JP2001166827A - 移動体の誘導システム - Google Patents

移動体の誘導システム

Info

Publication number
JP2001166827A
JP2001166827A JP35133699A JP35133699A JP2001166827A JP 2001166827 A JP2001166827 A JP 2001166827A JP 35133699 A JP35133699 A JP 35133699A JP 35133699 A JP35133699 A JP 35133699A JP 2001166827 A JP2001166827 A JP 2001166827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guidance
guiding
recognition
traveling
absolute position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35133699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001166827A5 (ja
Inventor
Hiroshi Yonezawa
比呂志 米沢
Akifumi Nishio
昌文 西尾
Takeshi Inoue
剛士 井上
Atsushi Kamiya
敦 神谷
Keizo Ikeda
桂造 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Daihen Corp
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Daihen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Electric Power Co Inc, Daihen Corp filed Critical Kansai Electric Power Co Inc
Priority to JP35133699A priority Critical patent/JP2001166827A/ja
Publication of JP2001166827A publication Critical patent/JP2001166827A/ja
Publication of JP2001166827A5 publication Critical patent/JP2001166827A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】より高い位置特定精度を得ること。 【解決手段】走行経路1上に設けられた認識標識4S,
1〜13,Eをその絶対位置に対応付けて識別したうえで、
各認識標識4S,1〜13,Eについて、当該認識標識4S,
1〜13,Eから走行経路1上の次なる認識標識41〜13,E
で移動体2を誘導する誘導データD1〜14を記憶手段1
6に記憶しておき、検出手段14によって認識標識4S,
1〜13Eを検出した時における異動体2の絶対位置を絶
対位置計測手段12により計測し、その絶対位置計測結
果を記憶手段16に照合して、検出した認識標識4
S1〜13に対応する誘導データD1〜14を呼び出し、呼び
出した誘導データD1〜14に基づいて移動体2の走行を
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体を、予め設
定された走行経路に沿って誘導する誘導システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】屋外型の無人変電所等においては、所定
のエリア(例えば400m四方といった変電所の敷地)
を巡回して行う各種設備の定期点検を、搬送車に搭載し
たロボットを用いて無人化することが考えられている。
【0003】このような目的に用いられる移動体(搬送
車)の誘導システムでは、軌道に沿って搬送車を誘導す
ることも考えられたが、有軌道誘導方式では走行経路の
変更に対する柔軟性に欠ける。
【0004】そこで、近年では走行経路の変更に対する
適応性を考慮して、衛星測位システムの一種であるDG
PS(Defferential Global Positioning System)を用
いて誘導位置を正確に把握することで無軌道誘導方式を
実現している。DGPSは、移動体(この場合は無人搬
送車)の現在位置特定操作のほかに、予め位置を登録し
ておいた固定局においても現在位置特定操作を行い、こ
の固定局における現在位置特定結果と登録した固定局の
位置との間のずれ量に基づいて、移動体の現在位置特定
情報の補正を行う測位方式である。DGPSを用いた誘
導装置では、現在位置特定誤差を±1〜1.5m以下に
収めることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにして測位精度を高めた移動体の誘導システムにおい
ても、次のような課題があった。すなわち、各種設備の
定期点検用ロボットを搭載した無人搬送車といった移動
体を、屋外型の無人変電所等の巡回点検に用いる場合に
は、無人搬送車を2〜3m程度の狭い幅の通路で移動さ
せる必要がある。しかしながら、その場合にあっては、
DGPSによる±1〜1.5m以下の位置特定誤差精度
では十分であるとはいえず、さらに高い位置特性精度を
必要としていた。
【0006】また、GPSにおいては、一般に位置測定
のためのプロットを1秒毎に行うようになっている(1
Plot/sec)。そのため、移動速度が遅くなって、その
秒速が1〜1.5m/sec以下(3.6〜5.4km/
h)以下となると、毎秒の移動距離が現在位置特定誤差
(±1〜1.5m)以下となり、その結果、移動と誤差
との区別がつかなくなって位置特定不能となってしま
う。これに対して、移動体では、安全性等からみて低速
運転を行わざるを得ず、進行方向が変わるコーナー部に
おいては、特に速度を落としていた。そのため、移動体
では、位置特定可能な最低速度を常時維持できるとは限
