JP2001167211A - Icカード用端末 - Google Patents

Icカード用端末

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JP2001167211A
JP2001167211A JP34788599A JP34788599A JP2001167211A JP 2001167211 A JP2001167211 A JP 2001167211A JP 34788599 A JP34788599 A JP 34788599A JP 34788599 A JP34788599 A JP 34788599A JP 2001167211 A JP2001167211 A JP 2001167211A
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JP34788599A
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Masayuki Oki
雅之 大木
Satoko Kojima
聡子 小嶋
Takeru Minemoto
長 峯元
Hiroshi Suso
公士 須曽
Sachiko Hatanaka
祥子 畠中
Keiichi Shimada
惠一 嶋田
Takuya Tagashira
拓也 田頭
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Hitachi Ltd
Hitachi Media Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Media Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の電子通貨システム、クレジットカード
システム等に共通に使用することができるマルチアプリ
ケーションICカードを扱うための極めて小型で携帯性
に優れたICカード用端末。 【解決手段】 端末本体部がベルトにより腕に取り付け
る、あるいは、キャッチャーにより鞄に取り付けること
が可能で時刻表示が可能な時計型に構成される。本体部
上面に表示部が設けられ、側面に回転可能なICカード
挿入口が設けられ、複数の方向からICカードの挿入を
可能としている。表示部の周囲には、回転可能なベゼル
部が備えられ、ベゼル部を回転させることにより、前記
本体部内及びICカード内に格納されている利用可能な
アプリケーションの切り替えを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード用端末
に係り、特に、複数のアプリケーションが格納されたI
Cカードを扱うことが可能なICカード用端末に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ICカードを使用する各種の電子
通貨システム、ICカードを使用する各種のクレジット
カードシステムが提案されている。これらのシステムに
使用するICカードは、その内部に通信機能を有するマ
イクロプロセッサと、処理プログラム、電子通貨の残
額、カードの使用により与えられてその点数が所定値と
なると所定の金品を受け取ることができるポイントを格
納するEEPROM等によるメモリとを備えて構成され
る。そして、電子通貨に使用するICカードは、銀行、
商店、個人の住宅等に備えられる端末を通信回線を介し
て任意に接続可能に構成される電子通貨システムを介し
て、また、専用の端末を使用することにより、他のIC
カードとの間で、電子通貨の出し入れが可能である。ま
た、クレジットのために使用するICカードは、商店等
に備えられる端末を介してクレジット会社からのカード
の正当性の確認を受け、商品購入等の処理後に前述のポ
イントが格納される。
【0003】そして、前述したような各種のシステムに
対して、1枚のICカードで対応可能としたマルチアプ
リケーションICカードも提案されている。
【0004】なお、この種のマルチアプリケーションI
Cカード、及び、マルチアプリケーションICカードを
使用するシステムに関する従来技術として、例えば、特
開平11−39445号公報等に記載された技術が知ら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述で提案されている
各種の電子通貨システム、各種のクレジットカードシス
テムに共通なマルチアプリケーションICカードは、金
融機関、商店等で使用することだけを考えれば、1枚の
ICカードを持ち歩くだけで済むので、非常に携帯性の
よいものであるということができる。しかし、使用者
は、外出先等でICカード内の情報を確認したいという
要求を持っており、このために、小型で携帯性に優れた
端末が必要である。
【0006】本発明の目的は、前述した各種の電子通貨
システム、クレジットカードシステム等に共通に使用す
ることができるマルチアプリケーションICカードを扱
うための小型で携帯性に優れたICカード用端末を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、電子通貨システム、複数のクレジットカードシステ
ムに共通に使用することができるマルチアプリケーショ
ンICカードを扱うICカード用端末において、端末本
体部がベルトにより腕に取り付ける、あるいは、キャッ
チャーにより鞄に取り付けることが可能で時刻表示が可
能な時計型に構成され、本体部上面に表示部が設けら
れ、側面に回転可能なICカード挿入口が設けられ、複
数の方向からICカードの挿入を可能としたことにより
達成される。
【0008】また、前記目的は、ICカードが挿入され
たとき、ICカード上の接点が本体部の内部に収納され
た状態になることにより、また、前記ICカード挿入口
の入り口には、挿入口を開くツマミを持つ蓋が備えられ
ることにより、また、前記本体部上部に、前記表示部の
周囲に回転可能なベゼル部を備え、ベゼル部を回転させ
ることにより、前記本体部内及びICカード内に格納さ
れている利用可能なアプリケーションの切り替えを行う
ことにより達成される。
【0009】また、前記目的は、電子通貨システム、複
数のクレジットカードシステムに共通に使用することが
できるマルチアプリケーションICカードを扱うICカ
ード用端末において、端末本体部上面に表示部が設けら
れ、側面にロータリースイッチを持つ回転可能な円筒部
が設けられ、端末本体部下面にICカード挿入口が設け
られてキーホルダタイプに構成されたことにより達成さ
れる。
【0010】また、前記目的は、前記回転可能な円筒部
に複数のアプリケーションを記したラベルが貼付された
ことにより、また、前記回転可能な円筒部が、2重リン
グにより構成され、さらに、端部に決定ボタンが備えら
れたことにより、また、前記表示部の表示が反転可能で
あることにより達成される。
【0011】また、前記目的は、電子通貨システム、複
数のクレジットカードシステムに共通に使用することが
できるマルチアプリケーションICカードを扱うICカ
ード用端末において、端末本体部が、周辺部を構成する
フレームと、該フレームの上下に設けられるケースによ
りペンダント型に構成され、端末本体部上面に表示部
と、ボタン式十字カーソルと、決定ボタンとが設けら
れ、端末本体部側面にICカード挿入口が設けられたこ
とにより達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるICカード用
