取り扱われる。
【0065】また、第2実施形態は、小型汎用コンピュ
ータ単体をもって説明したが、ネットワーク構成にも対
応できる。例えば、クライアント/サーバシステムとし
て構築された場合にも本発明の実施が可能である。この
クライアント/サーバシステムでは、遠隔手続き呼び出
し(RPC)プログラムが、フロッピーディスク(F
D)、コンパクトディスク(CD)−ROM又は光磁気
ディスク(MO)などに格納してサーバに提供される。
【0066】また、TCP/IP網(例えば、インター
ネット)などによるCGI(CommonGateway Interface)
を通じて本発明を実行するプログラムをダウンロードす
ることも出来る。このようなダウンロードによるインス
トールも市販流通する汎用ソフトウェアパッケージと同
様であり、本発明に含まれる。
【0067】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のAV同期再生方法及びその装置によれば、音声データ
の再生終了によって映像データを切り替えている。
【0068】この結果、音声データ及び映像データにお
ける時刻情報(PST)の監視が不要になり、さらに、
映像データを短時間中に切り替えて映像表示しており、
映像データを保存するバッファなどの記憶容量が少なく
なる。したがって、その処理規模及び回路規模が削減で
きるという効果を奏する。
【0069】また、本発明によれば、映像表示を行う際
に音声データ及び映像データの時刻情報を毎回比較して
いる。
【0070】したがって、映像データ及び音声データの
同期ずれを直ちに補正できるようになり、結果的に映像
データ及び音声データの同期ずれのない高品質のオーデ
ィオ・ビデオ出力が可能になるという効果を奏する。
【0071】本発明の情報記録媒体によれば、小型汎用
コンピュータやサーバが本発明を実施するためのプログ
ラムを外部記憶媒体に格納して提供している。
【0072】この結果、本発明の実施が容易になるとと
もに、以後のバージョンアッブなどにも容易に対応可能
になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のAV同期再生方法及びその装置並びに
情報記録媒体の実施形態における構成を示すブロック図
である。
【図2】図1中の映像再生回路の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1中の音声再生回路の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】第2実施形態の構成を示すブロック図である。
【図5】第2実施形態の動作の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図6】従来のAV同期再生装置の一例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 入力回路 2 分離(DEMUX)回路 3 映像タイムスタンプ(時刻情報)分離回路 4 映像再生回路 6 音声タイムスタンプ(時刻情報)分離回路 7 音声再生回路 9 再生制御回路 10,14 圧縮データバッファ 11 映像デコード回路 12 復元データバッファ 15 音声デコード回路 18 制御部 19 ファイル装置 21 サウンド回路 24 スピーカ 25 表示回路 26 モニタ装置 30 ドライブ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻情報をそれぞれ格納した映像情報及
    び音声情報を連続的に形成した圧縮データから、映像デ
    ータ及び音声データを再生する際に同期確立を図るAV
    同期再生方法において、 入力される圧縮データから映像情報及び音声情報を分離
    するステップと、 この分離された音声情報及び映像情報から音声データ及
    び映像データを分離し、かつ、音声データ及び映像デー
    タのそれぞれの時刻情報を抽出するステップと、 前記分離された映像データにおける前後の映像データの
    時刻情報から時刻差を算出し、かつ、この時刻差から映
    像データの表示時間を算出し、この表示時間に対応する
    再生音声データ量を求めるステップと、 この再生音声データ量分における音声再生及び再生音声
    データ量分に対応する一回分の映像データを映像表示す
    るステップと、 再生音声データ量の最終を認識するステップとを有し、 前記した映像情報及び音声情報を分離するステップから
    再生音声データ量の最終を認識するまでのステップを圧
    縮データの入力終了まで繰り返すことを特徴とするAV
    同期再生方法。
  2. 【請求項2】 時刻情報をそれぞれ格納した映像情報及
    び音声情報を連続的に形成した圧縮データから、映像デ
    ータ及び音声データを再生する際に同期確立を図るAV
    同期再生装置にあって、 音声データの1回分の再生時間が映像データの画面表示
    時間に対応する処理を、圧縮データの入力から終了まで
    繰り返す再生同期手段を備えることを特徴とするAV同
    期再生装置。
  3. 【請求項3】 前記再生同期手段として、 入力圧縮データから映像情報及び音声情報を分離する第
    1分離手段と、 前記第1分離手段で分離された音声情報及び映像情報か
    ら音声データ及び映像データを分離し、かつ、音声デー
    タ及び映像データのそれぞれの時刻情報を分離する第2
    分離手段と、 前記第2分離手段からの音声データ及び映像データを伸
    長して出力する音声及び映像データ再生手段と、 前記第2分離手段で分離された映像データの前後の映像
    データの時刻情報から時刻差を算出し、かつ、この時刻
    差から映像データの表示時間を求めるとともに、この表
    示時間に対応する再生音声データ量を算出し、この再生
    音声データ量分における音声再生を開始し、かつ、再生
    音声データ量分に対応する一回分の映像データを映像表
    示するとともに、再生音声データ量の最終を認識し、こ
    の映像情報及び音声情報の分離から最終の認識までの処
