JP2001167854A - 電気部品用ソケット - Google Patents

電気部品用ソケット

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JP2001167854A
JP2001167854A JP35175499A JP35175499A JP2001167854A JP 2001167854 A JP2001167854 A JP 2001167854A JP 35175499 A JP35175499 A JP 35175499A JP 35175499 A JP35175499 A JP 35175499A JP 2001167854 A JP2001167854 A JP 2001167854A
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Masami Fukunaga
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作レバーの数を減らして部品コストを低減
させるとともに、電気部品用ソケット全体の大きさを小
型化すること。 【解決手段】 スライドプレート12の移動方向に沿う
ソケット本体2の両側面に、基端部を中心として回動自
在とされた操作レバー18を軸支し、この操作レバー1
8の一端部に前記スライドプレート12を取付けるとと
もに、前記操作レバー18の他端部を自由端部21と
し、この自由端部21を、上部操作部材27の水平方向
のほぼ中央位置に形成した押動部29により下方へ押動
することにより、前記スライドプレート12を移動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電気部品用ソケッ
トに係り、特に、電気部品の性能試験を行なうために、
この電気部品の端子と測定器のプリント配線板との電気
的接続を図るための電気部品用ソケットに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、半導体装置等の電気部品の性
能試験を行なうために、この電気部品の端子と測定器の
プリント配線板との電気的接続を図るための電気部品用
ソケットが多く用いられている。
【0003】このような電気部品用ソケット31におい
ては、図11に示すように、ソケット本体32上に電気
部品が載置されるトッププレート(図示せず)が配設さ
れるとともに、前記ソケット本体32にコンタクトピン
(図示せず)が配設され、そのトッププレートとソケッ
ト本体32との間に水平方向にスライドするスライドプ
レート33が配設され、さらに、このスライドプレート
33を移動させるための上部操作部材34がソケット本
体32に対して上下動自在に配設されるようになってい
る。
【0004】また、前記スライドプレート33は、前記
上部操作部材34を上下動させることにより、てこ運動
機構を利用したリンク機構を介してスライドされるよう
になっている。このリンク機構は、第1操作レバー35
と第2操作レバー36とがスライドプレート33のスラ
イド方向に沿った両側面部に対応して配設されており、
前記第1操作レバー35はその一端下部をソケット本体
32の一端側面に第1軸支シャフト37により回動自在
に支持されているとともに、その一端上部をスライドプ
レート33の一端側面に第1伝達シャフト38により連
結されている。また、前記第2操作レバー36は、その
一端上部を前記ソケット本体32の他端側面に第2軸支
シャフト39により回動自在に支持されているととも
に、その一端下部にスライドプレート33の他端側面に
第2伝達シャフト40により連結されている。
【0005】前記第1操作レバー35および第2操作レ
バー36には、それぞれの他端上部に押動受部41が設
けられており、この押動受部41の上に前記上部操作部
材34が水平に保持されるようになっている。そのた
め、その上部操作部材34の上下動により、前記第1操
作レバー35および第2操作レバー36が各軸支シャフ
トを支点として揺動し、前記スライドプレート33をス
ライドさせるようになっている。
【0006】したがって、従来の電気部品用ソケット3
1では、前記上部操作部材34を下降させることによ
り、第1操作レバー35および第2操作レバー36を下
方に回動させてスライドプレート33を水平方向にスラ
イドさせ、これによりコンタクトピンを弾性変形させて
その上端部を拡開させる。その後、電気部品をトッププ
レート上に載置して、上部操作部材34を上昇させるこ
とにより、第1操作レバー35および第2操作レバー3
6を上方に回動させてスライドプレート33を元の位置
に戻り動作させ、これによりコンタクトピンヘ加えてい
た拡開方向への力を解除させる。これにより、コンタク
トピンがその弾性力によって初期位置に戻るため、コン
タクトピンの先端部が電気部品の端子に接触して電気的
に接続するようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電気部品用ソケット31においては、スライ
