JP2001162567A - Nc加工機設置用けがき装置 - Google Patents

Nc加工機設置用けがき装置

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JP2001162567A
JP2001162567A JP35025299A JP35025299A JP2001162567A JP 2001162567 A JP2001162567 A JP 2001162567A JP 35025299 A JP35025299 A JP 35025299A JP 35025299 A JP35025299 A JP 35025299A JP 2001162567 A JP2001162567 A JP 2001162567A
Authority
JP
Japan
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arm
scribing
marking
machine tool
installation
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Pending
Application number
JP35025299A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Fujinami
幸夫 藤波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EMUHANZU KK
Original Assignee
EMUHANZU KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 けがきデータとの誤差が最小限に押えられて
精細なけがきを忠実に、しかも効率よく行なうことがで
きるNC加工機設置用けがき装置を提供することを課題
とする。 【解決手段】 NC加工機に取り付けられる主軸1と、
前記主軸1に回動可能に設置されるアーム3と、前記ア
ーム3の垂直方向部下端を屈曲して形成される支持アー
ム取付部4に回動可能に軸支される支持アーム7と、先
端のけがき針の回転駆動手段を備えていて前記支持アー
ム7に支持される回転駆動部6とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はNC加工機設置用け
がき装置、より詳細には、マシニングセンター等のNC
加工機に取り付けられて、CAD、CAM等で作成した
孔位置、外周トリム形状等のNCデータを、ワークに正
確且つ迅速にけがくことができるけがき装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】けがきは、機械仕上げをした後にワーク
の外側面や内側面に、けがき針を用いて実際の仕上げ寸
法線を刻設する作業である。このけがき作業は従来、け
がき針をトースカン等の器具に取り付けて行なわれてい
たが、最近では、より精細なけがき線を正確且つ迅速に
刻設することが求められてきているところから、マシニ
ングセンター等のNC加工機を用い、CADやCAMで
作成したNCデータを用いてけがき作業を行なうように
なってきている。
【0003】しかるに、従来のこの作業は、NC加工機
の主軸22から斜め方向に延びるアーム23に、所定角
度(例えば45度)にて固定されたエンドミル21によ
って行なわれていた(図3参照)。この場合エンドミル
21はアーム23の動きに従って移動するが、所定角度
に固定されているため、エンドミル21がワーク24の
けがき面に対して垂直に近い状態にて当たる場合と、小
さな角度にて当たる場合とでは、切削量(エンドミルの
場合は実質的にけがきというよりも切削である。)に大
きな違いが生じ、刃先に切削抵抗の増減が発生する。ま
た、けがき線幅が不均一なものとなる。それらの要因は
切削送り速度(加工速度)を上げる程増大し、切先の破
損へとつながるために切削送り速度を上げることができ
ず、作業効率が悪い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のNC加工機を用いてのけがき作業は効率が悪かったの
で、本発明はそのような欠点のない、即ち、けがきデー
タとの誤差が最小限に押えられて精細なけがきを忠実
に、しかも効率よく行なうことができるNC加工機設置
用けがき装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、NC加工機に
取り付けられる主軸と、前記主軸に回動可能に設置され
るアームと、前記アームの垂直方向部下端を屈曲して形
成される支持アーム取付部に回動可能に軸支される支持
アームと、先端のけがき針の回転駆動手段を備えていて
前記支持アームに支持される回転駆動部とから成るNC
加工機設置用けがき装置、を以て上記課題を解決した。
好ましくは、前記けがき針が、ワ−ク接触時に緩衝性を
持つようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
依拠して説明する。図1は本発明に係るけがき装置の全
体構成図で、図中1は、図示せぬNC加工機に取り付け
られる主軸である。主軸1には、カップリング2を介し
てアーム3が、図1において水平方向に回動可能に設置
される。
【0007】アーム3は水平方向部と垂直方向部を有し
ていて、図示した例では湾曲形状に形成され、垂直方向
部の下端には、通例45度程度屈曲して成る支持アーム
取付部4が形成される。支持アーム取付部4には、先端
にけがき針5を備えた回転駆動部6を支持する支持アー
ム7が、支持アーム取付部4の面方向に回動可能に取り
付けられる。
【0008】回転駆動部6における駆動手段としては種
々のものを採用し得るが、高トルク、高出力、高耐久性
で取扱い容易といった面から、エアモーターが推奨され
る。また、好ましくは、けがき針5の針先8を、スプリ
ング9によって常時押圧状態に保持させることにより、
けがき時において緩衝性を保有するようにする(図2参
照)。
【0009】かかる構成の本装置においては、主軸1に
対してアーム3が回動可能であると共に、アーム3(支
持アーム取付部4)に対して支持アーム7が回動可能
(いずれのアームも手動による)である。従って、アー
ム3及び/又は支持アーム7の回動操作により、針先8
を、常にワークのけがき面に応じて最適な方向(ベクト
ル方向)に向けることが可能となり、その結果、線幅に
ムラが生じにくく、刃先の切削抵抗を極力少なくするこ
とができ、けがき誤差が最小限に押えられたけがき作業
が可能となる。
【0010】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、けがき
針の動きの自由度が高く、けがきに際して針先を、常に
ワークのけがき面に対応して無理なく最適の方向に向け
ることが可能なため、均一な線福のけがき線を刻設する
ことができ、刃先の切削抵抗を少なくし、均一に近い抵
抗値にすることかできる。その結果、NCデータとのけ
がき誤差が非常に少なく、複雑で精細なけがきを精確
に、しかも迅速に行なうことが可能となる効果がある。
【0011】請求項2に記載の発明においては、ワーク
接触時に針先が緩衝性を有するため、削り込み過剰又は
過少によるけがき誤差を吸収することが可能となり、ま
た、削り込み過剰がなくなる結果、刃先の寿命が長くな
り、NC加工機側における微調整の必要性も激減し、ま
た、刃先が凹凸を吸収するため、加工時間(送り速度)
を大幅に短縮することができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るけがき装置の構成図である。
【図2】 本発明に係るけがき装置におけるけがき針の
構成例を示す断面図である。
【図3】 従来のけがき装置の構成図である。
【符号の説明】
1 主軸 2 カップリング 3 アーム 4 支持アーム取付部 5 けがき針 6 回転駆動部 7 支持アーム 8 針先 9 スプリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NC加工機に取り付けられる主軸と、前
    記主軸に回動可能に設置されるアームと、前記アームの
    下端を屈曲して形成される支持アーム取付部に回動可能
    に軸支される支持アームと、先端のけがき針の回転駆動
    手段を備えていて前記支持アームに支持される回転駆動
    部とから成るNC加工機設置用けがき装置。
  2. 【請求項2】 前記けがき針がワーク接触時に緩衝性を
    有する請求項1に記載のNC加工機設置用けがき装置。
JP35025299A 1999-12-09 1999-12-09 Nc加工機設置用けがき装置 Pending JP2001162567A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011088249A (ja) * 2009-10-23 2011-05-06 Nhk Spring Co Ltd エアサスペンション用位置決め装置
CN107813279A (zh) * 2017-10-30 2018-03-20 烟台杰瑞石油装备技术有限公司 一种自动划线装置及划线方法

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JP2011088249A (ja) * 2009-10-23 2011-05-06 Nhk Spring Co Ltd エアサスペンション用位置決め装置
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