JP2001162638A - ラジアル異方性リング磁石の製造方法 - Google Patents

ラジアル異方性リング磁石の製造方法

Info

Publication number
JP2001162638A
JP2001162638A JP35160099A JP35160099A JP2001162638A JP 2001162638 A JP2001162638 A JP 2001162638A JP 35160099 A JP35160099 A JP 35160099A JP 35160099 A JP35160099 A JP 35160099A JP 2001162638 A JP2001162638 A JP 2001162638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
magnetic
insert member
ring magnet
shaped molded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35160099A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Takai
努 高井
Junji Nakajima
純二 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP35160099A priority Critical patent/JP2001162638A/ja
Publication of JP2001162638A publication Critical patent/JP2001162638A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/0253Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing permanent magnets
    • H01F41/0273Imparting anisotropy

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高さが大きくかつ大きな異方性を有する高密度
・高強度のラジアル異方性リング磁石を製造する。 【解決手段】磁性体インサート部材と該磁性体インサー
ト部材に連設された非磁性体インサート部材とからなる
筒状のインサート部材を有するラジアル異方性リング磁
石製造用金型を具備し、前記磁性体インサート部材の内
壁がキャビテイの内部に露出している磁場圧縮成形装置
を使用する。前記キャビテイに充填された磁粉と熱硬化
性樹脂の混合粉末を磁場成形してリング状成形体を作製
した後、前記リング状成形体を前記非磁性体インサート
部材の内壁に囲繞される箇所に変位せしめる第1工程S
24と、前記混合粉末を前記リング状成形体の上端面に
積層する第2工程S26と、前記混合粉末を磁場成形す
ることにより前記リング状成形体の高さを延伸せしめる
第3工程S28とからなる延伸工程によって前記リング
状成形体の高さを延伸せしめる。このリング状成形体を
前記キャビテイから離脱せしめた後に加熱処理すれば、
ラジアル異方性リング磁石が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジアル異方性リ
ング磁石の製造方法に関し、一層詳細には、リング状成
形体の高さを段階的に延伸せしめることにより、高さが
大きくかつ大きな異方性を有する高密度・高強度のラジ
アル異方性リング磁石を製造するためのラジアル異方性
リング磁石の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ロータシャフトの外周面にリング磁石が
接合されてなるロータは、例えば、電気自動車に搭載さ
れるモータの構成要素となる。このようなロータの性能
の優劣は、接合されたリング磁石の磁気的特性に依存す
る。すなわち、嵌合されたリング磁石の磁気的特性が優
れているほど高性能なロータとなる。
【0003】このような観点から、近年、Sm−Fe−
N合金からなるリング磁石、特に、ラジアル異方性リン
グ磁石が着目されている。ラジアル異方性リング磁石に
おいては、磁区の方向が遠心方向に揃って配向されてお
り、このため、形状および構成材料が同一であれば、各
々の磁区の方向がランダムな等方性リング磁石よりも磁
気的特性が優れているからである。
【0004】すなわち、同一形状の磁石であれば、Sm
−Fe−N合金からなるラジアル異方性リング磁石は、
他のリング磁石に比して優れた磁気的特性を有してお
り、このようなラジアル異方性リング磁石を使用するこ
とによって、ロータの高性能化を図ることができる。実
際、Sm−Fe−N合金からなるラジアル異方性リング
磁石が接合されてなるロータを製造し、該ロータの性能
試験を行ったところ、他のリング磁石が接合されたロー
タと比較して高性能であることが確認されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リング磁石