らず、ときとして、位置特定可能な最低速度を下回って
誘導制御不能の状態に陥ることが危惧されていた。
【0007】したがって、本発明においては、より高い
位置特定精度を得ることを課題としている。
【0008】また、本発明においては、低速運転でも正
確な位置特定を可能にすることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、移
動体を、予め設定された走行経路に沿って誘導する誘導
システムであって、前記走行経路上に任意の間隔を開け
て設けられた認識標識と、前記認識標識それぞれをその
絶対位置に対応付けて識別したうえで、各認識標識につ
いて、当該認識標識から走行経路上の次なる認識標識ま
で移動体を誘導する誘導データを記憶する記憶手段と、
移動体の絶対位置を計測する絶対位置計測手段と、移動
体近傍の認識標識を検出する検出手段と、前記検出手段
による認識標識の検出時における前記絶対位置計測手段
の絶対位置計測結果を前記記憶手段に照合して、検出し
た認識標識に対応する前記誘導データを呼び出して、呼
び出した誘導データに基づいて移動体の走行を制御する
制御手段とを有することに特徴を有しており、これによ
り次のような作用を有する。すなわち、本発明は、絶対
位置計測手段(例えば、衛星測位システム)により測位
した移動体の位置からその走行を制御するのではなく、
記憶手段から呼び出した誘導データに基づいて、走行制
御手段で移動体の走行を制御するのであるため、移動体
の移動速度(遅/速)に関係なく、ほぼ一定の走行制御
精度を得ることができ、移動速度(遅/速)による走行
制御精度のばらつきは生じない。
【0010】一方、認識標識は、記憶手段においてその
絶対位置に対応付けて識別されているので、走行経路の
変更に伴って認識標識が増減されたとしても、既に設定
されている認識標識の識別操作には全く影響が生じな
い。そのため、本発明では、走行経路の変更に対して十
分なる柔軟性を発揮することができる。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の移動体の誘導システムであって、隣接する前記
認識標識の間を前記走行経路に沿って連結する誘導用線
体をさらに備えており、かつ、前記制御手段は、前記誘
導用線体に沿って移動体が走行するように制御するもの
であることに特徴を有しており、これにより次のような
作用を有する。すなわち、制御手段は、隣接する認識標
識の間では、誘導用線体に沿って移動体が走行するよう
に制御するので、その誘導精度はさらに高いものとな
る。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2に係る移動体の誘導システムであって、前記
絶対位置計測手段は、衛星測位システムに基づいて移動
体の絶対位置を計測するものであることに特徴を有して
おり、これにより次のような作用を有する。すなわち、
移動体の絶対位置を比較的容易に測定することが可能と
なる。ここで、衛星測位システムには、精度の高いDG
PSにおいても±1〜1.5mの誤差が生じることが知
られている。そのため、隣接する認識標識の間隔を3m
以上とすれば、これら隣接する認識標識を確実に識別す
ることが可能となる。通常、認識標識は走行経路上にお
いて経路に変更がある地点(例えば、直線走行経路から
右左折走行経路等に変更になる地点)に主として設けら
れ、このような経路変更地点の間隔は比較的離間してい
ることが多い。そのため、認識標識の間隔を3m程度に
することに格別の不便は生じない。さらには、移動体が
超低速走行した場合に、衛星測位システムでは、測位不
能になる場合が時として生じることが危惧されるが、衛
星測位システムでは、検出した認識標識の識別のために
絶対位置を測定しているのであって、隣接する認識標識
を測位情報から区別できれば十分であり、それほど測位
精度を必要としない。そのため、移動体が超低速走行し
た場合に時として測位不能となる衛星測位システムであ
っても、十分、認識標識の識別用データ採取手段として
用いることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態の
誘導システムの全体構成を示す平面図であり、図2は、
誘導システムを構成する無人搬送車の構成を示す概略図
である。
【0014】本実施の形態の誘導システムは、走行経路
1と、移動体の一例である無人搬送車2とを備えてい
る。走行経路1は、図1にその一例が示されるように、
無人搬送車2の走行路面3上に、走行路面3とは明瞭に
コントラストの異なる色彩塗料(白色塗料等)の線状塗
布体により構成されている。なお、図2では、図面背景
が白色であるために、走行経路1は背景に対してコント
ラストが異なる黒色の線として描写している。
【0015】次に、図1に示した走行経路1の一具体例
を説明する。この走行経路1は8の字状をしており、そ
の順路に沿って第1誘導用線体(直線)11→第2誘導
用線体線路(曲線)12→第3誘導用線体(直線)13
第4誘導用線体(曲線)14→第5誘導用線体(直線)
5→第6誘導用線体(曲線)16→第7誘導用線体(直
線)17→第8誘導用線体(曲線)18→第9誘導用線体
(直線)19→第10誘導用線体(曲線)110→第11
誘導用線体(直線)111→第12誘導用線体(曲線)1
12→第13誘導用線体(直線)113→第14誘導用線体
(直線)114が互いに連結されて構成されている。
【0016】隣接して互いに連結された誘導用線体1
1〜14どうしの間には、認識標識41〜 13が設けられてい
る。さらには、走行経路1の走行開始点(第1誘導用線
体11の端部)には認識標識4Sが設けられている。これ
らの認識標識4S、41〜13は、隣接する第1〜第14誘
導用線体11〜14の間の連結部を幅広にすることで形成
されている。また、走行経路1の走行終了点(第14誘
導用線体114の端部)には、停止線4Eが設けられてい
る。停止線4Eはここで第14誘導用線体114が終端し
ているだけであって、その形状は認識標識4S、413
同様である。
