JP2001168104A - セラミックス加熱治具 - Google Patents
セラミックス加熱治具Info
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Abstract
り難く、且つ急速な昇降温を行うことができ、また、高
温となってもサセプタの平面度が保たれるセラミックス
加熱治具を提供する。 【解決手段】 被加熱物が載置されるサセプタ2と、該
サセプタを加熱するセラミックスヒータ3と、該セラミ
ックスヒータからの熱を遮断する少なくとも1枚の遮熱
板4からなるセラミックス加熱治具であって、サセプタ
及び遮熱板が、セラミックスヒータとそれぞれ所定の間
隔を設けて挟むように配置され、サセプタの厚さが0.
5mm以上5mm以下であり、セラミックスヒータ及び
遮熱板の厚さが0.5mm以上3mm以下であることを
特徴とするセラミックス加熱治具。好適には、各部材間
の間隔が0.5mm以上10mm以下であり、弾力手段
6と抑止手段7により一体的且つ弾力的に挟持される。
Description
治具に関し、特に、半導体デバイスまたは光デバイス製
造プロセスにおける熱処理プロセスに好適に使用される
セラミックス加熱治具に関する。
に使用される一般的な抵抗加熱方式ヒータとしては、ア
ルミナ、窒化アルミニウム、ジルコニア、窒化ホウ素な
どの燒結セラミックスからなる支持基材に、モリブデ
ン、タングステン(W)などの高融点金属の線や箔を巻
き付けるか接着し、その上に電気絶縁性のセラミックス
板を載せたものが用いられている。また、これを改良し
たものとして、電気絶縁性セラミックス支持基材の上に
導電性セラミックスの発熱層を設け、これに電気絶縁性
セラミックスの被覆を施した抵抗加熱方式のセラミック
スヒータや、W等の導電性発熱体を電気絶縁性セラミッ
クス中に埋設して一体成形された抵抗加熱方式のセラミ
ックスヒータが開発され、絶縁性、耐食性を向上させて
いる。
結助剤を添加して燒結された燒結体が用いられている。
このようなセラミックス基材は、発熱体などの異種材料
との熱膨張率差によって生じる熱応力によって歪が生じ
る。このセラミックス基材と発熱体などの異種材料から
なるセラミックスヒータ基体上に、例えば半導体ウエー
ハ等を載せて加熱する場合、上記歪が原因となって該ウ
エーハとの面あたり不良を生じさせて温度分布を乱す原
因となる。
ックス基材を厚くして剛性を上げたり、台座との固定を
強化する方法がある。しかしながら、このようにして歪
を抑えると、セラミックス基材内部、及びセラミックス
基材と発熱体との境界面に熱応力集中を引き起こし、昇
降温を繰り返すと燒結粒界やセラミックス基材と発熱体
との境界面で破損するといった問題が生じるおそれがあ
る。また、セラミックス基材を厚くすると熱容量が大き
くなり、昇降温に時間がかかってしまうという問題もあ
る。
熱化学気相蒸着法(熱CVD法)によって成膜された熱
分解窒化ホウ素からなる支持基板の表面に、熱CVD法
によって成膜された熱分解グラファイトからなるヒータ
パターンが接合され、さらに該ヒータパターンの上に支
持基板と同じ材質、すなわち熱分解窒化ホウ素の緻密な
層状の保護膜によって覆われた一体型の抵抗加熱方式の
複層セラミックスヒータが開発されている。
タは、高純度で化学的に安定しており、且つ熱衝撃に強
いため、急速な昇降温を必要とする様々な分野で使用さ
れている。例えば半導体ウエーハの製造分野、具体的に
は、半導体ウエーハ等を枚葉式で1枚ずつ処理し、温度
を段階的に変えて処理する連続プロセスで幅広く使用さ
れている。この複層セラミックスヒータは、前記したよ
うに全体的にCVD法で作製されているため、粒界が無
く、従って脱ガスが無く、真空内プロセスで加熱したと
きにプロセスに悪影響を与えないことから使用が広がっ
ている。
ミックスヒータを構成する熱分解窒化ホウ素は、ヤング
率が小さく、製造時に基板内に残留した熱応力が加熱に
よって反りとなって派生し、この上に直接ウエーハ等を
載せて加熱すると、面あたり不良を生じさせて温度分布
ムラを生じさせてしまう問題がある。したがって、該セ
ラミックスヒータ上に、ヤング率が大きく、且つ耐熱性
に優れた材料からなるサセプタを介在させ、その上にウ
エーハを載せて加熱することが必要となってくる。
持っており、ウエーハをサセプタに載せて加熱する場合
のウエーハの昇降温速度はサセプタの熱容量に依存して
くる。昇降温速度を上げるにはサセプタの熱容量を小さ
くすれば良いが、その上面の面積はウエーハと同一かそ