端末の実施形態を図面により詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施形態によるIC
カード用端末の外観を示す斜視図、図2は第1の実施形
態によるICカード端末の外観を示す4面図、図3は第
1の実施形態によるICカード用端末の断面図、図4は
第1の実施形態によるICカード用端末の全体の構造を
説明する分解斜視図である。図1〜図4において、10
1は本体上ケース、102は回転カードスロット、10
3はベゼルベース部、104はOKボタン、105はC
ボタン、106はベゼル部、107は機能/アプリケー
ション設定マーク、108はイシュアーアプリケーショ
ンマーク貼り付け部、109はアプリケーション選択マ
ーク、110はLCDレンズ、111は本体下ケース、
112は電池交換用蓋、113はベルト取り付け部、1
14はベルト取り付け穴、201はゴミ取り出し穴、3
01はLCDユニット、302はLCDユニットケー
ス、303はメイン基板、304はインタフェース基
板、305は接点リング部、306、307は回転接点
部、308はIC接点部、309は電池、310は回転
カードスロット、311は回転ベース部、401は回転
スロットユニット、402は回転ロックボタン、403
はベルト、404はベルト取り付けピンである。
【0014】本発明の第1の実施形態は、図1(a)に
示す上面斜視図、図1(b)に示す裏面斜視図、図2に
示す4面図から判るように、腕時計等の小型の時計に適
用したものである。そして、図示ICカード用端末は、
図1に示すように、本体上ケース101と本体下ケース
111とにより構成される本体部の上に、回転可能に構
成されるベゼルベース部103、ベゼル部106を設
け、ベゼルベース部103と本体上ケース101との間
に図示しないICカードを挿入することのできる回転カ
ードスロット310を形成して構成されている。本体上
ケース101のベゼルベース部103の外側の位置に
は、操作用のOKボタン104とC(クリア)ボタン1
05とが配置され、ベゼルベース部103の側面にはア
プリケーション選択マーク109が配置されている。ま
た、円形に形成されるベゼル部103の内側部はLCD
レンズ110が配置され、ベゼル部103の周囲には、
その機能については後述する機能/アプリケーション設
定マーク107とイシュアーアプリケーションマーク貼
り付け部108とが配置されている。さらに、図示IC
カード用端末は、その裏面側の本体下ケース111に電
池交換用蓋112が設けられると共に、図示しないベル
トを連結するベルト取り付け穴114を有するベルト取
り付け部113が設けられて構成される。また、回転カ
ードスロット310の最奥部には、ゴミ排出用のゴミ取
りだし穴201が設けられている。
【0015】本発明の第1の実施形態によるICカード
用端末の内部には、図3に示す断面図に示すように、L
CDユニットケース302に納められたLCDユニット
301、メイン基板303、メイン基板303と挿入さ
れたICカードとの接続を行うIC接点部308、メイ
ン基板303と他の基板との接続を行う接点リング部3
05、回転接点部306、307、インタフェース基板
304、電池309、回転ベース部311が収納されて
いる。また、回転カードスロット310の内部は、回転
カードスロット310として構成される。
【0016】前述で説明した本発明の第1の実施形態を
構成する各部材の組み立て状況を分解斜視図として示し
ているのが図4であり、図4において、LCDレンズ1
10から回転ベース部311までの部分が回転スロット
ユニット401を構成している。この回転スロットユニ
ット401のベゼル部106から回転カードスロット3
10までの部材は、ICカードの挿入方向を変更する場
合に回転可能に構成され、また、ベゼル部106から回
転接点部307までの部材が、カード挿入後のアプリケ
ーション選択等の場合に回転可能である。
【0017】図4には、本発明の第1の実施形態を、通
常腕時計として使用することが可能なように、ベルト4
03にICカード用端末を取り付けるように示してい
る。ICカード用端末のベルト403への取り付けは、
前述で説明した本体下ケース111のベルト取り付け部
113のベルト取り付け穴114とベルト取り付けピン
404とにより行われる。
【0018】図5は本発明の第1の実施形態によるIC
カード用端末の通常の使用状態とICカードの挿入状態
とを説明する図、図6は本発明の第1の実施形態による
ICカード用端末を腕に付けてICカードを挿入した状
態とICカードの挿入方向のバリエーションについて説
明する図、図7はカードスロットの挿入方向について説
明する図、図8はベゼル部103を回転させてアプリケ
ーションを選択することを説明する図、図9はカードス
ロットに対する防水防塵機構の構成について説明する
図、図10はICカードの挿入方向の他の例について説
明する図である。図5〜図10において、501はキャ
ッチャー、502はICカード、701、702はカー
ド端支持部材、901は防水防塵蓋ツマミ、902は上
下スライド防水防塵蓋、903は上下バネユニット、1
001は挿入用ガイドであり、他の符号は図1〜図4の
場合と同一である。
【0019】本発明の第1の実施形態によるICカード
用端末は、ベルト403に取り付けられたとき、図5
(a)に示すような状態となり、LCDユニット301
に時計情報を表示させて、通常、腕時計として使用する
ことができ、また、図5(b)に示すように、キャッチ
ャー501に取り付けることにより、鞄、パンツのベル
ト等に取り付けて使用することができる。この場合に
も、LCDユニット301に時計情報を表示させて、通
常、時計として使用することができる。図5(c)に
は、図5(a)に示す腕時計としての状態のICカード
用端末にICカード502を挿入した状態を示してい
る。ICカード502は、カードの隅の2辺がカード端
支持部材701、702により位置決めされて挿入され
カード上の接点がIC接点部308と接続される。
【0020】図6(a)には、左腕の手の甲側に装着さ
れた状態のICカード用端末にICカード502を挿入
した状態を示しており、ICカード502は、右上から
挿入されて、時計の12時の方向に対して45度の傾き
を持って挿入される。このとき、ICカード502の端
末の外部に出る部分は、手の甲の上に位置することにな
り、ICカードが安定に保持され、また、右手での操作
の邪魔になるようなこともない。なお、図6(a)にお
いて、LCDレンズ110内に示している四角は、IC
カード状の接点のある位置とその寸法とを示している。
ICカード502は、図6(b)に示すように、図6
(a)に示した挿入方向に対して、90度づつ異なる方
向から挿入することが可能である。図6(b)に示すa
の方向が図6(a)の状態に相当し、ICカード用端末
が右腕の手の甲側に装着されたときに有効なのがc方向
からの挿入であり、左腕の手の平側に装着されたときに
有効なのがb方向からの挿入であり、また、右腕の手の
平側に装着されたときに有効なのがd方向からの挿入で
ある。
【0021】ICカード502が挿入される回転カード
スロット310は、図7に示すように、挿入されるIC
カード502の2辺を支持するカード端支持部材70
1、702を備えて構成されており、図4により説明し
た回転スロットユニット401を構成する部材の回転に
