JP2001169007A - 情報処理システム - Google Patents
情報処理システムInfo
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- JP2001169007A JP2001169007A JP34680099A JP34680099A JP2001169007A JP 2001169007 A JP2001169007 A JP 2001169007A JP 34680099 A JP34680099 A JP 34680099A JP 34680099 A JP34680099 A JP 34680099A JP 2001169007 A JP2001169007 A JP 2001169007A
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- Japan
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- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 遠隔地のユーザ間であっても、ユーザが負担
するコストを大幅に増やすことなく情報を送受信するこ
とができ、能動的に情報へのアクセスをコントロールす
ることができる情報処理システムを提供する。 【解決手段】 ネットワークを介して接続可能に構成さ
れた各情報処理装置は、電話により入力を受け付けるI
F部と、ユーザ認証を行う認証部と、入力される音声情
報を音声データとして記憶する入力部と、送信先ユーザ
IDに基づいて情報処理装置のうち一つを選択し、送信先
ユーザIDと前記音声データを用いて形成した情報セット
をネットワークを通じて前記選択した情報処理装置に送
信する送信部と、受信した情報セットよりユーザID及び
音声データを抽出し対応付けて記憶する受信部と、認証
ユーザIDに対応する音声データを受信部から読み出して
IF部を通じて音声情報として再生する再生部とを備え
る。
するコストを大幅に増やすことなく情報を送受信するこ
とができ、能動的に情報へのアクセスをコントロールす
ることができる情報処理システムを提供する。 【解決手段】 ネットワークを介して接続可能に構成さ
れた各情報処理装置は、電話により入力を受け付けるI
F部と、ユーザ認証を行う認証部と、入力される音声情
報を音声データとして記憶する入力部と、送信先ユーザ
IDに基づいて情報処理装置のうち一つを選択し、送信先
ユーザIDと前記音声データを用いて形成した情報セット
をネットワークを通じて前記選択した情報処理装置に送
信する送信部と、受信した情報セットよりユーザID及び
音声データを抽出し対応付けて記憶する受信部と、認証
ユーザIDに対応する音声データを受信部から読み出して
IF部を通じて音声情報として再生する再生部とを備え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して情報を送受信する情報処理システムに係り、特に電
話回線(有線及び無線を含む)とインターネットの両方
を利用して、送受信される情報へ効率よくアクセスする
ための技術に関する。
して情報を送受信する情報処理システムに係り、特に電
話回線(有線及び無線を含む)とインターネットの両方
を利用して、送受信される情報へ効率よくアクセスする
ための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】 現在、電話回線を利用したサービスと
して伝言ダイヤルが知られている。伝言ダイヤルでは、
ユーザは伝言ダイヤルセンタに電話をかけ、所定の連絡
番号、暗証番号を入力した後、伝言内容を録音すること
ができる。従って、連絡を取り合うユーザ同士であらか
じめ利用する伝言ダイヤルセンタ、連絡番号、暗証番号
を決めておくことにより、伝言内容をユーザ間で伝達す
ることが可能となる。
して伝言ダイヤルが知られている。伝言ダイヤルでは、
ユーザは伝言ダイヤルセンタに電話をかけ、所定の連絡
番号、暗証番号を入力した後、伝言内容を録音すること
ができる。従って、連絡を取り合うユーザ同士であらか
じめ利用する伝言ダイヤルセンタ、連絡番号、暗証番号
を決めておくことにより、伝言内容をユーザ間で伝達す
ることが可能となる。
【0003】一方、インターネットを利用したサービス
として、デジタル音声データをパケットでリアルタイム
にやりとりするインターネット電話が知られている。イ
ンターネット電話では、アナログ信号が送受信される通
常の電話と異なり、デジタル信号に変換された音声デー
タが複数のパケットに分割されて送受信される。1つの
パケットには、送信元の住所と送信先の住所、分割され
たデータが元のデータのどこに位置していたかを表す番
号が含まれている。
として、デジタル音声データをパケットでリアルタイム
にやりとりするインターネット電話が知られている。イ
ンターネット電話では、アナログ信号が送受信される通
常の電話と異なり、デジタル信号に変換された音声デー
タが複数のパケットに分割されて送受信される。1つの
パケットには、送信元の住所と送信先の住所、分割され
たデータが元のデータのどこに位置していたかを表す番
号が含まれている。
【0004】インターネット電話には、パソコン間で通
話するもの、パソコンと電話機間で通話するもの、電話
機間で通話するものの3種類がある。このうち、電話機
間で通話するタイプでは、ユーザは、インターネット電
話サービスを提供している会社のゲートウェイサーバー
(アクセスポイント)に電話をかけ、このゲートウェイ
サーバーに、自分のID番号とパスワード、相手先の電話
番号を入力することにより、インターネットを経由して
相手先のゲートウェイサーバーから相手の電話機を呼び
出し、通話を行うことができる。
話するもの、パソコンと電話機間で通話するもの、電話
機間で通話するものの3種類がある。このうち、電話機
間で通話するタイプでは、ユーザは、インターネット電
話サービスを提供している会社のゲートウェイサーバー
(アクセスポイント)に電話をかけ、このゲートウェイ
サーバーに、自分のID番号とパスワード、相手先の電話
番号を入力することにより、インターネットを経由して
相手先のゲートウェイサーバーから相手の電話機を呼び
出し、通話を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の伝言ダイヤルで
は、伝言内容をやりとりするためには、複数のユーザ間
で共通の伝言ダイヤルセンタを利用しなければならな
い。複数のユーザが近接地に住んでいる場合は共通の伝
言ダイヤルセンタを利用することに不便はないが、複数
のユーザが遠隔地に分かれて住んでいる場合、いずれか
のユーザは遠隔地にある伝言ダイヤルセンタに長距離電
話をかけなければならず、通話費用等に関して負担が大
きくなる。
は、伝言内容をやりとりするためには、複数のユーザ間
で共通の伝言ダイヤルセンタを利用しなければならな
い。複数のユーザが近接地に住んでいる場合は共通の伝
言ダイヤルセンタを利用することに不便はないが、複数
のユーザが遠隔地に分かれて住んでいる場合、いずれか
のユーザは遠隔地にある伝言ダイヤルセンタに長距離電
話をかけなければならず、通話費用等に関して負担が大
きくなる。
【0006】また、従来の伝言ダイヤルでは、連絡番号
(及び暗証番号)ごとに伝言が蓄積されるため、例え
ば、ユーザAとのやりとりをユーザBには聞かれたくな
い場合、ユーザAとの間で用いる連絡番号とユーザBと
間で用いる連絡番号を変えなければならない。従って、
プライバシーを確保するためには相手ごとに連絡番号を
変更しなければならず、連絡番号等の扱いが煩雑となり
ユーザにとって負担が大きくなる。
(及び暗証番号)ごとに伝言が蓄積されるため、例え
ば、ユーザAとのやりとりをユーザBには聞かれたくな
い場合、ユーザAとの間で用いる連絡番号とユーザBと
間で用いる連絡番号を変えなければならない。従って、
プライバシーを確保するためには相手ごとに連絡番号を
変更しなければならず、連絡番号等の扱いが煩雑となり
ユーザにとって負担が大きくなる。
【0007】また、仮に相手ごとに連絡番号を変更した
としても、各連絡番号ごとに蓄積された伝言は少なくと
も二人(伝言を入れた人と伝言を聞く人)で共有されて
おり、蓄積された伝言を個人単位で管理する枠組みは提
供されていない。
としても、各連絡番号ごとに蓄積された伝言は少なくと
も二人(伝言を入れた人と伝言を聞く人)で共有されて
おり、蓄積された伝言を個人単位で管理する枠組みは提
供されていない。
【0008】更に、今日では携帯電話等の利用者が急増
しているにも関わらず、従来の伝言ダイヤルでは携帯電
話、自動車電話、PHS、船舶電話、列車公衆電話から
は利用することができないという問題もある。
しているにも関わらず、従来の伝言ダイヤルでは携帯電
話、自動車電話、PHS、船舶電話、列車公衆電話から
は利用することができないという問題もある。
【0009】一方、インターネット電話に関しては、能
動的に受信(着信)をコントロールできないという問題
がある。すなわち、受信者側の望むタイミングでインタ
ーネット電話がかかってくるとは限らないため、受信に
より他の業務等が中断されるなど、受信者側にとって効
率よく情報を受け取ることが難しいという問題がある。
動的に受信(着信)をコントロールできないという問題
がある。すなわち、受信者側の望むタイミングでインタ
ーネット電話がかかってくるとは限らないため、受信に
より他の業務等が中断されるなど、受信者側にとって効
率よく情報を受け取ることが難しいという問題がある。
【0010】また、従来のインターネット電話は、音声
が遅れたり、途中で途切れたり、相手の声が聞き取れな
かったりといった、通話品質に関し十分でないという問
題がある。これは、送信時における音声の圧縮符号化と
データのパケット化、受信時における音声の伸張複合化
とデータのデパケット化、といったコンピュータによる
処理が必要なこと、インターネット回線のデータ容量が
小さく、また回線を共有しているため利用者が多くなれ
ばなるほどルートが塞がれデータの流れが悪くなること
等に起因して、音声データのやりとりが通話のスピード
に追いつかないために生じる。かかる問題を解決するた
めに、送受信時に用いるコンピュータをハイスペック化
したり、一般のインターネット回線ではなく専用回線を
設けて使用するといったことも考えられるが、いずれの
場合も大きなコストがかかることになる。
が遅れたり、途中で途切れたり、相手の声が聞き取れな
かったりといった、通話品質に関し十分でないという問
題がある。これは、送信時における音声の圧縮符号化と
データのパケット化、受信時における音声の伸張複合化
とデータのデパケット化、といったコンピュータによる
処理が必要なこと、インターネット回線のデータ容量が
小さく、また回線を共有しているため利用者が多くなれ
ばなるほどルートが塞がれデータの流れが悪くなること
等に起因して、音声データのやりとりが通話のスピード
に追いつかないために生じる。かかる問題を解決するた
めに、送受信時に用いるコンピュータをハイスペック化
したり、一般のインターネット回線ではなく専用回線を
設けて使用するといったことも考えられるが、いずれの
場合も大きなコストがかかることになる。
【0011】そこで、本発明は、遠隔地のユーザ間であ
っても、ユーザが負担するコストを大幅に増やすことな
く、情報を送受信することができる情報処理システムを
提供することを目的とする。
っても、ユーザが負担するコストを大幅に増やすことな
く、情報を送受信することができる情報処理システムを
提供することを目的とする。
【0012】また、本発明は、送受信される情報を個人
単位で管理することができ、プライバシーを確保するこ
とのできる情報処理システムを提供することを目的とす
る。
単位で管理することができ、プライバシーを確保するこ
とのできる情報処理システムを提供することを目的とす
る。
【0013】更に、本発明は、能動的に送受信される情
報へのアクセスをコントロールすることができ、かつ従
来のインターネットのように回線が共有使用されてお
り、データ容量が必ずしも大きくないネットワークを用
いる場合であっても、ユーザに提供される情報の品質を
確保することができる情報処理システムを提供すること
を目的とする。
報へのアクセスをコントロールすることができ、かつ従
来のインターネットのように回線が共有使用されてお
り、データ容量が必ずしも大きくないネットワークを用
いる場合であっても、ユーザに提供される情報の品質を
確保することができる情報処理システムを提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理システ
ムは、ユーザの入力に応じて音声情報であるメッセージ
の記録・再生を行う情報処理システムであって、メッセ
ージの記録・再生を行う手段を複数備えており、各前記
手段はネットワークを介してメッセージの送受信を行う
ことを特徴とする。