れ以上大きくする必要があるので、厚さを薄くして熱容
量を小さくする必要がある。厚さの薄いサセプタを用い
ると、その分熱容量は小さくなり昇降温速度は速くなる
が、逆に薄過ぎると、サセプタの加工時の反りや昇降温
時の熱変形が生じ、やはりウエーハとの面あたり不良に
よる温度分布ムラが生じてしまう。
ネジやボルトできつく留めて固定した場合などは、その
固定箇所を中心に生じる締め付け時の応力、あるいは加
熱時に生じる熱応力が原因で、サセプタがうねり、つい
には破損に至る可能性もある。このようにネジやボルト
で固定することによる変形や破損の問題は、サセプタだ
けの問題ではなく、セラミックスヒータ、及びセラミッ
クスヒータの熱を遮断するために用いられる遮熱板等
の、特に熱を受ける部分においても同様に問題となる。
ためになされたもので、サセプタ等の熱変形、破損等の
不具合が起こり難く、且つ急速な昇降温を行うことがで
き、また、高温となってもサセプタの平面度が保たれる
セラミックス加熱治具を提供することを目的とする。
め、本発明では、被加熱物が載置されるサセプタと、該
サセプタを加熱するセラミックスヒータと、該セラミッ
クスヒータからの熱を遮断する少なくとも1枚の遮熱板
からなるセラミックス加熱治具であって、サセプタ及び
遮熱板が、セラミックスヒータとそれぞれ所定の間隔を
設けて挟むように配置され、サセプタの厚さが0.5m
m以上5mm以下であり、セラミックスヒータの厚さが
0.5mm以上3mm以下であり、遮熱板の厚さが0.
5mm以上3mm以下であることを特徴とするセラミッ
クス加熱治具が提供される。
と少なくとも1枚の遮熱板が、セラミックスヒータとそ
れぞれ所定の間隔を設けて挟むように配置されてなるセ
ラミックス加熱治具は、サセプタ及びセラミックスヒー
タの厚さが薄過ぎることもないため、強度的に問題は無
く、サセプタの上面にうねり等が生じることもない。そ
の一方、厚過ぎることもないため、熱容量が小さく、急
激な昇降温が可能である。
スヒータとの間隔、及び遮熱板とセラミックスヒータと
の間隔が、それぞれ0.5mm以上10mm以下である
ことが好ましい。このような間隔を設けてサセプタ、セ
ラミックスヒータ、及び遮熱板を配置することにより、
これらの部材間の間隔が狭過ぎず且つ広過ぎることもな
く、セラミックスヒータからの熱を効率良くサセプタに
伝えることができ、また、サセプタとは反対側への熱の
発散を効果的に防ぐことができる。
れるサセプタと、該サセプタを加熱するセラミックスヒ
ータと、該セラミックスヒータからの熱を遮断する少な
くとも1枚の遮熱板からなるセラミックス加熱治具であ
って、サセプタとセラミックスヒータとの間、及び遮熱
板とセラミックスヒータとの間、さらに遮熱板が複数の
場合には該遮熱板間にそれぞれスペーサが設けられ、最
下部に配置された遮熱板の下面に接して弾力性を有する
弾力手段と、被加熱物が載置されるサセプタの上面に接
して弾力手段による該上面に垂直な方向への作用を抑制
する抑止手段によりサセプタ、セラミックスヒータ及び
遮熱板が一体的に挟まれるように支持されていることを
特徴とするセラミックス加熱治具も提供される。
タ、及び遮熱板(以下、これらを加熱部材と呼ぶ場合が
ある)のそれぞれの間にスペーサを設けた上で、弾力性
を有する弾力手段と抑止手段により、これらの加熱部材
を一体的に挟むように支持することで、加熱時に各加熱
部材がそれらの厚さ方向及び面方向に対して無理な力が
かからずに熱膨張することができ、歪、うねり等が生じ
ることもない。
さのもの、すなわち、サセプタの厚さが0.5mm以上
5mm以下であり、セラミックスヒータの厚さが0.5
mm以上3mm以下であり、遮熱板の厚さが0.5mm
以上3mm以下であることが好ましい。さらに、各加熱
部材の間隔に関しても、前記のようにサセプタとセラミ
ックスヒータとの間隔、及び遮熱板とセラミックスヒー
タとの間隔が、それぞれ0.5mm以上10mm以下で
あることが好ましい。
をスペーサを介してそれぞれ所定の間隔を設けた上で、
弾力手段と抑止手段により一体的に挟むように支持する
ことで、加熱時の歪、うねり等をより効果的に防ぐこと
ができる。
に固定されることが好ましく、また、前記弾力手段がバ
ネを含むことが好ましい。このような構成とすることに
より、一層安定して各加熱部材を一体的に支持すること
ができる。
前記台座に給電用の取り出し端子が設けられていること
が好ましい。また、前記サセプタ及び/またはセラミッ
クスヒータに温度制御用及び/または温度モニター用の