より回転させられて、図6により説明した複数のカード
挿入方向の1つに設定することができる。そして、1度
挿入方向が設定された後は、回転ロックボタン402に
よりICカード502の挿入方向が変化しないようにロ
ックされる。また、2つのカード端支持部材701と7
02とが繋がっていない部分は、外部に開いた穴とな
り、この穴が前述で説明したゴミ取り出し穴201とな
る。スロットの内部に入ってしまったゴミは、ICカー
ドの挿入時に、カードの挿入動作により排出される。
【0022】なお、ICカード502の挿入方向は、図
6により説明した例に限らず、どのような方向から挿入
するようにしてもよい。但し、ICカード502が挿入
されたとき、ICカードを前述したようにカードの2辺
で支持して位置決めできることが必要である。
【0023】次に、図8を参照して、ベゼル部106を
回転させることによりアプリケーションの切り替えを行
うことについて説明する。図1、図2で説明したよう
に、ベゼル部106の周囲には、機能/アプリケーショ
ン設定マーク107とイシュアーアプリケーションマー
ク貼り付け部108とが配置されており、ベゼル部10
6を回転させて、これらの1つをアプリケーション選択
マーク109の位置に位置付けることにより、アプリケ
ーションを切り替えることができる。図8において、斜
線を施した少し大きい4つの丸印が機能/アプリケーシ
ョン設定マーク107であり、これらの1つをアプリケ
ーション選択マーク109の位置に位置付けることによ
り、本体部に備えられる機能、アプリケーションを選択
することができる、本体部に備えられる機能、アプリケ
ーションとは、例えば、時計機能、アラーム機能、電卓
機能、簡易ゲーム機能、占い等である。また、8つの小
さい丸印で示しているのがとイシュアーアプリケーショ
ンマーク貼り付け部108であり、これらの1つをアプ
リケーション選択マーク109の位置に位置付けること
により、ICカード502内に備えられるアプリケーシ
ョンを選択することができる。ICカード内に備えられ
るアプリケーションとは、例えば、電子マネーの残高確
認、商品の購入に対する月別、購入品別等の履歴情報の
確認、金銭管理情報、決済情報、名簿、住所録、電話帳
等の個人情報、スケジュール情報、個人情報保護ID管
理情報等である。
【0024】前述したような各種のアプリケーション
は、前述したように選択されたとき、LCDユニット3
01の表示画面に、その初期画面が表示される。その後
の操作については後述する。なお、前述において、機能
/アプリケーション設定マーク107を4個、イシュア
ーアプリケーションマーク貼り付け部108を8個設け
るとして説明したが、これらの数は、任意の数とするこ
とができる。
【0025】前述までの説明では、回転カードスロット
310が外部に開いていて、水、塵埃等が入り易いもの
となっている。本発明の第1の実施形態は、このような
ことを防止するために、回転カードスロット310の入
り口にスライド式の防水防塵蓋を設けることができる。
この防水防塵蓋は、図9に示すように、回転カードスロ
ット310の入り口とゴミ取り出し穴201とを塞ぐ鍔
状部材をもち、上下バネユニット903により上下にス
ライド可能に構成された上下スライド防水防塵蓋901
と、鍔部に設けられた防水防塵蓋ツマミ901とにより
構成される。ICカードが挿入されていない状態で、回
転カードスロット310の入り口とゴミ取り出し穴20
1とは、上下バネユニット903により押し上げられた
上下スライド防水防塵蓋901の鍔状部材により塞がれ
た状態となり、水、塵埃等の侵入が防止される。ICカ
ードの挿入時、ICカードにより防水防塵蓋ツマミ90
1を押し下げながらICカードを挿入する。すなわち、
ICカードにより防水防塵蓋ツマミ901を押し下げる
と、回転カードスロット310の入り口とゴミ取り出し
穴201とが開き、ICカードを容易に挿入することが
可能になる。
【0026】さて、前述では、ICカード502をIC
カード用端末を構成する本体部に対して斜め方向から挿
入する幾つかのバリエーションについて説明したが、本
発明の第1の実施形態は、図10に示すように、ICカ
ード502を本体部の真横から挿入するようにすること
ができる。この場合、挿入のためのガイドとカードの所
定位置での支持のため、ICカード502の表面または
裏面に、凸状で直線形状の挿入用ガイド1001が設け
られる。図に示していないが、ICカード用端末のカー
ドスロットの内部には、この挿入用ガイド1001と係
合する溝が設けられる。
【0027】図11は前述で説明した本発明の第1の実
施形態の変形例を説明する図であり、以下、この第1の
実施形態の変形例について説明する。
【0028】前述した本発明の第1の実施形態は、ベゼ
ル部106に多数の機能/アプリケーション設定マーク
107、イシューアプリケーションマーク貼り付け部1
08を設けていたが、図11に示す変形例は、ベゼル部
106にアプリケーション選択マーク109のみを設け
るようにしてベゼル部106を小型化したものである。
そして、アプリケーション設定マークをLCDユニット
の表示部に表示させるようにしたものである。
【0029】図11(a)には、表示可能な全てのアプ
リケーションすなわち、本体部のみで使用可能な基本ア
プリケーションAP1〜AP4、ICカードに保持され
ているアプリケーションC1〜C8を表示部に表示して
いる例を示している。これらのアプリケーションは、ベ
ゼル部106を回転させてベゼル部106に設けられる
アプリケーション選択マーク109を表示されているア
プリケーションの位置に位置付けることにより選択する
ことができる。図11(b)は、初期使用時の状態を示
すもので、本体部のみで使用可能なアプリケーションA
P1〜AP4が表示され、AP4の位置にアプリケーシ
ョン選択マーク109が位置付けられていることを示し
ている。そして、図11(c)に示すように、AP1の
位置にアプリケーション選択マーク109を位置付ける
と、アプリケーションAP1で使用可能なメニューが表
示される。そして、これらのメニューは、Cボタン10
5とOKボタン104とが上下スクロールのボタンとし
て機能し選択可能となる。また、上下スクロールのボタ
ンとして機能するCボタン105またはOKボタン10
4を次々と押すと、表示画面が小さいために表示されて
いなかったメニューをも含めてメニューがサイクリック
に表示されてくる。選択されたメニューはOKボタン1
04の長押しにより決定され、あるいは、そのメニュー
の次画面の表示となる。
【0030】なお、ボタンの長押しを機能させるために
は、通常の上下スクロール時には、ボタンを離したとき
にスクロールを機能行わせるようにし、長押しで決定と
するようにすればよい。
【0031】図11(d)は、ICカード502が挿入
されていて、ICカードに保持されているアプリケーシ
ョンを示すアプリケーションC1の位置にアプリケーシ
ョン選択マーク109を位置付けた状態を示しており、
基本アプリケーションAP1〜AP4とICカードに保
持されている使用可能なアプリケーション、図示例では
アプリケーションC1〜C4が表示されている。この例
において、アプリケーションC1の位置の3角のマーク
が黒く表示されているのは、そのアプリケーションが、
ICカード内のアプリケーションを本体部に移して保存
しているものであることを示している。そして、表示さ
れているアプリケーションC1の位置にアプリケーショ
