JP2001168044A - プラズマcvd装置およびそれを用いた薄膜製造方法並びに薄膜太陽電池の製造方法 - Google Patents

プラズマcvd装置およびそれを用いた薄膜製造方法並びに薄膜太陽電池の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 VHF帯あるいはUHF帯の周波数を有する
高周波電力を用いて、大面積を有する基板上に大面積か
つ均一な薄膜を形成することができる高スループットな
プラズマCVD装置およびそれを用いた薄膜製造方法を
提供する。また、製造コストを低減できる薄膜太陽電池
の製造方法を提供する。 【解決手段】 反応室1内には、ガラス基板4を保持す
るアノード電極2を配置すると共に、アノード電極2に
対向するようにカソード電極3を配置する。アノード電
極2は、プラズマを励起するためのVHF帯またはUH
F帯の周波数を有する高周波電力が印加されると共に、
複数の分割カソード電極を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子産業
における水素化アモルファスシリコン(以下、a−S
i:Hと記す)等の半導体薄膜や絶縁膜の製造に用いら
れるプラズマCVD(化学気相成長)装置およびそれを用
いた薄膜製造方法並びに薄膜太陽電池の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日、原料ガスをプラズマにより励起,
分解して気相状態で薄膜を堆積するプラズマCVD装置
は、電子デバイスの製造装置として広く用いられ、例え
ば結晶ウエハの表面上に金属膜、半導体膜および誘電体
膜の積層構造等を形成する。
【0003】従来、プラズマCVD装置としては、図6
に示すように、電子デバイスを構成する半導体膜等の成
膜処理、あるいはエッチング処理を行うための反応室6
1と、この反応室61内に配置された基板トレーを兼ね
るアノード電極62と、そのアノード電極62に対向す
るように反応室61内に配置されたカソード電極63と
を備えたものがある。なお、65は、上記反応室61の
一部に形成されたガス排気用口である。
【0004】上記反応室61内には、図示しないが、ア
ノード電極62に対してカソード電極63の配設部分の
反対側にヒーターを配置しており、また、アノード電極
62に近接して、被処理部材64の反応室61内への搬
入及び搬出を行う基板トレーローラ搬送部を設けてい
る。上記アノード電極62は、接地されていると共に、
カソード電極63に対向する面において半導体ウエハ等
の被処理部材64が装着可能となっている。また、上記
カソード電極63は、高周波電源からマッチング回路を
介して、プラズマ励起のための高周波電力が印加され
る。また、上記カソード電極63と反応室61の周壁と
の間には絶縁物を介在させている。
【0005】上記構成のプラズマCVD装置は、RF(r
adio frequency)または高周波HF(high frequency)と
呼ばれるラジオ波13.56MHz、あるいは、MW(mi
cro wave)波と呼ばれるマイクロ波2.45GHzの高周
波電力を用いて、プラズマを励起して薄膜を形成する。
【0006】最近、プラズマ科学における精力的な研究
から、プラズマを生成するための励起電力の周波数とし
ては、HF波とMW波との中間の周波数領域、例えば高
周波VHF帯と呼ばれる数十MHz程度の周波数、ある
いは、超高周波UHF帯と呼ばれる数百MHz程度の周
波数が、理論的にも実験的にも電子デバイスの製造に適
した特長を有することが明らかにされつつある。その特
長は、プラズマ密度が周波数の2乗に比例して増加する
ので高いプラズマ密度を得られる点と、このような高い
プラズマ密度が比較的低いプラズマポテンシャルによっ
て実現される点とが挙げられる。前者の特徴点は、成膜
装置において膜の堆積速度が周波数の2乗に比例して増
加することを意味する。また、後者の特長点は、高速処
理の条件下でも、プラズマ中のイオン種による膜あるい
は基板への損傷、いわゆるプラズマダメージを低く抑え
ることが可能になることを意味する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プラズマを
発生させるためにVHF帯またはUHF帯の周波数の高
周波電力を用いるのは、プラズマCVD装置の装置寸法