における異方性の大小、すなわち、磁気的特性は、該リ
ング磁石の形状寸法によって大きく異なる。リング磁石
の形状寸法から該リング磁石の異方性の大小を判定する
指標としては、下記の式(1)により算出されるラジア
ルファクター(以下、Frとも表記する)が挙げられ
る。
【0006】Fr=2Dh/d2 ……(1) 式(1)において、D、h、dは、それぞれ、リング磁
石の外径、高さ、内径である。
【0007】Frが1未満であれば、そのリング磁石の
異方性は大きい。すなわち、Frが大きくなるほど異方
性は低下していき、Frが2を超えると等方性のリング
磁石となる。例えば、図10A〜Cに示すように、d=
67mm、D=74mmであるリング磁石において、h
が20mm、40mm、80mmである場合のFrを求
めると、それぞれ、0.66、1.32、2.64とな
り、この順序で異方性が小さくなる。このことから、内
径dおよび外径Dが同一であれば、高さhが大きくなれ
ばなるほど異方性が小さくなり、磁気的特性が低下する
ことが諒解される。
【0008】したがって、ロータシャフトの外周面の軸
方向長さが長い場合、この外周面に嵌合されるリング磁
石として高さhが大きいものを使用すると、このリング
磁石は磁気的特性が優れたものではないため、ロータの
高性能化を図ることが困難となるという不具合が露呈す
る。
【0009】また、Sm−Fe−N合金からなるリング
磁石を製造する際には、Sm−Fe−N合金粉末(磁
粉)と熱硬化性樹脂が混合されてなる混合粉末を磁場内
で圧縮成形することによりまずリング状成形体を作製す
ることが通例であるが、高さhが大きいリング状成形体
を作製しようとする場合、混合粉末が充分に加圧されず
に該リング状成形体の密度が低くなることがあり、その
結果、低密度で低強度のリング磁石となるという不具合
がある。
【0010】このようなことから、高性能なロータを製
造しようとする場合には、Frが1未満であるリング磁
石、すなわち、ラジアル異方性リング磁石を複数個別々
に作製し、これらを各々ロータシャフトの外周面に嵌合
および接合せしめている。しかしながら、このような製
造方法では、ラジアル異方性リング磁石を1個ずつロー
タシャフトの外周面に嵌合して接合するという煩雑な作
業を行う必要があり、しかも、そのためにロータの製造
に長時間を要する。すなわち、ロータの生産効率が低
く、製造コストを低減することが困難である。
【0011】本発明は上記した問題を解決するためにな
されたもので、高さが大きくかつ大きな異方性を有する
高密度・高強度のラジアル異方性リング磁石を製造する
ことができ、しかも、該ラジアル異方性リング磁石をロ
ータシャフトの外周面に直接形成せしめることが可能で
あり、高性能のロータが得られるとともに該ロータの生
産効率を向上せしめることができるラジアル異方性リン
グ磁石の製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、磁性体インサート部材と前記磁性体
インサート部材に連設された非磁性体インサート部材と
からなる筒状のインサート部材および前記インサート部
材を囲繞しかつ支持するリング部材を有するラジアル異
方性リング磁石製造用金型を具備し、前記磁性体インサ
ート部材の内壁がキャビテイの内部に露出している磁場
成形装置を使用するラジアル異方性リング磁石の製造方
法であって、磁粉および熱硬化性樹脂の混合粉末を前記
キャビテイに充填する充填工程と、前記混合粉末を磁場
成形してリング状成形体を作製する磁場成形工程と、作
製されたリング状成形体を前記ラジアル異方性リング磁
石製造用金型から離脱せしめる離脱工程と、前記リング
状成形体を加熱処理することにより前記熱硬化性樹脂を
硬化せしめてラジアル異方性リング磁石とする加熱処理
工程とを含み、前記磁場成形工程と前記離脱工程との間
に、前記リング状成形体の高さを延伸せしめるための延
伸工程を少なくとも1回行うことを特徴とする。
【0013】ここで、延伸工程とは、前記リング状成形
体を非磁性体インサート部材の内壁に囲繞される箇所に
変位せしめる第1工程と、磁粉および熱硬化性樹脂の混
合粉末を前記リング状成形体の上端面に積層する第2工
程と、前記混合粉末を磁場成形することにより前記リン
グ状成形体の高さを延伸せしめる第3工程とからなる工
程である。
【0014】なお、前記キャビテイの内部にロータシャ
フトの外周面が露出するようにして該ロータシャフトを
磁場成形装置に固定すれば、リング状成形体を前記ロー
タシャフトの外周面に直接形成せしめることができる。
【0015】この製造方法においては、最初に作製され
るリング状成形体の高さをh、内径をd、外径をD、1
回の前記延伸工程により延伸される高さをHとする時、
h、H、d、Dの間に下記の式(A)および式(B)の
関係を成立せしめるようにして行うことが好ましい。
【0016】h<d2/2D ……(A) H<d2/2D ……(B) この場合、最初に形成されたリング状成形体のラジアル