ン選択マーク109を位置付けると、図11(e)に示
すように、アプリケーションC1で使用可能なメニュー
が表示される。これらのメニューの選択、操作は、図1
1(c)と同様に行うことができる。
【0032】図12は本発明の第1の実施形態によるI
Cカード用端末の操作処理について説明するフローチャ
ート、図13は処理の途中で表示される表示画面例を説
明する図であり、以下、図12、図13を使用して、操
作フローと表示画面例とについて説明する。なお、図1
2により説明する操作フローは、ベゼル部106の上面
に、機能/アプリケーション設定マーク107とイシュ
アーアプリケーション設定マーク108とを設けた場合
の例である。
【0033】(1)通常の待機状態において、例えば、
図13(a)に示すように、基本アプリケーションであ
る時計機能により時刻が表示されているものとする。こ
の状態で、使用者がICカード502を端末に挿入する
と、表示画面には、図示していないが、「ベゼルを回転
してアプリケーションを選択してください」等の表示が
行われる(ステップ1201〜1203)。
【0034】(2)待機状態の画面から直接またはIC
カードの挿入後、使用者がベゼルを回転して、基本アプ
リケーションの選択マークである機能/アプリケーショ
ン設定マーク107をアプリケーション選択マーク10
9の位置に位置付けると、そのアプリケーションの機能
選択のメニューが表示される。この表示の状態は、図1
1(c)により説明したようなものである(ステップ1
204〜1206)。
【0035】(3)Cボタン105とOKボタン104
とにより、機能の1つを選択し、OKボタン104の長
押しにより決定する。以後、その機能の表示が行われる
状態となって待機状態になる(ステップ1207、12
08、1201)。
【0036】(4)また、使用者がベゼルを回転して、
カード内のアプリケーションの選択マークであるイシュ
ーアプリケーション設定マーク108をアプリケーショ
ン選択マーク109の位置に位置付けると、図13
(b)に示すように、そのアプリケーション名(ブラン
ド)、例えば、CDショップA等が表示される(ステッ
プ1204、1209、1210)。
【0037】(5)このアプリケーションは、挿入され
るICカード内のアプリケーションであるため、ICカ
ードが挿入されていない場合、「カードを挿入して下さ
い」等の表示を行って、カードの挿入を促した後、カー
ド挿入の有無をチェックする(ステップ1211、12
12)。
【0038】(6)ステップ1212のチェックでカー
ドが挿入されていなかった場合、カードからダウンロー
ドしてあるそのアプリケーションの内容が本体内にあれ
ば、図13(c)に示すように、そのアプリケーション
の機能、例えば、ゲーム、買物履歴等のメニューを表示
する。また、カードが挿入されていれば、図11(d)
に示すように、ICカード内のアプリケーション機能、
例えば、残高表示、ポイント等のメニューの表示を行う
(ステップ1213、1214)。
【0039】(7)ステップ1213、1214で表示
されたメニューの1つ、Cボタン、OKボタンにより上
下スクロールして選択し、あるいは、消去、終了を表示
させて選択する(ステップ1215)。
【0040】(8)ステップ1215で選択したメニュ
ーを開始したいとき、あるいは、消去の表示を選択した
とき、OKボタンの長押しでそのメニューを決定し、例
えば、図13(e)に示すような表示とさせて、そのメ
ニュー、例えば、ゲームの画面を表示して実行し、ある
いは、残高を表示させることができる(ステップ121
6、1217、1219、1220)。
【0041】(9)ステップ1219、1220での決
定後、あるいは、メニューの実行途中でCボタンを長押
しすると、それがキャンセルされてステップ1215に
戻り、また、ゲームの終了後、残高表示後、図13
(f)に示すように戻るメニューが表示されるので、O
Kボタンを長押しすることにより、ステップ1214の
アプリケーション開始の状態に戻る(ステップ122
1、1222)。
【0042】(11)ステップ1215で、終了のメニュ
ーを表示させて、OKボタンを長押しすることにより、
ステップ1201の待機状態の表示に戻ることができる
(ステップ1218、1224)。
【0043】図14は本発明の第1の実施形態の変形例
によるICカード用端末の操作処理について説明するフ
ローチャートであり、以下、これについて説明する。こ
こで説明する例は、図11により説明したベゼル部を小
型にしてベゼル部にアプリケーション選択マークのみを
設けた場合の例であり、基本的には、そのほとんどが図
12に示したフローと同一であるので、以下では、図1
2の場合と相違する部分のみ説明することとする。
【0044】図14に示すフローで、図12のフローと
相違している点の1つは、図12のステップ1205に
おける、使用者がベゼル部を回転して、基本アプリケー
ションの選択マークである機能/アプリケーション設定
マーク107をアプリケーション選択マーク109の位
置に位置付ける操作に代り、使用者がベゼル部を回転し
て、表示されている基本アプリケーションの選択マーク
の位置にアプリケーション選択マーク109を位置付け
るステップ1401の操作とした点である。
【0045】また、他の1つは、図12のステップ12
09における、使用者がベゼルを回転して、カード内の
アプリケーションの選択マークであるイシューアプリケ
ーション設定マーク108をアプリケーション選択マー
ク109の位置に位置付ける操作に代り、表示部に選択
可能なアプリケーションを表示させ、使用者がベゼル部
を回転して、表示されているアプリケーションマークの
位置にアプリケーション選択マーク109を位置付ける
ステップ1402、1403の操作とした点である。
【0046】図15は本発明の第2の実施形態によるI
Cカード用端末の外観を示す斜視図、図16は第2の実
施形態によるICカード端末の外観を示す4面図、図1
7は第2の実施形態によるICカード用端末の断面図、
図18は第2の実施形態によるICカード用端末へのア
プリケーションラベルの貼付について説明する図、図1
9は第2の実施形態の外形寸法について説明する図、図
20、図21は第2の実施形態の変形例を説明する図、
図22は表示の反転について説明する図である。図15
〜図22において、1501は本体上ケース、1502
は本体下ケース、1503はアプリケーション切り替え
ロータリースイッチ、1504はサブアプリケーション
切り替えロータリースイッチ、1505は決定ボタン、
1506は液晶表示部、1507は液晶表示上下反転ボ
タン、1508は電池蓋、1509はICカード挿入
口、1510はアプリケーション設定マーク、1511
はアプリケーション選択マーク、1701は回路基板、
1702は基板部品、1703は液晶窓、1704は液
晶、1705はICカード接点、1706はフレーム、
1707は電池接点、1708は電池、1709はカー
ド挿入口蓋、1710はロータリースイッチ接点及び決
定ボタン認識部品である。
【0047】本発明の第2の実施形態は、本発明をキー
ホルダタイプとして構成した例であり、図15に示す全
体の斜視図、図16に示す4面図から判るように、円筒
の一部にICカードを挿入するICカード挿入口150
9を持ち、上面に液晶表示部1506を備える4角柱を
取り付けたような外観形状を有している。そして、図示
