JP2001164814A - ラッチ装置 - Google Patents

ラッチ装置

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JP2001164814A
JP2001164814A JP35225499A JP35225499A JP2001164814A JP 2001164814 A JP2001164814 A JP 2001164814A JP 35225499 A JP35225499 A JP 35225499A JP 35225499 A JP35225499 A JP 35225499A JP 2001164814 A JP2001164814 A JP 2001164814A
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JP
Japan
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latch
lever
piece
pin
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP35225499A
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English (en)
Inventor
Koichi Nakanishi
好一 中西
Emiko Kudo
恵美子 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakanishi Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nakanishi Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nakanishi Engineering Co Ltd filed Critical Nakanishi Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラッチ装置の本体をプレス成形によって簡単
に得られるようにする。 【解決手段】 中央部に前方に延びる頂片(11)と底片(1
2)を上下に対設した後部ハウジング(2)を形成する。
また、中央部に前方に対向して延びる一対の側片(20),
(20) と該側片(20),(20) を結ぶ前面片(21)を有する前
部ハウジング(3)を形成する。上記後部ハウジング
(2)に形成した取付孔(10),(10) に前部ハウジング
(3)に形成した取付筒(18),(18) を挿入して固着す
る。後部ハウジング(2)と前部ハウジング(3)によ
り組み立てられた本体(1)内にラッチ(5)、ばね
(8)、レバ−(7)の先端を挿し込み、上記側片(2
0),(20) に形成したピン挿通溝(22)に挿入したピン
(6)で上記ラッチ(5)とレバ−(7)を連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓障子等を空締り
するラッチ装置に関し、特にレバ−操作で開閉できるよ
うにしたラッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の排煙窓等に使用する窓用トップラ
ッチ装置は、レバ−を引くことによりラッチが外れて窓
障子を開くことができ、各所に用いられているが、一般
にこの種のラッチ装置は、本体をアルミダイカスト等で
成形し、その内部にラッチ、レバ−、ばね等を組み込む
よう構成されている。そのため、プレス成形で作られる
部材等に比較してコストが高くなることが多い。一方、
プレス成形で構成部品を製造すると、精度が不充分な場
合があり、耐久性にも乏しいものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決課題は、
トップラッチ装置のようなラッチ装置の本体構造等をプ
レス成形で作ることができ、しかも精度が良く丈夫なラ
ッチ装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、後部基
板の両側に取付孔を有し中央部に前方に延びる頂片と底
片を上下に対設し該頂片にラッチが挿通するラッチ挿通
孔を形成し上記底片にレバ−が挿通するレバ−挿通孔を
形成した後部ハウジングと、前部基板の両側に取付筒を
有し中央部に前方に対向して延びる一対の側片と該側片
を結ぶ前面片を有し上記側片にピンが挿通するピン挿通
溝を形成した前部ハウジングを具備し、上記後部基板と
前部基板を重ね上記取付筒を上記取付孔に挿入し該取付
筒を該取付孔の周縁に止着して上記後部ハウジングと前
部ハウジングを連結して本体を構成し、該本体内に上記
ラッチ挿通孔に挿通したラッチ、該ラッチを付勢するば
ね及び上記レバ−挿通孔に挿通するレバ−の先端を挿入
し、上記側片のピン挿通溝に挿通したピンでラッチとレ
バ−を連結するようにしたラッチ装置が提供され、また
外周をカバ−体で覆った上記ラッチ装置が提供され、上
記課題が解決される。
【0005】
【発明の実施の形態】図は本発明の一実施例を示し、本
体(1)は、後部ハウジング(2)と前部ハウジング
(3)を有し、前部ハウジング(3)側の本体の外周は
カバ−体(4)でカバ−されており、内部にはラッチ
(5)、該ラッチ(5)にピン(6)で連結されたレバ
−(7)及び該ラッチ(5)の先端が外方に突出する方
向に該ラッチを付勢するばね(8)が設けられ、上記後
部ハウジング(2)、前部ハウジング(3)、レバ−
(7)等は下記する構成を有しそれぞれプレス成形によ
り作ることができる。
【0006】上記後部ハウジング(2)は、後部基板
(9)の両側に取付孔(10),(10) を有し、ほぼ中央部に
前方に延びる頂片(11)と底片(12)が上下に対設されてい
る。該頂片(11)には、ラッチ(5)が挿通するラッチ挿
通孔(13)が形成され、底片(12)にはレバ−(7)が挿通
するレバ−挿通孔(14)が形成され、後部基板の上下辺の
端部近くは、係止部(15)…が設けられ、中央には位置決
め用の孔(16)が設けられている。
【0007】上記前部ハウジング(3)は、前部基板(1
7)の両側に、上記後部基板(9)の取付孔(10),(10) に
挿入されるよう取付筒(18),(18) を有し、ほぼ中央部に
は、上記後部基板(9)の頂片(11)、底片(12)と組み合
