JP7482468B1 - 携帯型決済端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な決済方式によって決済でき、小型化、特に薄型化を達成可能な携帯型決済端末を提供する。【解決手段】少なくともコード決済、非接触決済、接触ICカード及び磁気カードによる決済が可能な携帯型決済端末1は、筐体10と、表示面25を有するタッチパネル20と、第1カメラ30と、スピーカ40と、接触ICカード用スロット50と、磁気カード用スリット60と、アンテナ70と、を備える。第1カメラ30及びスピーカ40は、表示面25の左辺23の延長線である第1の延長線L1と右辺24の延長線である第2の延長線L2との間であって、かつ、下辺22よりも筐体10の下面14の側に設けられる。接触ICカード用スロット50を画定する第1空間S1、磁気カード用スリット60を画定する第2空間S2及び前面11が、互いに略平行に延びる様に設けられる。第1空間S1及び第2空間S2が、表示面25の中心点Pから背面12に向けて延びる垂線L3よりも上面13の側に設けられる。接触ICカード用スロット50及び第1空間S1が、接触ICカードの挿入方向が、第1の延長線L1及び第2の延長線L2と略平行になるように設けられる。磁気カード用スリット60及び第2空間S2が、磁気カードのスワイプ方向が、第1の延長線L1及び第2の延長線L2のそれぞれと直交するように設けられる。【選択図】図10

Description

本開示は、携帯型決済端末に関する。
決済端末は、例えば店舗のカウンターなどに設置され、決済を行う装置が知られている。決済端末は、タッチパネルを備えており、タッチパネルより入力された個人情報に基づき、決済を行うことが可能である。また、決済端末は、カード等の決済用媒体にも対応しており、このような媒体から個人情報等を読み取ることにより、決済を行うこともできる。
昨今の取引の多様化に伴い、決済の場所が店舗のカウンターに限らず様々な場所に拡がっている。例えば、宅配物の決済が配達先で行われるような事例である。このため、持ち運びのできる携帯型決済端末がより重視されつつある(特許文献1~3参照)。
特開2019-144944号公報 特開2012-185543号公報 特開2017-228237号公報
携帯型決済型端末は、持ち運びのために装置の小型化が求められる。しかしながら、決済の種類は、コード決済、非接触決済、接触ICカードによる決済、及び磁気カードによる決済等、多岐に渡っており、決済の種類に応じて使用されるデバイスが異なる。端末が複数の異なるデバイスを搭載することにより、小型化がより困難となる。特に、カメラ、スピーカ等のように背の高い部分を有する(端末の厚み方向に長い)部品(以下、背の高い部品という)は、端末の厚みを増大させ、小型化の障壁となり得る。
本開示は、様々な決済方式によって決済でき、小型化、特に薄型化を達成可能な携帯型決済端末を提供する。
本開示の携帯型決済端末は、少なくともコード決済、非接触決済、接触ICカード及び磁気カードによる決済が可能な携帯型決済端末であって、前面、前記前面に対向する背面、並びに前記前面と前記背面の間に設けられる上面、下面及び二つの側面を有する筐体と、前記前面から露出し、前記上面に対応する上辺、前記下面に対応する下辺、一方の側面に対応する左辺及び他方の側面に対応する右辺によって画定される表示面を有するタッチパネルと、前記筐体の内部において、前記左辺の延長線である第1の延長線と前記右辺の延長線である第2の延長線との間であって、かつ、前記下辺よりも前記下面の側に設けられ、前記前面から前記コード決済用のコードを読み取るための第1カメラと、前記筐体の内部において、前記第1の延長線と前記第2の延長線との間であって、かつ、前記下辺よりも前記下面の側に設けられ、前記前面から決済処理に係わる音を出力可能なスピーカと、前記第1の延長線と前記第2の延長線との間であって、かつ、前記上面に設けられ、前記接触ICカードを差し込むための接触ICカード用スロットと、前記上面及び前記二つの側面に設けられ、前記磁気カードをスワイプするための磁気カード用スリットと、前記筐体の内部において、前記上辺、前記下辺、前記左辺及び前記右辺の少なくともいずれに沿う様に配置され、前記非接触決