JP2001166460A - ポジ型感光性平版印刷版、その製造方法及び刷版方法 - Google Patents

ポジ型感光性平版印刷版、その製造方法及び刷版方法

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JP2001166460A
JP2001166460A JP34673199A JP34673199A JP2001166460A JP 2001166460 A JP2001166460 A JP 2001166460A JP 34673199 A JP34673199 A JP 34673199A JP 34673199 A JP34673199 A JP 34673199A JP 2001166460 A JP2001166460 A JP 2001166460A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光性平版印刷版の両端面の未露光部により
不要な画像が印刷物に形成されないように改良されたポ
ジ型感光性平版印刷版及びその製造方法を製造方法を提
供する。 【解決手段】 支持体上にポジ型感光性組成物を塗設し
てなり、レーザーにより露光されるポジ型感光性平版印
刷版であって、感光層の少なくとも対向する端部2辺
が、未露光の状態でアルカリ現像液に可溶であることを
特徴とするポジ型感光性平版印刷版。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザーにより露
光されるポジ型感光性平版印刷版、その製造方法及び刷
版方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ画像処理技術の進歩に伴
い、デジタル画像情報から銀塩マスクフィルムへの出力
を行わずに、レーザー光等により直接レジスト画像を形
成する感光ダイレクト製版システムが広く利用されるよ
うになってきた。このような画像形成方法に用いられる
印刷版は一般にはCTP版(Computer to Plate)と称
されているが、CTP版の一例としては例えば、特開平
7−285275号公報、同9−43847号公報、同
10−268512号公報等には、感光層に少なくとも
アルカリ可溶性樹脂と、画像露光光源の光を吸収して熱
に変換する光熱変換物質とを含有するポジ型感光性平版
印刷版が提案されている。
【0003】ところで、CTP版をレーザー露光する際
には、通常押さえ治具によってレーザー露光機のドラム
上に固定しレーザー露光が行われる。ここで、CTP版
がポジ型である場合には次の様な問題がある。押さえ治
具によって固定されたポジCTP版の両端面は、レーザ
ー光が押さえ治具によって遮られるため、たとえデジタ
ルデータが「露光」の信号を有していても、押さえ治具
によって遮られた部分は必ず未露光となる。そしてこの
未露光部がベタ印刷されて印刷物に不要な画像が形成さ
れる。一方、ネガ型では、未露光部の感光層は溶解する
ためこのようなベタ印刷の問題が生じない。
【0004】このようなベタ印刷の問題を防ぐために
は、ポジCTP版において、押さえ治具によって固定さ
れる両端面部に感光層を有していないものを作成する方
法が考えられる。これらは例えば、両端部にもともと感
光層を塗設しない印刷版を作成するか、または感光層を
塗設した後に、両端部の感光層を除去する方法が考えら
れる。また、本出願人は現像工程に先立って、未露光の
両端部が現像液に溶解するように両端部を加圧処理等の
物理的処理を加る方法を提案している(特願平11−1
76281)。しかしながらこのような両端部の処理に
は通常の印刷版の製造工程に加えて特別な処理工程を付
加する必要がり、さらなる生産性の向上が望まれてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、感光
