JP2001162274A - 浮上油自動回収装置 - Google Patents
浮上油自動回収装置Info
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- JP2001162274A JP2001162274A JP34706999A JP34706999A JP2001162274A JP 2001162274 A JP2001162274 A JP 2001162274A JP 34706999 A JP34706999 A JP 34706999A JP 34706999 A JP34706999 A JP 34706999A JP 2001162274 A JP2001162274 A JP 2001162274A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】廃油含有排水から廃油のみを自動循環回収す
る，浮上油自動回収装置を提供すること。 【解決手段】上部開放容器内部を，分離遮断壁１ｃで分
離塔１ａ及び浄化塔１ｂとに二分した装置本体１を有
し，回収槽３上部に浮遊する廃油６混濁水を揚水ポンプ
２を用いて揚水する揚水手段，該混濁水を揚水管２ｂを
経て該装置本体上部まで揚水し，該分離塔の中間部近傍
に分散流出する手段，該分離塔の上部の浮上堆積廃油を
点検する廃油点検手段と回収する廃油回収手段，該分離
塔下部の滞留浄化水を該浄化塔上部まで揚水する手段，
該浄化塔下部から該浄化水を排出する浄水管２ｃを経
て，該回収槽へ戻し浮上廃油の連続自動循環回収手段，
そして該各種手段の制御手段を持つ事を特徴とする浮上
油自動回収装置を確保する。
る，浮上油自動回収装置を提供すること。 【解決手段】上部開放容器内部を，分離遮断壁１ｃで分
離塔１ａ及び浄化塔１ｂとに二分した装置本体１を有
し，回収槽３上部に浮遊する廃油６混濁水を揚水ポンプ
２を用いて揚水する揚水手段，該混濁水を揚水管２ｂを
経て該装置本体上部まで揚水し，該分離塔の中間部近傍
に分散流出する手段，該分離塔の上部の浮上堆積廃油を
点検する廃油点検手段と回収する廃油回収手段，該分離
塔下部の滞留浄化水を該浄化塔上部まで揚水する手段，
該浄化塔下部から該浄化水を排出する浄水管２ｃを経
て，該回収槽へ戻し浮上廃油の連続自動循環回収手段，
そして該各種手段の制御手段を持つ事を特徴とする浮上
油自動回収装置を確保する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，調理場の流し等か
ら流入する，廃油を含む排水から該廃油のみを自動的に
循環回収する，浮上油自動回収装置に関する。
ら流入する，廃油を含む排水から該廃油のみを自動的に
循環回収する，浮上油自動回収装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の廃油のみを回収する装置は，主に
グリストラップとも呼ぶ回収槽を用い，調理場の流し等
から流入口を経て流入する，廃油を含む排水から，生ゴ
ミ等の固形廃棄物を回収する回収籠を設け，該回収籠を
防護網で連通仕切りし，該防護網から流出する浮上廃油
を貯留し，該浮上廃油を手動で人為的に汲み出し回収
し，該貯留混濁水下部近傍から上部の排水口に連通導入
する配管を経て，該廃油を回収した後の下部貯留浄化水
を排水していた。
グリストラップとも呼ぶ回収槽を用い，調理場の流し等
から流入口を経て流入する，廃油を含む排水から，生ゴ
ミ等の固形廃棄物を回収する回収籠を設け，該回収籠を
防護網で連通仕切りし，該防護網から流出する浮上廃油
を貯留し，該浮上廃油を手動で人為的に汲み出し回収
し，該貯留混濁水下部近傍から上部の排水口に連通導入
する配管を経て，該廃油を回収した後の下部貯留浄化水
を排水していた。
【０００３】従来の廃油のみを回収する装置は，あまり
使用されてはいなが，回収槽から機械的に除去する手
段，例えば，特開平１１─１１４５６０記載の”ベルト
式油水分離回収装置”があり，外面に油吸着部を有する
ベルトを回転駆動し，吸着した油をかきとるスクレーパ
を備えていた。
使用されてはいなが，回収槽から機械的に除去する手
段，例えば，特開平１１─１１４５６０記載の”ベルト
式油水分離回収装置”があり，外面に油吸着部を有する
ベルトを回転駆動し，吸着した油をかきとるスクレーパ
を備えていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の廃油のみを回収
する装置において，回収槽を用い浮上廃油を手動で人為
的に汲み出し回収する場合は，手間がかかり，回収率も
わるく，コストが高価につき，更には悪臭，配管詰ま
り，清掃作業が煩雑になり，また残留廃油が排水と共に
環境へ流出し，河川・海等の汚濁，地球環境悪化の要因
となる問題点を有していた。