【0017】無人搬送車2は、図2に示されるように、
無限軌道部(いわゆるキャタピラー)10と、走行制御
部11と、GPS部12と、無線送受信部13と、画像
処理部14と、情報処理部15と、メモリ16とを備え
ている。
【0018】走行制御部11は、無限軌道部10の走行
を直接的に制御している。GPS部12は、衛星測位シ
ステム(Global Positioning System)に基づいて無人
搬送車2の絶対位置を検出して、情報処理部15に供給
している。無線送受信部13は、外部の制御司令部(図
示省略)から制御指令信号を受信して情報処理部15に
供給するとともに、衛星測位システムで用いる固定局
(図示省略)からDGPS(Differencial Global posi
tioning system)補正情報の受信を行ってGPS部12
に供給している。画像処理部14は、CCDカメラ等の
撮像カメラ17を用いて無人搬送車2の前方もしくは後
方の足元(図1では前方の足元)の路面画像20(走行
経路1を含む:図3参照)を撮像して、その撮像結果を
画像処理したうえで、その処理結果を情報処理部15に
供給している。ここで、撮像カメラ17は、無人搬送車
2の幅方向中央に位置する路面画像20を撮像してい
る。
【0019】メモリ16は、上述した認識標識4S,
1〜13それぞれをその絶対位置に対応付けて識別したう
えで、各認識標識4S,1〜13に到達した無人搬送車2を
誘導する誘導制御データD1〜14を記憶している。情報
処理部15は、GPS部12から供給される絶対位置情
報、画像処理部14から供給される画像処理情報、メモ
リ16から読み出された誘導制御データD1〜14、およ
び無線送受信部13から供給される制御指令信号に基づ
き、走行制御部11を介して無限軌道部10の走行制御
を行っている。
【0020】まず、この誘導システムの基本的な誘導動
作の概略を説明する。無人搬送車2の誘導には、直線誘
導(第1誘導用線体11、第3誘導用線体13、第5誘導
用線体15、第7誘導用線体17、第9誘導用線体8、第
11誘導用線体11、第13誘導用線体13、第14誘導用
線体114)と、右旋回誘 導(第8誘導用線体18、第
10誘導用線体110、第12誘導用線体112)と、左旋
回誘導(第2誘導用線体12、第4誘導用線体14、第6
誘導用線体16)とがある。これらの誘導は、第1〜第
14誘導用線体11〜14の認識に基づいて行われ、さら
には、直線誘導、右旋回誘導、左旋回誘導の切り換え
は、認識標識4S,1〜14の認識に基づいて行われる。
【0021】具体的には直線誘導、右旋回誘導、左旋回
誘導は次のようにして行われる。すなわち、この誘導シ
ステムでは、撮像カメラ17で撮像した路面画像20
(図3参照)を画像処理部15に取り込み、取り込んだ
路面画像20上で第1〜第14誘導用線体11〜14がど
の位置にあるかを計測する。そして、その位置計測結果
に基づいて情報処理部15が無人搬送車2を任意の方向
に誘導制御している。
【0022】第1〜第14誘導用線体11〜14の位置計
測は次のようにして行われる。すなわち、第1〜第14
誘導用線体11〜14に沿って無人搬送車2が走行してい
る状態において撮像カメラ17が路面を撮影すると、撮
像した路面画像20中で第1〜第14誘導用線体1
1〜14は上下に沿って存在することになる。そこで、画
像処理部14では、図4(a)に示すように、路面画像
20内の所定の水平ラインの輝度データを図中左右どち
らかからスキャン(図4では左→右(ライン左倣えスキ
ャン))することで、図4(b)に示すような輝度の変
換点を検出する。この場合、輝度変換点は路面と誘導用
線体11〜14との間の境界位置を示しており、路面画像
20中に1本の誘導用線体11〜14が存在する場合には
2つの輝度変換点(暗→明、明→暗)が検出されること
になる。そして、検出した両輝度変換点間の中央位置を
算出し、その算出位置を誘導用線体11〜14の幅方向中
心位置(エッジ)19と見なす。
【0023】無人搬送車2の移動中において正常な誘導
が実施されれば、第1〜第14誘導用線体11〜14は無
人搬送車2の進行方向に沿って位置することになる。そ
のため、画像処理部14は、図5に示すように、路面画
像20を、幅方向に均等に分割した複数の画面領域20
a、20b、20c(図5では、以上3つ画面領域)と
して識別する。そして、検出した誘導用線体11〜14
幅方向中心位置(エッジ)19が、常時、路面画像20
の幅方向中央位置の画面領域(図5では画面領域20
b)内に配置されるように無人搬送車2を誘導する要求
を、画像処理部14は情報処理部15に出力する。情報
処理部15では、画像処理部14から供給される要求に
基づいて無限軌道部10の走行を制御することで誘導す
る。
【0024】以上のような誘導操作の基本において、無
人搬送車2を走行経路1に沿って右旋回誘導する場合
(第8誘導用線体18、第10誘導用線体110、第12
誘導用線体112)では、図3に示すように、路面画像2
0を右倣いスキャンする。反対に、左旋回誘導する場合
(第2誘導用線体12、第4誘導用線体14、第6誘導用
線体16)では、路面画像20を左倣いスキャンする。
これは、次のような理由によっている。すなわち、路面
画像20中において、上方(すなわち、進行方向前方)
にいく程、右(左)へ曲がっていくように変化する右折
(左折)形態の誘導用線体をトレースするには、曲がっ
ていく側から路面画像20をスキャンする方が正確にト
レースすることができるためである。さらには、図1で
は、図示していないが、誘導用線体1が二股に分岐して
いる場合等において、この分岐線体1Xを介して右折
(左折)誘導する場合、曲がっていく側とは反対側から
路面画像20をスキャンすると、右折(左折)誘導する
ことができず、意図しない他方の分岐方向に沿って誘導
されることになる。そのため、分岐線体1Xにおいて、
正確に右左折誘導するためには、曲がっていく側から路
面画像20をスキャンする必要がある。なお、直線誘導
する場合(第1誘導用線体13、第3誘導用線体13、第
5誘導用線体15、第7誘導用線体17、第9誘導用線体
