JP2001167356A

JP2001167356A - ソフトウエアの販売予約方法

Info

Publication number: JP2001167356A
Application number: JP35286199A
Authority: JP
Inventors: Toshihiro Maeta; 俊宏前多
Original assignee: MTI Ltd
Current assignee: MTI Ltd
Priority date: 1999-12-13
Filing date: 1999-12-13
Publication date: 2001-06-22

Abstract

(57)【要約】【課題】販売端末において、利用者の行列や待ち時間
等の問題を解消する。【解決手段】配信されたソフトウエアのデ−タを販売
可能な販売端末１１の販売スケジュ−ルを管理可能にプ
ログラムされた管理コンピュ−タ２におけるソフトウエ
アの販売予約方法であって、利用者により選択された購
入行う販売端末１１を特定する販売端末特定手順と、該
選択された販売端末の販売スケジュ−ルにおける空き時
間帯を抽出する抽出手順と、該抽出された空き時間を利
用者が確認可能に出力する空き時間出力手順と、該出力
された空き時間帯の中から利用者が選択した予約時間帯
を特定する時間帯特定手順と、利用者にて選択された前
記販売端末１１の空き時間帯に予約の登録を実施する登
録手順と、該登録された予約内容を前記選択された販売
端末１１に配信する配信手順と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術の分野】本発明は、音楽またはゲ−
ム等の各種ソフトウエアのデ−タを販売可能な販売端末
の販売スケジュ−ル管理を行う管理コンピュ−タにおけ
るソフトウエアの販売予約方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年のデジタル技術の進歩により、音楽
やゲ−ム更には映画等の各種ソフトウエアがデジタルデ
−タとしてＣＤやＤＶＤ等の記録媒体に記録して販売さ
れるようになってきている。

【０００３】しかしながら、これら各種ソフトウエアを
ＣＤやＤＶＤ等の記録媒体に記録して販売する手法で
は、各種ソフトウエアが記録されたＣＤやＤＶＤ等を製
造する必要があるとともに、販売店においては、これら
各種ソフトウエアが記録された多種多用のＣＤやＤＶＤ
等の記録媒体を在庫し、陳列する必要があり、これら在
庫や陳列を行う広いスペースが必要となっていた。

【０００４】このため、近年においては、デジタル通信
技術の進歩に伴い、これら音楽やゲ−ム更には映画等の
各種ソフトウエアのデ−タを、販売店に設置された販売
端末に配信し、該販売端末において記録媒体であるミニ
ディスクやメモリカ−ド等に記録したり、携帯電話に出
力したりして販売するシステムが多く検討されており、
これら販売端末を用いたソフトウエアの販売では、前述
のような在庫や陳列のための広いスペースが必要なく、
コンビニエンスストアやビデオレンタル店やガソリンス
タンド等の一角に販売端末を設置するのみで良いことか
ら、今後より一層普及することが予測されている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】これら販売端末を用い
たソフトウエアの販売においては、前述のような利点が
ある反面、記録媒体へのデ−タ書き込みや携帯電話等へ
のデ−タ出力にある程度の時間を要することから、多く
の人が同一の販売端末を利用しようとすると行列が生じ
てしまい、長い時間利用者が待たなければならない場合
が発生してしまうという問題があった。

【０００６】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、前記の販売端末を用いたソフトウエ
アの販売において、長い時間利用者が待つようなことが
ないように利用者の利便性を向上させることのできるソ
フトウエアの販売予約方法を提供することを目的として
いる。

【０００７】

【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明のソフトウエアの販売予約方法は、配信
されたソフトウエアのデ−タを販売可能な販売端末の販
売スケジュ−ルを管理可能にプログラムされた管理コン
ピュ−タにおけるソフトウエアの販売予約方法であっ
て、利用者により選択された購入行う販売端末を特定す
る販売端末特定手順と、該選択された販売端末の販売ス
ケジュ−ルにおける空き時間帯を抽出する抽出手順と、
該抽出された空き時間を利用者が確認可能に出力する空
き時間出力手順と、該出力された空き時間帯の中から利
用者が選択した予約時間帯を特定する時間帯特定手順
と、利用者にて選択された前記販売端末の空き時間帯に
予約の登録を実施する登録手順と、該登録された予約内
容を前記選択された販売端末に配信する配信手順と、を
有することを特徴としている。この特徴によれば、利用
者は管理コンピュ−タ上または管理コンピュ−タにアク
セスすることで、販売を受けようとする販売端末のスケ
ジュ−ルや繁忙状況を容易に確認できるとともに、空き
時間帯を容易に把握できて該空き時間帯の中から自分の
都合の良い時間帯を選択して自分の予約を簡便に登録す
ることができるようになり、該予約した時間に選択した
販売端末に出向くことで、待ち時間なくソフトウエアの
購入を行うことができ、利用者の利便性を向上できる。

【０００８】本発明のソフトウエアの販売予約方法は、
前記販売端末において販売可能な各ソフトウエアの中か
ら、利用者により入力された入力情報に該当または関連
するソフトウエアを検索する検索手順と、該検索により
選出されたソフトウエアの少なくとも一部内容を再生出
力する再生出力手順とを、前記販売端末特定手順の前に
有することが好ましい。このようにすれば、利用者は購
入可能なソフトの中から、所望のソフトウエアを容易に
見いだすことが可能となるとともに、所望のソフトウエ
アが購入可能なソフトに存在するか否かの確認も実施で
きるばかりか、その内容を一部再生により確認すること
が可能となり、誤購入の発生も回避できる。

