JP2001168937A - Ｔｃｐ／ｉｐネットワーク装置の電源遮断方法およびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
Ｔｃｐ／ｉｐネットワーク装置の電源遮断方法およびそのプログラムを記録した記録媒体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯端末に直接TCP/IPを搭載した場合に、ゲ
ートウェイを必要とせず、かつサーバとの接続を維持し
たまま電源断を行える方法およびそのプログラムを記録
した記録媒体を提供すること。 【解決手段】 TCP 監視部１３はTCP/IPプロトコル内で
動作中のコネクション１４をすべて監視しており、全て
のコネクションが以下の３つの条件を全て満たすなら
ば、電源断しても良いという通知を端末アプリケーショ
ン１１に通知する。 1) TCP の送信バッファが空であること 2) Delayed ACK が動作していないこと 3) TCP の状態が、SYN_RCVD/SYN_SENT/LAST_ACK/FIN_W
AIT_1/CLOSING のいずれでもないこと 端末アプリケーション１１は、上記通知に基づいて、電
源断の処理を行う。
ートウェイを必要とせず、かつサーバとの接続を維持し
たまま電源断を行える方法およびそのプログラムを記録
した記録媒体を提供すること。 【解決手段】 TCP 監視部１３はTCP/IPプロトコル内で
動作中のコネクション１４をすべて監視しており、全て
のコネクションが以下の３つの条件を全て満たすなら
ば、電源断しても良いという通知を端末アプリケーショ
ン１１に通知する。 1) TCP の送信バッファが空であること 2) Delayed ACK が動作していないこと 3) TCP の状態が、SYN_RCVD/SYN_SENT/LAST_ACK/FIN_W
AIT_1/CLOSING のいずれでもないこと 端末アプリケーション１１は、上記通知に基づいて、電
源断の処理を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、TCP/IPネットワ
ークに接続された端末の電源断を制御する電源遮断方法
およびそのプログラムを記録した記録媒体に関する。
ークに接続された端末の電源断を制御する電源遮断方法
およびそのプログラムを記録した記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、インターネットの普及により、携
帯電話やPDA などの携帯端末からインターネットにアク
セスして、メールやWWW などのサービスを受けたいとい
う要望が高まっている。携帯端末からインターネットに
接続するにはいくつか方法があるが、携帯端末にTCP/IP
プロトコルスタックを搭載し、インターネットに直接接
続するという方法が考えられている。
帯電話やPDA などの携帯端末からインターネットにアク
セスして、メールやWWW などのサービスを受けたいとい
う要望が高まっている。携帯端末からインターネットに
接続するにはいくつか方法があるが、携帯端末にTCP/IP
プロトコルスタックを搭載し、インターネットに直接接
続するという方法が考えられている。
【０００３】携帯端末は通常バッテリで駆動しているの
で、稼働時間を延ばすためには消費電力を最小限に抑え
る必要があり、端末を使用していない場合には電源断を
行う。この際、一時的に電源断を行ってもサーバとの接
続は維持したままにしたい。
で、稼働時間を延ばすためには消費電力を最小限に抑え
る必要があり、端末を使用していない場合には電源断を
行う。この際、一時的に電源断を行ってもサーバとの接
続は維持したままにしたい。
【０００４】しかし、TCP を使用している場合には、ア
プリケーションソフトウェアがデータ通信を行っていな
くても、TCP ではデータのやりとりを行っている場合が
あり、このまま電源断を行うとサーバとの接続が切れて
しまうことがある。
プリケーションソフトウェアがデータ通信を行っていな
くても、TCP ではデータのやりとりを行っている場合が
あり、このまま電源断を行うとサーバとの接続が切れて
しまうことがある。
【０００５】これを解決するため、従来は携帯端末でイ
ンターネットに接続する場合はゲートウェイと呼ばれる
プロトコル変換器を使用するなどの方法を取っていた。
例えば、特開平10-69446ではフロントエンドボックスと
いう装置を中継し、切断の再開処理を行うようになって
いる。
ンターネットに接続する場合はゲートウェイと呼ばれる
プロトコル変換器を使用するなどの方法を取っていた。
例えば、特開平10-69446ではフロントエンドボックスと
いう装置を中継し、切断の再開処理を行うようになって
いる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の発明には、ゲートウェイの使用によってシステム全
体が高コストになり、また、その制御も複雑になるとい
う課題があった。
来の発明には、ゲートウェイの使用によってシステム全
体が高コストになり、また、その制御も複雑になるとい
う課題があった。
【０００７】本発明は、このような背景の下になされた
もので、携帯端末に直接TCP/IPを搭載した場合に、ゲー
トウェイを必要とせず、かつサーバとの接続を維持した
まま電源断を行える方法およびそのプログラムを記録し
た記録媒体を提供する。
もので、携帯端末に直接TCP/IPを搭載した場合に、ゲー
トウェイを必要とせず、かつサーバとの接続を維持した
まま電源断を行える方法およびそのプログラムを記録し