性平版印刷版の両端面の未露光部により不要な画像が印
刷物に形成されないように改良されたポジ型感光性平版
印刷版及びその製造方法を製造方法を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、レーザ
ーにより露光されるポジ型感光性平版印刷版であって、
感光層の少なくとも対向する端部が、未露光の状態でア
ルカリ現像液に可溶であることを特徴とするポジ型感光
性平版印刷版に存する。本発明の別の要旨は、支持体上
にポジ型感光性組成物を塗布して感光層を形成した後、
該感光層と、水分を1〜10%含有する保護材とを重ね
合わせて加熱下に保持する工程を有するレーザーにより
露光されるポジ型感光性平版印刷版の製造方法におい
て、該感光層の面積よりも該保護材の面積が小さいこを
特徴とするポジ型感光性平版印刷版の製造方法に存す
る。また、本発明の別の要旨は、上記ポジ型感光性平版
印刷版の刷版方法であって、回転ドラムの表面上に押さ
え治具によって感光性平版印刷版の対向する両端面を固
定して行う走査方式によるレーザー露光工程と現像工程
を含む刷版方法に存する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のポジ型感光性平版印刷版は、感光層の少なくと
も対向する端部がアルカリ現像液に可溶であるように設
計されている。ポジ型感光性平版印刷版は基本的にはア
ルカリ可溶性樹脂を含有しており、アルカリ溶解性は程
度の問題であるが、本明細書において端部がアルカリ現
像液に可溶とは、感光層の端部においては未露光であっ
ても十分なアルカリ可溶度が確保されており、現像工程
において端部は未露光であってもアルカリ現像液に溶け
て、実質的に感光層残りが無くなることを意味してい
る。
【0008】このように設計することにより、レーザー
露光装置のドラムの印刷版押さえ治具によって、レーザ
ー光が遮られた場合であっても、アルカリ現像液で現像
処理すれば把持された部分も感光層が溶解し、従って、
インクがそこに付着することなく汚れが発生しない。感
光層の端部(以下、支持体の端部と区別するため「アル
カリ可溶部」と称すことがある)の範囲はレーザー露光
装置のドラムの印刷版把持部の大きさによって適宜変更
すれば良いが、アルカリ可溶部の範囲が大きくなり過ぎ
ると印刷面が小さくなるので、通常、印刷版端から5m
m以上、好ましくは1cm以上であり、また5cm以
下、好ましくは3cm以下である。
【0009】端部のアルカリ可溶部は、少なくとも対向
する2辺に沿って設けられていれば良いが、4辺に沿っ
てアルカリ可溶部を設けても良い。4辺に沿って設けら
れている場合は、レーザー露光装置のドラムに印刷版を
装着する場合に、どちらの方向に装着しても印刷版押さ
え治具に起因する感光層残りが発生しないという利点を
有する。また、2辺に沿ってのみアルカリ可溶部を設け
る場合、印刷版の強度の関係で、露光装置のドラムの回
転方向と、アルミニウム支持体の圧延方向を一致させる
方が好ましいことから、圧延方向の両端部にアルカリ可
溶部を設けることが好ましい。
【0010】本発明に用いられる支持体としては、アル
ミニウム、亜鉛、銅、鋼などの金属板、アルミニウム、
亜鉛、銅、鉄、クロム、ニッケル等をメッキ又は蒸着し
た金属板、紙、樹脂を塗布した紙、アルミニウム等の金
属箔を貼着した紙、プラスチックフィルム、親水化処理
したプラスチックフィルム、ガラス板などが挙げられ
る。これらの中ではアルミニウム板が好ましく、特に、
塩酸または硝酸溶液中での電解エッチング又はブラシ研
磨による砂目立て処理、硫酸溶液中での陽極酸化処理、
必要に応じて行われる封孔処理などの表面処理が順次に
施されたアルミニウム板が好ましい。支持体の表面の粗
さは、JIS B0601に規定される平均粗さ(R
a)として、通常0.3〜1.0μm、好ましくは0.