【０００９】本発明のソフトウエアの販売予約方法は、
前記検索手順において選出されたソフトウエアが複数で
ある場合には、該複数のソフトウエアを利用者が確認可
能に出力する検索結果出力手順と、前記複数のソフトウ
エアの中から利用者により選択されたソフトウエアを特
定するソフトウエア特定手順と、を有することが好まし
い。このようにすれば、ソフトウエアの検索並びに選択
における入力の煩雑さを低減することができる。

【００１０】本発明のソフトウエアの販売予約方法は、
利用者を識別可能な識別情報を入手する入手手順を有
し、入手された識別情報が前記予約内容とともに登録手
順にて登録され、前記配信手順にて販売端末に配信され
ることが好ましい。このようにすれば、販売端末におい
て識別情報、例えば暗証番号等を利用者に入力させて配
信された識別情報と比較することにより本人確認を実施
できるようになり、予約者以外の第三者により販売端末
が使用されてしまう不都合を解消することが可能とな
る。

【００１１】本発明のソフトウエアの販売予約方法は、
前記販売端末特定手順が、利用者により入力された地域
情報に基づき、該地域情報により特定される地域の付近
位置に設置されている複数の販売端末を選出する候補選
出手順と、該選出された複数の販売端末を利用者が確認
可能に出力する候補出力手順と、これら複数の販売端末
の中から利用者により選択された販売端末を特定する候
補特定手順と、から構成されていることが好ましい。こ
のようにすれば、ソフトウエアの購入を行う販売端末の
選択における入力の煩雑さを低減することができる。

【００１２】本発明のソフトウエアの販売予約方法は、
前記地域情報が、郵便番号とされていることが好まし
い。このようにすれば、より一層簡便に販売端末の選択
を実施することができる。

【００１３】本発明のソフトウエアの販売予約方法は、
前記ソフトウエアが音楽ソフトであって、前記販売端末
において購入可能な音楽ソフトの単位が曲目単位とされ
ていることが好ましい。このようにすれば、曲目単位で
購入が可能となることから、アルバム等のように不要な
曲目までも購入する必要がなく、利用者のソフト選択に
おける自由度を向上できる。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。

【００１５】（実施例）図１は、本発明のソフトウエア
の販売予約方法が適用されたソフトウエア販売システム
の主な構成を示すシステム図であり、図２は、本実施例
のソフトウエア販売システムにおける販売端末を示す外
観斜視図であり、図３は、本実施例のソフトウエア販売
システムにおける販売端末の構成を示すブロック図であ
り、図４は、本実施例の販売端末に接続されて使用され
る出力ユニットを示す外観斜視図であり、図５は、該出
力ユニットの構成を示すブロック図であり、図６は、本
実施例において利用者が用いる通信端末である簡易型携
帯電話（パ−ソナルハンディホン；ＰＨＳ）を示す外観
斜視図であり、図７は、該簡易型携帯電話の構成を示す
ブロック図であり、図８は、本実施例のソフトウエア販
売システムにおける配信センタ−に設置された管理コン
ピュータとしての配信コンピュ−タの構成を示すブロッ
ク図である。

【００１６】まず、本実施例のソフトウエア販売システ
ムの主な構成は、図１に示すように、販売店であるコン
ビニエンスストアやガソリンスタンド等に設置され、ソ
フトウエアの販売を実施する販売端末１１と、該販売端
末１１に対してソフトウエアのデ−タの配信や予約情報
等の各種デ−タの配信を行うとともに、利用者からの予
約の受付を実施する配信コンピュ−タ２と、一般の通信
回線網１３を介して前記配信コンピュ−タ２に接続可能
とされ、利用者が操作可能な通信端末である一般電話４
や簡易型携帯電話端末（パ−ソナルハンディホン；ＰＨ
Ｓ）５とから主に構成されている。

【００１７】また、本実施例のソフトウエア販売システ
ムにおいて、前記配信コンピュ−タ２と各販売端末１１
とは、図１に示すように、ソフトウエア等の各種デ−タ
を配信する通信手段として衛星を介する衛星回線にて接
続されており、これら衛星を用いた衛星回線を使用する
ことで、前記配信コンピュ−タ２より各販売端末１１に
対して約２Ｍビット／秒（ｂｐｓ）の高速にてソフトウ
エア等の各種デ−タを一斉同報的に配信可能とされてい
る。

【００１８】また、本実施例では、これら衛星９を用い
た高速のデ−タ配信を行うために、前記配信コンピュ−
タ２が設置された配信センタ−１には比較的大きな電波
出力能力を有する衛星通信装置３並びに大型のパラボラ
アンテナ８を、各販売店には比較的小さな電波出力能力
を有する衛星通信装置１２並びに小型のパラボラアンテ
ナ１０を設けており、各販売店に設置された販売端末１
１からも約１５０Ｋｂｐｓのデ−タ速度にて、配信コン
ピュ−タ２へのデ−タ送信が可能とされている。

【００１９】本実施例では前記のように、衛星回線を用
いて各販売端末１１に一斉同報的にデ−タ配信を実施し
ており、このように衛星回線を用いて一斉同報的にデ−
タ配信を実施することは、回線のデ−タ伝送速度が比較
的高速であるとともに、一斉同報にて配信を行うことで
配信に要する時間やコストを低減できることから好まし
いが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら
一斉同報的にデ−タ配信を実施する方法として他の通信
方式、例えば地上放送波のサブチャンネルを用いたデ−
タ伝送を用いたり、コンピュ−タネットワ−クであるイ
ンターネット網を用いるようにしても良い。