ムは、ユーザの入力に応じて音声情報であるメッセージ
の記録・再生を行う情報処理システムであって、メッセ
ージの記録・再生を行う手段を複数備えており、各前記
手段はネットワークを介してメッセージの送受信を行う
ことを特徴とする。
【0015】前記メッセージは、各前記手段においてユ
ーザごとに管理されていることが望ましい。また、前記
メッセージは、電話においてユーザが発話することによ
り前記手段に入力されることが望ましい。
ーザごとに管理されていることが望ましい。また、前記
メッセージは、電話においてユーザが発話することによ
り前記手段に入力されることが望ましい。
【0016】好適には、各前記手段は、受信したメッセ
ージがあることを電話回線を用いてユーザに伝達可能に
構成されている。
ージがあることを電話回線を用いてユーザに伝達可能に
構成されている。
【0017】また、好適には、前記メッセージには送信
元の前記手段を特定する情報が含まれており、各前記手
段は、前記情報を用いて送信元に返信可能に構成されて
いる。
元の前記手段を特定する情報が含まれており、各前記手
段は、前記情報を用いて送信元に返信可能に構成されて
いる。
【0018】また、好適には、各前記手段は、受信した
メッセージに更にメッセージを結合して送信可能に構成
されている。
メッセージに更にメッセージを結合して送信可能に構成
されている。
【0019】また、好適には、各前記手段は、受信した
メッセージが再生されたかどうかの情報を当該メッセー
ジの送信元の前記手段に通信可能に構成されている。
メッセージが再生されたかどうかの情報を当該メッセー
ジの送信元の前記手段に通信可能に構成されている。
【0020】本発明の情報処理システムは、ネットワー
クを介して接続可能に構成された複数の情報処理装置を
備えた情報処理システムであって、前記情報処理装置
は、ユーザから電話により入力を受け付けるインターフ
ェース部と、アクセスを許すユーザID及びそのユーザID
に対応するパスワードの組を記憶しており、前記インタ
ーフェース部において認証用として入力されるユーザID
及びユーザパスワードに基づいて、ユーザ認証を行う認
証部と、前記認証部において認証された場合に、前記イ
ンターフェース部において入力される音声情報を音声デ
ータとして記憶する入力部と、前記認証部において認証
された場合に、前記複数の情報処理装置のうち一つを選
択し(以下、選択した情報処理装置を「送信先情報処理
装置」と呼ぶ。)、前記インターフェース部において送
信先として入力されるユーザIDユーザIDと前記音声デー
タを用いて情報セットを形成し、ネットワークを通じて
前記送信先情報処理装置に前記形成した情報セットを送
信する送信部と、他の情報処理装置より前記情報セット
を受信した場合に、当該情報セットよりユーザID及び音
声データを抽出し、前記抽出した音声データを前記抽出
したユーザIDに対応付けて記憶する受信部と、前記認証
部において認証された場合に、前記認証されたユーザID
に対応付けて記憶されている音声データを前記受信部か
ら読み出し、前記読み出した音声データを前記インター
フェース部を通じて音声情報として再生する再生部と、
を備えていることを特徴とする。
クを介して接続可能に構成された複数の情報処理装置を
備えた情報処理システムであって、前記情報処理装置
は、ユーザから電話により入力を受け付けるインターフ
ェース部と、アクセスを許すユーザID及びそのユーザID
に対応するパスワードの組を記憶しており、前記インタ
ーフェース部において認証用として入力されるユーザID
及びユーザパスワードに基づいて、ユーザ認証を行う認
証部と、前記認証部において認証された場合に、前記イ
ンターフェース部において入力される音声情報を音声デ
ータとして記憶する入力部と、前記認証部において認証
された場合に、前記複数の情報処理装置のうち一つを選
択し(以下、選択した情報処理装置を「送信先情報処理
装置」と呼ぶ。)、前記インターフェース部において送
信先として入力されるユーザIDユーザIDと前記音声デー
タを用いて情報セットを形成し、ネットワークを通じて
前記送信先情報処理装置に前記形成した情報セットを送
信する送信部と、他の情報処理装置より前記情報セット
を受信した場合に、当該情報セットよりユーザID及び音
声データを抽出し、前記抽出した音声データを前記抽出
したユーザIDに対応付けて記憶する受信部と、前記認証
部において認証された場合に、前記認証されたユーザID
に対応付けて記憶されている音声データを前記受信部か
ら読み出し、前記読み出した音声データを前記インター
フェース部を通じて音声情報として再生する再生部と、
を備えていることを特徴とする。
【0021】前記ユーザIDは少なくとも情報処理装置に
固有の情報とユーザに固有の情報を含んで構成されてお
り、前記送信部では、前記送信先として入力されたユー
ザIDに含まれる前記情報処理装置に固有の情報に基づい
て前記送信先情報処理装置を決定することが望ましい。
また、前記情報セットは、ユーザが入力するメッセージ
単位で形成されていることが望ましい。
固有の情報とユーザに固有の情報を含んで構成されてお
り、前記送信部では、前記送信先として入力されたユー
ザIDに含まれる前記情報処理装置に固有の情報に基づい
て前記送信先情報処理装置を決定することが望ましい。
また、前記情報セットは、ユーザが入力するメッセージ
単位で形成されていることが望ましい。
【0022】好適には、前記入力部は、前記音声データ
を前記認証されたユーザIDに対応付けて記憶しており、
前記再生部は、前記認証されたユーザIDに対応付けて記
憶されている音声データを前記入力部又は前記受信部か
ら読み出し、前記読み出した音声データを前記インター
フェース部を通じて音声情報として再生する。
を前記認証されたユーザIDに対応付けて記憶しており、
前記再生部は、前記認証されたユーザIDに対応付けて記
憶されている音声データを前記入力部又は前記受信部か
ら読み出し、前記読み出した音声データを前記インター
フェース部を通じて音声情報として再生する。
【0023】また好適には、前記送信部は、前記情報セ
ットを所定単位の部分データに分割して送信し、前記受
信部は、前記情報セットを複数の部分データとして受信
し、一つの情報セットに関する部分データを統合して前
記情報セットを復元し、前記復元した情報セットよりユ
ーザID及び音声データを抽出し、前記抽出した音声デー
タを前記抽出したユーザIDに対応付けて記憶するまた好
適には、更に、アクセスを許すユーザID及びそのユーザ
IDに対応する電話番号の組を記憶する電話番号記憶部
と、前記受信部において前記音声データが記憶された場
合に、前記抽出したユーザIDに対応する電話番号を前記
電話番号記憶部より読み出し、前記読み出した電話番号
に電話をかける呼び出し部とを備える。
ットを所定単位の部分データに分割して送信し、前記受
信部は、前記情報セットを複数の部分データとして受信
し、一つの情報セットに関する部分データを統合して前
記情報セットを復元し、前記復元した情報セットよりユ
ーザID及び音声データを抽出し、前記抽出した音声デー
タを前記抽出したユーザIDに対応付けて記憶するまた好
適には、更に、アクセスを許すユーザID及びそのユーザ
IDに対応する電話番号の組を記憶する電話番号記憶部
と、前記受信部において前記音声データが記憶された場
合に、前記抽出したユーザIDに対応する電話番号を前記
電話番号記憶部より読み出し、前記読み出した電話番号
に電話をかける呼び出し部とを備える。
【0024】また好適には、前記情報セットには、前記
認証されたユーザIDが発信者IDとして含まれており、前
記受信部は、他の情報処理装置より前記情報セットを受
信した場合に、前記情報セットより発信者IDを抽出し
て、前記抽出した音声データを前記抽出したユーザID及
び発信者ユーザIDに対応付けて記憶し、前記送信部は、
前記インターフェース部において所定の入力がなされて
前記受信部に記憶されている音声データが選択された場
合には、前記選択された音声データに対応付けて記憶さ
れている発信者IDを、送信先として入力されるユーザID
に代えて用いる。
認証されたユーザIDが発信者IDとして含まれており、前
記受信部は、他の情報処理装置より前記情報セットを受
信した場合に、前記情報セットより発信者IDを抽出し
て、前記抽出した音声データを前記抽出したユーザID及
び発信者ユーザIDに対応付けて記憶し、前記送信部は、
前記インターフェース部において所定の入力がなされて
前記受信部に記憶されている音声データが選択された場
合には、前記選択された音声データに対応付けて記憶さ
れている発信者IDを、送信先として入力されるユーザID
に代えて用いる。
【0025】また好適には、前記送信部は、前記インタ
ーフェース部において所定の入力がなされて前記受信部
に記憶されている音声データが選択された場合には、前
記選択された音声データと、前記インターフェース部に
おいて入力される音声情報に対応する音声データとを統
合し、前記統合された音声データを用いて前記情報セッ
トを形成する。 〔0026〕また好適には、前記送信部は、前記インタ
ーフェース部において所定の入力がなされた場合に、前
記インターフェース部において伝達確認先として入力さ
れるユーザIDに基づいて前記複数の情報処理装置のうち
一つを選択し(以下、選択した情報処理装置を「確認先
情報処理装置」と呼ぶ。)、前記伝達確認先として入力
されたユーザIDを第1ID、前記認証されたユーザIDを第
2IDとして、第1IDと第2IDを含む確認信号を形成し、
ネットワークを通じて前記確認先情報処理装置に前記確
認信号を送信し、前記確認信号に応じて前記確認先情報
処理装置から送信される再生有無情報を受信し、前記再
生有無情報に基づいて前記インターフェース部を通じて
伝達確認結果を出力し、前記受信部は、記憶する音声デ
ータごとに、当該音声データが前記音声データ再生部に
おいて再生されたかどうかの再生有無情報を記憶してお
り、他の情報処理装置より前記確認信号を受信した場合
に、前記確認信号に含まれている第1IDと第2IDを抽出
し、前記第1IDに対応付けて記憶されている音声データ
について前記再生有無情報を読み出し、前記第2IDと前
記再生有無情報を前記送信部に出力し、前記送信部は、
前記受信部より前記第2IDと前記再生有無情報を受け取
った場合に、前記第2IDに基づいて前記複数の情報処理
装置のうち一つを選択し(以下、選択した情報処理装置
を「確認元情報処理装置」と呼ぶ。)、ネットワークを
通じて前記確認元情報処理装置に前記読み出した再生有
無情報を送信する。 〔発明の詳細な説明〕
ーフェース部において所定の入力がなされて前記受信部
に記憶されている音声データが選択された場合には、前
記選択された音声データと、前記インターフェース部に
おいて入力される音声情報に対応する音声データとを統
合し、前記統合された音声データを用いて前記情報セッ
トを形成する。 〔0026〕また好適には、前記送信部は、前記インタ
ーフェース部において所定の入力がなされた場合に、前
記インターフェース部において伝達確認先として入力さ
れるユーザIDに基づいて前記複数の情報処理装置のうち
一つを選択し(以下、選択した情報処理装置を「確認先
情報処理装置」と呼ぶ。)、前記伝達確認先として入力
されたユーザIDを第1ID、前記認証されたユーザIDを第
2IDとして、第1IDと第2IDを含む確認信号を形成し、
ネットワークを通じて前記確認先情報処理装置に前記確
認信号を送信し、前記確認信号に応じて前記確認先情報
処理装置から送信される再生有無情報を受信し、前記再
生有無情報に基づいて前記インターフェース部を通じて
伝達確認結果を出力し、前記受信部は、記憶する音声デ
ータごとに、当該音声データが前記音声データ再生部に
おいて再生されたかどうかの再生有無情報を記憶してお
り、他の情報処理装置より前記確認信号を受信した場合
に、前記確認信号に含まれている第1IDと第2IDを抽出
し、前記第1IDに対応付けて記憶されている音声データ
について前記再生有無情報を読み出し、前記第2IDと前
記再生有無情報を前記送信部に出力し、前記送信部は、
前記受信部より前記第2IDと前記再生有無情報を受け取
った場合に、前記第2IDに基づいて前記複数の情報処理
装置のうち一つを選択し(以下、選択した情報処理装置
を「確認元情報処理装置」と呼ぶ。)、ネットワークを
通じて前記確認元情報処理装置に前記読み出した再生有
無情報を送信する。 〔発明の詳細な説明〕
【発明の実施の形態】(第1実施例)図1を参照して本
発明の第1の実施例の構成を説明する。本発明の第1の
実施例である情報処理システムは、ネットワークを介し
て接続可能に構成された複数の情報処理装置1を備えて
いる。
発明の第1の実施例の構成を説明する。本発明の第1の
実施例である情報処理システムは、ネットワークを介し
て接続可能に構成された複数の情報処理装置1を備えて
いる。
【0027】各情報処理装置1は、専用装置あるいは汎
