JP2001166626A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
定着装置及び画像形成装置Info
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- JP2001166626A JP2001166626A JP35290699A JP35290699A JP2001166626A JP 2001166626 A JP2001166626 A JP 2001166626A JP 35290699 A JP35290699 A JP 35290699A JP 35290699 A JP35290699 A JP 35290699A JP 2001166626 A JP2001166626 A JP 2001166626A
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Abstract
面のオフセットトナーが、レディ状態からの定着開始時
に、加熱ローラにより高温に加熱される加圧ローラニッ
プ部との当接により溶融して加圧ローラ側に再付着し、
定着時にシート紙裏面を汚損して、表示品位の低下や搬
送不良を生じるのを防止する。 【解決手段】 レディ時に、加圧ローラ40の表面温度
が80℃以下になった時にヒートローラモータ56を低
速駆動させ定着ローラ55を連続回転する温度プレラン
操作と併用して、定時間毎にヒートローラモータ56を
低速で駆動させ定着ローラ55を金属ローラ48手前に
て所定距離低速回転してニップ部を順次移動する定時間
プレランを行う。これにより加圧ローラ40の高温のニ
ップ部との当接により金属ローラ48表面のオフセット
トナーが溶融され、加圧ローラ40表面に再付着するの
を防止し、シート紙裏面の汚損を防止する。
Description
されたトナー像を定着ローラ間に挿通して加熱加圧定着
する定着装置及び画像形成装置に関する。
置において、トナー像を有するシ−ト紙を、加熱ロ−ラ
及び加圧ロ−ラからなる一対の定着ロ−ラ間に挿通し、
加熱加圧定着する定着装置にあっては、加熱ローラへの
トナー像のオフセットを防止するため、従来は図7に示
す様に、加熱ロ−ラ1及び加圧ロ−ラ2の表面材に離型
性に優れたものを用いたり、加熱ローラ1表面をフェル
トパッドやフェルトローラ(図示せず)等によりクリー
ニングしたり、あるいは加熱ローラ1表面を弾性体で形
成して、トナーとの親和力が高い金属ローラ3を接触さ
せてクリーニングし更にオイルローラ4にシリコンオイ
ルを塗布する等していた。
ものの、定着操作を繰り返す間に、徐々に加圧ローラ2
に微量なオフセットトナーが転移され、この加圧ローラ
2上にオフセットトナーが蓄積されたり、あるいは、ク
リーニング部材であるフェルトパッド、フェルトローラ
や金属ローラ3上に溜まったオフセットトナーが再度加
熱ローラ1に融着してこれが加圧ローラ2に転移したり
することにより、シート紙の裏面の汚れを発生すること
から加圧ローラ2側にもフェルト部材や金属ローラ等の
クリーニング部材6を当接し、加圧ローラ2に転移した
オフセットトナーを除去する装置が開発されている。
着装置は、本体電源を立ち上げ、ヒートローラモータの
回転と共にヒータランプ1aを点灯して加熱ローラを予
め定められた基準温度(例えば190℃)まで加熱する
と、定着操作待機状態(レディ状態)となり、ヒートロ
ーラモータを静止して、加熱ローラ1の表面温度を図8
の実線(ニ)に示す様に一定に保持すると共に、加圧ロ
ーラ2の表面温度を図8の点線(ヘ)に示す様に所定温
度に保持するよう、温度制御だけを継続して行ってい
た。この時、下サーミスタ7により測定される加圧ロー
ラ2の表面温度は、下サーミスタ7の測定位置が加熱ロ
ーラ1とのニップ部Yに接していないため、図8の点線
(ヘ)に示す様に徐々に低下するのに対し、加熱ローラ
1と接する加圧ローラ2のニップ部Rでは、加熱ローラ
1の熱を局部的に受ける為、図8の点線(ホ)に示す様
に、加熱ローラ1の表面温度に近い高温に昇温される。
に加熱ローラ1により高温に加熱された加圧ローラ2の
ニップ部Yが、図9(b)に示す様にクリーニング部材
6との当接位置を通過する時にクリーニング部材6表面
の回収したオフセットトナー8を溶融してしまいこの溶
融トナーが再度加圧ローラ2側に付着して、ひいては図
9(c)に示す様にシート紙Qの裏面に付着して汚損し
たり、あるいは搬送不良を引き起こす等の問題を有して
いた。
で、クリーニング部材表面のオフセットトナーが加圧ロ
ーラに再付着するのを防止し、シート紙の裏面汚れを防
止すると共に、搬送不良を生じる事のない、信頼性の高
い定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とす
る。
するため、熱発生源を有する加熱ローラ及びこの加熱ロ
ーラに圧接従動回転する加圧ローラを有し、被転写体上
に形成されるトナー像を加熱加圧定着する一対の定着ロ
ーラと、前記加圧ローラに当接し前記加圧ローラ表面の
付着物を回収するクリーニング手段と、このクリーニン
グ手段との当接位置における前記加圧ローラの表面温度
を常時150℃以下に保持する制御手段とを設けるもの
である。
生源を有する加熱ローラ及びこの加熱ローラに圧接従動
回転する加圧ローラを有し、被転写体上に形成されるト
