JP2001165338A - チェックバルブ - Google Patents

チェックバルブ

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JP2001165338A
JP2001165338A JP34561299A JP34561299A JP2001165338A JP 2001165338 A JP2001165338 A JP 2001165338A JP 34561299 A JP34561299 A JP 34561299A JP 34561299 A JP34561299 A JP 34561299A JP 2001165338 A JP2001165338 A JP 2001165338A
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JP34561299A
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Masayuki Sako
正幸 酒向
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KYB Corp
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付け状況によって、圧力損失が大きく
なったりしないチェックバルブを提供すること。 【解決手段】 流入通路22を有するシート部材20
と、流出通路24を有する通路部材hと、これらシート
部材20と通路部材hとの間に設けた弁体7とを備え、
上記シート部材20に設けた流入通路22の開口縁に逆
止シート部23を形成し、この逆止シート部23に弁体
7が着座すると、流出通路24から流入通路22への流
れを遮断する一方、上記通路部材hの流出通路24の開
口縁に自由流シート部25を形成し、この自由流シート
部25に弁体7が着座したときにも、流出通路24が開
口して、流入通路22から流出通路24への流れを許容
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、パワー
ステアリング装置のポンプポートに用いるチェックバル
ブに関する。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、パワーステアリング
装置のハウジングhには、ポンプポート1を形成し、こ
のポンプポート1に配管2を介してポンプPを接続して
いる。また、この配管2の途中には、ゴムホース3を介
在させている。このように配管2の途中にゴムホース3
を用いるのは、ポンプPから吐出された圧油の脈動を、
ゴムホース3の伸縮性によって減衰するためである。た
だし、このようにゴムホース3を用いると、次の問題が
ある。
【0003】例えば、パワーステアリング装置のパワー
シリンダCが作動している最中に、路面の凹凸などによ
って操舵輪が大きな衝撃を受けると、この衝撃がパワー
シリンダCにも作用する。このとき、パワーシリンダC
のいずれか一方の圧力室がポンプPに連通しているた
め、上記衝撃によって生じる高圧が配管2に伝わり、こ
の配管2に設けたゴムホース3が膨らんでしまう。この
ようにゴムホース3が膨らむと、その膨らんだ容積分だ
けパワーシリンダCの圧力室から圧油が排出されるた
め、ピストンロッド4が動く。
【0004】このようにピストンロッド4が動くと、こ
のピストンロッド4に機械的に連係されているハンドル
5も動いてしまう。つまり、上記パワーステアリング装
置では、ゴムホース3があるために、ハンドル5がとら
れるという問題があった。そこで、パワーシリンダCか
らの圧油の逆流を規制するために、ポンプポート1にチ
ェックバルブを組み込んでいる。
【0005】この従来のチェックバルブは、図9に示す
ように、シート部材6とボール7とからなり、シート部
材6に形成した大径孔8に上記ボール7を移動可能に組
み込んでいる。また、上記大径孔8には、ボール7の直
径よりも小さい小径孔9を連通させている。そして、こ
れら大径孔8と小径孔9との間に逆止シート部10を形
成し、この逆止シート部10にボール7が押しつけられ
ると、大径孔8と小径孔9との連通が遮断される。
【0006】上記シート部材6の大径孔8側には、薄肉
部12を設け、その先端部分12aをかしめるようにし
ている。このように薄肉部12の先端部分12aをかし
めるのは、ボール7が大径孔8から抜け出さないように
