JP2001162026A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2001162026A
JP2001162026A JP35335699A JP35335699A JP2001162026A JP 2001162026 A JP2001162026 A JP 2001162026A JP 35335699 A JP35335699 A JP 35335699A JP 35335699 A JP35335699 A JP 35335699A JP 2001162026 A JP2001162026 A JP 2001162026A
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JP
Japan
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pachinko machine
ball
notifying
game
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JP35335699A
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English (en)
Inventor
Masahiro Takagi
正宏 高木
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視認不能領域の遊技球の有無を確認できるよ
うにして、遊技球の残りが少なくなってきた場合の、大
当たりへの対応を容易とする。 【解決手段】 発射位置P から所定個数手前の位置
までの遊技球を計数する遊技球計数手段と、該遊
技球計数手段からの出力値に基づいて、残り遊技球数情
報を報知する報知手段50a〜50cとを備えたもので
あり、このため、視認不能領域にある球であって、発射
位置P から所定個数手前の位置P までの遊技球
が、何個残っているかどうかを遊技者が確認可能とし
た。このため、大当たりの発生に対応できる所定個数
(5,6個)が視認不能領域に残留しているかどうかを
遊技者は確認可能となり、遊技球の残りが少なくなって
きた場合の、大当たりへの対応が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前面に設けられた
上受け皿から発射位置に遊技球を導出して、遊技盤に打
ち出すパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前面に、遊技球を一列状として発射位置
に遊技球を導出する案内路を具備する上受け皿を備えた
パチンコ機は良く知られている。ところで従来のパチン
コ機は、案内路の大半が上壁で隠れているため、これ以
降で、遊技球を視認することができない視認不能領域を
有し、上受け皿から遊技球が見えなくなった場合の該視
認不能領域での遊技球の有無は遊技者の経験で判断する
ほかはなく、発射装置が空打ちになった時点で、漸く遊
技球が無くなったことが判明されるのが実状である。こ
の上受け皿の案内路の上流から発射装置の発射位置に至
る視認不能領域には、10球程度が滞在することとな
り、視認できるのはこれを越えた分となる。従って、最
近のパチンコ機は最低賞球数が5球又は6球の機種が多
く、上受け皿に球がほとんど無い状態で、入賞がなされ
た場合には視認不能領域へ流れて、上受け皿で確認する
ことができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
パチンコ機にあっては、視認不能領域へ10個程度が滞
留可能である。しかるにこの領域の球を遊技者は知得す
ることができないから、上受け皿に視認できる遊技球が
ない状態で、始動領域に球が入賞した場合には、遊技者
は急いで球買いをするか、近くの他の遊技者に遊技球を
借りることになる。蓋し、大当たりとなった場合に、大
入賞口に遊技球を入れることができないと、大当たり作
動が終了してしまい、利得を得ることができないことと
なるからである。尚、このような球の貸し借りは、遊技
者同士の遊技球の貸し借りを禁止しているホールが多
く、禁止されていなくても好ましいことではない。しか
るに、視認不能領域に6個程度の球が残っていれば、大
当たりとなっても、十分に対応できるから、この場合に
は、このような遊技者の行動は本来無意味なものであ
る。
【0004】本発明は、視認不能領域の遊技球の有無を
確認できるようにして、遊技球の残りが少なくなってき
た場合の、大当たりへの対応を容易とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、発射装置の発