済に用いられるアンテナと、を備え、前記接触ICカード用スロットを画定する第1空間、前記磁気カード用スリットを画定する第2空間及び前記前面が、互いに略平行に延びる様に設けられ、前記第1空間及び前記第2空間が、前記表示面の中心点から前記筐体の前記背面に向けて延びる垂線よりも前記上面の側に設けられ、前記接触ICカード用スロット及び前記第1空間が、前記接触ICカードの挿入方向が、前記第1の延長線及び前記第2の延長線と略平行になるように設けられ、前記磁気カード用スリット及び前記第2空間が、前記磁気カードのスワイプ方向が、前記第1の延長線及び前記第2の延長線のそれぞれと直交するように設けられる。
本開示によれば、様々な決済方式によって決済でき、携帯型決済端末の小型化、特に薄型化を達成可能である。
本開示の実施形態に係る携帯型決済端末の構成例を示す前面図 携帯型決済端末の構成例を示す背面図 携帯型決済端末の構成例を示す左側面図 携帯型決済端末の構成例を示す右側面図 携帯型決済端末の構成例を示す上面図 携帯型決済端末の構成例を示す下面図 図1のI-I線に沿った断面図 図1のII-II線に沿った断面図 図1のIII-III線に沿った断面図 携帯型決済端末の模式的な構成例を示す第1斜視図 携帯型決済端末の模式的な構成例を示す第2斜視図
以下、適宜図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になることを避け、当業者の理解を容易にするためである。尚、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるものであり、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
図1は、本開示の実施形態に係る携帯型決済端末1(モバイル決済端末)の構成例を示す前面図である。図2は、携帯型決済端末1の構成例を示す背面図である。図3は、携帯型決済端末1の構成例を示す左側面図である。図4は、携帯型決済端末1の構成例を示す右側面図である。図5は、携帯型決済端末1の構成例を示す上面図である。図6は、携帯型決済端末1の構成例を示す下面図である。
携帯型決済端末1は、顧客が複数の決済方式を指定することができる、複合タイプである。携帯型決済端末1は、顧客や顧客に決済を促す店舗の店員等を含む利用者が、手に把持して利用することのできるモバイル型の端末である。
複数の決済方式は、少なくともコード決済、非接触決済、接触ICカード決済及び磁気カード決済を含む。コード決済は所定のコードを読み取ることによる決済であり、バーコード決済や二次元コード(例えばQRコード(登録商標))決済等を含む。非接触決済は非接触通信(例えば近距離無線通信:NFC(Near field communication))を用いて行われる決済であり、電子マネー決済及び非接触ICカード決済等を含む。接触ICカード決済は、リーダ/ライタの接点に接触ICカードのICチップを直接接触させて行われる決済であり、キャッシュカード決済及びクレジットカード決済等を含む。磁気カード決済は、磁気カードの磁性体にデータ記録する決済であり、クレジットカード決済等を含む。これら複数の決済方式は、対応する複数の決済インタフェース(後述)のそれぞれを用いて行われる。なお、携帯型決済端末1は、他の決済方式に対応してもよい。
携帯型決済端末1は、例えば概して箱型の形状を呈する筐体10を有する。筐体1は例えば樹脂等により形成され、利用者が把持する。筐体1は、利用者が主として視認する前面11(図1)と、前面11に対向する背面12(図2)と、を有する。更に筐体1は、前面11と背面12の間に設けられる上面13(図3)及び下面14(図)を有する。利用者は、携帯型決済端末1の通常の利用時に、前面11を見ながら上面13を利用者自身から遠い側に置き、下面14を利用者側に向け、下面14の付近を手で把持して携帯型決済端末1を利用する。よって、下面14が利用者側の面となり、上面13が利用者と反対側の面となる。更に筐体1は、前面11と背面12の間に設けられる二つの側面、具体的には左側面15(図5)及び右側面16(図6)を有する。上面13、下面14、左側面15及び右側面16は、前面11及び背面12に対し、略直交している。