4〜0.8μm程度とするのがよい。
【0011】本発明に用いられるポジ型感光性組成物の
構成成分としては、公知のものを用いることができる
が、基本的な成分としてアルカリ可溶性樹脂と、光吸収
材料とを含有している。アルカリ可溶性樹脂として公知
の種々の樹脂が使用でき、その種類は特に制限されな
い。例えば、ノボラック樹脂、レゾール樹脂、ポリビニ
ルフェノール樹脂、アクリル酸誘導体の共重合体などが
挙げられ、これらを単独で或いは併用して用いることが
できる。これらの中では、ノボラック樹脂またはポリビ
ニルフェノール樹脂が、露光部と未露光部とのアルカリ
可溶性の差を大きくでき、即ち現像ラチチュードが大き
く取れるので、少なくともノボラック樹脂またはポリビ
ニルフェノール樹脂を感光層中に含むものが好ましく、
特にノボラック樹脂が好ましい。アルカリ可溶性樹脂
(A)の分子量、すなわち、ゲルパーミュエーションク
ロマトグラフィー測定によるポリスチレン換算重量平均
分子量(Mw)は、通常1,000〜15,000、好
ましくは1,500〜10,000の範囲である。
【0012】また、光吸収材料は、ポジ画像の形成原理
に深く係わっており、o−キノンジアジドの様に光吸収
材料自身が化学変化を起こすもの、光吸収材料が増感材
として働き、エネルギーを他の化合物に渡して他の化合
物が化学変化を起こすもの等があり、これらは、感光層
中の化学変化に伴って、感光層のアルカリ可溶性が変化
する(ポジ型の場合は、露光部のアルカリ可溶性が増加
する)。また、光を吸収して熱を発生し、発生した熱を
周辺の樹脂に伝達し、熱的に、即ち実質的に化学変化な
しに感光層のアルカリ可溶性を高めるものも知られてい
る。
【0013】光吸収材料は、これらの原理及び照射する
レーザー光の波長に応じて選択することができ、公知の
ものが使用できるが、CTP版の露光光源としては、6
00〜1300nmの近赤外線を用いることが多いの
で、本発明のポジ型感光性平版印刷版は、特に光吸収剤
が600〜1300nmの近赤外線を吸収して熱を発生
する光熱変換物質であることが好ましい。斯かる化合物
としては、波長域600〜1300nmの近赤外線領域
の一部または全部に吸収帯を有する有機またはは無機の
染顔料、有機色素、金属、金属酸化物、金属炭化物、金
属ホウ化物などが挙げられる。これらの中では、光吸収
色素が特に有効である。光吸収色素は、上記波長域の光
を効率よく吸収するが、紫外線領域の光は殆ど吸収しな
いか、吸収しても実質的に感応せず、従って、白色灯に
含まれる様な弱い紫外線によってはポジ型感光性組成物
を変成させる作用のない化合物である。
【0014】上記の光吸収色素としては、例えば、窒素
原子、酸素原子または硫黄原子を含む複素環などがポリ
メチン:(−CH=)nで結合された、広義の所謂シア
ニン系色素が代表例として挙げられる。すなわち、キノ
リン系(所謂、狭義のシアニン系)、インドール系(所
謂、インドシアニン系)、ベンゾチアゾール系(所謂、
チオシアニン系)、アミノベンゼン系(所謂、ポリメチ
ン系)、ピリリウム系、チアピリリウム系、スクアリリ
ウム系、クロコニウム系、アズレニウム系などの色素が
挙げられる。これらの中では、キノリン系、インドール
系、ベンゾチアゾール系、アミノベンゼン系、ピリリウ
ム系またはチアピリリウム系が好ましい。その他の例と
しては、アミニウム系、イモニウム系、フタロシアニン
系、アントラキノン系の各色素が挙げられる。
【0015】本発明で使用するポジ型感光性組成物にお
いては、アルカリ可溶性樹脂(A)の割合は感光層の全
固形分中70〜99.9重量%が好ましく、また、光吸
収材料(B)の割合は0.1〜30重量%が好ましい。
本発明のポジ型感光性組成物には、露光部と非露光部の
アルカリ現像液に対する溶解性の差を増大させるため、
上記の2成分の溶解性を低下させる機能を有する溶解抑
止剤が含有されていてもよい。
【0016】上記の溶解抑止剤としては、例えば、本願
出願人による特開平10−268512号公報に詳細に
記載されている、スルホン酸エステル、燐酸エステル、
芳香族カルボン酸エステル、芳香族ジスルホン、カルボ
ン酸無水物、芳香族ケトン、芳香族アルデヒド、芳香族
アミン、芳香族エーテル、同じく特願平9−29188
0号明細書に詳細に記載されている、ラクトン骨格、
