JP2001162498A - 半導体ウエハの研削方法 - Google Patents

半導体ウエハの研削方法

Info

Publication number
JP2001162498A
JP2001162498A JP34586099A JP34586099A JP2001162498A JP 2001162498 A JP2001162498 A JP 2001162498A JP 34586099 A JP34586099 A JP 34586099A JP 34586099 A JP34586099 A JP 34586099A JP 2001162498 A JP2001162498 A JP 2001162498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding machine
grinding
semiconductor wafer
grinder
suction chuck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34586099A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hatano
光一 波田野
Yasuo Matsumoto
康男 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lapmaster SFT Corp
Original Assignee
Lapmaster SFT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lapmaster SFT Corp filed Critical Lapmaster SFT Corp
Priority to JP34586099A priority Critical patent/JP2001162498A/ja
Publication of JP2001162498A publication Critical patent/JP2001162498A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】従来のように生産性を重視して複数枚の半導体
ウエハを同時に研削する方法では、スライシングのため
に発生したそりが残留したり、スライシングの際の厚み
の不揃いがそのまゝ影響を及ぼしたりして、後の各加工
工程での障害と成っていた。 【解決手段】夫々の研削盤本体11,21,31と、研
削盤本体に立設させた夫々のコラム12,22,32
と、夫々のコラムに担持させたスピンドル軸13,2
3,33と、夫々のスピンドル軸に備えたカップホイル
砥石14,24,34と、夫々のカップホイル砥石と対
面させ研削盤本体に配設した半導体ウエハWを吸着させ
る吸着チャック15,25,35とを備えた第1の研削
盤1と第2の研削盤2と第3の研削盤3とを間隔を有し
て並設すると共に、第1の研削盤と第2の研削盤と第3
の研削盤との間には反転移送装置4,5を配設させた3
台の研削盤を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤソーで円板状に
スライシング後の半導体ウエハの研削方法に関するもの
であり、更に詳細には、スライシング後の半導体ウエハ
に最初の研削で後の各加工工程での基準面を研削する方
法に関するものである。
【0002】
【従来技術】本発明に係るこの種の半導体ウエハは、コ
ンピュータ等の電子関連機器、所謂OA機器、モバイル
機器等の集積回路に多用されており、その開発は日々進
歩しており、最終製品の小型化に伴うより一層の極薄化
と、生産性の観点からより一層の拡径化と、歩留まりの
観点からのより一層の超高精度の平坦及び鏡面の加工精
度が要求されてきている。
【0003】一般的に半導体ウエハは、円柱状のシリコ
ン結晶体を一定の厚さにワイヤソーでスライシングし、
そのスライシングした円板状の半導体ウエハを更に所望
の厚さにするために研削加工を行っている。
【0004】通常、研削加工は研削盤のスピンドル軸の
下面に取着されたカップホイル砥石によって研削されて
いるが、昨今要求される半導体ウエハは超高精度の平坦
精度と鏡面加工であり、従来のようなカップホイル砥石
で研削するだけでは、半導体ウエハに研削によるダメー
ジ又スライシングの際に発生したそりが残留し、昨今求
められる超高精度の平坦精度、鏡面加工を施すのは不可
能と成ってきており、研削加工後に更に研磨加工を必要
としている。
【0005】
【解決しようとする課題】然し乍ら、昨今要求される半
導体ウエハは従来2mm程度の肉厚であったものが1m
m程度への極薄化、又、従来6インチ乃至8インチの直
径であったものが12インチ乃至16インチへの拡径
化、更には、品質の均一化と超高精度の平坦加工、鏡面
加工の仕上であり、従来のように生産性を重視して複数
枚の半導体ウエハを同時に研削する方法では、スライシ
ングのために発生したそりが残留したり、スライシング
の際の厚みの不揃いがそのまゝ影響を及ぼしたりして、
