JP2001165476A - 室内冷暖房システム及び空気循環パネル - Google Patents
室内冷暖房システム及び空気循環パネルInfo
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- panel
- heat exchanger
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のシステムとは比較にならないほどコス
ト安で且つ地球にやさしい省エネルギーシステムである
室内冷暖房システム及びこれに使用する空気循環パネル
を提供する。 【解決手段】 室内の冷房を行うために天井に配設され
た中空管２と、該中空管２の一端Ａと連結して該中空管
２内に冷風を送り込むポンプと、該ポンプと連結し且つ
上記中空管２の他端Ｂと連結する第１熱交換器と、該第
１熱交換器と連結して室外に熱を放出する第２熱交換器
とを有することを特徴とする室内冷房システム。
ト安で且つ地球にやさしい省エネルギーシステムである
室内冷暖房システム及びこれに使用する空気循環パネル
を提供する。 【解決手段】 室内の冷房を行うために天井に配設され
た中空管２と、該中空管２の一端Ａと連結して該中空管
２内に冷風を送り込むポンプと、該ポンプと連結し且つ
上記中空管２の他端Ｂと連結する第１熱交換器と、該第
１熱交換器と連結して室外に熱を放出する第２熱交換器
とを有することを特徴とする室内冷房システム。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、床又は天井に配設
された中空管内を循環する冷風又は温風を通じて間接的
に室内の冷暖房を行う室内冷暖房システム及びこれに使
用する空気循環パネルに関するものである。
された中空管内を循環する冷風又は温風を通じて間接的
に室内の冷暖房を行う室内冷暖房システム及びこれに使
用する空気循環パネルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の室内暖房システムの一つとして例
えば床暖房においては、フローリングの下に中空管を蛇
行させて配設して、この中空管内に温水を循環させる構
成として床面を温め、室内を暖房するもの、温水に換え
て中空管内にヒーターケーブルを内挿したものにより床
面を温め、室内を暖房するもの等が知られている。
えば床暖房においては、フローリングの下に中空管を蛇
行させて配設して、この中空管内に温水を循環させる構
成として床面を温め、室内を暖房するもの、温水に換え
て中空管内にヒーターケーブルを内挿したものにより床
面を温め、室内を暖房するもの等が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、温水で
は真冬の低温状態の時に配管内部の水が凍結して配管が
破裂しないように不使用時には水を抜くか、絶えず一定
温度を維持させるか等の何らかの工夫が必要であり、コ
スト高となっていた。又、ヒーターケーブルを使用した
ものでは床面の温度むらを防ぐために一定間隔で床面全
体に渡ってヒーターケーブルを配設する必要があり、こ
れもコスト高となるものであった。
は真冬の低温状態の時に配管内部の水が凍結して配管が
破裂しないように不使用時には水を抜くか、絶えず一定
温度を維持させるか等の何らかの工夫が必要であり、コ
スト高となっていた。又、ヒーターケーブルを使用した
ものでは床面の温度むらを防ぐために一定間隔で床面全
体に渡ってヒーターケーブルを配設する必要があり、こ
れもコスト高となるものであった。
【０００４】本発明は、上記諸点にかんがみ、安全性の
向上と、メンテナンスの容易さ等も考慮しつつ、従来の
システムとは比較にならないほどコスト安で且つ地球に
やさしい省エネルギーシステムである室内冷暖房システ
ム及びこれに使用する空気循環パネルを提供することを
目的とする。
向上と、メンテナンスの容易さ等も考慮しつつ、従来の
システムとは比較にならないほどコスト安で且つ地球に
やさしい省エネルギーシステムである室内冷暖房システ
ム及びこれに使用する空気循環パネルを提供することを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、室内の冷房を
行うために天井に配設された中空管と、該中空管の一端
と連結して該中空管内に冷風を送り込むポンプと、該ポ
ンプと連結し且つ上記中空管の他端と連結する第１熱交
換器と、該第１熱交換器と連結して室外に熱を放出する
第２熱交換器とを有することを特徴とする室内冷房シス
テムを要旨とする。
行うために天井に配設された中空管と、該中空管の一端
と連結して該中空管内に冷風を送り込むポンプと、該ポ
ンプと連結し且つ上記中空管の他端と連結する第１熱交
換器と、該第１熱交換器と連結して室外に熱を放出する
第２熱交換器とを有することを特徴とする室内冷房シス
テムを要旨とする。
【０００６】又、室内の暖房を行うために床に配設され
た中空管と、該中空管の一端と連結して該中空管内に温
風を送り込むポンプと、該ポンプと連結し且つ上記中空
管の他端と連結する第１熱交換器と、該第１熱交換器と
連結して室外から熱を吸収する第２熱交換器とを有する
ことを特徴とする室内暖房システムを要旨とする。
た中空管と、該中空管の一端と連結して該中空管内に温
風を送り込むポンプと、該ポンプと連結し且つ上記中空
管の他端と連結する第１熱交換器と、該第１熱交換器と
連結して室外から熱を吸収する第２熱交換器とを有する
ことを特徴とする室内暖房システムを要旨とする。
【０００７】さらに、前記天井又は床に配設された中空
管は、内管と、外管とからなる二重管が蛇行してなるも
のであって、該内管内部を冷風又は温風が循環し、上記
内管と外管との間には蓄熱材が埋入されてなるものであ
る室内冷暖房システムを要旨とする。
管は、内管と、外管とからなる二重管が蛇行してなるも
のであって、該内管内部を冷風又は温風が循環し、上記
内管と外管との間には蓄熱材が埋入されてなるものであ
る室内冷暖房システムを要旨とする。
【０００８】又、室内の冷房を行うために天井に配設さ
れた空気循環パネルと、該空気循環パネルの一端と連結
して該空気循環パネル内に冷風を送り込むポンプと、該
ポンプと連結し且つ上記空気循環パネルの他端と連結す
る第１熱交換器と、該第１熱交換器と連結して室外に熱
を放出する第２熱交換器とを有することを特徴とする室
内冷房システムを要旨とする。
れた空気循環パネルと、該空気循環パネルの一端と連結
して該空気循環パネル内に冷風を送り込むポンプと、該
ポンプと連結し且つ上記空気循環パネルの他端と連結す
る第１熱交換器と、該第１熱交換器と連結して室外に熱
を放出する第２熱交換器とを有することを特徴とする室
内冷房システムを要旨とする。
【０００９】さらに、室内の暖房を行うために床に配設
された空気循環パネルと、該空気循環パネルの一端と連
結して該空気循環パネル内に温風を送り込むポンプと、
該ポンプと連結し且つ上記空気循環パネルの他端と連結
する第１熱交換器と、該第１熱交換器と連結して室外か
ら熱を吸収する第２熱交換器とを有することを特徴とす
る室内暖房システムを要旨とする。
された空気循環パネルと、該空気循環パネルの一端と連
結して該空気循環パネル内に温風を送り込むポンプと、
該ポンプと連結し且つ上記空気循環パネルの他端と連結
する第１熱交換器と、該第１熱交換器と連結して室外か
ら熱を吸収する第２熱交換器とを有することを特徴とす
る室内暖房システムを要旨とする。
【００１０】又、前記天井又は床に配設された空気循環
パネルは、中空角柱管を有し、該中空角柱管の一端には
冷風又は温風が送り込まれる為の流入口が設けられてい
て、該中空角柱管の他端には冷風又は温風を排出する為
の排出口が設けられているものであって、上記中空角柱
管の内部表面には蓄熱材からなる層を有するものである
室内冷暖房システムを要旨とする。
パネルは、中空角柱管を有し、該中空角柱管の一端には
冷風又は温風が送り込まれる為の流入口が設けられてい
て、該中空角柱管の他端には冷風又は温風を排出する為
の排出口が設けられているものであって、上記中空角柱
管の内部表面には蓄熱材からなる層を有するものである
室内冷暖房システムを要旨とする。
【００１１】さらに、前記蓄熱材は砂の層が形成されて
なるものである室内冷暖房システムを要旨とする。
なるものである室内冷暖房システムを要旨とする。
【００１２】又、室内冷暖房システムに使用する空気循
環パネルであって、該空気循環パネルは上部循環パネル