射位置から所定個数手前の位置までの遊技球を計数する
遊技球計数手段と、該遊技球計数手段からの出力値に基
づいて、残り遊技球数情報を報知する報知手段とを備え
たことを特徴とするパチンコ機である。かかるパチンコ
機にあって、大当たりとなった場合に、大入賞口等へ確
実に入れることができる数を所定個数として設定する。
この所定個数は5,6個程度(この数に限定されるもの
ではない)とする。そして、この個数の範囲において、
現在何個、視認不能領域に遊技球が滞留しているかを報
知手段で報知するようにする。
【0006】この個数の計数は、各個に対応する位置に
夫々センサを設けても良い(第二実施例に対応)が、発
射位置近傍と、所定個数目の位置とに夫々センサを配設
して、該所定個数目の位置への球の入りと、発射位置近
傍の球通過により演算することによっても計数すること
ができる(第一実施例に対応)。
【0007】また、発射装置の発射位置から所定個数手
前の位置での遊技球の有無を検知する遊技球検知手段
と、該遊技球検知手段からの出力値に基づいて、所定個
数以上の遊技球の有無報知をする残り遊技球数情報を報
知する報知手段とを備える構成も採用される(第三実施
例に対応)。
【0008】この構成は、大当たり発生に対応できる数
を閾数とし、発射位置からかかる当該個数目の位置に遊
技球検知手段を設け、これにより、視認不能領域に所定
個数があるかどうかを判定可能とするものである。かか
る構成は、センサーが一個で済み、その報知手段も単純
な二値表示を行い得るものでよいから、全体構成が簡単
となる。
【0009】ここで報知手段として、複数の表示要素か
らなり、発射位置からの所定個数を複数の表示要素の表
出による数値表現により報知するようにした構成が用い
られる。これにより、視覚的にその個数を知得すること
ができ、遊技者は視認不能領域に滞留する残りの数を確
認して、球を購入する必要があるかどうか等、大当たり
となった場合の事前の対応を判断することができる。こ
こで表示要素は、発射位置からの所定個数以上設けて、
その過剰分を他の機能に振り分けても良い。または、各
単位表示要素が、二個分の個数に相当するようにする
等、その数値の表現形式は種々提案され得る。
【0010】この表示要素としては、発光ダイオード等
からなる複数の放光型表示素子により構成することがで
きる。例えば、発射位置からの所定個数と同数の発光ダ
イオード等(表示要素)からなり、その個数を発光ダイ
オードの点灯数により報知するようにした構成が提案さ
れる。このような放光型表示素子は明示度が高く、訴求
力があるという利点を有する。
【0011】この表示要素として、液晶表示器、CRT
表示器またはドットマトリックス表示器等の画素群によ
り構成される図柄表示装置の、その画素により構成した
ものであっても良い。この場合には、その画素によって
表現される画像を表示要素として、これを発射位置から
の所定個数とほぼ同数配設して、その表出により数値表
現を行うようにした構成が提案される。このように画像
により報知手段を構成する表示要素を表した場合には、
該表示要素を種々の形態とすることができ、かつその作
動も随意に設定し得るから、多様な表現が可能となる。
【0012】ここで報知手段が、残り遊技球数情報を報
知する専用の表示器とする場合のほか、遊技盤面に設け
られる図柄表示器の一部領域を用いる等、残り遊技球数
情報を報知する兼用の表示器を用いることができる。
【0013】さらには報知手段が、残り遊技球数情報を
音声で報知する音声報知手段であってもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に従って説
明する。図1はパチンコ機の斜視図であり、パチンコ機
1、前面枠2、遊技盤3を備え、さらに下方部分には、
上受け皿パネル4に配設された上受け皿5及び下受け皿
6を上下に備え、さらに右下には発射ハンドル7が設け
られている。
【0015】この上受け皿5は、図1で示すように、遊
技球等を貯留するものであって、案内路14により遊技
球を一列状とし、順次上受け皿パネル4の裏面に設けら
れた整流器20(図3参照)を経て後述する発射位置P
へと案内する。入賞による賞球の払い出しによりパ
チンコ機1内から排出される後続の遊技球は該上受け皿
5へ供給され、該上受け皿5が満杯となると下部の下受
け皿6へ排出される。また、案内路14(図3,図8参
照)は、その入口付近を除いて上受け皿5と一体となっ
た上壁に覆われて、視認不能となっており、これ以降の
通路を遊技球の視認不能領域としている。
【0016】この案内路14は、上受け皿5の背部に設