(反応空間)が、使用しているプラズマ励起周波数の波長
に比べて充分小さい場合、例えばプラズマ励起周波数1
00MHzの波長約3mに比べて十分小さい10cm程
度かそれ以下の場合のみであった。
【0008】その理由は、本願発明者らの所見では、プ
ラズマCVD装置の反応空間が、VHF帯あるいはUH
F帯の励起周波数の波長と同程度の寸法になると、その
励起周波数の高周波電源により生成される電磁界は反応
空間を伝搬する波としての特質を現わし、これに起因す
る反応空間の電磁界的変化が複雑なプラズマを発生させ
るために、プラズマの制御が不可能であったからである
と考えられる。したがって、VHF帯またはUHF帯の
周波数の高周波電力を使用する場合、反応室61を大型
化できないために、大面積を有する基板を用いることが
できないという問題があった。
【0009】また、a−Si:H系薄膜を用いた太陽電
池や液晶表示素子等のいわゆるジャイアントマイクロエ
レクトロニクスと呼ばれるような電子産業分野では、基
板の寸法、例えば基板の一辺の長さが40cm〜60c
mと長尺である。このような長尺の基板に対しても、従
来のような基板を複数枚一度に処理できる大きな反応室
が、装置の高スループット化のために不可欠となってき
ている。
【0010】また、通常のLSI等の半導体デバイスを
製造する場合においても、高いスループットを実現する
には、多数の基板を一度に処理することが非常に重要で
あるので、反応室を大型化する必要がある。
【0011】そこで、本発明の目的は、VHF帯あるい
はUHF帯の周波数を有する高周波電力を用いて、大面
積を有する基板上に大面積かつ均一な薄膜を形成するこ
とができる高スループットなプラズマCVD装置および
それを用いた薄膜製造方法を提供することにある。ま
た、製造コストを低減できる薄膜太陽電池の製造方法を
提供することにある。
【0012】より詳しくは、プラズマ処理を行う反応室
内の空間の大きさと、プラズマ励起用の高周波電力の波
長とが同程度の寸法になっても、反応室内の所望の領
域、つまりカソード電極とアノード電極との間の領域
に、VHF帯あるいはUHF帯の周波数の高周波電力で
プラズマを良好に発生させて、そのプラズマを大面積に
わたって利用して、量産レベルの処理が可能なプラズマ
CVD装置を提供すると共に、そのような装置を用い
て、太陽電池、液晶表示素子およびセンサー等に用いら
れる高品質なa−Si:H合金薄膜等を高速で堆積させ
ることができる薄膜製造方法を提供することにある。ま
た、そのような高品質なa−Si:H合金薄膜を用い
て、製造コストを低減できる薄膜太陽電池の製造方法を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプラズマCVD装置は、成膜用ガスが供給
され、被処理部材に対して成膜処理を施す反応室と、上
記反応室内に配置され、上記被処理部材を保持するアノ
ード電極と、上記アノード電極に対向するように配置さ
れ、プラズマを励起するためのVHF帯またはUHF帯
の周波数を有する高周波電力が印加されるカソード電極
とを備えたプラズマCVD装置において、上記カソード
電極は、複数の分割カソード電極を有することを特徴と
している。
【0014】上記構成のプラズマCVD装置によれば、
上記反応室内において、プラズマを励起するための高周
波電力が印加されるカソード電極が分割カソード電極を
有するので、カソード電極とアノード電極との間の領域
を、高周波電力の定在波が生じない程度の小さい領域に
分割することにより、反応室内の反応空間と、プラズマ
励起用の高周波電力の波長とが同レベルの大きさでも、
カソード電極とアノード電極との間の領域にプラズマを
生成させることができる。したがって、上記反応室を大
きくすることにより、一度に複数の被処理部材を処理し
てスループットを向上できると共に、その反応室内に大
面積の被処理部材を収容できる。その結果、上記被処理
部材の表面に大面積かつ均一な薄膜を形成することがで
きる。
【0015】また、上記カソード電極に印加する高周波
電力の周波数がVHF帯あるいはUHF帯の周波数であ
るので、より均一な薄膜を形成できると共に、薄膜の堆
積速度を向上できる。
【0016】また、一実施形態のプラズマCVD装置
は、上記分割カソード電極の各々に順次電圧を印加する
順次電圧印加手段を備えたことを特徴とする。