と下部循環パネルとを有するものであり、該上部循環パ
ネルの一端にはポンプから送り込まれる冷風又は温風が
流入する流入口が設けられていて、且つ他端には上記下
部循環パネルの一端に設けられた流入口と連通する排出
口が設けれており、上記ポンプから送り込まれた冷風又
は温風は上部循環パネルの一端から他端へと通過した
後、上記下部循環パネルを一端から他端へと進んで行
き、該下部循環パネルの他端に設けられた排出口から排
出されることを特徴とする室内冷暖房システムに使用す
る空気循環パネルを要旨とする。
環パネルであって、該空気循環パネルは上部循環パネル
と下部循環パネルとを有するものであり、該上部循環パ
ネルの一端にはポンプから送り込まれる冷風又は温風が
流入する流入口が設けられていて、且つ他端には上記下
部循環パネルの一端に設けられた流入口と連通する排出
口が設けれており、上記ポンプから送り込まれた冷風又
は温風は上部循環パネルの一端から他端へと通過した
後、上記下部循環パネルを一端から他端へと進んで行
き、該下部循環パネルの他端に設けられた排出口から排
出されることを特徴とする室内冷暖房システムに使用す
る空気循環パネルを要旨とする。
【００１３】さらに、前記空気循環パネルの上部循環パ
ネル及び下部循環パネル内部には冷風又は温風を各々の
パネル内に滞留させる為の迂回板が設置されている室内
冷暖房システムに使用する空気循環パネルを要旨とす
る。
ネル及び下部循環パネル内部には冷風又は温風を各々の
パネル内に滞留させる為の迂回板が設置されている室内
冷暖房システムに使用する空気循環パネルを要旨とす
る。
【００１４】又、前記上部循環パネル又は下部循環パネ
ルの内部表面には蓄熱材からなる層を有するものである
室内冷暖房システムに使用する空気循環パネルを要旨と
する。
ルの内部表面には蓄熱材からなる層を有するものである
室内冷暖房システムに使用する空気循環パネルを要旨と
する。
【００１５】さらに、前記蓄熱材は砂の層が形成されて
なるものである室内冷暖房システムに使用する空気循環
パネルを要旨とする。
なるものである室内冷暖房システムに使用する空気循環
パネルを要旨とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は本発明に係る室内冷暖房シ
ステムの一部を示す説明図である。この図に示すように
室内ユニット１は天井パネル１ａと、床パネル１ｂと、
四側面の壁パネル１ｃ，・・とから構成されている。そ
して、天井パネル１ａの内部にはＡからＢへと中空円筒
管２が蛇行して天井パネル１ａ全体に亘って配設されて
いる。又、床パネル１ｂの内部にもＣからＤへと中空円
筒管２が蛇行して床パネル１ｂ全体に亘って配設されて
いる。
に基づいて説明する。図１は本発明に係る室内冷暖房シ
ステムの一部を示す説明図である。この図に示すように
室内ユニット１は天井パネル１ａと、床パネル１ｂと、
四側面の壁パネル１ｃ，・・とから構成されている。そ
して、天井パネル１ａの内部にはＡからＢへと中空円筒
管２が蛇行して天井パネル１ａ全体に亘って配設されて
いる。又、床パネル１ｂの内部にもＣからＤへと中空円
筒管２が蛇行して床パネル１ｂ全体に亘って配設されて
いる。
【００１７】図２は本発明に係る冷暖房システムの一例
を示す説明図である。この図に示すように従来の冷暖房
エアコンに使用されているシステムと同様に室内熱交換
器３と室外熱交換器４との間に冷媒５を循環させる構成
としている。そして、逆止弁６，６を介して冷風又は温
風が蓄熱槽７に送り込まれて蓄熱される。この蓄熱槽７
に蓄熱された温風又は冷風は循環ポンプ８により、図１
で示した天井パネル１ａ及び床パネル１ｂの中空円筒管
２へと送られて両パネル１ａ，１ｂ内をゆっくりと移動
するのである。例えば、冷房の場合には天井パネル１ａ
及び床パネル１ｂの中空円筒管２内を移動する冷風が室
内１の暖気を徐々に吸収して、やや温度の上昇した冷風
へと変化してから室内熱交換器３内に排出されるのであ
る。そして、室内熱交換器３では新たに発生させた冷風
と、上述のやや温度の上昇した冷風とが混ぜられて一定
温度の冷風となった後、再びこの冷風が蓄熱槽７に送り
込まれて蓄熱され、循環ポンプ８により両パネル１ａ，
１ｂ内へと送られるのである。したがって、天井パネル
１ａ及び床パネル１ｂ内部には常に冷気が存在する状態
となるので、この冷気が室内１の暖気と熱交換されて室
内１全体が冷房されることとなるのである。
を示す説明図である。この図に示すように従来の冷暖房
エアコンに使用されているシステムと同様に室内熱交換
器３と室外熱交換器４との間に冷媒５を循環させる構成
としている。そして、逆止弁６，６を介して冷風又は温
風が蓄熱槽７に送り込まれて蓄熱される。この蓄熱槽７
に蓄熱された温風又は冷風は循環ポンプ８により、図１
で示した天井パネル１ａ及び床パネル１ｂの中空円筒管
２へと送られて両パネル１ａ，１ｂ内をゆっくりと移動
するのである。例えば、冷房の場合には天井パネル１ａ
及び床パネル１ｂの中空円筒管２内を移動する冷風が室
内１の暖気を徐々に吸収して、やや温度の上昇した冷風
へと変化してから室内熱交換器３内に排出されるのであ
る。そして、室内熱交換器３では新たに発生させた冷風
と、上述のやや温度の上昇した冷風とが混ぜられて一定
温度の冷風となった後、再びこの冷風が蓄熱槽７に送り
込まれて蓄熱され、循環ポンプ８により両パネル１ａ，
１ｂ内へと送られるのである。したがって、天井パネル
１ａ及び床パネル１ｂ内部には常に冷気が存在する状態
となるので、この冷気が室内１の暖気と熱交換されて室
内１全体が冷房されることとなるのである。
【００１８】図３は本発明に係る暖房システムの他例を
示す説明図である。この図に示すように室内１を暖房す
る場合にはボイラー１５によりお湯を沸かし、このお湯
を蓄熱槽７ａに送り込む。蓄熱槽７ａ内には中空円筒管
２が蛇行して配設されており中空円筒管２内部を移動す
る空気は温められて暖気となる。そして、この暖気は循
環ポンプ８により図１で示した天井パネル１ａ及び床パ
ネル１ｂへと送られて両パネル１ａ，１ｂ内をゆっくり
と移動し、室内１の冷気と熱交換が行われて室内１全体
が暖房されることとなるのである。
示す説明図である。この図に示すように室内１を暖房す
る場合にはボイラー１５によりお湯を沸かし、このお湯
を蓄熱槽７ａに送り込む。蓄熱槽７ａ内には中空円筒管
２が蛇行して配設されており中空円筒管２内部を移動す
る空気は温められて暖気となる。そして、この暖気は循
環ポンプ８により図１で示した天井パネル１ａ及び床パ
ネル１ｂへと送られて両パネル１ａ，１ｂ内をゆっくり
と移動し、室内１の冷気と熱交換が行われて室内１全体
が暖房されることとなるのである。
【００１９】図４は本発明に係る空気循環パネルの第１
実施形態を示す説明図である。天井パネル１ａ又は床パ
ネル１ｂとして使用される空気循環パネル１ａ（１ｂ）
には内部に中空円筒管２がパネル全体を蛇行して配設さ
れているものである。ここで空気循環パネル１ａ（１
ｂ）は３分割されたパネル１１１ａ，１１２ａ，１１３
ａが組み合わされてなるものであり、このような構成に
しておけば施工時に容易に組み立てることができるので
ある。
実施形態を示す説明図である。天井パネル１ａ又は床パ
ネル１ｂとして使用される空気循環パネル１ａ（１ｂ）
には内部に中空円筒管２がパネル全体を蛇行して配設さ
れているものである。ここで空気循環パネル１ａ（１
ｂ）は３分割されたパネル１１１ａ，１１２ａ，１１３
ａが組み合わされてなるものであり、このような構成に
しておけば施工時に容易に組み立てることができるので
ある。
【００２０】図５の（イ）乃至（ハ）は図４に示す空気
循環パネルのＥ−Ｅ断面の例を示す説明図である。
（イ）の場合は空気循環パネル１ａ（１ｂ）は天井板
（又は床板）９と断熱材１０との間の空間に中空円筒管
２を配設したものである。又、（ロ）の場合は（イ）の
構成に加えて天井板（又は床板）９に小径の貫通孔１１
を多数穿設している。この構成により中空円筒管２内の
冷気（又は暖気）と室内１の暖気（又は冷気）との熱交
換が行われ易くなるのである。さらに、（ハ）の場合は
配設された中空円筒管２に直接、コンクリート１２を打
設して空気循環パネル１ａ（１ｂ）とする構成である。
循環パネルのＥ−Ｅ断面の例を示す説明図である。
（イ）の場合は空気循環パネル１ａ（１ｂ）は天井板
（又は床板）９と断熱材１０との間の空間に中空円筒管
２を配設したものである。又、（ロ）の場合は（イ）の