ナー像を加熱加圧定着する一対の定着ローラと、前記加
圧ローラに当接し前記加圧ローラ表面の付着物を回収す
るクリーニング手段と、前記加熱加圧定着操作を待機す
るレディ時に、前記一対の定着ローラを、前記加圧ロー
ラのニップ部から前記クリーニング手段に達するまでの
所定距離だけ、一定速度で回転して前記ニップ部を順次
移動することにより、前記クリーニング手段との当接位
置における前記加圧ローラの表面温度を常時150℃以
下に保持する制御手段とを設けるものである。
生源を有する加熱ローラ及びこの加熱ローラに圧接従動
回転する加圧ローラを有し、被転写体上に形成されるト
ナー像を加熱加圧定着する一対の定着ローラと、前記加
圧ローラに当接し前記加圧ローラ表面の付着物を回収す
るクリーニング手段と、前記加熱ローラを回転するヒー
トローラモータと、前記トナー像の前記加熱加圧定着操
作時にあっては前記ヒートローラモータを定着速度で駆
動する一方、前記加熱加圧定着操作を待機するレディ時
にあっては、前記一対の定着ローラを前記加圧ローラの
ニップ部から前記クリーニング手段に達するまでの所定
距離だけ一定速度で回転して前記ニップ部を順次移動す
ることにより、前記クリーニング手段との当接位置にお
ける前記加圧ローラの表面温度を常時150℃以下に保
持するよう、前記ヒートローラモータを一定速度で駆動
するヒートローラモータ制御手段とを設けるものであ
る。
生源を有する加熱ローラ及びこの加熱ローラに圧接従動
回転する加圧ローラを有し、被転写体上に形成されるト
ナー像を加熱加圧定着する一対の定着ローラと、前記加
圧ローラに当接し前記加圧ローラ表面の付着物を回収す
るクリーニング手段と、前記加熱加圧定着操作を待機す
るレディ時に、前記加圧ローラの表面温度が低下した場
合には、前記加圧ローラの表面温度が所定温度に達する
まで前記一対の定着ローラを連続回転すると共に、前記
一対の定着ローラを、前記加圧ローラのニップ部から前
記クリーニング手段に達するまでの所定距離だけ、一定
速度で回転して前記ニップ部を順次移動することによ
り、前記クリーニング手段との当接位置における前記加
圧ローラの表面温度を常時150℃以下に保持する制御
手段とを設けるものである。
生源を有する加熱ローラ及びこの加熱ローラに圧接従動
回転する加圧ローラを有し、被転写体上に形成されるト
ナー像を加熱加圧定着する一対の定着ローラと、前記加
圧ローラに当接し前記加圧ローラ表面の付着物を回収す
るクリーニング手段と、前記加熱ローラを回転するヒー
トローラモータと、前記トナー像の前記加熱加圧定着操
作時にあっては前記ヒートローラモータを定着速度で駆
動する一方、前記加熱加圧定着操作を待機するレディ時
にあっては、前記加圧ローラの表面温度が低下した場合
には、前記加圧ローラの表面温度が所定温度に達するま
で前記一対の定着ローラを連続回転する様前記ヒートロ
ーラモータを連続駆動すると共に、前記一対の定着ロー
ラを前記加圧ローラのニップ部から前記クリーニング手
段に達するまでの所定距離だけ一定速度で回転して前記
ニップ部を順次移動することにより、前記クリーニング
手段との当接位置における前記加圧ローラの表面温度を
常時150℃以下に保持するよう、前記ヒートローラモ
ータを一定速度で駆動するヒートローラモータ制御手段
とを設けるものである。
持体にトナー像を形成する画像形成手段と、前記トナー
像を被転写体上に転写する転写手段と、前記被転写体上
の前記トナー像を加熱加圧定着する、熱発生源を有する
加熱ローラ及びこの加熱ローラに圧接従動回転する加圧
ローラを有する一対の定着ローラと、前記加圧ローラに
当接し前記加圧ローラ表面の付着物を回収するクリーニ
ング手段と、このクリーニング手段との当接位置におけ
る前記加圧ローラの表面温度を常時150℃以下に保持
する制御手段とを設けるものである。
持体にトナー像を形成する画像形成手段と、前記トナー
像を被転写体上に転写する転写手段と、前記被転写体上
の前記トナー像を加熱加圧定着する、熱発生源を有する
加熱ローラ及びこの加熱ローラに圧接従動回転する加圧
ローラを有する一対の定着ローラと、前記加圧ローラに
当接し前記加圧ローラ表面の付着物を回収するクリーニ
ング手段と、前記加熱加圧定着操作を待機するレディ時
に、前記一対の定着ローラを、前記加圧ローラのニップ
部から前記クリーニング手段に達するまでの所定距離だ
け、一定速度で回転して前記ニップ部を順次移動するこ
とにより、前記クリーニング手段との当接位置における
前記加圧ローラの表面温度を常時150℃以下に保持す
る制御手段とを設けるものである。
持体にトナー像を形成する画像形成手段と、前記トナー
像を被転写体上に転写する転写手段と、前記被転写体上
の前記トナー像を加熱加圧定着する、熱発生源を有する
加熱ローラ及びこの加熱ローラに圧接従動回転する加圧
ローラを有する一対の定着ローラと、前記加圧ローラに
当接し前記加圧ローラ表面の付着物を回収するクリーニ
ング手段と、前記加熱ローラを回転するヒートローラモ
ータと、前記トナー像の前記加熱加圧定着操作時にあっ
ては前記ヒートローラモータを定着速度で駆動する一
方、前記加熱加圧定着操作を待機するレディ時にあって
は、前記一対の定着ローラを前記加圧ローラのニップ部
から前記クリーニング手段に達するまでの所定距離だけ
一定速度で回転して前記ニップ部を順次移動することに
より、前記クリーニング手段との当接位置における前記
