JP2001166401A - 測色計ユニット及びその校正プレート - Google Patents

測色計ユニット及びその校正プレート

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JP2001166401A
JP2001166401A JP35304299A JP35304299A JP2001166401A JP 2001166401 A JP2001166401 A JP 2001166401A JP 35304299 A JP35304299 A JP 35304299A JP 35304299 A JP35304299 A JP 35304299A JP 2001166401 A JP2001166401 A JP 2001166401A
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color
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伸一 岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】測色計ユニットの測色計の校正作業、及び写真
処理機の校正作業の作業性を向上させる。 【解決手段】校正プリントを測色する測色計25を設
け、測色計25の校正用の校正プレート24を設け、測
色計25で校正プレート24の第1被測色部26を測色
して、測色計25を校正可能に構成し、校正プレート2
4を所定の箇所に、表裏反転させて位置させるか、又は
所定の向き以外の向きに位置させた誤配置状態で測色計
25により測色される第2被測色部31を、第1被測色
部26とは異なる色又は色パターンに設定し、測色計2
5による第1及び第2被測色部26,31の測色結果に
基づいて、誤配置状態と正配置状態とを判別する判別部
32を設け、その判別結果を報知する報知手段を設けて
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真処理機校正用
の校正プリントを測色する測色計を設け、前記測色計の
校正用の校正プレートを設け、所定の箇所に位置させた
校正プレートの第1被測色部を前記測色計で測色して、
前記測色計を校正可能に構成してある測色計ユニット及
びその校正プレートに関する。
【0002】
【従来の技術】各メーカーで販売されている銀塩印画紙
の発色特性にはさまざまなものがあり、また、これら印
画紙を処理するための現像処理液の状態も変動する。
【0003】そのため、変動要因が生じたとき、あるい
は、定期的に測色計ユニットで写真プリンタを校正する
ことで、適切な発色のプリントが得られるようにして、
写真処理機としての写真プリンタの品質を維持するよう
にしている。
【0004】前記校正の手順の概略は、例えば次の通り
である。
【0005】校正のために校正用画像を露光した校正プ
リントを作成する。この校正プリントには、色データの
0から255(8ビット濃淡値)までに対応する画像が
段階的に露光されている。
【0006】一方、入力される色データに対応した目標
濃度値を示すグラフがあり、この目標濃度値になるよう
にプリントが作成される必要がある。
【0007】それを調べるために、前記校正プリントを
測色計で測色し、その測色結果に基づいてプリント部の
調整(露光時間や光源の強さ等)を行うことで、目標濃
度値が得られるようにしている。
【0008】上記の測色計ユニットは、写真プリンタを
上記のように校正する場合に用いられるが、測色計の光
源の径時変化による光量不足やその他の種々の原因で、
測色計が所望の機能を発揮するのが困難になることがあ
る。
【0009】そこで、測色計ユニットで写真プリンタを
校正する場合は、その校正の前に校正プレートを用いて
測色計を校正している。
【0010】つまり、校正プレートを所定の箇所に所定
の向きに配置した状態で、校正プレートの第1被測色部
を測色計で測色し、その測色結果に基づいて光源の強さ
の調整等を行うことで、所望の機能が発揮されるように
している。
【0011】ところで、前記測色計ユニットの所定の箇
所に校正プレートを配置する場合、校正プレートを所定
の箇所に誤って表裏反転させて位置させるか、又は誤っ
て所定の向き以外の向きに位置させることがあるが、従
来の測色計ユニットは、このような誤配置状態になって
いてもオペレータはそれを知ることができない構造にな
っていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の測色計ユニ
ットは、校正プレートが誤配置状態になっていてもオペ
レータはそれを知ることができない構造になっていたた
めに、誤配置状態のまま誤った測色計の校正をしてい
た。
【0013】このように誤った測色計の校正をすると、
適切な発色のプリントを得ることができず、その原因を
オペレータが調べることになる。