熱電対が設けられていることがさらに好ましい。このよ
うな構成により、セラミックスヒータへの給電を容易に
行えるとともに、サセプタの温度制御を正確に行うこと
ができる。
れ、この場合、給気口が台座中央部に設けられ、かつ前
記排気口が給気口より外側の台座周辺部に複数設けられ
ていることがより好ましい。このような給気口と排気口
を通じて窒素等を給排気することにより、台座と遮熱板
との間の加熱治具内部空間の換気を行うことができると
共に、該加熱治具内部空間と、該加熱治具が設置される
プロセス室内等の外部空間との差圧を調整することがで
きる。また、供給されたガスは加熱治具内部空間に分散
されて排気されるため、加熱治具の降温速度(冷却速
度)を向上できるとともに、均一に冷却させることもで
きる。
状の複数のセラミックス製スペーサであることが好まし
い。このようなスペーサは、特に、各加熱部材が熱膨張
する際有利に機能する。
される被加熱物の位置を決める手段としても機能するこ
とが好ましい。被加熱物の形状に合わせた抑止手段とす
ることで、抑止手段が被加熱物の位置決め手段を兼ね、
サセプタ上に別途位置決め手段を設ける必要もなく、簡
単な構成とすることができる。
ウ素からなる基材と熱分解炭素からなる発熱体との複合
体から構成されていることが好ましく、さらに複合体の
熱分解窒化ホウ素と熱分解炭素のそれぞれの熱膨張率の
差は、2×10−6/℃以下であることが好ましい。こ
のような複合体の熱分解窒化ホウ素及び熱分解炭素は、
熱化学気相蒸着法により好適に製造することができる。
このような複合セラミックスヒータは、密着性もよく、
応力や反りも生じにくい。
ム、窒化ホウ素、窒化アルミニウムと窒化ホウ素の複合
物、窒化ケイ素、炭化ケイ素、石英、炭化ケイ素コート
カーボン、熱分解窒化ホウ素コートカーボン、またはサ
イアロンの何れかから作られていることが好ましく、ま
た、遮熱板は、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化ア
ルミニウムと窒化ホウ素の複合物、熱分解窒化ホウ素、
窒化ケイ素、炭化ケイ素、石英、炭化ケイ素コートカー
ボン、熱分解窒化ホウ素コートカーボン、熱分解炭素コ
ートカーボン、サイアロン、W、Mo、Ta、インコネ
ル、またはステンレススチールの何れかから作られてい
ることが好ましい。
ム、窒化ホウ素、窒化アルミニウムと窒化ホウ素の複合
物、熱分解窒化ホウ素、窒化ケイ素、炭化ケイ素、石
英、炭化ケイ素コートカーボン、熱分解窒化ホウ素コー
トカーボン、熱分解炭素コートカーボンまたはサイアロ
ンの何れかから作られていることが好ましい。
ミニウムと窒化ホウ素の複合物、熱分解窒化ホウ素、窒
化ケイ素、炭化ケイ素、石英、炭化ケイ素コートカーボ
ン、熱分解窒化ホウ素コートカーボン、熱分解炭素コー
トカーボン、サイアロン、W、Mo、Ta、インコネ
ル、またはステンレススチールの何れかから作られてい
ることが好ましい。
炭素繊維強化炭素、窒化ケイ素、W、Mo、Ta、イン
コネル、またはステンレススチールの何れかから作られ
ていることが好ましい。
成部材を、以上のような耐熱性に優れた材料から作るこ
とで、特に高温でも安定して確実に加熱処理を行うこと
ができる。
て図面を参照しながら具体的に説明するが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。
加熱治具の一例の概略部分断面を示したものである。な
お、以下の説明中、サセプタ、セラミックスヒータ、及
び遮熱板を加熱部材と呼ぶ場合がある。このセラミック
ス加熱治具では、半導体ウエーハなどの被加熱物が載置
されるサセプタ2と、セラミックスヒータ3と、遮熱板
4が、球状のスペーサ5を介して所定の間隔を設けて順
次配置されている。サセプタ2の厚さは、0.5mm以
上5mm以下であり、セラミックスヒータ3の厚さは、
0.5mm以上3mm以下であり、遮熱板4の厚さは、
0.5mm以上3mm以下である。
が、厚さが0.5mm未満のものは平面のうねりが大き
くなり易く、強度的にも耐久性が不充分であり、その上
作製が困難という問題もある。一方、5mmを超える
と、昇温、降温ともに時間がかかって急速な昇降温が困
難となる。セラミックスヒータ3に関しても、0.5m
m未満、あるいは3mmを超えるものは、サセプタ2の
場合と同様の問題がある。また、遮熱板4の厚さに関し
ては、0.5mm未満のものは平面のうねりが大きくな
り易く、強度の弱さ、作製の困難性に加え、セラミック