する装置において，回収槽を用い浮上廃油を手動で人為
的に汲み出し回収する場合は，手間がかかり，回収率も
わるく，コストが高価につき，更には悪臭，配管詰ま
り，清掃作業が煩雑になり，また残留廃油が排水と共に
環境へ流出し，河川・海等の汚濁，地球環境悪化の要因
となる問題点を有していた。
【０００５】従来の廃油のみを回収する装置において，
特開平１１─１１４５６０記載の”ベルト式油水分離回
収装置”等，機械的に除去する手段は，装置が複雑で，
保守が難しく，高い回収率が望めない問題点を有してい
た。
特開平１１─１１４５６０記載の”ベルト式油水分離回
収装置”等，機械的に除去する手段は，装置が複雑で，
保守が難しく，高い回収率が望めない問題点を有してい
た。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために，本発明の浮上油自動回収装置は，回収槽の上部
に浮遊する廃油を含有する混濁水を，揚水ポンプを用い
て揚水する揚水手段を用いて，該廃油を含有する混濁水
を揚水管を経て，装置本体上部まで揚水し，該装置本体
内部の分離塔の高さ中間近傍に該混濁水を分散流出する
手段を有し，該分離塔に滞留する該混濁水含有の該廃油
は浮上し，該分離塔の上部に長時間浮上堆積した廃油を
形成し，該浮上堆積廃油を点検する廃油点検手段と回収
する廃油回収手段を有し，該分離塔の下部には廃油含有
量の少ない浄化水が滞留し，該滞留浄化水を該分離塔下
部から該装置本体内部の浄化塔上部まで揚水する手段を
有し，該浄化塔下部から該浄化水を排出する浄水管を経
て，該回収槽へ戻し浮上廃油の連続自動循環回収手段を
用いる事を特徴とする。
ために，本発明の浮上油自動回収装置は，回収槽の上部
に浮遊する廃油を含有する混濁水を，揚水ポンプを用い
て揚水する揚水手段を用いて，該廃油を含有する混濁水
を揚水管を経て，装置本体上部まで揚水し，該装置本体
内部の分離塔の高さ中間近傍に該混濁水を分散流出する
手段を有し，該分離塔に滞留する該混濁水含有の該廃油
は浮上し，該分離塔の上部に長時間浮上堆積した廃油を
形成し，該浮上堆積廃油を点検する廃油点検手段と回収
する廃油回収手段を有し，該分離塔の下部には廃油含有
量の少ない浄化水が滞留し，該滞留浄化水を該分離塔下
部から該装置本体内部の浄化塔上部まで揚水する手段を
有し，該浄化塔下部から該浄化水を排出する浄水管を経
て，該回収槽へ戻し浮上廃油の連続自動循環回収手段を
用いる事を特徴とする。
【０００７】本発明の浮上油自動回収装置において，分
離塔上部に長時間浮上堆積した廃油を，所定の温度に加
熱・溶解する加熱手段を持つ事も出来る。
離塔上部に長時間浮上堆積した廃油を，所定の温度に加
熱・溶解する加熱手段を持つ事も出来る。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に対応する浮上
油自動回収装置は，上部を開放した容器内部を，分離遮
断壁により，分離塔及び浄化塔とに二分された装置本体
を有し，該分離遮断壁の断面は，該装置本体中央部上部
近傍から斜めに傾斜し高さ中間部近傍で該装置本体を遮
断し，二分された上部容積のみを含む該浄化塔，及び下
部容積をも含む該分離塔を形成し，食品加工業者・レス
トラン等の調理場の流しから流入口を経て流入する，廃
油を含む排水から，生ゴミや該廃油を回収する，グリス
トラップとも呼ぶ，回収槽の上部に浮遊する該廃油を含
有する混濁水を，揚水ポンプを用いて揚水する揚水手段
を有し，該揚水手段を用いて，該廃油を含有する混濁水
を揚水管を経て，該装置本体上部まで揚水し，該分離塔
の高さ中間近傍に該混濁水を分散流出する手段を有し，
該分離塔に滞留する該混濁水含有の該廃油は浮上し，該
分離塔の上部に長時間浮上堆積した廃油を形成し，該浮
上堆積廃油を，点検する廃油点検手段と回収する廃油回
収手段を有し，該分離塔の下部には廃油含有量の少ない
浄化水が滞留し，該滞留浄化水を該分離塔下部から該浄
化塔上部まで揚水する手段を有し，該浄化塔下部から該
浄化水を排出する浄水管を経て，該回収槽へ戻し浮上廃
油を連続自動循環回収し，各種手段を制御する制御手段
を有する事を特徴とする。
油自動回収装置は，上部を開放した容器内部を，分離遮
断壁により，分離塔及び浄化塔とに二分された装置本体
を有し，該分離遮断壁の断面は，該装置本体中央部上部
近傍から斜めに傾斜し高さ中間部近傍で該装置本体を遮
断し，二分された上部容積のみを含む該浄化塔，及び下
部容積をも含む該分離塔を形成し，食品加工業者・レス
トラン等の調理場の流しから流入口を経て流入する，廃
油を含む排水から，生ゴミや該廃油を回収する，グリス
トラップとも呼ぶ，回収槽の上部に浮遊する該廃油を含
有する混濁水を，揚水ポンプを用いて揚水する揚水手段
を有し，該揚水手段を用いて，該廃油を含有する混濁水
