JP2001167400A - 航空管制用ヒューマン・マシン・インタフェース装置 - Google Patents

航空管制用ヒューマン・マシン・インタフェース装置

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JP2001167400A
JP2001167400A JP34712399A JP34712399A JP2001167400A JP 2001167400 A JP2001167400 A JP 2001167400A JP 34712399 A JP34712399 A JP 34712399A JP 34712399 A JP34712399 A JP 34712399A JP 2001167400 A JP2001167400 A JP 2001167400A
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昌央 西田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管制自体に専念して、迅速、かつ的確に航空
機の管制を行うことができる航空管制用ヒューマン・マ
シン・インタフェース装置を提供する。 【解決手段】 航空管制用ヒューマン・マシン・インタ
フェース装置において、ホイール4B及びボタン4Cを
有するインテリジェントマウス4と、航空機位置表示部
を示す第1のウィンドウ1−1と、航空機順序表示部を
示す第2のウィンドウ1−2と、航空機情報表示部を示
す第3のウィンドウ1−3と、管制指示メッセージ作成
表示部を示す第4のウィンドウ1−4とを有する表示画
面を備える表示装置1と、管制指示のためのデータを入
力する管制指示入力装置3と、前記したインテリジェン
トマウス4と、前記表示装置1と、前記管制指示入力装
置3とに接続され、それらを統括制御する制御装置2と
を具備し、前記インテリジェントマウス4のホイール4
Bを操作するだけで、前記制御装置2により前記ウィン
ドウ1−1,1−2,1−3,1−4間をカーソルが瞬
時に移動するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空管制用管制卓
におけるヒューマン・マシン・インタフェース装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
たとえば、特開平10−2959号公報に開示されるも
のがあった。
【0003】表示領域(ウィンドウ)間でカーソルを移
動するためには、トラックボールもしくはマウスのボー
ルを適当な方向に、且つ、適当な距離だけ回転させる操
作が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た方法では、あるウィンドウへカーソルを移動するため
には、マウスもしくはトラックボールのボールの回転方
向及び回転量を調整しなければならないため、カーソル
を移動させるのに数秒の時間を要していた。
【0005】このことは、管制官が主業務である航空機
を管制すること以外に、カーソルを移動させるという
「操作」に注意を払わなければならないことになり、そ
の間、管制自体が疎かになり、管制官へ精神的負担を与
えるといった問題があった。
【0006】本発明は、上記問題点を除去し、管制自体
に専念して、迅速、かつ的確に航空機の管制を行うこと
ができる航空管制用ヒューマン・マシン・インタフェー
ス装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕航空管制用ヒューマン・マシン・インタフェース
装置において、ホイール及びボタンを有するインテリジ
ェントマウスと、航空機位置表示部を示す第1のウィン
ドウと、航空機順序表示部を示す第2のウィンドウと、
航空機情報表示部を示す第3のウィンドウと、管制指示
メッセージ作成表示部を示す第4のウィンドウとを有す
る表示画面を備える表示装置と、管制指示のためのデー
タを入力する管制指示入力装置と、前記インテリジェン
トマウス、前記表示装置及び前記管制指示入力装置とに
接続され、それらを統括制御する制御装置とを具備し、
前記インテリジェントマウスのホイールを操作するだけ
で、前記制御装置により前記ウィンドウ間をカーソルが
瞬時に移動するように構成したことを特徴とする。
【0008】〔2〕上記〔1〕記載の航空管制用ヒュー
マン・マシン・インタフェース装置において、航空機を
選択している状態で、前記インテリジェントマウスのホ
イールを操作すると移動先のウィンドウに存在する航空
機オブジェクトが既に選択状態で、ウィンドウ間をカー
ソルが瞬時に移動することを特徴とする。
【0009】〔3〕上記〔2〕記載の航空管制用ヒュー
マン・マシン・インタフェース装置において、必要に応
じ移動先のウィンドウに存在する航空機オブジェクト
が、既にドラッグ状態になることを特徴とする。
【0010】〔4〕上記〔2〕記載の航空管制用ヒュー
マン・マシン・インタフェース装置において、ある集合
に属する選択候補を選択する場合、その集合を表示して
いるオブジェクト上にカーソルを移動すると、その選択
候補のいずれか1つが既に選択状態になることを特徴と
する。
【0011】〔5〕上記〔4〕記載の航空管制用ヒュー
マン・マシン・インタフェース装置において、前記イン
テリジェントマウスのホイールを操作するだけで、選択
候補間を選択状態が移動することを特徴とする。
【0012】〔6〕上記〔4〕記載の航空管制用ヒュー
マン・マシン・インタフェース装置において、選択した
候補がさらに関連する選択候補を持っている場合、その
選択候補を選択した時点で自動的に関連する選択候補の
いずれか1つが既に選択状態になることを特徴とする。
【0013】〔7〕上記〔1〕記載の航空管制用ヒュー
マン・マシン・インタフェース装置において、飛行場管