【0017】上記一実施形態のプラズマCVD装置は、
上記分割カソード電極を有することにより、装置内の反
応空間を複数の領域に分割したからVHF帯あるいはU
HF帯の周波数の高周波電力を印加できるようになった
が、分割カソード電極の全てを同時に放電させれば装置
内の反応空間が複数の領域に分割されていないのと同様
にVHF帯あるいはUHF帯の周波数の高周波電力は印
加できない。そのため、上記分割カソード電極の各々に
順次電圧を印加する順次電圧印加手段を備えていること
によって、各分割カソード電極の放電を時間的にずらす
ので、VHF帯あるいはUHF帯の周波数をもつ高周波
電力を使用することができる。
【0018】また、本発明の薄膜製造方法は、本発明の
プラズマCVD装置を用いた薄膜製造方法であって、上
記複数の分割カソード電極の夫々に順次電圧をかけて薄
膜を形成することを特徴としている。
【0019】上記薄膜製造方法によれば、上記分割カソ
ード電極を有することにより、装置内の反応空間を複数
の領域に分割したからVHF帯あるいはUHF帯の周波
数の高周波電力を印加できるようになったが、分割カソ
ード電極の全てを同時に放電させれば装置内の反応空間
が複数の領域に分割されていないのと同様にVHF帯あ
るいはUHF帯の周波数をもつ高周波電力は印加できな
い。そのため、上記複数の分割カソード電極の夫々に順
次電圧をかけることによって、時間的に放電をずらすの
で、VHF帯あるいはUHF帯の周波数をもつ高周波電
力を使用することができる。
【0020】また、一実施形態の発明の薄膜製造方法
は、上記複数の分割カソード電極からパルス放電させて
薄膜を形成することを特徴とすることを特徴としてい
る。
【0021】上記一実施形態の発明の薄膜製造方法によ
れば、上記複数の分割カソード電極からパルス放電させ
るので、薄膜形成時に発生するパウダーを抑制すること
ができる。
【0022】また、一実施形態の発明の薄膜製造方法
は、隣合った上記分割カソード電極ではなく空間的に離
れた場所の上記分割カソード電極を順次パルス放電させ
ることを特徴としている。
【0023】上記一実施形態の発明の薄膜製造方法によ
れば、もし、短いパルス間隔で隣接した分割カソード電
極が連続して放電すると、隣接した分割カソード電極が
同時に放電したの同様の状態になり、パウダーの発生や
膜質の低下といった問題が発生するので、パルス間隔を
短縮できない。しかし、上記パルス間隔(パルス放電の
off時間)をできるだけ短縮することは、薄膜の堆積
速度を向上させるために必要である。そこで、上記複数
の分割カソード電極の夫々に順次電圧をかけてパルス放
電により薄膜を形成する場合に、隣合った分割カソード
電極ではなく空間的に離れた場所の分割カソード電極を
順次パルス放電させることによって、隣接した分割カソ
ード電極が連続して放電するのを防止して、パルス放電
の間隔を短くする。したがって、薄膜の堆積速度を向上
させることができる。
【0024】また、一実施形態の発明の薄膜製造方法
は、隣合った上記分割カソード電極ではなく空間的に離
れた場所の上記分割カソード電極を複数同時に放電させ
ながら上記複数の分割カソード電極を順次パルス放電さ
せることを特徴としている。
【0025】上記一実施形態の発明の薄膜製造方法によ
れば、隣合った上記分割カソード電極ではなく空間的に
離れた場所の上記分割カソード電極を複数同時に放電さ
せながら上記複数の分割カソード電極を順次パルス放電
させるので、堆積速度をさらに向上させることができ
る。
【0026】また、一実施形態の発明の薄膜製造方法
は、a−Si:H合金薄膜を形成することを特徴として
いる。
【0027】上記一実施形態の発明の薄膜製造方法は、
a−Si:H合金薄膜の形成に適しているので、a−S
i:H合金薄膜を高品質かつ高速に堆積させることがで
きる。
【0028】また、本発明の薄膜太陽電池の製造方法
は、本発明の薄膜製造方法によって形成されたa−S
i:H合金薄膜を用いたことを特徴としている。
【0029】上記薄膜太陽電池の製造方法によれば、上
記a‐Si:H合金薄膜を用いて薄膜太陽電池を製造す
ることによって、薄膜太陽電池の製造時間が長くなる原
因の一つであったa‐Si:H合金薄膜の製造時間が短
縮されて、薄膜太陽電池の製造時間を短縮することがで
きる。したがって、上記薄膜太陽電池を低コストで製造