を揚水管を経て，該装置本体上部まで揚水し，該分離塔
の高さ中間近傍に該混濁水を分散流出する手段を有し，
該分離塔に滞留する該混濁水含有の該廃油は浮上し，該
分離塔の上部に長時間浮上堆積した廃油を形成し，該浮
上堆積廃油を，点検する廃油点検手段と回収する廃油回
収手段を有し，該分離塔の下部には廃油含有量の少ない
浄化水が滞留し，該滞留浄化水を該分離塔下部から該浄
化塔上部まで揚水する手段を有し，該浄化塔下部から該
浄化水を排出する浄水管を経て，該回収槽へ戻し浮上廃
油を連続自動循環回収し，各種手段を制御する制御手段
を有する事を特徴とする。
【０００９】本発明の請求項２に対応する浮上油自動回
収装置において，分離塔上部に長時間浮上堆積した廃油
を，所定の温度に加熱・溶解する加熱手段を持つ事がで
き，該加熱手段として，サーモスタットで温度調整でき
る抵抗加熱線を有する，加熱器を浮上堆積廃油部分に配
設し，所定の温度に調節する制御手段を設けることもで
き，該浮上堆積廃油を回収する場合にも，該分離塔内部
に付着する残留廃油を低減して回収率を上げる作用を有
する。
収装置において，分離塔上部に長時間浮上堆積した廃油
を，所定の温度に加熱・溶解する加熱手段を持つ事がで
き，該加熱手段として，サーモスタットで温度調整でき
る抵抗加熱線を有する，加熱器を浮上堆積廃油部分に配
設し，所定の温度に調節する制御手段を設けることもで
き，該浮上堆積廃油を回収する場合にも，該分離塔内部
に付着する残留廃油を低減して回収率を上げる作用を有
する。
【００１０】本発明の浮上油自動回収装置において，揚
水手段として，揚水吸入口に円盤形状の縁を設け，該縁
を回収槽の表面深さ近傍に設置し，該揚水吸入口から下
方向へ廃油を含有する混濁水を揚水ポンプを用いて吸引
し，該揚水ポンプとして，該回収槽内部に水中据置式の
揚水ポンプを配設することもでき，制御手段により該揚
水ポンプの手動・自動運転を行う事も出来る。
水手段として，揚水吸入口に円盤形状の縁を設け，該縁
を回収槽の表面深さ近傍に設置し，該揚水吸入口から下
方向へ廃油を含有する混濁水を揚水ポンプを用いて吸引
し，該揚水ポンプとして，該回収槽内部に水中据置式の
揚水ポンプを配設することもでき，制御手段により該揚
水ポンプの手動・自動運転を行う事も出来る。
【００１１】本発明の浮上油自動回収装置において，分
離塔の高さ中間近傍に廃油混濁水を分散流出する手段と
して，廃油を含有する混濁水を揚水管を経て，装置本体
上部まで揚水し，浄化塔上部から，分離遮断壁を上から
下へ密封貫通する内部送水管を経て，該分離塔の高さ中
間近傍に該混濁水を導入し，該内部送水管の出口前方に
止め部を有する分散器を配設し，該出口から水平方向に
分散流出を確保することもでき，且つ該分離塔下部に
は，排出バルブを有する，排出口を設け，該分離塔の清
掃・保守における該分離塔内部の排出作業に用い，該排
出バルブ出口は浄水管に連通接続する事も出来る。
離塔の高さ中間近傍に廃油混濁水を分散流出する手段と
して，廃油を含有する混濁水を揚水管を経て，装置本体
上部まで揚水し，浄化塔上部から，分離遮断壁を上から
下へ密封貫通する内部送水管を経て，該分離塔の高さ中
間近傍に該混濁水を導入し，該内部送水管の出口前方に
止め部を有する分散器を配設し，該出口から水平方向に
分散流出を確保することもでき，且つ該分離塔下部に
は，排出バルブを有する，排出口を設け，該分離塔の清
掃・保守における該分離塔内部の排出作業に用い，該排
出バルブ出口は浄水管に連通接続する事も出来る。
【００１２】本発明の浮上油自動回収装置において，分
離塔の上部に長時間浮上堆積した浮上堆積廃油を点検す
る廃油点検手段として，内部送水管出口近傍上部位置の
該分離塔側壁に，外部から透視できる密封ガラス窓を有
する，点検窓を配設する事も出来る。
離塔の上部に長時間浮上堆積した浮上堆積廃油を点検す
る廃油点検手段として，内部送水管出口近傍上部位置の
該分離塔側壁に，外部から透視できる密封ガラス窓を有
する，点検窓を配設する事も出来る。
【００１３】本発明の浮上油自動回収装置において，分
離塔の上部に長時間浮上堆積した浮上堆積廃油を回収す
る廃油回収手段として，該分離塔側壁の点検窓配設高さ
近傍に，下方向が開放した段差を設け，該段差下部に，
浮上堆積廃油を回収する廃油回収バルブを配設すること
もでき，また該点検窓から浮上堆積廃油の堆積確認した
時のみ，該廃油回収バルブを開き，下方向に該浮上堆積
廃油を流出させ，廃油受容器等を用いて回収し，該廃油
回収バルブが開くと連動する，回収バルブ位置検出器を
用いて，回収作業中は揚水ポンプが停止する，制御手段
を用いる事も出来る。
離塔の上部に長時間浮上堆積した浮上堆積廃油を回収す
る廃油回収手段として，該分離塔側壁の点検窓配設高さ
近傍に，下方向が開放した段差を設け，該段差下部に，