ファクターと、延伸部分のラジアルファクターはともに
1未満となる。したがって、このリング状成形体全体が
加熱処理されてなるリング磁石全体のラジアルファクタ
ーも1未満となる。すなわち、高さが大きくかつ大きな
異方性を有するラジアル異方性リング磁石となる。ま
た、各回の磁場成形においては、混合粉末が充分に加圧
される。このため、前記リング状成形体が全体に亘り高
密度となるので、高密度・高強度のラジアル異方性リン
グ磁石が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るラジアル異方
性リング磁石の製造方法につき好適な実施の形態を挙
げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】まず、本実施の形態においてラジアル異方
性リング磁石を製造するために使用される磁場圧縮成形
装置を図1に示す。この磁場圧縮成形装置10において
は、Fe系合金等の磁性体からなる底板12a、側板1
2bおよび天板12cによりダイセット12が構成され
ている。そして、前記天板12cには、ラジアル異方性
リング磁石製造用金型(以下、単に金型ともいう)14
が設置されている。
【0019】金型14は、内側に配置された筒状のイン
サート部材16と、該インサート部材16を囲繞するリ
ング部材18とを有する。さらに、インサート部材16
は、後述するリング状成形体の作製時に変形を起こさな
い程度の強度を有し、かつ耐摩耗性に優れる磁性体、例
えば、WC−Co合金からなる磁性体インサート部材2
0と、該磁性体インサート部材20の下部に連設された
非磁性体インサート部材22とからなる。非磁性体イン
サート部材22は、リング状成形体の作製時に変形しな
い程度の強度を有し、かつ耐摩耗性に優れた非磁性体、
例えば、WC−Ni−Cr合金からなる。
【0020】これら磁性体インサート部材20および非
磁性体インサート部材22の内壁、すなわち、インサー
ト部材16の内壁全体は、TiC、TiNあるいはTi
x1-x(0<X<1)等からなるコーティング膜(図
示せず)により被覆されていてもよい。このようなコー
ティング膜の被覆によりインサート部材16の耐摩耗性
が一層向上される。
【0021】なお、磁性体インサート部材20の高さと
非磁性体インサート部材22の高さは、最初に作製され
るリング状成形体の高さhの値と、後述する延伸工程に
より成形される延伸部の高さHの値に応じて設定され、
一義的には決定されない。
【0022】リング部材18は、リング状成形体の作製
時に前記インサート部材16を支持するもので、この支
持の際に変形を起こさない程度の強度を有し、かつ耐摩
耗性に優れる磁性体、例えば、SKD61(JIS規
格;中炭素中合金超強靱鋼)からなる。このリング部材
18は、フランジ部18aと該フランジ部18aに接合
された管状部18bとからなり、フランジ部18aが前
記天板12cに図示しないボルトによって締結されるこ
とにより、金型14全体がダイセット12の上部に固定
位置決めされている。なお、フランジ部18aと管状部
18bとは一体成形物であってもよい。
【0023】上記した磁性体インサート部材20および
非磁性体インサート部材22は、例えば、前記管状部1
8bおよびフランジ部18aに連なって形成された孔部
にそれぞれが圧入されることによりリング部材18に嵌
合されている。なお、リング部材18と磁性体インサー
ト部材20、リング部材18と非磁性体インサート部材
22、磁性体インサート部材20と非磁性体インサート
部材22とを、ろう付けや溶接等により接合してもよ
い。
【0024】図1に示すように、インサート部材16の
内部には、磁性体からなるマンドレル24の上端部24
aが該インサート部材16から所定間隔離間して挿入さ
れている。そして、この上端部24aには凹部26が形
成されており、この凹部26には、図2Aに概略全体を
示す、磁性体からなるロータシャフト28の軸30の一
端部30aが嵌合されている。すなわち、ロータシャフ
ト28はマンドレル24の上端面に戴置されている。
【0025】さらに、非磁性体インサート部材22とマ
ンドレル24との間には、非磁性体からなる筒状体の下
側パンチ32aの上部が挿入されている。これにより、
キャビテイ34が形成されるに至っている。すなわち、
キャビテイ34の内部には、磁性体インサート部材20
の内壁、ロータシャフト28の外周面28a、および下
側パンチ32aの上端面が露出されており、非磁性体イ
ンサート部材22の内壁は露出されていない。
【0026】この下側パンチ32aは、前記マンドレル
24の外周壁に固定されている。そして、該下側パンチ
32aの下部には、マンドレル24を囲繞する磁性体か
らなるガイド部材35が設置されており、リング状成形
体の作製時には、下側パンチ32aは該ガイド部材35
によって支持される。
【0027】また、下側パンチ32aは、昇降装置36
により上下に変位せしめることが可能である。すなわ
ち、マンドレル24の下端部は前記昇降装置36に接続