なお、図面上の座標軸は、前面11に平行な面上において、筐体の上面13及び下面14に平行な方向であるX軸と、X軸に直交するとともに左側面15及び右側面16に平行な方向であるY軸と、を有する。座標軸は、更に、X軸及びY軸に直交するZ軸を含む。X軸方向は携帯型決済端末1の幅方向に相当し、Y軸方向は携帯型決済端末1の長手方向に相当し、Z軸方向は携帯型決済端末1の厚み方向に相当する。
図1に示す様に、携帯型決済端末1は、前面11から露出した電源/動作表示ランプ81と、前面11から露出した照度センサ82と、前面11から露出したタッチパネル20と、前面11から露出した第1カメラ30と、を有する。図2に示す様に、携帯型決済端末1は、背面12から露出した第2カメラ35と、背面12から露出したライト83と、背面12から露出したエイマー84と、を有する。タッチパネル20、第1カメラ30、及び第2カメラ35の詳細は後述する。
図3に示す様に、携帯型決済端末1は、上面13に設けられ、接触ICカードを差し込むための接触ICカード用スロット50を備える。図3、図5、図6に示す様に、携帯型決済端末1は、上面13及び二つの側面(左側面15及び右側面16)に設けられ、磁気カードをスワイプするための磁気カード用スリット60を備える。図4に示す様に、更に携帯型決済端末1は、USBポート85を有する。接触ICカード用スロット50及び磁気カード用スリット60の詳細は後述する。
図5及び図6に示す様に、携帯型決済端末1は、左側面15から露出した電源ボタン86及び音量ボタン87、右側面から露出したサイドボタン88及び充電端子89を備える。
上述した様に、携帯型決済端末1はタッチパネル20を有する。タッチパネル20は、前面11から露出しており、利用者が視認可能であるとともに、指の接触又は近接等により操作可能な表示面25を有する。表示面25は、上面13に対応する上辺21と、下面に対応する下辺22と、一方の側面(左側面15)に対応する左辺23と、他方の側面(右側面16)に対応する右辺24と、によって画定される四角形状を有する。
図7は、図1のI-I線に沿った断面図である。第1カメラ30は、筐体10の内部において下面14の側に設けられ、前面11から第1カメラ30のカメラレンズが露出しており、前面11に対向する様に配置されたコード決済用のコードを撮像可能である。カメラレンズを有した部分が、第1カメラ30の背が高い部分である。携帯型決済端末1は、図示しないプロセッサが、撮像された画像に基づいて、コードを読み取りコードの内容を認識可能である。例えば、利用者が携帯型決済端末1を左手で把持し、右手に把持した自身のスマートフォンの画面に表示されたコードを第1カメラ30にかざすことにより、第1カメラ30がコードを撮像し、プロセッサが撮像画像を基にコードを読み取りコード決済できる。
携帯型決済端末1は、更に第2カメラ35を備える。第2カメラ35は、筐体10の内部において上面13の側に設けられ、背面12から第2カメラ35のカメラレンズが露出している。第2カメラ35は、上述した決済とは別に、背面12から商品に設けられた商品コードを撮像するためのカメラである。携帯型決済端末1は、図示しないプロセッサが、撮像された画像に基づいて、商品コードを読み取り商品コードに関する内容を認識可能である。例えば、利用者が携帯型決済端末1を把持し、背面12を商品の側に向け、第2カメラ35が商品の梱包箱に印刷されたコードを撮像し、プロセッサが撮像画像を基に商品コードを読み取り商品の情報を取得できる。
図8は、図1のII-II線に沿った断面図である。図9は、図1のIII-III線に沿った断面図である。携帯型決済端末1は、更にスピーカ40を備える。スピーカ40は、筐体10の内部において、第1カメラ30と同様に下面14の側に設けられ、前面11からスピーカ孔が露出している。スピーカ40は、決済時に、前面11から決済処理に係わる音を出力可能である。音が出力される部分であるスピーカユニットが、スピーカ40の背が高い部分である。スピーカ孔は、スピーカユニットと対向する位置に設けられている。