加圧ローラの表面温度を常時150℃以下に保持するよ
う、前記ヒートローラモータを一定速度で駆動するヒー
トローラモータ制御手段とを設けるものである。
持体にトナー像を形成する画像形成手段と、前記トナー
像を被転写体上に転写する転写手段と、前記被転写体上
の前記トナー像を加熱加圧定着する、熱発生源を有する
加熱ローラ及びこの加熱ローラに圧接従動回転する加圧
ローラを有する一対の定着ローラと、前記加圧ローラに
当接し前記加圧ローラ表面の付着物を回収するクリーニ
ング手段と、前記加熱加圧定着操作を待機するレディ時
に、前記加圧ローラの表面温度が低下した場合には、前
記加圧ローラの表面温度が所定温度に達するまで前記一
対の定着ローラを連続回転すると共に、前記一対の定着
ローラを、前記加圧ローラのニップ部から前記クリーニ
ング手段に達するまでの所定距離だけ、一定速度で回転
して前記ニップ部を順次移動することにより、前記クリ
ーニング手段との当接位置における前記加圧ローラの表
面温度を常時150℃以下に保持する制御手段とを設け
るものである。
持体にトナー像を形成する画像形成手段と、前記トナー
像を被転写体上に転写する転写手段と、前記被転写体上
の前記トナー像を加熱加圧定着する、熱発生源を有する
加熱ローラ及びこの加熱ローラに圧接従動回転する加圧
ローラを有する一対の定着ローラと、前記加圧ローラに
当接し前記加圧ローラ表面の付着物を回収するクリーニ
ング手段と、前記加熱ローラを回転するヒートローラモ
ータと、前記トナー像の前記加熱加圧定着操作時にあっ
ては前記ヒートローラモータを定着速度で駆動する一
方、前記加熱加圧定着操作を待機するレディ時にあって
は、前記加圧ローラの表面温度が低下した場合には、前
記加圧ローラの表面温度が所定温度に達するまで前記一
対の定着ローラを連続回転する様前記ヒートローラモー
タを連続駆動すると共に、前記一対の定着ローラを前記
加圧ローラのニップ部から前記クリーニング手段に達す
るまでの所定距離だけ一定速度で回転して前記ニップ部
を順次移動することにより、前記クリーニング手段との
当接位置における前記加圧ローラの表面温度を常時15
0℃以下に保持するよう、前記ヒートローラモータを一
定速度で駆動するヒートローラモータ制御手段とを設け
るものである。
材との当接位置に達する加圧ローラの表面温度を150
℃以下に保持する事により、加圧ローラとの接触にかか
わらず、回収したクリーニング部材表面のオフセットト
ナーが融して再度加圧ローラに付着するのを防止し、画
像の裏面よごれや、搬送不良を防止して信頼性向上を図
るものである。
実施の形態を参照して説明する。図1は画像形成装置で
あるディジタル複写機10の全体構成を示す概略構成図
であり、原稿画像を読取るスキャナ部11及び像担持体
である感光体ドラム12にトナー像を形成するプリンタ
部13、被転写体であるシート紙を供給する給紙部14
を備えている。
射する照明ランプ11a、ミラー11bを設置した第一
キャリッジ11c、光路を折り曲げるミラー11d、1
1eを設置した第二キャリッジ11f、レンズ11h、
反射光を受講するCCDセンサ11jを有している。上
記第一及び第二キャリッジ11c、11fは互いにタイ
ミングベルト(図示しない)で結ばれており、第二キャリ
ッジ11fは第一キャリッジ11cの1/2の速さで同
じ方向に移動するようになっている。11kはレーザー
ユニットでありCCDセンサ11jからの画像情報に応
じたレーザー光を感光体ドラム12に照射するようにな
っている。
囲に帯電チャージャ17、レーザーユニット11kから
のレーザー光が照射される露光位置18、現像装置2
0、転写ローラ21、剥離除電針22、剥離爪23、ク
リーニング装置24、除電ランプ26が順に配置されて
いる。感光体ドラム12は帯電チャージャ17によって
一様に帯電されるようになっているとともに、スキャナ
部2からのレーザー光を照射され、画像データに基づく
静電潜像を形成され、現像装置20にて現像されトナー
像が形成されるようになっている。
大容量カセット14b、3つのカセットケース14c〜
14eを有する給紙ユニット14fから成っている。こ
の給紙部14内のシート紙は搬送手段27により感光体
ドラム12周囲の転写ローラ21を経てディジタル複写
機10の左側に設けられる排紙ローラ29側に導かれ
る。
側にはピックアップローラ28a〜28d、シート紙の
2枚取りを防止する分離搬送ローラ30a〜30e、各
搬送ローラ31a〜31c及びシート紙の先端を揃え、
感光体ドラム12上に形成されるトナー像との同期を取
りつつシート紙を搬送するレジストローラ32が配置さ
れている。搬送手段27の感光体ドラム12より下流側
には搬送ベルト33、定着装置34、自動両面装置36
にシート紙を振り分けるゲート37、排紙ローラ29が
配置されている。
装置34は、熱発生源である600W及び700Wの2
本のハロゲンランプからなるヒータランプ38a、38
bを内蔵し、厚さt2mmの円筒アルミニウム基材から
なるハードローラ上38cに、トップコートとの接着の
役割を行うプライマー層38dを有し、この表面に厚さ
約20μmmのPTFE(ポリテトラフルオロエチレ
ン)がコーティングされる加熱ローラ38及び、直径φ
28のシャフト40a表面を硬度15度(JIS−A硬
度)、厚さ5mmのLTVシリコンゴム40bで被覆し、