【0014】しかしながら、校正プレートの誤配置状態
で測色計を校正したことが原因であることがわかるまで
に時間がかかり、たとえそれがわかっても、測色計を校
正し直してから写真処理をやり直さなければならず、作
業性が低くなりやすかった。
【0015】本発明の目的は、測色計ユニットの測色計
の校正作業、及び写真処理機の校正作業の作業性を向上
させることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成・作用・効果は次の通りである。
【0017】[構成]冒頭に記載した測色計ユニットに
おいて、前記校正プレートを前記所定の箇所に、表裏反
転させて位置させるか、又は前記所定の向き以外の向き
に位置させた誤配置状態で前記測色計により測色される
第2被測色部を、前記第1被測色部とは異なる色又は色
パターンに設定し、前記測色計による前記第1及び第2
被測色部の測色結果に基づいて、前記誤配置状態と、前
記所定の箇所に前記校正プレートを正確に配置した正配
置状態とを判別する判別部を設け、その判別結果を報知
する報知手段を設けてある。
【0018】[作用]校正プレートを所定の箇所に正確
に配置した正配置状態では、測色計が校正プレートの第
1被測色部を測色する。そして、この測色により測色計
を校正することができる。
【0019】一方、校正プレートを前記所定の箇所に、
表裏反転させて位置させるか、又は所定の向き以外の向
きに位置させた誤配置状態では、測色計が校正プレート
の第2被測色部を測色する。前記第2被測色部は、第1
被測色部とは異なる色又は色パターンに設定してあるか
ら、測色計による第2被測色部の測色結果と第1被測色
部の測色結果とが異なる。
【0020】そこで、この測色結果に基づいて、判別部
が前記誤配置状態と正配置状態とを判別し、報知手段が
その判別結果を報知する。
【0021】これにより、校正プレートが誤配置状態に
なっていた場合、そのことをオペレータが知ることがで
き、校正プレートを所定の箇所に正確に配置し直すこと
ができる。
【0022】[効果]従って、校正プレートを誤配置状
態にしたまま誤った測色計の校正を行うことを回避する
ことができ、従来のように、前記誤配置状態で測色計の
校正を行うことに起因する不具合、すなわち、適切な発
色のプリントを得ることができず、その原因をオペレー
タが調べるのに手間がかかるという不具合や、たとえ前
記原因がわかっても、測色計を校正し直してから写真処
理をやり直さなければならないといった不具合を回避す
ることができ、測色計ユニットの測色計の校正作業、及
び写真処理機の校正作業の作業性を向上させることがで
きた。
【0023】請求項2による発明の構成・作用・効果は
次の通りである。
【0024】[構成]請求項1による発明の構成におい
て、前記校正プレートの第1被測色部は、互いに異なっ
た色の複数の第1被測色部部分から構成し、前記第2被
測色部は、前記複数の第1被測色部部分とは色の配置パ
ターンの異なった複数の第2被測色部部分から構成して
ある。
【0025】[作用]校正プレートを所定の箇所に正確
に配置した正配置状態では、測色計が、互いに異なった
色の複数の第1被測色部部分を測色する。この測色によ
り測色計を校正することができる。
【0026】一方、校正プレートを前記所定の箇所に、
表裏反転させて位置させるか、又は所定の向き以外の向
きに位置させた誤配置状態では、測色計が、前記複数の
第1被測色部部分とは色の配置パターンの異なった複数
の第2被測色部部分を測色する。
【0027】前記複数の第2被測色部部分は、複数の第
1被測色部部分とは色の配置パターンが異なっているか
ら、測色計による第2被測色部部分の測色結果と、第1
被測色部部分の測色結果とが異なる。
【0028】そこで、この測色結果に基づいて、判別部
が前記誤配置状態と正配置状態とを判別し、報知手段が
その判別結果を報知する。
【0029】これにより、校正プレートが誤配置状態に
なっていた場合、そのことをオペレータが知ることがで
き、校正プレートを所定の箇所に正確に配置し直すこと
ができる。
【0030】[効果]従って、校正プレートを誤配置状
態にしたまま誤った測色計の校正を行うことを回避する
ことができ、従来のように、前記誤配置状態で測色計の
校正を行うことに起因する不具合、すなわち、適切な発
色のプリントを得ることができず、その原因をオペレー
タが調べるのに手間がかかるという不具合や、たとえ前
記原因がわかっても、測色計を校正し直してから写真処
理をやり直さなければならないといった不具合を回避す
ることができ、測色計ユニットの測色計の校正作業、及
び写真処理機の校正作業の作業性を向上させることがで
きた。
【0031】請求項3による発明の構成・作用・効果は
次の通りである。
【0032】[構成]請求項1に又は2による発明の構
成において、前記所定の箇所は、前記校正プリントを前
記測色計で測色する際に前記校正プリントを配置する箇