【００２０】尚、図１における６は、前記ＰＨＳ端末５
と無線の送受信を行う基地局であり、７は該基地局６の
制御を行うとともに通信回線網１３と基地局６を接続す
る中央制御局である。

【００２１】次いで、本実施例のソフトウエア販売シス
テムを構成し、本発明の管理コンピュータの機能を備え
た前記配信コンピュ−タ２の構成について、図８に基づ
き説明すると、本実施例において用いた配信コンピュ−
タ２は、コンピュ−タ内部にてデ−タの送受を行うデ−
タバス８０に、該配信コンピュ−タ２の配信処理や予約
の受付処理等の各動作制御を所定の処理プログラムに基
づき実施する中央演算処理装置（ＣＰＵ）８１や、ＲＡ
Ｍ８４、現在の時刻情報や任意の年月日の曜日等のカレ
ンダ−情報を出力可能なリアルタイムクロック（ＲＴ
Ｃ）８６と、前記衛星通信装置３とのデータ通信を可能
とする通信インターフェイス８２と、磁気ディスクや光
磁気ディスクから成り、前記各販売端末１１に配信され
る音楽やゲ−ム等の名称や関連情報並びにソフトウエア
のデ−タが記憶された配信ソフトデ−タベ−ス（ＤＢ）
や、各販売端末１１が設置されている店舗名並びに所在
地とそのスケジュ−ル情報とが登録された販売端末デ−
タベ−ス（ＤＢ）とともに、前記中央演算処理装置（Ｃ
ＰＵ）２１が実施する各種処理内容が記述された制御プ
ログラムとが記録された記憶手段である記憶装置８５
と、前記通信回線網１３に接続されて所定数の回線を同
時に処理可能な第２の通信手段である複数の通信回線基
板８３、とが接続されたコンピュ−タであり、前記通信
回線基板８３は、該基板上に電話回線のオンフック／オ
フフック制御を実施するスピーチネットワーク回路や前
記利用者の電話機４やＰＨＳ５より送信される電話番号
デ−タを検出する発呼者番号検出回路や、テンキーの操
作に基づくトーン信号を検出し、所定の数字データに変
換するトーン信号変換回路や、前記記憶装置８５にデジ
タル記録されているガイダンス音声や試聴用の音楽デー
タをアナログに変換して再生するＤ／Ａ変換回路等が設
けられている。

【００２２】次いで、本実施例のソフトウエア販売シス
テムを構成する前記販売端末１１の構成について、図２
並びに図３に基づき説明すると、本実施例において用い
た販売端末１１は、主に販売端末本体２０と、該販売端
末本体２０と別体とされ、該販売端末本体２０に通信ケ
−ブルにて接続された出力ユニット３１から構成されて
いる。

【００２３】この販売端末本体２０は、図２に示すよう
に、縦長状とされた上端位置に、主に広告等の情報が表
示される表示装置であるディスプレイ２１が設けられ、
その下方位置には、前記ディスプレイ２１に表示される
プロモ−ション等の音楽や試聴における再生音楽等が出
力されるスピ−カ−２２が設けられている。また、その
下部の本体の前方に突出する部分の傾斜上面には、操作
者が対話形式にて各種の入力を行うことができる液晶パ
ネルとタッチパネルとが一体化された表示入力ユニット
２３が配設され、該前方に突出した部分の全面パネルに
は、購入されるソフトウエアが書き込み記録される記録
媒体であるメモリカ−ド４０（図４参照）が挿入可能と
された出力手段であるメモリカ−ドライタ２４と、購入
されるソフトウエアの出力先が携帯電話等である場合に
おいて携帯電話へのデ−タ出力のための接続に使用され
る出力手段である接続アダプタ２５と、ソフト購入の精
算が可能な磁気カ−ドであるプリペイドカ−ドが挿入さ
れる精算手段である磁気カ−ドリ−ダライタ２６と、が
配設されている。

【００２４】また、該販売端末本体２０の内部には、前
記した各機器に加えて、前記試聴用の音楽再生や操作案
内の音声メッセージの再生を行うＤ／Ａ変換ユニット２
９と、該Ｄ／Ａ変換ユニット２９にて変換されたアナロ
グ信号をスピーカー２２より出力可能に増幅するアンプ
３０と、前記衛星通信装置１２とのデ−タ通信を実施す
る第一通信部２８や、前記出力ユニット３１との通信を
行う第二通信部２７や、前記配信コンピュ−タ２から衛
星回線を介して配信された各ソフトウエア並びにソフト
ウエア関連デ−タや、予約スケジュ−ルデ−タ等が記憶
されるハ−ドディスク等から成る記憶手段である記憶ユ
ニット３３と、図３に示すように、これら各部と接続さ
れ販売端末本体２０の動作の制御を実施する制御ユニッ
ト３２と、から構成されている。

【００２５】また、これら販売端末本体２０と別体とさ
れた前記出力ユニット３１は、図４に示すように横広の
略直方体状の外観を有し、その全面には、前記メモリカ
−ド４０が挿入可能なカ−ド挿入口３４が設けられ、該
カ−ド挿入口３４に繋がるように、出力ユニット３１内
部には挿入されたメモリカ−ド４０への購入されたソフ
トウエアデ−タの書き込みを行うメモリカ−ドライタ３
９が設けられている。