浮上堆積廃油を回収する廃油回収バルブを配設すること
もでき，また該点検窓から浮上堆積廃油の堆積確認した
時のみ，該廃油回収バルブを開き，下方向に該浮上堆積
廃油を流出させ，廃油受容器等を用いて回収し，該廃油
回収バルブが開くと連動する，回収バルブ位置検出器を
用いて，回収作業中は揚水ポンプが停止する，制御手段
を用いる事も出来る。
【００１４】本発明の浮上油自動回収装置において，分
離塔の下部滞留浄化水を該分離塔下部から浄化塔上部ま
で揚水する手段として，該分離塔下部から，分離遮断壁
を下から上へ密封貫通する内部排水管を経て，該浄化塔
上部近傍に水圧により自動的に揚水し，該浄化水を浄化
塔へ導入する事もでき，また該浄化塔上部近傍には，フ
ロート・スィッチ等の水位検出器を設け，過剰水位を検
出し，警報表示・揚水ポンプ停止等の制御手段に用いる
事も出来る。
離塔の下部滞留浄化水を該分離塔下部から浄化塔上部ま
で揚水する手段として，該分離塔下部から，分離遮断壁
を下から上へ密封貫通する内部排水管を経て，該浄化塔
上部近傍に水圧により自動的に揚水し，該浄化水を浄化
塔へ導入する事もでき，また該浄化塔上部近傍には，フ
ロート・スィッチ等の水位検出器を設け，過剰水位を検
出し，警報表示・揚水ポンプ停止等の制御手段に用いる
事も出来る。
【００１５】本発明の浮上油自動回収装置において，グ
リストラップとも呼ぶ回収槽には，調理場の流し等から
流入口を経て流入する，廃油を含む排水から，生ゴミ等
の固形廃棄物を回収する回収籠を設け，該回収籠を防護
網で連通仕切りし，該防護網から流出する浮上廃油を含
む貯留混濁水中に揚水吸入口を有する揚水ポンプを設置
し，該浮上廃油を浮上油自動回収装置本体上部まで揚水
し，該装置本体浄化塔下部から廃油回収済浄化水を排出
する浄水管を経て，該回収槽の回収籠上部へ戻し，該貯
留混濁水下部近傍から上部の排水口に連通導入する配管
を経て，該廃油を回収した浄化水を排水する構造を有す
る事も出来る。
リストラップとも呼ぶ回収槽には，調理場の流し等から
流入口を経て流入する，廃油を含む排水から，生ゴミ等
の固形廃棄物を回収する回収籠を設け，該回収籠を防護
網で連通仕切りし，該防護網から流出する浮上廃油を含
む貯留混濁水中に揚水吸入口を有する揚水ポンプを設置
し，該浮上廃油を浮上油自動回収装置本体上部まで揚水
し，該装置本体浄化塔下部から廃油回収済浄化水を排出
する浄水管を経て，該回収槽の回収籠上部へ戻し，該貯
留混濁水下部近傍から上部の排水口に連通導入する配管
を経て，該廃油を回収した浄化水を排水する構造を有す
る事も出来る。
【００１６】本発明の浮上油自動回収装置は，回収槽か
ら浮上廃油を含む貯留混濁水を，長時間連続して自動的
に循環して，分離塔の上部に長時間浮上堆積した浮上堆
積廃油を回収する廃油回収手段を持つので，回収率が高
くなる作用を有し，該回収槽から自然環境への排水に含
有する廃油成分を大幅に低減できる作用を有する。
ら浮上廃油を含む貯留混濁水を，長時間連続して自動的
に循環して，分離塔の上部に長時間浮上堆積した浮上堆
積廃油を回収する廃油回収手段を持つので，回収率が高
くなる作用を有し，該回収槽から自然環境への排水に含
有する廃油成分を大幅に低減できる作用を有する。
【００１７】
【実施例】この発明の実施例において，図１は浮上油自
動回収装置の使用状態を示す，一部欠載主要部断面機構
図，図２は浮上油自動回収装置の一部欠載正面図，そし
て図３はその一部欠載平面図である。
動回収装置の使用状態を示す，一部欠載主要部断面機構
図，図２は浮上油自動回収装置の一部欠載正面図，そし
て図３はその一部欠載平面図である。
【００１８】この発明の実施例を図面を参照して以下説
明すると，浮上油自動回収装置は，図１の使用機構図に
示すように，上部を開放した容器内部を，分離遮断壁
（１ｃ）により，分離塔（１ａ）及び浄化塔（１ｂ）と
に二分された装置本体（１）を有し，該分離遮断壁の断
面は，該装置本体中央部上部近傍から斜めに傾斜し高さ
中間部近傍で該装置本体を遮断し，二分された上部容積
のみを含む該浄化塔，及び下部容積をも含む該分離塔を
形成し，食品加工業者・レストラン等の調理場の流し
（４）から流入口（３ａ）を経て流入する，廃油（６）
を含む排水から，生ゴミや該廃油を回収する，グリスト
ラップとも呼ぶ，回収槽（３）の上部に浮遊する該廃油
を含有する混濁水を，揚水ポンプ（２）を用いて揚水す
る揚水手段を有し，該揚水手段を用いて，該廃油を含有
する混濁水を揚水管（２ｂ）を経て，該装置本体上部ま
で揚水し，該分離塔の高さ中間近傍に該混濁水を分散流
出する手段を有し，該分離塔に滞留する該混濁水含有の
該廃油は浮上し，該分離塔の上部に長時間浮上堆積した
廃油を形成し，該浮上堆積廃油を，点検する廃油点検手
段と回収する廃油回収手段を有し，該分離塔の下部には
