JP2001167382A - 速度測定装置 - Google Patents

速度測定装置

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JP2001167382A
JP2001167382A JP34757799A JP34757799A JP2001167382A JP 2001167382 A JP2001167382 A JP 2001167382A JP 34757799 A JP34757799 A JP 34757799A JP 34757799 A JP34757799 A JP 34757799A JP 2001167382 A JP2001167382 A JP 2001167382A
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JP
Japan
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measuring
wave
speed
vehicle
area
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JP34757799A
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Inventor
Hideomi Taguchi
英臣 田口
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定対象車の遠方の隣接車線を走行する測定
非対象車の走行速度を測定せず、測定範囲を測定対象車
の反射断面積に影響されず、一意的に距離で規定でき、
測定対象車線を切り替えることができる速度測定装置を
得る。 【解決手段】 受信ゲートタイミング切替部を持つ速度
測定装置24が測定領域B12を形成し、この測定領域
B12内を測定対象車A2が通過する際に、速度を速度
測定装置24が測定する。但し、測定領域B12は送信
パルス18の立ち上がりから一定時間後以降は受信を制
限することにより形成されるものであるので、測定対象
物の反射断面積によらずほぼ一定であり、測定領域C2
3内に測定対象車B22が進入する場合も同様である。
また、測定領域を任意もしくは自動で切り替えることに
より、車線別の交通流データを的確に得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電波や光のドッ
プラ現象を利用して、例えば道路上の走行車の走行速度
を測定する速度測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は測定対象車及び従来の速度測定装
置の構成の一例を示す図であり、ここでは車線1の走行
車を測定対象とした例を用いる。図において、1は走行
車の速度を測定する速度測定装置、2はこの測定装置1
から送信された電波を反射する測定対象車A、3は測定
対象車A2の遠方側の隣接車線を走行する測定非対象
車、4は速度測定可能な領域を示す測定領域Aである。
図8は従来の速度測定装置1の内部構成の一例を示す図
であり、5は電波を発生する電波源、6は電波源5で発
生した電波を測定対象車A2に送信し、測定対象車A2
で反射された電波を受信するアンテナ、7はアンテナ6
により受信された電波から測定対象車A2の受信ドップ
ラ波10を取り出す検波部、11は受信ドップラ波10
のレベル調整を行う受信感度調整部、8は受信感度調整
部11でレベル調整されたドップラ波より、測定対象車
A2の走行速度を演算する速度演算部、9は速度演算部
8で測定された測定対象車A2の走行速度を表示及び記
録する表示記録部である。
【0003】次に動作について図7及び図8を用いて説
明する。速度測定装置1内の電波源5で発生した電波
は、速度測定装置1のアンテナ6より測定対象車A2に
送信される。この測定対象車A2に送信される電波によ
り測定領域A4が形成されており、測定対象車A2がこ
の測定領域A4に進入すると、測定対象車A2で速度測
定装置1から送信された電波が反射され、速度測定装置
1に受信される。速度測定装置1は図8のように構成さ
れ、測定対象車A2から反射された電波をアンテナ6で
受信し、アンテナ6で受信された電波から測定対象車A
2の受信ドップラ波10を検波し、受信ドップラ波10
のレベル調整を受信感度調整部11で行った後、速度演
算部8にて測定対象車A2の速度演算をおこない、測定
対象車A2の走行速度を表示記録部9に表示及び記録す
る。この情報を利用し、交通流測定が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の速度測定装置
は、測定領域を受信感度の調整により設定していた。受
信感度を調整して測定領域を設定することは、測定対象
車の反射断面積が分かっている場合は一意的に規定でき
るが、通常の道路上では様々な反射断面積をもつ車が走
行しており、受信感度により測定領域を一意的に規定す
ることは不可能である。そのため、図7のように測定対
象車の遠方に大型車が併走している場合は、どちらの車
の速度を測定しているか判定することが困難であった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたものであり、測定対象車線を走行する測
定対象車の遠方の隣接車線を走行する測定非対象車の速
度は測定せず、また、測定対象車線を任意に切り替える
ことで、車線別の速度(交通流)情報を的確に得ること
ができる速度測定装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明による速度測
定装置は、送信パルス波を生成する送信パルス生成部
と、上記送信パルス波を移動目標に対して送信し、当該
移動目標からの反射波を受信するセンサと、上記センサ
により受信された反射波から受信ドップラ波を抽出する
受信ドップラ波抽出手段と、上記送信パルス波の立ち上
がりから一定時間経過後の受信波を速度演算処理しない
ように、上記受信ドップラ波の通過幅を設定する設定手
段と、上記設定手段により通過した受信ドップラ波によ
り移動目標の速度を演算する速度演算部とを具備したも
のである。
【0007】第2の発明による速度測定装置は、設定手
段として移動目標の測定領域長に応じて上記通過幅を制
御する機能を有するものである。
【0008】第3の発明による速度測定装置は、上記設
定手段として測定対象領域長が長くなるに従って通過幅
を大きく機能を有するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す測定対象車及び速度測定装置の構成
図であり、13はパルス変調を行う速度測定装置、12
は速度測定装置13によって形成される測定領域Bであ
る。図2はこの発明の実施の形態1における速度測定装
置の内部構成図であり、15は送信パルス生成部、17
は受信ゲート部、14は送信パルスタイミング生成部、
20は送信パルスタイミング生成部14の出力である送
信パルスタイミング、16は受信ゲートタイミング生成