図10は、携帯型決済端末1の模式的な構成例を示す第1斜視図である。図11は、携帯型決済端末1の模式的な構成例を示す第2斜視図である。図10は、主に携帯型決済端末1の外観上の構成を示す図である。図11は、主に携帯型決済端末1の内部の構成を示す図である。なお、図10及び図11は実施形態に係る携帯型決済端末1を模式的に示しており、図1~図9の携帯型決済端末1と図面上の形状は異なっているが、図1~図9の携帯型決済端末1と同じ端末である。
図10に示す様に、二本の延長線である第1の延長線L1及び第2の延長線L2が、実施形態に係る携帯型決済端末1を特定するために、仮想的に定義される。第1の延長線L1は、直線状であるタッチパネル20の表示面25の左辺23を延長して得られる線である。第2の延長線L2は、直線状であるタッチパネル20の表示面25の右辺24を延長して得られる線である。
第1カメラ30のカメラレンズは、筐体10の内部において、第1の延長線L1と第2の延長線L2との間の領域であって、かつ、表示面25の下辺22よりも筐体10の下面14の側に設けられている。スピーカ40の音が出力される部分であるスピーカユニットも、筐体10の内部において、第1の延長線L1と第2の延長線L2との間の領域であって、かつ、表示面25の下辺22よりも筐体10の下面14の側に設けられている。また、スピーカユニットのスピーカ孔も、第1の延長線L1と第2の延長線L2との間の領域であって、かつ、表示面25の下辺22よりも筐体10の下面14の側に設けられている。よって、第1カメラのカメラレンズやスピーカ孔を含めて、携帯型決済端末の外観上をコンパクトにまとめることができる。
接触ICカード用スロット50は、第1の延長線L1と第2の延長線L2との間の領域であって、かつ、筐体10の上面13に設けられる。磁気カード用スリット60は、筐体10の上面13及び二つの側面(左側面15及び右側面16)に設けられる。
更に携帯型決済端末1は、筐体10の内部において、表示面25の上辺21、下辺22、左辺23及び右辺24の少なくともいずれに沿う様に配置され、非接触決済に用いられるアンテナ70を備えている。本実施形態のアンテナ70は左辺23及び下辺22に沿う様に配置されたL字状のアンテナであるが、I字状のアンテナであってもよいし、その他の形状のアンテナでもよい。
図11に示す様に、接触ICカード用スロット50を画定する第1空間S1と、磁気カード用スリット60を画定する第2空間S2とが、筐体10の内部に画定される。第1空間S1、第2空間S2及び筐体10の前面11が、互いに略平行に延びる様に設けられる。
また、第1空間S1及び第2空間S2は、表示面25の平面視における中心点Pから筐体10の背面12に向けて延びる垂線L3よりも筐体10の上面13の側に設けられる。接触ICカード用スロット50及び第1空間S1は、接触ICカードの挿入方向Aが、第1の延長線L1及び第2の延長線L2と略平行になるように設けられる。磁気カード用スリット60及び第2空間S2は、磁気カードのスワイプ方向Bが、第1の延長線L1及び第2の延長線L2のそれぞれと直交するように設けられる。
第1カメラ30及びスピーカ40の様な部品は、電源/動作表示ランプ81、照度センサ82、ライト83、エイマー84、又はUSBポート85等の他の部品に比べて比較的に背の高い部品であり、筐体10の内部に配置されると携帯型決済端末1の大型化、特に厚み方向(Z軸方向)への増大招きやすい。しかしながら、本実施形態においては、比較的に背の高い第1カメラ30及びスピーカ40の様な部品が筐体10の下面14の側に設けられ、接触ICカード用スロット50及び磁気カード用スリット60が、これら背の高い部品が存在しない筐体10の上面13の側に設けられる。よって、携帯型決済端末1の大型化、特に厚みの増大を抑制し、薄型化を容易に達成することができる。
また、第2カメラ35のカメラレンズは、筐体10の内部において、第1の延長線L1と第2の延長線L2との間の領域であって、かつ、垂線L3よりも筐体10の上面13の側に設けられる。
第2カメラ35もカメラレンズを有した部分が比較的背の高い部品である。図5及び図6に示す様に、第2カメラ35が設けられた、筐体10の上面13の側の厚みは、下面14の側の厚みに比べて大きいが、利用者は通常の利用において筐体10の上面13の側を把持しない。これにより、商品コードを読み取り可能な第2カメラ35をも搭載しつつ、利用者が把持する筐体10の下面14側の薄型化を図り、携帯型決済端末1の取り扱い性を向上させることができる。