ドプレート33をスライドさせる手段として一側面に第
1操作レバー35および第2操作レバー36の2つの操
作レバーを必要としていたため、部品数が多く、電気部
品用ソケット31全体の大きさも大きくなってしまうと
いう問題があった。これは、前記各操作レバーがソケッ
ト本体32の両端部近傍において上部操作部材34によ
り押動される構成になっているため、片側1つの操作レ
バーのみでは上部操作部材34を安定的に上下動でき
ず、スライドプレート33も水平にスライドさせにくい
からである。
【0008】また、従来の電気部品用ソケット31にお
いては、上部操作部材34を上下動させた際に、その上
部操作部材34が各操作レバーを押動する上限位置およ
び下限位置は、各操作レバーの回動中心である軸支シャ
フトよりも上方に位置されていたため、押動位置が左右
方向へ大きく移動してしまうし、上下方向へも大きく移
動してしまうことから、これによっても電気部品用ソケ
ット31の全体が大きくなってしまうという問題を有し
ていた。
【0009】本発明は前記した点に鑑みてなされたもの
であり、操作レバーの数を減らして部品コストを低減さ
せるとともに、電気部品用ソケット全体の大きさを小型
化できる電気部品用ソケットを提供することを目的とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係る発明の電気部品用ソケットの特徴は、ス
ライドプレートの移動方向に沿うソケット本体の両側面
に、基端部を中心として回動自在とされた操作レバーを
軸支し、この操作レバーの一端部に前記スライドプレー
トを取付けるとともに、前記操作レバーの他端部を自由
端部とし、この自由端部を、上部操作部材の水平方向の
ほぼ中央位置に形成した押動部により下方へ押動するこ
とにより、前記スライドプレートを移動させるようにし
た点にある。そして、このような構成を採用したことに
より、操作レバーを押動するための押動部が上部操作部
材の水平方向のほぼ中心位置に形成されているため、こ
の上部操作部材を下方へ押動する際に左右にぶれてしま
うのを抑制することができ、たとえ、前記操作レバーを
スライドプレートの両側面に1対のみ配設するようにし
ても、そのスライドプレートを安定的に横方向へ移動さ
せることができる。
【0011】また、請求項2に係る発明の電気部品用ソ
ケットの特徴は、請求項1において、操作レバーの自由
端部の上限位置と下限位置とにおける各押動点が、基端
部の中心を通る水平方向の基準線に対して線対称の位置
関係となるように構成した点にある。そして、このよう
な構成を採用したことにより、操作レバーを回動させた
ときに、上部操作部材の中心位置から左右方向への押動
部の押動点のずれを極力小さい範囲に抑えられるので、
上部操作部材を下降させる際の左右へのぶれを小さく抑
制でき、安定的にスライドプレートを移動させることが
できる。
【0012】また、請求項3に係る発明の電気部品用ソ
ケットの特徴は、請求項1または請求項2において、操
作レバーの自由端部が上限位置から下限位置に至る場合
に、前記自由端部の押動点が水平方向において最も右端
に至る位置と最も左端に至る位置とが、上部操作部材の
水平方向の中心位置を基準として左右対象の位置関係と
なるように構成した点にある。そして、このような構成
を採用したことにより、操作レバーを回動させたとき
に、上部操作部材の中心位置から左右方向への押動部の
押動点のずれを極力小さい範囲に抑えられるので、上部
操作部材を下降させる際の左右へのぶれをより小さく抑
制でき、より安定的にスライドプレートを移動させるこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1か
ら図10を参照して説明する。
【0014】図1から図3は本発明に係る電気部品用ソ
ケットの実施の一形態を示したもので、本実施形態の電
気部品用ソケット1は、例えば、ICパッケージ等の電
気部品9の性能試験を行なうために、この電気部品9の
端子として格子状に配列された半田ボール9aと、測定
器のプリント配線板(図示せず)との電気的接続を図る
ものである。
【0015】前記電気部品用ソケット1は、前記プリン
ト配線基板上に装着されるソケット本体2を有してお
り、このソケット本体2には、前記電気部品9の半田ボ
ール9aに対応するように格子状に配列された複数のコ
ンタクトピン3,3…が配設されている。
【0016】このコンタクトピン3は、図4から図6に
示すように、導電性を有する材料からなり、上方に弾性
片4,4が形成されるとともに、下方に1本のソルダー
テール部6が一体に形成されている。
【0017】そして、このコンタクトピン3は、ソルダ
ーテール部6をソケット本体2に形成された圧入孔8に
圧入することにより、ソケット本体2に対して直立状態
に保持されており、このソケット本体2から下方に突出
したソルダーテール部6は、ロケートボード(図示せ
ず)を介してさらに下方に突出されるようになってい
る。このソルダーテール部6の最下端部は、前記プリン
ト配線板の各貫通孔(図示せず)に挿通されて半田付け