た記録媒体を提供する。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、TCP/
IPネットワークに接続された端末の接続状態を監視し、
該監視結果に基づいて該端末の電源断の可否を判断する
判断段階と、前記判断段階において電源断可能と判断さ
れると、前記端末の電源断を行う電源断段階とを具備す
ることを特徴とする。請求項２記載の発明は、請求項１
記載のTCP/IPネットワーク装置の電源遮断方法におい
て、前記判断段階では、前記接続状態が、TCP の送信バ
ッファが空であることと、Delayed ACK が動作していな
いことと、TCP の状態が、SYN_RCVD/SYN_SENT/LAST_ACK
/FIN_WAIT_1/CLOSING のいずれでもないこととの全てを
満たしているならば、電源断可能と判断されることを特
徴とする。請求項３記載の発明は、請求項１記載のTCP/
IPネットワーク装置の電源遮断方法において、前記判断
段階は、常時実行されることを特徴とする。請求項４記
載の発明は、請求項１記載のTCP/IPネットワーク装置の
電源遮断方法において、前記判断段階は、前記端末のア
プリケーションによって要求されたときのみ実行される
ことを特徴とする。請求項５記載の発明は、請求項１記
載のTCP/IPネットワーク装置の電源遮断方法において、
前記端末は、携帯端末であることを特徴とする。請求項
６〜１０の発明は、請求項１〜５の発明に対応する媒体
発明である。これにより、本発明では、TCP/IPネットワ
ークに接続された端末の接続状態に基づいて該端末の電
源断の可否を判断し、電源断可能と判断されると、該端
末の電源断を行う。
IPネットワークに接続された端末の接続状態を監視し、
該監視結果に基づいて該端末の電源断の可否を判断する
判断段階と、前記判断段階において電源断可能と判断さ
れると、前記端末の電源断を行う電源断段階とを具備す
ることを特徴とする。請求項２記載の発明は、請求項１
記載のTCP/IPネットワーク装置の電源遮断方法におい
て、前記判断段階では、前記接続状態が、TCP の送信バ
ッファが空であることと、Delayed ACK が動作していな
いことと、TCP の状態が、SYN_RCVD/SYN_SENT/LAST_ACK
/FIN_WAIT_1/CLOSING のいずれでもないこととの全てを
満たしているならば、電源断可能と判断されることを特
徴とする。請求項３記載の発明は、請求項１記載のTCP/
IPネットワーク装置の電源遮断方法において、前記判断
段階は、常時実行されることを特徴とする。請求項４記
載の発明は、請求項１記載のTCP/IPネットワーク装置の
電源遮断方法において、前記判断段階は、前記端末のア
プリケーションによって要求されたときのみ実行される
ことを特徴とする。請求項５記載の発明は、請求項１記
載のTCP/IPネットワーク装置の電源遮断方法において、
前記端末は、携帯端末であることを特徴とする。請求項
６〜１０の発明は、請求項１〜５の発明に対応する媒体
発明である。これにより、本発明では、TCP/IPネットワ
ークに接続された端末の接続状態に基づいて該端末の電
源断の可否を判断し、電源断可能と判断されると、該端
末の電源断を行う。
【０００９】
【発明の実施の形態】§１．本実施形態の特徴 本実施形態は、TCP/IPを使用するネットワーク装置にお
いて、TCP の接続を維持したまま一時的に電源断を行う
ことを可能にするものである。これにより、ネットワー
クが使用されていない場合に装置の消費電力を最小に抑
えることができる。TCP では、データの配送を保証する
ために、アプリケーションソフトウェアからは見えない
動作が内部で行われている。例えば、データの送信後に
は必ず通信相手から確認応答が届くが、これはTCP の内
部で行われるので、アプリケーションソフトウェアから
は動作は見えない。また、TCP の接続処理や切断処理時
にも内部でいくつかデータのやりとりが行われる。この
ようなやりとりを行っている最中に電源断を行ってしま
うと、通信相手側が異常終了してしまう。これに対し
て、本実施形態では、TCP の接続を維持するため、装置
はTCP の状態を常に監視している。そして、上記のよう
な、TCP 内部のデータのやりとりが行われていない状態
になったら、装置は電源断を行っても良いという通知を
アプリケーションに対して発行する。これにより、TCP
の接続を切らないで安全に装置の電源を遮断することが
できる。
いて、TCP の接続を維持したまま一時的に電源断を行う
ことを可能にするものである。これにより、ネットワー
クが使用されていない場合に装置の消費電力を最小に抑
えることができる。TCP では、データの配送を保証する
ために、アプリケーションソフトウェアからは見えない
動作が内部で行われている。例えば、データの送信後に
は必ず通信相手から確認応答が届くが、これはTCP の内
部で行われるので、アプリケーションソフトウェアから
は動作は見えない。また、TCP の接続処理や切断処理時
にも内部でいくつかデータのやりとりが行われる。この
ようなやりとりを行っている最中に電源断を行ってしま
うと、通信相手側が異常終了してしまう。これに対し
て、本実施形態では、TCP の接続を維持するため、装置
はTCP の状態を常に監視している。そして、上記のよう
な、TCP 内部のデータのやりとりが行われていない状態
になったら、装置は電源断を行っても良いという通知を
アプリケーションに対して発行する。これにより、TCP
の接続を切らないで安全に装置の電源を遮断することが
できる。