スヒータ3からの熱を遮断するという本来の機能を充分
発揮できないという問題がある。一方、3mmを超える
ものは、上記のような問題はないが、重量が増して自重
により撓んでしまい、サセプタ2にもその影響で撓みが
生じてしまうという問題がある。したがって、前記のよ
うな厚さを有する加熱部材が使用される。なお、遮熱板
4による遮熱性を上げるために、遮熱板を複数設けるこ
とができる。
間、及びセラミックスヒータ3と遮熱板4との間には、
それぞれ球状のスペーサ5が設けられており、各加熱部
材間には0.5mm以上10mm以下の間隔が設けられ
ている。遮熱板4とセラミックスヒータ3の上面周縁部
近辺には、球状スペーサ5の大きさに合致したザグリが
設けられており、球状スペーサ5が転がらないようにそ
の一部がザグリ内に落とし込まれている。
熱治具1にはセラミックスヒータ3及び遮熱板4上に、
球状スペーサ5がそれぞれ左右に1つずつしか見られな
いが、実際には、各面上にさらに多くの球状スペーサ5
が等間隔で配置されている。スペーサ5の形状に関して
は、特に限定されないが、上記球状のほか、円柱状のも
のが好ましく、角柱状のものでもよい。また、スペーサ
5の数は、スペーサ5の形状あるいは加熱部材の形状に
もよるが、安定性を考慮して、例えば加熱部材が円板型
であれば、少なくとも3個以上、四角形であれば、少な
くとも4個以上配置することが好ましい。但し、スペー
サ5が加熱部材の周縁部付近に配置されるほどの大きさ
を有する環状のものであれば、加熱部材間に一つ配置す
るだけで安定して配置される。
遮熱板4のそれぞれの厚さとこれらの加熱部材間の間隔
は前記した通りであり、また、遮熱板4を複数枚設ける
ことができることを述べたが、加熱部材全体の厚さは1
0cm以下、好ましくは5cm以下とし、さらに各加熱
部材間は等間隔とすることが好ましい。このようにセラ
ミックス加熱治具1を構成することでセラミックスヒー
タ3からの熱が効率的にサセプタ2に伝わるとともに、
遮熱板4による遮熱効果も一層向上する。
bを含む弾力手段6が接して加熱部材を一体的に押し上
げる一方、被加熱物が載置されるサセプタ2の上面周縁
部付近には、弾力手段6による押し上げる力を抑制する
抑止手段7が接して、サセプタ2、セラミックスヒータ
3、及び遮熱板4を一体的に挟むように支持している。
は、台座9に固定された円筒部材6aと、該円筒部材6
a内に収容されたバネ6bと、該バネ6bに支持される
とともに、遮熱板4に接する支持部材6cから構成され
ている。該支持部材6cは、下部の小径部がバネ6bの
内側に収容される一方、曲面状の上部が円筒部材6aか
ら突出して遮熱板4と接しており、遮熱板4からの圧力
に応じて弾力的に上下動するようになっている。
出してサセプタ2上面周縁部付近に接する一方、ボルト
8を介して台座9と連結され、ボルト8の頭部がストッ
パーとなって上方への動作が制限されている。また、ボ
ルト8の頭部の頂端面には、必要に応じてマイナス溝、
プラス溝、六角穴等が設けられており、適当な回動手段
により抑止手段7の高さ制限の調節、あるいは台座9か
らの脱着を行うことができる。さらに、抑止手段7は、
サセプタ2上に例えば半導体ウエーハを載せて加熱する
場合の該ウエーハの位置を決める手段としても機能する
ようになっている。
手段7により、サセプタ2、セラミックスヒータ3、及
び遮熱板4が一体的に挟みこまれるように支持されてい
る。すなわち、前記したようにスペーサ5を介して所定
の間隔を設けて配置された加熱部材は、弾力手段6によ
り押し上げられるとともに、サセプタ2上面に垂直な方
向への作用が抑止手段7によって抑制されることで、サ
セプタ2、セラミックスヒータ3、及び遮熱板4が一体
的に弾力手段6と抑止手段7によって弾力的に挟持され
る。
クスヒータ3、あるいは遮熱板4が膨張しても、厚さ方
向に対する力は弾力手段6により無理なく吸収される。
また、面に水平な方向に対する膨張については、前記支
持部材6cの先端部が曲面状であるため、該先端部とこ
れと接する遮熱板4の下面、並びに抑止手段7とこれに
接するサセプタ2の上面が滑って歪み等が生じることも
ない。なお、図1に示されるように、各加熱部材の側面
と抑止手段7との間には、熱膨張を考慮した間隙が設け
られている。
図1に示されるような態様に限定されず、加熱部材を一
体的且つ弾力的に支持できるものであれば全て使用でき
る。例えば、弾力手段6のバネ6bの代わりにゴム、エ
ラストマー等の弾力性を有するものを使用することがで