後の各加工工程での障害と成っていた。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明は前述の課題に鑑みて成
されたもので、鋭意研鑚の結果、前述の課題を解決する
もので、夫々の研削盤本体と、夫々の研削盤本体に立設
させた夫々のコラムと、夫々のコラムに担持させた夫々
のスピンドル軸と、夫々のスピンドル軸に備えた夫々の
カップホイル砥石と、夫々のカップホイル砥石と対面さ
せ夫々の研削盤本体に配設した半導体ウエハを吸着させ
る夫々の吸着チャックとを備えた第1の研削盤と第2の
研削盤と第3の研削盤とを間隔を有して並設すると共
に、第1の研削盤と第2の研削盤と第3の研削盤との間
には夫々反転移送装置を配設させた3台の研削盤を用い
るものである。
【0007】従って、本発明の目的は、円柱状のシリコ
ン結晶体をワイヤソーで円板状に且つ一定の厚さにスラ
イシングされた半導体ウエハに最初の研削加工で基準面
を形成するものである。
【0008】
【発明の作用】本発明は、スライシング後の半導体ウエ
ハの片面を第1の研削盤の吸着チャックに吸着させて他
面を研削して基準面とし、基準面を研削した後に第1の
研削盤と第2の研削盤との間に配設した反転移送装置で
半導体ウエハを第2の研削盤の吸着チャックに反転移送
させて片面を研削し、片面を研削した後に第2の研削盤
と第3の研削盤との間に配設した次の反転移送装置で半
導体ウエハを第3の研削盤の吸着チャックに反転移送さ
せて再度基準面を研削することによって、半導体ウエハ
の最終加工工程までの各加工工程での基準面を設定する
ものである。
【0009】
【実施例】斯る目的を達成した本発明の半導体ウエハの
研削方法を以下実施例の図面によって説明する。
【0010】図1は本発明の半導体ウエハの研削方法に
用いる研削盤の概要正面図であり、図2は本発明の半導
体ウエハの研削方法に用いる研削盤の概要概要平面図で
ある。
【0011】本発明は、ワイヤソーで円板状にスライシ
ング後の半導体ウエハWの研削方法に関するものであ
り、更に詳細には、スライシング後の半導体ウエハWに
最初の研削で後の各加工工程での基準面を研削する方法
に関するものであり、夫々の研削盤本体11.21.3
1と、該夫々の研削盤本体11.21.31に立設させ
た旋回自在の夫々のコラム12.22.32と、該夫々
のコラム12.22.32に回転自在に且つ昇降自在に
担持させた夫々のスピンドル軸13.23.33と、該
夫々のスピンドル軸13.23.33の下面に備えた夫
々のカップホイル砥石14.24.34と、該夫々のカ
ップホイル砥石14.24.34と対面させ前記夫々の
研削盤本体11.21.31の上面に配設した半導体ウ
エハWを吸着させる夫々の吸着チャック15.25.3
5とを備えた第1の研削盤1と第2の研削盤2と第3の
研削盤3とを間隔を有して並設すると共に、第1の研削
盤1と第2の研削盤2と第3の研削盤3との間には夫々
進退自在に且つ旋回反転自在な反転移送装置4.5を配
設させた3台の研削盤1.2.3を用いて、スライシン
グ後の半導体ウエハWの片面を第1の研削盤1の吸着チ
ャック15に吸着させて他面を研削して基準面とし、該
基準面を研削した後に第1の研削盤1と第2の研削盤2
との間に配設した反転移送装置4で半導体ウエハWを第
2の研削盤2の吸着チャック25に反転移送させて片面
を研削し、該片面を研削した後に第2の研削盤2と第3
の研削盤3との間に配設した次の反転移送装置5で半導
体ウエハWを第3の研削盤3の吸着チャック35に反転
移送させて再度基準面を研削するものである。
【0012】即ち、本発明の半導体ウエハWの研削方法
は、第1の研削盤1と第2の研削盤2と第3の研削盤3
との3台の研削盤を用いてワイヤソーでスライシング後
の半導体ウエハWに最終製品までの各加工工程での基準
面を最初の研削加工で設定する方法に関するものであ
る。
【0013】そして、本発明に用いる第1の研削盤1と
第2の研削盤2と第3の研削盤3は、夫々、上面に半導
体ウエハWをチャックして研削する後述する吸着チャッ
ク15.25.35を備えた回転テーブルを備えた研削
盤本体11.21.31を床面に適宜な間隔を有して設
置したもので、研削盤本体11.21.31には旋回自
在にコラム12.22.32を立設しているものであ
る。
【0014】次に、前記コラム12.22.32には回
転自在に且つ昇降自在にスピンドル軸13.23.33
を担持させているもので、スピンドル軸13.23.3
3の下面にはカップホイル砥石14.24.34を備え
ているものである。
【0015】更に、前記カップホイル砥石14.24.
34と対面させた吸着チャック15.25.35を研削
盤本体11.21.31に設けた回転テーブルの上面に
配設しているものであり、半導体ウエハWは吸着チャッ
ク15.25.35に吸着させて上方によりスピンドル
軸13.23.33を降下させて下面に取着したカップ
ホイル砥石14.24.34で研削加工するものであ
る。
【0016】そして、前述のような構成の第1の研削盤
1と第2の研削盤2と第3の研削盤3とを間隔を有して
並設しているもので、並設した第1の研削盤1と第2の