【００２６】また、本実施例の出力ユニット３１の上面
には、前記販売端末本体２０の全面パネルに設置されて
いた接続アダプタ２５と同様に、購入されるソフトウエ
アの出力先が携帯電話等である場合において携帯電話へ
のデ−タ出力のための接続に使用される接続アダプタ３
８が設けられており、出力ユニット３１の上面に形成さ
れた接続アダプタ３８とほぼ同一形状の凹部に収納され
るようになっている。

【００２７】また、出力ユニット３１の前方に傾斜する
切欠き面には、デ−タの書き込み状況や出力状況並びに
エラ−内容等が表示される液晶パネル３３と、前記販売
端末本体２０との接続確率時（オンライン；ＯＬ）や、
デ−タ受信、デ−タの書き込時等に適宜点灯されるイン
ジケ−タ３７と、購入されたソフトウエアデ−タの出力
先を選択する選択ボタン３６と、デ−タの出力または書
き込みの実行時に操作される実行ボタン３５と、が設け
られている。

【００２８】この出力ユニット３１の構成は、図５に示
すようになっており、前記の各機器とともに、出力ユニ
ット３１内部には、前記液晶パネル３３の表示動作を制
御する液晶ドライバ４１と、前記販売端末本体２０との
デ−タ通信を行う通信部４２と、これら各部に接続され
て出力ユニット３１における購入されるソフトウエアデ
−タの書き込みまたは出力の制御を実施するコントロ−
ラ４３と、が設けられており、該コントロ−ラ４３内部
には、図示しないが、通信部４２にて受信されたデ−タ
を一時記憶可能な内部メモリが搭載されていて、デ−タ
通信におけるバッファの機能も有している。

【００２９】このように本実施例では、購入されるソフ
トウエアデ−タの書き込みまたは出力を実施可能な出力
ユニット３１を販売端末本体２０と別体としており、こ
の出力ユニット３１は、通常において販売店のレジの近
傍位置に設置されるようになっており、ソフトウエアの
購入者が現金にて精算を行う場合には、レジにて購入す
るソフトウエアの代金を精算した後、販売店の店員がそ
の場において出力ユニット３１を操作し、購入者のメモ
リカ−ド４０やＰＨＳ端末５に購入するソフトウエアデ
−タの書き込みまたは出力を実施できるようになってい
る。

【００３０】次いで、本実施例において利用者が操作す
る前記ＰＨＳ端末５は、図６に示すように、一般的に使
用されている通常のＰＨＳ端末５とほぼ同一とされてお
り、その構成は、図７に示すように、アンテナ５１を介
して前記基地局６と電波のやり取りを実施するための受
信部６１および送信部６２およびアンテナスイッチ６３
を備えた送受信ＲＦモジュール６０と、この送受信ＲＦ
モジュール６０により受信された電波の復調および、前
記送受信ＲＦモジュール６０により送信される電波の変
調とを実施するπ／４シフトＱＰＳＫ変復調モデム６４
と、電話番号デ−タや相手先の氏名並びに受信メッセ−
ジ等とともに、外部接続端子５６を介して外部機器であ
る前記販売端末本体２０または出力ユニット３１より入
力される購入ソフトウエアデ−タを記憶するＳＲＡＭ６
７と、このＳＲＡＭ６７に記憶されている各種記憶内容
等を表示するＬＣＤパネル５３とＬＣＤドライバ６９か
ら成るＬＣＤモジュ−ル７０と、マイク５５より入力さ
れる音声を適応差分量子化（ＡＤＰＣＭ）方式にてデジ
タル化するとともに、前記π／４シフトＱＰＳＫ変復調
モデム６４より出力されるＡＤＰＣＭデ−タを音声信号
に変換するＡＤＰＣＭコ−デック７２と、このＡＤＰＣ
Ｍコ−デック７２に接続されたアンプ７３およびマイク
ロスピ−カ５２と、着信音や各種操作時における告知音
を出力するサウンダやＬＥＤ、バイブレ−タを駆動する
ドライバ７１と、ＰＨＳ端末５の前面に設けられ、電話
番号入力が可能なテンキ−５４等の各種スイッチ郡から
成る入力部６８と、外部機器とのシリアルデ−タ通信を
行うための外部接続端子５６と、これら各種のデバイス
を制御するＭＰＵ６５と、から構成され、前記ＭＰＵ６
５内部には、ＭＰＵ６５が行う制御動作を記述したプロ
グラムおよび個々のＰＨＳ端末５に付与されている電話
番号デ−タや識別ＩＤ等が記憶された内部ＲＯＭ６６を
有している。

【００３１】また、本実施例のＰＨＳ端末５には、前記
アンプ７３に接続され、購入されて前記ＳＲＡＭ６７に
記憶されたデ−タ圧縮方式としてＭＰＥＧ−３にてデ−
タ圧縮されたソフトウエアデ−タ（音楽）を再生可能な
ＭＰＧ３コ−デック７４が搭載されており、該ＭＰＧ３
コ−デック７４にて再生された音楽が前記マイクロスピ
−カ５２または、ステレオ端子５７にヘッドホンが接続
されている場合にはヘッドホンに出力されるようになっ
ている。