されており、昇降装置36のロッド38が上昇あるいは
下降付勢されることに伴ってマンドレル24が上下に変
位する。その結果、マンドレル24に固定された下側パ
ンチ32aが上下に変位せしめられるに至る。
【0028】一方、下側パンチ32aに対向する上部に
は、非磁性体からなる筒状体の上側パンチ32bが配置
されている。この上側パンチ32bもまた、前記昇降装
置36に準ずる構成の昇降装置(図示せず)によって上
下に変位せしめることが可能である。この上下への変位
により、上側パンチ32bは、キャビテイ34へ挿入ま
たは離脱せしめられる。
【0029】この上側パンチ32bの内部には押止部材
40が挿入されており、この押止部材40の上端面は図
示しないコイルスプリングにより保持されている。さら
に、このコイルスプリングの上端は上側パンチ32bの
上端面の内壁に保持されている。
【0030】また、ロータシャフト28上には、該ロー
タシャフト28の軸30の他端部30bに嵌合されたダ
ミー41が載置されており、上側パンチ32bがキャビ
テイ34に挿入された際には、ロータシャフト28はダ
ミー41とともに押圧される。
【0031】また、ダイセット12の底板12aの上面
には電磁コイル42が設置されており、マンドレル24
はこの電磁コイル42内を貫通している。さらに、この
電磁コイル42は、図示しない電源に接続されている。
【0032】このように構成された磁場圧縮成形装置1
0を使用して、本実施の形態に係るラジアル異方性リン
グ磁石を製造する方法のフローチャートを図3に示す。
図3に示されるように、この製造方法は、磁粉および熱
硬化性樹脂の混合粉末を上記磁場圧縮成形装置10のキ
ャビテイ34に充填する充填工程S10と、前記混合粉
末を磁場成形してリング状成形体を作製する磁場圧縮成
形工程S20と、作製されたリング状成形体をキャビテ
イ34から離脱せしめる離脱工程S30と、前記リング
状成形体を加熱処理することにより前記熱硬化性樹脂を
硬化せしめてラジアル異方性リング磁石とする加熱処理
工程S40とを含んでいる。そして、磁場圧縮成形工程
S20と離脱工程S30との間には、前記リング状成形
体の高さを延伸せしめるための延伸工程(S24、S2
6、S28)が行われる。
【0033】この延伸工程は、図3に示すように、前記
リング状成形体を非磁性体インサート部材22の内壁に
囲繞される箇所に変位せしめる第1工程S24と、磁粉
および熱硬化性樹脂の混合粉末を前記リング状成形体の
上端面に積層する第2工程S26と、前記混合粉末を磁
場成形することにより前記リング状成形体の高さを延伸
せしめる第3工程S28とからなる。
【0034】以下、各々の工程につき詳述する。
【0035】まず、充填工程S10において、図1に示
すように、磁場圧縮成形装置10のキャビテイ34に磁
粉および熱硬化性樹脂の混合粉末44を充填する。混合
粉末44としては、例えば、Sm−Fe−N合金粉末
(磁粉)とエポキシ樹脂粉末とを混合したもの等を用い
ることができる。この場合、エポキシ樹脂粉末の割合は
5重量%程度とすればよい。なお、熱硬化性樹脂として
は、液状樹脂を使用することもできる。ここでいう混合
粉末とは、磁粉と液状樹脂の混合物を含めていうものと
する。
【0036】次いで、磁場圧縮成形工程S20におい
て、前記電磁コイル42に通電すれば、該電磁コイル4
2内には磁場が発生し、これによりマンドレル24が励
磁されて磁気を帯びる。これに応じ、磁性体インサート
部材20およびロータシャフト28も励磁されて磁気を
帯びる。その結果、例えば、ロータシャフト28がN極
となり、磁性体インサート部材20がS極となる。この
場合には、ロータシャフト28から磁性体インサート部
材20へ指向する磁場が発生する。すなわち、磁場の方
向は遠心方向である。このような磁場が発生する結果、
キャビテイ34に充填された混合粉末44中の磁粉の磁
区の方向が遠心方向に揃う。すなわち、磁区が遠心方向
に配向される。
【0037】この状態で、図4に要部を拡大して示すよ
うに、図示しない前記昇降装置のロッドを下降付勢する
ことにより上側パンチ32bをキャビテイ34に挿入す
る。この際、押止部材40はダミー41とロータシャフ
ト28とを押圧する。さらに該上側パンチ32bを下方
へ変位せしめる場合には、図示しない前記コイルスプリ
ングが収縮することにより、押止部材40が上側パンチ
32b内で上方へ変位せしめられる。したがって、押止
部材40が上側パンチ32bの下方への変位を妨げるこ
とはない。
【0038】上側パンチ32bをキャビテイ34に挿入
した後、さらに下方へ変位せしめる際には、下側パンチ
32aを確実に固定位置決めせしめる。この固定位置決
めは、前記昇降装置36のロッド38を停止位置決めす
ることにより達成される。
【0039】この際に、混合粉末44が下側パンチ32
aおよび上側パンチ32bから押圧されることにより該
混合粉末44が圧縮成形され、図4および図2Bに示す
ように、ロータシャフト28の外周面28aにリング状
成形体46が形成される。なお、前記圧縮成形の際に
