JP2001163586A - ウインチ装置用巻胴 - Google Patents

ウインチ装置用巻胴

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JP2001163586A
JP2001163586A JP35098799A JP35098799A JP2001163586A JP 2001163586 A JP2001163586 A JP 2001163586A JP 35098799 A JP35098799 A JP 35098799A JP 35098799 A JP35098799 A JP 35098799A JP 2001163586 A JP2001163586 A JP 2001163586A
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JP
Japan
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winding
winch device
winding drum
rope body
grooveless
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JP35098799A
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English (en)
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Tomio Mito
富生 三戸
Toshinori Shiihara
敏典 椎原
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Seibu Electric and Machinery Co Ltd
Original Assignee
Seibu Electric and Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガイド段差部と索体が摺れて摩耗や打痕を生
じることがないようにして問題なく索体を整列に巻き取
り・繰り出しが行えるようにしたウインチ装置用巻胴を
提供することにある。 【解決手段】 案内溝3と側壁7の間に環状ガイド段差
部6を設け、環状ガイド段差部6の溝なし部4に接する
部分に斜め切欠部6aを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木建築工事や荷
役作業、エレベータなどに用いられ、ワイヤー・ロープ
・ワイヤロープ等の索体の乱巻きを起こさず整然と多層
に巻き取りまた繰り出しを行えるウインチ装置用巻胴に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロープ・ワイヤー・ワイヤロープ
などの索体を所定の幅で多層に巻き取り、巻き取った索
体を繰り出して使用するウインチ装置用巻胴において、
初めに巻き取って軸方向に一列に並んだ1段目が巻き取
るドラムの表面の凹凸などによって一部の索体が重なる
状態になると2段目、3段目の索体はさらに重なった
り、隙間に落ち込むように巻かれたりして、索体の最外
層が凹凸な状態となったいわゆる乱巻きの状態になる。
乱巻きになる原因として、次の段に移行した際に巻き始
めの索体より巻き取り面の中央に向って隣りに位置すべ
き索体が、巻き始めの索体とドラムの側壁の間の上にの
ってしまい、次に巻かれる索体がさらに重なって乱巻き
となることが挙げられる。整列に巻き取った状態で索体
を繰り出し方向に引くと、索体が引かれることによる巻
き取った索体がドラムの中心方向にしまる力は、内側の
段の索体の一部に均等に分散されるが、乱巻きの状態で
は例えば重なった部分が一部分だけあると、重なった内
側の索体を外側の索体がしめることによってせん断する
よう力が働く。よってこの状態では、実際に使用した場
合の安全性は低くなる。また、この状態では、繰り出す
ときに、索体が巻き外径の大きくなった部分の索体に当
たって抵抗を受けるので、スムーズに索体が繰り出され
ないことがあった。このように乱巻きの状態はウインチ
装置では好ましくないものであった。この対策として、
巻き取り面の外周に索体が整列するよう複数の案内溝を