9、第11誘導用線体111、第13誘導用線体113
第14誘導用線体114)においても、誘導用線体が二股
に分岐している場合(上記のような分岐線体1X)で
は、スキャン方向を特定する必要がある。そうしない
と、意図しない他方の分岐方向に沿って誘導されること
になるためである。
【0025】認識標識4S,1〜13,Eの認識は次のように
して行われる。すなわち、まず、上述した誘導操作によ
り、無人搬送車2が走行経路1上を誘導されて、任意の
認識領域4S,1〜13,Eを中心とする所定の大きさのエリ
ア(例えば、半径1mの円形エリア:以下、目的エリア
という)に無人搬送車2が到達すると、図6(a)に示
すように、画像処理部14では路面画像20上の任意の
同一水平ラインに対して、ライン右倣いスキャンおよび
ライン左倣いスキャンの両方のスキャンを実施する。さ
らには、図6(b)に示すように、各スキャンにおい
て、最初の輝度変換点(暗→明)をエッジ検出点21R
(ライン右倣いスキャン)、エッジ検出点21L(ライ
ン左倣いスキャン)として検出する。そして、両方エッ
ジ検出点21R、21Lの間隔を算出し、その値を誘導
用線体1の幅と見なす。さらに、算出した誘導用線体1
の幅が予め設定された値以上になれば、その部分を認識
標識4S,1〜13,Eと見なし、その認識結果を情報処理部
15に供給する。
【0026】以上のような誘導を行うために、この誘導
システムでは、メモリ16に記憶する誘導制御データD
1〜14を次のように構成している。すなわち、誘導制御
データD1〜14は、誘導用線体11〜14上を走行中の無人
搬送車2を、走行経路1上の次に位置する認識標識4
1〜14まで誘導するデータと、目的エリア(次に位置す
る認識領域41〜13,Eを中心する所定の大きさのエリ
ア)に到達した無人搬送車2を誘導制御するデータとか
ら構成されている。さらには、このように構成された誘
導制御データは第1〜第14誘導用線体11〜14毎に、
それぞれの線体に対応して設けられている。
【0027】さらには、メモリ16に記憶されている誘
導制御データD1〜14は、情報処理部15によってその
都度読み出され、読み出した誘導制御データD1〜14
基づいて、情報処理部15はスキャン指令信号S1〜14
を作成して画像処理部14に出力している。
【0028】スキャン指令信号S1〜14は、図7に示す
ように、品種番号データS1と、計測番号データS2と
から構成されている。品種番号データS1は、(1,
2,3)の計3つのデータから構成されている。品種番
号データS1(1)は、前述したライン右倣いスキャン
動作を指し示している。品種番号データS1(2)は、
前述したライン左倣いスキャン動作を指し示している。
品種番号データS1(3)は、走行経路1の終端に位置
する停止線4Eを検出するスキャン動作を指し示してい
る。
【0029】計測番号データS2は次のように構成され
ている。すなわち、情報処理部15は、図3に示すよう
に、路面画像20内で輝度レベルのスキャンを行う計3
つのスキャン領域20d、20e、20fを設定してい
る。これらスキャン領域20d、20e、20fは、路
面画像20をその高さ方向(垂直方向)に分割すること
で設定されている。そして、これら設定されたスキャン
領域20d、20e、20fの識別は計測番号データS
2により行われる。すなわち、計測番号データS2
(1)は、スキャン領域20dを指定するデータであ
り、計測番号データS2(2)は、スキャン領域20e
を指定するデータであり、計測番号データS2(3)
は、スキャン領域20fを指定するデータである。
【0030】計測番号データS2によりスキャン領域2
0d、20e、20fを選択するのは次のような理由に
よっている。すなわち、各スキャン領域20d、20
e、20fでスキャン操作を行っても、ノイズ等により
正確なスキャンが行えずスキャンエラーとなる場合があ
る。そこで、スキャンエラーが発生した際に、他のスキ
ャン領域20d、20e、20fに切り換えて、再度ス
キャン操作することで、スキャン不能を回避している。
このようなスキャン不能回避を行うために、複数のスキ
ャン領域20d、20e、20fを設定したうえで、こ
れらスキャン領域20d、20e、20fを計測番号D
2により選択できるようにしている。
【0031】以上のようにして誘導用線体11〜14に沿
った誘導制御、および認識標識4S,1 〜13、停止線4E
認識制御を行っているのであるが、さらにこの誘導シス
テムでは、認識標識4S,1〜13、停止線4Eの認識作業
を、認識標識4S,1〜13、停止線4Eを中心とするその周
囲に設定した目的エリアに無人搬送車2が到達したか否
かの認識制御と、目的エリアに到達し無人搬送車2が認
識標識4S,1〜13、停止線4Eに達するか否かの認識制御
に分けて行っているところにも特徴がある。
【0032】以下、この誘導システムによる無人搬送車
2の誘導動作の詳細を図8〜図10のフローチャートを
参照して説明する。図8は、情報処理部15の前半の処
理フローであり、図9は、情報処理部15の後半の処理
フローであり、図10は、画像処理部14の処理フロー
である。なお、この誘導システムによる誘導動作は、情
報処理部15と画像処理部14との間で互いに情報に授
受を行うことで実施されるので、以下の説明では、図
8、図9のフローチャート(情報処理部15)、図10
のフローチャート(画像処理部14)とを順不同で交互
に説明しながら、全体の処理を処理順序に沿って説明す
る。なお、以下の説明では、誘導を行う無人搬送車2が
当初、停止線4E以外の任意の認識標識4S,1〜13の上
(例えば、走行開始点である認識標識4S)にあると仮
定して説明している。
【0033】まず、移動中の無人搬送車2において、G
PS部12が無人搬送車2の現在の絶対位置を計測し
て、その計測結果を情報処理部15に供給する。情報処
理部15では、供給された絶対位置情報をメモリ16に
参照させることで、現在位置が認識標識4S,1〜13の上
であることを認識してメモリ16から認識標識4S,
1〜13に対応する誘導制御データD1〜14を読み出す。そ