用のコンピュータのいずれであってもよい。例えば、C
PUと入力手段と記憶手段と出力手段とを備えた一般的
な構成のコンピュータにおいて、各手段の動作を規定し
たソフトウェアを起動することにより、本発明における
各情報処理装置を実現することができる。なお、前記専
用装置又は汎用のコンピュータは、単一のコンピュータ
により構成されるものであっても、ネットワーク上に分
散した複数のコンピュータにより構成されるものであっ
ても良い。
用のコンピュータのいずれであってもよい。例えば、C
PUと入力手段と記憶手段と出力手段とを備えた一般的
な構成のコンピュータにおいて、各手段の動作を規定し
たソフトウェアを起動することにより、本発明における
各情報処理装置を実現することができる。なお、前記専
用装置又は汎用のコンピュータは、単一のコンピュータ
により構成されるものであっても、ネットワーク上に分
散した複数のコンピュータにより構成されるものであっ
ても良い。
【0028】本発明のネットワークの構造としては、各
情報処理装置1どうしが互いに直接接続される構成や、
あるいは他の情報処理装置を経由してツリー状に接続さ
れる構成が考えられる。ここで、ネットワークとして
は、TCP/IPと呼ばれるパケット通信をベースとするネッ
トワークプロトコルにより接続されるインターネット、
イントラネットなどが考えられる。
情報処理装置1どうしが互いに直接接続される構成や、
あるいは他の情報処理装置を経由してツリー状に接続さ
れる構成が考えられる。ここで、ネットワークとして
は、TCP/IPと呼ばれるパケット通信をベースとするネッ
トワークプロトコルにより接続されるインターネット、
イントラネットなどが考えられる。
【0029】情報処理装置1は、インターフェース部1
00、認証部101、入力部102、送信部103、受
信部104、再生部105を備えている。
00、認証部101、入力部102、送信部103、受
信部104、再生部105を備えている。
【0030】インターフェース部(以下、「IF部」と呼
ぶ。)100は、いわゆるゲートウェイ機能、すなわ
ち、ユーザから電話による種々の入力を受け付け、これ
をネットワーク上で通信可能なデジタル情報に変換し、
他の各手段に出力するアクセスルータとしての機能を備
えている。このような機能は、例えばIPG(インター
ネット・フォン・ゲートウェイ)やIOS(インターネ
ットワーキング・オペレーティング・システム)等のソ
フトウェアを起動することにより実現できる。
ぶ。)100は、いわゆるゲートウェイ機能、すなわ
ち、ユーザから電話による種々の入力を受け付け、これ
をネットワーク上で通信可能なデジタル情報に変換し、
他の各手段に出力するアクセスルータとしての機能を備
えている。このような機能は、例えばIPG(インター
ネット・フォン・ゲートウェイ)やIOS(インターネ
ットワーキング・オペレーティング・システム)等のソ
フトウェアを起動することにより実現できる。
【0031】ユーザからの入力としては、例えば音声情
報や、0〜9や#といったキーの押下信号が考えられ
る。
報や、0〜9や#といったキーの押下信号が考えられ
る。
【0032】IF部100は、ユーザからの入力状況に応
じて、ユーザに更なる入力を促すための情報を、例えば
音声情報として、電話回線を通じてユーザに提供する。
ここで、前記音声情報としては、例えば「#を押してく
ださい」、「メッセージをお話ください」、「ID番号
と*、暗証番号と#を順に押してください」、「認証で
きませんでした」といったものが考えられる。
じて、ユーザに更なる入力を促すための情報を、例えば
音声情報として、電話回線を通じてユーザに提供する。
ここで、前記音声情報としては、例えば「#を押してく
ださい」、「メッセージをお話ください」、「ID番号
と*、暗証番号と#を順に押してください」、「認証で
きませんでした」といったものが考えられる。
【0033】なお、本発明における「電話」には、通常
の加入電話、公衆電話などの有線電話回線を使用するも
のに加え、携帯電話、自動車電話、PHS、船舶電話、
列車公衆電話といった無線電話回線を使用するものも含
まれる。
の加入電話、公衆電話などの有線電話回線を使用するも
のに加え、携帯電話、自動車電話、PHS、船舶電話、
列車公衆電話といった無線電話回線を使用するものも含
まれる。
【0034】認証部101は、当該情報処理装置1への
アクセスを許すユーザID及びそのユーザIDに対応するパ
スワードの組を記憶している。そして、IF部100にお
いてユーザから認証用ユーザID及びユーザパスワードが
入力された場合に、記憶しているユーザIDとパスワード
の組と照合し、一致するものが存在した場合には認証成
立、存在しない場合には認証不成立と判断し、判断結果
をIF部100に出力する。なお、前記判断結果を他の各
手段が直接参照できるように構成してもよい。
アクセスを許すユーザID及びそのユーザIDに対応するパ
スワードの組を記憶している。そして、IF部100にお
いてユーザから認証用ユーザID及びユーザパスワードが
入力された場合に、記憶しているユーザIDとパスワード
の組と照合し、一致するものが存在した場合には認証成
立、存在しない場合には認証不成立と判断し、判断結果
をIF部100に出力する。なお、前記判断結果を他の各
手段が直接参照できるように構成してもよい。
【0035】入力部102は、認証部101において認
証が成立した場合に、電話においてユーザが発話するこ
とによりIF部100においてユーザから入力される音声
情報を、前記認証されたユーザIDに対応付けて(すなわ
ちユーザごとに)、デジタル信号である音声データとし
て記憶する。また、入力部102は、認証部101にお
いて認証が成立した場合に、IF部100におけるユーザ
の入力に基づいて、記憶した音声データを削除する(す
なわち、記憶領域を解放する)。なお、記憶してから所
定期間が経過した場合にユーザの操作に依らずに音声デ
ータを削除するように構成してもよい。
証が成立した場合に、電話においてユーザが発話するこ
とによりIF部100においてユーザから入力される音声
情報を、前記認証されたユーザIDに対応付けて(すなわ
ちユーザごとに)、デジタル信号である音声データとし
て記憶する。また、入力部102は、認証部101にお
いて認証が成立した場合に、IF部100におけるユーザ
の入力に基づいて、記憶した音声データを削除する(す
なわち、記憶領域を解放する)。なお、記憶してから所
定期間が経過した場合にユーザの操作に依らずに音声デ
ータを削除するように構成してもよい。
【0036】図4に入力部102における記憶状態を表
わす模式図を示す。記憶方法として通常のリレーショナ
ルデータベース等の技術を用いることにより、ユーザID
等による検索を効率よく行うことができる。
わす模式図を示す。記憶方法として通常のリレーショナ
ルデータベース等の技術を用いることにより、ユーザID
等による検索を効率よく行うことができる。
【0037】ここで、入力部102は、IF部100にお
いて記録開始信号から記録終了信号までの間に電話回線
を通じて入力される音声情報ごとに、すなわち、ユーザ
が入力するメッセージ(伝言)ごとに、音声データを記
憶する。このとき、記録開始信号から記録終了信号まで
の時間に所定の制限を設定するように構成してもよい。
また、ユーザの発話部分を抽出して音声データを形成し
てもよく、あるいは記録開始信号から記録終了信号まで
の間に入力された全音声(無音部分も含む)に基づいて
音声データを形成してもよい。音声データのフォーマッ
トとしては、例えばリニアPCM方式の他、ITU-T(国際
電気通信連合)で規格化されている種々の音声符号化方
式(例えば、G.711、G.723、G.726、G.728、G.729な
ど)を用いることができる。
いて記録開始信号から記録終了信号までの間に電話回線
を通じて入力される音声情報ごとに、すなわち、ユーザ
が入力するメッセージ(伝言)ごとに、音声データを記
憶する。このとき、記録開始信号から記録終了信号まで
の時間に所定の制限を設定するように構成してもよい。
また、ユーザの発話部分を抽出して音声データを形成し
てもよく、あるいは記録開始信号から記録終了信号まで
の間に入力された全音声(無音部分も含む)に基づいて
音声データを形成してもよい。音声データのフォーマッ
トとしては、例えばリニアPCM方式の他、ITU-T(国際
電気通信連合)で規格化されている種々の音声符号化方
式(例えば、G.711、G.723、G.726、G.728、G.729な
ど)を用いることができる。
【0038】送信部103は、認証部101において認
証が成立した場合に、IF部100においてユーザにより
送信先として入力されるユーザIDに基づいて、当該情報
処理システムを構成している複数の情報処理装置のうち
一つを選択する(以下、選択した情報処理装置を「送信
先情報処理装置」と呼ぶ)。
証が成立した場合に、IF部100においてユーザにより
送信先として入力されるユーザIDに基づいて、当該情報
処理システムを構成している複数の情報処理装置のうち
一つを選択する(以下、選択した情報処理装置を「送信
先情報処理装置」と呼ぶ)。
【0039】ここで、ユーザIDには、各情報処理装置に
固有の情報(以下、「装置固有情報」と呼ぶ。)と、各
ユーザに固有の情報が含まれている。例えばユーザIDを
8桁の数字とした場合、最初の3桁を情報処理装置に付
与したシーケンシャルナンバーとし、残りの5桁をユー
ザに付与したシーケンシャルナンバーとして、ユーザID
を構成することが考えられる。
固有の情報(以下、「装置固有情報」と呼ぶ。)と、各
ユーザに固有の情報が含まれている。例えばユーザIDを
8桁の数字とした場合、最初の3桁を情報処理装置に付
与したシーケンシャルナンバーとし、残りの5桁をユー
ザに付与したシーケンシャルナンバーとして、ユーザID
を構成することが考えられる。
【0040】送信部103は、装置固有情報と、情報処
理装置のネットワーク上の位置情報(例えばIPアドレ
ス)の対応表を記憶しており、前記送信先として入力さ
れるユーザIDから装置固有情報を抽出し、前記抽出した
装置固有情報を前記対応表に当てはめることにより対応
する位置情報を抽出して、情報処理装置の選択を行う。
理装置のネットワーク上の位置情報(例えばIPアドレ
ス)の対応表を記憶しており、前記送信先として入力さ
れるユーザIDから装置固有情報を抽出し、前記抽出した
装置固有情報を前記対応表に当てはめることにより対応
する位置情報を抽出して、情報処理装置の選択を行う。
【0041】送信部103は、入力部101より前記認
証されたユーザIDに対応付けて記憶されている音声デー
タを読み出し、前記送信先として入力されたユーザIDと
対応づけて、ユーザIDと音声データから成る情報セット
を形成する。図5に情報セットの構成を表わす模式図を
示す。
証されたユーザIDに対応付けて記憶されている音声デー
タを読み出し、前記送信先として入力されたユーザIDと
対応づけて、ユーザIDと音声データから成る情報セット
を形成する。図5に情報セットの構成を表わす模式図を
示す。
【0042】送信部103は、前記形成した情報セット
を、ネットワークを通じて前記送信先情報処理装置に送
信する。かかる送信処理には、例えば、従来のインター
ネットにおけるVoIP(ヴォイス・オーバー・インタ
ーネット・プロトコル)技術を用いることができる。V
oIP技術とは、音声をパケット化してデータネットワ
ークの帯域に相乗りさせ、IPを使って音声データを伝
送する技術である。
を、ネットワークを通じて前記送信先情報処理装置に送
信する。かかる送信処理には、例えば、従来のインター
ネットにおけるVoIP(ヴォイス・オーバー・インタ
ーネット・プロトコル)技術を用いることができる。V
oIP技術とは、音声をパケット化してデータネットワ
ークの帯域に相乗りさせ、IPを使って音声データを伝
送する技術である。
【0043】ただし、本発明におけるパケット通信処理
は、一定のサンプリング時間ごとに順次パケットを生成
し送信していくリアルタイム処理ではなく、ユーザが入
力するメッセージ(伝言)単位でいったん音声データと
して蓄積し、これをパケット化して送信するバッチ処理
となる。
は、一定のサンプリング時間ごとに順次パケットを生成
し送信していくリアルタイム処理ではなく、ユーザが入
力するメッセージ(伝言)単位でいったん音声データと
して蓄積し、これをパケット化して送信するバッチ処理
となる。
【0044】受信部104は、他の情報処理装置よりネ
ットワークを通じて前記情報セットを受信した場合に、
当該情報セットよりユーザID及び音声データを抽出し、
前記抽出した音声データを前記抽出したユーザIDに対応
付けて(すなわちユーザごとに)記憶する。また、受信
部104は、認証部101において認証が成立した場合
に、IF部100におけるユーザの入力に基づいて、記憶
した音声データを削除する(すなわち、記憶領域を解放
する)。なお、記憶してから所定期間が経過した場合に
