JP2001163488A - 多軸式巻取装置 - Google Patents

多軸式巻取装置

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JP2001163488A
JP2001163488A JP35642799A JP35642799A JP2001163488A JP 2001163488 A JP2001163488 A JP 2001163488A JP 35642799 A JP35642799 A JP 35642799A JP 35642799 A JP35642799 A JP 35642799A JP 2001163488 A JP2001163488 A JP 2001163488A
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touch roll
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turret
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Kiyoto Okuno
清人 奥野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート、紙、フィルムを巻取るにあたり、巻
き始めから巻取完了まで、しわや空気巻き込みのない品
質の良い巻取が効率良く出来る装置を提供する。 【解決手段】 巻取ドラムに接するタッチロールを多軸
制御し、ターレット駆動と連携制御される巻取ドラムと
タッチロール間の相互位相位置、接圧を制御し、常に最
適に保つ。且つ、該制御によって、巻取ドラムへタッチ
ロールを近接させながらの巻取りを可能とした。また、
巻取完了位置から巻き始め位置へタッチロールが戻る
間、巻き始め位置に補助タッチロールを配備し、常時最
適条件での巻取を可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】シート、紙、フィルムを巻取
るに当たり、短い巻き替えサイクルに対応し、製品の巻
き始めから巻取完了までしわや、空気巻きこみの無い連
続巻取可能ならしめる巻取機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特許2560110号等の記載に
て明らかな様に連続的に送られてくるシート、紙、フィ
ルム状の巻取物(以下 巻取物という)を巻取る場合、
巻取軸が2軸、4軸、6軸等、等配に配備された多軸タ
ーレット式巻取機が一般に用いられていた。また、その
巻取は、巻き始め、巻き終わり、紙管供給等各工程動作
ごとに、順次均等角度で、回転させて規定された所定の
位置でのみ作用するように構成されていた。その為、所
定の位置から次工程の位置へのターレット軸の回転時間
によるサイクルタイムの浪費を生じていた。同時に、巻
取径の増大変化に対して、しわや空気巻き込みを防止す
る為のタッチロールと巻取軸上に巻取物の姿(以下 巻
取ドラムという)との相対接触位相角度が変動してい
た。その為、巻取ドラム端部の品質にばらつきを生じて
いた。
【0003】上記特許にて、開示されている様に、上記
欠点を無くす為、各巻取軸ごとに独立にターレット軸及
び巻取軸を支えるアームを持ち個々に駆動機構を配備し
た装置が考案されているが、タッチロール機構を含め、
設備が大型にならざるを得ない状況にあった。また、巻
取が完了した時点での巻取軸移動時に次の巻取軸を迎え
る工程において、タッチロールとの干渉を避けるため
に、アームの振りにより干渉する位置からタッチロール
を後退させてから巻取軸を支えているアームが旋回する
が、そのタッチロールの後退移動とタッチロールの巻取
ドラムに対する接圧制御との両工程に同じ機構が併用さ
れており、接圧精度に疑問が残った。
【0004】また、巻取工程において、しわや、空気巻
き込みを防ぐためには、必ずしもタッチロールが巻取ド
ラムに接している必要はなく、特に、空気巻き込み防止