その表面に厚さ100μmのPFA(パーフロロアルコ
キシエチレンの略称)チューブを被覆してなる加圧ロー
ラ40によりニップ部Nの定着ニップ幅が約5.0mmの
一対の定着ローラ55を構成している。
本体の駆動部とは独立して駆動力を得て回転するのに対
し、加圧ローラ40は、スプリング(図示せず)にて加
熱ローラ38に約300Nの一定圧力で圧接し、加熱ロ
ーラ38と従動回転可能に配置される。
付着したトナーや紙粉を除去するために、加熱ローラ3
8に約50Nの力で圧接されるフェルトからなるフェル
トローラ41及び、シリコンオイルを含浸し表面がフェ
ルトからなり、加熱ローラ38表面のトナー離型性を上
げるために加熱ローラ38にシリコンオイルを供給する
オイルローラ42が転接されている。更に加熱ローラに
は加熱ローラ38表面温度を検知する上サーミスタ43
が当接される。44はサーモスタット、46は上剥離
爪、47は紙カス回収ブラケットである。
粉を除去するクリーニング手段であり、外径φ20のア
ルミニウムを用い、表面仕上げとしてセンターレス研磨
方式により、表面粗さRa1.2にした金属ローラ48
が、加圧ローラ40の回転に伴い、従動回転可能に当接
されている。更に加圧ローラ40には加圧ローラ40表
面温度を検知する下サーミスタ50、除電ブラシ51が
当接される。52は下剥離爪である。
予め設定される基準温度(例えば190℃)にコントロー
ルする為の温度検知手段で、加熱ローラ38の表面温度
が基準温度より低い場合には、ヒータランプ38a、3
8bをONし、高い場合にはOFFするように温度制御し
ている。下サーミスタ50は、加圧ローラ40のコピー
開始前の定着操作待機時(レディ中)に加圧ローラ40の
表面温度が予め設定される基準温度(例えば115℃前
後)となるように温度検知を行っており、この温度が基
準温度以下と低くなった時に定着ローラ55の駆動(空
回転)を行い、加熱ローラ38との接触部で熱の伝達を
受けて加圧ローラ40の温度コントロールを実施してい
る。
タ43の故障等で加熱ローラ38が異常に高温になった
場合でも、ヒータランプ38a、38bヘの給電を停止
するためのものである。又62は排紙スイッチ、63は
排紙ローラである。
V、Wの3相のヒートローラモータ56の駆動につい
て、図3に示す制御回路図を参照して説明する。57は
ヒートローラモータ56を回転する制御部であり、電圧
検出回路57a、回転制御部57b、励磁相切換部57
c、回転子位置検知部57dを有している。更に58
は、ヒートローラモータ56からのFGパルスが入力さ
れる波形整形部、60は、位相比較部60a、速度比較
部60bからなる比較部である。
体CPU70から表1に示す信号が入力される。即ち、
位相比較部60a及び速度比較部60bには、本体メイ
ンモータを一定回転させる為の基準クロック信号であ
る、1247.6HzのHMOT−REF信号と、波形
整形部58を経たヒートローラモータ56からのFGパ
ルスがそれぞれ入力される。また、回転制御部57bに
は、本体CPU70からヒートローラモータ56を低速
回転でON/OFFするための制御信号であるHTRM
OTL信号あるいは、ヒートローラモータ56を定着速
度回転でON/OFFするための制御信号であるHTR
MOT信号が入力される。各HTRMOTL信号あるい
はHTRMOT信号は、Lレベルになると加熱モータ3
8がONしHレベルになると加熱モータ38が停止する。
0からのFGパルスとHMOT−REF信号の差分、回
転制御されたHTRMOTL信号あるいはHTRMOT
信号、ヒートローラモータ56のA、B、C各ホール素
子からの信号による回転子位置検知部57dからの位置
検知信号が入力されるとヒートローラモータ56の各相
を励磁し、ヒートローラモータ56を回転することとな
る。
要なコピー条件等を入力し、原稿台16に原稿をセット
した後、スタートキー(図示せず)をオンしコピー操作
を開始する。これによりスキャナ部11から読み込んだ
原稿画像が画像データとして図示しない記憶手段に蓄積
される。この後記憶手段内の画像データを順次読み出
し、プリンタ部13にて必要枚数のコピーを行う。即
ち、感光体ドラム12はその回転に従い、順次帯電、露
光、現像の各工程を実施され、トナー像を形成される。
レイ14a、大容量カセット14b、給紙ユニット14
fのいずれかから取り出されたシート紙を取り出し、感
光体ドラム12上のトナー像に同期して転写ローラ21
位置に搬送する。転写ローラ21位置二手トナー像を転
写されたシート紙は、剥離除電針22、剥離爪23を経
て感光体ドラム12から剥離され、搬送ベルト33に搬
送され、定着装置34にて加熱加圧定着された後排紙ロ
ーラ27方向に排出される。一方転写終了後、感光体ド
ラム12はその回転に従い、クリーニング装置24、除
電ランプ26を経て次のコピー可能とされる。
示せず)投入によるウォームアップ開始により、 (1) 本体CPU70の制御によりヒータランプ38
a、38bが点灯し、 (2)HTRMOT信号がLレベルとなり加熱ローラ3
8の回転命令が成される。 (3)次いで励磁相切換部57cがヒートローラモータ
56のU、V、Wの各相を励磁することにより図4のt
1に示すように、ヒートローラモータ56を回転し加熱
ローラ38を回転する。 (4)ヒートローラモータ56が回転する間、 A、
B、C各ホール素子からの信号により回転子位置検知部