ICカード用端末は、本体上ケース1501と本体下ケ
ース1502とにより構成される本体部の長手方向の側
面に円筒状をしたアプリケーション切り替えロータリー
スイッチ1503とサブアプリケーション切り替えロー
タリースイッチ1504とを設け、反対側の側面に設け
られる短い円筒状部にストラップ穴を有する電池蓋15
08が備えられて構成されている。
【0048】そして、本体上ケース1501のアプリケ
ーション切り替えロータリースイッチ1503との結合
部の近傍上面には、アプリケーション選択マーク151
1が付けられており、また、アプリケーション切り替え
ロータリースイッチ1503の本体部との結合部の近傍
の周囲には、複数、例えば、6個のアプリケーション設
定マーク1510が付けられている。アプリケーション
切り替えロータリースイッチ1503を回転させて、こ
れらのアプリケーション設定マーク1510の1つをア
プリケーション選択マーク1511の位置に位置付ける
ことにより、アプリケーション設定マーク1510に予
め割り付けられているアプリケーションを選択すること
ができる。また、このようにして、1つのアプリケーシ
ョンを選択した後、サブアプリケーション切り替えロー
タリースイッチ1504を回転させることにより、その
アプリケーションの中で使用可能なサブアプリケーショ
ンを選択することができる。
【0049】本体上ケース1501と本体下ケース15
02とにより構成される本体部の上面には、液晶表示部
1506と、表示文字の方向を反転させると共に、第1
の実施形態におけるCボタンと同等の機能を有する液晶
表示上下反転ボタン1507とが設けられ、本体上ケー
ス1501と本体下ケース1502との合わせ部分の正
面側にカード挿入口1509が設けられ、さらに、サブ
アプリケーション切り替えロータリースイッチ1504
の側面には第1の実施形態におけるOKボタンと同等の
機能を有する決定ボタン1505が設けられている。
【0050】本発明の第2の実施形態によるICカード
用端末の内部には、図17(a)、図17(b)の図1
6のA−A断面、B−B断面に示すように、液晶表示部
1506を構成する液晶窓1703及び液晶1704
と、ICカード側の接点との接続のためのICカード接
点1705及び基板部品1702を持つ回路基板170
1と、カードスロットを構成する2枚のフレーム170
6と、基板部品1702’を持つもう1枚の回路基板1
701’とが本体部の上面から下面の方向に順に配置さ
れている。また、アプリケーション切り替えロータリー
スイッチ1503の内部には、2つのロータリースイッ
チ1503、1504のスイッチ接点及び決定ボタン認
識部品1710が設けられ、さらに、電池蓋1508の
内側の位置に電池接点1707及び電池1708が備え
られている。
【0051】さらに、カード挿入口1509の拡大した
状態を示す図17(c)に示すように、カード挿入口1
509の入り口には、カード挿入口蓋1709が設けら
れており、この蓋1709は、ICカードの挿入により
矢印に示す方向に内側の下方向に回転させられてカード
の挿入を可能にする。そして、カードが挿入されていな
い状態で、蓋1709は、バネ等の力により図示の位置
に保持されてカード挿入口1509を塞ぎ、水、塵埃等
の侵入を防止いている。
【0052】前述で説明した本発明の第2の実施形態
は、アプリケーション切り替えロータリースイッチ15
03の本体部との結合部の近傍の周囲には、複数、例え
ば、6個のアプリケーション設定マーク1510が付け
られているとしたが、このようなマークだけでは、どの
ようなアプリケーションが設定されているか、一目では
判らず、そのアプリケーションを選択して表示された状
態により確認するしかないが、本発明の実施形態では、
アプリケーション切り替えロータリースイッチ1503
の周囲にアプリケーション名を示すラベルを貼付して、
一目でアプリケーションの設定状態が判るようにしてい
る。
【0053】図18(a)に示す例は、単に、アプリケ
ーション設定マーク1510の軸方向の隣に、小さなア
プリケーション名を記載したラベルを貼付するようにし
た例である。また、図18(b)に示す例は、アプリケ
ーション設定マーク1510の軸方向の隣に、予め、ア
プリケーション名を記載したラベルを貼付す領域を示す
マークを溝、窪み、印刷等によるラベル貼付ガイドとし
て設けておき、ここに、アプリケーション名を記載した
ラベルを貼付するようにした例である。
【0054】前述で説明した本発明の第2の実施形態に
よるICカード用端末の大きさの大凡を示しているの
が、正面図に寸法を書き入れた図19である。規格化さ
れているICカードの縦横の寸法が85mm×54mmであ
るため、第2の実施形態によるICカード用端末の本体
部は、その横方向の寸法を図に示すように60mmとして
おり、ICカード上の接点位置が、ICカードの長手方
向のエッジから21.5mmまでの部分にあるので、本体
部の奥行き方向の寸法を24mmとして構成されている。
これにより、ICカードの挿入時に、ICカードの接点
部を本体内に収納して内部の回路との接続が可能とな
る。
【0055】以上説明した本発明の第2の実施形態は、
その正面図、斜視図等から理解できるように、本体部と
円筒部との関係が、本体部の一部が円筒部の片側に突き
出すように構成されている。図20には、この第2の実
施形態の変形例を示しており、この変形例は、本体部と
円筒部との関係が、本体部の一部が円筒部の両側に突き
出すように構成したものである。この場合にも、本体部
の奥行き寸法と幅寸法とを図19により説明した場合と
同一とすることにより、ICカードの挿入時に、ICカ
ードの接点部を本体内に収納して内部の回路との接続が
可能となる。
【0056】図21に示す第2の実施形態の変形例は、
前述で説明した第2の実施形態の円筒部を多角柱とした
例であり、図示例では、4角柱である。そして、この例
は、4角の各面にアプリケーション設定マーク1510
が設けられる。多角柱としての変形例は、図示の4角に
限らず3角柱、6角柱、8角柱、さらに多い多角柱等と
して構成することができる。
【0057】図22(a)には、液晶表示部1506に
表示される通常の表示状態を示しており、この状態は、
左手でICカード用端末の電池蓋側を持ち、右手でロー
タースイッチ1503、1504を操作するときに、使
用者から正常に文字を見ることができる状態である。こ
れに対して、図22(b)には、文字を逆転させて表示
した状態を示している。この状態は、他の人に表示され
ている情報を見せる場合に有効であり、また、右手でI
Cカード用端末の電池蓋側を持ち、左手でロータースイ
ッチ1503、1504を操作するときに、使用者から
正常に文字を見ることができる状態である。このような
文字の逆転は、液晶表示上下反転ボタン1507の長押
しにより行うことができる。
【0058】なお、前述で説明した本発明の第2の実施
形態においても、通常持ち歩く状態で、液晶表示部15
06には、時刻を表示しておくようにすることもでき、
あるいは、何も表示させないようにしておくこともでき
る。また、すでに説明したように、液晶表示上下反転ボ
タン1507は、第1の実施形態におけるCボタンの機
能をも持ち、また、決定ボタン1505は、第1の実施
形態におけるOKボタンの機能を持つものであるので、
ロータリースイッチ1503、1504によりアプリケ
ーションを選択した後の操作は、これらのボタン150