することが可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプラズマCVD装
置およびそれを用いた薄膜製造方法並びに薄膜太陽電池
の製造方法を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0031】図1は本発明の実施の一形態によるプラズ
マCVD装置の斜視図であり、図2は上記プラズマCV
D装置のカソード電極の上面図である。上記プラズマC
VD装置は、電子デバイスを構成する半導体膜等の成膜
処理を、所定のラインに沿って搬送される被処理部材に
対して順次行う。
【0032】上記プラズマCVD装置は、図1に示すよ
うに、成膜用ガスが供給され、被処理部材としてのガラ
ス基板4に対して成膜処理を施す反応室1と、この反応
室1内に配置され、ガラス基板4を保持するアノード電
極2と、このアノード電極2に対向するように配置さ
れ、プラズマを励起するためのVHF帯またはUHF帯
の周波数を有する高周波電力が印加されるインターナル
型のカソード電極3と、反応室1の一部に形成されたガ
ス排気用口5とを備えている。
【0033】上記アノード電極2は、一辺が90cmの
正方形形状を有し、カソード電極3から2.5cmの間
隔を隔てて設置されている。このアノード電極2は、正
方形形状のガラス基板4(寸法30cm×60cm)を2
枚装着することが可能である。
【0034】上記カソード電極3は、図2に示すよう
に、複数の分割カソード電極21,22,…,36を有し
ている。また、上記カソード電極3は、1辺が70cm
の正方形形状である一方、分割カソード電極21,22,
…,36は、一辺が15cmの正方形形状である。上記
分割カソード電極21,22,…,36間には絶縁性部材
6を介在させている。この分割カソード電極21,22,
…,36には、図示しないが、順次電圧印加手段として
の高周波電源からマッチング回路を介して、プラズマ励
起のための高周波電力が印加されるようになっている。
また、上記高周波電源は、マイクロ秒オーダーでのパル
ス放電が可能であると共に、マイクロ秒オーダーで分割
カソード電極21,22,…,36の夫々に対してスイッ
チングが可能である。なお、上記分割カソード電極2
1,22,…,36の一辺が15cmの場合、90MHz
程度までの高周波電力を使用できることが分っている。
また、説明は省略するが、上述以外の構成は図6に示す
プラズマCVD装置と同様である。
【0035】上記構成のプラズマCVD装置では、分割
カソード電極21,22,…,36の全てを同時に放電さ
せると、27MHz程度の周波数の高周波電源までしか
使用できず、VHF帯またはUHF帯の周波数の高周波
電源を用いることができない。上記VHF帯またはUH
F帯の周波数を有する高周波電源を用いるために、上記
分割カソード電極21,22,…,36の夫々に順次電圧
をかけ、パルス放電でガラス基板4上に薄膜を形成す
る。具体的には、図3に示すように、上記分割カソード
電極21の電極を放電させた後に、分割カソード電極2
2にスイッチングを行って、分割カソード電極22を放
電させる。このとき、上記分割カソード電極21が放電
している時間がon時間となり、分割カソード21の放
電が終了してから分割カソード電極22の放電が始まる
までの時間がoff時間となる。そして、上記分割カソ
ード23,24,…,36の夫々に対して図番号順にスイ
ッチングを行って、分割カソード23,24,…,36を
順次放電させる。通常、a‐Si:H膜を成膜する場
合、on時間を数マイクロ秒から数10マイクロ秒に設
定すると共に、そのon時間の数倍から10倍程度にo
ff時間を設定するのが望ましい。また、上記on,o
ff時間は、言うまでもないが、任意に設定することが
可能である。
【0036】このように、上記反応室1内において、プ
ラズマを励起するための高周波電力が印加されるカソー
ド電極3が分割カソード電極21,22,…,36を有す
るので、カソード電極3とアノード電極2との間の領域
が、高周波電力の定在波が生じない程度の小さい領域に
分割されて、反応室1内の反応空間と、プラズマ励起用
の高周波電力の波長とが同レベルの大きさでも、カソー
ド電極3とアノード電極2との間の領域にプラズマが発
生する。したがって、上記反応室1を大きくすることに
より、一度に2枚のガラス基板4を処理してスループッ