57dはヒートローラモータ56の回転位置を常時検出
する。 (5)励磁相切換部57cがU、V、Wの各相の励磁を
切替え、(2)〜(5)を繰り返す事によりヒートロー
ラモータ56は回転される。 (6)ヒートローラモータ56は回転によりFGパルス
を発生する。 (7)比較部60にてFGパルスとHMOT−REF信
号を位相と速度について比較し、その両者の差分を加
え、さらに電圧検出回路57cからの電源電圧の変動分
を加え信号発生する。 (8)(7)で得られた信号発生に応じて、励磁相切換
部57cの切替えタイミングを変える。すなわちFGパ
ルスとHMOT−REF信号が等しくなるように制御す
る。(これによりヒートローラモータ56一定回転す
る。) この(1)〜(8)の制御により加熱ローラ38は、定
着速度と同速でが矢印r方向に回転し、これに従動し加
圧ローラ40が矢印s方向に回転する。これにより図4
の(イ)、(ロ)、(ハ)に示すように加熱ローラ3
8、及び加圧ローラ40がそれぞれ温度上昇される。実
線(イ)は上サーミスタ43に検知される加熱ローラ3
8表面温度、点線(ロ)は下サーミスタ50に検知され
る加圧ローラ40表面温度、点線(ハ)は、加圧ローラ
40のニップ部の表面温度である。そして加熱ローラ3
8が、予め定められた基準温度(190℃)に達する
と、加熱加圧定着可能なレディ状態となり、 (9)本体CPU70によりHTRMOT信号がHレベ
ルになりヒートローラモータ56の駆動を停止し、加熱
ローラ38、加圧ローラ40を停止する。
して行われるが、この間加圧ローラ40は、その熱容量
と単位時間当たりの加熱ローラ38との接触時間に応じ
た飽和温度が保たれる事となる。
8及び加圧ローラ40の温度制御について述べる。レデ
ィ状態に達すると、加熱ローラ38にあっては、上サー
ミスタ43により表面温度を195℃〜205℃に保持
するようヒータランプ38a、38bのON/OFF制
御を行う。これとともに加圧ローラ40にあっては、そ
の表面温度が低いことによる定着不良を防止する様基準
温度(115℃)を保持するため、 (10)待機中(レディ時)、加圧ローラ40の温度が8
0℃より低くなった時にはHTRMOTL信号がLレベ
ルになり、図4のt5、t9に示す様にヒートローラモ
ータ56を低速駆動させ加熱ローラ38及び加圧ローラ
40を定着速度より低速で連続回転する温度プレランを
行う。そして、加圧ローラ40が基準温度(1150
℃)に達したらHTRMOTL信号をHレベルにし、ヒ
ートローラモータ56を停止させる。
の特定のニップ部Nの高温加熱を防止するため、上記
(10)の温度プレランとは別に、定時間毎に、ニップ
位置から金属ローラ48に達する間において、加熱ロー
ラ38及び加圧ローラ40をニップ幅以上の所定の幅だ
け低速回転して、ニップ部の位置を順次移動する定時間
プレランを行う。即ち、 (11)レディ状態となりHTRMOT信号がHになっ
てから一定時間経過後(例えば1sec) にHTRMO
TL信号をLレベルとして、少なくとも定着ローラ55
のニップ部Nが、ニップ幅以上であり且つ、金属ローラ
48との当接位置に達しない距離(例えば10mm)を
移動する時間内にHTRMOTL信号をHレベルにし、
図4のt2〜t4、t6〜t8、t10に示す様にヒー
トローラモータ56を低速回転させ加熱ローラ38及び
加圧ローラ40を定着速度より低速の10mm/secで
低速回転する定時間プレランを行う。
ーラ38及び加圧ローラ40の温度制御操作により、加
熱ローラ38の表面温度は図4の実線(イ)、加圧ロー
ラ40の表面温度は、図4の点線(ロ)、(ハ)に示す
様な温度特性となり、定時間プレランによりニップ部位
置N1、N2、N3…Nnが順次移動され、加圧ローラ
40のニップ部の表面温度も図4の点線(ハ)に示すよ
うに局部的に加熱ローラ38の表面温度いちくまで温度
上昇される事が無くなり、150℃以下に保持される。
り定着操作が開始されると、HTRMOT信号がLレベ
ルになり、図4のt11に示す様にヒートローラモータ
56を定着速度で回転開始し、加熱ローラ38及び加圧
ローラ40を定着速度で回転し、両ローラ38、40間
にトナー像を有するシート紙を挿通し、トナー像の加熱
加圧定着を行う。この間加熱ローラ38は、フェルトロ
ーラ41によりオフセットトナーや紙カスを除去され、
オイルローラ42により、シリコンオイルを供給され
る。一方加圧ローラ40は、金属ローラ48によりトナ
ーや紙粉が除去される。又レディ状態において加圧ロー
ラ40の表面温度は均一化されており、局所的な高温個
所が無いので、加圧ローラ40が金属ローラ48表面に
回収されたオフセットトナーを溶融し再度吸着する事が
無く、ひいてはシート紙裏面を汚損する事も無い。
ラ40は、その表面温度の低下による定着不良を防止す
るための温度プレランと併用して、定時間毎にニップ部
を順次移動する定時間プレランを行う事から、加圧ロー
ラの特定の局部が高温に加熱されず、加圧ローラ表面温
度が150℃以下とされるので、レディ状態からのコピ
ー開始時に、加圧ローラ40が、金属ローラ48表面に
回収したオフセットトナーを溶融することが無く、加圧
ローラ40側にへのオフセットトナーの再付着が無く、
ひいては、シート紙の裏汚れや搬送不良を防止し、信頼
性が高く且つ良質の画像を得られる。
で無く、その趣旨を変えない範囲での変更は可能であっ