制において、パイロットに発出するデータリンクメッセ
ージを前記インテリジェントマウスのホイール操作にて
選択することを特徴とする。
【0014】〔8〕航空管制用ヒューマン・マシン・イ
ンタフェース装置において、空港面の一部又は全部を表
示し航空機を監視する画面を表示する手段と、航空機タ
グを指定する手段と、この指定した航空機タグに候補と
なるタクシング経路を表示する手段と、前記インテリジ
ェントマウスのホイールの回転操作により、候補となる
指示するタクシング経路候補が変更され、前記インテリ
ジェントマウスのホイールを押すことにより、タクシン
グ経路が確定する手段とを具備することを特徴とする。
【0015】
〔9〕上記〔8〕記載の航空管制用ヒュー
マン・マシン・インタフェース装置において、前記タク
シング経路の指定を複数の分岐点について行えるように
したことを特徴とする。
【0016】〔10〕上記〔8〕又は
〔9〕記載の航空
管制用ヒューマン・マシン・インタフェース装置におい
て、前記タクシング経路の変更を行えるようにしたこと
を特徴とする。
【0017】〔11〕上記〔8〕又は
〔9〕記載の航空
管制用ヒューマン・マシン・インタフェース装置におい
て、前記タクシング経路の指定が出発機がタクシング経
路から滑走路へ出る時に指定するインターセクションを
含むことを特徴とする。
【0018】〔12〕上記〔8〕、
〔9〕又は〔10〕
記載の航空管制用ヒューマン・マシン・インタフェース
装置において、前記タクシシング経路の指定、インター
セクション指定以外にプッシュバック指定等の他の管制
指示メッセージの選択を同様に前記インテリジェントマ
ウスのホイール操作にて行うことを特徴とする。
【0019】〔13〕上記〔8〕、
〔9〕、〔10〕、
〔11〕又は〔12〕記載の航空管制用ヒューマン・マ
シン・インタフェース装置において、操作のキャンセル
など管制指示以外の操作についても、前記インテリジェ
ントマウスのホイール操作により切替、同様に選択でき
ることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施例について
図面を参照しながら説明する。
【0021】図1は本発明の実施例を示す航空管制用ヒ
ューマン・マシン・インタフェース装置の模式図であ
り、図1(a)はその全体を示す概略図、図1(b)は
そのインテリジェントマウスの模式図である。図2はそ
の表示画面の表示例を示す図、図3は図2の管制指示中
(A部)の拡大図、図4はその航空管制用ヒューマン・
マシン・インタフェース装置の機能構成図である。
【0022】図1において、1は表示装置であり、CR
T(陰極線管)、LCD(液晶表示装置)、PVD(プ
ラズマディスプレイ装置)等である。2は制御装置であ
り、パソコンやワークスティションである。3は管制指
示入力装置(入力デバイス:キーボード)、4はインテ
リジェントマウスである。
【0023】このインテリジェントマウス4は、図1に
示すように、本体4Aの操作指が位置する前方部の真ん
中に回転するホイール4Bが配置されており、そのホイ
ール4Bを挟んで2つのボタン4Cが配置されている。
そのホイール4Bは前後に回転し、複数回、例えば18
ステップで1回転する。また、ホイール4B自体を押し
下げることで第3のボタンとしても機能する。
【0024】このインテリジェントマウス4は、単独で
使用したり、また、キーボード3の各種のキーと組み合
わせて使用することによって、各種の機能を提供するこ
とができる。
【0025】図2に示す航空管制用ヒューマン・マシン
・インタフェース装置の表示画面は、図1に示すよう
に、航空機位置表示部を示す第1のウィンドウである第
1領域1−1と、航空機順序表示部を示す第2のウィン
ドウである第2領域1−2と、航空機情報表示部を示す
第3のウィンドウである第3領域1−3と、管制指示メ
ッセージ作成表示部を示す第4のウィンドウである第4
領域1−4とからなる。
【0026】その表示画面の管制指示中である第1のウ
ィンドウ1−1のA部を拡大すると、図3に示すよう
に、例えば、JAS100のヘディング190(*19
0)、高度120(80)、速度25(*25)がそれ
ぞれ、第1のオブジェクト1A、第2のオブジェクト1
B、第3のオブジェクト1Cとして表示される。
【0027】図4において、101はインテリジェント
マウス処理部、102はカーソル制御部、103は表示
処理部、104は表示部、105は設定上限値、106
は選択状態判定部、107はカーソル位置保持部、10
8はオブジェクト管理部、109は入力デバイス制御
部、110はタクシング経路格納部である。なお、4は
インテリジェントマウスである。
【0028】〔A〕本発明の実施例を示す表示画面のウ
ィンドウ間のカーソル移動(その1)について説明す
る。
【0029】図5はその表示画面のウィンドウの概略配
置図である。
【0030】まず、ウィンドウ間のカーソル移動の動作
を、図1〜図5を参照しながら説明する。
【0031】 何も選択していない状態で、カーソル
が第1のウィンドウ1−1内に表示されている。
【0032】 次に、インテリジェントマウス4のホ
イール4Bを1ステップ(メモリ)回す(傾ける)。
【0033】この工程における装置の内部処理として
は、 (a)インテリジェントマウス処理部101が、インテ
リジェントマウス4からホイール4Bの「回転方向」及
び「回転ステップ」数を受信する。
【0034】(b)カーソル制御部102へ同データを
送信する。
【0035】 次に、カーソルが第2のウィンドウ1
−2内へ瞬時に移動する。
【0036】この工程における内部処理としては、 (a)カーソル制御部102が、選択状態判定部106
へ選択状態(この場合は『非選択状態』)を確認する。
【0037】(b)カーソル制御部102が、表示処理
部103へカーソルの表示位置(この場合は『第2のウ
ィンドウ1−2』)を送信する。