トを向上できると共に、その反応室1内に大面積のガラ
ス基板4を収容できる。その結果、上記ガラス基板4の
表面に大面積かつ均一な薄膜を形成することができる。
【0037】また、上記カソード電極3に印加する高周
波電力の周波数がVHF帯あるいはUHF帯の周波数で
あるから、より均一な薄膜を形成できると共に、薄膜の
堆積速度を向上できる。
【0038】上記実施の形態では、16個の分割カソー
ド電極21,22,…,36を用いていたが、分割カソー
ド電極21,22,…,36の寸法を小さくして、16個
以上の分割カソードを用いていもよい。この場合、より
高い周波数を有する高周波電力を使用することが可能に
なる。また、上記分割カソード電極21,22,…,36
の形状および寸法が、上記実施の形態に限られないのは
言うまでもない。
【0039】また、上記実施の形態では、分割カソード
電極21,22,〜,36は図番号順に放電させていた
が、隣合った分割カソード電極21,22,〜,36では
なく空間的に離れた場所の分割カソード電極21,22,
〜,36を順次パルス放電させる方がより放電間隔(of
f時間)を短縮するには好ましい。これは、上記分割カ
ソード電極21,22,〜,36を図番号順に放電させた
場合、十分なoff時間を与える必要があるため、成膜
速度が向上する効果が低いためである。例えば、on時
間が5マイクロ秒、スイッチングに必要な時間が20マ
イクロ秒であると、25マイクロ秒の待ち時間を設ける
必要がある。つまり、off時間が少なくとも45マイ
クロ秒必要となる。実際には、off時間が50マイク
ロ秒必要となる。しかし、空間的に離れた場所の分割カ
ソード電極21,22,〜,36を順次パル放電させる場
合、待ち時間を設けずにすぐにパルス放電させることが
可能である、つまりoff時間を短縮することができ
る。16個の分割カソード電極21,22,〜,36の場
合、例えば図4に示すような順で放電させれば待ち時間
を設定しなくてもよい。具体的には、上記分割カソード
電極21を放電させた後、分割カソード電極31、分割
カソード電極23、分割カソード電極29、分割カソー
ド電極22、分割カソード電極32、分割カソード電極
24、分割カソード電極30、分割カソード電極28、
分割カソード電極34、分割カソード電極26、分割カ
ソード電極36、分割カソード電極25、分割カソード
電極35、分割カソード電極27、分割カソード電極3
3の順に放電させる。このような順で、上記分割カソー
ド電極21,22,〜,36をパルス放電させると、待ち
時間を設ける必要がなくなる。したがって、薄膜の堆積
速度を向上させることができる。なお、上記分割カソー
ド電極21,22,〜,36の夫々を順次パルス放電させ
る時の順番は、特に上記順番に制限されるものではな
い。
【0040】また、上記分割カソード電極21,22,
〜,36を1個づつ順次パルス放電させずに、隣合った
上記分割カソード電極21,22,〜,36ではなく空間
的に離れた場所の分割カソード電極21,22,〜,36
を複数同時に放電させながら複数の分割カソード電極2
1,22,〜,36を順次パルス放電させることによっ
て、さらに薄膜の堆積速度を向上できる。例えば、図5
に示すように、分割カソード電極21,36を同時にパ
ルス放電させた後、分割カソード電極22,35、分割
カソード電極23,34、分割カソード電極24,33、
分割カソード電極28,29、分割カソード電極32,2
5、分割カソード電極27、分割カソード電極30、分
割カソード電極26、分割カソード電極31の順にパル
ス放電させることにより、さらに薄膜の堆積速度を高速
化できる。
【0041】また、図1に示す上記プラズマCVD装置
は、4族水素化合物の原料ガスとしてモノシランを用い
て太陽電池用の半導体薄膜であるa−Si:H合金薄膜
を形成することもできる。この場合、図示しないが、上
記カソード電極3に対して、マッチング回路を介して高
周波電源と変調用電源とを接続する。また、上記高周波
電源の発振周波数を例えば81.36MHzに設定し、
基板温度を例えば200℃に設定する。
【0042】具体的には、上記a−Si:H合金薄膜は
次のようにして製造する。
【0043】 まず、流量コントローラを通して50
0sccmのモノシランガスを反応室1に導入しつつ、
ガス排気用口5から一定の割合で排気して、反応室1内
の圧力0.62Torrに保つ。