廃油含有量の少ない浄化水が滞留し，該滞留浄化水を該
分離塔下部から該浄化塔上部まで揚水する手段を有し，
該浄化塔下部から該浄化水を排出する浄水管（２ｃ）を
経て，該回収槽へ戻し連続自動循環回収し，各種手段を
制御する制御手段を有する事を特徴とする。
明すると，浮上油自動回収装置は，図１の使用機構図に
示すように，上部を開放した容器内部を，分離遮断壁
（１ｃ）により，分離塔（１ａ）及び浄化塔（１ｂ）と
に二分された装置本体（１）を有し，該分離遮断壁の断
面は，該装置本体中央部上部近傍から斜めに傾斜し高さ
中間部近傍で該装置本体を遮断し，二分された上部容積
のみを含む該浄化塔，及び下部容積をも含む該分離塔を
形成し，食品加工業者・レストラン等の調理場の流し
（４）から流入口（３ａ）を経て流入する，廃油（６）
を含む排水から，生ゴミや該廃油を回収する，グリスト
ラップとも呼ぶ，回収槽（３）の上部に浮遊する該廃油
を含有する混濁水を，揚水ポンプ（２）を用いて揚水す
る揚水手段を有し，該揚水手段を用いて，該廃油を含有
する混濁水を揚水管（２ｂ）を経て，該装置本体上部ま
で揚水し，該分離塔の高さ中間近傍に該混濁水を分散流
出する手段を有し，該分離塔に滞留する該混濁水含有の
該廃油は浮上し，該分離塔の上部に長時間浮上堆積した
廃油を形成し，該浮上堆積廃油を，点検する廃油点検手
段と回収する廃油回収手段を有し，該分離塔の下部には
廃油含有量の少ない浄化水が滞留し，該滞留浄化水を該
分離塔下部から該浄化塔上部まで揚水する手段を有し，
該浄化塔下部から該浄化水を排出する浄水管（２ｃ）を
経て，該回収槽へ戻し連続自動循環回収し，各種手段を
制御する制御手段を有する事を特徴とする。
【００１９】本発明の浮上油自動回収装置において，分
離塔（１ａ）の上部に長時間浮上堆積した廃油を，所定
の温度に加熱する加熱手段を持つ事もでき，該加熱手段
として，図１及び図２に示すように，サーモスタットで
温度調整できる，８００Ｗの抵抗加熱線を有する．加熱
器（１５）を浮上堆積廃油部分に配設し，制御箱（１
７）正面の制御盤（１７ａ）より，手動で約４０℃に温
度を調節する制御手段を設けた。
離塔（１ａ）の上部に長時間浮上堆積した廃油を，所定
の温度に加熱する加熱手段を持つ事もでき，該加熱手段
として，図１及び図２に示すように，サーモスタットで
温度調整できる，８００Ｗの抵抗加熱線を有する．加熱
器（１５）を浮上堆積廃油部分に配設し，制御箱（１
７）正面の制御盤（１７ａ）より，手動で約４０℃に温
度を調節する制御手段を設けた。
【００２０】本発明の浮上油自動回収装置において，揚
水手段として，図１の使用機構図に示すように，揚水吸
入口（２ａ）に円盤形状の縁を設け，該縁を回収槽
（３）の表面深さ近傍に設置し，該揚水吸入口から下方
向へ廃油（６）を含有する混濁水を揚水ポンプ（２）を
用いて吸引し，該揚水ポンプとして，該回収槽内部にイ
ンバータ制御水中据置式の大流量揚水ポンプ（最大揚水
量：１４０ ｌ／ｍｉｎ）或いは小大流量揚水ポンプ
（最大揚水量：１００ ｌ／ｍｉｎ）を配設し，該混濁
水の廃油濃度に対処し，また制御箱（１７）正面の制御
盤（１７ａ）より，制御手段により該揚水ポンプの手動
・自動切替え運転を行った。
水手段として，図１の使用機構図に示すように，揚水吸
入口（２ａ）に円盤形状の縁を設け，該縁を回収槽
（３）の表面深さ近傍に設置し，該揚水吸入口から下方
向へ廃油（６）を含有する混濁水を揚水ポンプ（２）を
用いて吸引し，該揚水ポンプとして，該回収槽内部にイ
ンバータ制御水中据置式の大流量揚水ポンプ（最大揚水
量：１４０ ｌ／ｍｉｎ）或いは小大流量揚水ポンプ
（最大揚水量：１００ ｌ／ｍｉｎ）を配設し，該混濁
水の廃油濃度に対処し，また制御箱（１７）正面の制御
盤（１７ａ）より，制御手段により該揚水ポンプの手動
・自動切替え運転を行った。
【００２１】本発明の浮上油自動回収装置において，分
離塔（１ａ）の高さ中間近傍に廃油混濁水を分散流出す
る手段として，図１及び図２に示すように，廃油を含有
する混濁水を揚水管（２ｂ）を経て，装置本体（１）上
部まで揚水し，浄化塔（１ｂ）上部から，分離遮断壁
（１ｃ）を上から下へ密封貫通する内部送水管（１０）
を経て，該分離塔の高さ中間近傍に該混濁水を導入し，
該内部送水管の出口前方に止め部を有する分散器（１０
ａ）を配設し，該出口から水平方向に分散流出を確保
し，且つ該分離塔下部には，排出バルブ（１２ａ）を有
する，排出口（１２）を設け，該分離塔の清掃・保守に
おける該分離塔内部の排出作業に用い，該排出バルブ出
口は浄水管（２ｃ）に連通接続した。
離塔（１ａ）の高さ中間近傍に廃油混濁水を分散流出す
る手段として，図１及び図２に示すように，廃油を含有
する混濁水を揚水管（２ｂ）を経て，装置本体（１）上
部まで揚水し，浄化塔（１ｂ）上部から，分離遮断壁