所と同一の箇所である。
【0033】[作用]請求項1又は2の構成による作用
と同様の作用を奏することができるのに加え、前記所定
の箇所は、前記校正プリントを前記測色計で測色する際
に前記校正プリントを配置する箇所と同一の箇所である
から、構造が大きくなるのを回避できる。
【0034】[効果]従って、請求項1又は2の構成に
よる効果と同様の効果を奏することができるのに加え、
構造をコンパクトにできた。
【0035】請求項4による発明の構成・作用・効果は
次の通りである。
【0036】[構成]互いに異なった色の複数の第1被
測色部部分から成る第1被測色部と、前記複数の第1被
測色部部分とは色の配置パターンが異なった複数の第2
被測色部部分から成る第2被測色部とをプレート面に設
け、所定の箇所に所定の向きに正確に配置した正配置状
態では、測色計により前記複数の第1被測色部部分が測
色され、前記所定の箇所に、表裏反転させて位置させる
か、又は前記所定の向き以外の向きに位置させた誤配置
状態では、前記測色計により前記複数の第2被測色部部
分が測色されるよう構成してある。
【0037】[作用]請求項4の構成による校正プレー
トで測色計を校正することで、請求項2の構成による作
用と同様の作用を奏することができる。
【0038】[効果]従って、請求項4の構成による校
正プレートで測色計を校正することで、請求項2の構成
による効果と同様の効果を奏することができるようにな
る。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0040】図1に写真処理機としての写真プリンタの
概略全体構成を示してある。
【0041】前記写真プリンタは、スキャナー部P1
と、プリント部P2と、各部の作動を制御する制御装置
10とを備えており、スキャナー部P1は、写真フィル
ムの一例であるネガフィルム1の画像コマをスキャナー
6(CCDエリアセンサー等である)により読み取るた
めの光源2と、ミラートンネル3と、画像コマを位置決
めするためのネガマスク4と、読み取り用レンズ5と、
スキャナー6と、ネガフィルム搬送用のローラ7と、ネ
ガフィルム1のバーコード(DXコードとコマ番号を表
わす) を読み取るためのバーコードセンサー9とを備え
る。
【0042】前記ネガマスク4とローラ7とバーコード
センサー9とは、ネガキャリア20内に一体的に組み込
まれている。
【0043】前記プリント部P2は、所定の搬送経路に
沿って搬送される印画紙11を収納するペーパーマガジ
ン12と、印画紙11を搬送する搬送ローラ13と、搬
送ローラ13を駆動する駆動モータ14と、印画紙11
の搬送経路に沿った矢印A方向に移動することでデジタ
ル画像を印画紙11に形成させるデジタル露光ヘッド1
5とを備えている。
【0044】画像が形成された印画紙11は、現像処理
部21・乾燥部22で処理された後、カッター23によ
り1枚1枚のプリントにカット処理される。カットされ
たプリントは、以降、所定の循環経路に沿って多数のト
レイが循環駆動されているオーダー仕分け機のトレイに
1オーダー単位で載せられる。
【0045】前記制御装置10にモニター16・キーボ
ード17・記憶部18を設けてあり、焼き付けられたプ
リントの発色濃度を測色する測色計25を制御装置10
に接続してある。後述するように、制御装置10と測色
計25と校正プレート24(図2参照)とで測色計ユニ
ット19を構成している。
【0046】前記デジタル露光ヘッド15はスキャナー
6により読み取った画像データを印画紙11に露光する
が、その際にプリントで適切な発色状態になるようにあ
らかじめ設定しておく必要がある。
【0047】入力される色データに対応した目標濃度値
を示すグラフ(図示せず)があり、この目標濃度値にな
るように校正を行なっている。
【0048】この校正の手順は次の通りである。
【0049】校正用の画像を露光した校正プリントを作
成する。この画像は、色データ0から255までを段階
的に露光したものである。この校正プリントを測色計2
5で測色する。
【0050】図2,図3に示すように、前記測色計25
は、校正プリントを搬送する搬送機構(図示せず)を内
蔵したプレート支持台29を設け、その搬送経路中の所
定の箇所に位置させた校正プリントの被測色部を測色す
る測色計ヘッド27を設けて構成し、搬送機構と測色計
ヘッド27とを前記制御装置10で制御するよう構成し
てある。
【0051】前記校正プリントは、プレート支持台29
の一端側に形成した挿入口Sから挿入して搬送機構に搬
送させる。
【0052】前記測色計ヘッド27は、校正プリントの
被測色部に対する光源と、被測色部からの反射光を受け
る受光部とを内蔵した円錐台状の測色部27Aを設けて
構成し、プレート支持台29の上面側に設けた凹部に測
色部27Aを嵌合及び嵌合解除自在に構成してある。
【0053】前記プレート支持台29の凹部に嵌合した