せて容部(19)を形成するよう前方に対向して延びる一対
の側片(20),(20) と該側片(20),(20) の前端を結ぶ前面
片(21)が形成されている。また、上記側片(20),(20) に
は、ピン(6)が図において上下方向に摺動可能に挿通
するようピン挿通溝(22)が形成され、前部基板(17)の上
下辺の端部近くには上記後部基板(9)の係止部(15)が
当らないよう切欠部(23)…が形成されている。
【0008】プレス成形により上記構造に形成された後
部ハウジング(2)と前部ハウジング(3)は、上記前
部基板(17)の取付筒(18),(18) を後部基板(9)の取付
孔(10),(10) に挿入させて重ね合わせ、上記取付筒(18)
の端縁を取付孔(10)の周縁にかしめて止着することによ
り連結される。
【0009】上記ラッチ(5)は、上記頂片(11)のラッ
チ挿通孔(13)に挿通可能な略円柱状で先端に斜面(24)を
有し、内方端を半割状にして下方に開口するスリット(2
5)を形成し、ピン(6)を挿入する横孔(26)を有する。
上記レバ−(7)は、上記スリット(25)に挿入可能な幅
を有し、先端にピン(6)が挿入する孔(27)を有し、下
端にフック(28)を有する。上記ラッチ(5)とばね
(8)は上記頂片(11)のラッチ挿通孔(13)から容部(19)
内に挿入され、レバ−(7)の先端は底片(12)のレバ−
挿通孔(14)から容部(19)に挿入され、その先端をラッチ
(5)の上記スリット(25)に差し込み、スプリングピン
等のピン(6)を上記側片(20),(20) に形成したピン挿
通溝(22),(22) から上記横孔(26)及び孔(27)に貫通させ
て上記ラッチ(5)とレバ−(7)を連結する。
【0010】上記本体の外周を覆うカバ−体(4)は、
略箱状に形成され、上部にラッチを挿通させるラッチ孔
(29)を有し、下部には上記レバ−(7)が挿通し後方に
開口するレバ−孔(30)を有し、後部の周縁には、上記後
部ハウジング(2)の後部基板(9)に形成した係止部
(15)…に係合するよう係止突起(31)…が形成されてい
る。
【0011】上記の構成により上記後部ハウジング
(2)と前部ハウジング(3)を組み合せて本体(1)
を構成し、上記ラッチ(5)、ばね(8)及びレバ−
(7)の先端を該本体の容部(19)に挿入し、ピン(6)
で連結すれば、ラッチ装置が得られ、上記取付筒(18),
(18) にビス(図示略)等を通して使用場所に取付けれ
ばよい。その後、カバ−体(4)を止着すれば、上記ビ
ス等が隠れ、フックを操作してラッチを引込めることが
できる。
【0012】
【発明の効果】本発明は上記のように構成され、後部基
板の両側に取付孔を有し中央部に前方に延びる頂片と底
片を上下に対設し該頂片にラッチが挿通するラッチ挿通
孔を形成し上記底片にレバ−が挿通するレバ−挿通孔を
形成した後部ハウジングと、前部基板の両側に取付筒を
有し中央部に前方に対向して延びる一対の側片と該側片
を結ぶ前面片を有し上記側片にピンが挿通するピン挿通
溝を形成した前部ハウジングを具備し、上記後部基板と
前部基板を重ね上記取付筒を上記取付孔に挿入し該取付
筒を該取付孔の周縁に止着して上記後部ハウジングと前
部ハウジングを連結して本体を構成し、該本体内に上記
ラッチ挿通孔に挿通するラッチ、該ラッチを付勢するば
ね及び上記レバ−挿通孔に挿通するレバ−の先端を挿入
し、上記側片のピン挿通溝に挿通したピンでラッチとレ
バ−を連結するようにしたから、上記後部ハウジング、
前部ハウジング、レバ−等をプレス成形によって経済的
に得ることができ、また上記後部ハウジングと前部ハウ
ジングは取付筒によって正確に位置決めされて連結で
き、ラッチの移動に支障を来たすようなこともなく、長
期にわたって安心して使用することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】分解斜視図。
【図3】(A)はラッチを引き込んだ状態の断面図、
(B)はラッチを突出させた状態の断面図。
【図4】前部ハウジングの断面図。
【図5】取付孔部分の断面図。
【符号の説明】
1 本体 2 後部ハウジング 3 前部ハウジング 4 カバ−体 5 ラッチ 6 ピン 7 レバ− 8 ばね 9 後部基板 10 取付孔 11 頂片 12 底片 13 ラッチ挿通孔 14 レバ−挿通孔 17 前部基板 18 取付筒 19 容部 20 側片 21 前面片 22 ピン挿通溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後部基板の両側に取付孔を有し中央部に
    前方に延びる頂片と底片を上下に対設し該頂片にラッチ
    が挿通するラッチ挿通孔を形成し上記底片にレバ−が挿
    通するレバ−挿通孔を形成した後部ハウジングと、前部
    基板の両側に取付筒を有し中央部に前方に対向して延び
    る一対の側片と該側片を結ぶ前面片を有し上記側片にピ
    ンが挿通するピン挿通溝を形成した前部ハウジングを具
    備し、上記後部基板と前部基板を重ね上記取付筒を上記
    取付孔に挿入し該取付筒を該取付孔の周縁に止着して上
    記後部ハウジングと前部ハウジングを連結して本体を構
    成し、該本体内に上記ラッチ挿通孔に挿通するラッチ、
    該ラッチを付勢するばね及び上記レバ−挿通孔に挿通す
    るレバ−の先端を挿入し、上記側片のピン挿通溝に挿通
    したピンでラッチとレバ−を連結するようにしたラッチ
    装置。
  2. 【請求項2】 上記本体の外周をカバ−するようカバ−
    体を設けた請求項1に記載のラッチ装置。
JP35225499A 1999-12-10 1999-12-10 ラッチ装置 Pending JP2001164814A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0456385U (ja) * 1990-09-19 1992-05-14
JPH11293987A (ja) * 1998-04-08 1999-10-26 Meiko:Kk 耐火ラッチ錠

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0456385U (ja) * 1990-09-19 1992-05-14
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