は、ロータシャフト28は押止部材40およびマンドレ
ル24により堅牢に支持される。また、下側パンチ32
aはガイド部材35によって堅牢に支持されているの
で、この圧縮成形の最中に下方へ変位することはない。
【0040】この場合、リング状成形体46のラジアル
ファクター(Fr)が1未満となるように該リング状成
形体46を形成する。すなわち、該リング状成形体46
の内径をd、外径をD、高さをhとした場合、下記の式
(2)が成立するように、充填工程S10においてキャ
ビテイ34への混合粉末44の充填量を調整する。
【0041】2Dh/d2=Fr<1 ……(2) 換言すれば、h<d2/2D(式(A))となるリング
状成形体46が得られるように混合粉末44をキャビテ
イ34へ充填する。
【0042】この磁場圧縮成形工程S20においては、
非磁性体インサート部材22は磁気を帯びることはない
ので、ロータシャフト28から非磁性体インサート部材
22へ指向する磁場は発生しない。すなわち、ロータシ
ャフト28から磁性体インサート部材20へ指向する磁
束が非磁性体インサート部材22の方へ分散することは
ない。したがって、インサート部材16が全て磁性体か
らなる場合に比して、キャビテイ34内の磁場強度が高
くなる。その結果、磁区の方向が磁場方向に配向される
割合(以下、配向率という)が高められる。
【0043】また、高さhが式(A)を満足するリング
状成形体46を作製する際には、混合粉末44が充分に
圧縮されるので、該リング状成形体46は高密度とな
る。
【0044】次いで、延伸工程を行う。
【0045】具体的には、まず、第1工程S24におい
て、図示しない前記昇降装置のロッドおよび昇降装置3
6のロッド38を下降付勢することにより、上側パンチ
32bおよび下側パンチ32aを下方に変位せしめ、図
5に示すように、リング状成形体46が非磁性体インサ
ート部材22に囲繞される箇所にまでロータシャフト2
8を変位せしめる。
【0046】次いで、図示しない前記昇降装置のロッド
を上昇付勢し、図6に示すように、上側パンチ32bを
金型14から離脱せしめる。その結果、図示しない前記
コイルスプリングが伸長し、押止部材40を弾発付勢す
る。これにより、押止部材40は初期位置に戻る。
【0047】上側パンチ32bの離脱により、磁性体イ
ンサート部材20とロータシャフト28の外周面28a
との間には間隙が形成される。この間隙が新たなキャビ
テイ45となる。この新たなキャビテイ45の内部に
は、リング状成形体46の上端面、ロータシャフト28
の外周面28a、および磁性体インサート部材20の内
壁が露出されている。
【0048】次いで、第2工程S26において、図6に
示すように、キャビテイ45に混合粉末44を充填す
る。すなわち、この混合粉末44は、前記リング状成形
体46の上端面に積層される。この際、ロータシャフト
28上にはダミー41が載置されているので、混合粉末
44の積層高さをロータシャフト28の外周面28aよ
りも高くすることができる。
【0049】次いで、第3工程S28において、図7に
示すように、磁場圧縮成形工程S20時と同様に磁場圧
縮成形装置10を動作せしめる。その結果、図7および
図2Cに示すように、延伸部47がリング状成形体46
に接合して形成される。すなわち、リング状成形体46
の高さが延伸される。なお、この第3工程S28におい
ては、磁場圧縮成形工程S20における磁場と同一方向
に指向する磁場を形成せしめる。リング状成形体46に
おける磁区の方向と、延伸部47における磁区の方向と
を一致させるためである。
【0050】延伸部47の高さをHとした場合、下記の
式(3)が成立するように、キャビテイ45への混合粉
末44の充填量を調整する。
【0051】2DH/d2<1 ……(3) すなわち、H<d2/2D(式(B))となるように混
合粉末44をキャビテイ45へ充填する。このように、
高さHが式(B)を満足するように形成することによ
り、延伸部47におけるFrもまた1未満となる。ま
た、この場合にも混合粉末44が充分に圧縮されるの
で、延伸部47も高密度となる。なお、以下において
は、高さが延伸されたリング状成形体の参照符号を48
とし、最初に作製されたリング状成形体46と区別す
る。
【0052】次いで、離脱工程S30において、金型1
4からリング状成形体48を離脱せしめる。具体的に
は、図示しない前記昇降装置のロッドを上昇付勢して上
側パンチ32bを磁性体インサート部材20の内部から
離脱せしめることによりロータシャフト28を解放せし
め、このロータシャフト28ごとリング状成形体48を
金型14内部から取り出す。
【0053】最後に、加熱処理工程S40において、リ
ング状成形体48をロータシャフト28とともに加熱処
理すれば、リング状成形体48中のエポキシ樹脂が硬化
してリング状成形体48がロータシャフト28に接合さ
れるとともに磁粉同士が強固に接着されてリング磁石
(この場合、Sm−Fe−Nボンド磁石)が製造され、
ロータが得られるに至る。このリング磁石の内径、外径