【００１０】§２．本実施形態の構成 図１は、本実施形態による電源遮断方法が適用される携
帯通信システムの一例を示すブロック図である。携帯端
末１はTCP/IPネットワーク３を介してサーバ２に接続さ
れている。携帯端末１上で動作する端末アプリケーショ
ン１１は、TCP/IPプロトコルスタック１２を使って、サ
ーバ２上で動作するサーバアプリケーション２１と通信
する。TCP/IPプロトコルスタック１２は、複数のコネク
ション１４を管理することができる。TCP 監視部１３
は、これらのコネクション１４を監視するソフトウェア
である。
帯通信システムの一例を示すブロック図である。携帯端
末１はTCP/IPネットワーク３を介してサーバ２に接続さ
れている。携帯端末１上で動作する端末アプリケーショ
ン１１は、TCP/IPプロトコルスタック１２を使って、サ
ーバ２上で動作するサーバアプリケーション２１と通信
する。TCP/IPプロトコルスタック１２は、複数のコネク
ション１４を管理することができる。TCP 監視部１３
は、これらのコネクション１４を監視するソフトウェア
である。
【００１１】§３．本実施形態の動作 TCP 監視部１３は、TCP/IPプロトコル内で動作中のコネ
クション１４をすべて監視しており、全てのコネクショ
ンが「電源断可能状態」になったら、電源断しても良い
という通知を端末アプリケーション１１に通知する。コ
ネクションが電源断可能状態にあるかどうかは、全ての
コネクションが以下の３つの条件を全て満たすかどうか
で判定する。
クション１４をすべて監視しており、全てのコネクショ
ンが「電源断可能状態」になったら、電源断しても良い
という通知を端末アプリケーション１１に通知する。コ
ネクションが電源断可能状態にあるかどうかは、全ての
コネクションが以下の３つの条件を全て満たすかどうか
で判定する。
【００１２】1) TCP の送信バッファが空であること アプリケーションがデータを送信すると、TCP はデータ
を一旦TCP の送信バッファに格納して送信処理を行う。
このあと、通信相手から確認応答が到着したら、送信バ
ッファに格納されているデータを削除するようになって
いる。よって、TCP の送信バッファが空であれば、通信
相手からは確認応答は到着しないはずなので、電源断可
能である。
を一旦TCP の送信バッファに格納して送信処理を行う。
このあと、通信相手から確認応答が到着したら、送信バ
ッファに格納されているデータを削除するようになって
いる。よって、TCP の送信バッファが空であれば、通信
相手からは確認応答は到着しないはずなので、電源断可
能である。
【００１３】2) Delayed ACK が動作していないこと TCP は、通信相手からデータを受信したら、かならず確
認応答を送り返す。確認応答を返さないと、データを受
信したことが相手側に通知されないので、相手側からデ
ータの再送信が起こる。TCP では、無駄な確認応答を避
けるため、確認応答の送信を若干遅らせることがある。
これをDelayed ACK という。この機構が働いている最中
に電源断してしまうと、確認応答が送られないので、相
手側がデータの再送信を起こし、最終的には接続が切れ
てしまう。よって、Delayed ACK が働いていなければ電
源断可能である。
認応答を送り返す。確認応答を返さないと、データを受
信したことが相手側に通知されないので、相手側からデ
ータの再送信が起こる。TCP では、無駄な確認応答を避
けるため、確認応答の送信を若干遅らせることがある。
これをDelayed ACK という。この機構が働いている最中
に電源断してしまうと、確認応答が送られないので、相
手側がデータの再送信を起こし、最終的には接続が切れ
てしまう。よって、Delayed ACK が働いていなければ電
源断可能である。
【００１４】3) TCP の状態が、SYN_RCVD/SYN_SENT/LA
ST_ACK/FIN_WAIT_1/CLOSING のいずれでもないこと TCP のコネクションにはCLOSED/LISTEN/SYN_RCVD/SYN_S
ENT/ESTABLISHED/CLOSE_WAIT/LAST_ACK/FIN_WAIT1/ FIN
_WAIT2/CLOSING/TIME_WAITの11の状態がある。このう
ち、SYN_RCVD/SYN_SENT/LAST_ACK/FIN_WAIT_1/CLOSING
の５つの状態は、通信相手からの確認応答を待っている
状態である。この状態のまま電源断を行ってしまうと、
相手からの確認応答を受信できないため、接続を維持で
きない。
ST_ACK/FIN_WAIT_1/CLOSING のいずれでもないこと TCP のコネクションにはCLOSED/LISTEN/SYN_RCVD/SYN_S
ENT/ESTABLISHED/CLOSE_WAIT/LAST_ACK/FIN_WAIT1/ FIN
_WAIT2/CLOSING/TIME_WAITの11の状態がある。このう
ち、SYN_RCVD/SYN_SENT/LAST_ACK/FIN_WAIT_1/CLOSING
の５つの状態は、通信相手からの確認応答を待っている
状態である。この状態のまま電源断を行ってしまうと、
相手からの確認応答を受信できないため、接続を維持で
きない。
【００１５】以上の条件がすべて満たされていれば、電
源断が可能となる。端末アプリケーション１１はTCP 監
視部１３から電源断して良いという通知を受けたら、電
源断の処理を行う。
源断が可能となる。端末アプリケーション１１はTCP 監
視部１３から電源断して良いという通知を受けたら、電
源断の処理を行う。