ユーザの操作に依らずに音声データを削除するように構
成してもよい。
ットワークを通じて前記情報セットを受信した場合に、
当該情報セットよりユーザID及び音声データを抽出し、
前記抽出した音声データを前記抽出したユーザIDに対応
付けて(すなわちユーザごとに)記憶する。また、受信
部104は、認証部101において認証が成立した場合
に、IF部100におけるユーザの入力に基づいて、記憶
した音声データを削除する(すなわち、記憶領域を解放
する)。なお、記憶してから所定期間が経過した場合に
ユーザの操作に依らずに音声データを削除するように構
成してもよい。
【0045】例えば、図5(a)に示す情報セットを受
信した場合、図5(b)に示すように受信部104にお
いて記憶される。入力部101と同様に記憶方法として
通常のリレーショナルデータベース等の技術を用いるこ
とにより、ユーザID等による検索を効率よく行うことが
できる。
信した場合、図5(b)に示すように受信部104にお
いて記憶される。入力部101と同様に記憶方法として
通常のリレーショナルデータベース等の技術を用いるこ
とにより、ユーザID等による検索を効率よく行うことが
できる。
【0046】再生部105は、認証部101において認
証が成立した場合に、前記認証されたユーザIDに対応付
けて記憶されている音声データを、入力部102又は受
信部104から読み出す。そして、前記読み出した音声
データを、前記IF部100を通じて音声情報として再生
しユーザに提供する。
証が成立した場合に、前記認証されたユーザIDに対応付
けて記憶されている音声データを、入力部102又は受
信部104から読み出す。そして、前記読み出した音声
データを、前記IF部100を通じて音声情報として再生
しユーザに提供する。
【0047】ここで、入力部102から読み出すか、又
は受信部104から読み出すかは、IF部100における
ユーザからの入力に基づいて選択されることになる。
は受信部104から読み出すかは、IF部100における
ユーザからの入力に基づいて選択されることになる。
【0048】また、入力部102や受信部104におい
て同一のユーザIDに対応づけられている音声データが複
数記憶されている場合は、IF部100において例えば音
声データが記憶された日時等をユーザに提供して音声デ
ータを選択させ、前記選択された音声データについて再
生するように構成してもよい。または、記憶された順、
新着順などに従って順番に再生していくように構成して
もよい。 (動作の説明)次に、図2〜図8を用いて本実施例の具
体的動作を説明する。情報処理装置1は、大きく分けて
送信処理、再生処理及び受信処理を実行する。このう
ち、送信処理及び再生処理は、情報処理装置1のIF部1
00に対してユーザが電話によりアクセスを行うことに
より実行され、受信処理はユーザによるアクセスとは独
立して実行される。以下、各処理について説明する。
て同一のユーザIDに対応づけられている音声データが複
数記憶されている場合は、IF部100において例えば音
声データが記憶された日時等をユーザに提供して音声デ
ータを選択させ、前記選択された音声データについて再
生するように構成してもよい。または、記憶された順、
新着順などに従って順番に再生していくように構成して
もよい。 (動作の説明)次に、図2〜図8を用いて本実施例の具
体的動作を説明する。情報処理装置1は、大きく分けて
送信処理、再生処理及び受信処理を実行する。このう
ち、送信処理及び再生処理は、情報処理装置1のIF部1
00に対してユーザが電話によりアクセスを行うことに
より実行され、受信処理はユーザによるアクセスとは独
立して実行される。以下、各処理について説明する。
【0049】送信処理及び再生処理については、まず図
2のフローチャートに示す認証処理が先立って実行され
ることになる。 (認証処理:図2) ステップS100:IF部100は、ユーザに対して認証
用のユーザID(以下、「認証ユーザID」と呼ぶ。)とユ
ーザパスワードの入力を促す音声情報を提供し、ユーザ
の入力を受け付ける。前記入力を促す音声情報の例とし
ては、例えば「ユーザIDと*、暗証番号と#を押してく
ださい」等が考えられる。そして、ユーザからユーザID
とパスワードが入力されると、かかるユーザIDとパスワ
ードを認証部101に出力する。
2のフローチャートに示す認証処理が先立って実行され
ることになる。 (認証処理:図2) ステップS100:IF部100は、ユーザに対して認証
用のユーザID(以下、「認証ユーザID」と呼ぶ。)とユ
ーザパスワードの入力を促す音声情報を提供し、ユーザ
の入力を受け付ける。前記入力を促す音声情報の例とし
ては、例えば「ユーザIDと*、暗証番号と#を押してく
ださい」等が考えられる。そして、ユーザからユーザID
とパスワードが入力されると、かかるユーザIDとパスワ
ードを認証部101に出力する。
【0050】ステップS101:認証部100は、IF部
100より受け取る認証ユーザIDとパスワードに基づき
ユーザ認証を行う。そして、認証の成立・不成立情報を
IF部100に出力する。
100より受け取る認証ユーザIDとパスワードに基づき
ユーザ認証を行う。そして、認証の成立・不成立情報を
IF部100に出力する。
【0051】ステップS102:IF部100は、認証部
101より認証成立情報を受け付けた場合、ステップS
103の処理に進む。不成立情報を受けた場合、再入力
等を促す音声情報をユーザに提供し、ステップS100
に戻る。
101より認証成立情報を受け付けた場合、ステップS
103の処理に進む。不成立情報を受けた場合、再入力
等を促す音声情報をユーザに提供し、ステップS100
に戻る。
【0052】ステップS103:IF部100は、ユーザ
に対してコマンドの入力を促す音声情報を提供し、ユー
ザの入力を受け付ける。前記入力を促す音声情報の例と
しては、例えば「メニュー番号と#を押してください」
等が考えられる。ここで、IF部100は、コマンドとし
て少なくとも[送信]、[再生]に該当するものを受け
付けるように構成されている。[送信]該当コマンドが
入力された場合、図3のフローチャートに示す送信処理
が実行される。[再生]該当コマンドが入力された場
合、図6のフローチャートに示す再生処理が実行され
る。 (送信処理:図3) ステップS200:IF部100は、ユーザに対して送付
先のユーザID(以下、「送付先ユーザID」と呼ぶ。)の
入力を促す音声情報を提供し、ユーザの入力を受け付け
る。前記入力を促す音声情報の例としては、例えば「送
付先のユーザIDと#を押してください」等が考えられ
る。ユーザから送付先ユーザIDが入力されると、ステッ
プS201に進む。
に対してコマンドの入力を促す音声情報を提供し、ユー
ザの入力を受け付ける。前記入力を促す音声情報の例と
しては、例えば「メニュー番号と#を押してください」
等が考えられる。ここで、IF部100は、コマンドとし
て少なくとも[送信]、[再生]に該当するものを受け
付けるように構成されている。[送信]該当コマンドが
入力された場合、図3のフローチャートに示す送信処理
が実行される。[再生]該当コマンドが入力された場
合、図6のフローチャートに示す再生処理が実行され
る。 (送信処理:図3) ステップS200:IF部100は、ユーザに対して送付
先のユーザID(以下、「送付先ユーザID」と呼ぶ。)の
入力を促す音声情報を提供し、ユーザの入力を受け付け
る。前記入力を促す音声情報の例としては、例えば「送
付先のユーザIDと#を押してください」等が考えられ
る。ユーザから送付先ユーザIDが入力されると、ステッ
プS201に進む。
【0053】ステップS201:IF部100は、ユーザ
に対して音声(メッセージ)の入力を促す音声情報を提
供し、ユーザの入力を受け付ける。前記入力を促す音声
情報の例としては、例えば「メッセージをお願いしま
す」等が考えられる。ユーザから音声が入力されると、
これをデジタル変換して音声データとし、前記認証ユー
ザIDと併せて入力部102に出力する。また、前記音声
データを前記送付先ユーザIDと併せて送信部103に出
力する。
に対して音声(メッセージ)の入力を促す音声情報を提
供し、ユーザの入力を受け付ける。前記入力を促す音声
情報の例としては、例えば「メッセージをお願いしま
す」等が考えられる。ユーザから音声が入力されると、
これをデジタル変換して音声データとし、前記認証ユー
ザIDと併せて入力部102に出力する。また、前記音声
データを前記送付先ユーザIDと併せて送信部103に出
力する。
【0054】ステップS202:入力部102は、IF部
100より認証ユーザIDと音声データを受け取り、図4
に示すように対応付けて記憶する。ここで、Pは認証ユ
ーザIDを、Xは音声データを表わす。
100より認証ユーザIDと音声データを受け取り、図4
に示すように対応付けて記憶する。ここで、Pは認証ユ
ーザIDを、Xは音声データを表わす。
【0055】ステップS203:送信部103は、IF部
100より送付先ユーザIDと音声データを受け取る。こ
こで、IF部100より音声データを受け取る代わりに前
記認証ユーザIDを受け取り、入力部102から対応する
音声データを読み出すように構成してもよい。送信部1
03は、送付先ユーザIDより装置固有情報を抽出する。
送信部103は、各情報処理装置の装置固有情報と、情
報処理装置のネットワーク上の位置情報(例えばIPアド
レス)の対応表を記憶しており、かかる対応表、及び前
記抽出した装置固有情報に基づいて、対応する情報処理
装置の位置情報を抽出する。
100より送付先ユーザIDと音声データを受け取る。こ
こで、IF部100より音声データを受け取る代わりに前
記認証ユーザIDを受け取り、入力部102から対応する
音声データを読み出すように構成してもよい。送信部1
03は、送付先ユーザIDより装置固有情報を抽出する。
送信部103は、各情報処理装置の装置固有情報と、情
報処理装置のネットワーク上の位置情報(例えばIPアド
レス)の対応表を記憶しており、かかる対応表、及び前
記抽出した装置固有情報に基づいて、対応する情報処理
装置の位置情報を抽出する。
【0056】ステップS204:送信部103は、前記
送付先ユーザIDと前記受け取った音声データに基づいて
図5に示すような情報セットを形成する。ここで、Aは
送付先ユーザIDを表わす。
送付先ユーザIDと前記受け取った音声データに基づいて
図5に示すような情報セットを形成する。ここで、Aは
送付先ユーザIDを表わす。
【0057】ステップS205:送信部103は、前記
形成した情報セットを、前記抽出した位置情報により特
定される情報処理装置へネットワークを通じて送信す
る。より具体的には、送信部103は、前記情報セット
を所定単位の部分データに分割してパケットを生成し、
かかるパケットを送信することになる。各パケットに
は、前記位置情報と、前記認証ユーザIDと、分割された
データが元のデータのどこに位置していたかを表す番号
がヘッダー情報として付加される。送信終了後は、ステ
ップS103に戻る。 (再生処理:図6) ステップS300:IF部100は、ユーザに対して再生
する音声データを特定するための情報の入力を促す音声
情報を提供し、ユーザの入力を受け付ける。前記入力を
促す音声情報の例としては、例えば「受信したメッセー
ジを再生する場合は1と#、送信したメッセージを再生
する場合は9と#を押してください」等が考えられる。
ユーザから再生する音声データを特定するための情報が
入力されると、かかる情報を前記認証ユーザIDと併せて
再生部105に出力する。
形成した情報セットを、前記抽出した位置情報により特
定される情報処理装置へネットワークを通じて送信す
る。より具体的には、送信部103は、前記情報セット
を所定単位の部分データに分割してパケットを生成し、
かかるパケットを送信することになる。各パケットに
は、前記位置情報と、前記認証ユーザIDと、分割された
データが元のデータのどこに位置していたかを表す番号
がヘッダー情報として付加される。送信終了後は、ステ
ップS103に戻る。 (再生処理:図6) ステップS300:IF部100は、ユーザに対して再生
する音声データを特定するための情報の入力を促す音声
情報を提供し、ユーザの入力を受け付ける。前記入力を
促す音声情報の例としては、例えば「受信したメッセー
ジを再生する場合は1と#、送信したメッセージを再生
する場合は9と#を押してください」等が考えられる。
ユーザから再生する音声データを特定するための情報が
入力されると、かかる情報を前記認証ユーザIDと併せて
再生部105に出力する。
【0058】ステップS301:再生部105は、IF部
100より再生する音声データを特定するための情報と
前記認証ユーザIDを受け取り、受信した音声データを再
生する場合は受信部104を、送信した音声データを再
生する場合は入力部102を選択する。そして、前記認
証ユーザIDに対応する音声データを、受信部104又は
入力部102から読み出す。