されることにより、プリント配線基板と接続されるよう
になっている。
【0018】ソケット本体2には、スライドプレート1
2が水平方向(図2の左右方向)にスライド可能に配設
されている。このスライドプレート12には、前記各コ
ンタクトピン3の弾性片4,4が挿通されているととも
に、図4から図6に示すように、各コンタクトピン3の
各弾性片4,4の間に位置しコンタクトピン3の弾性片
4を押圧して弾性変形させる弾性片押圧部13が形成さ
れている。
【0019】さらに、スライドプレート12の上面に
は、コンタクトピン3の上端部を支持するとともに、上
面に電気部品9が載置されるトッププレート14が配設
されており、電気部品9を所定の位置に位置決めするガ
イド部15が電気部品9の各角部に対応して設けられて
いる。また、このトッププレート14には、各コンタク
トピン3の弾性片4,4の間に位置し、この弾性片4を
所定位置に保持する弾性片保持部16が形成されてい
る。
【0020】また、本実施形態においては、前記スライ
ドプレート12をスライドさせるリンク機構として、前
記スライドプレート12の移動方向に沿う両側面にそれ
ぞれ操作レバー18が設けられている。これらの操作レ
バー18は、その基端部をソケット本体2に配設された
軸支シャフト19により回動自在に支持されているとと
もに、一端部を伝達軸20を介して前記スライドプレー
ト12に連結されている。また、前記操作レバー18の
他端部は自由端部とされており、押動受部21が上方側
に突出形成されている。
【0021】そして、この押動受部21に下方への力が
加わった場合に、操作レバー18が軸支シャフト19を
中心として回動され、これにより伝達軸20を介してス
ライドプレート12を水平方向に移動させるようになっ
ている。このスライドプレート12の移動により、前記
弾性片押圧部13が弾性片4を押圧して弾性変形させ、
各弾性片4,4の先端部における弾性片保持部16との
間隙を大きく確保することができるようになっている。
【0022】また、ソケット本体2には、トッププレー
ト14の両側に位置する一対のラッチ22が軸23を中
心として上下に回動自在に取付けられており、このラッ
チ22の先端部は、電気部品9の周縁部を押える部品押
え部24とされるとともに、このラッチ22の基端部上
側は、被押圧部(図示せず)とされている。さらに、ラ
ッチ22は付勢ばね26の付勢力により、部品押え部2
4がトッププレート14の上面に接触する方向に付勢さ
れており、前記被押圧部に押圧力が加わった場合に、付
勢ばね26の付勢力に抗してラッチ22が回動して部品
押え部24が電気部品9の配設位置から退避されるよう
になっている。
【0023】さらに、前記トッププレート14の上方に
は、上部操作部材27が上下動自在に配設されており、
この上部操作部材27には、電気部品9が挿入可能な大
きさの開口(図示せず)が形成されている。このトップ
プレート14は、ばね等の図示しない付勢部材により常
に上方に位置するように付勢されている。また、上部操
作部材27の下面側には、この上部操作部材27の下降
動作により前記操作レバー18の押動受部21を下方に
押動する押動部としての押動突起29が形成されている
とともに、前記ラッチ22の被押圧部を押圧する押圧部
(図示せず)が形成されている。
【0024】ここで、図2および図7乃至図10によ
り、前記上部操作部材の押動突起29と前記操作レバー
18の押動受部21との位置関係について説明する。
【0025】図7は上部操作部材の初期位置であって操
作レバー18の上限位置を示したものである。図8は上
部操作部材の下降途中の位置であって操作レバー18の
中間位置を示したものである。また、図9は上部操作部
材を下降し終えた最終位置であって操作レバー18の下
限位置を示したものである。そして、図10は、前記操
作レバー18の上限位置、中間位置および下限位置にお
ける押動点の各位置関係を模式的に示したものである。
【0026】まず、図2に示すように、上部操作部材の
押動突起29は、操作レバー18の押動受部21に対し
てソケット本体2の水平方向(図2の左右方向)のほぼ
中央位置において当接している。また、図8に示すよう
に、前記操作レバー18が回動範囲の中間位置にある場
合には、回動中心である軸支シャフト19の中心点を通
る水平線、つまり、操作レバー18の回動中心と、上部
操作部材による操作レバー18の押動受部21の押動点
とを結ぶ線を基準線とすれば、この基準線が水平軸に対
して平行となるように構成されている。そして、この中
間位置の基準線に対して、操作レバー18の上限位置と
下限位置とにおける各押動点は、線対称の位置関係にな
るように構成されている。
【0027】さらに、図10に示すように、操作レバー
18が上限位置から中間位置を通って下限位置に至る場
合に、前記押動受部21の押動点が左右方向において最
も右端に至る位置と最も左端に至る位置とが、前記上部
操作部材の左右方向の中心位置を基準として左右対象の
位置関係となるように構成されている。本実施形態で