けられた整流器20の球通路22と連通している。この
球通路22の最端部は下方へ開口し、かつ該開口を球一
個分が滞留し得る領域(位置P )を残して、発射位
置P に遊技球を一球づつ供給する球送り部材23の
頂端で開閉可能に遮蔽するようにしている。この球送り
部材23は発射鎚27の揺動にともない回動し、係止孔
24に球通路22の最端部にあった球を捕捉し、かつ復
動時に、整流器20の連通孔25から発射レール31の
端部にある発射位置P へ球を送りこむ。この発射位
置P の球は遊技球を発射する発射装置の一部を構成
する発射鎚27の打圧作動により、発射レール31を経
由して遊技領域3に打ち出される。そして、同様に、球
送り部材23に係止されて位置P に保持された球が
再び発射位置P に送りこまれる。すなわち、この作
動により、球通路22にある球は順次約0.6秒の間隔
を置きながら間欠的に、前方へ送り出されることとな
る。この様に、整流器20の球通路22以降の経路に
は、滞留位置P から発射位置P に至る各位置P
〜P で遊技球が6個滞留することとなる。
【0017】図2は、パチンコ機1の遊技領域3の正面
図であって、その遊技領域3の盤面中央には、液晶表示
器、CRT表示器、ドットマトリックスまたは7セグメ
ント指示器等からなる特別図柄表示装置40が設けられ
る。この特別図柄表示装置40には三つの図柄表示領域
A,B,Cが横方向に並んで表示される。この図柄表示
領域A,B,Cは、「0」〜「14」等の数字からなる
図柄が表示される。
【0018】さらに特別図柄表示装置40上には、特定
の色を点灯する三個のLEDからなる普通図柄表示装置
41が配設される。この三個のLEDは順次点滅して、
種々の組み合わせの点灯態様を表示する。そして、この
点灯態様が所定の当たり状態の場合には、普通電動役物
42を開放する。
【0019】特別図柄表示装置40の両側には、普通図
柄作動ゲート43,43が設けられ、遊技球の通過によ
り該普通図柄作動ゲート43,43に内蔵された普通図
柄始動スイッチから球検出信号が発生すると、普通図柄
表示装置41が図柄変動する。
【0020】普通図柄表示装置41の表示結果が、上述
したような所定の当たり状態の場合には、特別図柄表示
装置40の直下位置に配設した普通電動役物42の開閉
翼片が拡開し、球が入り易い状態となる。この普通電動
役物42の球入口は、特別図柄表示装置40を駆動する
ための始動領域となる。また、普通電動役物42内に球
が通過すると、特別図柄表示装置40の図柄表示領域
A,B,Cが変動表示し、所定の図柄を停止表示するこ
ととなる。
【0021】普通電動役物42のさらに下方には、特定
領域47を有する大入賞口45を備え、蓋体46をソレ
ノイドにより開閉制御することにより大入賞口45を開
放状態と閉鎖状態のいずれかに変換する変動入賞装置4
4が配設されている。そして、特別図柄表示装置40が
所定の組み合わせで表示され、大当たりとなると、蓋体
46が開いて、その開放状態で蓋体46上面が案内作用
を生じて、大入賞口45へ遊技球を案内すると共に、特
定領域47に遊技球が入ると、連続開放作動を生じて、
遊技者に所定の利得が供される。
【0022】次に上記パチンコ機1の作動につき説明す
る。普通電動役物42等の始動領域に遊技球が流入する
と、賞球の供給と共に特別図柄表示装置40が駆動す
る。
【0023】この特別図柄表示装置40の特別図柄A,
B,Cは所定の図柄順列に従って変動開始し、特別図柄
A,B,Cの順番に図柄変動が停止する。そして、特別
図柄A,B,Cが同じ図柄の組み合わせになると、大当
たりが発生し、変動入賞装置44の蓋体46が前方に傾
動して大入賞口45が開放する。この開放は、約10個の
遊技球が入賞するか、所定時間が経過するまで継続され
る。また上述したように、大入賞口45の特定領域47
を通過した時は、連続駆動し、その開放動作終了後に再
び大入賞口45が開放する。この連続作動の回数は、初
回開放を含め最高16回までとする。
【0024】このように上述の作動にあって、大当たり
となると、蓋体46が前方に傾動して大入賞口45が開
放するとともに、大入賞口45の特定領域47を通過し
た時は大当たり状態が続行されることとなる。従って、
この大当たりの状態が発生したときに、次に打ち出す遊
技球が無いと、特定領域47への球の流入を生ずること
なく、時間経過により大入賞口45が閉じて、この大当
たり作動が簡単に終了してしまうこととなり、遊技者
は、大きな損失感を抱くこととなる。この場合に、上受
け皿5の案内路14以降は、その入口付近を除いて遊技
球の視認不能領域となっており、遊技者はこの領域にあ
る遊技球に望みを託すこととなるが、必ずしも、遊技球