100より再生する音声データを特定するための情報と
前記認証ユーザIDを受け取り、受信した音声データを再
生する場合は受信部104を、送信した音声データを再
生する場合は入力部102を選択する。そして、前記認
証ユーザIDに対応する音声データを、受信部104又は
入力部102から読み出す。
【0059】ステップS302:再生部105は、前記
読み出した音声データを前記IF部100を通じてアナロ
グ変換して音声情報として再生し、ユーザに提供する。
再生終了後は、ステップS103に戻る。なお、本ステ
ップにおいて、音声情報がユーザに提供されているとき
に、ユーザから所定の入力(例えば#の押下信号など)
を受け付けた場合に、再生対象となっている音声データ
を削除するようにしてもよい。 (受信処理:図7) ステップS400:受信部104は、他の情報処理装置
よりネットワークを通じて前記情報セットを受信する。
より具体的には、分割された部分データが格納されてい
るパケットを受信することになる。
読み出した音声データを前記IF部100を通じてアナロ
グ変換して音声情報として再生し、ユーザに提供する。
再生終了後は、ステップS103に戻る。なお、本ステ
ップにおいて、音声情報がユーザに提供されているとき
に、ユーザから所定の入力(例えば#の押下信号など)
を受け付けた場合に、再生対象となっている音声データ
を削除するようにしてもよい。 (受信処理:図7) ステップS400:受信部104は、他の情報処理装置
よりネットワークを通じて前記情報セットを受信する。
より具体的には、分割された部分データが格納されてい
るパケットを受信することになる。
【0060】ステップS401:受信部104は、同一
の情報セットに属する部分データについて、全パケット
を受信したかどうかを判断する。まだ受信していないパ
ケットがある場合は、ステップS400に戻る。全パケ
ットについて受信している場合は、ステップS402に
進む。
の情報セットに属する部分データについて、全パケット
を受信したかどうかを判断する。まだ受信していないパ
ケットがある場合は、ステップS400に戻る。全パケ
ットについて受信している場合は、ステップS402に
進む。
【0061】ステップS402:受信部104は、受信
したパケットに基づいてデバケット化を行い、部分デー
タを統合して情報セットを復元する。図8(a)に復元
したした情報セットの例を示す。
したパケットに基づいてデバケット化を行い、部分デー
タを統合して情報セットを復元する。図8(a)に復元
したした情報セットの例を示す。
【0062】ステップS403:受信部104は、前記
復元した情報セットより、ユーザIDと音声データを抽出
する。
復元した情報セットより、ユーザIDと音声データを抽出
する。
【0063】ステップS404:受信部104は、前記
抽出したユーザIDと音声データを対応付けて記憶する。
図8(b)に受信部104における記憶状態の例を示
す。
抽出したユーザIDと音声データを対応付けて記憶する。
図8(b)に受信部104における記憶状態の例を示
す。
【0064】以上の情報処理システムによれば、一方の
ユーザは最も通話料金が安くなる情報処理装置(アクセ
スポイント)に対して電話をかけてメッセージを記憶
し、他方のユーザ宛てに送信すればよいため、メッセー
ジをやりとりするためにユーザ間で共通のセンターを設
定する必要がない。そのため、遠隔地のユーザ間どうし
でメッセージをやりとりする場合であっても、各ユーザ
は遠隔地にある共通センターに遠距離電話をかける必要
がなくなり、ユーザが負担するコスト(通話料金)を軽
減させることができる。
ユーザは最も通話料金が安くなる情報処理装置(アクセ
スポイント)に対して電話をかけてメッセージを記憶
し、他方のユーザ宛てに送信すればよいため、メッセー
ジをやりとりするためにユーザ間で共通のセンターを設
定する必要がない。そのため、遠隔地のユーザ間どうし
でメッセージをやりとりする場合であっても、各ユーザ
は遠隔地にある共通センターに遠距離電話をかける必要
がなくなり、ユーザが負担するコスト(通話料金)を軽
減させることができる。
【0065】また、各情報処理装置において送受信され
た音声データはユーザIDごとに記憶されるため、他のユ
ーザにより音声データが再生されることはなくプライバ
シーを確保することができ、音声データの削除等の管理
も個人単位で実行することができる。
た音声データはユーザIDごとに記憶されるため、他のユ
ーザにより音声データが再生されることはなくプライバ
シーを確保することができ、音声データの削除等の管理
も個人単位で実行することができる。
【0066】また、受信された音声データは各情報処理
装置に記憶された後、ユーザからの入力に基づいて再生
されるため、受信タイミングとは独立してユーザの望む
タイミングで再生させることが可能となり、受信データ
に対するアクセスを能動的にコントロールすることがで
きる。
装置に記憶された後、ユーザからの入力に基づいて再生
されるため、受信タイミングとは独立してユーザの望む
タイミングで再生させることが可能となり、受信データ
に対するアクセスを能動的にコントロールすることがで
きる。
【0067】更に、送信部においてメッセージ単位で情
報セットを形成し、受信部では同一の情報セットに属す
る部分データを統合し、情報セットを復元してから音声
データを抽出しているため、受信部において記憶される
音声データは同一のメッセージについて全ての部分デー
タが揃った状態となっている。そのため、従来のインタ
ーネットのように回線が共有使用されており、データ容
量が必ずしも大きくないネットワークを用いる場合であ
っても、再生時における部分データの欠落や遅れといっ
た問題は生じず、再生される音声情報の品質を十分に確
保することができる。 (第2実施例)図9を参照して本発明の第2の実施例の
構成を説明する。本発明の第2の実施例である情報処理
システムは、第1の実施例と同様に、ネットワークを介
して接続可能に構成された複数の情報処理装置1を備え
ている。ただし、情報処理装置1は、IF部100〜再生
部105に加え、電話番号DB部106と、呼び出し部1
07を備えている。
報セットを形成し、受信部では同一の情報セットに属す
る部分データを統合し、情報セットを復元してから音声
データを抽出しているため、受信部において記憶される
音声データは同一のメッセージについて全ての部分デー
タが揃った状態となっている。そのため、従来のインタ
ーネットのように回線が共有使用されており、データ容
量が必ずしも大きくないネットワークを用いる場合であ
っても、再生時における部分データの欠落や遅れといっ
た問題は生じず、再生される音声情報の品質を十分に確
保することができる。 (第2実施例)図9を参照して本発明の第2の実施例の
構成を説明する。本発明の第2の実施例である情報処理
システムは、第1の実施例と同様に、ネットワークを介
して接続可能に構成された複数の情報処理装置1を備え
ている。ただし、情報処理装置1は、IF部100〜再生
部105に加え、電話番号DB部106と、呼び出し部1
07を備えている。
【0068】IF部100、認証部101、入力部10
2、送信部103、再生部105の構成、及び認証処
理、送信処理、再生処理の動作は第1の実施例と同様で
ある。本実施例の受信処理は、ステップS400〜S4
04は第1の実施例と同様であるが、ステップS405
以降に呼び出し処理(ステップS406、S407)を
有している点で第1の実施例と異なる。図10に本実施
例における受信処理のフローチャートを示す。
2、送信部103、再生部105の構成、及び認証処
理、送信処理、再生処理の動作は第1の実施例と同様で
ある。本実施例の受信処理は、ステップS400〜S4
04は第1の実施例と同様であるが、ステップS405
以降に呼び出し処理(ステップS406、S407)を
有している点で第1の実施例と異なる。図10に本実施
例における受信処理のフローチャートを示す。
【0069】電話番号DB部106は、当該情報処理装置
1にアクセスを許すユーザのユーザID及びそのユーザID
に対応する電話番号の組を記憶している。
1にアクセスを許すユーザのユーザID及びそのユーザID
に対応する電話番号の組を記憶している。
【0070】受信部104は、他の情報処理装置よりネ
ットワークを通じて前記情報セットを受信した場合に、
当該情報セットよりユーザID及び音声データを抽出し、
前記抽出した音声データを、前記抽出したユーザIDに対
応付けて記憶する(ステップS400からステップS4
04)。そして、前記抽出したユーザIDを呼び出し部1
06に出力する(ステップS405)。
ットワークを通じて前記情報セットを受信した場合に、
当該情報セットよりユーザID及び音声データを抽出し、
前記抽出した音声データを、前記抽出したユーザIDに対
応付けて記憶する(ステップS400からステップS4
04)。そして、前記抽出したユーザIDを呼び出し部1
06に出力する(ステップS405)。
【0071】呼び出し部107は、前記受信部104よ
りユーザIDを受け取ると、かかるユーザIDに対応する電
話番号を前記電話番号記憶部106より読み出す(ステ
ップS406)。
りユーザIDを受け取ると、かかるユーザIDに対応する電
話番号を前記電話番号記憶部106より読み出す(ステ
ップS406)。
【0072】そして、前記読み出した電話番号に電話を
かけて、予め定めた回数だけコール音が鳴ってから電話
を切ることを実行する(ステップS407)。かかる機
能は通常の電話装置が有する発呼機能を用いることによ
り実現することができる。
かけて、予め定めた回数だけコール音が鳴ってから電話
を切ることを実行する(ステップS407)。かかる機
能は通常の電話装置が有する発呼機能を用いることによ
り実現することができる。
【0073】ここで、前記コール回数は、例えばユーザ
により設定可能としてもよい。また、呼び出し部107
が電話をかけている最中にユーザがその電話にでた場合
は、IF部100を通じて「着信情報があります」等の音
声情報をユーザに提供するように構成してもよい。
により設定可能としてもよい。また、呼び出し部107
が電話をかけている最中にユーザがその電話にでた場合
は、IF部100を通じて「着信情報があります」等の音
声情報をユーザに提供するように構成してもよい。
【0074】本実施例では、ユーザは自分宛てのメッセ
ージが記憶されたことを呼び出し部からの電話により知
ることができるため、より適切に受信したメッセージに
対するアクセスを能動的にコントロールすることができ
る。 (第3実施例)本発明の第3の実施例である情報処理シ
ステムは、第1の実施例と同様の構成を備える。ただ
し、本実施例における情報セットは、前記ユーザID
(送付先ID)と音声データに加え、前記認証されたユ
ーザIDが発信者IDとして含まれて構成されている点で、
第1の実施例と異なる。図11に本実施例における情報
セットの例を示す。
ージが記憶されたことを呼び出し部からの電話により知
ることができるため、より適切に受信したメッセージに
対するアクセスを能動的にコントロールすることができ
る。 (第3実施例)本発明の第3の実施例である情報処理シ
ステムは、第1の実施例と同様の構成を備える。ただ
し、本実施例における情報セットは、前記ユーザID
(送付先ID)と音声データに加え、前記認証されたユ
ーザIDが発信者IDとして含まれて構成されている点で、
第1の実施例と異なる。図11に本実施例における情報
セットの例を示す。
【0075】以下、本実施例の動作のうち、第1の実施
例と異なっている点について説明する。
例と異なっている点について説明する。
【0076】本実施例の受信処理は、ステップS400
〜S402は第1の実施例と同様であるが、ステップS
403、S404において発信者IDも抽出・記憶する点
で第1の実施例と異なる。図12に本実施例における受
信処理を表わすフローチャートを示す。
〜S402は第1の実施例と同様であるが、ステップS
403、S404において発信者IDも抽出・記憶する点
で第1の実施例と異なる。図12に本実施例における受
信処理を表わすフローチャートを示す。
【0077】ステップS400〜S402:第1の実施
例と同様であるため説明を省略する。
例と同様であるため説明を省略する。
【0078】ステップS403:受信部104は、前記
復元した情報セットよりユーザIDと音声データと発信者
IDを抽出する。
復元した情報セットよりユーザIDと音声データと発信者
IDを抽出する。
【0079】ステップS404:受信部104は、前記
抽出したユーザIDと音声データと発信者IDを対応付けて
記憶する。図13に受信部104における記憶状態の例
を示す。ここで、Bは発信者IDを表わす。
抽出したユーザIDと音声データと発信者IDを対応付けて
記憶する。図13に受信部104における記憶状態の例
を示す。ここで、Bは発信者IDを表わす。
【0080】本実施例の再生処理は、ステップS30