きる。また、弾力手段6は、必ずしも遮熱板4の外周端
面近傍のみに配置される必要はなく、遮熱板4の中心部
付近にも配置されることでより安定して支持され得る。
また、図1で示される態様においては、上記弾力手段6
は複数個配置されているが、これらの弾力手段6は、1
0cm以下、好ましくは5cm以下の間隔で、できるだ
け等間隔に配置されることが好ましい。
は、サセプタ2の温度制御用及び/または温度モニター
用の熱電対10が設けられている。加熱中、熱電対10
がサセプタ2の温度をモニターし、その温度に応じてセ
ラミックスヒータ3の供給電力が調整されることで、サ
セプタ2の温度が一定に保たれるように制御される。な
お、このような熱電対10は、セラミックスヒータ3に
設けても良く、あるいはその両方に設けることもでき
る。いずれにせよ、これらの熱電対10は、サセプタ2
の温度を一定に保つように使用される。
れ固定されている台座9の略中央部には、セラミックス
ヒータ3に電力を供給するための給電用の取り出し端子
11が設けられている。該取り出し端子11を経て供給
された電力は、台座9と遮熱板4との間に設けられた耐
熱電線12を通じてセラミックスヒータ3に供給され、
加熱が行われる。なお、取り出し端子11の位置は特に
限定されず、台座周辺部に設けることもできる。
成するセラミックスヒータ3、サセプタ2、及び遮熱板
4、並びにスペーサ5は、特に高温にさらされるため、
特に耐熱性の高い材質から作られる必要がある。また、
他の構成部材に関しても従来使用されている耐熱性に優
れたセラミックスまたは金属から構成されるが、特に好
ましい材質を各構成部材ごとに以下に説明する。
来セラミックスヒータ3を構成する材料からなるものを
使用できるが、熱分解窒化ホウ素からなる基材と熱分解
炭素からなる発熱体との複合体から構成されていること
が好ましく、特に、セラミックスヒータ3を構成する複
合体の熱分解窒化ホウ素と熱分解炭素のそれぞれの熱膨
張率の差が2×10−6/℃以下であることが好まし
い。また、このようなセラミックスヒータ3を構成する
複合体の熱分解窒化ホウ素と熱分解炭素は、熱化学気相
蒸着法により好適に製造することができる。セラミック
スヒータをこのような材質とすれば、耐熱性等が良好で
あるとともに、反り、剥離等も生じることがないものと
することができる。
窒化ホウ素、窒化アルミニウムと窒化ホウ素の複合物、
窒化ケイ素、炭化ケイ素、石英、炭化ケイ素コートカー
ボン、熱分解窒化ホウ素コートカーボン、またはサイア
ロンの何れかから作られたものを使用できる。これらの
材料は、全て硬質であり、耐熱性に優れ、高温にさらさ
れても歪等をほとんど生じないので、サセプタの材料と
して好適である。
窒化ホウ素、窒化アルミニウムと窒化ホウ素の複合物、
熱分解窒化ホウ素、窒化ケイ素、炭化ケイ素、石英、炭
化ケイ素コートカーボン、熱分解窒化ホウ素コートカー
ボン、熱分解炭素コートカーボン、サイアロン、W、M
o、Ta、インコネル、またはステンレススチールの何
れかから作られているものを使用できる。これらの材料
は、全て硬質であり、耐熱性に優れ、高温にさらされて
も歪等をほとんど生じない。また、遮熱性にも優れてい
る。
ム、窒化ホウ素、窒化アルミニウムと窒化ホウ素の複合
物、熱分解窒化ホウ素、窒化ケイ素、炭化ケイ素、石
英、炭化ケイ素コートカーボン、熱分解窒化ホウ素コー
トカーボン、熱分解炭素コートカーボンまたはサイアロ
ンの何れかから作られているものを好適に使用できる。
ウムと窒化ホウ素の複合物、熱分解窒化ホウ素、窒化ケ
イ素、炭化ケイ素、石英、炭化ケイ素コートカーボン、
熱分解窒化ホウ素コートカーボン、熱分解炭素コートカ
ーボン、サイアロン、W、Mo、Ta、インコネル、ま
たはステンレススチールの何れかから作られているもの
を使用できる。
維強化炭素、窒化ケイ素、W、Mo、Ta、インコネ
ル、またはステンレススチールの何れかから作られてい
るものを使用できる。これらの材料は、耐熱性に優れ、
高温下においてもバネ6bとしての機能を充分に保持す
る。
以外の構成部材、例えば、円筒部材6aや支持部材6c
に関しても、耐熱性に優れ、高温でも変形しない材料か
ら作られていることが好ましく、例えば、遮熱板に関し
て列挙した材料から作られていることが好ましい。
具1aは、前記図1に示されるセラミックス加熱治具1
の変形例であり、図1のセラミックス加熱治具1の周り
を覆うシール円筒13が台座9と抑止手段7と接して設
けられている。このようなシール円筒13は、抑止手段