【0038】(c)表示処理部103が、表示部104
へカーソルを表示する。
【0039】 次に、インテリジェントマウス4のホ
イール4Bを1ステップ(メモリ)回す(傾ける)。
【0040】この工程における内部処理としては、上記
工程における内部処理と同じである。
【0041】 次に、カーソルが第3のウィンドウ1
−3内へ瞬時に移動する。
【0042】この工程における内部処理としては、上記
工程における内部処理と同じである。ただし、この場
合『第2のウィンドウ』は『第3のウィンドウ』に置き
換わる。
【0043】以降、これを繰り返すと、カーソルの表示
位置が各ウィンドウ間を順次移動することができる。
【0044】なお、各ウィンドウ内のカーソル移動先位
置は、各ウィンドウ毎に設定可能である。
【0045】その場合の内部処理としては、 (a)カーソル位置保持部107へ選択状態のものがな
い場合の各ウィンドウでのカーソル表示位置を設定す
る。
【0046】(b)上記(b)の前にカーソル制御部
102が、カーソル位置保持部107へカーソル表示位
置を確認する。
【0047】(c)上記(b)以降と同処理である。
ただし、この場合『第2のウィンドウ』は『第3のウィ
ンドウ』に置き換わる。
【0048】このように、この実施例によれば、インテ
リジェントマウス4のホイール4Bを上下、または前後
に回転するという操作だけで、カーソルが瞬時に別のウ
ィンドウ内へ移動するため、管制官はカーソルを移動さ
せる操作自体の負担を殆ど感じることなく管制業務に集
中できるという効果がある。
【0049】なお、インテリジェントマウス4のホイー
ル4Bとして前後に回転するホイールを使用すれば、カ
ーソルが第1のウィンドウ−第2のウィンドウ間、第1
のウィンドウ−第3のウィンドウ間、第1のウィンドウ
−第4のウィンドウ間を移動させることができる。
【0050】〔B〕本発明の実施例を示す表示画面のウ
ィンドウ間のカーソル移動(その2)について説明す
る。
【0051】従来は、例えば他のウィンドウで航空機を
選択中に第2のウィンドウ1−2である航空機に管制指
示を与えるためには、たとえ他のウィンドウでその航空
機を選択中であっても、第2のウィンドウ1−2までカ
ーソルを移動させる操作、さらにその航空機をドラッグ
する操作が必要であった。この方法では、第2のウィン
ドウ1−2の当該航空機上へカーソルを移動するため
に、マウスもしくはトラックボールのボールの回転方向
及び回転量を調整していた。
【0052】しかしながら、その方法では、カーソルを
移動させるのに数秒の時間を要する上、選択対象をドラ
ッグするという操作が必要であった。つまり、主業務で
ある航空機を管制すること以外のカーソルを移動させる
という「操作」に注意を払わなければならず、その間、
管制自体が疎かになり、管制官へ精神的負担を与える方
法であった。
【0053】これに対して、本発明の表示画面のウィン
ドウ間のカーソル移動(その2)においては、以下に述
べるような操作で行うことができる。
【0054】図6は本発明の実施例を示す表示画面のウ
ィンドウ間のカーソル移動(その2)の説明図である。
【0055】 まず、第1のウィンドウ1−1内のあ
る航空機(ex.JAL100)を選択する。
【0056】ここでの内部処理は、 (a)インテリジェントマウス処理部101が、インテ
リジェントマウス4から選択ボタン信号を受信する。
【0057】(b)次に、カーソル制御部102へ同デ
ータを送信する。
【0058】(c)次に、オブジェクト管理部108へ
オブジェクトが航空機(JAL100)であることを確
認する。
【0059】(d)カーソル制御部102が、選択状態
判定部106へ選択状態(この場合は『JAL100=
選択状態』)を確認する。
【0060】 インテリジェントマウス4のホイール
4Bを1ステップ(メモリ)回す。
【0061】ここでの内部処理は、 (a)カーソル制御部102が、表示処理部103へカ
ーソルの表示位置(この場合は『第2のウィンドウ』)
を送信する。
【0062】(b)表示処理部103が、表示部104
へカーソルを表示し、JAL100便を選択状態にす
る。
【0063】 上記操作により、第2のウィンドウ1
−2内のJAL100が選択されている状態、かつドラ
ッグ状態になる(カーソルはJAL100オブジェクト
上に表示される)(決定操作はインテリジェントマウス
4のホイール4Bの押下)。
【0064】ここでの内部処理は、表示処理部103
が、表示部104へカーソルを表示し、JAL100便
をドラッグ状態にする。
【0065】 インテリジェントマウス4のホイール
4Bを1ステップ(メモリ)回す。
【0066】ここでの内部処理は、(a)(b)と同
じ〔ただし、(a)『第2のウィンドウ』は『第3の
ウィンドウ』に置き換わる〕。
【0067】 第3のウィンドウ1−3内のJAL1
00が選択されている状態になる。(カーソルはJAL
100オブジェクト上に表示される)(決定操作はイン
テリジェントマウス4のホイール4Bの押下) ここでの内部処理は(b)と同じである。
【0068】このように、この実施例によれば、インテ
リジェントマウス4のホイール4Bを上下、または前後
に回転するという操作だけで、カーソルが瞬時に第2の
ウィンドウ1−2内の当該機へ移動し、かつドラッグ状
態になり、管制官は当該機をドラッグ先まで移動させる
操作をするだけで良い。つまり、第2のウィンドウ1−
2までのカーソルを移動する操作、および当該機をドラ
ッグ状態にするという操作がなくなるため、操作時間の
短縮化及びその操作自体をしなければならない精神的負
荷の軽減を実現できるため、管制官は管制業務に集中す
ることができるという効果がある。
【0069】〔C〕階層のない選択候補間の選択状態移
動 従来は、ある集合の、選択候補として表示されている要
素からいずれかを選択するためには、カーソルを選択対