して、読み出した誘導制御データD1〜14から、誘導制
御データを選択する。そして、選択した誘導制御データ
から、誘導を行う誘導線体11〜14に沿って無人搬送車
2を誘導する際に用いるスキャン指令信号S1〜14(品
種番号データS11〜14、計測番号データS21 〜14)を
作成して画像処理部15に出力する(S801、S80
3、S804)。さらには、処理継続信号をON状態に
する(S802)。
【0034】画像処理部14では、S1001、S10
02、S1003、S1004で、スキャン指令信号S
1〜14(品種番号データD11〜14、計測番号Dデータ2
1〜1 4)の供給を受けると、撮像カメラ17で路面画像
20を撮像するとともに、供給されたスキャン指令信号
1〜14(品種番号D11〜14、計測番号データD21
〜14)に基づいて、撮像した路面画像20から誘導用線
体11〜14(ライン)と認識標識4S,1〜13(マーク)と
の認識処理を開始したうえで(S1005)、誘導用線
体11〜14および認識標識4S,1〜13の認識作業が正常に
終了する否かを判断し(S1006)、認識作業が正常
に終了したことを確認したならば、路面画像20中にお
いて誘導用線体11〜14がどの位置にあるかを判定する
(S1007、S1008)。
【0035】そして、S1008で誘導用線体11〜14
が路面画像20の幅方向中央(画面領域20b)にある
場合には、情報処理部15に対して、直進要求を出力す
る(S1009)。また、誘導用線体11〜14が路面画
像20の右側(画面領域20c)にある場合には、情報
処理部15に対して、左旋回要求を出力する(S101
0)。また、誘導用線体11〜14が路面画像20の左側
(画面領域20a)にある場合には、情報処理部15に
対して、右旋回要求を出力する(S1011)。
【0036】一方、S1006で誘導用線体11〜14
認識標識41〜13との認識作業が正常に終了しないこと
を確認すると、画像処理部14は、情報処理部15にセ
ンサ異常信号を出力する(1012)。
【0037】情報処理部15では、画像処理部14での
上記S1001〜S1011の処理と並行して、まず、
画像処理部14からセンサ異常信号が入力されるか否か
を判断する(S805)。そして、センサ異常信号の入
力を確認すると、センサ異常信号(エラー)をカウント
し(S818)し、センサ異常信号(エラー)のカウン
ト数が任意の定数の倍数(ここでは、3の倍数)である
か否かを判断し(S917)、任意の定数の倍数である
と判断する場合には、計測番号データS21〜1 4を変更
する(S918)。一方、任意の定数でないと判断する
場合には、計測番号データS21〜14の変更を行わな
い。S917、S918の操作を行うことにより、ノイ
ズ等により画像認識にエラーが発生する頻度が高くなっ
た画面領域20a〜20cを自動的に変更することがで
きる。
【0038】S917、S918の処理が終了したの
ち、センサ異常信号(エラー)が所定のカウント数をオ
ーバーするか否かを判断する(S919)。そして、セ
ンサ異常信号(エラー)が所定のカウント数をオーバー
する場合には、画像処理部14での第1〜第14誘導用
線体11〜14の認識が不可能になったと判断して、走行
制御部11に停止信号を出力した(S920)のち、処
理継続信号をOFFにして誘導動作を終了する(S92
1、S922)。停止信号を受けた走行制御部11は無
人軌道部10の走行を停止する。
【0039】一方、S805でセンサ異常信号の入力が
ないと判断する場合には、画像処理部14が出力する要
求信号の入力(S1009、S1010、S1011)
を受ける(S806)。そして、入力された要求信号の
判別を行った(S807)のち、判別した要求信号をカ
ウントアップするとともに、判別しない要求信号のカウ
ントをリセットする(S808、S809、S81
0)。
【0040】さらには、カウントアップした要求信号が
カウントオーバーするかどうかの判断を行い(S81
1、S812、S813)、各要求信号がカウントオー
バーすれば、その要求信号に応じた指令信号(直進指
令、左旋回指令、右旋回指令)を走行制御部11に出力
する(S814、S815、S816)。これら指令信
号を受けた走行制御部11は、無限軌道部10の走行を
指令信号に基づいて行うことで、指令通りの走行を行
う。
【0041】以上の処理を終了したのち、S814〜S
816で走行制御部11に指令信号を出力する場合、も
しくはS811〜S813で誘導要求のカウントオーバ
ーしていないと判断する場合には、情報処理部15はG
PS部12から現在位置情報を取得する(S817)。
【0042】第1〜第14誘導用線体11〜14のライン
上の中途位置に無人搬送車2が位置している状態では、
認識標識41〜13、停止線4Eを確認する前処理として、
次のような処理を行う。
【0043】情報処理部15では、S817で現在位置
情報を取得したのち、無人搬送車2の現在位置が、次の
目的エリアに到達しているか否かを判断する(S90
1)。次の目的エリアとは前述したように、走行経路1
上、次の到達点として設定された認識標識41〜13、停
止線414(先程通過した認識標識4S,1〜13の次に到達
する予定の認識標識1〜14)を中心とした所定のエリア
(例えば、認識標識41〜13、停止線4Eを中心とする半
径1mの円形エリア)をいう。
【0044】そして、無人搬送車2が目的エリアに到達
したことを確認すると、誘導制御データD1〜14を、誘
導用線体11〜14上を走行中の無人搬送車2を誘導する
データから、目的エリアに到達した無人搬送車2を誘導
制御するデータに切り換える。具体的には、走行を継続
する経路途中の認識標識41〜13に設けられた目的エリ
ア内での誘導データ、もしくは走行を停止する経路終端
にある停止点4Eに設けられた目的エリア内での誘導デ
ータに切り換える。そして、切り換えた誘導制御データ
1〜14から、スキャン指令信号S1〜14(品種番号デー
タS11〜14、計測番号データS21〜14)を作成したう
えで、作成したスキャン指令信号S1〜14を構成する品
種番号データS11〜14が、停止線スキャンを示すS1