このように、本実施形態の携帯型決済端末1は、比較的に背の高い部分を有する第1カメラ30及びスピーカ40の様な部品が筐体10の下面14の側に設けられている。また、接触ICカード用スロット50及び磁気カード用スリット60が、これら背の高い部分を有する部品が存在しない筐体10の上面13側に設けられており、つまり一方向に集中して同じ向きで配置されている。よって、利用者が筐体10を把持しながら接触ICカード用スロット50及び磁気カード用スリット60を使用し易い。また、携帯型決済端末1の薄型化を容易に達成できる。
また、第1カメラ30が下面14の側に配置されることで、利用者は、表示面25による表示を手で遮ぎり難く、表示面25を視認し易い状態で、コードを第1カメラ30に対してかざしやすい。また、携帯型決済端末1は、第1カメラ30と第2カメラ35の双方を備えることで、商品管理と決済との双方を実施できる。
以上により、本開示には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(項目1)
少なくともコード決済、非接触決済、接触ICカード及び磁気カードによる決済が可能な携帯型決済端末(携帯型決済端末1)であって、
前面(前面11)、前記前面に対向する背面(背面12)、並びに前記前面と前記背面の間に設けられる上面(上面13)、下面(下面14)及び二つの側面(左側面15、右側面16)を有する筐体(筐体10)と、
前記前面から露出し、前記上面に対応する上辺(上辺21)、前記下面に対応する下辺(下辺22)、一方の側面に対応する左辺(左辺23)及び他方の側面に対応する右辺(右辺24)によって画定される表示面(表示面25)を有するタッチパネル(タッチパネル20)と、
前記左辺の延長線である第1の延長線(第1の延長線L1)と前記右辺の延長線である第2の延長線(第2の延長線L2)との間であって、かつ、前記下辺よりも前記下面の側に設けられ、前記前面から前記コード決済用のコードを撮像するための第1カメラ(第1カメラ30)のカメラレンズと、
前記筐体の内部において、前記第1の延長線と前記第2の延長線との間であって、かつ、前記下辺よりも前記下面の側に設けられ、前記前面から決済処理に係わる音を出力可能なスピーカユニット(スピーカ40の音が出力される部分)と、
前記第1の延長線と前記第2の延長線との間であって、かつ、前記上面に設けられ、前記接触ICカードを差し込むための接触ICカード用スロット(接触ICカード用スロット50)と、
前記上面及び前記二つの側面に設けられ、前記磁気カードをスワイプするための磁気カード用スリット(磁気カード用スリット60)と、
前記筐体の内部において、前記上辺、前記下辺、前記左辺及び前記右辺の少なくともいずれかに沿う様に配置され、前記非接触決済に用いられるアンテナ(アンテナ70)と、
を備え、
前記接触ICカード用スロットを画定する第1空間(第1空間S1)、前記磁気カード用スリットを画定する第2空間(第2空間S2)及び前記前面は、互いに略平行に延びるように設けられ、
前記第1空間及び前記第2空間は、前記表示面の中心点(中心点P)から前記筐体の前記背面に向けて延びる垂線(垂線L3)よりも前記上面の側に設けられ、
前記接触ICカード用スロット及び前記第1空間は、前記接触ICカードの挿入方向が、前記第1の延長線及び前記第2の延長線と略平行になるように設けられ、
前記磁気カード用スリット及び前記第2空間は、前記磁気カードのスワイプ方向が、前記第1の延長線及び前記第2の延長線のそれぞれと直交するように設けられる、
携帯型決済端末。
これにより、携帯型決済端末は、比較的に背の高い部分を有する第1カメラ、スピーカの様な部品が筐体の下面の側に設けられ、接触ICカード用スロット及び磁気カード用スリットが、これら背の高い部品が存在しない筐体の上面の側に設けられる。よって、携帯型決済端末の薄型化を容易に達成することができる。
(項目2)
少なくともコード決済、非接触決済、接触ICカード及び磁気カードによる決済が可能な携帯型決済端末(携帯型決済端末1)であって、
前面(前面11)、前記前面に対向する背面(背面12)、並びに前記前面と前記背面の間に設けられる上面(上面13)、下面(下面14)及び二つの側面(左側面15、右側面16)を有する筐体(筐体10)と、