象まで移動させる操作が必要であった。
【0070】この方法では、選択対象の位置までカーソ
ルを移動するために、マウスもしくはトラックボールの
ボールの回転方向及び回転量を調整していた。さらに、
カーソルの位置を合わせる最終段階においてはcm、m
mという微調整をするため選択するまでに数秒の時間を
要する方法であった。また、cm、mmオーダーでの微
調整は管制官に精神的負荷をも与えていた。更に、間違
えた候補を選択してしまうと再度その操作を繰り返さね
ばならないという負荷を与える方法であった。つまり、
管制官は主業務である航空機を管制すること以外にカー
ソルを移動させるという「操作」にも注意を払わなけれ
ばならず、その間管制自体が疎かになり、管制官へ精神
的負担を与える方法であった。
【0071】これに対して、本発明の階層のない選択候
補を選択した場合の選択状態移動については、以下に示
す。
【0072】図7は本発明の階層のない選択候補間の選
択状態移動の動作説明図である。
【0073】 過去に送信した管制指示の最新4メッ
セージの履歴が、図7に示すように、選択候補として表
示されている。
【0074】 その選択候補のウィンドウ上にカーソ
ルを移動すると、選択候補のいずれかが選択状態となる
(決定操作はインテリジェントマウス4のホイール4B
の押下)。
【0075】ここで、内部処理としては、 (a)インテリジェントマウス処理部101が、インテ
リジェントマウス4からカーソル位置情報を受信する。
【0076】(b)インテリジェントマウス処理部10
1が、カーソル制御部102へ同データを送信する。
【0077】(c)カーソル制御部102がオブジェク
ト管理部108へ同データを送信する。
【0078】(d)オブジェクト管理部108が、選択
対象が『管制指示の最新4メッセージの履歴』であるこ
とをカーソル制御部102へ送信する。
【0079】(e)カーソル制御部102が、表示処理
部103へ同メッセージを送信する。表示処理部103
が、『管制指示の最新4メッセージの履歴』の内、いず
れか1つの候補を選択状態で表示する。ここでは、図7
に示すように、「Turnright heading
300 degrees」が表示される。
【0080】 インテリジェントマウス4のホイール
4Bを1ステップ(メモリ)回す。
【0081】ここでの内部処理としては、 (a)インテリジェントマウス処理部101が、インテ
リジェントマウス4からホイール4Bの「回転方向」及
び「回転ステップ」数を受信する。
【0082】(b)カーソル制御部102へ同データを
送信する。
【0083】 上記操作により、次の選択候補が選択
状態になる(決定操作はインテリジェントマウス4のホ
イール4Bの押下) ここでの内部処理としては、 (a)カーソル制御部102が、表示処理部103へ同
データを送信する。
【0084】(b)表示処理部103が、該当する選択
候補を選択状態で表示する。
【0085】以降、これを繰り返すと、カーソルの表示
位置及び選択状態が各選択候補間を順次移動する。
【0086】このように、この実施例によれば、ある集
合の、選択候補として表示されている要素からいずれか
を選択するためには、選択対象の位置までカーソルを移
動するために、マウスもしくはトラックボールのボール
の回転方向及び回転量を調整する必要がない。
【0087】更に、カーソルの位置を合わせる最終段階
においてはcm、mmという微調整をするため選択する
までに要する数秒の時間も存在しない。また、cm、m
mオーダーでの微調整するという精神的負荷を管制官に
与えることがない。また、間違えた候補を選択しても、
インテリジェントマウス4のホイール4Bさえ操作すれ
ば適当な選択対象へ瞬時に移動できる。つまり、その操
作に要する時間、注意を払う必要がないため、管制官は
管制業務に集中することができるという効果がある。
【0088】〔D〕階層のある選択候補を選択した場合
の選択状態移動 従来はある選択候補を選択している最中に、さらにその
候補に関連する別の選択候補群からいずれかを選択する
ためには、再度その関連する別の選択候補群の選択対象
の位置へカーソルを移動さる操作が必要であった。
【0089】この従来の方法では、選択対象の位置まで
カーソルを移動するために、マウスもしくはトラックボ
ールのボールの回転方向及び回転量を調整していた。そ
の方法では、カーソルを移動させるのに数秒の時間を要
していた。さらに、カーソルの位置を合わせる最終段階
においてはcm、mmという微調整をするため選択する
までに数秒の時間を要する方法であった。また、cm、
mmオーダーでの微調整は管制官に精神的負荷をも与え
ていた。
【0090】また、間違えた候補を選択してしまうと再
度その操作を繰り返さねばならないという負荷を与える
方法であった。つまり、主業務である航空機を管制する
こと以外にカーソルを移動させるという「操作」にも注
意を払わなければならず、その間管制自体が疎かになる
という管制官へ精神的負担を与える方法であった。
【0091】これに対して、本発明の階層のある選択候
補を選択した場合の選択状態移動においては、以下のよ
うな操作で行うことができる。
【0092】図8はATCアップ・リンク・メッセージ
作成部を操作するための説明図である。 〔A〕ATCアップ・リンク・メッセージ作成部を操作
する場合 カーソルを『Heading』ボタンに合わせ(図
8のA)、選択する。
【0093】ここでの内部処理としては、 (a)インテリジェントマウス処理部101がインテリ
ジェントマウス4からカーソル位置情報を受信する。
【0094】(b)インテリジェントマウス処理部10
1がカーソル制御部102へ同データを送信する。
【0095】(c)カーソル制御部102がオブジェク
ト管理部108へ同データを送信する。
【0096】(d)カーソル制御部102が表示処理部
103へ『Heading』を選択状態で表示する旨を