【００１６】§４．他の実施形態 以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものでは
なく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等
があってもこの発明に含まれる。
たが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものでは
なく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等
があってもこの発明に含まれる。
【００１７】1) 先に示した実施形態では、TCP 監視部
が常時TCP/IPを監視しており、電源断可能になったとき
にアプリケーションに対して通知するようになってい
た。これとは逆に、アプリケーション側で電源断を行い
たくなったときに、TCP 監視部に電源断可能かどうか問
合わせにいき、このタイミングで TCP/IP を監視すると
いう方法もある。この方法では、常時TCP/IPを監視する
必要はない。
が常時TCP/IPを監視しており、電源断可能になったとき
にアプリケーションに対して通知するようになってい
た。これとは逆に、アプリケーション側で電源断を行い
たくなったときに、TCP 監視部に電源断可能かどうか問
合わせにいき、このタイミングで TCP/IP を監視すると
いう方法もある。この方法では、常時TCP/IPを監視する
必要はない。
【００１８】2) 図１では、携帯端末上にTCP 監視処理
を搭載することで携帯端末の消費電力を抑える方法をし
めしたが、この方式はTCP を使用する全てのTCP/IPネッ
トワーク装置で使用することが可能である。
を搭載することで携帯端末の消費電力を抑える方法をし
めしたが、この方式はTCP を使用する全てのTCP/IPネッ
トワーク装置で使用することが可能である。
【００１９】
【発明の効果】本発明によれば、TCP の接続を維持した
まま、装置の電源断を行うことで装置の消費電力を最小
限に抑えることができる。この理由は、TCP の接続状態
を常に監視し、電源断を行えるかどうかをチェックする
ことでTCP の接続を維持したまま電源断できるためであ
る。
まま、装置の電源断を行うことで装置の消費電力を最小
限に抑えることができる。この理由は、TCP の接続状態
を常に監視し、電源断を行えるかどうかをチェックする
ことでTCP の接続を維持したまま電源断できるためであ
る。
【図１】 本発明の一実施形態による電源遮断方法が適
用される携帯通信システムの一例を示すブロック図であ
る。
用される携帯通信システムの一例を示すブロック図であ
る。
１……携帯端末 ２……サーバ ３……TCP/IPネットワーク １１……端末アプリケーション １２，２２……TCP/IPプロトコルスタック １３……TCP 監視部 １４，２４……コネクション ２１……サーバアプリケーション
Claims (10)
- 【請求項１】 TCP/IPネットワークに接続された端末の
接続状態を監視し、該監視結果に基づいて該端末の電源
断の可否を判断する判断段階と、 前記判断段階において電源断可能と判断されると、前記
端末の電源断を行う電源断段階とを具備することを特徴
とするTCP/IPネットワーク装置の電源遮断方法。 - 【請求項２】 請求項１記載のTCP/IPネットワーク装置
の電源遮断方法において、 前記判断段階では、前記接続状態が、 TCP の送信バッファが空であることと、 Delayed ACK が動作していないことと、 TCP の状態が、SYN_RCVD/SYN_SENT/LAST_ACK/FIN_WAIT_
1/CLOSING のいずれでもないこととの全てを満たしてい
るならば、電源断可能と判断されることを特徴とするTC
P/IPネットワーク装置の電源遮断方法。 - 【請求項３】 請求項１記載のTCP/IPネットワーク装置
の電源遮断方法において、 前記判断段階は、常時実行されることを特徴とするTCP/
IPネットワーク装置の電源遮断方法。 - 【請求項４】 請求項１記載のTCP/IPネットワーク装置
の電源遮断方法において、 前記判断段階は、前記端末のアプリケーションによって
要求されたときのみ実行されることを特徴とするTCP/IP
ネットワーク装置の電源遮断方法。 - 【請求項５】 請求項１記載のTCP/IPネットワーク装置
の電源遮断方法において、 前記端末は、携帯端末であることを特徴とするTCP/IPネ
ットワーク装置の電源遮断方法。 - 【請求項６】 コンピュータに、 TCP/IPネットワークに接続された端末の接続状態を監視
し、該監視結果に基づいて該端末の電源断の可否を判断
する判断段階と、 前記判断段階において電源断可能と判断されると、前記
端末の電源断を行う電源断段階とを実行させるためのプ
ログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項７】 請求項６記載の記録媒体において、 前記判断段階では、前記接続状態が、 TCP の送信バッファが空であることと、 Delayed ACK が動作していないことと、 TCP の状態が、SYN_RCVD/SYN_SENT/LAST_ACK/FIN_WAIT_
1/CLOSING のいずれでもないこととの全てを満たしてい
るならば、電源断可能と判断されることを特徴とする記
録媒体。 - 【請求項８】 請求項６記載の記録媒体において、 前記判断段階は、常時実行されることを特徴とする記録
媒体。 - 【請求項９】 請求項６記載の記録媒体において、 前記判断段階は、前記端末のアプリケーションによって