の為には、両者が相対的に近接している方が反って望ま
しい場合もあるがその機能を保持し得なかった。
【0005】巻取工程において、巻径の増大に伴って、
巻取軸がターレット軸中心にアームを介して旋回移動す
る際、特に、粘着テープなどの巻取物の場合、巻取時間
が短く、巻取軸は、大半巻き終わり後の次の工程位置近
傍に移動しており、一定場所に停止している割合は少な
い。従って、巻取始めから一定時間経過後、その巻取軸
のターレット移動に従って巻取ドラムとの相対接触位相
角度を的確に追従しながら位置する必要がある。それに
ついては、特開平6−40614、特公平7−520
3、特許第2873817号に示されている様に、巻取
軸がターレット軸中心にアームを介して旋回移動する
際、タッチロールが追従して巻き取る方式はある。しか
し、それ等に示されている発明でも、やはり位置制御と
面圧制御を同じ駆動力(流体シリンダ)でコントロール
している為、特に一定面圧制御が重力、姿勢などの影響
により困難であった。また、巻取ドラム外周とタッチロ
ール外周が最適の隙間を持って近接する機能は、持ち得
なかった。巻き終わり時、タッチロールが、巻取ドラム
に追随し、巻取完了位置まで移動し巻取完了した巻取ド
ラムの近傍にある為、巻取完了後、次に巻き始めるター
レット位置まで、タッチロールは、戻らなければならな
い。つまり、巻取完了位置で巻き終わり、タッチロール
が次の巻き始め位置巻取軸の位置まで、移動する間一時
的に巻取完了位置、巻き始め位置の両方の巻取軸から退
避することとなる為、次の巻き始めまで待つか、タッチ
ローラーの作用が無い状態で、完全に巻取完了する前に
タッチロールの移動を始めるか、又はタッチローラーの
作用が無い状態で巻き始めなければならない等の問題を
残した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に、巻取物を
巻取るに当たって、しわや空気の巻き込みを防ぐ為に
は、巻取ドラムに接触する、あるいは、近接するタッチ
ロールの巻取ドラムとの相対接触位相角度、位置、接
圧、近接の場合の微妙な巻取ドラム外周との距離に関す
る的確な制御が要求される。その為、本発明では、巻取
時ターレットの巻き始め位置から巻取完了との位置間の
どの位置においてもタッチロールと巻き取り軸及び巻取
ドラムとの相対接触位相角度、位置、接圧の相関関係を
最適に保持する、タッチロール外周と巻取ドラム外周間
を最適な一定の隙間を保持可能ならしめることを課題と
している。
【0007】また、巻取機の構成において、巻取軸が2
軸、4軸、6軸等、等配に配備された多軸ターレット式
は、ターレット機構が大掛かりとならず、方式としては
優位にある。従い、巻き始め、巻取完了、紙管供給等各
工程動作ごとに、順次均等角度で、回転させて規定され
た所定の位置でのみ各々の作用をする構成であった為、
タッチロールを的確に作用させられないという欠点があ
ったが、それに対応して、ターレット旋回を実施しなが
らでも巻取可能ならしめる機構とすることを課題として
いる。特に、粘着テープなどの巻取物の場合、巻取時間
が短く、巻取軸は、大半巻き終わり後の次の工程位置近
傍に移動しており、一定場所に停止している割合は少な
いことから、巻き始めから一定時間経過後ターレットが
旋回を実施しながら、巻取る方式は有用である。
【0008】上記の様に、巻き終わり時、タッチロール
が、巻取ドラムに追随し、巻取完了位置まで移動し巻取
完了した巻取ドラムの近傍にある為、巻取完了後、次に
巻き始めるターレット位置まで、タッチロールは、戻ら
なければならない。つまり、巻取完了位置で巻き終わる
前に、次の巻き始め位置巻取軸が、サイクルタイム短縮
の為、巻き始めるに際し巻き始め端部における巻取品質
を確保する為に、しわや空気巻き込みを防がねばならな
いという課題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】連続的に巻取軸を切り替
えながら、巻取るターレット式多軸型巻取機において、
巻取時ターレットの巻き始め位置から巻取完了位置間の