が所要個数だけあるとは限らない。このように視認不能
領域の球を遊技者は知得することができないから、上受
け皿5に視認できる遊技球がない状態で、始動領域ヘ入
賞した場合に、大当たりとなっても、遊技球を打ち出す
ことができない状態が生ずるのを恐れて、遊技者は急い
で球を買うか、近くの他の遊技者に遊技球を借りること
になる。しかるに、視認不能領域に5,6個程度の球が
残っていれば、大当たりとなっても、十分に対応できる
から、この場合には、このような遊技者の行動は本来無
意味なものである。
【0025】そこで、このパチンコ機1にあっては、視
認不能領域に所定個数があるかどうかを遊技者が検知し
得る構成を備えている。
【0026】図4,5は本発明の第一実施例に係るもの
である。ここで、上述のように、整流器20の球通路2
2から、発射位置P に至る経路には、上受け皿5に
貯留された遊技球が6個滞留する。そして、球通路22
の入口位置P には、第二検知センサS が配設され
ている。ここでこの第二検知センサS は、遊技球列
の中心よりも少し上下に偏位した位置で球検知がなされ
るようにして、遊技球間の隙間でオフ検知し得るように
する。これにより遊技球列が一個づつ前方移動した場合
にも、オンオフが必ず発生して遊技球の計数が可能とな
る。そしてさらに、球送り部材23の係止孔24と一致
する連通孔25にも第一検知センサS が配設されて
いる。
【0027】ここで遊技開始前(発射装置作動停止中)
に遊技球を上受け皿5に投入すると、1球目の遊技球は
第二検知センサS を通過し、整流器20の球通路2
2の整流器出口手前で球送り部材23の頂端により支持
されて位置P に保持される。続いて2球目の遊技球
は位置P に、3球目は位置P に、4球目は位置P
に、5球目は入口位置P に保持される。これら5
球目までは第二検知センサS を通過しカウントされ
る。(図3,4参照)
【0028】発射ハンドル7を回転すると、球送り部材
23が回動して、位置P にあった遊技球が連通孔2
5を通過して発射位置P に移動し、これに続いて順
次遊技球が移動して、位置P 〜P のすべてに夫々
遊技球が位置する。すなわち、上述したように、発射位
置P に至る経路には、上受け皿5に貯留された遊技
球が6個滞留することとなる。そして、連通孔25には
第一検知センサSが設けられているから、この発射位
置P への供給に伴って、球検知されることとなる。
【0029】ここで、第二検知センサS は球加算を
し、第一検知センサS は球減算をする。すなわち、
遊技が開始され発射鎚27が作動すると、位置P
あった遊技球が球送り部材23の打圧作動により発射位
置P の位置に流下し、発射レール上に流出すると、
この過程で、遊技球は第一検知センサS により検知
され、遊技球の記憶は6球から1球減算される。しかし
この直後に、入口位置P の位置に遊技球が送られ
て、7球目の遊技球が第二検知センサS に検知され
ることにより1個加算され、遊技球の記憶は6球に復帰
する。すなわち、1個減算直後に1個加算され、記憶数
が維持されることとなる。
【0030】一方、遊技球が数少なくなり、球通路22
に球が補給されないと発射鎚27による遊技球の打圧作
動毎に第一検知センサS により記憶が減算され、記
憶値が1個づつ減少することとなる。この演算は中央制
御装置CPU及びこれに接続される記憶装置等RAM等
により行われる(図6参照)。而して、第一検知センサ
,第二検知センサS ,中央制御装置CPU及び
これに接続される記憶装置等RAM等により、遊技球計
数手段が構成されることとなる。そして中央制御装置C
PUに接続された次に示す残り遊技球数情報を報知する
報知手段により、位置P 〜P に位置する総計6個
の遊技球に関する所在情報が遊技者に知得される。
【0031】この残り遊技球数情報を報知する報知手段
の実施例を図6〜8に従って説明する。図6は上受け皿
5の前面に6個の発光ダイオード(表示要素)L
ら発光ダイオードL に至る左右方向へ列設した報知
手段50aを示す。ここで発光ダイオードL 〜L
は「1」〜「6」の指標数字52が付されており、順次
発光ダイオードL から左へ点灯し、発光ダイオード
から右へ消灯することにより、その残存する球数
が表示され得ることとなる。
【0032】この表示球数は上述したように、位置P
,P 間にある減算用の第一検知センサS と、入
口位置P にある加算用の第二検知センサS の加減
演算に基づき、中央制御装置CPUにより演算される。
【0033】この報知手段50aは位置P 〜P
球がある場合にはすべて点灯する。従って、上受け皿5
で球が視認できる間は、通常全点灯となる。また上受け