要求されたときのみ実行されることを特徴とする記録媒
体。 - 【請求項１０】 請求項６記載の記録媒体において、 前記端末は、携帯端末であることを特徴とする記録媒
体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34534399A JP3436218B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | Ｔｃｐ／ｉｐネットワーク装置の電源遮断方法およびそのプログラムを記録した記録媒体 |
| US09/726,311 US6760853B2 (en) | 1999-12-03 | 2000-12-01 | Power shutoff method for TCP/IP network device and recording medium recording the program therefor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34534399A JP3436218B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | Ｔｃｐ／ｉｐネットワーク装置の電源遮断方法およびそのプログラムを記録した記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001168937A true JP2001168937A (ja) | 2001-06-22 |
| JP3436218B2 JP3436218B2 (ja) | 2003-08-11 |
Family
ID=18375961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34534399A Expired - Fee Related JP3436218B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | Ｔｃｐ／ｉｐネットワーク装置の電源遮断方法およびそのプログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6760853B2 (ja) |
| JP (1) | JP3436218B2 (ja) |
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| KR100602651B1 (ko) * | 2004-02-13 | 2006-07-19 | 삼성전자주식회사 | Ｔｃｐ 커넥션 관리 장치 및 방법 |
| TW200951695A (en) * | 2008-06-03 | 2009-12-16 | Inventec Corp | Thin client and power management method thereof |
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| US11223689B1 (en) | 2018-01-05 | 2022-01-11 | F5 Networks, Inc. | Methods for multipath transmission control protocol (MPTCP) based session migration and devices thereof |
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| JPH0242842A (ja) | 1988-08-01 | 1990-02-13 | Nec Corp | 自動電源切断方式 |
| US5727142A (en) | 1996-05-03 | 1998-03-10 | International Business Machines Corporation | Method for a non-disruptive host connection switch after detection of an error condition or during a host outage or failure |
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-
1999
- 1999-12-03 JP JP34534399A patent/JP3436218B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-12-01 US US09/726,311 patent/US6760853B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2010283696A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Canon Inc | 情報処理装置及びその制御方法 |
| US11284351B2 (en) | 2019-07-30 | 2022-03-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electronic device and operating method thereof |
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| US6760853B2 (en) | 2004-07-06 |
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