するためでる。すなわち、ボール7が大径孔8から抜け
出してしまうと、このボール7によって通路13が塞が
れてしまうからである。また、ボール7が、薄肉部12
の先端部分12aに接触したときには、このボール7が
逆止シート部10から離れるようにしている。そのた
め、ボール7が先端部分12aに接触したときには、大
径孔8と小径孔9とが連通する。
【0007】一方、上記薄肉部12とポンプポート1の
小径孔1aとの間には、隙間14が形成されるようにし
ている。そして、この隙間14には、シート部材6に形
成した連通孔11を介して大径孔8を連通させている。
また、シート部材6の外周にストッパー部15を形成
し、このストッパー部15をポンプポート1に形成した
段部16に当接するようにしている。このようにしたチ
ェックバルブは、ポンプポート1内に挿入した後、取付
部材17を締め付けると、そのストッパー部15が段部
16に押しつけられてしっかりと固定される。そして、
このようにポンプポート1内にチェックバルブが組み込
まれた状態で、小径孔9と配管2の開口部分とが連通す
る。
【0008】次に、この従来のチェックバルブVの作用
を説明する。ポンプPから配管2を介して圧油を供給す
ると、その圧油が小径孔9に流れ込んで、その圧力作用
によりボール7が図面右方向に移動する。そして、薄肉
部12の先端部分12aに押しつけられた状態でその移
動が規制される。このようにボール7が薄肉部12の先
端部分12aに押しつけられると、小径孔9と大径孔8
とが連通するので、ポンプPの吐出油が、配管2→小径
孔9→大径孔8→連通路11→隙間14→通路13を介
してパワーシリンダC側に導かれる。そして、このよう
にチェックバルブVが開いて流体が流れることを、自由
流れという。
【0009】一方、通路13側からポンプポート1側に
圧油が流れ込むと、その流体の圧力作用によりボール7
が逆止シート部10に押しつけられる。そのため、この
ボール7によって大径孔8と小径孔9との連通が完全に
遮断される。このように大径孔8と小径孔9との連通が
遮断されるので、通路13側からの圧油が、ゴムホース
3まで達しない。したがって、パワーシリンダCからの
圧油の逆流が規制されて、ハンドル5が取られるといっ
た問題を防止できる。
【0010】ここで、他のチェックバルブとして、バネ
によってボールを逆止シート部に押しつけるバネ負荷形
のものもある。ただし、このバネ負荷形のチェックバル
ブは、自由流れのときに、バネに抗してボールを押し上
げなければならないので、その上流側のポンプ吐出圧
を、所定のクラッキング圧以上力に保たなければならな
い。したがって、バネ負荷形のチェックバルブは、自由
流れにおける圧力損失が大きいという欠点がある。特
に、パワーステアリング装置においては、パワーシリン
ダCが作動するときの応答遅れを防止するために、中立
状態のときでもチェックバルブを介して微少流量を供給
するようにしている。したがって、圧力損失の大きいチ
ェックバルブを用いると、中立時における圧力損失が大
きくなり、エネルギー効率が悪くなるという問題が生じ
る。
【0011】以上の理由から、上記従来例では、バネの
ないタイプのチェックバルブを用いている。ただし、こ
の従来例では、バネがないため、逆止シート部10から
ボール7が離れたとき、すなわち自由流れのときに、ボ
ール7の位置を当然のこととしてバネ等によって規制す
ることができない。そのため、この従来例では、上記し
たように薄肉部12の先端部分12aをかしめて、この
かしめた部分でボール7の位置を規制するようにしてい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、自由
流れにおけるボール7の位置を、かしめた薄肉部12に
よって規制する構成にしているが、このボール7が規制
される位置というのは、製造時における薄肉部12のか
しめ具合によって違ってくる。すなわち、薄肉部12の
かしめる部分が多くなればなるほど、規制されたときの
ポール7の位置が逆止シート部10に近くなる。そし
て、この規制されたボール7の位置が、逆止シート部1
0に近くなりすぎると、自由流れにおける大径孔8と小
径孔9との連通面積が小さくなり、そこに大きな圧力損
失が生じるという問題がある。
【0013】また、薄肉部12をかしめたときに、逆止
シート部10にボール7が完全にくっついてしまうと、
自由流れが全く許容されなくなるという問題もある。つ
まり、上記従来例では、製造時における薄肉部12のか