並行に設け、この案内溝を設けた巻き取り面外周の一部
に溝なし部を巻胴の回転軸方向に長く設けることを発明
した。このウインチ装置用巻胴では、1段目の索体を案
内溝で並行に整列させて巻き取り、溝なし部で斜めに巻
き取るようにして1段目を整列して巻き取る。1段目の
索体が整列して巻き取られると、隣り合う索体同士の間
もしくは接する部分の上方がやや凹んだ案内用の溝を形
成する。よって2段目の索体も整列して巻かれることに
なる。1段目の巻き終わり部分から2段目の巻き始め部
分までの移行部分においては、1段目の巻き終わり部分
となる最も端の索体と側壁との間は、徐々に狭くなって
行く。よって、移行部分の索体は、側壁と最も端の索体
に接し、徐々に2段目となる外周位置に向って移行して
いく。この次の巻きである2段目の巻き始めは、並行に
巻かれている1段目の案内溝部分と側壁の間で並行に巻
かれ、1段目から2段目への移行部分上に巻かれて行
く。そして移行部分がある高さを超えて行く部分から、
その上に巻かれる2段目の巻き始めは側壁から離れる内
側方向に移動し、2段目の巻き始めの始端の隣りにくる
ようになる。しかし、1段目から2段目への移行が穏や
かなために、2段目の巻き始めが移行部分上で側壁から
離れる内側に向かう移動位置は、安定しないものであっ
た。移動位置が安定していなくても、2段目の巻き終わ
りも終端に移動方向への力がかかることにより、この位
置が安定するようにズレることになる。しかし、このよ
うに索体がズレると索体同士が摺れるため、索体に傷や
摩耗が生じたりすることがあった。これは、索体の強度
低下、信頼性の低下、安全率を見込んだ使用可能域が狭
まることにつながるので非常に好ましくないことであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、このような問題点を解消し、索体同士が摺
れて摩耗や傷を生じることがないようにして問題なく索
体を整列に巻き取り・繰り出しが行えるようにしたウイ
ンチ装置用巻胴を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 索体の巻き取り・繰り出しを行うウインチ装置用
巻胴の巻き取り面の外周に索体が整列するよう複数の案
内溝を並行に設け、前記巻き取り面の外周の一部に溝な
し部を巻胴の回転軸方向に長く設け、胴溝なし部に索体
の端を取り付ける取付部を設けたウインチ装置用巻胴に
おいて、索体の1段目の最後の案内溝と巻胴の側壁の間
を環状に隆起させた環状ガイド段差部を設け、同環状ガ
イド段差部の溝なし部に接する部分を1段目の巻き終わ
りから2段目の巻き始めに向って徐々に巻胴軸方向の巾
が小さくなる構造にしたことを特徴とするウインチ装置
用巻胴 2) 索体の巻き取り・繰り出しを行うウインチ装置用
巻胴の巻き取り面の外周に索体が整列するよう複数の案
内溝を並行に設け、前記巻き取り面の外周の一部に溝な
し部を巻胴の回転軸方向に長く設け、同溝なし部に索体
の端を取り付ける取付部を設けたウインチ装置用巻胴に
おいて、索体の1段目の最後の案内溝と巻胴の側壁の間
を環状に隆起させた環状ガイド段差部を設け、同環状ガ
イド段差部の溝なし部に接する部分を切欠いた構造にし
たことを特徴とするウインチ装置用巻胴 3) 索体の取付部が、溝なし部に索体の端を挿入する
取付穴を設け、同取付穴に挿入した索体を係止させる係
止部を設けた前記1)又は2)に記載のウインチ装置用
巻胴にある。
【0005】
【作用】本発明では、索体の1段目の最後の案内溝と巻
胴の側壁の間に環状ガイド段差部を設け、環状ガイド部
の溝なし部に接する部分を徐々にドラム軸方向の巾が小
さくなる構造にしている。よって、1段目の巻き終わり
から2段目の巻き始めへの移行部分では、索体は、1段
目の最も端部分と環状ガイド部に接しながら2段目へと
移行していく。この移行部分と係合する環状ガイド部の
部分は、徐々にドラム軸方向の巾が小さくなるようにし
ている。よって2段目への移行部分は、この斜めになっ
た環状ガイド部の一部と最も端の溝なし部の索体の間で
まず巻胴軸方向を側壁に向って移動させる。その後、径
方向が2段目の位置に来るように移って行く。このよう
に移行部分を巻き取ることにより、移行部分の巻胴軸方
向及び径方向への移行が従来より急になるようにし、次