（１ｃ）を上から下へ密封貫通する内部送水管（１０）
を経て，該分離塔の高さ中間近傍に該混濁水を導入し，
該内部送水管の出口前方に止め部を有する分散器（１０
ａ）を配設し，該出口から水平方向に分散流出を確保
し，且つ該分離塔下部には，排出バルブ（１２ａ）を有
する，排出口（１２）を設け，該分離塔の清掃・保守に
おける該分離塔内部の排出作業に用い，該排出バルブ出
口は浄水管（２ｃ）に連通接続した。
【００２２】本発明の浮上油自動回収装置において，分
離塔（１ａ）の上部に長時間浮上堆積した浮上堆積廃油
を点検する廃油点検手段として，図１及び図２に示すよ
うに，内部送水管（１０）出口近傍上部位置の該分離塔
側壁に，外部から透視できる密封ガラス窓を有する，点
検窓（１６）を配設した。
離塔（１ａ）の上部に長時間浮上堆積した浮上堆積廃油
を点検する廃油点検手段として，図１及び図２に示すよ
うに，内部送水管（１０）出口近傍上部位置の該分離塔
側壁に，外部から透視できる密封ガラス窓を有する，点
検窓（１６）を配設した。
【００２３】本発明の浮上油自動回収装置において，分
離塔（１ａ）の上部に長時間浮上堆積した浮上堆積廃油
を回収する廃油回収手段として，図１及び図２に示すよ
うに，該分離塔側壁の点検窓（１６）配設高さ近傍に，
下方向が開放した段差を設け，該段差下部に，浮上堆積
廃油を回収する廃油回収バルブ（１３）を配設し，該点
検窓から浮上堆積廃油の堆積確認後，該廃油回収バルブ
を開き，下方向に該浮上堆積廃油を流出させ，廃油受容
器（５）等を用いて回収し，該廃油回収バルブが開くと
連動する，回収バルブ位置検出器（１３ａ）を用いて，
回収作業中は揚水ポンプ（２）が停止する，制御手段を
用いた。
離塔（１ａ）の上部に長時間浮上堆積した浮上堆積廃油
を回収する廃油回収手段として，図１及び図２に示すよ
うに，該分離塔側壁の点検窓（１６）配設高さ近傍に，
下方向が開放した段差を設け，該段差下部に，浮上堆積
廃油を回収する廃油回収バルブ（１３）を配設し，該点
検窓から浮上堆積廃油の堆積確認後，該廃油回収バルブ
を開き，下方向に該浮上堆積廃油を流出させ，廃油受容
器（５）等を用いて回収し，該廃油回収バルブが開くと
連動する，回収バルブ位置検出器（１３ａ）を用いて，
回収作業中は揚水ポンプ（２）が停止する，制御手段を
用いた。
【００２４】本発明の浮上油自動回収装置において，分
離塔（１ａ）の下部滞留浄化水を該分離塔下部から浄化
塔（１ｂ）上部まで揚水する手段として，該分離塔下部
から，分離遮断壁（１ｃ）を下から上へ密封貫通する内
部排水管（１１）を経て，該浄化塔上部近傍に水圧によ
り自動的に揚水し，該浄化水を浄化塔へ導入し，該浄化
塔下部から浄水管（２ｃ）を経て，浄化水を回収槽
（３）へ戻し，該浄化塔上部近傍には，フロート・スィ
ッチ等の水位検出器（１４）を設け，過剰水位を検出
し，警報表示・揚水ポンプ（２）停止等の制御手段に用
いた。
離塔（１ａ）の下部滞留浄化水を該分離塔下部から浄化
塔（１ｂ）上部まで揚水する手段として，該分離塔下部
から，分離遮断壁（１ｃ）を下から上へ密封貫通する内
部排水管（１１）を経て，該浄化塔上部近傍に水圧によ
り自動的に揚水し，該浄化水を浄化塔へ導入し，該浄化
塔下部から浄水管（２ｃ）を経て，浄化水を回収槽
（３）へ戻し，該浄化塔上部近傍には，フロート・スィ
ッチ等の水位検出器（１４）を設け，過剰水位を検出
し，警報表示・揚水ポンプ（２）停止等の制御手段に用
いた。
【００２５】本発明の浮上油自動回収装置において，グ
リストラップとも呼ぶ回収槽（３）は，図１の使用機構
図に示すように，食品加工業者・レストラン等の調理場
の流し（４）から流入口（３ａ）を経て流入する，廃油
（６）を含む排水から，生ゴミ等の固形廃棄物を回収す
る回収籠（３ｄ）を設け，該回収籠を防護網（３ｃ）で
連通仕切りし，該防護網から流出する浮上廃油（６）を
含む貯留混濁水中に揚水吸入口（２ａ）を有する揚水ポ
ンプ（２）を設置し，該浮上廃油を浮上油自動回収装置
本体上部（１）まで揚水し，該装置本体浄化塔下部から
廃油回収済浄化水を排出する浄水管（２ｃ）を経て，該
回収槽の回収籠上部へ戻し連続自動循環回収し，そして
該貯留混濁水下部近傍から上部の排水口（３ｂ）に連通
導入する配管を経て，該廃油を回収した浄化水を排水す
る構造を有する。
リストラップとも呼ぶ回収槽（３）は，図１の使用機構
図に示すように，食品加工業者・レストラン等の調理場
の流し（４）から流入口（３ａ）を経て流入する，廃油
（６）を含む排水から，生ゴミ等の固形廃棄物を回収す
る回収籠（３ｄ）を設け，該回収籠を防護網（３ｃ）で
連通仕切りし，該防護網から流出する浮上廃油（６）を
含む貯留混濁水中に揚水吸入口（２ａ）を有する揚水ポ
ンプ（２）を設置し，該浮上廃油を浮上油自動回収装置