しめ具合によって、圧力損失が大きくなったり、自由流
れが許容されなくなるという問題があった。この発明の
目的は、かしめる部分をなくして、上記不都合を解消し
たチェックバルブを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、流入通路
を有するシート部材と、流出通路を有する通路部材と、
これらシート部材と通路部材との間に設けた弁体とを備
え、上記シート部材に設けた流入通路の開口縁に逆止シ
ート部を形成し、この逆止シート部に弁体が着座する
と、流出通路から流入通路への流れを遮断する一方、上
記通路部材の流出通路の開口縁に自由流シート部を形成
し、この自由流シート部に弁体が着座したときにも、流
出通路が開口して、流入通路から流出通路への流れを許
容する構成にしたことを特徴とする。
【0015】第2の発明は、シート部材と、このシート
部材に形成した大径孔と、シート部材に形成するととも
に、上記大径孔に連通する小径孔と、大径孔と小径孔と
の境に形成した逆止シート部と、上記大径孔に組み込ん
だ弁体とを備え、上記弁体が逆止シート部に着座する
と、大径孔から小径孔への流れが遮断されるチェックバ
ルブにおいて、上記大径孔に弁体を組み込んだ後、大径
孔の開口部にストッパーをはめ込んで、このストッパー
によって弁体の抜けを防止する構成にしたことを特徴と
するチェックバルブ。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜3に示す第1実施例は、シ
ート部材20の構成と、ポンプポート19の構成とが前
記従来例と異なるが、その他の構成については従来例と
同じなので、同じ構成要素については従来と同じ符号を
付し、その詳細な説明を省略する。図1に示すように、
シート部材20には、ボール7の直径よりも大きい大径
孔21と、ボール7の直径よりも小さい小径孔22とを
形成し、これら大径孔21と小径孔22との境目に逆止
シート部23を形成している。そして、上記逆止シート
部23にボール7が当接すると、大径孔21と小径孔2
2との連通が遮断されて、流体の流れが規制されるよう
にしている。なお、上記小径孔22が、この発明の流入
通路に相当するものであり、ボール7がこの発明の弁体
に相当する。
【0017】一方、ポンプポート19の底19aには、
図2に示すようにほぼ楕円形をした流出通路24を形成
している。この流出通路24は、その長軸をポンプポー
ト19の小径孔19aの直径と同じにし、その短軸をボ
ール7の直径よりも小さくしている。また、図3に示す
ように、上記流出通路24の開口縁には、自由流シート
部25,25を形成し、これら自由流シート部25,2
5にボール7が着座するようにしている。ただし、この
ようにボール7が自由流シート部25,25に着座した
ときにも、図2に示すように流出通路24の一部が開口
するようにしている。なお、図1に示すように、ボール
7が自由流シート部25,25に着座したときには、こ
のボール7が逆止シート部23から十分離れて、小径孔
22と大径孔21とが連通するようにしている。
【0018】上記のようにしたシート部材20は、ポン
プポート19内に組み込んで、取付部材17を締め付け
ると、そのストッパー部26をポンプポート19の段部
27に当接させた状態で、しっかりと固定される。そし
て、このようにシート部材20を固定した状態で、その
小径孔22と配管2の開口部分とが連通する。
【0019】次に、この第1実施例の作用を説明する。
ポンプPから、配管2を介して小径孔22に圧油が流れ
込むと、図1に示すようにボール7が自由流シート部2
5,25に押しつけられる。ただし、このようにボール
7が自由流シート部25,25に押しつけられた状態で
も、流出通路24の一部が大径孔21側に開口してい
る。また、このとき、ボール7が逆止シート部23から
十分離れるので、小径孔21と大径孔22との連通面積
も十分確保される。したがって、小径孔22から導いた
流体を、大径孔21から流出通路24の開口部分を介し
てパワーシリンダC側に導くことができる。つまり、小
径孔22から大径孔21への自由流れを許容することが
できる。
【0020】一方、流出通路24側から流体が流れ込む
と、ボール7が逆止シート部23に押しつけられる。し
たがって、このボール7によって大径孔21と小径孔2
2との連通が遮断されて、パワーシリンダCから配管2
側への逆流が規制される。