および高さは、リング状成形体48の内径d、外径Dお
よび高さ(リング状成形体46の高さhと延伸部47の
高さHとの和)に等しい。
【0054】ここで、最初に作製されたリング状成形体
46および延伸部47におけるFrは、上記したよう
に、ともに1未満となっている。このため、製造された
リング磁石全体におけるFrもまた1未満となる。ま
た、上記したように、これらは高い強度の磁場内で成形
されているので、配向率が高い。このようなことから、
異方性が大きなリング磁石が得られる。すなわち、この
リング磁石は、大きな異方性を具備するラジアル異方性
リング磁石である。
【0055】しかも、このラジアル異方性リング磁石に
おいては、高密度な部分が段階的に形成されている。し
たがって、該ラジアル異方性リング磁石は全体に亘り高
密度であり、充分な高強度を有している。
【0056】この製造方法においては、大形状・高強度
のラジアル異方性リング磁石を製造できるだけではな
く、ラジアル異方性リング磁石をロータシャフト28の
外周面28aに直接形成することができる。したがっ
て、ラジアル異方性リング磁石を複数個別々に作製し、
これらを1個ずつロータシャフトの外周面に嵌合せしめ
る必要がないので、ロータの製造時間が著しく短縮され
る。その結果、ロータの生産効率が向上されるとともに
ロータの製造コストが低減される。
【0057】なお、上述した実施の形態においては、ロ
ータシャフト28の外周面28aにラジアル異方性リン
グ磁石を形成したが、ラジアル異方性リング磁石を単体
で製造することもできる。この場合、図8に示すよう
に、上端面が平坦なマンドレル50を使用する。また、
上側パンチ32bの内部には、押止部材40等を挿入す
る必要はない。
【0058】この場合、まず、磁性体インサート部材2
0の内壁、マンドレル50の上端部50aの外周面、お
よび下側パンチ32aの上端面が露出されているキャビ
テイ52に混合粉末44を充填する(充填工程S1
0)。
【0059】次いで、前記電磁コイル42に通電して遠
心方向に磁場を発生せしめる。例えば、マンドレル50
がN極となり、磁性体インサート部材20がS極となる
とすれば、マンドレル50の上端部50aから磁性体イ
ンサート部材20へ指向する磁場が発生する。この状態
で、図8に示すように、混合粉末44を圧縮成形してリ
ング状成形体46を作製する(磁場圧縮成形工程S2
0)。なお、この圧縮成形の際には、マンドレル50の
上端部50aは上側パンチ32bの内部に挿入される。
【0060】次いで、図示しない前記昇降装置のロッド
および昇降装置36のロッド38を下降付勢することに
より、上側パンチ32bおよび下側パンチ32aを下方
に変位せしめ、リング状成形体46が非磁性体インサー
ト部材22の内壁に囲繞される箇所にまで該リング状成
形体46を変位せしめる(第1工程S24)。
【0061】次いで、金型14から上側パンチ32bを
離脱せしめた後、リング状成形体46上に混合粉末44
を積層する(第2工程S26)。
【0062】次いで、図9に示すように、前記混合粉末
44を磁場圧縮成形することにより延伸部47を形成す
る(第3工程S28)。これにより、リング状成形体4
6の高さが延伸され、リング状成形体48となる。
【0063】次いで、リング状成形体48を金型14か
ら離脱せしめ(離脱工程S30)、最後に、該リング状
成形体48を加熱処理すれば、ラジアル異方性リング磁
石が製造されるに至る(加熱処理工程S40)。
【0064】この場合においても、最初に作製されるリ
ング状成形体46および延伸部47のFrが1未満とな
るように混合粉末44の充填量が調整される。
【0065】なお、上述した実施の形態においては、延
伸工程は1回のみ行ったが、さらに複数回行うようにし
てもよい。
【0066】また、磁場圧縮成形工程S20の後にリン
グ状成形体46を非磁性体インサート部材22に囲繞さ
れる箇所に変位せしめる際には、上側パンチ32bを金
型14から離脱せしめることなく行ったが、上側パンチ
32bを金型14から離脱せしめた後、昇降装置36の
ロッド38を下降付勢することによってリング状成形体
46を変位せしめてもよい。
【0067】さらに、磁場圧縮成形工程S20および第
3工程S28においては、ロータシャフト28やマンド
レル50をN極とし、磁性体インサート部材20をS極
としたが、ロータシャフト28やマンドレル50をS極
とし、磁性体インサート部材20をN極としてもよい。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るラジ
アル異方性リング磁石の製造方法によれば、まず、ラジ
アルファクターが1未満でかつ高密度のリング状成形体
を作製し、このリング状成形体上に、ラジアルファクタ
ーが1未満でかつ高密度の延伸部分を作製することによ
って該リング状成形体の高さを延伸せしめる。しかも、
前記リング状成形体および前記延伸部分の作製は高強度
の磁場内で行われる。したがって、このリング状成形体
全体を加熱処理することにより、高さが大きくかつ大き