どの位置においてもタッチロールと巻き取り軸及び常に
外径が増大しながら移動する巻取ドラムとの相対接触位
相角度、位置、接圧の相関関係を最適に保持する、ま
た、タッチロール外周と巻取ドラム外周間を最適な一定
の隙間を保持可能ならしめる為には、次の手段によって
解決できる。
【0010】即ち、タッチロールの動作方向に水平(X
軸)、垂直(Z軸)等少なくとも2軸自由度を持たせ、
巻取軸が絶えずターレットの旋回に沿って移動する場合
でも、タッチロールと巻取軸上の巻取ドラムとの相対接
触位相角度、位置、接圧の相関関係を最適に保持しなが
ら追随することを可能な手段を講じた。また、巻取中巻
取軸がターレットの旋回方向に沿って移動中でも巻取ド
ラムの外径は、逐次増大するが、その巻径検出機構によ
る巻径増大分を補正することにより、タッチロール外周
と巻取ドラム外周間を最適な一定の隙間を保持しながら
追随することを可能ならしめた。
【0011】巻取軸を移動するターレット部の旋回駆
動、タッチロールの水平(X軸)、垂直(Z軸)等、旋
回を含め軸移動方向の駆動に関しては各軸をACサーボ
モーターにて同期駆動とし、巻取軸、タッチロールの軸
間の相対位置関係は、該ACサーボモーターを制御機に
てプログラム制御をすることにより、常に相互最適な位
置関係に保持可能とした。
【0012】また、しわや、空気巻き込み防止の為に
は、巻取ドラムとタッチロールの両者が相対的に近接し
ている方が反って望ましいこともあるが、巻取物の物性
によっては、巻取ドラムに最適な接圧を与える必要があ
る。その為、接圧を付与する為の低摩擦式エアーシリン
ダーを駆動軸と共に併設し、精度の良い接圧調整が可能
とした。
【0013】巻取時ターレットの巻き始め位置から巻取
完了位置間のどの位置においてもタッチロールは、位置
を少なくとも2軸又はそれ以上の軸を持って自在に調整
されながら巻取ドラムに追随し、巻取完了位置まで移動
している。その時点で、ターレット式であることによ
り、次に巻き始める巻取軸が巻始め位置に位置してい
る。従い、タッチロールは、巻取完了した巻取ドラムの
近傍にあり、次の巻き始めの巻取軸に対しタッチロール
の作用を成し得ない。そこで、本発明では、そのタイミ
ング、つまり、巻取完了位置で巻き終わり、タッチロー
ルが次の巻き始め位置巻取軸の位置まで、移動する間一
時的に巻取完了位置、巻き始め位置の両方の巻取軸か
ら、退避することとなる。この時点、つまり、巻取完了
位置での巻き終わり直前に、巻き始め位置にて、次の巻
取軸に対し、タッチロールの作用の実施を保証する為
に、通常のタッチロールとは別に、通常のタッチロール
が巻取完了位置から戻るまでの間、巻き始め位置近傍に
巻き始めから、さらに補助的にタッチする旋回(近似水
平)方向(θ軸)(実際には、アームが旋回しての円弧
移動であるが、作用としては、ほぼ水平方向の移動とし
て利用 以下 旋回(近似水平)方向という)等少なく
とも1自由度の補助的に作用するタッチロール(以下補
助タッチロールという)を配備し、巻き始め時の巻取ド
ラムに対して、初期から適性な接圧を与え、又は、近傍
に巻取ドラム外周と補助タッチロール外周との間に適切
な隙間をもって作用し、しわや、空気巻き込みによって
阻害される巻取品質を維持する。通常のタッチロールが
巻き始め位置にて、タッチロールの作用を行使出来る位
置に戻った時点で、上記補助タッチロールは、後方へ退
避し、ガイドロールとして作用する。また、この補助タ
ッチロールについても、タッチロール同様、巻取物の物
性によっては、巻取ドラムに最適な接圧を与える必要が
あるので、接圧を付与する為の低摩擦式エアーシリンダ
ーを駆動軸と共に併設する構成とした。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のターレット式巻取機の実
施の形態を記述する。まず、図に基いて、本発明の多軸
式巻取機の構成を説明する。図1は、巻取機の側面図で
ある。フレームの中央にターレット装置4が位置し、
(ターレット軸としてこの実施の形態では、3軸の例を