7の横方向への安定性を向上させるとともに、遮熱効果
もあるため、より効率的にサセプタ2を加熱・保温する
ことができる。なお、シール円筒13の材質に関して
は、前記セラミックス加熱治具の構成部材に使用される
耐熱性に優れたものを使用でき、特に、遮熱板4に使用
されるものと同じ材質のものを好適に使用できる。
5を設けることができる。給気口及び排気口の数や設置
位置に関しては特に限定されないが、図2の加熱治具1
aでは、複数の給気口14が給電用の取り出し端子11
の周辺にこれを取り囲むように所定の間隔をおいて設け
られ、さらにこれらの給気口14より外側の台座周辺部
に複数の排気口15が設けられている。
4,15を通じて窒素等のガスを給排気することによ
り、台座9と遮熱板4との間の加熱治具内部空間16の
換気を行うことができる。また、遮熱板4、台座9、及
びシール円筒13等によって加熱治具内部空間16が密
閉されていても、ガスの供給量と排気量を調整すること
で該加熱治具内部空間16と、加熱治具1aが設置され
ているプロセス室内等の外部空間との差圧を調整するこ
とができ、ひいては加熱時の加熱部材の歪、うねり等の
変形を効果的に防ぐことができる。さらに、台座中央部
の給気口14から供給されたガスを台座周辺部に所定の
間隔で設けられた複数の排気口15に向けて全体的に放
射状に流すことで、加熱部材の降温速度(冷却速度)を
向上できるとともに、加熱部材全体を均一に冷却させる
こともできる。
り具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。 (実施例)まず、NH3とBCl3とを100Torr
下に1900℃で反応させて厚さ0.8mmの熱分解窒
化ホウ素製基材を作製した。その後、CH4とBCl3
の割合を変化させながら1500℃、50Torrの条
件下で熱分解し、厚さ100μmの炭化ホウ素が混在し
た熱分解グラファイト層を形成し、ヒータとなるパター
ンの加工を施した。次いで、熱分解グラファイト上にN
H3とBCl3とを100Torr下に1900℃で反
応させて厚さ100μmの熱分解窒化ホウ素の保護層を
設けて直径205mm、厚さ1mmの複層セラミックス
ヒータ3を作製した。
を用いて前記図1で示したような構成のセラミックス加
熱治具を作製した。具体的には、ステンレススチール
(SUS316L)製の台座9にステンレススチール
(SUS304)製のバネ6bを介在した弾力手段6を
直径190mm位置に12等配間隔で固定させ、その上
に直径205mm、厚さ1mmの熱分解炭素製遮熱板
4、直径205mm、厚さ1mmの前記作製した複層セ
ラミックスヒータ3、さらに直径205mm、厚さ2m
mの窒化アルミ製のサセプタ2を順次配置した。なお、
サセプタ2とセラミックスヒータ3間、及びセラミック
スヒータ3と遮熱板4間には、それぞれ直径2mmのア
ルミナ製の球状スペーサ5を介して一定間隔が設けら
れ、遮熱板4とセラミックスヒータ3の上面には、球状
スペーサ5が転がらないようにザグリが設けられてお
り、このザグリ内に球状スペーサ5が落とし込まれた。
フリーな状態でこのサセプタ2の平面度を測定すると
0.2mmであった。
m、厚さ20mmのリング状の石英製の抑止手段7をサ
セプタ2上の周縁部付近にその一部を載せて台座9にボ
ルト8で固定した。これにより弾力手段6の縮んだバネ
6bが遮熱板4を上へ押し上げるとともに、抑止手段7
がサセプタ2の上から、バネ6bによる上へ押し上げる
力を抑制し、加熱部材が一体的に挟まれるように支持さ
れる。このとき測定したサセプタ2の平面度は0.05
mmまで減少しており、平面度が矯正されていることが
分かる。
り、また、台座9を通して給電できるように給電用の取
り出し端子(給電フィードスルー)11が設けられ、こ
れにヒータ3からの耐熱電線12が接続されている。
加熱治具1を熱電対10でサセプタ2の温度をモニター
しながら200℃から600℃の昇降温を繰り返し、1
000回のヒートサイクルテストを行ったが、このセラ
ミックス加熱治具に反り、破損等の問題は見られなかっ
た。また、テスト中の昇温速度は平均で20℃/秒であ
り、降温速度は平均で0.5℃/秒であった。加熱時で
の平面度は、600℃のとき0.06mmであり、治具
を組立たとき、すなわち常温のときとほとんど変わら
ず、歪み等の発生も見られなかった。
板24と、直径205mm、厚さ4mmの複層セラミッ
クスヒータ23と、厚さ7mmのサセプタ22を図3に
示すように順次配置し、これらの各加熱部材を全て台座