構成に加えて天井板（又は床板）９に小径の貫通孔１１
を多数穿設している。この構成により中空円筒管２内の
冷気（又は暖気）と室内１の暖気（又は冷気）との熱交
換が行われ易くなるのである。さらに、（ハ）の場合は
配設された中空円筒管２に直接、コンクリート１２を打
設して空気循環パネル１ａ（１ｂ）とする構成である。
【００２１】図６は本発明に係る空気循環パネルの第２
実施形態を示す説明図である。天井パネル１ａ又は床パ
ネル１ｂとして使用される空気循環パネル１ａ（１ｂ）
にはパネル内部全面に中空角柱管１３が配設されている
ものである。
実施形態を示す説明図である。天井パネル１ａ又は床パ
ネル１ｂとして使用される空気循環パネル１ａ（１ｂ）
にはパネル内部全面に中空角柱管１３が配設されている
ものである。
【００２２】図７の（イ）乃至（ハ）は図６に示す空気
循環パネルのＦ−Ｆ断面の例を示す説明図である。
（イ）の場合、空気循環パネル１ａ（１ｂ）は天井板
（又は床板）９と断熱材１０との間の空間に中空角柱管
１３を配設したものである。又、（ロ）の場合は（イ）
の構成に加えて天井板（又は床板）９に小径の貫通孔１
１を多数穿設している。この構成により中空角柱管１３
内の冷気（又は暖気）と室内の暖気（又は冷気）との熱
交換が行われ易くなるのである。さらに、（ハ）の場合
は配設された中空角柱管１３に直接コンクリート１２を
打設して空気循環パネル１ａ（１ｂ）とする構成であ
る。
循環パネルのＦ−Ｆ断面の例を示す説明図である。
（イ）の場合、空気循環パネル１ａ（１ｂ）は天井板
（又は床板）９と断熱材１０との間の空間に中空角柱管
１３を配設したものである。又、（ロ）の場合は（イ）
の構成に加えて天井板（又は床板）９に小径の貫通孔１
１を多数穿設している。この構成により中空角柱管１３
内の冷気（又は暖気）と室内の暖気（又は冷気）との熱
交換が行われ易くなるのである。さらに、（ハ）の場合
は配設された中空角柱管１３に直接コンクリート１２を
打設して空気循環パネル１ａ（１ｂ）とする構成であ
る。
【００２３】図８は本発明に使用する中空円筒管の他の
実施形態を示す図である。中空円筒管２０は内管２０ｂ
と外管２０ａとからなる二重管構造をしており、内管２
０ｂと外管２０ａとの間の空間には砂１４が埋入される
構成としている。
実施形態を示す図である。中空円筒管２０は内管２０ｂ
と外管２０ａとからなる二重管構造をしており、内管２
０ｂと外管２０ａとの間の空間には砂１４が埋入される
構成としている。
【００２４】図９は図６に示す空気循環パネルのＦ−Ｆ
断面の他例を示す説明図である。空気循環パネル１ａ
（１ｂ）は天井板（又は床板）９と断熱材１０との間の
空間に中空角柱管１３を配設し、さらに中空角柱管１３
と天井板（又は床板）９との間に砂１４が埋入される構
成としている。この構成により暖房の場合には中空角柱
管１３内の暖気が放出する熱を一旦、砂１４に蓄熱させ
た後に室内の冷気との熱交換が行われるので、急激に室
内温度を上昇させることができない反面、一旦室内が温
まれば、その温度を長時間持続させることができるので
結果的に消費熱量の減少につながるのである。
断面の他例を示す説明図である。空気循環パネル１ａ
（１ｂ）は天井板（又は床板）９と断熱材１０との間の
空間に中空角柱管１３を配設し、さらに中空角柱管１３
と天井板（又は床板）９との間に砂１４が埋入される構
成としている。この構成により暖房の場合には中空角柱
管１３内の暖気が放出する熱を一旦、砂１４に蓄熱させ
た後に室内の冷気との熱交換が行われるので、急激に室
内温度を上昇させることができない反面、一旦室内が温
まれば、その温度を長時間持続させることができるので
結果的に消費熱量の減少につながるのである。
【００２５】図１０は空気循環パネルの第３実施形態を
示す説明図である。この図に示すように暖気（又は冷
気）は循環ポンプ８により矢印で示すように空気循環パ
ネル１ａ（１ｂ）内に送り込まれる。そして、空気循環
パネル１ａ（１ｂ）は複数の中空角柱管１３，１３・・
が並列に配設されているものであり、流入口管３０ａと
排出口管３０ｂとにより複数の中空角柱管１３，１３・
・は連結されており、空気循環パネル１ａ（１ｂ）の両
端で暖気（又は冷気）の分流又は合流が行われるように
している。又、排出口管３０ｂ近傍の中空角柱管１３は
小口径管１３ａとなっており、各中空角柱管１３内で暖
気（又は冷気）を滞留させて室内の冷気（又は暖気）と
の熱交換を行い易くしている。
示す説明図である。この図に示すように暖気（又は冷
気）は循環ポンプ８により矢印で示すように空気循環パ
ネル１ａ（１ｂ）内に送り込まれる。そして、空気循環
パネル１ａ（１ｂ）は複数の中空角柱管１３，１３・・
が並列に配設されているものであり、流入口管３０ａと
排出口管３０ｂとにより複数の中空角柱管１３，１３・
・は連結されており、空気循環パネル１ａ（１ｂ）の両
端で暖気（又は冷気）の分流又は合流が行われるように
している。又、排出口管３０ｂ近傍の中空角柱管１３は
小口径管１３ａとなっており、各中空角柱管１３内で暖
気（又は冷気）を滞留させて室内の冷気（又は暖気）と
の熱交換を行い易くしている。
【００２６】図１１及び１２は空気循環パネルの第４実
施形態を示す説明図である。図１１に示すように暖気
（又は冷気）は循環ポンプ８により矢印で示すように空
気循環パネル１ａ（１ｂ）内に送り込まれる。そして、
空気循環パネル１ａ（１ｂ）は３本の中空角柱管１３
ｃ，１３ｄ，１３ｃが並列に配設されているものであ
り、両側の中空角柱管１３ｃ，１３ｃは流入口管３０ａ
で連結されている。そして、この流入口管３０ａが配設
された側とは反対側の中空角柱管１３ｃ，１３ｃの端部
は中央の中空角柱管１３ｄの一端と連結されている。こ
の中央の中空角柱管１３ｄには矢印で示すように図中、
上から下へと戻るように暖気（又は冷気）の流れが生じ
るように仕切り板１３ｅが設置されている。又、中央の
中空角柱管１３ｄの他端は小口径管１３ｂとなってお
り、３本の中空角柱管１３ｃ，１３ｄ，１３ｃ内で暖気
（又は冷気）を滞留させて室内の冷気（又は暖気）との
熱交換を行い易くしている。図１２は図１１のＧ−Ｇ断
面を示した説明図である。この図に示すように暖気（又
は冷気）は流入口管３０ａよりも下方に、この流入口管
３０ａを横断するように配設された小口径管１３ｂを通
過した後、排出口管３０ｂへと到達して空気循環パネル
１ａ（１ｂ）外へと一旦排出されるのである。
施形態を示す説明図である。図１１に示すように暖気
（又は冷気）は循環ポンプ８により矢印で示すように空
気循環パネル１ａ（１ｂ）内に送り込まれる。そして、
空気循環パネル１ａ（１ｂ）は３本の中空角柱管１３
ｃ，１３ｄ，１３ｃが並列に配設されているものであ
り、両側の中空角柱管１３ｃ，１３ｃは流入口管３０ａ
で連結されている。そして、この流入口管３０ａが配設
された側とは反対側の中空角柱管１３ｃ，１３ｃの端部
は中央の中空角柱管１３ｄの一端と連結されている。こ
の中央の中空角柱管１３ｄには矢印で示すように図中、
上から下へと戻るように暖気（又は冷気）の流れが生じ
るように仕切り板１３ｅが設置されている。又、中央の
中空角柱管１３ｄの他端は小口径管１３ｂとなってお
り、３本の中空角柱管１３ｃ，１３ｄ，１３ｃ内で暖気
（又は冷気）を滞留させて室内の冷気（又は暖気）との
熱交換を行い易くしている。図１２は図１１のＧ−Ｇ断
面を示した説明図である。この図に示すように暖気（又
は冷気）は流入口管３０ａよりも下方に、この流入口管
３０ａを横断するように配設された小口径管１３ｂを通
過した後、排出口管３０ｂへと到達して空気循環パネル
１ａ（１ｂ）外へと一旦排出されるのである。
【００２７】図１３及び１４は空気循環パネルの第５実
施形態を示す説明図であり、空気循環パネルは上部循環
パネル１ｄと下部循環パネル１ｅとで構成されている。
図１３（イ）は上部循環パネル１ｄを示す説明図であ
り、（ロ）は下部循環パネル１ｅを示す説明図である。
又、図１４（イ）は図１３（イ）のＨ−Ｈ断面を示す説
明図であり、図１４（ロ）は図１３（イ）のＩ−Ｉ断面
を示す説明図である。図１４におけるＦを床面とした場
合で、室内を暖房する場合には図１３（イ）の矢印で示
すように暖気は循環ポンプ８により上部循環パネル１ｄ
内に送り込まれる。そして、上部循環パネル１ｄの下端
及び右端に沿って配設された流入口管３０ａから流入口
３０ｃを経由して複数の中空角柱管１３ｆ，１３ｆ，・
・内へ暖気が流れ込むこととなる。又、中空角柱管１３