5、1507の操作により第1の実施形態の場合と同様
に行うことができるので、ここでは、操作の説明を省略
する。また、前述で説明した第2の実施形態は、液晶表
示部1506の幅が小さいため高々2行程度の表示しか
行うことができないが、決定ボタン1505により次々
に文字列をスクロールさせるようにすることにより、必
要な情報の表示を行わせることができる。
【0059】図23は本発明の第3の実施形態によるI
Cカード用端末の外観を示す斜視図、図24は第3の実
施形態によるICカード端末の外観を示す3面図、図2
5は第3の実施形態によるICカード用端末の断面図、
図26は第3の実施形態の変形例を説明する図、図27
は表示画面の例を説明する図である。図23〜図26に
おいて、2301はフレーム、2302は本体上ケー
ス、2303は液晶表示部、2304はカード挿入口、
2305は決定ボタン、2306はボタン式十字カーソ
ル、2307はストラップ用穴、2308はストラッ
プ、2501は本体下ケース、2502は回路基板、2
503は基板部品、2504はカード挿入検出スイッ
チ、2505は接点、2601は選択・決定ボタンであ
る。
【0060】本発明の第3の実施形態は、本発明をペン
ダントタイプとして構成した例であり、図23に示す全
体の斜視図、図24に示す3面図から判るように、細長
い楕円状の平面形状を有し、中心部に向かって膨らみを
持って全体の形状が形成されている。そして、本発明の
第3の実施形態によるICカード用端末は、図23、図
25に示すように、周辺部を形成するフレーム2301
の両面に本体上ケース2301、本体下ケース2501
が取り付けられ、フレーム2301の端部にストラップ
用穴が2307が設けられてその外観が形成されてい
る。本体上ケース2302の上面中央には液晶表示部2
303が配置され、液晶表示部2303の両側の部分に
は、決定・解除の機能を有する決定ボタン2305と選
択・スクロールの機能を有するボタン式十字カーソル2
306とが配置されている。また、フレームの長手方向
の一部に切欠きが設けられて、この部分の本体上ケース
2301と本体下ケース2501との間にカード挿入口
が形成されている。第3の実施形態の大きさは、図24
に示す3面図の中に大凡の寸法を入れて示しているよう
に、長手方向の寸法98mm、最大幅寸法35mm、厚さ寸
法16mmである。また、カード挿入口2304の長手方
向寸法は、ICカードの幅寸法54mmより僅かに大きい
幅に設定されている。そして、この場合にも幅寸法は、
挿入されたICカード上の接点が内部の回路に接続可能
なだけの寸法が必要である。
【0061】図26に示す本発明の第2の実施形態の変
形例は、図23〜図25に示す例における決定ボタン2
305とボタン式十字カーソル2306との2つのボタ
ンに代わって、選択・スクロール及び決定・解除の機能
を行う選択・決定ボタン2601をフレーム2301の
先端部を切り欠いて設けて構成したものである。この選
択・決定ボタン2601は、回転及び押下が可能であ
り、回転によりアプリケーションの選択、スクロールを
行わせ、押下により決定・解除を行わせることができ
る。
【0062】次に、図27に示す表示画面の例を参照し
ながら、操作と表示画面とについて説明する。
【0063】図27に示す画面1は、何もしていない通
常の状態での表示例であり、この例では、2行表示とし
て、年月日と時刻を表示している状態である。この状態
でICカードを挿入することなく、ボタン式十字カーソ
ル2306を上下に動かすことにより、本体の内部に備
えられているアプリケーションが順次選択可能に表示さ
れる。この例が画面4として示されており、決定ボタン
2305を押すことにより表示されているアプリケーシ
ョンを決定して利用することができる。画面5は、ここ
でアプリケーション「ペットとお話し」を選択決定した
場合の画面例を示している。2行表示の場合、1画面内
に1つの文が表示される。ここで、ボタン式十字カーソ
ル2306を上下に動かすことにより、ペットからのお
話しの内容を示す文の前後が順次表示されてくる。ま
た、1行表示の場合、ボタン式十字カーソル2306を
左右に動かすことにより、1画面内に表示しきれない1
つの文の前後の文を表示させることができる。また、ア
プリケーションの操作を終了したい場合、決定ボタン2
305の長押しにより、アプリケーションを終了して、
画面1の状態に戻ることができる。なお、ここでのアプ
リケーションの種類としては、図に示している「今日の
占い」、「ペットとお話し」以外に、例えば、単語帳、
住所録、電話帳等がある。
【0064】また、画面1の状態、あるいは、画面4、
5の状態のどのような状態のときにでも、ICカードが
挿入されると、まず、画面2として示すように、ICカ
ード内の保持されている電子マネーの残高が表示され
る。この状態で、ボタン式十字カーソル2306を上下
に動かすことにより、ICカード内に格納されて使用可
能なアプリケーション、例えば、画面3に示すように、
種々のショップにおける決済履歴を順次選択して表示さ
せることができる。そして、任意の画面が表示されてい
る状態で決定ボタン2305を長押しすれば、カード残
高の表示に戻り、あるいは、ICカードを取り出せば、
ICカード挿入前の画面の状態に戻る。また、残高表示
が行われている状態で決定ボタン2305を長押しすれ
ば、ICカード挿入前の画面の状態に戻る。
【0065】図28は本発明の第4の実施形態によるI
Cカード用端末の外観を示す斜視図、図29は第4の実
施形態によるICカード端末の外観を示す5面図、図3
0は第4の実施形態によるICカード用端末の断面図、
図31はICカード用端末を手にもった状態を説明する
図、図32は第4の実施形態の変形例を説明する図、図
33は表示画面の例を説明する図である。図28〜図3
2において、2801は本体上ケース、2802は本体
下ケース、2803はLCDレンズ、2804は下・次
・OKボタン、2805はスライドツマミ、2806は
上・前・キャンセルボタン、2807はキーホルダー
穴、2808はカードスロット、3001はカードガイ
ドプレート、3002はメイン基板、3003は接点
部、3004はLCDユニット、3005はバッテリー
部、3006はカードケースユニット、3201は表示
部である。
【0066】本発明の第4の実施形態は、本発明をキー
ホルダタイプとして構成した例であり、図28(a)に
示す正面の斜視図、図28(b)に示す裏面の斜視図、
図29に示す5面図から判るように、下面側が上面側よ
り幅広の扇の一部を切り取ったような形状に形成されて
いる。そして、この第4の実施形態によるICカード用
端末は、本体上ケース2801と本体下ケース2802
とにより本体部が形成され、本体上ケース2801の上
面に、内部にLCDユニットを備えて表示部を構成する
LCDレンズ2803と、本発明の第1の実施形態にお
けるCボタン及びOKボタンと同等の機能を有する下・
次・OKボタン2804及び上・前・キャンセルボタン
2806とが設けられ、上ケース上面の一部を窪ませて
形成した部分にアプリケーション選択のためのスライド
ツマミ2805が設けられて構成されている。
【0067】また、図示ICカード用端末は、本体上ケ
ース2801と本体下ケース2802との合わせ部の下
面側の本体下ケース2802にICカードの厚みに窪ま
せた部分を形成して、ここにカードスロット2808を
形成し、さらに、本体部の隅にキーホルダ穴2807を