【0021】そして、この第1実施例によれば、シート
部材20の大径孔21からボール7が抜け出しても、こ
のボール7によって流出流路24が塞がれたりしない。
そのため、前記従来のように、シート部材の薄肉部をか
しめてボール7の抜けを防止する必要がない。このよう
にシート部材をかしめる必要がないので、製造時のかし
め具合によって、自由流れにおける圧力損失が大きくな
ったり、自由流れが阻止されたりするといった問題が生
じない。また、この第1実施例によれば、ボール7の規
制される位置が、常に一定に保たれるので、自由流れに
おける圧力損失にばらつきが生じることもない。
【0022】図4に示した第2実施例は、上記第1実施
例の流出通路24の形状を変えたものである。すなわ
ち、この第2実施例では、流出通路27を隙間状にし
て、その開口面積を上記第1実施例よりも大きくしてい
る。ただし、この流出通路27の幅は、ボール7の直径
よりも小さくして、その開口縁に自由流シート部28,
28を形成している。そして、この自由流シート部2
8,28にボール7が着座するようにしている。この第
2実施例によれば、ボール7が自由流シート部28,2
8に着座したときの開口面積が、上記第1実施例よりも
大きくなる。このように開口面積を大きくすれば、自由
流れにおける圧力損失も小さくなる。そして、この第2
実施例においても、上記第1実施例と同様に、シート部
材をかしめる必要がないので、自由流れにおける圧力損
失が大きくなったり、自由流れが阻止されたりするとい
った問題が生じない。
【0023】図5に示した第3実施例は、流出通路30
の形状を円形にして、その開口縁に複数の自由流シート
部31を形成したものである。ただし、これら自由流シ
ート部31は、ボール7を着座させるだけでなく、ボー
ル7が着座したときにも、シート部材20側に開口し
て、流出通路30とシート部材20側とを連通するもの
である。そして、この自由流シート部31を介して自由
流れを許容するようにしている。この第3実施例におい
ても、上記第1,2実施例と同様に、かしめた部分によ
る悪影響を受けたりしない。
【0024】なお、上記第1〜3実施例では、流出通路
24,28,30をハウジングhに直接形成し、このハ
ウジングhで本発明の通路部材を構成しているが、流出
流路を形成した別の通路部材を、ポンプポート1に組み
込むようにしてもよい。
【0025】一方、図6に示した第4実施例は、シート
部材32の大径孔33の内周に凹部34を形成し、この
凹部34にストッパー35の端部をはめ込んで、ボール
7の抜けを防止する構成にしたものである。その他の構
成については、前記従来例と同じである。すなわち、シ
ート部材20の薄肉部36とポンプポート19の小径孔
19aとの間に隙間37を形成し、この隙間に連通路3
8を介して大径孔33を連通させている。
【0026】この第4実施例によれば、大径孔33の内
周に形成した凹部34によって、ストッパー35の位置
が決まるので、このストッパー35を組み付けるとき
に、その軸方向位置がずれたりしない。このようにスト
ッパー35の軸方向位置がずれたりしないので、自由流
れのときに、ボール7を決められた位置で規制すること
ができる。したがって、前記従来のように、かしめ具合
によってボール7の規制位置がずれたりしない。このよ
うにボール7の規制位置がずれたりしないので、自由流
れにおける圧力損失が大きくなったり、自由流れが阻止
されたりするといった問題が生じない。
【0027】また、上記第4実施例では、大径孔33の
内周に凹部34を形成しているが、この凹部34は必須
の構成要素ではない。例えば、図7に示すように、周囲
に複数の爪部41を設けたストッパー40を大径孔33
に組み込んで、上記爪部41の弾性力によってその位置
を保持するようにしてもよい。この場合、ストッパー4
0の位置が所定の位置からずれたとしても、小径孔41
側から棒などを押し込むことによって、その位置を簡単
に調節することができる。これに対して前記従来例で
は、薄肉部を一度かしめてしまうと、後でボール7の規
制位置を調節することがほとんどできなかった。しか
し、上記のようなストッパー40を用いれば、ボール7
の規制位置を簡単に調節できる。
【0028】なお、上記第1〜4実施例では、ボール7
がこの発明の弁体に相当するが、弁体としてはボール7
などの球体に限らず円柱状や円錐状でもよい。ただし、
球体以外の弁体を用いる場合には、その向きを一定に保
つ必要がある。すなわち、弁体が球体以外だと、その向