な異方性を有する高密度・高強度のラジアル異方性リン
グ磁石を得ることができる。
【0069】また、本発明に係るラジアル異方性リング
磁石の製造方法によれば、該ラジアル異方性リング磁石
をロータシャフトの外周面に直接形成せしめることが可
能である。したがって、高性能のロータが得られるとと
もに該ロータの生産効率が著しく向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るラジアル異方性リング磁石
の製造方法が実施される際に使用される磁場圧縮成形装
置の概略縦断面図である。
【図2】本実施の形態に係るラジアル異方性リング磁石
の製造方法において、ロータシャフトの外周面にリング
状成形体および延伸部が形成される過程を示した概略説
明図である。
【図3】本実施の形態に係るラジアル異方性リング磁石
の製造方法のフローチャートである。
【図4】ロータシャフトの外周面にリング状成形体が形
成された状態を示す磁場圧縮成形装置の要部拡大縦断面
図である。
【図5】リング状成形体が非磁性体インサート部材に囲
繞された状態を示す磁場圧縮成形装置の要部拡大縦断面
図である。
【図6】リング状成形体上に新たな混合粉末が積層され
た状態を示す磁場圧縮成形装置の要部拡大縦断面図であ
る。
【図7】延伸部が形成された状態を示す磁場圧縮成形装
置の要部拡大縦断面図である。
【図8】リング状成形体が形成された状態を示す磁場圧
縮成形装置の要部拡大縦断面図である。
【図9】延伸部が形成された状態を示す磁場圧縮成形装
置の要部拡大縦断面図である。
【図10】各リング磁石のラジアルファクターと異方性
の大小との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
10…磁場圧縮成形装置 14…ラジアル異方性リ
ング磁石製造用金型 16…インサート部材 18…リング部材 20…磁性体インサート部材 22…非磁性体インサー
ト部材 24、50…マンドレル 28…ロータシャフト 32a、32b…パンチ 34、45、52…キャ
ビテイ 36…昇降装置 42…電磁コイル 44…混合粉末 46、48…リング状成
形体 47…延伸部
フロントページの続き Fターム(参考) 4F204 AA39 AB13 AC04 AH33 FA01 FB01 FB12 FN11 FW06 5E062 CC02 CD05 CE01 CE04 CE07 CF02 CF03 CG02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性体インサート部材と前記磁性体インサ
    ート部材に連設された非磁性体インサート部材とからな
    る筒状のインサート部材および前記インサート部材を囲
    繞しかつ支持するリング部材を有するラジアル異方性リ
    ング磁石製造用金型を具備し、前記磁性体インサート部
    材の内壁がキャビテイの内部に露出している磁場成形装
    置を使用するラジアル異方性リング磁石の製造方法であ
    って、 磁粉および熱硬化性樹脂の混合粉末を前記キャビテイに
    充填する充填工程と、 前記混合粉末を磁場成形してリング状成形体を作製する
    磁場成形工程と、 作製されたリング状成形体を前記ラジアル異方性リング
    磁石製造用金型から離脱せしめる離脱工程と、 前記リング状成形体を加熱処理することにより前記熱硬
    化性樹脂を硬化せしめてラジアル異方性リング磁石とす
    る加熱処理工程と、 を含み、 前記磁場成形工程と前記離脱工程との間に、 前記リング状成形体を非磁性体インサート部材の内壁に
    囲繞される箇所に変位せしめる第1工程と、 磁粉および熱硬化性樹脂の混合粉末を前記リング状成形
    体の上端面に積層する第2工程と、 前記混合粉末を磁場成形することにより前記リング状成
    形体の高さを延伸せしめる第3工程と、 からなる延伸工程を少なくとも1回行うことを特徴とす
    るラジアル異方性リング磁石の製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のラジアル異方性リング磁石
    の製造方法において、 前記キャビテイの内部にロータシャフトの外周面を露出
    せしめ、前記リング状成形体を前記ロータシャフトの外
    周面に形成せしめることを特徴とするラジアル異方性リ
    ング磁石の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のラジアル異方性リ
    ング磁石の製造方法において、 最初に作製されるリング状成形体の高さをh、内径を
    d、外径をD、1回の前記延伸工程により延伸される高
    さをHとする時、h、H、d、Dの間に下記の式(A)
    および式(B)の関係を成立せしめることを特徴とする
    ラジアル異方性リング磁石の製造方法。 h<d2/2D ……(A) H<d2/2D ……(B)