設けて構成されている。この第4の実施形態の大きさ
は、図29に示す5面図の中に大凡の寸法を入れて示し
ているように、長手方向の寸法75mm、最大幅寸法40
mm、厚さ寸法12mmである。また、カード挿入口280
8の長手方向寸法は、ICカードの幅寸法54mmより僅
かに大きい幅に設定されている。そして、この場合にも
本体部の幅寸法は、挿入されたICカード上の接点が内
部の回路に接続可能なだけの寸法が必要である。
【0068】本発明の第4の実施形態によるICカード
用端末の内部には、図30の断面図に示すように、液晶
表示部を構成するLCDレンズ2803、LCDユニッ
ト3004と、ICカード側の接点との接続のための接
点部3003を持つメイン基板3002と、カードスロ
ットを構成するカードガイドプレート3001とが本体
部の上面から下面の方向に順に配置されている。また、
本体部の内部の上面の側の一部には、カードケースユニ
ット3006とバッテリー部3005とが設けられてい
る。
【0069】図31(a)、図31(b)には、第4の
実施形態によるICカード用端末を手に持った状態を示
している。図31(a)に示すように、第4の実施形態
によるICカード用端末は、ICカードを挿入後、IC
カードの長手方向が上になるように手に持った場合、あ
るいは、図31(b)に示すように、ICカードを挿入
後、ICカードの長手方向が横になるように手に持った
場合のいずれの場合にも、片手だけで保持することがで
き、しかも、端末を保持している手の指でアプリケーシ
ョン選択のためのスライドツマミ2805を操作するこ
とができる。
【0070】図31(b)に示すように、ICカードの
長手方向が横になるように手に持った場合、表示部の長
手方向に文字列を表示すると、表示文字列が読みにくく
なるため、これを解消することが可能なようにICカー
ド用端末を構成することができる。この場合、ICカー
ド用端末は、図32に示す変形例のように、表示部の縦
横比を小さくした横表示可能な表示部3201を設けて
構成される。そして、文字列を90度回転させて横方向
に表示する。この回転の制御は、表示されるメニューの
最後に回転のメニューを設けて、下・次・OKボタン2
804により行うようにすればよい。
【0071】前述で説明した本発明の第4の実施形態に
おいても、通常持ち歩く状態で、LCDユニット300
4には、時刻を表示しておくようにすることもでき、あ
るいは、何も表示させないようにしておくこともでき
る。また、すでに説明したように、上・前・キャンセル
ボタン2806は、第1の実施形態におけるCボタンの
機能を持ち、また、下・次・OKボタン2804は、第
1の実施形態におけるOKボタンの機能を持つものであ
るので、スライドツマミ2805によりアプリケーショ
ンを選択した後の操作は、前述のボタン2806、28
04の操作により第1の実施形態の場合と同様に行うこ
とができるので、ここでは、操作の説明を省略する。ま
た、前述で説明した第4の実施形態は、液晶表示部に3
行の表示を行うようにしている。
【0072】次に、図33を参照して3行の表示による
表示例の幾つかについて説明する。
【0073】図33(a)には、メニュー画面の例を示
しており、左側にスクロールツマミ2805により、メ
ニューを上下にスクロールして表示されていないメニュ
ーが表示できることを示すマークが表示されている。そ
して、この例は、いま、アラームのメニューが選択可能
であることを示している。また、画面の右側には、選択
状態のメニューに次のページ、例えば、設定画面がある
ことを示すマークが表示され、ボタン2804により次
ページを表示させることができる。なお、前述した表示
画面上のマークの意味は、後述の他の例の場合も同一で
ある。
【0074】図33(b)には、マネー管理機能/電卓
機能を選択決定した場合の表示例を示しており、図で
は、マネーの現在までの使用金額、今回の使用金額等が
表示された状態を示している。図33(c)には、時計
機能/アラーム機能を選択決定した場合の表示例を示し
ており、現在の時刻と現在の日付とが表示されていると
共に、アラームがオンとなっていることを示している。
図33(d)には、簡易スケジュール機能を選択決定し
た場合の表示例を示しており、3つのスケジュールを時
刻と共に表示し、現在時のスケジュールがアラームのマ
ークで示されている。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
種の電子通貨システム、クレジットカードシステム等に
共通に使用することができるマルチアプリケーションI
Cカードを扱うための小型で携帯性に優れたICカード
用端末を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるICカード用端
末の外観を示す斜視図である。
【図2】第1の実施形態によるICカード端末の外観を
示す4面図である。
【図3】第1の実施形態によるICカード用端末の断面
図である。
【図4】第1の実施形態によるICカード用端末の全体
の構造を説明する分解斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施形態によるICカード用端
末の通常の使用状態とICカードの挿入状態とを説明す
る図である。
【図6】本発明の第1の実施形態によるICカード用端
末を腕に付けてICカードを挿入した状態とICカード
の挿入方向のバリエーションについて説明する図であ
る。
【図7】カードスロットの挿入方向について説明する図
である。
【図8】ベゼル部103を回転させてアプリケーション
を選択することを説明する図である。
【図9】カードスロットに対する防水防塵機構の構成に
ついて説明する図である。
【図10】ICカードの挿入方向の他の例について説明
する図である。
【図11】本発明の第1の実施形態の変形例を説明する
図である。
【図12】本発明の第1の実施形態によるICカード用
端末の操作処理について説明するフローチャートであ
る。
【図13】処理の途中で表示される表示画面例を説明す
る図である。
【図14】本発明の第1の実施形態の変形例によるIC
カード用端末の操作処理について説明するフローチャー
トである。
【図15】本発明の第2の実施形態によるICカード用
端末の外観を示す斜視図である。
【図16】第2の実施形態によるICカード端末の外観
を示す4面図である。
【図17】第2の実施形態によるICカード用端末の断
面図である。
【図18】第2の実施形態によるICカード用端末への
アプリケーションラベルの貼付について説明する図であ
る。
【図19】第2の実施形態の外形寸法について説明する
図である。
【図20】第2の実施形態の変形例を説明する図であ
る。
【図21】第2の実施形態の他の変形例を説明する図で
ある。
【図22】表示の反転について説明する図である。
【図23】本発明の第3の実施形態によるICカード用
端末の外観を示す斜視図である。
【図24】第3の実施形態によるICカード端末の外観
を示す3面図である。
【図25】第3の実施形態によるICカード用端末の断
面図である。
【図26】第3の実施形態の変形例を説明する図であ
る。
【図27】表示画面の例を説明する図である。
【図28】本発明の第4の実施形態によるICカード用
端末の外観を示す斜視図である。
【図29】第4の実施形態によるICカード端末の外観
を示す5面図である。
【図30】第4の実施形態によるICカード用端末の断