N,N−ジアリールアミド骨格、ジアリールメチルイミ
ノ骨格を有し着色剤を兼ねた酸発色性色素、同じく特願
平9−331512号明細書に詳細に記載されている、
非イオン性界面活性剤を挙げることが出来る。ポジ型感
光性組成物中の溶解抑止剤の割合の上限値は、通常50
重量%、好ましくは30重量%、更に好ましくは20重
量%である。
【0017】上記のポジ型感光性組成物には、上述の成
分以外に、例えば、着色剤、塗布性改良剤、現像性改良
剤、密着性改良剤、感度改良剤、感脂化剤などの通常使
用される各種の添加剤が含有されていてもよい。これら
の添加剤のポジ型感光性組成物中の含有割合の上限値
は、通常10重量%、好ましくは5重量%である。
【0018】上記のポジ型感光性組成物は、通常、上述
の各成分を適当な溶媒に溶解した溶液として使用され
る。溶媒の種類は、上述の各成分に対して十分な溶解度
を持ち、良好な塗膜性を与える限り特に制限されない。
斯かる溶媒としては、例えば、メチルセロソルブ、エチ
ルセロソルブ、メチルセロソルブアセテート、エチルセ
ロソルブアセテート等のセロソルブ系溶媒、プロピレン
グリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコール
モノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチル
エーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルア
セテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルア
セテート、プロピレングリコールモノブチルエーテルア
セテート、ジプロピレングリコールジメチルエーテル等
のプロピレングリコール系溶媒、酢酸ブチル、酢酸アミ
ル、酪酸エチル、酪酸ブチル、ジエチルオキサレート、
ピルビン酸エチル、エチル−2−ヒドロキシブチレー
ト、エチルアセトアセテート、乳酸メチル、乳酸エチ
ル、3−メトキシプロピオン酸メチル等のエステル系溶
媒、ヘプタノール、ヘキサノール、ジアセトンアルコー
ル、フルフリルアルコール等のアルコール系溶媒、シク
ロヘキサノン、メチルアミルケトン等のケトン系溶媒、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メ
チルピロリドン等の高極性溶媒の他に、酢酸、これらの
混合溶媒、これらに芳香族炭化水素を添加した混合溶媒
などが挙げられる。溶媒の使用割合は、ポジ型感光性組
成物の総量に対し、通常1〜20(重量比)倍の範囲で
ある。
【0019】ポジ型感光性組成物の塗布は、従来公知の
方法、例えば、回転塗布、ワイヤーバー塗布、ディップ
塗布、エアーナイフ塗布、ロール塗布、ブレード塗布、
カーテン塗布などによって行われる。塗布量は、乾燥膜
厚として、通常0.3〜7μm、好ましくは0.5〜5
μm、更に好ましくは1〜3μmの範囲であり、そし
て、塗布後の乾燥は、通常30〜170℃、好ましくは
40〜150℃の範囲で行われる。
【0020】次に、本発明のポジ型感光性平版印刷版の
製造方法について、好ましい実施態様を例にとって説明
する。本発明のポジ型感光性平版印刷版の製造方法とし
ては、少なくとも対向する端部2辺が、未露光の状態で
アルカリ現像液に可溶となるように製造することができ
れば何れの方法を用いることができるが、好ましくは、
支持体上にポジ型感光性組成物を塗布して感光層を形成
した後、該感光層と、水分を1〜10%含有する保護材
とを重ね合わせて加熱下に保持する工程において、感光
層の面積よりも保護材の面積が小さいこを特徴とした製
造方法が用いられる。熱の作用にによりアルカリ溶解性
が変化するようなポジ型感光性組成物においては、露光
部と未露光部の溶解性の差を十分に確保することが重要
な技術要素となっている。この溶解性の差を発現させる
手段の一つとして、本出願人は、レーザーによって露光
されるポジ型感光性平版印刷版の製造方法に係わる出願
(特願平11−211957号)において、好ましい実
施態様として、支持体上に感光層が形成された印刷版
を、水分を含有する保護材と重ね合わせて加熱下に保持
する製造方法を提案した。
【0021】保護材と重ね合わせて加熱下に保持する工
程は、通常エージング工程と称されるが、このエージン