状態の測色計ヘッド27を上方から押さえ込む押圧バー
28を、揺動操作レバー30を介して押圧状態と押圧解
除状態とに切り換え自在にプレート支持台29に設けて
ある。
【0054】前記測色計25の構造については後でさら
に詳しく説明する。
【0055】この測色計25による測色の結果、目標濃
度値になっていないと判断すればデジタル露光ヘッド1
5により画像を露光させるために制御装置10の記憶部
18に記憶されているルックアップテーブルのデータを
補正する。このルックアップテーブルは、入力色データ
に対して変換される出力データ(例えば、露出時間や光
源の発光強度)の関係を表したものである。また、カラ
ー画像を形成する場合は、ルックアップテーブルもR,
G,Bの3つが必要になる。
【0056】書き換えられたルックアップテーブルを用
いて再度校正プリントを作成し、目標濃度値が得られる
まで同様の手順を繰り返す。
【0057】前記測色計25は写真プリンタを上記のよ
うに校正する場合に用いられるが、測色計25の光源の
径時変化による光量不足やその他の種々の原因で、測色
計25が所望の機能を発揮するのが困難になることがあ
る。
【0058】そこで、測色計25で写真プリンタを校正
する場合は、その校正の前に測色計25を校正してい
る。
【0059】この校正のために測色計25の校正用の校
正プレート24を設けてある。校正プレート24はオペ
レータがプレート支持台29の一端側の挿入口Sに挿入
する。
【0060】前記校正プレート24について説明する
と、図4(イ)に示すように互いに異なった色(後述の
ように黒色と白色)の一対の第1被測色部部分26A,
26Bから成る第1被測色部26を一方のプレート面F
1に設けて、前記所定の箇所に、所定の向きに正確に配
置した正配置状態では、一対の第1被測色部部分26
A,26Bが測色計25の測色部27Aによって測色さ
れるよう構成してある。
【0061】前記一対の第1被測色部部分26A,26
Bのうち、一方の第1被測色部部分26Aは明度が30
以下の黒色であり、他方の第1被測色部部分26Bは明
度が80以上の白色である。測色計25での測色によ
り、第1被測色部部分26Aの明度と他方の第1被測色
部部分26Bの明度が上記範囲内に測定されない場合
は、光源の経時変化による光量不足によるものか、校正
プレート24の第1被測色部分26A,26Bの表面が
汚れていることによるものか、その他の種々の原因によ
るものかまったくわからない。非常に稀なケースである
が、この際にはユーザーにその旨を伝える警告や表示を
与えている。具体的には、校正プレートの表面が汚れて
いる可能性のあることを表示・点滅させ、ユーザーに注
意を呼びかけている。
【0062】前記一対の第1被測色部部分26A,26
Bを測色するに、そのうちの一方の第1被測色部部分2
6Aが測色位置(測色部27Aの下方位置)に位置する
ように搬送機構で校正プレート24を搬送して停止さ
せ、この停止状態で測色部27Aにより測色する。
【0063】この測色が完了すると、他方の第1被測色
部部分26Bが前記測色位置に位置するように搬送機構
で校正プレート24をさらに搬送して停止させ、この停
止状態で測色部27Aにより測色する。
【0064】図4(イ),(ロ)に示すように、前記一
対の第1被測色部部分26A,26Bとは色の配置パタ
ーンが異なった6個の第2被測色部部分31A,31
B,31C,31D,31E,31Fから成る第2被測
色部31を両プレート面F1,F2に分散配設してあ
る。
【0065】前記6個の第2被測色部部分31A,31
B,31C,31D,31E,31Fのうち、2個の第
2被測色部部分31A,31Bは共に明度が30以下の
黒色で、別の4個の第2被測色部部分31C,31D,
31E,31Fは共に明度が80以上の白色であり、図
5(ロ)に示すように、校正プレート24を前記所定の
箇所に、向きは正しいが表裏反転させて位置させた誤配
置状態では、前記測色部27Aにより他方のプレート面
F2側の一対の第2被測色部部分31A,31Bが測色
され、図5(ニ)に示すように、校正プレート24を前
記所定の箇所に、向きが逆で表裏反転させて位置させた
誤配置状態では、別の一対の第2被測色部部分31C,
31Dが測色される。
【0066】そして図5(ハ)に示すように、校正プレ
ート24を前記所定の箇所に、表裏反転させることなく
前記所定の向き以外の向きに位置させた誤配置状態で
は、前記測色部27Aにより前記一方の面F1側の一対
の第2被測色部部分31E,31Fが測色される。
【0067】上記の構造により、図5(イ)に示すよう
に、校正プレート24を前記所定の箇所に正確に配置し
た正配置状態では、測色計25の測色部27Aが、互い
に異なった色の複数の第1被測色部部分26A、26B
を測色する。この測色で測色計25を校正することがで
きる。
【0068】上記のように、校正プレート24を前記所
定の箇所に、表裏反転させて位置させるか、又は所定の