の巻きの側壁側から中央側への移行位置を安定させる。
環状ガイド段差部の溝なし部に接する部分を切欠いた構
造にしたものは、切欠き部分において1段目から2段目
への移行部分がまず巻胴軸方向に移行し、その後径方向
に移行して急な移行にして次の巻きの側壁側から中央側
への移行位置を安定させる。索体の取付部が、溝なし部
に索体の端に挿入する取付穴を設け、取付穴に挿入した
索体を係止させる係止部を設けたものは、索体のウイン
チ装置用巻胴への取付を確実なものにし、また巻きを乱
さない索体の取付にできる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のウインチ装置用巻胴で、
ドラムの巻き取り面に設ける索体の案内用の溝は、ウイ
ンチ装置の使用条件や負荷に応じて決められた索体の径
に合わせて、溝幅及び溝の深さを設定して用いるのが望
ましい。ドラムの巻き取り面の溝なし部は、ドラムの円
周の所定区間に軸方向全長に渡って設ける。通常、ドラ
ムの巻き取り面の両端にはロープの巻き付かない空間が
生じる。この空間の大きさは、索体の径が一定ならば、
索体が溝なし部において案内溝から案内溝へ移る角度α
又は溝なし部の区間の長さによって決まる。αがあまり
に小さい、すなわち溝なし部の区間が長すぎると、空間
が大きすぎて上から索体が食い込みやすく、逆にαが大
きく溝なし部の区間が短過ぎると、空間は小さくなるが
ロープの角度変化が大き過ぎて滑らかに曲がらなくな
る。索体の径と曲がり易さに基づいて適切なα又は溝の
ない区間の長さを設定し、ドラムの巻き取り面の径に応
じた溝なし部の円周区間(円周角θで表わされる)を決
めるようにする。溝なし部を巻き取り面に複数に分けて
設ける場合は、複数の溝なし部を巻き取り面の円周に同
じ区間幅で等分の間隔に配置するのが望ましい。また、
溝なし部において索体の巻き取り位置を動かしていくの
で、複数の溝なし部で分割された溝部は、溝なし部の数
に合わせて適宜溝ピッチをずらして、巻き取り面が一周
した時に索体がちょうど一本分横に移動できるように調
節する。溝なし部は巻き取り面から溝をなくした単純な
円筒面状であり、ドラムの巻き取り面の外周に設ける案
内溝は、並行に配置してある。
【0007】
【実施例】本発明の各実施例について図面を参照して具
体的に説明する。 実施例1(図1〜8参照) 図1〜8に示す実施例は索体の1段目の最後の案内溝と
巻胴の側壁の間を環状に隆起させた環状ガイド段差部を
設け、環状ガイド段差部の溝なし部分に接する部分を1
段目の巻き終わりから2段目の巻き始めに向って徐々に
ドラム軸方向の巾が小さくなる構造にし、索体の取付部
が、溝なし部に索体の端を挿入する取付穴を設け、取付
穴に挿入した索体を係止させる係止部を設けたウインチ
装置用巻胴の例である。図1は実施例1のウインチ装置
用巻胴の平面図である。図2は実施例1のウインチ装置
用巻胴の一部断面図である。図3は実施例1のウインチ
装置用巻胴をウインチ装置に取り付けた状態を示す斜視
図である。図4は実施例1のウインチ装置用巻胴で索体
を巻き取った状態を示す説明図である。図5は実施例1
のウインチ装置用巻胴で索体を巻き取った状態を示す説
明図である。図6は図5のA−A断面図である。図7は
図5のB−B断面図である。図8は実施例1のウインチ
装置用巻胴で索体を巻き取った状態を示す説明図であ
る。図中、1はウインチ装置用巻胴、2は巻き取り面、
3は案内溝、4は溝なし部、5は取付部、5aは取付
穴、5bは係止部、6は環状ガイド段差部、6aは斜め
切欠部、7は側壁、20はワイヤー、20aはワイヤー
の2段目への移行部分、30はウインチ装置である。図
1〜8に示す本実施例1のウインチ装置用巻胴1は、ま
ず、筒状の巻き取り面2の両側端に巻き取り面2より径
の大きな側壁7を設ける。次に巻き取り面2の外周に所
定の範囲の案内溝3を複数並列させて設ける。案内溝3
は一部に設けない部分を巻き取り面の回転軸方向に長く
設けて溝なし部4とする。次に溝なし部4の側壁7に近
い位置で、溝なし部4を貫通するように取付穴5aを設
ける。次に取付穴5aの略軸直角方向に取付穴5aと外
部が連通するようにねじ穴を設けて係止部5bとする。
この取付穴5aと係止部5bによって取付部5を構成す
る。次に取付部5を設けた側と反対側の側壁7と最も側