14(3)であるか否かを判断する(S902)。
【0045】S902で品種番号データS11〜14が停
止線スキャンを示すS114(3)でないと判断する場合
には、情報処理部15は、走行移動モードを減速モード
に変更する指令を走行制御部11に出力した(S90
3)のち、画像処理部14から認識標識判定信号が入力
されたか否かの確認動作を実施する(S904)。
【0046】一方、S902において、スキャン指令信
号S1〜14を構成する品種番号データS11〜14が停止線
スキャンを示すS114(3)であると判断する場合に
は、情報処理部15は、画像処理部14に対して品種番
号データS114をS114(3)に変更する指令を出力し
たのち(S905)、走行制御部11に走行移動モード
を減速モードに変更する指令を出力する(S906)。
そして、画像処理部14から停止線判定信号が入力され
たか否かの確認動作を実施する(S907)。
【0047】一方、画像処理部14では、前述した走行
方向補正指令操作(S1001〜S1012)を終了す
ると、認識標識41〜13および停止線4E(以下、これら
をまとめてマークという)の判定を行う(S1013、
S1014)。この誘導システムでは、認識標識4
1〜13と停止線4Eとの区別を行うことなく認識する。そ
して、S1014でマークなしと認識する場合には、ま
だ、第1〜第14誘導用線体11〜14の途中の位置にあ
って、次の認識標識41〜13、停止線4Eに達していない
と判断する。そして、処理継続信号がON状態のままで
あるか否かを判断し(S1015)、S1015で処理
継続信号がON状態のままであると判断すると、S10
01に戻って誘導動作を継続する。一方、S1015で
処理継続信号がOFFとなっていることを判断すると誘
導動作になんらかの異常が発生したとみなして、画像処
理部14の動作を終了する。
【0048】一方、S1014でマーク有りと判定する
場合には、S1001で情報処理部15から取り込んだ
品種番号データS11〜14の確認を行う(S101
6)。なお、時間的経過からいえば、マーク(認識標識
1〜13、停止線4E)が確認されるより先に、情報処理
部15において、目的エリアが確認される(S901)
ことになる。そのため、目的エリアが確認された時点
で、その目的エリア内に存在するマークが停止線4E
あれば、その時点(画像処理部14で停止線4Eが認識
されるより以前)で品種番号データS114は、停止線ス
キャンを示すS114(3)に変更されている。
【0049】そして、S1016で品種番号データがS
14(3)であることを確認すると、判定したマークは
停止線4Eであると判定して、停止線判定信号を情報処
理部15に出力する(S1017)。一方、S1016
で品種番号データがS114(3)以外であることを確認
すると、判定したマークは、停止線4Eではなく認識標
識41〜13であると判定して、認識標識判定信号を情報
処理部15に出力する(S1018)。
【0050】さらに、情報処理部15は、停止線判定信
号(S1017)、認識標識判定信号(S1018)を
出力したのち、処理継続信号がON状態のままであるか
否かを判断し(S1015)、ON状態のままであると
判断すると、S1001に戻って動作を継続する。一
方、S1015で処理継続信号がOFFとなっているこ
とを判断すると、停止線4Eに達した、もしくは、誘導
動作になんらかの異常が発生したとみなして、画像処理
部14の動作を終了する。
【0051】S1018において、画像処理部14から
認識標識判定信号が出力されると、情報処理部15で
は、前述したS904で認識標識判定信号の入力を確認
する。そして、S904で認識標識判定信号の入力を確
認すると、この信号のカウントを行い(S908)、カ
ウントが所定カウント数をオーバーすることを確認すれ
ば(S909)、認識標識41〜13が確認されたと判断
して、次に誘導して、到達させる認識標識42〜13、停
止線4Eの位置データと、その認識標識42〜13、停止線
Eに関する誘導データD2〜14をメモリ16から読み出
した(S910)のち、S801に戻って次の誘導動作
を行う。なお、S904で認識標識判定信号の入力を判
定できなければ、S908で信号カウントするカウンタ
をリセットした(S911)のち、S801に戻って、
次の誘導動作を行う。
【0052】一方、前述したS1017において、画像
処理部14から停止線判定信号が出力されると、画像処
理部15では、前述したS907で停止線判定信号の入
力を確認する。そして、S907で停止線判定信号の入
力を確認すると、この信号のカウントを行い(S91
2)、カウントが所定カウント数をオーバーすることを
確認すれば(S913)、停止線4Eが確認されたと判
断して、走行制御部11に停止信号を出力した(S91
4)のち、処理継続信号をOFFにして誘導動作を終了
する(S915、S916)。停止信号を受けた走行制
御部11は無人軌道部10の走行を停止する。
【0053】以上説明した実施の形態では、路面とは異
なる色彩を有する誘導用線体11〜1 4を設けていたが、
誘導用線体11〜14は、磁気体や電磁誘導線から構成し
てもよく、その場合には、画像処理ではなく、磁気セン
サ等を用いて誘導用線体を検出すればよい。
【0054】さらには、認識標識4S,1〜13、停止線4E
の間の間隔を縮めれば、隣接する認識標識4S,1〜13
停止線4Eの間は、誘導線線体11〜14を省略しても無人
搬送車2は記憶した走行パターンを辿ることでも比較的
正確に次の誘導認識41〜13, Eの付近まで到達すること
ができる。そのため、このような場合には、誘導用線体
1〜14を省略することもできる。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、絶対位置
計測手段(例えば、衛星測位システム)により測位した
移動体の位置からその走行を制御するのではなく、記憶
手段から呼び出した誘導データに基づいて、走行制御手
段で移動体の走行を制御するのであるため、移動体の移
動速度(遅/速)に関係なく、ほぼ一定の走行制御精度