ｆ内の流入口３０ｃ及び排出口３０ｄの手前には暖気の
流れを迂回させる迂回板３１ａ，３１ａが設置されてお
り、暖気を中空角柱管１３ｆ内に滞留させて床面Ｆを介
して室内との熱交換を行い易くしている。そして、排出
口３０ｄから排出されるやや温度の低下した暖気は上下
連通管３０ｈを通って下部循環パネル１ｅへと向かう。
図１３（ロ）に示すように下部循環パネル１ｅには複数
の中空角柱管１３ｇ，１３ｇ，・・が並列に配設されて
おり、この中空角柱管１３ｇの内部には上述の中空角柱
管１３ｆと同様にして流入口３０ｅ及び排出口３０ｆが
設けられている。又、流入口３０ｅ及び排出口３０ｆの
手前には各々迂回板３１ｂ，３１ｂが設置されている。
そして、排出口３０ｆから排出されるやや温度の低下し
た暖気は下部循環パネル１ｅの右端及び下端に沿って配
設された排出口管３０ｇを通過して前述の蓄熱槽７等に
送られて加熱された後、循環ポンプ８により再び空気循
環パネル内へと送られるのである。尚、室内を冷房する
場合には図１３と図１４における矢印の向きが逆とな
る。即ち、循環ポンプの設置位置が上部循環パネル１ｄ
側から下部循環パネル１ｅ側へと移動し、冷気は循環ポ
ンプ８ａにより下部循環パネル１ｅから上部循環パネル
１ｄへと移動し、上部循環パネル内で床面Ｆを介して室
内との熱交換が行われるのである。又、図１４における
Ｇを天井面とした場合で、室内を冷房する場合にも同様
にして図１３と図１４における矢印の向きが逆となる。
施形態を示す説明図であり、空気循環パネルは上部循環
パネル１ｄと下部循環パネル１ｅとで構成されている。
図１３（イ）は上部循環パネル１ｄを示す説明図であ
り、（ロ）は下部循環パネル１ｅを示す説明図である。
又、図１４（イ）は図１３（イ）のＨ−Ｈ断面を示す説
明図であり、図１４（ロ）は図１３（イ）のＩ−Ｉ断面
を示す説明図である。図１４におけるＦを床面とした場
合で、室内を暖房する場合には図１３（イ）の矢印で示
すように暖気は循環ポンプ８により上部循環パネル１ｄ
内に送り込まれる。そして、上部循環パネル１ｄの下端
及び右端に沿って配設された流入口管３０ａから流入口
３０ｃを経由して複数の中空角柱管１３ｆ，１３ｆ，・
・内へ暖気が流れ込むこととなる。又、中空角柱管１３
ｆ内の流入口３０ｃ及び排出口３０ｄの手前には暖気の
流れを迂回させる迂回板３１ａ，３１ａが設置されてお
り、暖気を中空角柱管１３ｆ内に滞留させて床面Ｆを介
して室内との熱交換を行い易くしている。そして、排出
口３０ｄから排出されるやや温度の低下した暖気は上下
連通管３０ｈを通って下部循環パネル１ｅへと向かう。
図１３（ロ）に示すように下部循環パネル１ｅには複数
の中空角柱管１３ｇ，１３ｇ，・・が並列に配設されて
おり、この中空角柱管１３ｇの内部には上述の中空角柱
管１３ｆと同様にして流入口３０ｅ及び排出口３０ｆが
設けられている。又、流入口３０ｅ及び排出口３０ｆの
手前には各々迂回板３１ｂ，３１ｂが設置されている。
そして、排出口３０ｆから排出されるやや温度の低下し
た暖気は下部循環パネル１ｅの右端及び下端に沿って配
設された排出口管３０ｇを通過して前述の蓄熱槽７等に
送られて加熱された後、循環ポンプ８により再び空気循
環パネル内へと送られるのである。尚、室内を冷房する
場合には図１３と図１４における矢印の向きが逆とな
る。即ち、循環ポンプの設置位置が上部循環パネル１ｄ
側から下部循環パネル１ｅ側へと移動し、冷気は循環ポ
ンプ８ａにより下部循環パネル１ｅから上部循環パネル
１ｄへと移動し、上部循環パネル内で床面Ｆを介して室
内との熱交換が行われるのである。又、図１４における
Ｇを天井面とした場合で、室内を冷房する場合にも同様
にして図１３と図１４における矢印の向きが逆となる。
【００２８】尚、本発明の趣旨を逸脱しない範囲におい
て、種々なる実施の態様をとることができることは無論
である。例えば、上記実施の形態では空気循環パネル
を、中空角柱管１３、流入口管３０ａ、排出口管３０
ｇ、迂回板３１ａ等の組合せによりなるものを示した
が、プラスチック等の合成樹脂を利用して上記構成を一
体として成形してなる空気循環パネルであってもよい。
さらに、合成樹脂で一体成形された空気循環パネルの内
部には前述の蓄熱材としての砂１４を付着させて砂の層
を形成することもできるのである。
て、種々なる実施の態様をとることができることは無論
である。例えば、上記実施の形態では空気循環パネル
を、中空角柱管１３、流入口管３０ａ、排出口管３０
ｇ、迂回板３１ａ等の組合せによりなるものを示した
が、プラスチック等の合成樹脂を利用して上記構成を一
体として成形してなる空気循環パネルであってもよい。
さらに、合成樹脂で一体成形された空気循環パネルの内
部には前述の蓄熱材としての砂１４を付着させて砂の層
を形成することもできるのである。
【００２９】又、寒冷地においては図１５に示すよう
に、屋根の野地板１６下に上述の空気循環パネル１ｂを
設置する構成とすれば、空気循環パネル１ｂ内を循環す
る暖気の熱が野地板１６から瓦１７へと伝わって雪１８
を解かすので屋根上に積雪するのを防いで除雪作業の手
間を省くことができる。
に、屋根の野地板１６下に上述の空気循環パネル１ｂを
設置する構成とすれば、空気循環パネル１ｂ内を循環す
る暖気の熱が野地板１６から瓦１７へと伝わって雪１８
を解かすので屋根上に積雪するのを防いで除雪作業の手
間を省くことができる。
【００３０】さらに、図１で示した壁パネル１ｃを空気
循環パネルとすることもできるものである。又、空気循
環パネル内に送り込まれる冷風又は暖風を発生させる装
置は上述の装置に限定されるものではなく、従来からあ
る装置を利用して、例えばファンヒーターにより発生す
る暖風を空気循環パネル内に引き込む構成としてもよ
く、冷風又は暖風を発生させる装置を新たに設置しなく
てもよいものである。
循環パネルとすることもできるものである。又、空気循
環パネル内に送り込まれる冷風又は暖風を発生させる装
置は上述の装置に限定されるものではなく、従来からあ
る装置を利用して、例えばファンヒーターにより発生す
る暖風を空気循環パネル内に引き込む構成としてもよ
く、冷風又は暖風を発生させる装置を新たに設置しなく
てもよいものである。
【００３１】
【発明の効果】以上のように本発明は、室内の冷房を行
うために天井に配設された中空管と、該中空管の一端と
連結して該中空管内に冷風を送り込むポンプと、該ポン
プと連結し且つ上記中空管の他端と連結する第１熱交換
器と、該第１熱交換器と連結して室外に熱を放出する第
２熱交換器とを有することを特徴とする室内冷房システ
ムを要旨とするので、従来型のエアコンによる冷房のよ
うに冷風を直接室内に送り込むのではなく、天井に配設
された中空管内を循環させることにより、間接的に室内
と熱交換を行わせて室内を冷やすものであり、冷風が直
接顔にあたって不快を感じることもなく、施工が簡単で
コスト安であるとともに、エネルギー消費量を抑えるこ
とができるものである。
うために天井に配設された中空管と、該中空管の一端と
連結して該中空管内に冷風を送り込むポンプと、該ポン
プと連結し且つ上記中空管の他端と連結する第１熱交換
器と、該第１熱交換器と連結して室外に熱を放出する第
２熱交換器とを有することを特徴とする室内冷房システ
ムを要旨とするので、従来型のエアコンによる冷房のよ
うに冷風を直接室内に送り込むのではなく、天井に配設
された中空管内を循環させることにより、間接的に室内
と熱交換を行わせて室内を冷やすものであり、冷風が直
接顔にあたって不快を感じることもなく、施工が簡単で
コスト安であるとともに、エネルギー消費量を抑えるこ
とができるものである。
【００３２】又、室内の暖房を行うために床に配設され
た中空管と、該中空管の一端と連結して該中空管内に温
風を送り込むポンプと、該ポンプと連結し且つ上記中空
管の他端と連結する第１熱交換器と、該第１熱交換器と
連結して室外から熱を吸収する第２熱交換器とを有する
ことを特徴とする室内暖房システムを要旨とするので、
足元からじわじわと室内が温まっていくので心地よい暖
房システムであることに加えて施工が簡単でコスト安で
あるとともに、エネルギー消費量を抑えることができる
ものである。
た中空管と、該中空管の一端と連結して該中空管内に温
風を送り込むポンプと、該ポンプと連結し且つ上記中空
管の他端と連結する第１熱交換器と、該第１熱交換器と
連結して室外から熱を吸収する第２熱交換器とを有する
ことを特徴とする室内暖房システムを要旨とするので、