面図である。
【図31】ICカード用端末を手にもった状態を説明す
る図である。
【図32】第4の実施形態の変形例を説明する図であ
る。
【図33】表示画面の例を説明する図である。
【符号の説明】 101 本体上ケース 103 ベゼルベース部 104 OKボタン 105 Cボタン 106 ベゼル部 107 機能/アプリケーション設定マーク 108 イシュアーアプリケーションマーク貼り付け部 109 アプリケーション選択マーク 110 LCDレンズ 111 本体下ケース 112 電池交換用蓋 113 ベルト取り付け部 114 ベルト取り付け穴 201 ゴミ取り出し穴 301 LCDユニット 302 LCDユニットケース 303 メイン基板 304 インタフェース基板 305 接点リング部 306、307 回転接点部 308 IC接点部 309 電池 310 回転カードスロット 311 回転ベース部 401 回転スロットユニット 402 回転ロックボタン 403 ベルト 404 ベルト取り付けピン 501 キャッチャー 502 ICカード 701、702 カード端支持部材 901 防水防塵蓋ツマミ 902 上下スライド防水防塵蓋 903 上下バネユニット 1001 挿入用ガイド 1501 本体上ケース 1502 本体下ケース 1503 アプリケーション切り替えロータリースイッ
チ 1504 サブアプリケーション切り替えロータリース
イッチ 1505 決定ボタン 1506 液晶表示部 1507 液晶表示上下反転ボタン 1508 電池蓋 1509 ICカード挿入口 1510 アプリケーション設定マーク 1511 アプリケーション選択マーク 1701 回路基板 1702 基板部品 1703 液晶窓 1704 液晶 1705 ICカード接点 1706 フレーム 1707 電池接点 1708 電池 1709 カード挿入口蓋 1710 ロータリースイッチ接点及び決定ボタン認識
部品 2301 フレーム 2302 本体上ケース 2303 液晶表示部 2304 カード挿入口 2305 決定ボタン 2306 ボタン式十字カーソル 2307 ストラップ用穴 2308 ストラップ 2501 本体下ケース 2502 回路基板 2503 基板部品 2504 カード挿入検出スイッチ 2505 接点 2601 選択・決定ボタン 2801 本体上ケース 2802 本体下ケース 2803 LCDレンズ 2804 下・次・OKボタン 2805 スライドツマミ 2806 上・前・キャンセルボタン 2807 キーホルダー穴 2808 カードスロット 3001 カードガイドプレート 3002 メイン基板 3003 接点部 3004 LCDユニット 3005 バッテリー部 3006 カードケースユニット 3201 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G06F 1/16 G06F 1/00 312A 9A001 (72)発明者 小嶋 聡子 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 峯元 長 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 須曽 公士 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 畠中 祥子 東京都品川区南大井六丁目26番2号 株式 会社日立製作所新金融システム推進本部内 (72)発明者 嶋田 惠一 東京都品川区南大井六丁目26番2号 株式 会社日立製作所新金融システム推進本部内 (72)発明者 田頭 拓也 岩手県水沢市真城字北野1番地 株式会社 日立メディアエレクトロニクス内 Fターム(参考) 2F002 AA01 AA02 AB02 AB03 AB06 AC01 BA04 BA05 BA07 BA21 BA26 BB03 EA01 EE00 EE01 EF01 EH01 GA00 3E040 AA03 BA18 FH05 FJ05 3E044 BA04 CA06 5B055 BB12 KK05 KK09 KK12 KK14 PA02 5B058 CA13 KA06 KA12 KA24 9A001 BB06 DD13 HH34 JJ72 KK63

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子通貨システム、複数のクレジットカ
    ードシステムに共通に使用することができるマルチアプ
    リケーションICカードを扱うICカード用端末におい
    て、端末本体部がベルトにより腕に取り付ける、あるい
    は、キャッチャーにより鞄に取り付けることが可能で時
    刻表示が可能な時計型に構成され、本体部上面に表示部
    が設けられ、側面に回転可能なICカード挿入口が設け
    られ、複数の方向からICカードの挿入を可能としたこ
    とを特徴とするICカード用端末。
  2. 【請求項2】 ICカードが挿入されたとき、ICカー
    ド上の接点が本体部の内部に収納された状態になること
    を特徴とする請求項1記載のICカード用端末。
  3. 【請求項3】 前記ICカード挿入口の入り口には、挿
    入口を開くツマミを持つ蓋が備えられることを特徴とす
    る請求項1または2記載のICカード用端末。
  4. 【請求項4】 前記本体部上部に、前記表示部の周囲に
    回転可能なベゼル部を備え、ベゼル部を回転させること
    により、前記本体部内及びICカード内に格納されてい
    る利用可能なアプリケーションの切り替えを行うことを
    特徴とする請求項1、2または3記載のICカード用端
    末。
  5. 【請求項5】 電子通貨システム、複数のクレジットカ
    ードシステムに共通に使用することができるマルチアプ
    リケーションICカードを扱うICカード用端末におい
    て、端末本体部上面に表示部が設けられ、側面にロータ
    リースイッチを持つ回転可能な円筒部が設けられ、端末
    本体部下面にICカード挿入口が設けられてキーホルダ
    タイプに構成されたことを特徴とするICカード用端
    末。
  6. 【請求項6】 前記回転可能な円筒部に複数のアプリケ
    ーションを記したラベルが貼付されたことを特徴とする
    請求項5記載のICカード用端末。
  7. 【請求項7】 前記回転可能な円筒部は、2重リングに
    より構成され、さらに、端部に決定ボタンが備えられた
    ことを特徴とする請求項5または6記載のICカード用
    端末。
  8. 【請求項8】 前記表示部の表示が反転可能であること
    を特徴とする請求項5、6または7記載のICカード用
    端末。
  9. 【請求項9】 電子通貨システム、複数のクレジットカ
    ードシステムに共通に使用することができるマルチアプ
    リケーションICカードを扱うICカード用端末におい
    て、端末本体部が、周辺部を構成するフレームと、該フ
    レームの上下に設けられるケースによりペンダント型に
    構成され、端末本体部上面に表示部と、ボタン式十字カ
    ーソルと、決定ボタンとが設けられ、端末本体部側面に
    ICカード挿入口が設けられたことを特徴とするICカ
    ード用端末。
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