向き以外の向きに位置させた誤配置状態では、測色計2
5が一対の第2被測色部部分31A,31B(31C,
31D、又は31E,31F)を測色するが、複数の第
2被測色部部分31A,31B,31C,31D,31
E,31Fは、一対の第1被測色部部分26A,26B
とは色の配置パターンが異なっているから、測色計25
による第1測色部26の測色結果と、第2測色部31の
測色結果とが異なる。
【0069】この測色結果に基づいて、前記誤配置状態
と正配置状態とを判別する判別部32を前記制御装置1
0に設けてある。また、その判別結果をモニター16に
表示させるよう構成してある。
【0070】前記制御装置10とモニター16とで前記
判別結果を報知する報知手段を構成している。
【0071】これにより、校正プレート24が誤配置状
態になっていた場合、そのことをオペレータが知ること
ができ、校正プレート24を所定の箇所に正確に配置し
直すことができる。
【0072】[別実施形態]例えば、前記報知手段は、
前記判別結果をモニター16に表示させる代わりに、音
声やブザー等で報知する手段であってもよく、さらに、
前記判別結果をモニター16に表示させ、かつ、音声や
ブザー等で報知する手段であってもよい。
【0073】上記の実施形態では、前記第1被測色部2
6は、互いに異なった色の複数の第1被測色部部分26
A,26Bから構成したが、本発明は、第1被測色部2
6が単一色の単一のもの(つまり、上記の実施形態のよ
うに複数の第1被測色部部分26A,26Bがそれぞれ
測色されるのではなく、第1被測色部26がまとめて1
回だけ測色されるもの)であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真プリンタの全体を示す概略図
【図2】測色計ユニットの平面図
【図3】測色計ユニットの縦断側面図
【図4】(イ)校正プレートの表面を示す図 (ロ)校正プレートの裏面を示す図
【図5】(イ)校正プレートを所定の箇所に正確に配置
した状態を示す図 (ロ)校正プレートを所定の箇所に表裏反転させて誤配
置した状態を示す図 (ハ)校正プレートを所定の箇所に、向きを逆にして誤
配置した状態を示す図 (ニ)校正プレートを所定の箇所に、向きを逆に、か
つ、表裏反転させて誤配置した状態を示す図
【符号の説明】
24 校正プレート 25 測色計 26 第1測色部 26A,26B 第1測色部部分 31 第2測色部 31A,31B,31C,31D,31E,31F第2
測色部部分 32 判別部 F1,F2 プレート面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真処理機校正用の校正プリントを測色
    する測色計を設け、前記測色計の校正用の校正プレート
    を設け、所定の箇所に位置させた校正プレートの第1被
    測色部を前記測色計で測色して、前記測色計を校正可能
    に構成してある測色計ユニットであって、 前記校正プレートを前記所定の箇所に、表裏反転させて
    位置させるか、又は所定の向き以外の向きに位置させた
    誤配置状態で前記測色計により測色される第2被測色部
    を、前記第1被測色部とは異なる色又は色パターンに設
    定し、前記測色計による前記第1及び第2被測色部の測
    色結果に基づいて、前記誤配置状態と、前記所定の箇所
    に前記校正プレートを正確に配置した正配置状態とを判
    別する判別部を設け、その判別結果を報知する報知手段
    を設けてある測色計ユニット。
  2. 【請求項2】 前記校正プレートの第1被測色部は、互
    いに異なった色の複数の第1被測色部部分から構成し、
    前記第2被測色部は、前記複数の第1被測色部部分とは
    色の配置パターンの異なった複数の第2被測色部部分か
    ら構成してある請求項1記載の測色計ユニット。
  3. 【請求項3】 前記所定の箇所は、前記校正プリントを
    前記測色計で測色する際に前記校正プリントを配置する
    箇所と同一の箇所である請求項1又は2記載の測色計ユ
    ニット。
  4. 【請求項4】 互いに異なった色の複数の第1被測色部
    部分から成る第1被測色部と、前記複数の第1被測色部
    部分とは色の配置パターンが異なった複数の第2被測色
    部部分から成る第2被測色部とをプレート面に設け、所
    定の箇所に所定の向きに正確に配置した正配置状態で
    は、測色計により前記複数の第1被測色部部分が測色さ
    れ、前記所定の箇所に、表裏反転させて位置させるか、
    又は所定の向き以外の向きに位置させた誤配置状態で
    は、前記測色計により前記複数の第2被測色部部分が測
    色されるよう構成してある測色計ユニット用の校正プレ
    ート。
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