0、S301は第1の実施例と同様であるが、ステップ
S302において返信処理への分岐を有している点で第
1の実施例と異なる。図14に本実施例における再生処
理を表わすフローチャートを示す。 (再生処理:図14) ステップS300〜S301:第1の実施例と同様であ
るため説明を省略する。
0、S301は第1の実施例と同様であるが、ステップ
S302において返信処理への分岐を有している点で第
1の実施例と異なる。図14に本実施例における再生処
理を表わすフローチャートを示す。 (再生処理:図14) ステップS300〜S301:第1の実施例と同様であ
るため説明を省略する。
【0081】ステップS302:再生部105は、前記
読み出した音声データを前記IF部100を通じてアナロ
グ変換して音声情報として再生し、ユーザに提供する。
再生終了後は、ステップS303に進む。
読み出した音声データを前記IF部100を通じてアナロ
グ変換して音声情報として再生し、ユーザに提供する。
再生終了後は、ステップS303に進む。
【0082】ステップS303:IF部100は、例えば
「返信をする場合は#を、しない場合は*を押してくだ
さい」等の入力を促す音声情報を提供し、ステップS3
02において再生した音声データに対して返信処理を行
うかどうかについてユーザから入力を受け付ける。返信
処理をしないとの入力を受け付けた場合はステップS1
03に進み、するとの入力を受け付けた場合は返信処理
(ステップS500)に進む。返信処理に進むことによ
り、ステップS302において再生した音声データを返
信対象として選択したことになる。 (返信処理:図15) ステップS500:送信部103は、ステップS303
において選択された音声データに対応付けて記憶されて
いる発信者ID(例えば、B)を受信部104から読み出
す。
「返信をする場合は#を、しない場合は*を押してくだ
さい」等の入力を促す音声情報を提供し、ステップS3
02において再生した音声データに対して返信処理を行
うかどうかについてユーザから入力を受け付ける。返信
処理をしないとの入力を受け付けた場合はステップS1
03に進み、するとの入力を受け付けた場合は返信処理
(ステップS500)に進む。返信処理に進むことによ
り、ステップS302において再生した音声データを返
信対象として選択したことになる。 (返信処理:図15) ステップS500:送信部103は、ステップS303
において選択された音声データに対応付けて記憶されて
いる発信者ID(例えば、B)を受信部104から読み出
す。
【0083】ステップS501:IF部100は、ユーザ
に対して音声(返信メッセージ)の入力を促す音声情報
を提供し、ユーザの入力を受け付ける。前記入力を促す
音声情報の例としては、例えば「返信メッセージをお願
いします」等が考えられる。ユーザから音声が入力され
ると、これをデジタル変換して音声データ(例えば、
Z)とし、前記認証ユーザID(P)と併せて入力部10
2に出力する。また、前記音声データ(Z)を送信部1
03に出力する。
に対して音声(返信メッセージ)の入力を促す音声情報
を提供し、ユーザの入力を受け付ける。前記入力を促す
音声情報の例としては、例えば「返信メッセージをお願
いします」等が考えられる。ユーザから音声が入力され
ると、これをデジタル変換して音声データ(例えば、
Z)とし、前記認証ユーザID(P)と併せて入力部10
2に出力する。また、前記音声データ(Z)を送信部1
03に出力する。
【0084】ステップS502:入力部102は、IF部
100より認証ユーザID(P)と音声データ(Z)を受
け取り、対応付けて記憶する。
100より認証ユーザID(P)と音声データ(Z)を受
け取り、対応付けて記憶する。
【0085】ステップS503:送信部103は、IF部
100より音声データ(Z)を受け取るとともに、前記
発信者ID(B)より装置固有情報を抽出する。そして、
各情報処理装置の装置固有情報と、情報処理装置のネッ
トワーク上の位置情報(例えばIPアドレス)の対応表、
及び前記抽出した装置固有情報に基づいて、対応する情
報処理装置の位置情報を抽出する。
100より音声データ(Z)を受け取るとともに、前記
発信者ID(B)より装置固有情報を抽出する。そして、
各情報処理装置の装置固有情報と、情報処理装置のネッ
トワーク上の位置情報(例えばIPアドレス)の対応表、
及び前記抽出した装置固有情報に基づいて、対応する情
報処理装置の位置情報を抽出する。
【0086】ステップS504:送信部103は、前記
発信者ID(B)を送付元の情報処理装置を特定する情報
として用いる。すなわち、前記発信者ID(B)を送付先
ユーザIDとし、前記認証ユーザID(P)を発信者IDと
し、前記受け取った音声データ(Z)と併せて、図16
に示すような情報セットを形成する。
発信者ID(B)を送付元の情報処理装置を特定する情報
として用いる。すなわち、前記発信者ID(B)を送付先
ユーザIDとし、前記認証ユーザID(P)を発信者IDと
し、前記受け取った音声データ(Z)と併せて、図16
に示すような情報セットを形成する。
【0087】ステップS505:送信部103は、前記
形成した情報セットを、前記抽出した位置情報により特
定される情報処理装置へネットワークを通じて送信す
る。より具体的には、送信部103は、前記情報セット
を所定単位の部分データに分割してパケットを生成し、
かかるパケットを送信することになる。送信終了後は、
ステップS103に戻る。
形成した情報セットを、前記抽出した位置情報により特
定される情報処理装置へネットワークを通じて送信す
る。より具体的には、送信部103は、前記情報セット
を所定単位の部分データに分割してパケットを生成し、
かかるパケットを送信することになる。送信終了後は、
ステップS103に戻る。
【0088】本実施例では、各情報処理装置は選択され
た音声データに対応する発信者IDを抽出して返信処理に
移行するため、ユーザはわざわざ返信先のユーザIDを入
力する必要がない。そのため、入力操作に関してユーザ
の負担を軽減することができる。 (第4実施例)本発明の第4の実施例である情報処理シ
ステムは、第1の実施例と同様の構成を備える。
た音声データに対応する発信者IDを抽出して返信処理に
移行するため、ユーザはわざわざ返信先のユーザIDを入
力する必要がない。そのため、入力操作に関してユーザ
の負担を軽減することができる。 (第4実施例)本発明の第4の実施例である情報処理シ
ステムは、第1の実施例と同様の構成を備える。
【0089】以下、本実施例の動作のうち、第1の実施
例と異なっている点について説明する。本実施例の再生
処理は、ステップS300、S301は第1の実施例と
同様であるが、ステップS302において転送処理への
分岐を有している点で第1の実施例と異なる。図17に
本実施例における再生処理を表わすフローチャートを示
す。
例と異なっている点について説明する。本実施例の再生
処理は、ステップS300、S301は第1の実施例と
同様であるが、ステップS302において転送処理への
分岐を有している点で第1の実施例と異なる。図17に
本実施例における再生処理を表わすフローチャートを示
す。
【0090】ステップS300〜S301:第1の実施
例と同様であるため説明を省略する。
例と同様であるため説明を省略する。
【0091】ステップS302:再生部105は、前記
読み出した音声データ(例えば、Y)を前記IF部100
を通じてアナログ変換して音声情報として再生し、ユー
ザに提供する。再生部105において音声情報のユーザ
への提供が開始された後、ステップS303に進む。
読み出した音声データ(例えば、Y)を前記IF部100
を通じてアナログ変換して音声情報として再生し、ユー
ザに提供する。再生部105において音声情報のユーザ
への提供が開始された後、ステップS303に進む。
【0092】ステップS303:IF部100は、再生部
105において音声情報がユーザに提供されているとき
に、ユーザから所定の入力(例えば#の押下信号など)
を受け付けた場合に、再生を中断し、転送処理(ステッ
プS600)に進む。ユーザから所定の入力がなかった
場合は、再生終了後にステップS103へ進む。転送処
理に進むことにより、再生中の音声データ(Y)を転送
対象として選択したことになる。 (転送処理:図18) ステップS600:IF部100は、ユーザに対して転送
先のユーザIDの入力を促す音声情報を提供し、ユーザの
入力を受け付ける。前記入力を促す音声情報の例として
は、例えば「転送先のユーザIDと#を押してください」
等が考えられる。ユーザから転送先のユーザID(例え
ば、C)が入力されると、ステップS601に進む。
105において音声情報がユーザに提供されているとき
に、ユーザから所定の入力(例えば#の押下信号など)
を受け付けた場合に、再生を中断し、転送処理(ステッ
プS600)に進む。ユーザから所定の入力がなかった
場合は、再生終了後にステップS103へ進む。転送処
理に進むことにより、再生中の音声データ(Y)を転送
対象として選択したことになる。 (転送処理:図18) ステップS600:IF部100は、ユーザに対して転送
先のユーザIDの入力を促す音声情報を提供し、ユーザの
入力を受け付ける。前記入力を促す音声情報の例として
は、例えば「転送先のユーザIDと#を押してください」
等が考えられる。ユーザから転送先のユーザID(例え
ば、C)が入力されると、ステップS601に進む。
【0093】ステップS601:IF部100は、ユーザ
に対して音声(転送メッセージ)の入力を促す音声情報
を提供し、ユーザの入力を受け付ける。前記入力を促す
音声情報の例としては、例えば「メッセージをお願いし
ます」等が考えられる。ユーザから音声が入力される
と、これをデジタル変換して音声データ(例えば、X)
とし、前記認証ユーザIDと併せて入力部102に出力す
る。また、前記音声データ(X)を前記転送先のユーザ
ID(C)と併せてを送信部103に出力する。
に対して音声(転送メッセージ)の入力を促す音声情報
を提供し、ユーザの入力を受け付ける。前記入力を促す
音声情報の例としては、例えば「メッセージをお願いし
ます」等が考えられる。ユーザから音声が入力される
と、これをデジタル変換して音声データ(例えば、X)
とし、前記認証ユーザIDと併せて入力部102に出力す
る。また、前記音声データ(X)を前記転送先のユーザ
ID(C)と併せてを送信部103に出力する。
【0094】ステップS602:入力部102は、IF部
100より認証ユーザIDと音声データ(X)を受け取
り、対応付けて記憶する。
100より認証ユーザIDと音声データ(X)を受け取
り、対応付けて記憶する。
【0095】ステップS603:送信部103は、IF部
100より転送先のユーザID(C)と音声データ(X)
を受け取る。そして、転送先のーザID(C)より装置固
有情報を抽出し、各情報処理装置の装置固有情報と、情
報処理装置のネットワーク上の位置情報(例えばIPアド
レス)の対応表、及び前記抽出した装置固有情報に基づ
いて、対応する情報処理装置の位置情報を抽出する。
100より転送先のユーザID(C)と音声データ(X)
を受け取る。そして、転送先のーザID(C)より装置固
有情報を抽出し、各情報処理装置の装置固有情報と、情
報処理装置のネットワーク上の位置情報(例えばIPアド
レス)の対応表、及び前記抽出した装置固有情報に基づ
いて、対応する情報処理装置の位置情報を抽出する。
【0096】ステップS604:送信部103は、転送
対象の音声データ(Y)を受信部104から読み出し、
前記受け取った音声データ(X)と併せて、一つの音声
データとして統合する。統合の方法としては、例えば転
送対象の音声データ、前記受け取った音声データの順に
単純にデータを結合することが考えられる。そして、前
記転送先のユーザIDと前記統合した音声データに基づい
て情報セットを形成する。図19に本ステップにおいて
形成された情報セットの例を示す。
対象の音声データ(Y)を受信部104から読み出し、
前記受け取った音声データ(X)と併せて、一つの音声
データとして統合する。統合の方法としては、例えば転
送対象の音声データ、前記受け取った音声データの順に
単純にデータを結合することが考えられる。そして、前
記転送先のユーザIDと前記統合した音声データに基づい
て情報セットを形成する。図19に本ステップにおいて
形成された情報セットの例を示す。
【0097】ステップS605:送信部103は、前記
形成した情報セットを、前記抽出した位置情報により特
定される情報処理装置へネットワークを通じて送信す
る。より具体的には、送信部103は、前記情報セット
を所定単位の部分データに分割してパケットを生成し、
かかるパケットを送信することになる。送信終了後は、
ステップS103に戻る。
形成した情報セットを、前記抽出した位置情報により特
定される情報処理装置へネットワークを通じて送信す
る。より具体的には、送信部103は、前記情報セット