足元からじわじわと室内が温まっていくので心地よい暖
房システムであることに加えて施工が簡単でコスト安で
あるとともに、エネルギー消費量を抑えることができる
ものである。
【００３３】さらに、前記天井又は床に配設された中空
管は、内管と、外管とからなる二重管が蛇行してなるも
のであって、該内管内部を冷風又は温風が循環し、上記
内管と外管との間には蓄熱材が埋入されてなるものであ
る室内冷暖房システムを要旨とするので、蓄熱材による
蓄熱効果により冷暖房効率を上げることができる。
管は、内管と、外管とからなる二重管が蛇行してなるも
のであって、該内管内部を冷風又は温風が循環し、上記
内管と外管との間には蓄熱材が埋入されてなるものであ
る室内冷暖房システムを要旨とするので、蓄熱材による
蓄熱効果により冷暖房効率を上げることができる。
【００３４】又、室内の冷房を行うために天井に配設さ
れた空気循環パネルと、該空気循環パネルの一端と連結
して該空気循環パネル内に冷風を送り込むポンプと、該
ポンプと連結し且つ上記空気循環パネルの他端と連結す
る第１熱交換器と、該第１熱交換器と連結して室外に熱
を放出する第２熱交換器とを有することを特徴とする室
内冷房システムを要旨とするので、空気循環パネルの任
意の組合せにより、天井の大きさに対応した室内冷房シ
ステムとすることができる。
れた空気循環パネルと、該空気循環パネルの一端と連結
して該空気循環パネル内に冷風を送り込むポンプと、該
ポンプと連結し且つ上記空気循環パネルの他端と連結す
る第１熱交換器と、該第１熱交換器と連結して室外に熱
を放出する第２熱交換器とを有することを特徴とする室
内冷房システムを要旨とするので、空気循環パネルの任
意の組合せにより、天井の大きさに対応した室内冷房シ
ステムとすることができる。
【００３５】さらに、室内の暖房を行うために床に配設
された空気循環パネルと、該空気循環パネルの一端と連
結して該空気循環パネル内に温風を送り込むポンプと、
該ポンプと連結し且つ上記空気循環パネルの他端と連結
する第１熱交換器と、該第１熱交換器と連結して室外か
ら熱を吸収する第２熱交換器とを有することを特徴とす
る室内暖房システムを要旨とするので、床の大きさに対
応した室内暖房システムとすることができる。
された空気循環パネルと、該空気循環パネルの一端と連
結して該空気循環パネル内に温風を送り込むポンプと、
該ポンプと連結し且つ上記空気循環パネルの他端と連結
する第１熱交換器と、該第１熱交換器と連結して室外か
ら熱を吸収する第２熱交換器とを有することを特徴とす
る室内暖房システムを要旨とするので、床の大きさに対
応した室内暖房システムとすることができる。
【００３６】又、前記天井又は床に配設された空気循環
パネルは、中空角柱管を有し、該中空角柱管の一端には
冷風又は温風が送り込まれる為の流入口が設けられてい
て、該中空角柱管の他端には冷風又は温風を排出する為
の排出口が設けられているものであって、上記中空角柱
管の内部表面には蓄熱材からなる層を有するものである
室内冷暖房システムを要旨とするので、中空角柱管内を
通過する冷風又は温風は蓄熱材と熱交換を行い、蓄熱材
は室内との間で熱交換を行うので、蓄熱材による蓄熱効
果により冷暖房効率を上げることができる。
パネルは、中空角柱管を有し、該中空角柱管の一端には
冷風又は温風が送り込まれる為の流入口が設けられてい
て、該中空角柱管の他端には冷風又は温風を排出する為
の排出口が設けられているものであって、上記中空角柱
管の内部表面には蓄熱材からなる層を有するものである
室内冷暖房システムを要旨とするので、中空角柱管内を
通過する冷風又は温風は蓄熱材と熱交換を行い、蓄熱材
は室内との間で熱交換を行うので、蓄熱材による蓄熱効
果により冷暖房効率を上げることができる。
【００３７】さらに、前記蓄熱材は砂の層が形成されて
なるものである室内冷暖房システムを要旨とするので、
砂の比熱及び熱伝導率の選択によって、蓄熱効果と放熱
効果が最大となる最適値を得ることができ、エネルギー
消費を抑えることができるとともに冷暖房効率を上げる
ことができる。
なるものである室内冷暖房システムを要旨とするので、
砂の比熱及び熱伝導率の選択によって、蓄熱効果と放熱
効果が最大となる最適値を得ることができ、エネルギー
消費を抑えることができるとともに冷暖房効率を上げる
ことができる。
【００３８】又、室内冷暖房システムに使用する空気循
環パネルであって、該空気循環パネルは上部循環パネル
と下部循環パネルとを有するものであり、該上部循環パ
ネルの一端にはポンプから送り込まれる冷風又は温風が
流入する流入口が設けられていて、且つ他端には上記下
部循環パネルの一端に設けられた流入口と連通する排出
口が設けれており、上記ポンプから送り込まれた冷風又
は温風は上部循環パネルの一端から他端へと通過した
後、上記下部循環パネルを一端から他端へと進んで行
き、該下部循環パネルの他端に設けられた排出口から排
出されることを特徴とする室内冷暖房システムに使用す
る空気循環パネルを要旨とするので、熱交換された後の
冷風又は温風を下部循環パネルから排出して、前述の蓄
熱槽等に戻して再循環させれば効率的であり、エネルギ
ー消費を抑えることができる空気循環パネルとなる。
環パネルであって、該空気循環パネルは上部循環パネル
と下部循環パネルとを有するものであり、該上部循環パ
ネルの一端にはポンプから送り込まれる冷風又は温風が
流入する流入口が設けられていて、且つ他端には上記下
部循環パネルの一端に設けられた流入口と連通する排出
口が設けれており、上記ポンプから送り込まれた冷風又
は温風は上部循環パネルの一端から他端へと通過した
後、上記下部循環パネルを一端から他端へと進んで行
き、該下部循環パネルの他端に設けられた排出口から排
出されることを特徴とする室内冷暖房システムに使用す
る空気循環パネルを要旨とするので、熱交換された後の
冷風又は温風を下部循環パネルから排出して、前述の蓄
熱槽等に戻して再循環させれば効率的であり、エネルギ
ー消費を抑えることができる空気循環パネルとなる。
【００３９】さらに、前記空気循環パネルの上部循環パ
ネル及び下部循環パネル内部には冷風又は温風を各々の
パネル内に滞留させる為の迂回板が設置されている室内
冷暖房システムに使用する空気循環パネルを要旨とする
ので、冷風又は温風と室内の空気との間で十分な熱交換
を行わせることができる空気循環パネルとなる。
ネル及び下部循環パネル内部には冷風又は温風を各々の
パネル内に滞留させる為の迂回板が設置されている室内
冷暖房システムに使用する空気循環パネルを要旨とする
ので、冷風又は温風と室内の空気との間で十分な熱交換
を行わせることができる空気循環パネルとなる。
【００４０】又、前記上部循環パネル又は下部循環パネ
ルの内部表面には蓄熱材からなる層を有するものである
室内冷暖房システムに使用する空気循環パネルを要旨と
するので、蓄熱材による蓄熱効果により冷暖房効率を上
げることができる空気循環パネルとなる。
ルの内部表面には蓄熱材からなる層を有するものである
室内冷暖房システムに使用する空気循環パネルを要旨と
するので、蓄熱材による蓄熱効果により冷暖房効率を上
げることができる空気循環パネルとなる。
【００４１】さらに、前記蓄熱材は砂の層が形成されて
なるものである室内冷暖房システムに使用する空気循環
パネルを要旨とするので、砂の比熱及び熱伝導率の選択
によって、蓄熱効果と放熱効果が最大となる最適値を得
ることができ、エネルギー消費を抑えることができると
ともに冷暖房効率を上げることができる空気循環パネル
となる。
なるものである室内冷暖房システムに使用する空気循環
パネルを要旨とするので、砂の比熱及び熱伝導率の選択
によって、蓄熱効果と放熱効果が最大となる最適値を得
ることができ、エネルギー消費を抑えることができると
ともに冷暖房効率を上げることができる空気循環パネル
となる。
【図１】本発明に係る室内冷暖房システムの一部を示す
説明図である。
説明図である。
【図２】本発明に係る冷暖房システムの一例を示す説明
図である。
図である。
【図３】本発明に係る暖房システムの他例を示す説明図
である。
である。