皿5内の球が確認不能の場合で、球通路22内の球が6
個以下となると順次消灯することとなる。すなわち、遊
技球が少なくなり第二検知センサS に遊技球の流入
が検知されず、第一検知センサS 通過だけとなると
遊技球数記憶は加算されず、記憶数残高に従って、6番
目の発光ダイオードL から順次消灯していく。すな
わち第二検知センサS がオフ状態が継続し、第一検
知センサS がオン・オフが繰り返され、これにより
球の流出を検知する毎に記憶数残高が減少し、発光ダイ
オードL 〜L の制御により段階的に消灯して、減
少状態が表示される。
【0034】また、通常、賞球の最低数は6個程度であ
るから、入賞のある場合には全点灯し、これにより払い
出し数の確認も可能となる。
【0035】ここで、報知手段50aのように上受け皿
5の前面だけではなく、図7で示す報知手段50bのよ
うに、上受け皿5の上方奥面に設けてもよい。また、図
8で示す報知手段50cのように、上受け皿5の上面に
設けてもよい。さらには図2で示す報知手段50dのよ
うに遊技盤面に設けるようにしてもよい。ここで、図1
は、便宜上、報知手段50a〜50cのすべてを表示し
ているが、このうちいずれかの報知手段50a〜50c
が設けられる。
【0036】これらの構成は専用の報知手段を設けたも
のであるが、他の機能と兼用の報知手段を設けるように
してもよい。例えば、図2の報知手段50dは、液晶表
示器、CRT表示器、ドットマトリックス等の画素群に
より画像を表現し得る特別図柄表示装置40の一部領域
を用いることができる。すなわちこれは、その画素によ
って表現される画像を表示要素として、これを発射位置
からの所定個数とほぼ同数配設して、報知手段50dを
構成したものである。かかる構成によれば、特別図柄表
示装置40は、遊技者が常に注視している場所であるか
ら、その供給球の残数を、遊技に対して気をそらすこと
なく、確認することができる利点がある。この場合に、
液晶画面の背景や一部に登場しているキャラクタに遊技
球の不足を吹き出しを表出して、その吹き出し内容によ
り報知するようにしても良い。このように画像により報
知手段50dを構成する表示要素を表した場合には、該
表示要素を種々の形態とすることができ、かつその作動
も随意に設定し得るから、多様な表現が可能となる。
【0037】さらにこの表示をデジタル表示により行う
こともできる。勿論、この表示は、7セグメント表示器
等の専用表示器を用いてもよく、上述したように、特別
図柄表示装置40の領域を用いて表示することもでき
る。
【0038】一方、通常、位置P 〜P に滞留する
6球の遊技球は発射装置の発射鎚27の回動の間、第一
検知センサS のオン・オフが繰り返されると記憶球
数は零帰するが、第二検知センサS のオン・オフに
よる球検知後に、発射鎚27が5回作動しても第一検知
センサS による球検知が無い場合には、異常状態と
して残りの点灯中の発光ダイオードLEDを点滅させる
ようにすることができる。すなわちこれにより球詰まり
検出が可能となる。
【0039】ところで、かかる点灯表示にあって、上受
け皿5又は球通路22が空の状態で、遊技球を上受け皿
5に供給すると、位置P 〜P に球が流入して保持
される。即ちこの状態では発射位置P には球が無い
から、視認不能領域に球が十分供給されているにもかか
わらず、5個の発光ダイオードが点灯し、1個の発光ダ
イオードだけ消灯状態となる。そこで、このような状態
を避けるために、位置P 〜P の所在を確認してそ
の個数を6個まで計数するようにしながらも、その表示
は5個を限度とするようにして、満杯状態では常に全点
灯となるようにしても良い。
【0040】一方、発光ダイオードLEDを6個設ける
としても、その1個は、発射位置P に球があるかど
うかを表示するために特化しても良い。すなわち、発射
位置P にある球は、遊技終了に伴って、球抜きを行
っても、通常は回収不能の球である。このため、発射位
置P には遊技終了後に残留する場合が良くある。こ
れは遊技者の損失を意味する。また、閉店後にあって
は、このような残留球があると遊技球の管理上支障が生
ずる。
【0041】そこで、この発射位置P の検知を別途
可能とすれば、損失球を無くしたり、または遊技球管理
を確実とすることができる。
【0042】上述の構成は、第一検知センサS ,第
二検知センサS の球の加減算により遊技球数を計測
可能としたものであるが、図9,10で示す第二実施例
のように、各位置P 〜P に夫々センサs 〜s
で検知するようにしても良い。ここでこのセンサs
〜s は発光素子を所定間隔で5個配設した発光パ
ネル45aと、発光素子に対向する位置に配置して受光