本体上部（１）まで揚水し，該装置本体浄化塔下部から
廃油回収済浄化水を排出する浄水管（２ｃ）を経て，該
回収槽の回収籠上部へ戻し連続自動循環回収し，そして
該貯留混濁水下部近傍から上部の排水口（３ｂ）に連通
導入する配管を経て，該廃油を回収した浄化水を排水す
る構造を有する。
【００２６】本発明の浮上油自動回収装置において，装
置本体（１）は全容量：８０ ｌ，高さ：１ ｍを採用
し，分離塔（１ａ）の上部に長時間浮上堆積する浮上堆
積廃油の容量は約２０ ｌを採用した。
置本体（１）は全容量：８０ ｌ，高さ：１ ｍを採用
し，分離塔（１ａ）の上部に長時間浮上堆積する浮上堆
積廃油の容量は約２０ ｌを採用した。
【００２７】
【発明の効果】本発明は，以上説明した様な形態で実施
され，以下に記載される様な効果を有する。
され，以下に記載される様な効果を有する。
【００２８】本発明の浮上油自動回収装置は，回収槽か
ら浮上廃油を含む貯留混濁水を，長時間連続して自動的
に循環し，分離塔の上部に長時間浮上堆積した浮上堆積
廃油を回収する廃油回収手段を持つので，回収率が高く
なる効果を有し，従って該回収槽から自然環境への排水
に含有する廃油成分を大幅に低減できる効果を有する。
ら浮上廃油を含む貯留混濁水を，長時間連続して自動的
に循環し，分離塔の上部に長時間浮上堆積した浮上堆積
廃油を回収する廃油回収手段を持つので，回収率が高く
なる効果を有し，従って該回収槽から自然環境への排水
に含有する廃油成分を大幅に低減できる効果を有する。
【００２９】本発明の浮上油自動回収装置は，分離塔上
部に長時間浮上堆積した廃油を，所定の温度に加熱・溶
解する加熱手段を持つ事もでき，該浮上堆積廃油を回収
する場合に，該分離塔内部に付着する残留廃油を低減し
て回収率を更に上げる効果を有する。
部に長時間浮上堆積した廃油を，所定の温度に加熱・溶
解する加熱手段を持つ事もでき，該浮上堆積廃油を回収
する場合に，該分離塔内部に付着する残留廃油を低減し
て回収率を更に上げる効果を有する。
【００３０】本発明の浮上油自動回収装置は，回収槽か
ら浮上廃油を含む貯留混濁水を，長時間連続して自動的
に循環し，分離塔の上部に長時間浮上堆積した浮上堆積
廃油を確認した時のみ回収する，回収率の高い廃油回収
手段を持つので，手間がかからず，保守が容易で，小型
化できるので，低コストとなり，該回収槽周辺の悪臭・
配管詰まり等が大幅に低減し，清掃作業が簡便になり，
また廃油が排水と共に環境へ流出せず，河川・海等の汚
濁，地球環境悪化の要因を大幅に低減する効果を有す
る。
ら浮上廃油を含む貯留混濁水を，長時間連続して自動的
に循環し，分離塔の上部に長時間浮上堆積した浮上堆積
廃油を確認した時のみ回収する，回収率の高い廃油回収
手段を持つので，手間がかからず，保守が容易で，小型
化できるので，低コストとなり，該回収槽周辺の悪臭・
配管詰まり等が大幅に低減し，清掃作業が簡便になり，
また廃油が排水と共に環境へ流出せず，河川・海等の汚
濁，地球環境悪化の要因を大幅に低減する効果を有す
る。
【図１】この発明の実施例を示す，浮上油自動回収装置
の使用状態を示す，一部欠載主要部断面機構図。
の使用状態を示す，一部欠載主要部断面機構図。
【図２】この発明の実施例を示す，浮上油自動回収装置
の一部欠載正面図。
の一部欠載正面図。
【図３】この発明の実施例を示す，浮上油自動回収装置
の一部欠載平面図。
の一部欠載平面図。
１ 装置本体 １ａ 分離塔 １ｂ 浄化塔 １ｃ 分離遮断壁 ２ 揚水ポンプ ２ａ 揚水吸入口 ２ｂ 揚水管 ２ｃ 浄水管 ３ 回収槽 ３ａ 流入口 ３ｂ 排出口 ３ｃ 防護網 ３ｄ 回収籠 ４ 流し ５ 廃油受容器 ６ 廃油 ７ 架台 １０ 内部送水管 １０ａ 分散器 １１ 内部排水管 １２ 排出口 １２ａ 排出バルブ １３ 廃油回収バルブ １３ａ 回収バルブ位置検出器 １４ 水位検出器 １５ 加熱器 １６ 点検窓 １７ 制御箱 １７ａ 制御盤
Claims (2)
- 【請求項１】上部を開放した容器内部を，分離遮断壁
（１ｃ）により，分離塔（１ａ）及び浄化塔（１ｂ）と
に二分された装置本体（１）を有し，該分離遮断壁の断
面は，該装置本体中央部上部近傍から斜めに傾斜し高さ
中間部近傍で該装置本体を遮断し，二分された上部容積
のみを含む該浄化塔，及び下部容積をも含む該分離塔を
形成し，調理場の流し（４）等から流入口（３ａ）を経
て流入する，廃油（６）を含む排水から，生ゴミや該廃
油を回収する，グリストラップとも呼ぶ，回収槽（３）
の上部に浮遊する該廃油を含有する混濁水を，揚水ポン
プ（２）を用いて揚水する揚水手段を有し，該揚水手段
を用いて，該廃油を含有する混濁水を揚水管（２ｂ）を
経て，該装置本体上部まで揚水し，該分離塔の高さ中間
近傍に該混濁水を分散流出する手段を有し，該分離塔の
上部に長時間浮上堆積した浮上堆積廃油を，点検する廃