【図４】本発明に係る空気循環パネルの第１実施形態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図５】図４に示す空気循環パネルのＥ−Ｅ断面の例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図６】本発明に係る空気循環パネルの第２実施形態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図７】図６に示す空気循環パネルのＦ−Ｆ断面の例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図８】本発明に使用する中空円筒管の他の実施形態を
示す図である。
示す図である。
【図９】図６に示す空気循環パネルのＦ−Ｆ断面の他例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図１０】本発明に係る空気循環パネルの第３実施形態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図１１】本発明に係る空気循環パネルの第４実施形態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図１２】図１１に示す空気循環パネルのＧ−Ｇ断面を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図１３】本発明に係る空気循環パネルの第５実施形態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図１４】図１３に示す空気循環パネルのＨ−Ｈ断面及
びＩ−Ｉ断面を示す説明図である。
びＩ−Ｉ断面を示す説明図である。
【図１５】屋根下に空気循環パネルを設置した状態を示
す説明図である。
す説明図である。
１ 室内ユニット １ａ 天井パネル １ｂ 床パネル １ｃ 壁パネル １ｄ 上部循環パネル １ｅ 下部循環パネル ２，２０ 中空円筒管 ３ 室内熱交換器（第１熱交換器） ４ 室外熱交換器（第２熱交換器） ５ 冷媒 ６ 逆止弁 ７，７ａ 蓄熱槽 ８ 循環ポンプ ９ 天井板（又は床板） １０ 断熱材 １１ 貫通孔 １２ コンクリート １３，１３ｃ，１３ｄ，１３ｆ，１３ｇ 中空角柱管 １３ａ，１３ｂ 小口径管 １３ｅ 仕切り板 １４ 砂 １５ ボイラー １６ 野地板 １７ 瓦 １８ 雪 ２０ａ 外管 ２０ｂ 内管 ３０ａ 流入口管 ３０ｂ，３０ｇ 排出口管 ３０ｃ，３０ｅ 流入口 ３０ｄ，３０ｆ 排出口 ３０ｈ 上下連通管 ３１ａ，３１ｂ 迂回板 Ｆ 床面 Ｇ 天井面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１２年７月１０日（２０００．７．１
０）
０）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、室内冷暖房シ
ステムに使用する空気循環パネルであって、該空気循環
パネル内部には冷風又は温風をパネル内に滞留させる為
の迂回板が設置されていて、上記循環パネルの一端には
ポンプから送り込まれる冷風又は温風が流入する流入口
が設けられており、且つ他端には冷風又は温風を排出す
る排出口が設けられていることを特徴とする室内冷暖房
システムに使用する空気循環パネルを要旨とする。
ステムに使用する空気循環パネルであって、該空気循環
パネル内部には冷風又は温風をパネル内に滞留させる為
の迂回板が設置されていて、上記循環パネルの一端には
ポンプから送り込まれる冷風又は温風が流入する流入口
が設けられており、且つ他端には冷風又は温風を排出す
る排出口が設けられていることを特徴とする室内冷暖房
システムに使用する空気循環パネルを要旨とする。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】又、寒冷地において屋根上の雪を融雪する
ために屋根下に設置される空気循環パネルであって、該
空気循環パネル内部には温風をパネル内に滞留させる為
の迂回板が設置されていて、上記循環パネルの一端には
ポンプから送り込まれる温風が流入する流入口が設けら
れており、且つ他端には温風を排出する排出口が設けら
れていることを特徴とする屋根下に設置される空気循環
パネルを要旨とする。
ために屋根下に設置される空気循環パネルであって、該
空気循環パネル内部には温風をパネル内に滞留させる為
の迂回板が設置されていて、上記循環パネルの一端には
ポンプから送り込まれる温風が流入する流入口が設けら
れており、且つ他端には温風を排出する排出口が設けら
れていることを特徴とする屋根下に設置される空気循環
パネルを要旨とする。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００７】さらに、室内冷暖房システムに使用する空
気循環パネルであって、該空気循環パネルは上部循環パ
ネルと下部循環パネルとを有するものであり、該上部循
環パネル及び下部循環パネル内部には冷風又は温風を各
々のパネル内に滞留させる為の迂回板が設置されてい
て、上記上部循環パネルの一端にはポンプから送り込ま
れる冷風又は温風が流入する流入口が設けられており、
且つ他端には上記下部循環パネルの一端に設けられた流
入口と連通する排出口が設けれていて、上記ポンプから
送り込まれた冷風又は温風は上部循環パネルの一端から
他端へと通過した後、上記下部循環パネルを一端から他
端へと進んで行き、該下部循環パネルの他端に設けられ
た排出口から排出されることを特徴とする室内冷暖房シ
ステムに使用する空気循環パネルを要旨とする。
気循環パネルであって、該空気循環パネルは上部循環パ
ネルと下部循環パネルとを有するものであり、該上部循
環パネル及び下部循環パネル内部には冷風又は温風を各
々のパネル内に滞留させる為の迂回板が設置されてい
て、上記上部循環パネルの一端にはポンプから送り込ま
れる冷風又は温風が流入する流入口が設けられており、
且つ他端には上記下部循環パネルの一端に設けられた流
入口と連通する排出口が設けれていて、上記ポンプから
送り込まれた冷風又は温風は上部循環パネルの一端から
他端へと通過した後、上記下部循環パネルを一端から他
端へと進んで行き、該下部循環パネルの他端に設けられ
た排出口から排出されることを特徴とする室内冷暖房シ
ステムに使用する空気循環パネルを要旨とする。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００８】又、寒冷地において屋根上の雪を融雪する
ために屋根下に設置される空気循環パネルであって、該
空気循環パネルは上部循環パネルと下部循環パネルとを
有するものであり、該上部循環パネル及び下部循環パネ
ル内部には温風を各々のパネル内に滞留させる為の迂回
板が設置されていて、上記上部循環パネルの一端にはポ
ンプから送り込まれる温風が流入する流入口が設けられ
ており、且つ他端には上記下部循環パネルの一端に設け
られた流入口と連通する排出口が設けれていて、上記ポ
ンプから送り込まれた温風は上部循環パネルの一端から
他端へと通過した後、上記下部循環パネルを一端から他
端へと進んで行き、該下部循環パネルの他端に設けられ
た排出口から排出されることを特徴とする屋根下に設置
される空気循環パネルを要旨とする。
ために屋根下に設置される空気循環パネルであって、該
空気循環パネルは上部循環パネルと下部循環パネルとを
有するものであり、該上部循環パネル及び下部循環パネ
ル内部には温風を各々のパネル内に滞留させる為の迂回
板が設置されていて、上記上部循環パネルの一端にはポ
ンプから送り込まれる温風が流入する流入口が設けられ
ており、且つ他端には上記下部循環パネルの一端に設け
られた流入口と連通する排出口が設けれていて、上記ポ
ンプから送り込まれた温風は上部循環パネルの一端から
他端へと通過した後、上記下部循環パネルを一端から他
端へと進んで行き、該下部循環パネルの他端に設けられ
た排出口から排出されることを特徴とする屋根下に設置
される空気循環パネルを要旨とする。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００９
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００９】さらに、前記上部循環パネル又は下部循環
パネルの内部表面には蓄熱材からなる層を有するもので
ある空気循環パネルを要旨とする。
パネルの内部表面には蓄熱材からなる層を有するもので
ある空気循環パネルを要旨とする。
【手続補正７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１０】又、前記蓄熱材は砂の層が形成されてなる
ものである空気循環パネルを要旨とする。