て、例えば定時間プレランにより制御される加圧ローラ
のニップ部の表面温度は、クリーニング手段表面に回収
されたオフセットトナーの溶融による加圧ローラへの再
付着を生じない範囲であれば限定されない。
8との当接位置における加圧ローラ40の表面温度を変
化させて、シート紙の裏汚れの発生状況をテストしたと
ころ、図5に示す様に加圧ローラ40の表面温度が15
0℃を以上になるとシート紙の裏汚れが発生することか
ら、加圧ローラ40のニップ部Nは、金属ローラとの当
接位置に到達した時点での表面温度が150℃以下とな
るよう温度コントロールする必要がある。
れずその特性等任意であるが、上記実施の形態にて、現
像に用いられるトナーの樹脂の熱特性について、ガラス
転移点と150℃/10分時のメルトインデックスを変
化させた15の試料についてシート紙の裏汚れの発生状
況をテストしたところ、第6図に示す通り、ガラス転移
点54〜64℃、メルトインデックス値2〜11gの樹
脂においてはシート紙の裏汚れを生じる事が無く、又定
着性も満足する良好な画像が得られた。
ローラの回転速度は限定されず、高温のニップ部がクリ
ーニング手段に達するまでに、オフセットトナーを溶融
しない程度に温度低下されていれば良いし、その回転形
態も、ヒートローラモータのON/OFF操作を繰り返
すのではなく、ヒートローラモータを極低速で、連続駆
動することにより定着ローラを極低速で回転して行う等
しても良い。
速でのヒートローラモータのON/OFF操作を繰り返
すのではなく、ヒートローラモータを極低速で、連続駆
動することにより定着ローラを極低速で回転して行う等
しても良い。
ディ状態からのコピー開始時に加圧ローラ表面に当接す
るクリーニング手段表面のオフセットトナーが、加圧ロ
ーラにより溶融され手、加圧ローラ側に再付着するおそ
れが無く、ひいてはシート紙の裏汚れや搬送不良を生じ
る事無く、信頼性向上及び画質向上を図る事が出来る。
概略構成図である。
図である。
御回路図である。
ラの温度制御を示すグラフである。
における加圧ローラの表面温度に対するシート紙の裏面
汚れの発生状況を示すグラフである。
ート紙の裏面汚れの発生状況を示すグラフである。
温度制御を示すグラフである。
を示し、(a)はそのレディ時、(b)はそのオフセッ
トトナーの加圧ローラへの再付着時、(c)はその加圧
ローラからシート紙裏面へのオフセットトナーの付着時
の概略説明図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 熱発生源を有する加熱ローラ及びこの加
熱ローラに圧接従動回転する加圧ローラを有し、被転写
体上に形成されるトナー像を加熱加圧定着する一対の定
着ローラと、 前記加圧ローラに当接し前記加圧ローラ表面の付着物を
回収するクリーニング手段と、 このクリーニング手段との当接位置における前記加圧ロ
ーラの表面温度を常時150℃以下に保持する制御手段
とを具備する事を特徴とする定着装置。 - 【請求項2】 熱発生源を有する加熱ローラ及びこの加
熱ローラに圧接従動回転する加圧ローラを有し、被転写
体上に形成されるトナー像を加熱加圧定着する一対の定
着ローラと、 前記加圧ローラに当接し前記加圧ローラ表面の付着物を
回収するクリーニング手段と、 前記加熱加圧定着操作を待機するレディ時に、前記一対
の定着ローラを、前記加圧ローラのニップ部から前記ク
リーニング手段に達するまでの所定距離だけ、一定速度
で回転して前記ニップ部を順次移動することにより、前
記クリーニング手段との当接位置における前記加圧ロー
ラの表面温度を常時150℃以下に保持する制御手段と
を具備する事を特徴とする定着装置。 - 【請求項3】 熱発生源を有する加熱ローラ及びこの加
熱ローラに圧接従動回転する加圧ローラを有し、被転写
体上に形成されるトナー像を加熱加圧定着する一対の定
着ローラと、 前記加圧ローラに当接し前記加圧ローラ表面の付着物を
回収するクリーニング手段と、 前記加熱ローラを回転するヒートローラモータと、 前記トナー像の前記加熱加圧定着操作時にあっては前記
ヒートローラモータを定着速度で駆動する一方、前記加
熱加圧定着操作を待機するレディ時にあっては、前記一
対の定着ローラを前記加圧ローラのニップ部から前記ク
リーニング手段に達するまでの所定距離だけ一定速度で
回転して前記ニップ部を順次移動することにより、前記
クリーニング手段との当接位置における前記加圧ローラ
の表面温度を常時150℃以下に保持するよう、前記ヒ
ートローラモータを一定速度で駆動するヒートローラモ
ータ制御手段とを具備する事を特徴とする定着装置。 - 【請求項4】 熱発生源を有する加熱ローラ及びこの加
熱ローラに圧接従動回転する加圧ローラを有し、被転写
体上に形成されるトナー像を加熱加圧定着する一対の定
着ローラと、 前記加圧ローラに当接し前記加圧ローラ表面の付着物を
回収するクリーニング手段と、 前記加熱加圧定着操作を待機するレディ時に、前記加圧
ローラの表面温度が低下した場合には、前記加圧ローラ
の表面温度が所定温度に達するまで前記一対の定着ロー
ラを連続回転すると共に、前記一対の定着ローラを、前
記加圧ローラのニップ部から前記クリーニング手段に達
するまでの所定距離だけ、一定速度で回転して前記ニッ
プ部を順次移動することにより、前記クリーニング手段
との当接位置における前記加圧ローラの表面温度を常時