9に部材ごとにボルト8止めして固定した。なお、前記
実施例で作製したセラミックス加熱治具1と同様、熱電
対10をサセプタ22に固定し、また給電フィードスル
ー11も設けた。
加熱治具21に対し、前記実施例と同様のヒートサイク
ルテストを行った結果、わずか5回でサセプタ22はボ
ルト固定箇所からクラックが発生して破損してしまっ
た。
るものではない。上記実施形態は単なる例示であり、本
発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的
に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、
いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含され
る。
1枚のものについて説明したが、複数の遮熱板を設けた
セラミックス加熱治具とすることもできる。また、本発
明に係るセラミックス加熱治具は、例示した半導体ウエ
ーハの加熱処理に限定して使用されるものではなく、例
えば半導体デバイスや光デバイス等の製造工程において
幅広く熱処理に適用できる。さらに、前記実施態様で
は、抑止手段7が被加熱物の位置を決める手段としても
機能することを説明したが、被加熱物の形状に応じた位
置決め手段をサセプタ2上に別途設けることもできる。
ラミックス加熱治具は、高温においてもサセプタに歪等
が生じることなく平面度が保たれ、従ってこれを半導体
ウエーハ等の被加熱物の熱処理に適用すれば、温度分布
にムラが生じることがなく、該熱処理を好適に行うこと
ができる。
ミックス加熱治具は、強度的に問題無く、且つ熱容量が
大きくない適度な厚さのサセプタ及びセラミックスヒー
タ、並びに強度的に問題無く遮熱性に優れた厚さを有す
る遮熱板を、それぞれ所定の間隔を設けて順次配置して
構成されており、被加熱物を急速に昇降温することがで
きる。また、これらの各加熱部材が弾力的に支持され、
加熱時にサセプタの表面に歪み等が発生することもない
ため、半導体ウエーハ等を均一に加熱することができ
る。
す部分断面略図である。
示す部分断面略図である。
を示す部分断面略図である。
サセプタ、3,23…セラミックスヒータ、 4,24
…遮熱板、 5…スペーサ、6…弾力手段、 6a…円
筒部材、 6b…バネ、 6c…支持部材、7…抑止手
段、 8…ボルト、 9…台座、 10…熱電対、11
…給電フィールドスルー(取り出し端子)、 12…耐
熱電線、13…シール円筒、 14…給気口、 15…
排気口、16…加熱治具内部空間。
Claims (21)
- 【請求項1】 被加熱物が載置されるサセプタと、該サ
セプタを加熱するセラミックスヒータと、該セラミック
スヒータからの熱を遮断する少なくとも1枚の遮熱板か
らなるセラミックス加熱治具であって、サセプタ及び遮
熱板が、セラミックスヒータとそれぞれ所定の間隔を設
けて挟むように配置され、サセプタの厚さが0.5mm
以上5mm以下であり、セラミックスヒータの厚さが
0.5mm以上3mm以下であり、遮熱板の厚さが0.
5mm以上3mm以下であることを特徴とするセラミッ
クス加熱治具。 - 【請求項2】 サセプタとセラミックスヒータとの間
隔、及び遮熱板とセラミックスヒータとの間隔が、それ
ぞれ0.5mm以上10mm以下であることを特徴とす
る請求項1に記載のセラミックス加熱治具。 - 【請求項3】 被加熱物が載置されるサセプタと、該サ
セプタを加熱するセラミックスヒータと、該セラミック
スヒータからの熱を遮断する少なくとも1枚の遮熱板か
らなるセラミックス加熱治具であって、サセプタとセラ
ミックスヒータとの間、及び遮熱板とセラミックスヒー
タとの間、さらに遮熱板が複数の場合には該遮熱板間に
それぞれスペーサが設けられ、最下部に配置された遮熱
板の下面に接して弾力性を有する弾力手段と、被加熱物
が載置されるサセプタの上面に接して弾力手段による該
上面に垂直な方向への作用を抑制する抑止手段によりサ
セプタ、セラミックスヒータ及び遮熱板が一体的に挟ま
れるように支持されていることを特徴とするセラミック
ス加熱治具。 - 【請求項4】 サセプタの厚さが0.5mm以上5mm
以下であり、セラミックスヒータの厚さが0.5mm以
上3mm以下であり、遮熱板の厚さが0.5mm以上3
mm以下であることを特徴とする請求項3に記載のセラ
ミックス加熱治具。 - 【請求項5】 サセプタとセラミックスヒータとの間
隔、及び遮熱板とセラミックスヒータとの間隔が、それ
ぞれ0.5mm以上10mm以下であることを特徴とす