ものである空気循環パネルを要旨とする。
【手続補正８】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１１
【補正方法】削除
【手続補正９】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１２
【補正方法】削除
【手続補正１０】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１３
【補正方法】削除
【手続補正１１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１４
【補正方法】削除
【手続補正１２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１５
【補正方法】削除
【手続補正１３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３１】
【発明の効果】以上のように本発明は、室内冷暖房シス
テムに使用する空気循環パネルであって、該空気循環パ
ネル内部には冷風又は温風をパネル内に滞留させる為の
迂回板が設置されていて、上記循環パネルの一端にはポ
ンプから送り込まれる冷風又は温風が流入する流入口が
設けられており、且つ他端には冷風又は温風を排出する
排出口が設けられていることを特徴とする室内冷暖房シ
ステムに使用する空気循環パネルを要旨とするので、冷
風又は温風と室内の空気との間で十分な熱交換を行わせ
ることができる空気循環パネルとなる。
テムに使用する空気循環パネルであって、該空気循環パ
ネル内部には冷風又は温風をパネル内に滞留させる為の
迂回板が設置されていて、上記循環パネルの一端にはポ
ンプから送り込まれる冷風又は温風が流入する流入口が
設けられており、且つ他端には冷風又は温風を排出する
排出口が設けられていることを特徴とする室内冷暖房シ
ステムに使用する空気循環パネルを要旨とするので、冷
風又は温風と室内の空気との間で十分な熱交換を行わせ
ることができる空気循環パネルとなる。
【手続補正１４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３２
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３２】又、寒冷地において屋根上の雪を融雪する
ために屋根下に設置される空気循環パネルであって、該
空気循環パネル内部には温風をパネル内に滞留させる為
の迂回板が設置されていて、上記循環パネルの一端には
ポンプから送り込まれる温風が流入する流入口が設けら
れており、且つ他端には温風を排出する排出口が設けら
れていることを特徴とする屋根下に設置される空気循環
パネルを要旨とするので、空気循環パネル内を循環する
暖気の熱が雪を解かすので屋根上に積雪するのを防いで
除雪作業の手間を省くことができる。
ために屋根下に設置される空気循環パネルであって、該
空気循環パネル内部には温風をパネル内に滞留させる為
の迂回板が設置されていて、上記循環パネルの一端には
ポンプから送り込まれる温風が流入する流入口が設けら
れており、且つ他端には温風を排出する排出口が設けら
れていることを特徴とする屋根下に設置される空気循環
パネルを要旨とするので、空気循環パネル内を循環する
暖気の熱が雪を解かすので屋根上に積雪するのを防いで
除雪作業の手間を省くことができる。
【手続補正１５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３３
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３３】さらに、室内冷暖房システムに使用する空
気循環パネルであって、該空気循環パネルは上部循環パ
ネルと下部循環パネルとを有するものであり、該上部循
環パネル及び下部循環パネル内部には冷風又は温風を各
々のパネル内に滞留させる為の迂回板が設置されてい
て、上記上部循環パネルの一端にはポンプから送り込ま
れる冷風又は温風が流入する流入口が設けられており、
且つ他端には上記下部循環パネルの一端に設けられた流
入口と連通する排出口が設けれていて、上記ポンプから
送り込まれた冷風又は温風は上部循環パネルの一端から
他端へと通過した後、上記下部循環パネルを一端から他
端へと進んで行き、該下部循環パネルの他端に設けられ
た排出口から排出されることを特徴とする室内冷暖房シ
ステムに使用する空気循環パネルを要旨とするので、熱
交換された後の冷風又は温風を下部循環パネルから排出
して、蓄熱槽等に戻して再循環させれば効率的であり、
エネルギー消費を抑えることができる。
気循環パネルであって、該空気循環パネルは上部循環パ
ネルと下部循環パネルとを有するものであり、該上部循
環パネル及び下部循環パネル内部には冷風又は温風を各
々のパネル内に滞留させる為の迂回板が設置されてい
て、上記上部循環パネルの一端にはポンプから送り込ま
れる冷風又は温風が流入する流入口が設けられており、
且つ他端には上記下部循環パネルの一端に設けられた流
入口と連通する排出口が設けれていて、上記ポンプから
送り込まれた冷風又は温風は上部循環パネルの一端から
他端へと通過した後、上記下部循環パネルを一端から他
端へと進んで行き、該下部循環パネルの他端に設けられ
た排出口から排出されることを特徴とする室内冷暖房シ
ステムに使用する空気循環パネルを要旨とするので、熱
交換された後の冷風又は温風を下部循環パネルから排出
して、蓄熱槽等に戻して再循環させれば効率的であり、
エネルギー消費を抑えることができる。
【手続補正１６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３４
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３４】又、寒冷地において屋根上の雪を融雪する
ために屋根下に設置される空気循環パネルであって、該
空気循環パネルは上部循環パネルと下部循環パネルとを
有するものであり、該上部循環パネル及び下部循環パネ
ル内部には温風を各々のパネル内に滞留させる為の迂回
板が設置されていて、上記上部循環パネルの一端にはポ
ンプから送り込まれる温風が流入する流入口が設けられ
ており、且つ他端には上記下部循環パネルの一端に設け
られた流入口と連通する排出口が設けれていて、上記ポ
ンプから送り込まれた温風は上部循環パネルの一端から
他端へと通過した後、上記下部循環パネルを一端から他
端へと進んで行き、該下部循環パネルの他端に設けられ
た排出口から排出されることを特徴とする屋根下に設置
される空気循環パネルを要旨とするので、熱交換された
後の冷風又は温風を下部循環パネルから排出して、蓄熱
槽等に戻して再循環させれば効率的であり、エネルギー
消費を抑えることができ、空気循環パネル内を循環する
暖気の熱が雪を解かすので屋根上に積雪するのを防いで
除雪作業の手間を省くことができる。
ために屋根下に設置される空気循環パネルであって、該
空気循環パネルは上部循環パネルと下部循環パネルとを
有するものであり、該上部循環パネル及び下部循環パネ
ル内部には温風を各々のパネル内に滞留させる為の迂回
板が設置されていて、上記上部循環パネルの一端にはポ
ンプから送り込まれる温風が流入する流入口が設けられ
ており、且つ他端には上記下部循環パネルの一端に設け
られた流入口と連通する排出口が設けれていて、上記ポ
ンプから送り込まれた温風は上部循環パネルの一端から
他端へと通過した後、上記下部循環パネルを一端から他
端へと進んで行き、該下部循環パネルの他端に設けられ
た排出口から排出されることを特徴とする屋根下に設置
される空気循環パネルを要旨とするので、熱交換された
後の冷風又は温風を下部循環パネルから排出して、蓄熱
槽等に戻して再循環させれば効率的であり、エネルギー
消費を抑えることができ、空気循環パネル内を循環する
暖気の熱が雪を解かすので屋根上に積雪するのを防いで
除雪作業の手間を省くことができる。
【手続補正１７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３５】さらに、前記上部循環パネル又は下部循環
パネルの内部表面には蓄熱材からなる層を有するもので
ある空気循環パネルを要旨とするので、蓄熱材による蓄
熱効果により冷暖房効率を上げることができる空気循環
パネルとなる。
パネルの内部表面には蓄熱材からなる層を有するもので