【0044】 次に、上記高周波電源の高周波電力
と、直流的にオン・オフの状態を一定周期で繰り返す変
調用電源の低周波電力とを重ね合わせて、81.36M
Hzの高周波電力を周期的にオン・オフさせる。
【0045】 そして、上記マッチング回路を介して
複数の分割カソード電極21,22,〜,36の夫々に順
次電圧をかけて、分割カソード電極21,22,〜,36
とアノード電極2との間にシランプラズマを発生させて
ガラス基板4上にa−Si:H合金薄膜を堆積させる。
【0046】従来、一辺が70cmのカソード電極を用
いた場合、均一な膜が得られる周波数は27.12MH
zまでだったが、複数の分割カソード電極21,22,
〜,36の夫々に順次電圧をかけることによって、81.
36MHzの放電が可能となった。したがって、従来の
発振周波数27.12MHzの高周波電源を用いた場合
に比べて、従来と同様の高品質なa−Si:H合金薄膜
を3倍の成膜速度で形成することができる。
【0047】このように製造されたa−Si:H合金薄
膜は、薄膜太陽電池のi層(不純物を含まない層)として
用いることができる。したがって、上記a−Si:H合
金薄膜は高品質かつ高速に製造できるので、薄膜太陽電
池の製造時間が長くなる原因の一つであったi層の製造
時間が短縮されて、薄膜太陽電池の製造時間を短縮する
ことができる。具体的には、a−Si:H合金薄膜つま
りi層の成膜速度を従来の3倍の速度、具体的には6.
6Å/秒で形成することができた。つまり、上記薄膜太
陽電池の生産性が従来の3倍になった。その結果、上記
薄膜太陽電池を低コストで製造することが可能となる。
【0048】なお、上記a−Si:H合金薄膜を用いた
薄膜太陽電池の変換効率および光安定性は従来と同等で
ある。
【0049】上記実施の形態では、高周波電力のオン・
オフを一定周期で繰り返したが、プラズマ生成のための
高周波電力を完全にオフせずとも、プラズマ生成のオン
・オフを行うことができればよい。
【0050】また、原料ガスとしてモノシランガスを用
いたが、4族水素化合物の誘導体であるSiH22,S
iHF3,SiH2Cl2を用いてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上より明らかなように、本発明のプラ
ズマCVD装置は、プラズマを励起するための高周波電
力が印加されるカソード電極が分割カソード電極を有す
るので、反応室を大きくして、一度に複数の被処理部材
を処理してスループットを向上できると共に、その反応
室内に大面積の被処理部材を収容できる。その結果、上
記被処理部材の表面に大面積かつ均一な薄膜を形成する
ことができる。また、上記カソード電極に印加する高周
波電力の周波数がVHF帯あるいはUHF帯の周波数で
あるから、より均一な薄膜を形成できると共に、薄膜の
堆積速度を向上できる。
【0052】一実施形態の発明のプラズマCVD装置
は、上記分割カソード電極の各々に順次電圧を印加する
順次電圧印加手段を備えているので、各分割カソード電
極の放電を時間的にずらして、VHF帯あるいはUHF
帯の周波数をもつ高周波電力を使用することができる。
【0053】本発明の薄膜製造法は、上記複数の分割カ
ソード電極の夫々に順次電圧をかけるので、時間的に放
電をずらして、VHF帯あるいはUHF帯の周波数をも
つ高周波電力を使用することができる。
【0054】一実施形態の薄膜製造方法は、上記複数の
分割カソード電極からパルス放電させるので、薄膜形成
時に発生するパウダーを抑制することができる。
【0055】一実施形態の薄膜製造方法は、隣合った上
記分割カソード電極ではなく空間的に離れた場所の分割
カソード電極を順次パルス放電させるので、パルス放電
の間隔を短くしてもパウダーの発生や膜質の低下といっ
た問題が起こらない。したがって、パルス放電の間隔を
短くして、堆積速度を向上させることができる。
【0056】一実施形態の薄膜製造方法は、隣合った上
記分割カソード電極ではなく空間的に離れた場所の上記
分割カソード電極を複数同時に放電させながら上記複数
の分割カソード電極を順次パルス放電させるので、堆積
速度をさらに向上させることができる。
【0057】一実施形態の薄膜製造方法は、a−Si:
H合金薄膜の形成に適しているので、a−Si:H合金
薄膜を高品質かつ高速に堆積させることができる。
【0058】本発明の薄膜太陽電池の製造方法は、上記