グ工程において水分子を感光層中に拡散することによっ
て、アルカリ可溶性樹脂の間に適量の水分子が入り込
み、この水分子がおそらくアルカリ可溶性樹脂のフェノ
ール性水酸基と水素結合するかあるいはアルカリ可溶性
樹脂のフェノール性水酸基間の水素結合を促進すること
によって、アルカリ現像液に対する溶解性を低める効果
があるものと推定される。本発明に用いられる感光層
と、水分を1〜10%含有する保護材とを重ね合わせて
加熱下に保持するエージング方式において、感光層の面
積よりも保護材の面積を小さくしておけば、感光層が保
護材と接触していない部分は、エージング工程を経ても
感光層中に水分が十分に拡散せず、アルカリ可溶性が低
くならないと推定される。この製造方法によれば、感光
層が保護材と接触している部分、即ち、感光層の対向す
る端部2辺以外の部分が、未露光の状態で、アルカリ現
像液に対する溶解速度が、表面部から下層部に向って大
となるように構成される。
【0022】次に、本発明の更に好ましい実施態様につ
いて図を参照して説明する。図1は、感光層と、水分を
1〜10%含有する保護材とを重ね合わせ加熱下に保持
する工程において、感光層が帯状であり、感光層の幅手
方向の端部2辺を保護材で覆わないことを特徴とするポ
ジ型感光性平版印刷版の製造方法の模式図である。通
常、感光層を形成は、帯状のアルミニウム支持体に連続
的に塗布して行われるので帯状の感光層が形成される。
帯状のまま、保護材と重ね合わせてエージングを行う場
合には、感光層の幅手方向にたいして、それよりも短い
幅の帯状の保護材を用意し、これと感光層を重ね合わせ
ることにより、感光層の幅手方向の両端部を保護材と接
触させることなくエージングを行うことができる。
【0023】図2は、所定の大きさに裁断した後に、感
光層と、水分を1〜10%含有する保護材とを重ね合わ
せて加熱下に保持する工程を有し、感光層の少なくとも
対向する端部2辺を保護材で覆わないことを特徴とする
ポジ型感光性平版印刷版の製造方法の模式図である。先
に示した帯状でのエージング工程は、印刷版の所定の大
きさに裁断する前に行うものであるが、エージング工程
を裁断した後におくことも可能である。この場合印刷版
は、通常所定の大きさの長方形となるように裁断される
ので、感光層の感光層の対向する2辺2組のうち、少な
くともどちらか一組の対向する2辺について、その2辺
間の距離よりも短い長方形の保護材を用意し、これと感
光層を重ね合わせることにより、感光層の少なくとも対
向する2辺の両端部を保護材と接触させることなくエー
ジングを行うことができる。図3は、アルミニウム支持
体の圧延方向の両端部2辺を保護材と接触しない例、ま
た図4は、アルミニウム支持体の圧延方向に対して、直
角方向の両端部2辺を保護材と接触しない例を示してい
る。また、同様にして2組の対向する2辺、即ち4辺の
全ての端部について、保護材と接触させずにエージング
を行うこともできる。
【0024】また、どちらか一方の2辺の両端部を保護
材と接触させることなくエージング処理しようとする場
合には、印刷版の強度の関係で、露光装置のドラムの回
転方向と、アルミニウム支持体の圧延方向を一致させる
方が好ましいことから、圧延方向の両端部にアルカリ可
溶部を形成すべく、圧延方向の両端部を保護材と接触さ
せずにエージングを行うことが好ましい。
【0025】次に、本発明のポジ型感光性平版印刷版に
用いられる刷版方法は、レーザー露光工程と現像工程と
を包含する。レーザー露光(画像露光)に使用する光源
としては、主として、HeNeレーザー、アルゴンイオ
ンレーザー、HeCdレーザー、半導体レーザー、YA
Gレーザー、ルビーレーザー、LED等が挙げられる。
特に、650〜1300nmの近赤外レーザー光線を発
生する光源、例えば、半導体レーザー、YAGレーザ
ー、ルビーレーザー、LED等の固体レーザーが好まし
く、特に、小型で長寿命な半導体レーザーやYAGレー
ザーが好ましい。
【0026】レーザー光源は、通常、レンズにより集光
された高強度の光線(ビーム)としてポジ型感光性組成
物から成る感光層表面を走査するが、それに感応する感
光層の感度特性(mJ/cm2)は受光するレーザービ
ームの光強度(mJ/s・cm2)に依存することがあ
る。ここで、レーザービームの光強度は、光パワーメー