研削盤2と第3の研削盤3との夫々の間には夫々進退自
在に且つ旋回反転自在な反転移送装置4.5を配設して
いるものである。
【0017】先ず、本発明の半導体ウエハWの研削方法
は、ワイヤソーでスライシング後の半導体ウエハWの片
面を第1の研削盤1の吸着チャック15に吸着させて上
面をスピンドル軸13を降下させて下面のカップホイル
砥石14で研削するものであるが、最初に研削した面を
基準面とするものである。
【0018】次いで、基準面を研削した後の半導体ウエ
ハWは第1の研削盤1と第2の研削盤2との間に配設し
た反転移送装置4を駆動させて、第1の研削盤1の吸着
チャック15から第2の研削盤2の吸着チャック25に
反転移送させるものであり、第2の研削盤2では基準面
の反対面を研削するものである。
【0019】更に、基準面の反対面を研削した後に第2
の研削盤2と第3の研削盤3との間に配設した次反転移
送装置で半導体ウエハWを第3の研削盤3の吸着チャッ
ク35に反転移送させて再度基準面を研削するものであ
る。
【0020】つまり、本発明に用いた第1の研削盤1、
第2の研削盤2、第3の研削盤3は同タイプのものを使
用するもので、枚葉ごとに研削加工する周知のものを用
いるものであり、更に、第1の研削盤1と第2の研削盤
2と第3の研削盤3との間に配設した反転移送装置4.
5は、半導体ウエハWを第1の研削盤1の吸着チャック
15から取外し、反転させて第2の研削盤2の吸着チャ
ック25に移送、又は、第2の研削盤2の吸着チャック
35から取外して反転させて第3の研削盤3の吸着チャ
ック35に移送できる構造のものであれば構わないもの
で、この種の構造については本件出願人が先に開示して
いるものである。
【0021】
【発明の効果】前述の如く構成した本発明の半導体ウエ
ハの研磨方法は、円柱状のシリコン結晶体をワイヤソー
でスライシングした半導体ウエハに基準面を設定するも
ので、スライシングの際のそりを取り、更に、不揃いな
厚みを基準面に基づいて均一化できるものであり、極め
て有意義な効果を奏することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の半導体ウエハの研削方法に用い
る研削盤の概要正面図である。
【図2】図2は本発明の半導体ウエハの研削方法に用い
る研削盤の概要概要平面図である。
【符号の説明】
W 半導体ウエハ 1 第1の研削盤 11 研削盤本体 12 コラム 13 スピンドル軸 14 カップホイル砥石 15 吸着チャック 2 第2の研削盤 21 研削盤本体 22 コラム 23 スピンドル軸 24 カップホイル砥石 3 第2の研削盤 31 研削盤本体 32 コラム 33 スピンドル軸 34 カップホイル砥石 4 反転移送装置 5 反転移送装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】夫々の研削盤本体と、該夫々の研削盤本体
    に立設させた旋回自在の夫々のコラムと、該夫々のコラ
    ムに回転自在に且つ昇降自在に担持させた夫々のスピン
    ドル軸と、該夫々のスピンドル軸の下面に備えた夫々の
    カップホイル砥石と、該夫々のカップホイル砥石と対面
    させ前記夫々の研削盤本体の上面に配設した半導体ウエ
    ハを吸着させる夫々の吸着チャックとを備えた第1の研
    削盤と第2の研削盤と第3の研削盤とを間隔を有して並
    設すると共に、第1の研削盤と第2の研削盤と第3の研
    削盤との間には夫々進退自在に且つ旋回反転自在な反転
    移送装置を配設させた3台の研削盤を用いて、スライシ
    ング後の半導体ウエハの片面を第1の研削盤の吸着チャ
    ックに吸着させて他面を研削して基準面とし、該基準面
    を研削した後に第1の研削盤と第2の研削盤との間に配
    設した反転移送装置で半導体ウエハを第2の研削盤の吸
    着チャックに反転移送させて片面を研削し、該片面を研
    削した後に第2の研削盤と第3の研削盤との間に配設し
    た次の反転移送装置で半導体ウエハを第3の研削盤の吸
    着チャックに反転移送させて再度基準面を研削すること
    を特徴とする半導体ウエハの研削方法。
JP34586099A 1999-12-06 1999-12-06 半導体ウエハの研削方法 Pending JP2001162498A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34586099A JP2001162498A (ja) 1999-12-06 1999-12-06 半導体ウエハの研削方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34586099A JP2001162498A (ja) 1999-12-06 1999-12-06 半導体ウエハの研削方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001162498A true JP2001162498A (ja) 2001-06-19