ある空気循環パネルを要旨とするので、蓄熱材による蓄
熱効果により冷暖房効率を上げることができる空気循環
パネルとなる。
【手続補正１８】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３６
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３６】又、前記蓄熱材は砂の層が形成されてなる
ものである空気循環パネルを要旨とするので、砂の比熱
及び熱伝導率の選択によって、蓄熱効果と放熱効果が最
大となる最適値を得ることができ、エネルギー消費を抑
えることができるとともに冷暖房効率を上げることがで
きる空気循環パネルとなる。
ものである空気循環パネルを要旨とするので、砂の比熱
及び熱伝導率の選択によって、蓄熱効果と放熱効果が最
大となる最適値を得ることができ、エネルギー消費を抑
えることができるとともに冷暖房効率を上げることがで
きる空気循環パネルとなる。
【手続補正１９】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３７
【補正方法】削除
【手続補正２０】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３８
【補正方法】削除
【手続補正２１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３９
【補正方法】削除
【手続補正２２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００４０
【補正方法】削除
【手続補正２３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００４１
【補正方法】削除
Claims (11)
- 【請求項１】 室内の冷房を行うために天井に配設され
た中空管と、該中空管の一端と連結して該中空管内に冷
風を送り込むポンプと、該ポンプと連結し且つ上記中空
管の他端と連結する第１熱交換器と、該第１熱交換器と
連結して室外に熱を放出する第２熱交換器とを有するこ
とを特徴とする室内冷房システム。 - 【請求項２】 室内の暖房を行うために床に配設された
中空管と、該中空管の一端と連結して該中空管内に温風
を送り込むポンプと、該ポンプと連結し且つ上記中空管
の他端と連結する第１熱交換器と、該第１熱交換器と連
結して室外から熱を吸収する第２熱交換器とを有するこ
とを特徴とする室内暖房システム。 - 【請求項３】 前記天井又は床に配設された中空管は、
内管と、外管とからなる二重管が蛇行してなるものであ
って、該内管内部を冷風又は温風が循環し、上記内管と
外管との間には蓄熱材が埋入されてなるものである請求
項１又は２に記載の室内冷暖房システム。 - 【請求項４】 室内の冷房を行うために天井に配設され
た空気循環パネルと、該空気循環パネルの一端と連結し
て該空気循環パネル内に冷風を送り込むポンプと、該ポ
ンプと連結し且つ上記空気循環パネルの他端と連結する
第１熱交換器と、該第１熱交換器と連結して室外に熱を
放出する第２熱交換器とを有することを特徴とする室内
冷房システム。 - 【請求項５】 室内の暖房を行うために床に配設された
空気循環パネルと、該空気循環パネルの一端と連結して
該空気循環パネル内に温風を送り込むポンプと、該ポン
プと連結し且つ上記空気循環パネルの他端と連結する第
１熱交換器と、該第１熱交換器と連結して室外から熱を
吸収する第２熱交換器とを有することを特徴とする室内
暖房システム。 - 【請求項６】 前記天井又は床に配設された空気循環パ
ネルは、中空角柱管を有し、該中空角柱管の一端には冷
風又は温風が送り込まれる為の流入口が設けられてい
て、該中空角柱管の他端には冷風又は温風を排出する為
の排出口が設けられているものであって、上記中空角柱
管の内部表面には蓄熱材からなる層を有するものである
請求項４又は５に記載の室内冷暖房システム。 - 【請求項７】 前記蓄熱材は砂の層が形成されてなるも
のである請求項３又は６に記載の室内冷暖房システム。 - 【請求項８】 室内冷暖房システムに使用する空気循環
パネルであって、該空気循環パネルは上部循環パネルと
下部循環パネルとを有するものであり、該上部循環パネ
ルの一端にはポンプから送り込まれる冷風又は温風が流
入する流入口が設けられていて、且つ他端には上記下部
循環パネルの一端に設けられた流入口と連通する排出口
が設けれており、上記ポンプから送り込まれた冷風又は
温風は上部循環パネルの一端から他端へと通過した後、
上記下部循環パネルを一端から他端へと進んで行き、該
下部循環パネルの他端に設けられた排出口から排出され
ることを特徴とする室内冷暖房システムに使用する空気
循環パネル。 - 【請求項９】 前記空気循環パネルの上部循環パネル及
び下部循環パネル内部には冷風又は温風を各々のパネル
内に滞留させる為の迂回板が設置されている請求項８に
記載の室内冷暖房システムに使用する空気循環パネル。 - 【請求項１０】 前記上部循環パネル又は下部循環パネ
ルの内部表面には蓄熱材からなる層を有するものである
請求項８又は９に記載の室内冷暖房システムに使用する
空気循環パネル。 - 【請求項１１】 前記蓄熱材は砂の層が形成されてなる
ものである請求項１０に記載の室内冷暖房システムに使
用する空気循環パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34887799A JP3299237B2 (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 室内冷暖房システムに使用する空気循環パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34887799A JP3299237B2 (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 室内冷暖房システムに使用する空気循環パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001165476A true JP2001165476A (ja) | 2001-06-22 |
| JP3299237B2 JP3299237B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=18399999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34887799A Expired - Fee Related JP3299237B2 (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 室内冷暖房システムに使用する空気循環パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3299237B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6752203B2 (en) | 2000-06-28 | 2004-06-22 | Kurita Kogyo Co., Ltd. | Cooling and heating system and air circulation panel |
-
1999
- 1999-12-08 JP JP34887799A patent/JP3299237B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6752203B2 (en) | 2000-06-28 | 2004-06-22 | Kurita Kogyo Co., Ltd. | Cooling and heating system and air circulation panel |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3299237B2 (ja) | 2002-07-08 |
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|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
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