を所定単位の部分データに分割してパケットを生成し、
かかるパケットを送信することになる。送信終了後は、
ステップS103に戻る。
【0098】本実施例では、受信した音声データと入力
した音声データを統合して転送用の音声データとするこ
とができるため、多数のユーザ間で情報をやりとりする
場合に効率よく伝達することができる。 (第5実施例)本発明の第5の実施例である情報処理シ
ステムは、第1の実施例と同様の構成を備える。ただ
し、受信部104において、記憶する音声データごと
に、当該音声データが再生部105において再生された
場合にON、再生されていない場合にOFFとなる再生有無
情報を記憶している点で第1の実施例と異なる。
した音声データを統合して転送用の音声データとするこ
とができるため、多数のユーザ間で情報をやりとりする
場合に効率よく伝達することができる。 (第5実施例)本発明の第5の実施例である情報処理シ
ステムは、第1の実施例と同様の構成を備える。ただ
し、受信部104において、記憶する音声データごと
に、当該音声データが再生部105において再生された
場合にON、再生されていない場合にOFFとなる再生有無
情報を記憶している点で第1の実施例と異なる。
【0099】以下、本実施例の動作のうち、第1の実施
例と異なっている点について説明する。本実施例では、
認証処理のステップS103において、[送信]、[再
生]に加え、[伝達確認]に該当するものもコマンドと
して受け付ける。[伝達確認]該当コマンドが入力され
た場合、図20のフローチャートに示す伝達確認処理が
実行される。また、受信部104は、第1の実施例と同
様の受信処理に加え、図20のフローチャートに示す確
認信号受信処理も実行する。 (伝達確認処理:図20) ステップS700:IF部100は、例えば「伝達確認先
のユーザIDと#を押してください」等の入力を促す音声
情報を提供し、伝達確認先のユーザIDの入力をユーザか
ら受け付ける。そして、受け付けた伝達確認先のユーザ
ID(例えば、A)を送信部103に出力する。ここで、
伝達確認とは、送信した音声データが送信先情報処理装
置において再生されたかどうかを確認することをいう。
例と異なっている点について説明する。本実施例では、
認証処理のステップS103において、[送信]、[再
生]に加え、[伝達確認]に該当するものもコマンドと
して受け付ける。[伝達確認]該当コマンドが入力され
た場合、図20のフローチャートに示す伝達確認処理が
実行される。また、受信部104は、第1の実施例と同
様の受信処理に加え、図20のフローチャートに示す確
認信号受信処理も実行する。 (伝達確認処理:図20) ステップS700:IF部100は、例えば「伝達確認先
のユーザIDと#を押してください」等の入力を促す音声
情報を提供し、伝達確認先のユーザIDの入力をユーザか
ら受け付ける。そして、受け付けた伝達確認先のユーザ
ID(例えば、A)を送信部103に出力する。ここで、
伝達確認とは、送信した音声データが送信先情報処理装
置において再生されたかどうかを確認することをいう。
【0100】ステップS701:送信部103は、IF部
100より伝達確認先ユーザID(A)を受け取る。そし
て、伝達確認先のユーザID(A)より装置固有情報を抽
出し、各情報処理装置の装置固有情報と、情報処理装置
のネットワーク上の位置情報(例えばIPアドレス)の対
応表、及び前記抽出した装置固有情報に基づいて、対応
する情報処理装置の位置情報を抽出する。
100より伝達確認先ユーザID(A)を受け取る。そし
て、伝達確認先のユーザID(A)より装置固有情報を抽
出し、各情報処理装置の装置固有情報と、情報処理装置
のネットワーク上の位置情報(例えばIPアドレス)の対
応表、及び前記抽出した装置固有情報に基づいて、対応
する情報処理装置の位置情報を抽出する。
【0101】ステップS702:送信部103は、前記
伝達確認先ユーザID(A)を第1ID、前記認証ユーザID
(P)を第2IDとして、図21に示すような確認信号を
形成する。そして、前記抽出した位置情報により特定さ
れる情報処理装置(確認先情報処理装置)へネットワー
クを通じて前記確認信号を送信する。
伝達確認先ユーザID(A)を第1ID、前記認証ユーザID
(P)を第2IDとして、図21に示すような確認信号を
形成する。そして、前記抽出した位置情報により特定さ
れる情報処理装置(確認先情報処理装置)へネットワー
クを通じて前記確認信号を送信する。
【0102】ステップS703:送信部103は、前記
確認信号に応じて前記確認先情報処理装置から送信され
る再生有無情報を受け付ける。受け付けた場合、ステッ
プS704に進む。
確認信号に応じて前記確認先情報処理装置から送信され
る再生有無情報を受け付ける。受け付けた場合、ステッ
プS704に進む。
【0103】ステップS704:送信部103は、前記
受け付けた再生有無情報に基づいて所定の音声情報を選
択し前記IF部100を通じてユーザに提供することで、
伝達確認の結果をユーザに知らせる。前記所定の音声情
報としては、例えば再生有無情報がONの場合は「あなた
からのメッセージは全て届いております」、OFFの場合
は「あなたからのメッセージは届いておりません」等が
考えられる。 (確認信号受信処理:図22) ステップS800:受信部104は、他の情報処理装置
よりネットワークを通じて前記確認信号を受信する。
受け付けた再生有無情報に基づいて所定の音声情報を選
択し前記IF部100を通じてユーザに提供することで、
伝達確認の結果をユーザに知らせる。前記所定の音声情
報としては、例えば再生有無情報がONの場合は「あなた
からのメッセージは全て届いております」、OFFの場合
は「あなたからのメッセージは届いておりません」等が
考えられる。 (確認信号受信処理:図22) ステップS800:受信部104は、他の情報処理装置
よりネットワークを通じて前記確認信号を受信する。
【0104】ステップS801:受信部104は、前記
受信した確認信号より、第1IDと第2IDを抽出する。
受信した確認信号より、第1IDと第2IDを抽出する。
【0105】ステップS802:受信部104は、前記
第1IDに対応付けて記憶されている音声データについて
再生有無情報を読み出し、前記第2IDと併せて送信部1
03に出力する。
第1IDに対応付けて記憶されている音声データについて
再生有無情報を読み出し、前記第2IDと併せて送信部1
03に出力する。
【0106】ステップS803:送信部103は、受信
部104より再生有無情報と第2IDを受け取る。そし
て、第2IDより装置固有情報を抽出し、各情報処理装置
の装置固有情報と、情報処理装置のネットワーク上の位
置情報(例えばIPアドレス)の対応表、及び前記抽出し
た装置固有情報に基づいて、対応する情報処理装置の位
置情報を抽出する。そして、前記抽出した位置情報によ
り特定される情報処理装置(確認元情報処理装置)へネ
ットワークを通じて前記受け取った再生有無情報を送信
する。
部104より再生有無情報と第2IDを受け取る。そし
て、第2IDより装置固有情報を抽出し、各情報処理装置
の装置固有情報と、情報処理装置のネットワーク上の位
置情報(例えばIPアドレス)の対応表、及び前記抽出し
た装置固有情報に基づいて、対応する情報処理装置の位
置情報を抽出する。そして、前記抽出した位置情報によ
り特定される情報処理装置(確認元情報処理装置)へネ
ットワークを通じて前記受け取った再生有無情報を送信
する。
【0107】かかる構成によれば、ユーザは送信した音
声データが送付先のユーザによって再生されたかどうか
を確認することができるため、効率よく情報のやりとり
を行うことができる。 (変形例)本発明は上記各実施例に限定されることな
く、種々に変形して適用することが可能である。例え
ば、上記の各実施例の動作に関し、任意の組み合わせで
複数同時に実行可能な構成とすることができる。また、
例えば、IF部においてユーザに対し音声情報を提供する
代わりに、文字情報等の視覚により認識できる情報を提
供するように構成することもできる。
声データが送付先のユーザによって再生されたかどうか
を確認することができるため、効率よく情報のやりとり
を行うことができる。 (変形例)本発明は上記各実施例に限定されることな
く、種々に変形して適用することが可能である。例え
ば、上記の各実施例の動作に関し、任意の組み合わせで
複数同時に実行可能な構成とすることができる。また、
例えば、IF部においてユーザに対し音声情報を提供する
代わりに、文字情報等の視覚により認識できる情報を提
供するように構成することもできる。
【0108】また、第5実施例において、伝達確認先の
ユーザIDをユーザが入力する代わりに、入力部101に
記憶されている音声データをユーザが指定して音声デー
タ単位で伝達確認が行えるように構成してもよい。
ユーザIDをユーザが入力する代わりに、入力部101に
記憶されている音声データをユーザが指定して音声デー
タ単位で伝達確認が行えるように構成してもよい。
【0109】また、第2実施例と第5実施例を組み合わ
せた構成において、送信した音声データが再生されてい
ないと確認された場合、ユーザの入力に応じて又は自動
的に、呼び出し部において伝達確認先のユーザIDに対応
する電話番号に電話をかけるように構成してもよい。
せた構成において、送信した音声データが再生されてい
ないと確認された場合、ユーザの入力に応じて又は自動
的に、呼び出し部において伝達確認先のユーザIDに対応
する電話番号に電話をかけるように構成してもよい。
【0110】
【発明の効果】本発明は、複数の情報処理装置がネット
ワークを介して接続されているため、メッセージを入力
する情報処理装置と再生する情報処理装置が必ずしも同
一であることを必要としない。そのため、各ユーザは最
も通話コストのかからない情報処理装置を入力用・再生
用として選択することができ、その結果、遠隔地のユー
ザ間であっても、ユーザが負担するコストを大幅に増や
すことなく、メッセージのやりとりを行うことができ
る。
ワークを介して接続されているため、メッセージを入力
する情報処理装置と再生する情報処理装置が必ずしも同
一であることを必要としない。そのため、各ユーザは最
も通話コストのかからない情報処理装置を入力用・再生
用として選択することができ、その結果、遠隔地のユー
ザ間であっても、ユーザが負担するコストを大幅に増や
すことなく、メッセージのやりとりを行うことができ
る。
【0111】また、本発明は、送信した音声データや受
信した音声データをユーザIDに対応付けて記憶している
ため、他のユーザにより音声データが再生されることは
なくプライバシーを確保することができ、音声データの
削除等の管理も個人単位で実行することができる。
信した音声データをユーザIDに対応付けて記憶している
ため、他のユーザにより音声データが再生されることは
なくプライバシーを確保することができ、音声データの
削除等の管理も個人単位で実行することができる。
【0112】更に、本発明では、受信された音声データ
は各情報処理装置に記憶された後、ユーザからの入力に
基づいて再生されるため、受信タイミングとは独立して
ユーザの望むタイミングで再生させることが可能とな
り、受信データに対するアクセスを能動的にコントロー
ルすることができる。
は各情報処理装置に記憶された後、ユーザからの入力に
基づいて再生されるため、受信タイミングとは独立して
ユーザの望むタイミングで再生させることが可能とな
り、受信データに対するアクセスを能動的にコントロー
ルすることができる。
【0113】更に、送信側ではメッセージ単位の音声デ
ータを用いて情報セットを形成し、これを複数の部分デ
ータに分割して送信しており、受信側では同一の情報セ
ットに属する部分データを統合することにより情報セッ
トを復元してから音声データを抽出して記憶しているた
め、従来のインターネットのように回線が共有使用され
ており、データ容量が必ずしも大きくないネットワーク
を用いる場合であっても、ユーザに提供される情報の品
質を確保することができる。
ータを用いて情報セットを形成し、これを複数の部分デ
ータに分割して送信しており、受信側では同一の情報セ
ットに属する部分データを統合することにより情報セッ
トを復元してから音声データを抽出して記憶しているた
め、従来のインターネットのように回線が共有使用され
ており、データ容量が必ずしも大きくないネットワーク
を用いる場合であっても、ユーザに提供される情報の品
質を確保することができる。
【図1】 第1の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】 第1の実施例における認証処理のフローチャ
ートである。
ートである。
【図3】 第1の実施例における送信処理のフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】 第1の実施例における入力部の記憶状態を示
す模式図である。
す模式図である。
【図5】 第1の実施例における情報セットの構成を示