示しているが、巻取作業工程数等によって軸数の増減は
規制されるものではない。)ターレーット周囲に巻き始
め位置巻取軸41、巻取完了位置巻取軸42、そして、
紙管供給位置巻取軸の3軸が配置されている。
【0015】同図左下には、巻取時しわや空気巻取を阻
止する作用をする、タッチロール2が位置している。タ
ッチロールは、上記説明した様にタッチロール水平方向
(X軸)テーブル25及びタッチロール垂直方向(Z
軸)ブラケット24の2軸方向に移動可能であり、それ
ぞれ、タッチロール水平駆動軸サーボモーター22及び
タッチロール垂直駆動軸サーボモーター21によって駆
動され位置制御される構造である。また、しわや、空気
巻き込み防止の為には、巻取ドラムとタッチロールの両
者が相対的に近接している方が反って望ましいこともあ
るが、巻取物の物性によっては、巻取ドラムに最適な接
圧を与える必要がある。その為、精度の良い接圧を付与
する為に低摩擦用エアーシリンダーをタッチロール接圧
用シリンダー23として配備している。
【0016】同図右下には、上記説明した、タッチロー
ルが巻取完了位置から巻き始め位置へ戻る間、次の巻き
始めの巻取ドラムにしわや、空気巻き込みが生じないよ
うに品質確保の為に作用する補助タッチロール3が配備
されている。補助タッチロール3は、補助タッチローラ
ー旋回(近似水平)方向(θ軸)移動アーム33によっ
て支えられ旋回(近似水平)(θ軸)1方向に可動な構
造であり、補助タッチロール水平駆動軸サーボモーター
31によって駆動され位置制御される。また、タッチロ
ール同様、しわや、空気巻き込み防止の為に、巻取ドラ
ムとタッチロールの両者が相対的に近接している方が反
って望ましいこともあるが、巻取物の物性によっては、
巻取ドラムに最適な接圧を与える必要がある。その為、
精度の良い接圧を付与する為に低摩擦用エアーシリンダ
ーを補助タッチロール接圧用シリンダー32として配備
している。
【0017】その他主な機能として、巻取完了時、次の
巻き始め巻取軸への切り替えの為の巻取物を切断する為
のカッター5、巻取完了時巻取軸から取り出された巻取
完了した巻取ドラムを取り出す為の製品取り出し装置6
を配備する。
【0018】次に、巻き始めから、巻取完了までの流れ
について、図2のイからトを用いて、特に、タッチロー
ル2、補助タッチロール3の動作を中心に説明する。図
2−イにおいて、巻き始め位置巻取軸41は、補助タッ
チロール3をガイドロール、タッチロール2を介して巻
取物7を巻きとっている。巻き始め位置巻取軸41とタ
ッチロール2との位置関係は、最適の状態にACサーボ
モーター及びエアーシリンダーで制御(以下 最適位置
接圧制御 という)されている。ある一定の巻取時間が
経過し、巻取完了が近くなると図2−ロにある様に、タ
ーレット動作を始める。その時、タッチロール2は、巻
取軸位置との関係に対し最適位置接圧制御を施されてい
る。次に巻取を継続しつつ巻取完了位置までターレット
動作が進んだ図が図2−ハである。その位置では、タッ
チロール2は巻取完了位置の巻取軸42の巻取ドラムに
最適位置接圧制御されながら追従し、巻き始め位置巻取
軸41には、図2−イ、ロでは単にガイドロールの作用
をしていた補助タッチロール3が移動最適位置接圧制御
されて、巻き始め位置巻取軸41に作用し始める。巻取
完了とともに、カッター5が作動し、巻取物7が切断さ
れる。図2−ニでは、巻取完了位置巻取軸42が停止す
るとともに、巻き始め位置巻取軸41が補助タッチロー
ル3の作用を受けながら、巻取を開始する。図2−ホで
は、タッチロール2が矢印の方向の様に、巻取完了位置
巻取軸42から巻き始め位置巻取軸41の方へ戻る形で
移動する。図2−へでは、巻き始め位置巻取軸41に対
して、最適位置接圧制御されていた補助タッチロール3
と共に、タッチロール2が作用を始める。同時に、詳細
記述省略するが、ターレットの上部紙管供給装置43に
よって紙管供給位置の巻取軸に紙管が供給される。図2
−トでは、詳細記述省略するが、巻取完了位置巻取軸4
2の巻取ドラムが、製品取り出し装置6によって、排出