送信する。
【0097】−1 上記操作により、カーソルが『A
ction』の「Turn heading」上に自動
的に且つ瞬時に移動し、また「Turn headin
g」が選択状態になる(図8のB)(決定操作はインテ
リジェントマウス4のホイール4Bの押下)。
【0098】ここでの内部処理としては、 (a)オブジェクト管理部108が選択対象が『Hea
ding』及び『「Action」→「Directi
on」→「Degrees」→「Urg」』の順に階層
構造を持っていることを「カーソル制御部102」へ送
信する。
【0099】(b)カーソル制御部102が表示処理部
103へ同メッセージを送信する。〔表示処理部103
が『Action』層の『いずれか1つの候補を選択状
態で表示する。』〕 −2 上記した〔A〕と同じ方法で、インテリジェ
ントマウス4のホイール4Bを操作し「Action」
下の候補のいずれかを選択する(決定操作はインテリジ
ェントマウス4のホイール4Bの押下)。
【0100】−1 上記操作により、カーソルが「D
irection」の「left」上に自動的に且つ瞬
時に移動し、また、「left」が選択状態になる(図
8のC)(決定操作はインテリジェントマウス4のホイ
ール4Bの押下)。
【0101】ここでの内部処理は−1と同じである。
【0102】−2 上記した〔A〕と同じ方法で、
インテリジェントマウス4のホイール4Bを操作し「D
irection」下の候補のいずれかを選択する(決
定操作はインテリジェントマウス4のホイール4Bの押
下)。
【0103】以降、これを繰り返すとカーソルの表示位
置、および選択状態が各階層の選択候補間を順次移動す
る。
【0104】〔B〕「Cleared to MICK
Y via KISARAZU ARRIVAL」を作
成するのに入力デバイスを操作する場合 図9はその管制指示入力装置の説明図であり、図9
(a)はその入力デバイス(キーボード)の模式図、図
9(b)はその選択表示を示す図である。
【0105】−1 入力デバイス3の「RouteC
learance」ボタンを押下する。
【0106】ここでの内部処理としては、 (a)入力デバイス制御部109が、入力デバイス3か
ら「RouteClearance」信号を受信する。
【0107】(b)カーソル制御部102がオブジェク
ト管理部108から「RouteClearance」
が『ARRIVAL』種別群を下位層に持っていること
をカーソル制御部102へ送信する。
【0108】−2 カーソルが瞬時に第4のウィンド
ウ1−4に移動し、ARRIVAL候補の1つである
(例えば、JONAN ARRIVAL)が、図9
(b)に示すように、選択状態になる(決定操作はイン
テリジェントマウス4のホイール4Bの押下)。
【0109】ここでの内部処理としては、 (a)カーソル制御部102が表示処理部103へカー
ソル表示位置を『ARRIVAL』種別群の要素の1つ
である『JONAN ARRIVAL』上へ表示する命
令、及び『JONAN ARIVAL』を選択状態で表
示する旨を送信する。
【0110】−3 インテリジェントマウス4のホイ
ール4Bを1ステップ(メモリ)回す。
【0111】ここでの内部処理は上記〔A〕と同じで
ある。
【0112】−4 次の選択候補が選択状態になる
(決定操作はインテリジェントマウス4のホイール4B
の押下)。
【0113】ここでの内部処理は上記〔A〕と同じで
ある。
【0114】このように、この実施例によれば、上位の
候補からいずれかを選択すると、自動的に下位の選択候
補の1つが選択状態になり、あとはインテリジェントマ
ウス4のホイール4Bを上下させる操作だけで、順次下
位の選択候補を選択できるという、時間的また精神的負
荷が少ないという効果がある。つまり、カーソル移動時
間短縮、及び精神的負荷の軽減を実現できるため、管制
官は管制業務に集中することができるという効果があ
る。
【0115】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
【0116】まず、この実施例のハードウェア構成は、
上記した実施例のハードウェア構成と同様である。
【0117】図10は本発明の他の実施例を示すタクシ
ング経路指示でのインテリジェントマウスでの操作の表
示画面例を示す図、図11は本発明の他の実施例を示す
インターセクション指示でのインテリジェントマウスで
の操作の表示画面例を示す図である。
【0118】図10において、飛行場の全体が示されて
おり、201はカーソル、202はタクシング経路を示
している。
【0119】図11において、飛行場の全体が示されて
おり、301はカーソル、302はインターセクション
を示している。
【0120】この実施例の機能構成は前記した実施例の
機能構成と同様である。
【0121】以下、この実施例の動作について説明す
る。
【0122】(1)図10に示す表示領域内において、
タクシングを要求してきた航空機(ANA251)の航
空機シンボルあるいはタグを左クリックする。
【0123】ここでの内部処理としては、 インテリジェントマウス処理部101において、イン
テリジェントマウス4から左クリック位置情報を受信
し、カーソル制御部102へ送信する。
【0124】オブジェクト管理部108において、カ
ーソル制御部102から受信する左クリック位置情報か
ら、選択対象がANA251であることを判断し、カー
ソル制御部102へ送信する。
【0125】カーソル制御部102において、オブジ
ェクト管理部108から受信する選択情報(ANA25
1=選択状態)を表示処理部103へ送信する。
【0126】表示処理部103において、タクシング
経路格納部110から受信する選択対象航空機(ANA
251)に対応するタクシング経路情報を表示部104
へ出力する。
【0127】表示部104において、タグ上へタクシ