す模式図である。
す模式図である。
【図6】 第1の実施例における再生処理のフローチャ
ートである。
ートである。
【図7】 第1の実施例における受信処理のフローチャ
ートである。
ートである。
【図8】 第1の実施例における情報セットの構成及び
受信部の記憶状態を示す模式図である。
受信部の記憶状態を示す模式図である。
【図9】 第2の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図10】 第2の実施例における再生処理のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図11】 第2の実施例における情報セットの構成を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図12】 第2の実施例における受信処理のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図13】 第2の実施例における受信部の記憶状態を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図14】 第2の実施例における再生処理のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図15】 第2の実施例における返信処理のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図16】 ステップS504において形成される情報
セットの構成を示す模式図である。
セットの構成を示す模式図である。
【図17】 第3の実施例における再生処理のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図18】 第3の実施例における転送処理のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図19】 ステップS604において形成される情報
セットの構成を示す模式図である。
セットの構成を示す模式図である。
【図20】 第4の実施例における伝達確認処理のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図21】 第4の実施例における確認信号の構成を示
す模式図である。
す模式図である。
【図22】 第4の実施例における確認信号受信処理の
フローチャートである。
フローチャートである。
1 情報処理装置 100 インターフェース部 101 認証部 102 入力部 103 送信部 104 受信部 105 再生部 106 電話番号DB部 107 呼び出し部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA15 GA17 GA20 HA06 HB01 HC01 JT01 JT02 KA19 LD14 5K051 AA08 BB01 CC01 CC02 CC04 CC07 DD01 DD11 HH27 JJ13 5K101 KK05 LL01 LL03 LL05 LL12 MM06 NN07 NN34 SS08 TT06 UU16 9A001 CC05 CC06 HH15 JJ25 LL03
Claims (16)
- 【請求項1】 ユーザの入力に応じて音声情報であるメ
ッセージの記録・再生を行う情報処理システムであっ
て、 メッセージの記録・再生を行う手段を複数備えており、
各前記手段はネットワークを介してメッセージの送受信
を行うことを特徴とする情報処理システム。 - 【請求項2】 前記メッセージは、各前記手段において
ユーザごとに管理されていることを特徴とする請求項1
記載の情報処理システム。 - 【請求項3】 前記メッセージは、電話においてユーザ
が発話することにより前記手段に入力されることを特徴
とする請求項1又は2記載の情報処理システム。 - 【請求項4】 各前記手段は、受信したメッセージがあ
ることを電話回線を用いてユーザに伝達可能に構成され
ていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項
に記載の情報処理システム。 - 【請求項5】 前記メッセージには送信元の前記手段を
特定する情報が含まれており、各前記手段は、前記情報
を用いて送信元に返信可能に構成されていることを特徴
とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理
システム。 - 【請求項6】 各前記手段は、受信したメッセージに更
にメッセージを結合して送信可能に構成されていること
を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情
報処理システム。 - 【請求項7】 各前記手段は、受信したメッセージが再
生されたかどうかの情報を当該メッセージの送信元の前
記手段に通信可能に構成されていることを特徴とする請
求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理システ
ム。 - 【請求項8】 ネットワークを介して接続可能に構成さ
れた複数の情報処理装置を備えた情報処理システムであ
って、 前記情報処理装置は、 ユーザから電話により入力を受け付けるインターフェー
ス部と、 アクセスを許すユーザID及びそのユーザIDに対応するパ
スワードの組を記憶しており、前記インターフェース部
において認証用として入力されるユーザID及びパスワー
ドに基づいて、ユーザ認証を行う認証部と、 前記認証部において認証された場合に、前記インターフ
ェース部において入力される音声情報を音声データとし
て記憶する入力部と、 前記認証部において認証された場合に、前記複数の情報
処理装置のうち一つを選択し(以下、選択した情報処理
装置を「送信先情報処理装置」と呼ぶ。)、前記インタ
ーフェース部において送信先として入力されるユーザID
と前記音声データを用いて情報セットを形成し、ネット
ワークを通じて前記送信先情報処理装置に前記形成した
情報セットを送信する送信部と、 他の情報処理装置より前記情報セットを受信した場合
に、当該情報セットよりユーザID及び音声データを抽出
し、前記抽出した音声データを前記抽出したユーザIDに
対応付けて記憶する受信部と、 前記認証部において認証された場合に、前記認証された
ユーザIDに対応付けて記憶されている音声データを前記
受信部から読み出し、前記読み出した音声データを前記
インターフェース部を通じて音声情報として再生する再
生部と、 を備えていることを特徴とする情報処理システム。 - 【請求項9】 前記ユーザIDは少なくとも情報処理装置
に固有の情報とユーザに固有の情報を含んで構成されて
おり、前記送信部において、前記送信先として入力され
たユーザIDに含まれる前記情報処理装置に固有の情報に
基づいて前記送信先情報処理装置を決定することを特徴
とする請求項8記載の情報処理システム。 - 【請求項10】 前記情報セットは、ユーザが入力する
メッセージ単位で形成されていることを特徴とする請求
項8又は9記載の情報処理システム。 - 【請求項11】 前記入力部は、前記音声データを前記
認証されたユーザIDに対応付けて記憶しており、 前記再生部は、前記認証されたユーザIDに対応付けて記
憶されている音声データを前記入力部又は前記受信部か
ら読み出し、前記読み出した音声データを前記インター
フェース部を通じて音声情報として再生することを特徴
とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の情報処
理システム。 - 【請求項12】 前記送信部は、前記情報セットを所定
単位の部分データに分割して送信し、 前記受信部は、前記情報セットを複数の部分データとし
て受信し、一つの情報セットに関する部分データを統合
して前記情報セットを復元し、前記復元した情報セット
よりユーザID及び音声データを抽出し、前記抽出した音
声データを前記抽出したユーザIDに対応付けて記憶する
ことを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記
載の情報処理システム。 - 【請求項13】 更に、アクセスを許すユーザID及びそ
のユーザIDに対応する電話番号の組を記憶する電話番号
記憶部と、 前記受信部において前記音声データが記憶された場合
に、前記抽出したユーザIDに対応する電話番号を前記電
話番号記憶部より読み出し、前記読み出した電話番号に
電話をかける呼び出し部とを備えることを特徴とする請
求項8乃至12のいずれか1項に記載の情報処理システ
ム。 - 【請求項14】 前記情報セットには、前記認証された
ユーザIDが発信者IDとして含まれており、 前記受信部は、他の情報処理装置より前記情報セットを
受信した場合に、前記情報セットより発信者IDを抽出し
て、前記抽出した音声データを前記抽出したユーザID及
び発信者ユーザIDに対応付けて記憶し、 前記送信部は、前記インターフェース部において所定の
入力がなされて前記受信部に記憶されている音声データ
が選択された場合には、前記選択された音声データに対
応付けて記憶されている発信者IDを、送信先として入力
されるユーザIDに代えて用いることを特徴とする請求項
8乃至13のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 【請求項15】 前記送信部は、前記インターフェース
部において所定の入力がなされて前記受信部に記憶され
ている音声データが選択された場合には、 前記選択された音声データと、前記インターフェース部
において入力される音声情報に対応する音声データとを
統合し、前記統合された音声データを用いて前記情報セ
ットを形成することを特徴とする請求項8乃至14のい
ずれか1項に記載の情報処理システム。 - 【請求項16】 前記送信部は、前記インターフェース
部において所定の入力がなされた場合に、前記インター
フェース部において伝達確認先として入力されるユーザ
IDに基づいて前記複数の情報処理装置のうち一つを選択
し(以下、選択した情報処理装置を「確認先情報処理装
置」と呼ぶ。)、前記伝達確認先として入力されたユー
ザIDを第1ID、前記認証されたユーザIDを第2IDとし
て、第1IDと第2IDを含む確認信号を形成し、ネットワ
ークを通じて前記確認先情報処理装置に前記確認信号を
送信し、前記確認信号に応じて前記確認先情報処理装置
から送信される再生有無情報を受信し、前記再生有無情
報に基づいて前記インターフェース部を通じて伝達確認
結果を出力し、 前記受信部は、記憶する音声データごとに、当該音声デ
ータが前記音声データ再生部において再生されたかどう
かの再生有無情報を記憶しており、他の情報処理装置よ
り前記確認信号を受信した場合に、前記確認信号に含ま
れている第1IDと第2IDを抽出し、前記第1IDに対応付
けて記憶されている音声データについて前記再生有無情
報を読み出し、前記第2IDと前記再生有無情報を前記送
信部に出力し、 前記送信部は、前記受信部より前記第2IDと前記再生有
無情報を受け取った場合に、前記第2IDに基づいて前記
複数の情報処理装置のうち一つを選択し(以下、選択し
た情報処理装置を「確認元情報処理装置」と呼ぶ。)、
ネットワークを通じて前記確認元情報処理装置に前記読
み出した再生有無情報を送信することを特徴とする請求
項8乃至15のいずれか1項に記載の情報処理システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34680099A JP2001169007A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34680099A JP2001169007A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 情報処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001169007A true JP2001169007A (ja) | 2001-06-22 |
Family
ID=18385907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34680099A Pending JP2001169007A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 情報処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001169007A (ja) |
-
1999
- 1999-12-06 JP JP34680099A patent/JP2001169007A/ja active Pending
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