部、21は受信ゲートタイミングの出力である受信ゲー
トタイミング、18は送信パルス、19は受信処理対象
ドップラ波である。図3はこの発明の実施の形態1にお
ける速度測定装置の送信パルスタイミング20、送信パ
ルス波18、受信ゲートタイミング21、受信ドップラ
波10、受信処理対象ドップラ波21のタイミングチャ
ート図である。
【0010】次に動作について図2及び図3を用いて説
明する。電波源5で発生した電波は、送信パルスタイミ
ング生成部14からの制御により、送信パルス生成部1
5でパルス変調される。送信パルス変調された電波はパ
ルス変調を行う速度測定装置13内のアンテナ6より図
1の測定対象車A2に送信される。この測定対象車A2
に送信される電波により測定領域B12が形成されてお
り、測定対象車A2がこの測定領域B12に進入する
と、測定対象車A2でパルス変調を行う速度測定装置1
3から送信された電波が反射され、パルス変調を行う速
度測定装置13に受信される。パルス変調を行う速度測
定装置13は図2のように構成され、測定対象車A2か
ら反射された電波をアンテナ6で受信し、アンテナ6で
受信された電波から測定対象車A2の受信ドップラ波1
0を検波し、受信ドップラ波10を送信パルス18の立
ち上がりから一定時間経過後の受信波を通過させないよ
う受信ゲートタイミング生成部16で受信ゲート部17
を制御する。このため、図3に示すように、送信パルス
18の立ち上がりから一定時間以上経過して受信された
受信波の処理は制限され、測定対象車A2の反射断面積
の大きさによらず、一定時間内に電波が空間伝搬する距
離で、測定領域B12を一意的に定義することができ
る。以下の動作は、従来と同様である。
【0011】実施の形態2.図4はこの発明の形態2を
示す測定対象車及び速度測定装置の構成図である。23
は車線2に対応する速度測定領域C(C>測定領域B1
2)、22は車線2を走行する測定対象車B、24は受
信ゲートタイミング切替部を持つ速度測定装置である。
図5はこの発明の実施の形態2における速度測定装置の
内部構成図であり、25は受信ゲートタイミング切替部
である。図6はこの発明の形態2を示す受信ゲートタイ
ミング図である。
【0012】次に動作について図5及び図6を用いて説
明する。受信ゲートタイミング切替部25を操作者が操
作して、測定領域をB12あるいはC23のように指定
することで、受信ゲートタイミング生成部16は、受信
ゲート切替部25のステータスより測定領域に応じた受
信ゲートタイミング21を出力する。この受信ゲートタ
イミング21は測定領域B12の場合はゲート幅(開時
間)をtに、測定領域C23の場合はゲート幅をT(T
>t)とするようになっている。つまり、受信ゲートの
開時間により、図4における測定領域B12及び測定領
域C23の選択を行うことができる。このことにより、
測定車線の選択が操作者により可能となる。その他の動
作については、実施の形態1と同様である。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、測定領域を電磁波の
伝搬時間で制限することにより形成しているため、遠方
の隣接車線を走行する測定非対象車の速度測定はその反
射断面積にかかわらず行うことはなく、測定対象車の速
度測定を安定して行うことができる。
【0014】以上の説明においては、走行車の走行して
いる領域を車線で区切って説明したが、本発明は、同一
車線の走行車においても遠方から接近してくる場合の速
度測定開始点の制限を行うことができる。また、走行車
が遠去していく場合の速度測定終了点の制限の場合も同
様である。また、車線以外の移動目標の速度を測定装置
にも本発明は適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における速度測定装
置の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における速度測定装
置の内部構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における速度測定装
置のタイミングチャート図である。
【図4】 この発明の実施の形態2における速度測定装
置の構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態2における速度測定装
置の内部構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態2における速度測定装
置の受信ゲートタイミング図である。
【図7】 従来の速度測定装置の構成図である。
【図8】 従来の速度測定装置の内部構成図である。
【符号の説明】
1 速度測定装置、5 電波源、6 アンテナ、7 検
波部、8 速度演算部、9 表示記録部、11 受信感
度調整部、13 速度測定装置、14 送信パルスタイ
ミング生成部、15 送信パルス生成部、16 受信ゲ
ートタイミング生成部、17 受信ゲート部、24 速
度測定装置、25 受信ゲートタイミング切替部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信パルス波を生成する送信パルス生成
    部と、上記送信パルス波を移動目標に対して送信し、当
    該移動目標からの反射波を受信するセンサと、上記セン
    サにより受信された反射波から受信ドップラ波を抽出す
    る受信ドップラ波抽出手段と、上記送信パルス波の立ち
    上がりから一定時間経過後の受信波を速度演算処理しな
    いように、上記受信ドップラ波の通過幅を設定する設定
    手段と、上記設定手段により通過した受信ドップラ波に
    より移動目標の速度を演算する速度演算部とを具備した
    ことを特徴とする速度測定装置。
  2. 【請求項2】 上記設定手段は、移動目標の測定領域長
    に応じて上記通過幅を制御することを特徴とする請求項
    1記載の速度測定装置。
  3. 【請求項3】 上記設定手段は、測定対象領域長が長く
    なるに従って通過幅を大きくすることを特徴とする請求
    項2記載の速度測定装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008234460A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Sekisui Jushi Co Ltd 速度検知装置及び速度検知装置を備えた速度検知報知システム
JP2012519275A (ja) * 2009-02-26 2012-08-23 マキューアン テクノロジーズ,エルエルシー 距離ゲートを用いたホログラフィックレーダ
JP2013257288A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Fujitsu Ltd 監視装置、監視方法、及びプログラム

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