前記前面から露出し、前記上面に対応する上辺(上辺21)、前記下面に対応する下辺(下辺22)、一方の側面に対応する左辺(左辺23)及び他方の側面に対応する右辺(右辺24)によって画定される表示面(表示面25)を有するタッチパネル(タッチパネル20)と、
前記左辺の延長線である第1の延長線と前記右辺の延長線である第2の延長線との間であって、かつ、前記上面に設けられ、前記接触ICカードを差し込むための接触ICカード用スロット(接触ICカード用スロット50)と、
前記上面及び前記二つの側面に設けられ、前記磁気カードをスワイプするための磁気カード用スリット(磁気カード用スリット60)と、
前記筐体の内部において、前記上辺、前記下辺、前記左辺及び前記右辺の少なくともいずれかに沿う様に配置され、前記非接触決済に用いられるアンテナ(アンテナ70)と、
を備え、
前記接触ICカード用スロットを画定する第1空間(第1空間S1)、前記磁気カード用スリットを画定する第2空間(第2空間S2)及び前記前面は、互いに略平行に延びるように設けられ、
前記第1空間及び前記第2空間は、前記表示面の中心点(中心点P)から前記筐体の前記背面に向けて延びる垂線(垂線L3)よりも前記上面の側に設けられ、
前記接触ICカード用スロット及び前記第1空間は、前記接触ICカードの挿入方向が、前記第1の延長線及び前記第2の延長線と略平行になるように設けられ、
前記磁気カード用スリット及び前記第2空間は、前記磁気カードのスワイプ方向が、前記第1の延長線及び前記第2の延長線のそれぞれと直交するように設けられ、
前記前面から前記コード決済用のコードを撮像するための第1カメラ(第1カメラ30)のカメラレンズが、前記左辺の延長線である第1の延長線(第1の延長線L1)と前記右辺の延長線である第2の延長線(第2の延長線L2)との間であって、かつ、前記下辺よりも前記下面の側に設けられ、
決済処理に係わる音が孔を通じて出力されるスピーカ孔(スピーカ40のスピーカユニットの対向した位置にある)が、前記左辺の延長線である第1の延長線(第1の延長線L1)と前記右辺の延長線である第2の延長線(第2の延長線L2)との間であって、かつ、前記下辺よりも前記下面の側に設けられる、
携帯型決済端末。
これにより、携帯型決済端末は、比較的に背の高い部分を有する第1カメラ、スピーカの様な部品が筐体の下面の側に設けられ、接触ICカード用スロット及び磁気カード用スリットが、これら背の高い部品が存在しない筐体の上面の側に設けられ、第1カメラのカメラレンズやスピーカ孔を含めて、携帯型決済端末の外観上をコンパクトにまとめることができる。
(項目3)
前記筐体の内部において、前記第1の延長線と前記第2の延長線との間であって、かつ、前記垂線よりも前記上面の側に設けられ、前記背面から商品に設けられた商品コードを撮像するための第2カメラ(第2カメラ35)を更に備える、
項目1又は2に記載の携帯型決済端末。
これにより、携帯型決済端末は、第2カメラも備えることで商品管理を実施でき、利用者が把持する筐体の下面側の薄型化も実現できる。
以上、図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
本開示は、様々な決済方式によって決済でき、小型化、特に薄型化を達成可能な携帯型決済端末等に有用である。
1 携帯型決済端末
10 筐体
11 前面
12 背面
13 上面
14 下面
15 左側面
16 右側面
20 タッチパネル
21 上辺
22 下辺
23 左辺
24 右辺
30 第1カメラ
35 第2カメラ
40 スピーカ
50 接触ICカード用スロット
60 磁気カード用スリット
70 アンテナ
L1 第1の延長線
L2 第2の延長線
L3 垂線
P 中心点

Claims (3)

  1. 少なくともコード決済、非接触決済、接触ICカード及び磁気カードによる決済が可能な携帯型決済端末であって、
    前面、前記前面に対向する背面、並びに前記前面と前記背面の間に設けられる上面、下面及び二つの側面を有する筐体と、
    前記前面から露出し、前記上面に対応する上辺、前記下面に対応する下辺、一方の側面に対応する左辺及び他方の側面に対応する右辺によって画定される表示面を有するタッチパネルと、