壁7に近い案内溝3の間に環状に隆起させた形状の環状
ガイド段差部6を設ける。さらに環状ガイド段差部6の
溝なし部4と接する部分は、この巻き取り面2にワイヤ
ーを巻き取った際に1段目の巻き終わりから2段目の巻
き始めに向って徐々に巻胴軸方向の巾が小さくなる形状
にした斜め切欠部6aを設ける。本実施例1のウインチ
装置用巻胴1は、内部に駆動される回転軸を貫通させる
ように取り付け、この回転軸を駆動して、ワイヤーの巻
き取り・送り出しを行うことができるようにしている。
本実施例1のウインチ装置用巻胴1でワイヤー20を巻
き取るには、ウインチ装置30に取り付けたウインチ装
置用巻胴1の取付部5の取付穴5aにワイヤー20の端
を差し込み、係止部5bに埋め込みボルトを取り付けて
締め込むようにしてワイヤー20を固定する。このよう
に固定したならばウインチ装置30を駆動させ、ウイン
チ装置用巻胴1を回転させる。ワイヤー20は案内溝3
にワイヤーの内周側が係合するようにして案内溝3に沿
って巻き取られる。案内溝3は並行に設けられているの
で、案内溝3を設けた部分ではワイヤー20は並行に巻
き取られて行く。ワイヤー20の巻き取り部分が溝なし
部4に行くとワイヤー20が隣りの案内溝3に移るよう
に斜めに巻き取る。このようにして、溝なし部4で隣り
の案内溝3に移るように斜めに巻き取るようにして図4
に示すように次々とワイヤー20を巻き取って行く。こ
のようにして、取付部5と遠い側の最も端の案内溝3ま
でワイヤー20を巻き取ったならば、ワイヤー20は、
最も端の案内溝3の終端から、最も端の案内溝3の始端
に巻かれたワイヤー20と環状ガイド段差部6の間の上
方に向って巻かれる。この際に本実施例1では溝なし部
4に接する環状ガイド段差部6を少しずつ軸方向の巾を
小さくしている。よって溝なし部4の途中までは、ワイ
ヤ−20は、溝なし部4の最も端に巻かれたワイヤー2
0とガイド段差部6の間に巻かれて行く。この部分では
ワイヤー20は溝なし部4に接し、1段目と同じ高さに
巻かれながら図7に示すように軸方向の位置のみ移って
行く。このようにして巻かれて行くワイヤー20が環状
ガイド段差部6のない部分まで行くと、側壁7と最も端
の溝なし部4との間隔は、ワイヤー20の径より小さく
なって行くので、その間に巻かれるワイヤー20は、溝
なし部4から浮くようにして、径方向の位置を変えなが
ら軸方向の位置を変えずに巻かれて行く。よって、この
1段目から2段目へのワイヤー20の移行部分20aに
おいては、図5に示すように斜め切欠部6aを設けない
ものに比べて、急に径方向が変化する巻きとなる。この
ようにして、2段目の巻き始めに移行したならば、ワイ
ヤー20は環状ガイド段差部6と最も端の案内溝3に巻
かれたワイヤー20の間の上部に巻かれて行く。この巻
きは、並行に巻かれる。そして、巻き部分が溝なし部4
の途中まで行くと、図8に示すようにその下層の巻きが
急に径方向が変更する巻きになっているので、その部分
でワイヤー20が中央に向って逃げるように巻き方向を
斜めに変更する。よってワイヤー20が巻き方向を変更
する位置は、狭い範囲内に安定する。よって、その後に
ワイヤー20が張力によって巻き方向の変更位置を変え
る必要がない。よって巻き方向の変更位置が変わるとき
に生じるワイヤー20同士の摺り合い等がなくなるの
で、ワイヤー20が摩耗したり、ねじれたりするのを防
ぐことができる。 実施例2(図9参照) 図9に示す実施例2は、環状ガイド段差部の溝なし部に
接する部分を切欠いた構造にしたことを特徴とするウイ
ンチ装置用巻胴の例である。図9は実施例2のウインチ
装置用巻胴の平面図である。図中、9は環状ガイド段差
部、9aは切欠部である。実施例2では、図9に示すよ
うに、環状ガイド段差部9の溝なし部4に接する部分を
切欠いて切欠部9aとしている。これによってワイヤー
の2段目への移行部分20aはまず軸方向が移動し、次
に径方向を移動するようにして、確実にワイヤーの摩
耗、ねじれを防ぐことができる。その他符号、構成、作
用、使い方は実施例1と同じである。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、索体同士が摺れて摩耗
や打痕を生じることがないようにして問題なく索体を整