は、操作レバー18が上限位置および下限位置にある場
合に押動点が最左端に至り、操作レバー18が中間位置
にある場合に押動点が最右端に至るようになっている。
【0028】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0029】電気部品9を電気部品用ソケット1に装着
するには、まず、図2に示す状態から、上部操作部材2
7を下方に押し下げることにより、この上部操作部材2
7の押動突起29が操作レバー18の押動受部21を下
方に押下げる。このように操作レバー18の押動受部2
1に下方への力が加わると、操作レバー18が軸支シャ
フト19を中心として上限位置から中間位置を通って下
限位置へと回動される。そして、その操作レバー18の
回動により伝達軸20を介してスライドプレート12が
横方向に移動される。この場合に、操作レバー18を押
動するための押動突起29は、上部操作部材の左右方向
ほぼ中心位置に形成されているため、上部操作部材を下
方へ押動する際に左右にぶれてしまうのを抑制すること
ができる。そのため、前記操作レバー18をスライドプ
レート12の両側面に1対のみ配設するようにしてもそ
のスライドプレート12を安定的に移動させることがで
きる。
【0030】また、操作レバー18の中間位置における
基準線を境界にして、前記操作レバー18の上限位置と
下限位置とにおける各押動点が線対称の位置関係になっ
ており、しかも操作レバー18が上限位置から中間位置
を通って下限位置に至る場合に、押動受部21の押動点
が左右方向において最も右端に至る位置と最も左端に至
る位置とが、前記上部操作部材の左右方向の中心位置を
基準として左右対象の位置関係とされている。このた
め、操作レバー18を回動させたときに、上部操作部材
の中心位置から左右方向への押動突起29の押動点のず
れを極力小さい範囲に抑えられるので、上部操作部材を
下降させる際の左右へのぶれをより小さく抑制でき、よ
り安定的にスライドプレート12を移動させることがで
きることとなる。
【0031】また、前記スライドプレート12の横方向
への移動に伴って、弾性片押圧部13により弾性片4を
押圧して弾性変形させることによって、図4に示す状態
から図5に示すように、各弾性片4,4の先端部が移動
されて拡開される。
【0032】また、これと同時に、上部操作部材27の
押圧部により、ラッチ22の被押圧部が押圧されて、付
勢ばね26の付勢力に抗して回動され、部品押え部24
が退避位置まで移動される。
【0033】この状態で、電気部品9がガイド部15に
案内されて、トッププレート14の上面所定位置に載置
され、電気部品9の各半田ボール9aが、各コンタクト
ピン3の拡開された先端部の間に非接触状態で挿入され
る。
【0034】その後、上部操作部材27の下方への押動
力を解除すると、この上部操作部材27が付勢部材の付
勢力で上昇され、スライドプレート12が元の位置に移
動されるとともに、ラッチ22が付勢ばね26の付勢力
により回動され、部品押え部24により電気部品9の周
縁部を押えるようになっている。
【0035】一方、スライドプレート12が移動して元
の位置に戻ると、コンタクトピン3の弾性片4に対する
押圧力が解除され、この弾性片4が元の位置に復帰さ
れ、図6に示すように、この弾性片4の先端部が電気部
品9の半田ボール9aに接触する。これにより、電気部
品9の各半田ボール9aとプリント配線板とがコンタク
トピン3を介して電気的に接続されることになる。
【0036】また、電気部品9を装着状態から取り外す
場合は、同様に上部操作部材27を下降させることによ
り、コンタクトピン3の先端部が移動して拡開され、こ
れにより、電気部品9の半田ボール9aがコンタクトピ
ン3から外れ、弱い力で簡単に電気部品9を外すことが
できるものである。
【0037】したがって、本実施形態においては、操作
レバー18を押動するための押動突起29が、上部操作
部材の左右方向ほぼ中心位置に形成されているため、上
部操作部材を下方へ押動する際に左右にぶれてしまうの
を抑制することができる。そのため、前記操作レバー1
8をスライドプレート12の両側面に1対のみ配設する
ようにしてもそのスライドプレート12を安定的に移動
させることができる。
【0038】また、操作レバー18の中間位置における
基準線に対して、前記操作レバー18の上限位置と下限
位置とにおける各押動点が線対称の位置関係になってお
り、しかも操作レバー18が上限位置から中間位置を通
って下限位置に至る場合に、操作レバー18の押動点が
左右方向において最も右端に至る位置と最も左端に至る
位置とが、前記上部操作部材の左右方向の中心位置に対
して左右対象の位置関係となっている。このため、操作
レバー18を回動させたときに、上部操作部材の中心位
置から左右方向への押動突起29の押動点のずれを極力
小さい範囲に抑えられるので、上部操作部材を下降させ
る際の左右へのぶれをより小さく抑制でき、より安定的
にスライドプレート12を移動させることができる。
【0039】なお、本発明は前記実施形態のものに限定