150℃以下に保持する制御手段とを具備する事を特徴
とする定着装置。 - 【請求項5】 熱発生源を有する加熱ローラ及びこの加
熱ローラに圧接従動回転する加圧ローラを有し、被転写
体上に形成されるトナー像を加熱加圧定着する一対の定
着ローラと、 前記加圧ローラに当接し前記加圧ローラ表面の付着物を
回収するクリーニング手段と、 前記加熱ローラを回転するヒートローラモータと、 前記トナー像の前記加熱加圧定着操作時にあっては前記
ヒートローラモータを定着速度で駆動する一方、前記加
熱加圧定着操作を待機するレディ時にあっては、前記加
圧ローラの表面温度が低下した場合には、前記加圧ロー
ラの表面温度が所定温度に達するまで前記一対の定着ロ
ーラを連続回転する様前記ヒートローラモータを連続駆
動すると共に、前記一対の定着ローラを前記加圧ローラ
のニップ部から前記クリーニング手段に達するまでの所
定距離だけ一定速度で回転して前記ニップ部を順次移動
することにより、前記クリーニング手段との当接位置に
おける前記加圧ローラの表面温度を常時150℃以下に
保持するよう、前記ヒートローラモータを一定速度で駆
動するヒートローラモータ制御手段とを具備する事を特
徴とする定着装置。 - 【請求項6】 前記被転写体上に形成される前記トナー
像に用いられるトナーの、ガラス転移点が54〜64℃
であり、150℃/10分時のメルトインデックス値が
2〜11gであることを特徴とする請求項1乃至請求項
5のいずれかに記載の定着装置。 - 【請求項7】 像担持体にトナー像を形成する画像形成
手段と、 前記トナー像を被転写体上に転写する転写手段と、 前記被転写体上の前記トナー像を加熱加圧定着する、熱
発生源を有する加熱ローラ及びこの加熱ローラに圧接従
動回転する加圧ローラを有する一対の定着ローラと、 前記加圧ローラに当接し前記加圧ローラ表面の付着物を
回収するクリーニング手段と、 このクリーニング手段との当接位置における前記加圧ロ
ーラの表面温度を常時150℃以下に保持する制御手段
とを具備する事を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項8】 像担持体にトナー像を形成する画像形成
手段と、 前記トナー像を被転写体上に転写する転写手段と、 前記被転写体上の前記トナー像を加熱加圧定着する、熱
発生源を有する加熱ローラ及びこの加熱ローラに圧接従
動回転する加圧ローラを有する一対の定着ローラと、 前記加圧ローラに当接し前記加圧ローラ表面の付着物を
回収するクリーニング手段と、 前記加熱加圧定着操作を待機するレディ時に、前記一対
の定着ローラを、前記加圧ローラのニップ部から前記ク
リーニング手段に達するまでの所定距離だけ、一定速度
で回転して前記ニップ部を順次移動することにより、前
記クリーニング手段との当接位置における前記加圧ロー
ラの表面温度を常時150℃以下に保持する制御手段と
を具備する事を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項9】 像担持体にトナー像を形成する画像形成
手段と、 前記トナー像を被転写体上に転写する転写手段と、 前記被転写体上の前記トナー像を加熱加圧定着する、熱
発生源を有する加熱ローラ及びこの加熱ローラに圧接従
動回転する加圧ローラを有する一対の定着ローラと、 前記加圧ローラに当接し前記加圧ローラ表面の付着物を
回収するクリーニング手段と、 前記加熱ローラを回転するヒートローラモータと、 前記トナー像の前記加熱加圧定着操作時にあっては前記
ヒートローラモータを定着速度で駆動する一方、前記加
熱加圧定着操作を待機するレディ時にあっては、前記一
対の定着ローラを前記加圧ローラのニップ部から前記ク
リーニング手段に達するまでの所定距離だけ一定速度で
回転して前記ニップ部を順次移動することにより、前記
クリーニング手段との当接位置における前記加圧ローラ
の表面温度を常時150℃以下に保持するよう、前記ヒ
ートローラモータを一定速度で駆動するヒートローラモ
ータ制御手段とを具備する事を特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項10】 像担持体にトナー像を形成する画像形
成手段と、 前記トナー像を被転写体上に転写する転写手段と、 前記被転写体上の前記トナー像を加熱加圧定着する、熱
発生源を有する加熱ローラ及びこの加熱ローラに圧接従
動回転する加圧ローラを有する一対の定着ローラと、 前記加圧ローラに当接し前記加圧ローラ表面の付着物を
回収するクリーニング手段と、 前記加熱加圧定着操作を待機するレディ時に、前記加圧
ローラの表面温度が低下した場合には、前記加圧ローラ
の表面温度が所定温度に達するまで前記一対の定着ロー
ラを連続回転すると共に、前記一対の定着ローラを、前
記加圧ローラのニップ部から前記クリーニング手段に達
するまでの所定距離だけ、一定速度で回転して前記ニッ
プ部を順次移動することにより、前記クリーニング手段
との当接位置における前記加圧ローラの表面温度を常時
150℃以下に保持する制御手段とを具備する事を特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項11】 像担持体にトナー像を形成する画像形
成手段と、 前記トナー像を被転写体上に転写する転写手段と、 前記被転写体上の前記トナー像を加熱加圧定着する、熱