Family

ID=18379492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34586099A Pending JP2001162498A (ja) 1999-12-06 1999-12-06 半導体ウエハの研削方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001162498A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100684593B1 (ko) * 2005-07-02 2007-02-22 주식회사 진성티이씨 씰의 연삭장치
CN112602173A (zh) * 2018-08-23 2021-04-02 东京毅力科创株式会社 基板处理系统和基板处理方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100684593B1 (ko) * 2005-07-02 2007-02-22 주식회사 진성티이씨 씰의 연삭장치
CN112602173A (zh) * 2018-08-23 2021-04-02 东京毅力科创株式会社 基板处理系统和基板处理方法
CN112602173B (zh) * 2018-08-23 2024-06-28 东京毅力科创株式会社 基板处理系统和基板处理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7278903B2 (en) Processing method for wafer and processing apparatus therefor
US6093087A (en) Wafer processing machine and a processing method thereby
EP2762272B1 (en) Wafer polishing apparatus and method
KR20230016590A (ko) 경질 웨이퍼의 연삭 방법
JP5916513B2 (ja) 板状物の加工方法
JP6336772B2 (ja) 研削研磨装置
JP5963537B2 (ja) シリコンウエーハの加工方法
JP6858539B2 (ja) 研削装置
JP6192778B2 (ja) シリコンウエーハの加工装置
JP7002874B2 (ja) 基板処理システム
JP2000114216A (ja) 半導体ウェーハの製造方法
JPH09168953A (ja) 半導体ウェーハのエッジ研摩方法及び装置
JP3459058B2 (ja) ウェーハ面取り方法
KR20130084759A (ko) 기판연마장치 및 방법
KR100665783B1 (ko) 연마방법
JP2001162498A (ja) 半導体ウエハの研削方法
JP3323435B2 (ja) 薄板状工作物の両面研削方法
JPS6315100B2 (ja)
JP2011245571A (ja) 加工装置
JP2000176805A (ja) 半導体ウェーハの面取り装置
JP7525268B2 (ja) 平面研削装置
JP2014042959A (ja) 研削装置
JP5973284B2 (ja) 研削装置
JP5975839B2 (ja) 研削装置
JP2019111634A (ja) 被加工物の研削方法

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20061204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070417

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090609