    理を、圧縮データの入力終了まで繰り返す制御を行う再
    生制御手段と、 を備えることを特徴とする請求項2記載のAV同期再生
    装置。
  4. 【請求項4】 前記音声及び映像データ再生手段とし
    て、 入力される圧縮データを一時的に記憶する圧縮データバ
    ッファと、 前記圧縮データバッファからの圧縮データを伸長した映
    像データに生成して出力する映像デコード回路と、 前記映像デコード回路からの伸長した映像データを一時
    的に記憶し、再生制御手段からの映像再生開始信号に基
    づいて出力する復元データバッファと、 前記復元データバッファからの映像データをアナログ信
    号に変換して出力するD/A変換回路と、 を備えることを特徴とする請求項3記載のAV同期再生
    装置。
  5. 【請求項5】 前記音声及び映像データ再生手段とし
    て、 入力される圧縮データを一時的に記憶する圧縮データバ
    ッファと、 前記圧縮データバッファからの圧縮データを伸長した音
    声データに生成して出力する音声デコード回路と、 前記音声デコード回路からの伸長した音声データを一時
    的に記憶し、再生制御手段からの音声再生開始信号に基
    づいて出力し、かつ、再生する音声データの終了を示す
    音声再生終了信号を再生制御手段に出力する復元データ
    バッファと、 前記復元データバッファからの音声データをアナログ信
    号に変換して出力するD/A変換回路と、 を備えることを特徴とする請求項3記載のAV同期再生
    装置。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも時刻情報を格納した映像
    情報及び音声情報からなる圧縮データが、 情報記録媒体から再生したMPEG方式による圧縮デー
    タであることを特徴とする請求項2記載のAV同期再生
    装置。
  7. 【請求項7】 前記再生制御手段が、 音声及び映像データ再生手段から音声データ及び映像デ
    ータをそれぞれ伸長して出力する際に、音声データ及び
    映像のデータのそれぞれの再生開始時刻を整合させる制
    御を行うことを特徴とする請求項3記載のAV同期再生
    装置。
  8. 【請求項8】 前記再生制御手段が、 第2分離手段で分離した音声データ及び映像データのそ
    れぞれの時刻情報のずれを判定し、 この判定で時刻差が大きく、音声出力及び映像表示の再
    生ができない場合に、映像データ及び音声データの時刻
    差が実質的に一致するまで圧縮データを取り込む制御を
    行うことを特徴とする請求項3記載のAV同期再生装
    置。
  9. 【請求項9】 前記時刻情報のずれを判定した際に、 同期ずれによる時刻差が大きく、音声出力及び映像表示
    の再生ができない場合に、映像データ及び/又は音声デ
    ータが異常であるとして、再生制御手段が同期再生の制
    御を停止することを特徴とする請求項3記載のAV同期
    再生装置。
  10. 【請求項10】 前記第2分離手段で分離された映像デ
    ータの前後の映像データの時刻差から、映像データの表
    示時間を算出して再生音声データ量を求める際に、前記
    表示時間を、音声データの再生周波数で除算して得るこ
    とを特徴とする請求項3記載のAV同期再生装置。
  11. 【請求項11】 入力された圧縮データから映像情報及
    び音声情報を分離し、 この分離された音声情報及び映像情報から音声データ及
    び映像データを分離するとともに、これら音声データ及
    び映像データのそれぞれの時刻情報を抽出し、 分離された映像データの前後の映像データの時刻情報か
    ら時刻差を算出するとともに、この時刻差から映像デー
    タの表示時間を算出して、この表示時間に対応する再生
    音声データ量を求め、 この再生音声データ量分における音声再生及び再生音声
    データ量分に対応する一回分の映像データを映像表示し
    て、再生音声データ量の最終を認識し、 かつ、前記した映像情報及び音声情報の分離から再生音
    声データ量の最終の認識するまでの処理を、圧縮データ
    の入力終了まで繰り返す制御をコンピュータが実行する
    ためのプログラムを格納したことを特徴とする情報記録
    媒体。
  12. 【請求項12】 前記請求項11記載の情報記録媒体に
    おいて、 音声データ及び映像データをそれぞれ伸長して出力する
    際に、音声データ及び映像のデータのそれぞれの再生開
    始時刻を整合させるとともに、分離した音声データ及び
    映像データのそれぞれの時刻情報のずれを判定し、この
    判定で時刻差が大きく、音声出力及び映像表示の再生が
    できない場合に、映像データ及び音声データの時刻差が
    実質的に一致するまで圧縮データを取り込み、かつ、前
    記時刻情報のずれを判定した際に、時刻差が大きく、音
    声出力及び映像表示の再生ができない場合に、映像デー
    タ及び/又は音声データが異常であるとして、同期再生
    を停止する制御をコンピュータが実行するためのプログ
    ラムを格納したことを特徴とする情報記録媒体。
  13. 【請求項13】 前記請求項11記載の情報記録媒体に
    おいて、 前記分離した映像データの前後の映像データの時刻差か
    ら映像データの表示時間を算出して再生音声データ量を
    求める際に、表示時間を、音声データの再生周波数で除
    算して得る制御をコンピュータが実行するためのプログ
    ラムを格納したことを特徴とする情報記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2003101102A1 (ja) * 2002-05-24 2005-09-29 三菱電機株式会社 携帯通信装置の動画ファイル再生方法及び携帯通信装置用の動画ファイル再生装置
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