油点検手段と回収する廃油回収手段を有し，該分離塔下
部の滞留浄化水を該分離塔下部から該浄化塔上部まで揚
水する手段を有し，該浄化塔下部から該浄化水を排出す
る浄水管（２ｃ）を経て，該回収槽へ戻し浮上廃油を連
続自動循環回収し，各種手段を制御する制御手段を有す
る事を特徴とする浮上油自動回収装置。 - 【請求項２】分離塔（１ａ）が，上部に長時間浮上堆積
した廃油を，所定の温度に加熱・溶解する加熱手段を持
つ事を特徴とする，請求項１記載の浮上油自動回収装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34706999A JP3368426B2 (ja) | 1999-12-07 | 1999-12-07 | 浮上油自動回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34706999A JP3368426B2 (ja) | 1999-12-07 | 1999-12-07 | 浮上油自動回収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001162274A true JP2001162274A (ja) | 2001-06-19 |
| JP3368426B2 JP3368426B2 (ja) | 2003-01-20 |
Family
ID=18387714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34706999A Expired - Lifetime JP3368426B2 (ja) | 1999-12-07 | 1999-12-07 | 浮上油自動回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3368426B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2004022197A1 (ja) * | 2002-09-08 | 2006-01-05 | 佐藤 忠義 | 油分回収機能を備えた流し台 |
| KR100926407B1 (ko) | 2007-12-03 | 2009-11-12 | 배성종 | 가공유의 이물질 제거 및 부패방지 장치 |
| JP2013223832A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Mikasa Kankyo Service:Kk | 分離槽 |
| CN113620447A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-11-09 | 陈翠娥 | 一种松香树脂生产加工废水处理设备及其处理方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007057955A1 (ja) * | 2005-11-17 | 2007-05-24 | Seiwa Pro Co., Ltd. | 油水分離装置 |
| JP5597097B2 (ja) * | 2010-10-22 | 2014-10-01 | タイユ株式会社 | 加工油分離システム |
-
1999
- 1999-12-07 JP JP34706999A patent/JP3368426B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2004022197A1 (ja) * | 2002-09-08 | 2006-01-05 | 佐藤 忠義 | 油分回収機能を備えた流し台 |
| JP4496960B2 (ja) * | 2002-09-08 | 2010-07-07 | 忠義 佐藤 | 油分回収機能を備えた流し台 |
| KR100926407B1 (ko) | 2007-12-03 | 2009-11-12 | 배성종 | 가공유의 이물질 제거 및 부패방지 장치 |
| JP2013223832A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Mikasa Kankyo Service:Kk | 分離槽 |
| CN113620447A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-11-09 | 陈翠娥 | 一种松香树脂生产加工废水处理设备及其处理方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3368426B2 (ja) | 2003-01-20 |
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