【００３２】以下、利用者が前記配信コンピュ−タ２に
アクセスして予約を実施する際の状況について、図９に
基づき説明する。まず、利用者は携帯しているＰＨＳ端
末５を使用して配信センターに電話をする。配信コンピ
ュータ２は、利用者からの着呼に基づき所定の接続処理
である前記通信回線基板８３に設けられた前記発呼者番
号検出回路より出力される発呼者番号（電話番号情報）
を一時記憶して回線の接続を実施する（Ｓ１）。尚、本
実施例においては実施していないが、この接続処理にお
いて例えば発呼者が予め登録された会員であるかを前記
発呼者番号や暗証番号等により確認するようにしても良
い。

【００３３】これら接続が完了した段階で、配信コンピ
ュータ２よりソフトウエアである音楽アルバムのタイト
ルまたは歌手名を入力を促すメッセージが送信され、利
用者のＰＨＳ端末５のＬＣＤパネル５３に表示される。

【００３４】該表示に基づき、利用者は購入したいソフ
トウエアである音楽アルバムの情報として、例えば歌手
名を入力する。

【００３５】該歌手名を入力に基づき、配信コンピュー
タ２は前記記憶装置８５に登録されているソフトウエア
データから、入力された歌手名に該当する音楽アルバム
のタイトル名を検索、抽出するとともに（Ｓ２）、検索
結果として抽出された全てのタイトル名を返信し（Ｓ
３）、該返信された各タイトル名がＰＨＳ端末５に表示
される。

【００３６】利用者は、該表示された各タイトル名の中
に所望の音楽アルバムが存在する場合にはその音楽アル
バムを選択し、所望の音楽アルバムが存在しない場合に
は、再度音楽アルバムのタイトル名の入力を行って配信
コンピュータ２における検索を実施する。

【００３７】前記利用者による選択に基づき、配信コン
ピュータ２は、該選択されたタイトル名により選択され
たソフトを特定し、該選択されたタイトル名の音楽アル
バムの試聴データを、前記記憶装置２５より読み出すと
ともに（Ｓ４）、該試聴データは前記通信回線基板８３
に出力され、該通信回線基板８３上に設けられている前
記Ｄ／Ａ変換回路にて再生されてＰＨＳ端末５に送信さ
れるようになっており、利用者は該再生された選択した
音楽アルバムの一部を試聴できるようになっている（Ｓ
５）。

【００３８】このように、音楽アルバムの一部を試聴で
きるようにすることは、利用者が試聴による確認を実施
でき、誤って異なるアルバムを購入してしまう誤購入の
問題を回避できるようになることから好ましいが、本発
明はこれに限定されるものではなく、これら試聴を適宜
実施せずとも良い。

【００３９】利用者が購入を希望せず（Ｓ６）、再検索
も選択しない場合においては（Ｓ７）、配信コンピュー
タ２は回線を切断して終了し、再検索が選択された場合
には、前記音楽アルバムのタイトルまたは歌手名を入力
を促すメッセージが再度送信され、検索情報の入力待ち
となる（Ｓ２）。

【００４０】また、利用者が購入を希望する場合におい
ては、これら試聴によりアルバムの内容を確認した後に
購入希望を選択するとともに、ソフトウエアデータの購
入を行いたい地域、例えば７桁の郵便番号を入力する。

【００４１】このように、本実施例では前記のように地
域情報として７桁の郵便番号を入力するようにしてお
り、このようにすることで、地域情報の入力を簡素化す
ることが可能となることから好ましいが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、利用者の現在位置の住所等
を適宜に入力するようにしても良いし、これら地域を順
次表示地域より選択して特定するようにしても良い。

【００４２】これら利用者のＰＨＳ端末５より入力され
た地域情報（郵便番号）に基づき、前記配信コンピュー
タ２は、入力された地域情報により特定される位置に近
い複数の販売店を前記記憶装置８５に登録された販売端
末データベースを検索して選出し（Ｓ８）、該選出した
各販売端末１１の位置情報（店名および所在地）を検索
結果としてＰＨＳ端末５に返信する（Ｓ９）。該返信さ
れた複数の販売店の候補の中から、利用者は所望の販売
店（販売端末１１）を選択するとともに、購入希望日を
入力する。

【００４３】配信コンピュータ２は、この選択された販
売店の販売端末１１の特定を実施し（Ｓ１０）、該特定
された販売端末１１における購入希望日のスケジュール
を前記販売端末データベースより読み出し、その空きス
ケジュールを検索、抽出するとともに（Ｓ１１）、該空
きスケジュールをＰＨＳ端末５に返信する（Ｓ１２）。

【００４４】利用者は、ＰＨＳ端末５に表示された空き
スケジュールの中から、希望の時間帯を選択入力する
と、配信コンピュータ２は、この選択された希望の時間
帯を特定するとともに（Ｓ１３）、登録される販売端末
１１が設置されている販売店の位置情報（店名および所
在地）と予約される時間帯とともに、暗証番号の入力を
促すメッセージとが返信されてＰＨＳ端末５に表示され
る（Ｓ１４）。

【００４５】これら表示内容にて、利用者は予約内容を
確認するとともに、暗証番号（本実施例では４桁）の入
力を実施する。

【００４６】これら入力された暗証番号は、前記接続処
理にて検出された利用者の発呼者電話番号とともに、前
記販売端末データベースの予約時間に対応付けて登録さ
れ（Ｓ１５）、登録の完了が配信コンピュータ２よりＰ
ＨＳ端末５に返信されるとともに回線が切断される（Ｓ
１６）。