列に巻き取り,繰り出しが行えるようにできる。環状ガ
イド段差部の溝なし部に接する部分を切欠いた構造にし
たものは、さらに確実に索体同士が摺れて摩耗や打痕を
生じることがないようにできる。索体の取付部が溝なし
部に索体の端に挿入する取付穴を設け、取付穴に挿入し
た索体を係止させる係止部を設けたものは、巻きを乱さ
ず、確実に強く取り付けてより安全に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のウインチ装置用巻胴の平面図であ
る。
【図2】実施例1のウインチ装置用巻胴の一部断面図で
ある。
【図3】実施例1のウインチ装置用巻胴をウインチ装置
に取り付けた状態を示す斜視図である。
【図4】実施例1のウインチ装置用巻胴で索体を巻き取
った状態を示す説明図である。
【図5】実施例1のウインチ装置用巻胴で索体を巻き取
った状態を示す説明図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】図5のB−B断面図である。
【図8】実施例1のウインチ装置用巻胴で索体を巻き取
った状態を示す説明図である。
【図9】実施例2のウインチ装置用巻胴の平面図であ
る。
【図10】環状ガイド段差部のみを設けたウインチ装置
用巻胴でワイヤーを巻き取った状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ウインチ装置用巻胴 2 巻き取り面 3 案内溝 4 溝なし部 5 取付部 5a 取付穴 5b 係止部 6 環状ガイド段差部 6a 斜め切欠部 7 側壁 8 欠番 9 環状ガイド段差部 9a 切欠部 10〜19 欠番 20 ワイヤー 20a ワイヤーの2段目への移行部分 21〜29 欠番 30 ウインチ装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 索体の巻き取り・繰り出しを行うウイン
    チ装置用巻胴の巻き取り面の外周に索体が整列するよう
    複数の案内溝を並行に設け、前記巻き取り面の外周の一
    部に溝なし部を巻胴の回転軸方向に長く設け、胴溝なし
    部に索体の端を取り付ける取付部を設けたウインチ装置
    用巻胴において、索体の1段目の最後の案内溝と巻胴の
    側壁の間を環状に隆起させた環状ガイド段差部を設け、
    同環状ガイド段差部の溝なし部に接する部分を1段目の
    巻き終わりから2段目の巻き始めに向って徐々に巻胴軸
    方向の巾が小さくなる構造にしたことを特徴とするウイ
    ンチ装置用巻胴。
  2. 【請求項2】 索体の巻き取り・繰り出しを行うウイン
    チ装置用巻胴の巻き取り面の外周に索体が整列するよう
    複数の案内溝を並行に設け、前記巻き取り面の外周の一
    部に溝なし部を巻胴の回転軸方向に長く設け、同溝なし
    部に索体の端を取り付ける取付部を設けたウインチ装置
    用巻胴において、索体の1段目の最後の案内溝と巻胴の
    側壁の間を環状に隆起させた環状ガイド段差部を設け、
    同環状ガイド段差部の溝なし部に接する部分を切欠いた
    構造にしたことを特徴とするウインチ装置用巻胴。
  3. 【請求項3】 索体の取付部が、溝なし部に索体の端を
    挿入する取付穴を設け、同取付穴に挿入した索体を係止
    させる係止部を設けた請求項1又は2に記載のウインチ
    装置用巻胴。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1273546A2 (de) * 2001-07-05 2003-01-08 Rotzler GmbH & Co. KG Seiltrommel
CN114655868A (zh) * 2022-04-02 2022-06-24 山东筑友泊车科技有限公司 一种钢丝绳卷筒

Cited By (3)

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EP1273546A3 (de) * 2001-07-05 2003-07-23 Rotzler GmbH & Co. KG Seiltrommel
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