ング経路202を表示する。
【0128】(2)カーソル201をタクシング経路表
示領域へ合わせる。
【0129】ここでの、内部処理としては、 インテリジェントマウス処理部101において、イン
テリジェントマウス4からカーソル位置情報を受信し、
カーソル制御部102へ送信する。
【0130】オブジェクト管理部108において、カ
ーソル制御部102から受信するカーソル位置情報か
ら、選択対象がタクシング経路表示領域であることを判
断し、カーソル制御部102へ送信する。
【0131】カーソル制御部102において、オブジ
ェクト管理部108から受信する選択情報(タクシング
経路表示領域=選択状態)を表示処理部103へ送信す
る。
【0132】表示処理部103において、カーソル制
御部102から受信する選択情報(タクシング経路表示
領域=選択状態)を表示部104へ出力する。
【0133】表示部104において、タグ上へタクシ
ング経路表示領域を識別表示(反転表示等)する。
【0134】(3)インテリジェントマウス4のホイー
ル4Bを1ステップ(メモリ)回す。
【0135】ここでの内部処理としては、 インテリジェントマウス処理部101において、イン
テリジェントマウス4のホイール4Bの回転方向及び回
転ステップ数情報を受信し、カーソル制御部102へ送
信する。
【0136】オブジェクト管理部108において、カ
ーソル制御部102から受信するインテリジェントマウ
ス4のホイール4Bの回転方向及び回転ステップ数情報
から、対応するタクシング経路202を判断し、カーソ
ル制御部102へ送信する。
【0137】カーソル制御部102において、オブジ
ェクト管理部108から受信するタクシング経路情報を
表示処理部103へ送信する。
【0138】表示処理部103において、カーソル制
御部102から受信するタクシング経路情報を表示部1
04へ出力する。
【0139】表示部104において、タグ上へタクシ
ング経路表示領域に表示されているタクシング経路20
2を変更する。
【0140】(4)インテリジェントマウス4のホイー
ル4Bを押す。
【0141】ここでの内部処理としては、 インテリジェントマウス処理部101において、イン
テリジェントマウス4からホイール4Bの押下操作情報
を受信し、カーソル制御部102へ送信する。
【0142】カーソル制御部102において、インテ
リジェントマウス処理部101から受信するインテリジ
ェントマウス4のホイール4Bの押下操作情報から、タ
クシング経路202を確定し、表示処理部103へ送信
する。
【0143】表示処理部103において、カーソル制
御部102から受信するインテリジェントマウス4のホ
イール4Bの押下操作情報を表示部104へ出力する。
【0144】表示部104において、タクシング経路
表示領域の識別表示(反転表示等)を終了する。
【0145】上記したように、空港面の一部又は全部を
表示し航空機を監視する画面を表示し、航空機タグを指
定するようにし、この指定した航空機タグに候補となる
タクシング経路202を表示し、インテリジェントマウ
ス4のホイール4Bの回転操作により、候補となる指示
するタクシング経路候補が変更され、前記インテリジェ
ントマウス4のホイール4Bを押すことにより、タクシ
ング経路を確定することができる。
【0146】また、前記タクシング経路202の指定を
複数の分岐点について行えるようにした。
【0147】更に、前記タクシング経路202の変更を
可能にした。
【0148】また、前記タクシング経路202の指定が
出発機がタクシング経路202から滑走路へ出る時に、
図11に示すように、指定するインターセクション30
2を含むようにした。
【0149】更に、前記タクシシング経路の指定、イン
ターセクション指定以外にプッシュバック指定等の他の
管制指示メッセージの選択を同様に前記インテリジェン
トマウスのホイール操作にて行うことができる。
【0150】また、操作のキャンセルなど管制指示以外
の操作についても、前記インテリジェントマウスのホイ
ール操作により切替、同様に選択できるようにした。
【0151】なお、本発明は更に以下のような利用形態
を有する。
【0152】1.実施例の表示画面では、ターミナル管
制卓のヒューマン・マシン・インタフェースに適用した
例を説明したが、同様なハードウェア構成、機能構成を
用いれば、マルチ領域を持つ種々のヒューマン・マシン
・インタフェースでの適用が可能である。
【0153】2.他の実施例の表示画面では、インテリ
ジェントマウスを飛行場管制用管制卓のヒューマン・マ
シン・インタフェースに適用した例であり、航空機選択
(航空機シンボルまたはタグを左クリック)後、タグ上
のタクシング経路表示領域上にカーソルを移動すると、
タクシング経路表示領域を識別表示(反転表示等)し、
インテリジェントマウスのホイールの回転操作に連動し
てタクシング経路表示領域の表示内容が順に変更するも
のであった。ここで、航空機選択後タグ上のタクシング
経路表示領域上にカーソルを移動した時に、タクシング
経路表示領域の下にタクシング経路候補の一覧をメニュ
ー表示し、インテリジェントマウスのホイールの回転操
作に連動して、選択状態の識別表示(反転表示等)が選
択候補間を移動するような表示を行ってもよいものとす
る。
【0154】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0155】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。
【0156】(A)航空管制用ヒューマン・マシン・イ
ンタフェース装置において、インテリジェントマウスの
ホイールを上下、また前後に回転するという操作だけ
で、カーソルが瞬時に別のウィンドウ内へ移動するた
め、管制官はカーソルを移動させる操作自体の負担を殆
ど感じることなく、管制業務に集中することができる。