    前記左辺の延長線である第1の延長線と前記右辺の延長線である第2の延長線との間であって、かつ、前記下辺よりも前記下面の側に設けられ、前記前面から前記コード決済用のコードを撮像するための第1カメラのカメラレンズと、
    前記筐体の内部において、前記第1の延長線と前記第2の延長線との間であって、かつ、前記下辺よりも前記下面の側に設けられ、前記前面から決済処理に係わる音を出力可能なスピーカユニットと、
    前記第1の延長線と前記第2の延長線との間であって、かつ、前記上面に設けられ、前記接触ICカードを差し込むための接触ICカード用スロットと、
    前記上面及び前記二つの側面に設けられ、前記磁気カードをスワイプするための磁気カード用スリットと、
    前記筐体の内部において、前記上辺、前記下辺、前記左辺及び前記右辺の少なくともいずれに沿う様に配置され、前記非接触決済に用いられるアンテナと、
    を備え、
    前記接触ICカード用スロットを画定する第1空間、前記磁気カード用スリットを画定する第2空間及び前記前面は、互いに略平行に延びる様に設けられ、
    前記第1空間及び前記第2空間は、前記表示面の中心点から前記筐体の前記背面に向けて延びる垂線よりも前記上面の側に設けられ、
    前記接触ICカード用スロット及び前記第1空間は、前記接触ICカードの挿入方向が、前記第1の延長線及び前記第2の延長線と略平行になるように設けられ、
    前記磁気カード用スリット及び前記第2空間は、前記磁気カードのスワイプ方向が、前記第1の延長線及び前記第2の延長線のそれぞれと直交するように設けられる、
    携帯型決済端末。
  2. 少なくともコード決済、非接触決済、接触ICカード及び磁気カードによる決済が可能な携帯型決済端末であって、
    前面、前記前面に対向する背面、並びに前記前面と前記背面の間に設けられる上面、下面及び二つの側面を有する筐体と、
    前記前面から露出し、前記上面に対応する上辺、前記下面に対応する下辺、一方の側面に対応する左辺及び他方の側面に対応する右辺によって画定される表示面を有するタッチパネルと、
    前記左辺の延長線である第1の延長線と前記右辺の延長線である第2の延長線との間であって、かつ、前記上面に設けられ、前記接触ICカードを差し込むための接触ICカード用スロットと、
    前記上面及び前記二つの側面に設けられ、前記磁気カードをスワイプするための磁気カード用スリットと、
    前記筐体の内部において、前記上辺、前記下辺、前記左辺及び前記右辺の少なくともいずれに沿う様に配置され、前記非接触決済に用いられるアンテナと、
    を備え、
    前記接触ICカード用スロットを画定する第1空間、前記磁気カード用スリットを画定する第2空間及び前記前面は、互いに略平行に延びる様に設けられ、
    前記第1空間及び前記第2空間は、前記表示面の中心点から前記筐体の前記背面に向けて延びる垂線よりも前記上面の側に設けられ、
    前記接触ICカード用スロット及び前記第1空間は、前記接触ICカードの挿入方向が、前記第1の延長線及び前記第2の延長線と略平行になるように設けられ、
    前記磁気カード用スリット及び前記第2空間は、前記磁気カードのスワイプ方向が、前記第1の延長線及び前記第2の延長線のそれぞれと直交するように設けられ、
    前記前面から前記コード決済用のコードを撮像するための第1カメラのカメラレンズが、前記第1の延長線と前記第2の延長線との間であって、かつ、前記下辺よりも前記下面の側に設けられ、
    決済処理に係わる音が孔を通じて出力されるスピーカ孔が、前記第1の延長線と前記第2の延長線との間であって、かつ、前記下辺よりも前記下面の側に設けられる、
    携帯型決済端末。
  3. 前記筐体の内部において、前記第1の延長線と前記第2の延長線との間であって、かつ、前記垂線よりも前記上面の側に設けられ、前記背面から商品に設けられた商品コードを撮像するための第2カメラのカメラレンズを更に備える、
    請求項1又は2に記載の携帯型決済端末。
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