されると同時に、タッチロール2が巻き始め位置巻取軸
41に対して最適位置接圧制御され、巻き始め位置の巻
取ドラムに的確に作用し始める。補助タッチロール3は
その役割を終え、後方に退避し、ガイドロールとして巻
取物7を支える。一連の動作が完了すると、図2−イの
状態に戻り、連続動作が繰り返され、巻取状態の品質を
確保すると共に、効率良く巻取作業が進められる。
【0019】
【発明の効果】連続的に巻取軸を切り替えながら、巻取
るターレット式多軸型巻取機において、タッチロールの
動作方向に水平(X軸)、垂直(Z軸)等、少なくとも
2軸自由度を持たせ、巻取軸を移動するターレット部の
駆動、タッチロールの軸移動方向の駆動に関しては各軸
をACサーボモーターにて同期駆動とし、巻取軸、タッ
チロールの軸間の相対位置関係は、該ACサーボモータ
ーを制御機にてプログラム制御をすることにより、常に
最適な状態に保持し、巻取時ターレットの巻き始め位置
から巻取完了位置間のどの位置においてもタッチロール
と巻き取り軸及び常に外径が増大しながら移動する巻取
ドラムとの相対接触位相角度、位置、接圧の相関関係を
最適に保持する、また、タッチロール外周と巻取ドラム
外周間を最適な一定の隙間を保持する近接の相関関係の
最適保持も可能ならしめ、しわや空気巻き込みの無い巻
取が可能となった。
【0020】ターレット式巻取機において、巻取完了位
置での巻き終わり直前にて、巻き始め位置にて、次の巻
取軸に対し、タッチロールの作用の実施を保証する為
に、通常のタッチロールとは別に、通常のタッチロール
が巻取完了位置から戻るまでの間、巻き始め位置近傍に
巻き始めから、補助的にタッチする、少なくとも旋回
(近似水平)方向(θ軸)1自由度の補助タッチロール
を配備し、巻き始め時の巻取ドラムに対して、初期から
適性な接圧を与え、又は、巻取ドラム外周と補助タッチ
ロール外周との間に適切な隙間をもって近接作用し、し
わや、空気巻き込みによって阻害される巻取品質を維持
することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における巻取機の側面図
【図2】本発明におけるターレット式巻取機の巻き始め
から巻取完了までの工程説明図
【符号の説明】
1:巻取機側面図 2:タッチロール 3:補助タッチロール 4:ターレット装置 5:カッター 6:製品取り出し装置 7:巻取物 21:タッチロール垂直駆動軸サーボモーター 22:タッチロール水平駆動軸サーボモーター 23:タッチロール接圧用エアーシリンダー 24:タッチロール垂直方向(Z軸)ブラケット 25:タッチロール水平方向(X軸)テーブル 31:補助タッチロール旋回(近似水平)駆動軸サーボ
モーター 32:補助タッチロール接圧用シリンダー 33:補助タッチロール旋回(近似水平)方向(θ軸)
移動アーム 41:巻き始め位置巻取軸 42:巻取完了位置巻取軸 43:紙管供給装置、及び、紙管供給位置巻取軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の巻取軸を有し、且つそれぞれの巻
    取軸がある一定の経路で循環しながら巻取作業を連続的
    に実施、切り替える巻取装置にあって、タッチロールを
    巻取ドラムに押しつけながら、あるいは、近接させなが
    ら、連続的に巻取ドラムを形成するターレット型多軸式
    巻取装置において、タッチロールを2軸またはそれ以上
    の軸を持ち、同時に自在に移動出来るように構成せし
    め、上記巻取ドラムが循環する動きに同期して追随制御
    することを特徴とする多軸式巻取装置。
  2. 【請求項2】 上記タッチローラが、巻取完了位置巻取
    軸から巻き始め位置巻取軸へ移動している間、巻き始め
    位置巻取軸にて補助的にタッチローラーの役割をする補
    助タッチローラーを設けた請求項1に記載の多軸式巻取
    装置。
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