ターにより測定したレーザービームの単位時間当たりの
エネルギー量(mJ/s)を感光層表面におけるレーザ
ービームの照射面積(cm2)で除することにより求め
ることが出来る。レーザービームの照射面積は、通常、
レーザーピーク強度の1/e2強度を超える部分の面積
で定義されるが、簡易的には相反則を示すポジ型感光性
組成物を感光させて測定することも出来る。
【0027】光源の光強度としては、2.0×106
J/s・cm2以上が好ましく、1.0×107mJ/s
・cm2以上が更に好ましい。光強度が上記の範囲の場
合、感光層の感度特性を向上させ得る、走査露光時間を
短くすることが出来るため、実用的に大きな利点とな
る。本発明の感光性平版印刷版は、前記のレーザー露光
工程において、回転ドラムの表面上に押え治具(例えば
クランプ)によって感光性平版印刷版の対向する両端面
を固定して行う走査方式を用いる場合に特に有効であ
る。図4に、露光装置のドラム上にクランプによって固
定された印刷版の一例を示すが、このようにクランプに
よって固定されたサーマルポジ版の両端部は、クランプ
に遮られた部分が未露光部となるが、本発明のポジ型感
光性平版印刷版は両端面はアルカリ可溶性に設計されて
いるので、感光層残りを生じず、その結果ベタ汚れが生
じない。
【0028】次に、レーザー露光(画像露光)後の現像
に使用する現像液としては、0.1〜5重量%程度のア
ルカリ成分を含有するアルカリ現像液が好適に使用され
る。アルカリ成分としては、例えば、珪酸ナトリウム、
珪酸カリウム、珪酸リチウム、珪酸アンモニウム、メタ
珪酸ナトリウム、メタ珪酸カリウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸ナトリウ
ム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、第二燐酸ナトリ
ウム、第三燐酸ナトリウム、第二燐酸アンモニウム、第
三燐酸アンモニウム、ホウ酸ナトリウム、ホウ酸カリウ
ム、ホウ酸アンモニウム等の無機アルカリ塩、モノメチ
ルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、モノエ
チルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、モノ
イソプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、モノブチ
ルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミ
ン、ジイソプロパノールアミン等の有機アミン化合物が
挙げられる。これらの中では、珪酸ナトリウム、珪酸カ
リウム等のアルカリ金属の珪酸塩が好ましい。現像液に
は、必要に応じて、各種の界面活性剤(アニオン性界面
活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤)やア
ルコール等の有機溶媒を加えることが出来る。端面の未
露光部を除去する端面処理工程を包含する点に存する。
【0029】
〔平版印刷版の作製〕
〔アルミニウム板の作製〕厚さ0.24mm幅1030
mm、アルミニウム板コイル条(材質1050、調質H
16)を、連続処理可能なラインにて搬送し、5重量%
の水酸化ナトリウム水溶液中で60℃で1分間脱脂処理
を行なった後、0.5モル/リットルの濃度の硝酸水溶
液中において、温度25℃、電流密度60A/dm2
処理時間30秒の条件で電解エッチング処理を行なっ
た。次いで5重量%水酸化ナトリウム水溶液中で60
℃、10秒間のデスマット処理を施した後、20重量%
硫酸溶液中で、温度20℃、電流密度3A/dm2 、処
理時間1分の条件で陽極酸化処理を行なった。更に、8
0℃の熱水で20秒間熱水封孔処理を行ない、平版印刷
版用支持体のアルミニウム板を作製した。
【0030】
【表1】 実施例1、2、参考例1 〔感光液〕 増感色素;下記化合物(I) 1.5重量部 アルカリ可溶性樹脂;m−クレゾール/p−クレゾール/ フェノールノボラック樹脂 50重量部 フェノール率 50% 溶解抑止剤;クリスタルバイオレットラクトン 10重量部 溶媒;メチルセロソルブ 100重量部 エチルセロソルブ 430重量部
【0031】
【化1】