【００４７】これら予約に際して、本実施例では実施し
ていないが、前記発呼者の電話番号に基づき、該電話番
号に販売するソフトウエアの代金を課金することで、販
売端末１１における販売の前に精算を実施しても良く、
このようにすれば空予約を回避できることから好ましい
が、この場合には、電話会社との精算を実施することが
必要となることから、これら電話番号への課金の実施／
実施は、適宜に選択すれば良い。

【００４８】これら利用者により予約された予約内容、
つまりは予約日と時間帯並びに購入されるアルバムタイ
トル名と発呼者電話番号並びに暗証番号とが、前記衛星
回線を介して配信コンピュータ２より予約された販売端
末１１に配信され、販売端末本体２０の記憶ユニット３
３に記憶される（Ｓ１７）。

【００４９】次いで、利用者が販売店に設置された前記
販売端末１１を用いて予約したアルバムの購入（ソフト
ウエアのデータの入手）を実施する際における、販売端
末１１の処理状況について、データの出力媒体がＰＨＳ
端末５である場合を例に図１０に基づき説明する。

【００５０】利用者は、予約した日時に予約した販売店
にＰＨＳ端末５を持参し、まず販売端末本体２０に設け
られた前記表示入力ユニット２３の表面に触れて入力を
行う。

【００５１】該入力の検出により、表示入力ユニット２
３には、例えば「いらっしゃいませ。予約の方は予約有
りボタンを、予約のない方は予約無しボタンを入力して
下さい。」の表示とともに、予約有りボタンと予約無し
ボタンとが表示され、利用者は予約者であるから予約有
りボタンを選択入力する。

【００５２】この際、予約無しボタンが選択入力された
場合には、該入力位置がタッチパネル機能を有する表示
入力ユニット２３にて検出されて前記制御ユニット３２
に出力され、該制御ユニット３２が「予約無し」が入力
されたことを検知するとともに、前記記憶ユニット３３
に記憶されている予約スケジュールを読み出して所定時
間内の予約の有無を確認して、予約が存在する場合には
前記表示入力ユニット２３に予約が有る旨の所定のメッ
セージを表示し、再度入力待ち状態に戻り、予約が存在
しない場合には試聴ルーチンへ移行し、該試聴の後にソ
フトウエアの購入も実施できるようになっている。

【００５３】前記予約有りボタンの入力に基づき、制御
ユニット３２は、表示入力ユニット２３に電話番号と暗
証番号の入力を促す画面を表示するとともに、記憶ユニ
ット３３より電話番号と暗証番号の入力を促す音声メッ
セージを読み出してＤ／Ａ変換ユニット２９に出力する
ことで、Ｄ／Ａ変換ユニット２９にて再生されたメッセ
ージ音声がアンプ３０にて増幅されてスピーカー２２よ
り出力される。

【００５４】これら表示や音声ガイダンスに基づき、利
用者は自分が予約を行ったＰＨＳ端末５の電話番号と予
約時に決定した４桁の暗証番号とを表示入力ユニット２
３より入力する。

【００５５】該入力に基づき制御ユニット３２は、入力
された電話番号と暗証番号とを、予約に対応付けて登録
されている電話番号並びに暗証番号と、各々を比較して
一致するかを確認し、一致しない場合は処理を中断して
再度入力待ち状態に戻り、一致する場合においてのみ予
約された購入希望のアルバムのタイトル名と、予約によ
り所定の販売金額より予約による減額がなされた金額と
を前記表示入力ユニット２３に表示する。

【００５６】このように、販売端末において予約者の本
人確認を実施することは、予約者以外の第三者に販売端
末１１を使用されてしまう不都合を回避できることから
好ましいが、本発明はこれに限定されるものではない。

【００５７】利用者は、表示入力ユニット２３に表示さ
れたアルバムのタイトル名と金額に誤りがないかを確認
し、表示入力ユニット２３の表示画面に表示された確認
ボタンを選択入力する。

【００５８】該確認ボタンの入力に基づき制御ユニット
３２は、精算手法の選択項目（本実施例では「プリペイ
ドカード」または「現金」）と、出力形態の選択項目
（本実施例では「メモリカード」または「接続端子出
力」）と、を表示入力ユニット２３の表示画面に表示す
る。

【００５９】利用者はこれら表示項目の中から、所望の
項目を選択する。例えば本実施例のように利用者がＭＰ
ＥＧー３で圧縮された音楽データを再生可能な前記ＰＨ
Ｓ端末５を持参している場合で、精算手法として「現
金」、出力形態として「接続端子出力」を選択した場合
には、利用者は代金とＰＨＳ端末５とをレジに持参す
る。レジにおいては店員が代金の精算を実施した後に、
ＰＨＳ端末５の前記外部接続端子５６に、レジの近傍位
置に配置された出力ユニット３１の接続アダプタ３８を
接続し、実行ボタン３５を押圧操作する。

【００６０】該実行ボタン３５の操作は、前記出力ユニ
ット３１のコントロ−ラ４３にて検出され、該コントロ
−ラ４３より販売端末本体２０の制御ユニット３２へ通
信部４２並びに通信部２７を介して実行ボタン３５の入
力が出力される。制御ユニット３２では、実行ボタン３
５の入力情報に基づき、精算処理が完了されたものと判
断され、前記記憶ユニット３１に前記配信コンピュータ
２より衛星回線を介して配信、記憶されている各ソフト
ウエアのデータから、販売される音楽アルバムのデータ
が読み出されて出力ユニット３１に出力される。