を得ることができ、移動速度(遅/速)による走行制御
精度のばらつきは生じなくなり、誘導精度が高いものと
なる。
【0056】さらには、認識標識その絶対位置に対応し
て記憶されているので、走行経路の変更に伴って認識標
識が増減されたとしても、既に設定されている認識標識
の識別操作には全く影響が生じず、したがって、走行経
路の変更に対して十分なる柔軟性を発揮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る誘導システムに用
いられる走行経路を示す平面図である。
【図2】実施の形態の誘導システムに用いられる無人搬
送車の構成を示す図である。
【図3】画像処理部で作成する路面画像を示す図であ
る。
【図4】誘導用線体の検出方法の説明に供する図であ
る。
【図5】誘導用線体に沿った誘導方法の説明に供する図
である。
【図6】停止線の検出方法の説明に供する図である。
【図7】スキャン指令信号の構成を示す図である。
【図8】情報処理部の前半の動作を示すフローチャート
である。
【図9】情報処理部の後半の動作を示すフローチャート
である。
【図10】画像処理部の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 走行経路 2 無人搬送車 3 走行路面 11〜14 第1〜第1
4誘導用線体 4S 認識標識 41〜13 認識標識 4E 停止線 10 無限軌道部 11 走行制御部 12 GPS部 13 無線送受信部 14 画像処理部 15 情報処理部 16 メモリ 17 撮像カメラ D1〜14 誘導制御
データ S1 品種番号データ S2 計測番号デ
ータ S1〜14 スキャン指令信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西尾 昌文 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 井上 剛士 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 (72)発明者 神谷 敦 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 (72)発明者 池田 桂造 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 Fターム(参考) 5H301 AA03 AA09 BB14 CC03 CC06 DD01 EE07 FF16 GG03 5J062 AA05 BB01 CC07 EE04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体を、予め設定された走行経路に沿
    って誘導する誘導システムであって、 前記走行経路上に任意の間隔を開けて設けられた認識標
    識と、 前記認識標識それぞれをその絶対位置に対応付けて識別
    したうえで、各認識標識について、当該認識標識から走
    行経路上の次なる認識標識まで移動体を誘導する誘導デ
    ータを記憶する記憶手段と、 移動体の絶対位置を計測する絶対位置計測手段と、 移動体近傍の認識標識を検出する検出手段と、 前記検出手段による認識標識の検出時における前記絶対
    位置計測手段の絶対位置計測結果を前記記憶手段に照合
    して、検出した認識標識に対応する前記誘導データを呼
    び出し、呼び出した誘導データに基づいて移動体の走行
    を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする移動体の誘導システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の移動体の誘導システムで
    あって、 隣接する前記認識標識の間を前記走行経路に沿って連結
    する誘導用線体をさらに備えており、かつ、前記制御手
    段は、前記誘導用線体に沿って移動体を走行させるよう
    に制御するものであることを特徴とする移動体の誘導シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の移動体の誘導シ
    ステムであって、 前記絶対位置計測手段は、衛星測位システムに基づいて
    絶対位置を計測するものであることを特徴とする移動体
    の誘導システム。
JP35133699A 1999-12-10 1999-12-10 移動体の誘導システム Pending JP2001166827A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35133699A JP2001166827A (ja) 1999-12-10 1999-12-10 移動体の誘導システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35133699A JP2001166827A (ja) 1999-12-10 1999-12-10 移動体の誘導システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001166827A true JP2001166827A (ja) 2001-06-22
JP2001166827A5 JP2001166827A5 (ja) 2006-12-28

Family

ID=18416619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35133699A Pending JP2001166827A (ja) 1999-12-10 1999-12-10 移動体の誘導システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001166827A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007257195A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Toyota Motor Corp 移動体及びその制御方法