JP35160099A 1999-12-10 1999-12-10 ラジアル異方性リング磁石の製造方法 Pending JP2001162638A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35160099A JP2001162638A (ja) 1999-12-10 1999-12-10 ラジアル異方性リング磁石の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35160099A JP2001162638A (ja) 1999-12-10 1999-12-10 ラジアル異方性リング磁石の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001162638A true JP2001162638A (ja) 2001-06-19

Family

ID=18418375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35160099A Pending JP2001162638A (ja) 1999-12-10 1999-12-10 ラジアル異方性リング磁石の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001162638A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012209484A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Hitachi Powdered Metals Co Ltd ボンド磁石およびその製造方法
CN105047396A (zh) * 2015-08-14 2015-11-11 杭州史宾纳机械设备有限公司 一种用于钕铁硼各向异性多极磁环一次成型的双缸压制机构
JP2020524475A (ja) * 2017-06-20 2020-08-13 ダイソン テクノロジー リミテッド ロータ組立体及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012209484A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Hitachi Powdered Metals Co Ltd ボンド磁石およびその製造方法
CN105047396A (zh) * 2015-08-14 2015-11-11 杭州史宾纳机械设备有限公司 一种用于钕铁硼各向异性多极磁环一次成型的双缸压制机构
JP2020524475A (ja) * 2017-06-20 2020-08-13 ダイソン テクノロジー リミテッド ロータ組立体及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4438967B2 (ja) ラジアル異方性磁石の製造方法
JP2009033051A (ja) リアクトル用コア
JPH0158747B2 (ja)
JPH05315175A (ja) 磁気回路部品の製造方法および成形金型
JP2013026420A (ja) リアクトル
JPWO2006001304A1 (ja) ヨーク一体型希土類ボンド磁石の製造方法及びヨーク一体型希土類ボンド磁石
CN115780807B (zh) 一种利用单向运动器的全自动磁体一体成型装置及方法
JP6780707B2 (ja) 希土類磁石の製造方法
JP3060104B2 (ja) ラジアル配向した磁気異方性樹脂結合型磁石及びその製造方法
CN103123863A (zh) 一种辐向取向永磁环的制备装置
JP2013179186A (ja) リアクトル、リアクトル用部品、コンバータ、及び電力変換装置
US9224526B1 (en) Magnet construction by combustion driven high compaction
JP2001162638A (ja) ラジアル異方性リング磁石の製造方法
CN101743603B (zh) 环形磁铁的制造方法、磁场成形装置以及环形磁铁的制造装置
JP2001355006A (ja) 複合構造体とその製造方法並びにモーター
JP2005277180A (ja) 磁石の製造方法、磁性粉末の成形方法及び乾式成形装置
CN212598864U (zh) 一种钕铁硼磁体压制成型模具
JP3883138B2 (ja) 樹脂ボンド磁石の製造方法
JP3151604B2 (ja) ラジアル異方性ボンド磁石の製造方法およびボンド磁石
JP6647628B2 (ja) シャフト一体型ボンド磁石の成形方法及び製造方法
JP4324295B2 (ja) ロータの製造方法およびロータ製造装置
JP2001162637A (ja) ラジアル異方性リング磁石製造用金型
JPH08250357A (ja) 薄肉リング磁石の製造装置および製造方法
JP3538762B2 (ja) 異方性ボンド磁石の製造方法および異方性ボンド磁石
JP2000012359A (ja) 磁石およびその製造方法