【0157】(B)航空管制用ヒューマン・マシン・イ
ンタフェース装置において、インテリジェントマウスの
ホイールを上下、または前後に回転するという操作だけ
で、あるカーソルが瞬時に他のウィンドウ内の当該機へ
移動し、かつドラッグ状態になり、管制官は当該機をド
ラッグ先まで移動させる操作をするだけで良い。つま
り、他のウィンドウまでのカーソルを移動する操作、お
よび当該機をドラッグ状態にするという操作がなくなる
ため、操作時間の短縮化及びその操作自体をしなければ
ならない精神的負荷の軽減を図ることができるため、そ
の分、管制官は管制業務に集中することができる。
【0158】(C)ある集合の、選択候補として表示さ
れている要素からいずれかを選択するために、従来のよ
うに選択対象の位置までカーソルを移動するために、マ
ウスもしくはトラックボールのボールの回転方向及び回
転量を調整する必要がない。さらに、カーソルの位置を
合わせる最終段階においてはcm、mmという微調整を
するため選択するまでに要する数秒の時間も存在しな
い。また、cm、mmオーダーでの微調整をするという
精神的負荷を管制官に与えることがない。更に、間違え
た候補を選択しても、インテリジェントマウスのホイー
ルさえ操作すれば適当な選択対象へ瞬時に移動できる。
つまり、それらに要する時間、注意を払う必要がないた
め、管制官は管制業務に集中することができる。
【0159】(D)インテリジェントマウスのホイール
の回転操作により、指示するタクシング経路候補が変更
され、前記インテリジェントマウスのホイールを押すこ
とにより、タクシング経路を確定することができる。
【0160】(E)前記タクシング経路の指定を出発機
がタクシング経路から滑走路へ出る時に指定するインタ
ーセクションを含むようにした。
【0161】(F)前記タクシシング経路の指定、イン
ターセクション指定以外にプッシュバック指定等の他の
管制指示メッセージの選択を同様に前記インテリジェン
トマウスのホイール操作にて行うことができる。
【0162】(G)操作のキャンセルなど管制指示以外
の操作についても、前記インテリジェントマウスのホイ
ール操作により切替、同様に選択できるようにした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す航空管制用ヒューマン・
マシン・インタフェース装置の模式図である。
【図2】本発明の実施例を示す航空管制用ヒューマン・
マシン・インタフェース装置の表示画面の表示例を示す
図である。
【図3】図2の管制指示中(A部)の拡大図である。
【図4】本発明の実施例を示す航空管制用ヒューマン・
マシン・インタフェース装置の機能構成図である。
【図5】本発明の実施例を示す航空管制用ヒューマン・
マシン・インタフェース装置の表示画面のウィンドウの
概略配置図である。
【図6】本発明の実施例を示す表示画面のウィンドウ間
のカーソル移動(その2)の説明図である。
【図7】本発明の実施例を示す階層のない選択候補間の
選択状態移動の動作説明図である。
【図8】本発明の実施例を示すATCアップ・リンク・
メッセージ作成部を操作するための説明図である。
【図9】本発明の実施例を示す管制指示入力装置の説明
図である。
【図10】本発明の他の実施例を示すタクシング経路指
示でのインテリジェントマウスでの操作の表示画面例を
示す図である。
【図11】本発明の他の実施例を示すインターセクショ
ン指示でのインテリジェントマウスでの操作の表示画面
例を示す図である。
【符号の説明】
1 表示装置 2 制御装置 3 管制指示入力装置(入力デバイス:キーボード) 4 インテリジェントマウス 4A 本体 4B ホイール 4C 2つのボタン 1−1 航空機位置表示部を示す第1のウィンドウで
ある第1領域 1−2 航空機順序表示部を示す第2のウィンドウで
ある第2領域 1−3 航空機情報表示部を示す第3のウィンドウで
ある第3領域 1−4 管制指示メッセージ作成表示部を示す第4の
ウィンドウである第4領域 1A 第1のオブジェクト 1B 第2のオブジェクト 1C 第3のオブジェクト 101 インテリジェントマウス処理部 102 カーソル制御部 103 表示処理部 104 表示部 105 設定上限値 106 選択状態判定部 107 カーソル位置保持部 108 オブジェクト管理部 109 入力デバイス制御部 110 タクシング経路格納部 201,301 カーソル 202 タクシング経路 302 インターセクション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (74)上記1名の代理人 100089635 弁理士 清水 守 (72)発明者 西田 昌央 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 塩見 格一 東京都国分寺市富士本1丁目5番13号 (72)発明者 勝山 靖晴 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝小向工場内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空管制用ヒューマン・マシン・インタ
    フェース装置において、(a)ホイール及びボタンを有
    するインテリジェントマウスと、(b)航空機位置表示
    部を示す第1のウィンドウと、航空機順序表示部を示す
    第2のウィンドウと、航空機情報表示部を示す第3のウ
    ィンドウと、管制指示メッセージ作成表示部を示す第4
    のウィンドウとを有する表示画面を備える表示装置と、
    (c)管制指示のためのデータを入力する管制指示入力
    装置と、(d)前記インテリジェントマウス、前記表示
    装置及び前記管制指示入力装置とに接続され、それらを
    統括制御する制御装置とを具備し、(e)前記インテリ