a‐Si:H合金薄膜を用いて薄膜太陽電池を製造する
ので、薄膜太陽電池の製造時間が長くなる原因の一つで
あったa‐Si:H合金薄膜の製造時間が短縮されて、
薄膜太陽電池の製造時間を短縮することができる。した
がって、上記薄膜太陽電池を低コストで製造することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の一形態のプラズマCV
D装置の要部の斜視図である。
【図2】 図2は上記プラズマCVD装置のカソード電
極の上面図である。
【図3】 図3は上記プラズマCVD装置のパルス放電
を説明するための図である。
【図4】 図4は上記プラズマCVD装置のパルス放電
の変形例を説明するための図である。
【図5】 図5は上記プラズマCVD装置のパルス放電
の変形例を説明するための図である。
【図6】 図6は従来のプラズマCVD装置の要部の斜
視図である。
【符号の説明】
1 反応室 2 アノード電極 3 カソード電極 4 ガラス基板 21,22,…,36 分割カソード電極
フロントページの続き Fターム(参考) 4K030 AA03 AA04 AA06 BA30 BA31 FA03 JA11 JA16 JA18 KA15 KA30 LA16 5F045 AA08 AB04 AC01 AC05 AD06 AE19 AF07 BB02 BB08 BB09 CA13 EH04 EH14 EH20 5F051 AA05 BA12 CA16 CA23 GA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成膜用ガスが供給され、被処理部材に対
    して成膜処理を施す反応室と、上記反応室内に配置さ
    れ、上記被処理部材を保持するアノード電極と、上記ア
    ノード電極に対向するように配置され、プラズマを励起
    するためのVHF帯またはUHF帯の周波数を有する高
    周波電力が印加されるカソード電極とを備えたプラズマ
    CVD装置において、 上記カソード電極は、複数の分割カソード電極を有する
    ことを特徴とするプラズマCVD装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプラズマCVD装置に
    おいて、 上記分割カソード電極の各々に順次電圧を印加する順次
    電圧印加手段を備えたことを特徴とするプラズマCVD
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のプラズマCVD装置を
    用いた薄膜製造方法であって、 上記複数の分割カソード電極の夫々に順次電圧をかけて
    薄膜を形成することを特徴とする薄膜製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の薄膜製造方法におい
    て、 上記複数の分割カソード電極からパルス放電させて薄膜
    を形成することを特徴とする薄膜製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の薄膜製造方法におい
    て、 隣合った上記分割カソード電極ではなく空間的に離れた
    場所の上記分割カソード電極を順次パルス放電させるこ
    とを特徴とする薄膜製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の薄膜製造方法におい
    て、 隣合った上記分割カソード電極ではなく空間的に離れた
    場所の上記分割カソード電極を複数同時に放電させなが
    ら上記複数の分割カソード電極を順次パルス放電させる
    ことを特徴とする薄膜製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至6のいずれか1つに記載の
    薄膜製造方法において、 水素化アモルファスシリコン合金薄膜を形成することを
    特徴とする薄膜製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の薄膜製造方法によって
    形成された水素化アモルファスシリコン合金薄膜を用い
    た薄膜太陽電池の製造方法。
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