【0032】参考例1 上記成分よりなる感光液を前述の方法で作製したアルミ
ニウム板上にロールコータ−で幅手1030mmに対し両
端から10mm狭い1010mm塗布し、熱風乾燥炉にて3
5℃ 33秒間乾燥させ、2熱風乾燥炉にて60℃ 4
3秒間乾燥させ20mg/dm2 の感光性層を設け、乾
燥後、絶対湿度0.043kg/kgの環境下で24h
r処理し感光性平板印刷版を得た。
【0033】実施例1 上記成分よりなる感光液を前述の方法で作製したアルミ
ニウム板上にロールコータ−で幅手1030mmに対し全
面塗布し、熱風乾燥炉にて35℃ 33秒間乾燥させ、
2熱風乾燥炉にて60℃ 43秒間乾燥させ20mg/
dm2 の感光性層を設け、続いて水分4.5%を含有す
るラミネート保護紙(材質 パルプ材を原料とした紙
紙27g/m2 ラミネート材料 LDPE 厚さ8μ
m)をラミネート面側を感光層面側へ接触するよう供給
した。この時の紙の幅は、上記のアルミ板に対し両端か
ら10mm狭い1010幅の保護紙をアルミ板上の幅手に
対する中心と紙の幅手に対する中心が一致するように供
給し、ついで長さ800mmに断裁し、樹脂性パレットに
300枚堆積した。ついで表面をシュリンクフィルムに
て全面覆い、熱風をかけて堆積版に密着させた。ついで
室温60℃の部屋へ24時間置き感光性平板印刷版を得
た。
【0034】実施例2 上記成分よりなる感光液を前述の方法で作製したアルミ
ニウム板上にロールコータ−で幅手1030mmに対し全
面塗布し、熱風乾燥炉にて35℃ 33秒間乾燥させ、
2熱風乾燥炉にて60℃ 43秒間乾燥させ20mg/
dm2 の感光性層を設け、続いて長さ800mmに断裁し
300枚堆積した。ついで図2感光層面側にアルミ支持
体の圧延方向に対し垂直な辺の両端から10mm短くなる
よう水分4.5%を含有するラミネート保護紙(材質
パルプ材を原料とした紙 紙27g/m2 ラミネート
材料 LDPE 厚さ8μm)をラミネート面側を感光
層面側へ接触するよう供給し、樹脂パレットの上に30
0枚堆積した。、続いて長さ800mmに断裁し、樹脂性
パレットに300枚堆積した。続いて表面をシュリンク
フィルムにて全面覆い、熱風をかけて堆積版に密着させ
た。続いて室温60℃にて24時間保持し、感光性平板
印刷版を得た。
【0035】(評価方法:画像適正及び両端つかみ部の
抜け性)上記感光性平版印刷版を回転ドラム上に取り付
け、黄色灯下で半導体レーザープロッター(CREO社
製、Trendsetter 830nm)をレ−ザー
光(8W)により走査露光を行った。次いでアルカリ性
現像液MT−6(三菱化学製 ポジ型平版用)を2.3
倍希釈し、34℃、自現機G&J社製MT−850Xに
て搬送速度60cm/min現像を行った。MT6の2.3倍
希釈における現像処理で上記露光機において160mJ
/cm2のレーザーエネルギーで照射した照射部が全て溶
解しかつ50%の網点にムラが発生しないことを適正画
像とした。続いてその時に両端つかみ部が完全に抜けて
いるかを評価した。下記表に示す如く、本発明の感光性
平版印刷版は、両端つかみ部の感光層が、未露光の状態
であっても、現像により完全に抜け、元々感光層が存在
しない場合と同等の効果を得ることができる。
【0036】
【表2】
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、ポジ感光性平版印刷版
の両端面の未露光部により不要な画像が印刷物に形成さ
れないように改良されたポジ型感光性平版印刷版を提供
することができる。また、本発明のポジ型感光性平版印
刷版の製造方法は、両端面の処理のために特別の工程を
必用とせず実用的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポジ型感光性平版印刷版の製造方法の
一態様の模式図である。
【図2】本発明のポジ型感光性平版印刷版の製造方法の
別の一態様の模式図である。
【図3】アルミニウム支持体の圧延方向の両端部2辺を
保護材で覆わずに、印刷版を裁断後に堆積したものの上
面図である。
【図4】アルミニウム支持体の圧延方向に対して直角方
向の両端部2辺を保護材で覆わずに、印刷版を裁断後に
堆積したものの上面図である。
【図5】露光装置のドラム上に押さえ治具によって固定
されているポジ型感光性平版印刷版の一例の模式図であ