る請求項3又は請求項4に記載のセラミックス加熱治
具。 - 【請求項6】 前記弾力手段と抑止手段が台座に固定さ
れていることを特徴とする請求項3ないし請求項5の何
れか1項に記載のセラミックス加熱治具。 - 【請求項7】 前記弾力手段がバネを含むことを特徴と
する請求項3ないし請求項6の何れか1項に記載のセラ
ミックス加熱治具。 - 【請求項8】 前記台座に給電用の取り出し端子が設け
られていることを特徴とする請求項6または請求項7に
記載のセラミックス加熱治具。 - 【請求項9】 前記サセプタ及び/またはセラミックス
ヒータに温度制御用及び/または温度モニター用の熱電
対が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請
求項8の何れか1項に記載のセラミックス加熱治具。 - 【請求項10】 前記台座に給気口と排気口が設けられ
ていることを特徴とする請求項6ないし請求項9の何れ
か1項に記載のセラミックス加熱治具。 - 【請求項11】 前記給気口が台座中央部に設けられ、
かつ前記排気口が給気口より外側の台座周辺部に複数設
けられていることを特徴とする請求項10に記載のセラ
ミックス加熱治具。 - 【請求項12】 前記スペーサが、球状または円柱状の
複数のセラミックス製スペーサであることを特徴とする
請求項3ないし請求項11の何れか1項に記載のセラミ
ックス加熱治具。 - 【請求項13】 前記抑止手段が、サセプタ上に載置さ
れる被加熱物の位置を決める手段としても機能すること
を特徴とする請求項3ないし請求項12の何れか1項に
記載のセラミックス加熱治具。 - 【請求項14】 前記セラミックスヒータが熱分解窒化
ホウ素からなる基材と熱分解炭素からなる発熱体との複
合体から構成されていることを特徴とする請求項1ない
し請求項13の何れか1項に記載のセラミックス加熱治
具。 - 【請求項15】 前記セラミックスヒータを構成する複
合体の熱分解窒化ホウ素と熱分解炭素のそれぞれの熱膨
張率の差が2×10−6/℃以下であることを特徴とす
る請求項14に記載のセラミックス加熱治具。 - 【請求項16】 前記セラミックスヒータを構成する複
合体の熱分解窒化ホウ素及び熱分解炭素が、熱化学気相
蒸着法により製造されたものであることを特徴とする請
求項14または請求項15に記載のセラミックス加熱治
具。 - 【請求項17】 前記サセプタが、窒化アルミニウム、
窒化ホウ素、窒化アルミニウムと窒化ホウ素の複合物、
窒化ケイ素、炭化ケイ素、石英、炭化ケイ素コートカー
ボン、熱分解窒化ホウ素コートカーボン、またはサイア
ロンの何れかから作られていることを特徴とする請求項
1ないし請求項16の何れか1項に記載のセラミックス
加熱治具。 - 【請求項18】 前記遮熱板が、窒化アルミニウム、窒
化ホウ素、窒化アルミニウムと窒化ホウ素の複合物、熱
分解窒化ホウ素、窒化ケイ素、炭化ケイ素、石英、炭化
ケイ素コートカーボン、熱分解窒化ホウ素コートカーボ
ン、熱分解炭素コートカーボン、サイアロン、W、M
o、Ta、インコネル、またはステンレススチールの何
れかから作られていることを特徴とする請求項1ないし
請求項17の何れか1項に記載のセラミックス加熱治
具。 - 【請求項19】 前記抑止手段が、窒化アルミニウム、
窒化ホウ素、窒化アルミニウムと窒化ホウ素の複合物、
熱分解窒化ホウ素、窒化ケイ素、炭化ケイ素、石英、炭
化ケイ素コートカーボン、熱分解窒化ホウ素コートカー
ボン、熱分解炭素コートカーボンまたはサイアロンの何
れかから作られていることを特徴とする請求項3ないし
請求項18の何れか1項に記載のセラミックス加熱治
具。 - 【請求項20】 前記台座が、窒化ホウ素、窒化アルミ
ニウムと窒化ホウ素の複合物、熱分解窒化ホウ素、窒化
ケイ素、炭化ケイ素、石英、炭化ケイ素コートカーボ
ン、熱分解窒化ホウ素コートカーボン、熱分解炭素コー
トカーボン、サイアロン、W、Mo、Ta、インコネ
ル、またはステンレススチールの何れかから作られてい
ることを特徴とする請求項6ないし請求項19の何れか
1項に記載のセラミックス加熱治具。 - 【請求項21】 前記弾力手段に含まれるバネが、炭素
繊維強化炭素、窒化ケイ素、W、Mo、Ta、インコネ
ル、またはステンレススチールの何れかから作られてい
ることを特徴とする請求項7ないし請求項20の何れか
1項に記載のセラミックス加熱治具。
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