【００６１】出力ユニット３１では、通信部４２を介し
て受信した音楽アルバムのデータを接続アダプタ３８よ
りＰＨＳ端末５に出力し、ＰＨＳ端末５では外部接続端
子５６より入力した音楽アルバムのデータが前記ＳＲＡ
Ｍ６７に記憶される。

【００６２】これら音楽アルバムのデータ出力の完了
は、前記ＬＣＤパネル３３に表示され、ＰＨＳ端末５が
利用者に返却される。

【００６３】尚、前記では、現金での精算のために出力
ユニット３１の接続アダプタ３８が使用されているが、
「プリペイドカード」の精算が選択された場合において
は、販売端末本体２０に設けられた接続アダプタ２５を
用いて、ＰＨＳ端末５にデータが出力されるようにな
る。

【００６４】利用者は、ＰＨＳ端末５の前記ＳＲＡＭ６
７に記憶された音楽アルバムのＭＰＥＧ−３データを所
定の操作により前記ＰＨＳ端末５内部に設けられたＭＰ
Ｇ−３コーデック７４にて再生させることで、該音楽ア
ルバムに収録された音楽をマイクロスピーカー５２また
はヘッドホンにて聴取することができる。

【００６５】また、前記精算項目および出力形態の項目
において、例えば「プリペイドカード」と「メモリカー
ド」を選択入力した場合には、利用者は予め購入してお
いたプリペイドカードを前記磁気カ−ドリ−ダライタ２
６に挿入するとともに、メモリカード４０をメモリカ−
ドライタ２４に挿入することで、プリペイドカードから
金額が読み出されるとともに、購入代金が減額されて新
たな金額データが書き込み、更新されて精算が実施さ
れ、該精算の後に返却される。また、この精算が完了し
た段階において、販売される音楽アルバムのデータが前
記メモリカ−ドライタ２４よりメモリカ−ド４０に書き
込まれ、書き込みの完了後に返却される。

【００６６】前記の「プリペイドカード」の精算による
場合は、メモリカ−ドライタ２４によりメモリカード４
０への書き込みが実施されているが、精算方法が「現
金」の場合には、前記出力ユニット３１のカ−ド挿入口
３４にメモリカード４０を挿入することで、メモリカ−
ドライタ３９によりメモリカード４０への書き込みが実
施されるようになっている。

【００６７】以上、本発明の実施形態を図面により前記
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもない。

【００６８】また、前記実施例では、携帯電話として電
波出力の比較的小さな簡易携帯電話であるＰＨＳ端末５
を用いているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、電波出力の比較的大きな通常の携帯電話においても
本発明を適用可能なことは言うまでもなく、更には予約
を行う通信端末としては図１に示すように一般の電話線
が接続された電話機４であっても良いことは言うまでも
なく、更にはこれら通信端末が、インターネット等のコ
ンピュータネットワークに接続されたコンピュータ端末
であっても良い。

【００６９】また、前記実施例では、ソフトウエアとし
て音楽アルバムを例に主に説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、これらソフトウエアは、ゲー
ムソフトであっても良いし、携帯電話の着信音のメロデ
ィデータであっても良く、これらソフトウエアの内容は
限定されるものではない。

【００７０】また、前記実施例では、ソフトウエアの出
力先が記録媒体としてのメモリカード４０や通信端末で
あるＰＨＳ端末５としているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、これら出力先としては、出力される
ソフトウエアデータが記録可能なものであれば特に限定
されるものではない。

【００７１】また、前記実施例では、各販売端末１１に
ソフトウエアのデータ配信を行う配信コンピュータに販
売端末１１の販売スケジュールの管理を行うスケジュー
ルの管理機能を持たせているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、これら配信コンピュータと販売端末
１１の販売スケジュールの管理を行う管理コンピュータ
とを個別のコンピュータにて形成するようにしても良
い。

【００７２】

【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。（ａ）請求項１の発明によれば、利用者は管理コンピュ
−タ上または管理コンピュ−タにアクセスすることで、
販売を受けようとする販売端末のスケジュ−ルや繁忙状
況を容易に確認できるとともに、空き時間帯を容易に把
握できて該空き時間帯の中から自分の都合の良い時間帯
を選択して自分の予約を簡便に登録することができるよ
うになり、該予約した時間に選択した販売端末に出向く
ことで、待ち時間なくソフトウエアの購入を行うことが
でき、利用者の利便性を向上できる。

【００７３】（ｂ）請求項２の発明によれば、利用者は
購入可能なソフトの中から、所望のソフトウエアを容易
に見いだすことが可能となるとともに、所望のソフトウ
エアが購入可能なソフトに存在するか否かの確認も実施
できるばかりか、その内容を一部再生により確認するこ
とが可能となり、誤購入の発生も回避できる。

【００７４】（ｃ）請求項３の発明によれば、ソフトウ
エアの検索並びに選択における入力の煩雑さを低減する
ことができる。

【００７５】（ｄ）請求項４の発明によれば、販売端末
において識別情報、例えば暗証番号等を利用者に入力さ
せて配信された識別情報と比較することにより本人確認
を実施できるようになり、予約者以外の第三者により販
売端末が使用されてしまう不都合を解消することが可能
となる。