JP2010145178A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Toyota Motor Corp 移動体位置特定装置
CN104391506A (zh) * 2014-09-19 2015-03-04 福州大学 变电站导轨式巡检机器人
CN112269377A (zh) * 2020-09-15 2021-01-26 北京旷视机器人技术有限公司 搬运设备的行驶控制方法和装置及电子系统

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01175610A (ja) * 1987-12-29 1989-07-12 Toyota Autom Loom Works Ltd 画像式無人車における画像処理方法
JPH01197808A (ja) * 1988-02-02 1989-08-09 Murata Mach Ltd 無人走行車の誘導装置
JPH03233707A (ja) * 1990-02-09 1991-10-17 Kubota Corp 移動車の誘導設備
JPH1069219A (ja) * 1996-08-28 1998-03-10 Honda Motor Co Ltd 自動走行路および自動走行システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01175610A (ja) * 1987-12-29 1989-07-12 Toyota Autom Loom Works Ltd 画像式無人車における画像処理方法
JPH01197808A (ja) * 1988-02-02 1989-08-09 Murata Mach Ltd 無人走行車の誘導装置
JPH03233707A (ja) * 1990-02-09 1991-10-17 Kubota Corp 移動車の誘導設備
JPH1069219A (ja) * 1996-08-28 1998-03-10 Honda Motor Co Ltd 自動走行路および自動走行システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007257195A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Toyota Motor Corp 移動体及びその制御方法
JP4577247B2 (ja) * 2006-03-22 2010-11-10 トヨタ自動車株式会社 移動体及びその制御方法
JP2010145178A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Toyota Motor Corp 移動体位置特定装置
CN104391506A (zh) * 2014-09-19 2015-03-04 福州大学 变电站导轨式巡检机器人
CN112269377A (zh) * 2020-09-15 2021-01-26 北京旷视机器人技术有限公司 搬运设备的行驶控制方法和装置及电子系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9207676B2 (en) System and method for guiding automated guided vehicle
CN1961197B (zh) 车载导航装置和目标车辆位置修正方法
CN101561680B (zh) 一种自主车辆的嵌入式导引装置及其智能复合导引方法
CN108780317B (zh) 自动搬运车
CN101635839B (zh) 停车辅助设备和停车辅助方法
CN102183257B (zh) 车辆行驶引导装置、车辆行驶引导方法及计算机可读存储介质
CN103308051B (zh) 移动体位置检测系统、装置及方法
US6032098A (en) Automatic travel guiding device for vehicle
US7609175B2 (en) Localisation of vehicle or mobile objects based on embedded RFID tags
CN101228042B (zh) 显示装置和用于在车辆中的显示器上显示车道标记的方法
CN106650873B (zh) 一种识别码、自动引导车的快速导航方法及系统
CN104508708A (zh) 道路环境识别装置
TWI400590B (zh) Mobile system
US6064925A (en) Navigation roadway and navigation system
KR102079524B1 (ko) 자동 주행 차량 및 이것을 포함하는 자동 주행 시스템
CN104508430A (zh) 交叉路口引导系统、方法以及程序
CN104697542A (zh) 利用行驶车道识别的路线引导装置和方法
CN108688661A (zh) 车辆控制装置
JP2001166827A (ja) 移動体の誘導システム
JP5656067B2 (ja) 道路ノード位置管理システム、道路ノード位置管理方法、及び道路ノード位置管理プログラム
CN112923945B (zh) 基于视觉识别技术的agv多谱辨色循迹导航与形色定位方法
JP6759141B2 (ja) コンテナターミナル及びその運用方法
CN113743142A (zh) 转运车定位校准装置及其校准方法
CN111123931A (zh) 一种agv双驱动磁导航的拐弯方法及存储装置
JP6651313B2 (ja) 自動走行車両及びこれを含む自動走行システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080617

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090120

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090526