発生源を有する加熱ローラ及びこの加熱ローラに圧接従
動回転する加圧ローラを有する一対の定着ローラと、 前記加圧ローラに当接し前記加圧ローラ表面の付着物を
回収するクリーニング手段と、 前記加熱ローラを回転するヒートローラモータと、 前記トナー像の前記加熱加圧定着操作時にあっては前記
ヒートローラモータを定着速度で駆動する一方、前記加
熱加圧定着操作を待機するレディ時にあっては、前記加
圧ローラの表面温度が低下した場合には、前記加圧ロー
ラの表面温度が所定温度に達するまで前記一対の定着ロ
ーラを連続回転する様前記ヒートローラモータを連続駆
動すると共に、前記一対の定着ローラを前記加圧ローラ
のニップ部から前記クリーニング手段に達するまでの所
定距離だけ一定速度で回転して前記ニップ部を順次移動
することにより、前記クリーニング手段との当接位置に
おける前記加圧ローラの表面温度を常時150℃以下に
保持するよう、前記ヒートローラモータを一定速度で駆
動するヒートローラモータ制御手段とを具備する事を特
徴とする画像形成装置。 - 【請求項12】 前記被転写体上に形成される前記トナ
ー像に用いられるトナーの、ガラス転移点が54〜64
℃であり、150℃/10分時のメルトインデックス値
が2〜11gであることを特徴とする請求項7乃至請求
項11のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35290699A JP2001166626A (ja) | 1999-12-13 | 1999-12-13 | 定着装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35290699A JP2001166626A (ja) | 1999-12-13 | 1999-12-13 | 定着装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001166626A true JP2001166626A (ja) | 2001-06-22 |
Family
ID=18427270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35290699A Abandoned JP2001166626A (ja) | 1999-12-13 | 1999-12-13 | 定着装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001166626A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007304464A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Ricoh Co Ltd | 定着装置、画像形成装置 |
US7609985B2 (en) | 2007-03-14 | 2009-10-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Fixing apparatus having determinatiion of cleaning member smearing and image forming apparatus |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10123754A (ja) * | 1996-10-24 | 1998-05-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トナー |
JPH1195601A (ja) * | 1997-09-19 | 1999-04-09 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1999
- 1999-12-13 JP JP35290699A patent/JP2001166626A/ja not_active Abandoned
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10123754A (ja) * | 1996-10-24 | 1998-05-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トナー |
JPH1195601A (ja) * | 1997-09-19 | 1999-04-09 | Canon Inc | 画像形成装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007304464A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Ricoh Co Ltd | 定着装置、画像形成装置 |
US7609985B2 (en) | 2007-03-14 | 2009-10-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Fixing apparatus having determinatiion of cleaning member smearing and image forming apparatus |
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