【００７６】（ｅ）請求項５の発明によれば、ソフトウ
エアの購入を行う販売端末の選択における入力の煩雑さ
を低減することができる。

【００７７】（ｆ）請求項６の発明によれば、より一層
簡便に販売端末の選択を実施することができる。

【００７８】（ｇ）請求項７の発明によれば、曲目単位
で購入が可能となることから、アルバム等のように不要
な曲目までも購入する必要がなく、利用者のソフト選択
における自由度を向上できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例におけるソフトウエア販売シス
テムの主な構成を示すシステム図である。

【図２】本発明の実施例における販売端末を示す外観斜
視図である。

【図３】本発明の実施例における販売端末の構成を示す
ブロック図である。

【図４】本発明の実施例における販売端末に接続されて
使用される出力ユニットを示す外観斜視図である。

【図５】本発明の実施例における出力ユニットの構成を
示すブロック図である。

【図６】本発明の実施例におけるパ−ソナルハンディホ
ン；ＰＨＳを示す外観斜視図である。

【図７】本発明の実施例におけるパ−ソナルハンディホ
ン；ＰＨＳの構成を示すブロック図である。

【図８】本発明の実施例における配信コンピュ−タの構
成を示すブロック図である。

【図９】本発明の実施例の配信コンピュ−タにおける予
約処理の状況を示す図である。

【図１０】本発明の実施例の販売端末におけるソフトウ
エア販売の処理状況を示すフロ−図である。

【符号の説明】

１配信センター２配信コンピュータ３衛星通信装置４電話機５簡易型携帯電話端末（パ−ソナルハンディホ
ン；ＰＨＳ）６基地局８パラボラアンテナ９衛星１０パラボラアンテナ１１販売端末１２衛星通信装置１３通信回線網２０販売端末本体２１ディスプレイ２２スピーカー２３表示入力ユニット２４メモリカ−ドライタ２５接続アダプタ２６磁気カ−ドリ−ダライタ２７第二通信部２８第一通信部２９変換ユニット３０アンプ３１記憶ユニット３２制御ユニット３３液晶パネル３４カード挿入口３５実行ボタン３６選択ボタン３７インジケ−タ３８接続アダプタ３９メモリカードライタ４０メモリカード４１液晶ドライバ４２通信部４３コントロ−ラ４４出力ユニット５１アンテナ５２マイクロスピ−カ５３ＬＣＤパネル５５マイク５６外部接続端子５７ステレオ端子５８ヘッドホン端子６０送受信ＲＦモジュール６１受信部６２送信部６３アンテナスイッチ６４変復調モデム６５ＭＰＵ６６内部ＲＯＭ６７ＳＲＡＭ６８入力部６９ＬＣＤドライバ７０ＬＣＤモジュ−ル７１ドライバ７２ＡＤＰＣＭコ−デック７３アンプ７４ＭＰＧ３コ−デック８０データバス８１中央演算処理装置（ＣＰＵ）８２通信インターフェイス８３通信回線基板８４ＲＡＭ８５記憶装置

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】配信されたソフトウエアのデ−タを販売
可能な販売端末の販売スケジュ−ルを管理可能にプログ
ラムされた管理コンピュ−タにおけるソフトウエアの販
売予約方法であって、利用者により選択された購入行う
販売端末を特定する販売端末特定手順と、該選択された
販売端末の販売スケジュ−ルにおける空き時間帯を抽出
する抽出手順と、該抽出された空き時間を利用者が確認
可能に出力する空き時間出力手順と、該出力された空き
時間帯の中から利用者が選択した予約時間帯を特定する
時間帯特定手順と、利用者にて選択された前記販売端末
の空き時間帯に予約の登録を実施する登録手順と、該登
録された予約内容を前記選択された販売端末に配信する
配信手順と、を有することを特徴とするソフトウエアの
販売予約方法。
【請求項２】前記販売端末において販売可能な各ソフ
トウエアの中から、利用者により入力された入力情報に
該当または関連するソフトウエアを検索する検索手順
と、該検索により選出されたソフトウエアの少なくとも
一部内容を再生出力する再生出力手順とを、前記販売端
末特定手順の前に有する請求項１に記載のソフトウエア
の販売予約方法。
【請求項３】前記検索手順において選出されたソフト
ウエアが複数である場合には、該複数のソフトウエアを
利用者が確認可能に出力する検索結果出力手順と、前記
複数のソフトウエアの中から利用者により選択されたソ
フトウエアを特定するソフトウエア特定手順と、を有す
る請求項１または２に記載のソフトウエアの販売予約方
法。
【請求項４】利用者を識別可能な識別情報を入手する
入手手順を有し、入手された識別情報が前記予約内容と
ともに登録手順にて登録され、前記配信手順にて販売端
末に配信される請求項１〜３のいずれかに記載のソフト
ウエアの販売予約方法。
【請求項５】前記販売端末特定手順が、利用者により
入力された地域情報に基づき、該地域情報により特定さ
れる地域の付近位置に設置されている複数の販売端末を
選出する候補選出手順と、該選出された複数の販売端末
を利用者が確認可能に出力する候補出力手順と、これら
複数の販売端末の中から利用者により選択された販売端
末を特定する候補特定手順と、から構成されている請求
項１〜４のいずれかに記載のソフトウエアの販売予約方
法。
【請求項６】前記地域情報が、郵便番号とされている
請求項５に記載のソフトウエアの販売予約方法。
【請求項７】前記ソフトウエアが音楽ソフトであっ
て、前記販売端末において購入可能な音楽ソフトの単位
が曲目単位とされている請求項１〜６のいずれかに記載
のソフトウエアの販売予約方法。