されるものではなく、例えばコンタクトピンの構造は上
述したような半田ボールに対して1点で接触するものに
限らず、2点で挟持するようなものとしても本発明が適
用されうる。また、必要に応じて種々変更することが可
能である。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に係る発明
は、操作レバーを押動するための押動部が上部操作部材
の水平方向のほぼ中心位置に形成されているため、この
上部操作部材を下方へ押動する際に左右にぶれてしまう
のを抑制することができ、たとえ、前記操作レバーをス
ライドプレートの両側面に1対のみ配設するようにして
も、そのスライドプレートを安定的に横方向へ移動させ
ることができる。
【0041】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明の効果に加えて、操作レバーを回動させたとき
に、上部操作部材の中心位置から左右方向への押動部の
押動点のずれを極力小さい範囲に抑えられるので、上部
操作部材を下降させる際の左右へのぶれを小さく抑制で
き、安定的にスライドプレートを移動させることができ
る。
【0042】また、請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは請求項2に係る発明の効果に加えて、上部操作部材
を下降させる際の左右へのぶれをより小さく抑制でき、
より安定的にスライドプレートを移動させることができ
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電気部品用ソケットの実施の一
形態における上部操作部材を省略した平面図
【図2】 本発明に係る電気部品用ソケットの実施の一
形態における中央右側半分を断面とした側面図
【図3】 図2における上部操作部材を下方に押動した
状態を示す側面図
【図4】 図2に示す電気部品用ソケットのコンタクト
ピンを示す正面図
【図5】 図4に示すコンタクトピンの拡開状態を示す
正面図
【図6】 図4に示すコンタクトピンの端子との接触状
態を示す正面図
【図7】 図2に示す上部操作部材の初期位置であって
操作レバーの上限位置を示した拡大側面図
【図8】 図2に示す上部操作部材の下降途中の位置で
あって操作レバーの中間位置を示した拡大側面図
【図9】 図2に示す上部操作部材を下降し終えた最終
位置であって操作レバーの下限位置を示した拡大側面図
【図10】 図2に示す操作レバーの上限位置、中間位
置および下限位置における押動点の各位置関係を示す模
式図
【図11】 従来の電気部品用ソケットを示す一部を分
解した斜視図
【符号の説明】 1 電気部品用ソケット 2 ソケット本体 3 コンタクトピン 4 弾性片 12 スライドプレート 13 弾性片押圧部 14 トッププレート 16 弾性片保持部 18 操作レバー 19 軸支シャフト 20 伝達軸 21 押動受部 22 ラッチ 27 上部操作部材 29 押動突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前記ソケット本体に前記電気部品の端子
    に離接可能な複数のコンタクトピンを配設するととも
    に、前記ソケット本体にスライドプレートを移動自在に
    配設し、上部操作部材により前記スライドプレートを移
    動させることにより、前記コンタクトピンの先端部を移
    動させて前記電気部品の端子に離接させるようにした電
    気部品用ソケットにおいて、前記スライドプレートの移
    動方向に沿う前記ソケット本体の両側面に、基端部を中
    心として回動自在とされた操作レバーを軸支し、この操
    作レバーの一端部に前記スライドプレートを取付けると
    ともに、前記操作レバーの他端部を自由端部とし、この
    自由端部を、前記上部操作部材の水平方向のほぼ中央位
    置に形成した押動部により下方へ押動することにより、
    前記スライドプレートを移動させるようにしたことを特
    徴とする電気部品用ソケット。
  2. 【請求項2】 前記操作レバーの自由端部の上限位置と
    下限位置とにおける各押動点が、前記基端部の中心を通
    る水平方向の基準線に対して線対称の位置関係となるよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1に記載の電気部
    品用ソケット。
  3. 【請求項3】 前記操作レバーの自由端部が上限位置か
    ら下限位置に至る場合に、前記自由端部の押動点が水平
    方向において最も右端に至る位置と最も左端に至る位置
    とが、前記上部操作部材の水平方向の中心位置を基準と
    して左右対象の位置関係となるように構成したことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の電気部品用ソ
    ケット。
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