る。
【符号の説明】
1 ポジ型感光性平版印刷版 2 保護材 3 パレット 4 コイル芯材 5 感光層端部であって、保護材と接触していない部分
(端部2辺のうちの1辺) 6 アルミの圧延方向 7 露光装置のドラム 8 露光光源 9 押さえ治具

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上にポジ型感光性組成物を塗設し
    てなり、レーザーにより露光されるポジ型感光性平版印
    刷版であって、感光層の少なくとも対向する端部2辺
    が、未露光の状態でアルカリ現像液に可溶であることを
    特徴とするポジ型感光性平版印刷版。
  2. 【請求項2】 アルミニウム支持体上にポジ型感光性組
    成物を塗設してなり、レーザーにより露光されるポジ型
    感光性平版印刷版であって、感光層の少なくともアルミ
    ニウム支持体の圧延方向の端部2辺が、未露光の状態で
    アルカリ現像液に可溶であることを特徴とするポジ型感
    光性平版印刷版。
  3. 【請求項3】 ポジ型感光性組成物が、600〜130
    0nmのレーザー光を吸収し熱を発生する光吸収材料及
    びアルカリ可溶性樹脂を含有することを特徴とする請求
    項1または2に記載のポジ型感光性平版印刷版。
  4. 【請求項4】 感光層の対向する端部2辺以外の部分
    が、未露光の状態で、アルカリ現像液に対する溶解速度
    が表面部から下層部に向って大となるように構成されて
    いることを特徴とする請求項3に記載のポジ型感光性平
    版印刷版。
  5. 【請求項5】 ポジ型感光性組成物中に更に溶解抑止剤
    を含有することを特徴とする請求項3又は4に記載のポ
    ジ型感光性平版印刷版。
  6. 【請求項6】 支持体上にポジ型感光性組成物を塗布し
    て感光層を形成した後、該感光層と、水分を1〜10%
    含有する保護材とを重ね合わせて加熱下に保持する工程
    を有するレーザーにより露光されるポジ型感光性平版印
    刷版の製造方法において、該感光層の面積よりも該保護
    材の面積が小さいこを特徴とするポジ型感光性平版印刷
    版の製造方法。
  7. 【請求項7】 感光層と、水分を1〜10%含有する保
    護材とを重ね合わせ加熱下に保持する工程において、帯
    状の感光層の幅手方向の端部2辺を該保護材で覆わない
    ことを特徴とする請求項6に記載のポジ型感光性平版印
    刷版の製造方法。
  8. 【請求項8】 支持体上にポジ型感光性組成物を塗布し
    て感光層を形成した後、所定の大きさに裁断し、感光層
    と、水分を1〜10%含有する保護材とを重ね合わせて
    加熱下に保持する工程において、感光層の少なくとも対
    向する端部2辺を該保護材で覆わないことを特徴とする
    請求項6に記載のポジ型感光性平版印刷版の製造方法。
  9. 【請求項9】 アルミニウム支持体上にポジ型感光性組
    成物を塗布して感光層を形成した後、所定の大きさに裁
    断し、感光層と、水分を1〜10%含有する保護材とを
    重ね合わせて加熱下に保持する工程を有するレーザーに
    より露光されるポジ型感光性平版印刷版の製造方法にお
    いて、少なくともアルミニウム支持体の圧延方向におけ
    る感光層の端部2辺を該保護材で覆わないこと特徴とす
    るポジ型感光性平版印刷版の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至5のポジ型感光性平版印
    刷版の刷版方法であって、回転ドラムの表面上に押さえ
    治具によって感光性平版印刷版の対向する両端面を固定
    して行う走査方式によるレーザー露光工程と現像工程を
    含む刷版方法。
  11. 【請求項11】 請求項6乃至9の製造方法によって製
    造されたポジ型感光性平版印刷版の刷版方法であって、
    回転ドラムの表面上に押さえ治具によって感光性平版印
    刷版の対向する両端面を固定して行う走査方式によるレ
    ーザー露光工程と現像工程を含む刷版方法。
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