    ジェントマウスのホイールを操作するだけで、前記制御
    装置により前記ウィンドウ間をカーソルが瞬時に移動す
    るように構成したことを特徴とする航空管制用ヒューマ
    ン・マシン・インタフェース装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の航空管制用ヒューマン・
    マシン・インタフェース装置において、航空機を選択し
    ている状態で、前記インテリジェントマウスのホイール
    を操作すると移動先のウィンドウに存在する航空機オブ
    ジェクトが既に選択状態で、ウィンドウ間をカーソルが
    瞬時に移動することを特徴とする航空管制用ヒューマン
    ・マシン・インタフェース装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の航空管制用ヒューマン・
    マシン・インタフェース装置において、必要に応じ移動
    先のウィンドウに存在する航空機オブジェクトが、既に
    ドラッグ状態になることを特徴とする航空管制用ヒュー
    マン・マシン・インタフェース装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の航空管制用ヒューマン・
    マシン・インタフェース装置において、ある集合に属す
    る選択候補を選択する場合、その集合を表示しているオ
    ブジェクト上にカーソルを移動すると、その選択候補の
    いずれか1つが既に選択状態になることを特徴とする航
    空管制用ヒューマン・マシン・インタフェース装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の航空管制用ヒューマン・
    マシン・インタフェース装置において、前記インテリジ
    ェントマウスのホイールを操作するだけで、選択候補間
    を選択状態が移動することを特徴とする航空管制用ヒュ
    ーマン・マシン・インタフェース装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の航空管制用ヒューマン・
    マシン・インタフェース装置において、選択した候補が
    さらに関連する選択候補を持っている場合、その選択候
    補を選択した時点で自動的に関連する選択候補のいずれ
    か1つが既に選択状態になることを特徴とする航空管制
    用ヒューマン・マシン・インタフェース装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の航空管制用ヒューマン・
    マシン・インタフェース装置において、飛行場管制にお
    いて、パイロットに発出するデータリンクメッセージを
    前記インテリジェントマウスのホイール操作にて選択す
    ることを特徴とする航空管制用ヒューマン・マシン・イ
    ンタフェース装置。
  8. 【請求項8】 航空管制用ヒューマン・マシン・インタ
    フェース装置において、(a)空港面の一部又は全部を
    表示し航空機を監視する画面を表示する手段と、(b)
    航空機タグを指定する手段と、(c)該指定した航空機
    タグに候補となるタクシング経路を表示する手段と、
    (d)前記インテリジェントマウスのホイールの回転操
    作により、候補となる指示するタクシング経路候補が変
    更され、前記インテリジェントマウスのホイールを押す
    ことにより、タクシング経路が確定する手段とを具備す
    ることを特徴とする航空管制用ヒューマン・マシン・イ
    ンタフェース装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の航空管制用ヒューマン・
    マシン・インタフェース装置において、前記タクシング
    経路の指定を複数の分岐点について行えるようにしたこ
    とを特徴とする航空管制用ヒューマン・マシン・インタ
    フェース装置。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9記載の航空管制用ヒュ
    ーマン・マシン・インタフェース装置において、前記タ
    クシング経路の変更を行えるようにしたことを特徴とす
    る航空管制用ヒューマン・マシン・インタフェース装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項8又は9記載の航空管制用ヒュ
    ーマン・マシン・インタフェース装置において、前記タ
    クシング経路の指定が出発機がタクシング経路から滑走
    路へ出る時に指定するインターセクションを含むことを
    特徴とする航空管制用ヒューマン・マシン・インタフェ
    ース装置。
  12. 【請求項12】 請求項8、9又は10記載の航空管制
    用ヒューマン・マシン・インタフェース装置において、
    前記タクシシング経路の指定、インターセクション指定
    以外にプッシュバック指定等の他の管制指示メッセージ
    の選択を同様に前記インテリジェントマウスのホイール
    操作にて行うようにしたことを特徴とする航空管制用ヒ
    ューマン・マシン・インタフェース装置。
  13. 【請求項13】 請求項8、9、10、11又は12記
    載の航空管制用ヒューマン・マシン・インタフェース装
    置において、操作のキャンセルなど管制指示以外の操作
    についても、前記インテリジェントマウスのホイール操
    作により切替、同様に選択できるようにしたことを特徴
    とする航空管制用ヒューマン・マシン・インタフェース
    装置。
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