きによって、逆止シート部に着座しても通路を完全に遮
断できなかったり、自由流シート部に着座したときに、
流出通路を完全に遮断してしまったりする可能性がある
からである。このようなことを考慮すると、弁体の形状
は、その向きの影響を受けないボールが好ましい。
【0029】また、ボール7などによって構成される弁
体を、弾性力の弱いコイルバネ等によって、予め逆止シ
ート部23に押しつける構成にしていもよい。そして、
上記第1〜4実施例では、チェックバルブをパワーステ
アリング装置のポンプポートに組み付けているが、他の
機器に用いてもよいこと当然である。
【0030】
【発明の効果】第1の発明によれば、弁体がシート部材
から抜け出して、自由流シート部に着座したとしても、
流出通路が開口する構成にしたので、前記従来のような
かしめ部分が不要になる。したがって、かしめ具合によ
って、圧力損失が大きくなったり、自由流れが許容でき
ないという問題を防止できる。また、かしめる作業がな
い分、製品コストもやすくできる。
【0031】第2の発明によれば、弁体の位置を大径孔
に組み込んだストッパーによって規制する構成にしたの
で、前記従来のようなかしめる部分が不要になる。した
がって、かしめ具合によって、圧力損失が大きくなった
り、自由流れが許容できないという問題を防止できる。
また、かしめる作業がない分、製品コストもやすくでき
る。さらに、ストッパーの位置がずれたとしても、それ
を簡単に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の断面図である。
【図2】第1実施例におけるボール7を取り除いた状態
のII−II線断面図である。
【図3】要部の構造を示す斜視図である。
【図4】第2実施例の平面図である。
【図5】第3実施例の平面図である。
【図6】第4実施例の断面図である。
【図7】他のストッパー40の平面図である。
【図8】パワーステアリング装置の全体図である。
【図9】従来例の断面図である。
【符号の説明】
h この発明の通路部材を構成するハウジング 7 ボール 20 シート部材 21 大径孔 22 この発明の流入通路を構成する小径孔 23 逆止シート部 24,28,30 流出通路 25 自由流シート部 33 大径孔 35,40 ストッパー 39 小径孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D033 EB05 3H052 AA01 BA11 BA26 CA01 CC01 CD09 EA16 3H058 AA04 BB14 BB29 CA02 CB06 CB12 CC05 CD10 CD17 EE03 EE12 EE14 EE18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入通路を有するシート部材と、流出通
    路を有する通路部材と、これらシート部材と通路部材と
    の間に設けた弁体とを備え、上記シート部材に設けた流
    入通路の開口縁に逆止シート部を形成し、この逆止シー
    ト部に弁体が着座すると、流出通路から流入通路への流
    れを遮断する一方、上記通路部材の流出通路の開口縁に
    自由流シート部を形成し、この自由流シート部に弁体が
    着座したときにも、流出通路が開口して、流入通路から
    流出通路への流れを許容する構成にしたことを特徴とす
    るチェックバルブ。
  2. 【請求項2】 シート部材と、このシート部材に形成し
    た大径孔と、シート部材に形成するとともに、上記大径
    孔に連通する小径孔と、大径孔と小径孔との境に形成し
    た逆止シート部と、上記大径孔に組み込んだ弁体とを備
    え、上記弁体が逆止シート部に着座すると、大径孔から
    小径孔への流れが遮断されるチェックバルブにおいて、
    上記大径孔に弁体を組み込んだ後、大径孔の開口部にス
    トッパーをはめ込んで、このストッパーによって弁体の
    抜けを防止する構成にしたことを特徴とするチェックバ
    ルブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108138735A (zh) * 2015-10-15 2018-06-08 罗伯特·博世有限公司 用于喷射器的流量限制器

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