素子を5個設けた受光パネル45bを球通路22を介し
て対設し、各素子対によりセンサs 〜s を構成す
るようにしたものである。この構成にあっては各センサ
〜s で遊技球の有無を検知するようにし、その
検知数を合算して、5個の発光ダイオードLEDからな
る報知手段を当該合算数だけ点灯する。または、各発光
ダイオードLEDを各センサs 〜s に1対1の関
係で対応させ、これによりその残数を表示するようにし
ても良い。この場合には、球詰まり等が発生すると、中
途の発光ダイオードLEDが消灯した状態が出現し、こ
のためその点灯状態によって、球詰まりを検知すること
も可能となる利点がある。
【0043】上述の第一実施例及び第二実施例にあって
は、複数個の発光ダイオードLEDの点灯により、その
点灯個数で残り数を検知するようにした構成であるが、
この構成にあっては、大当たりの発生に対応できる所定
個数(5,6個)が視認不能領域に残留しているかどう
かを遊技者に報知し得るという大きな利点がある。ま
た、各実施例にあっては、これに加えてさらに残留個数
の確認も可能となる。
【0044】ここで、大当たりの発生に対応できる数を
越えて、その個数を表示するようにしても良い。この場
合には、残留個数が大当たりの発生に対応できる数であ
るかどうかは、遊技者が判断すれば良い。尚、例えば1
0個(視認不能領域にある数のほとんどすべて)の計数
表示を可能とし、かつ大当たりの発生に対応できる限界
値(5,6個)となると、注意表示を行うようにしても
良い。この注意表示は、単に当該発光ダイオードに付記
された数字の印刷色を変える等の簡便な手段を用いても
良く、さらには、5,6個以下の残留数となると、点滅
表示や、異なった色の表示等を行う等、種々の構成が提
案され得る。
【0045】大当たりの発生に対応できるようにするた
めには、当該所定個数が残留しているかどうかのみを検
知可能としても良い。図11,12で示す第三実施例
は、このような構成に係るものである。
【0046】すなわち、この構成は大当たり発生に対応
できる数を閾数とし、発射位置Pからかかる当該個数
目の位置P に検知センサS (遊技球検知手段)を
設け、これにより、視認不能領域に所定個数があるかど
うかを判定可能とするものである。
【0047】この検知センサS は発射位置P から
所定個数手前の入口位置P に球が残留しているかど
うかを検知するものである。この場合には、第二検知セ
ンサS と異なり遊技球列の中心を検知し、これによ
り入口位置P に球がある限りは常にオン検知するよ
うにする。そして、オフとなった場合には、図12で示
す報知手段51を点灯する。この報知手段51は単一色
の点灯のみを行うものであり、従って、構造が簡単とな
る。このように、報知手段51の点灯及び消灯により遊
技球は視認不能領域に少なくとも5個以上はあることが
解る。すなわち報知手段51が点灯している場合には、
発射位置P に球が供給されていない場合で5個、供
給されている場合で6個、保留されていることとなる。
【0048】ここで、この報知手段51も、遊技盤面等
種々の位置に設けることができ、さらには専用の報知手
段だけでなく、図2で示すように、特別図柄表示装置4
0の一部領域に表示図柄を表出し、その表出図柄を用い
て点灯表示する他の機能と兼用の報知手段を設けるよう
にしてもよい。
【0049】この第三実施例の構成は、大当たり発生に
対応できる数を閾数とし、発射位置から当該個数目の入
口位置P に検知センサS を設け、これにより、視
認不能領域に所定個数があるかどうかを判定可能とする
ものであり、その報知手段51も、所定個数の有無を表
示する、単純な二値表示を行い得るものでよいから、全
体構成が簡単となる利点がある。
【0050】上述の各構成にあって、報知手段を視覚を
通じて情報を表示する構成につき説明したが、音声で報
知しても良く、または上述した特別図柄表示装置40を
用いてその吹き出し中に残数を表示すると共に、音声で
報知する等併用することにより、さらに臨場感を高揚さ
せて、遊技を盛り上げることができる。このように、報
知手段を、残り遊技球数情報を音声で報知する音声報知
手段で構成することができる。
【0051】
【発明の効果】上述のように、本発明は、発射位置から
所定個数手前の位置までの遊技球を計数する遊技球計数
手段と、該遊技球計数手段からの出力値に基づいて、残
り遊技球数情報を報知する報知手段とを備えたものであ
り、このため、視認不能領域にある球であって、発射位
置から所定個数手前の位置までの遊技球が、何個残って
いるかどうかを遊技者が確認可能としている。かかるパ
チンコ機にあって、大当たりとなった場合に、大入賞口
等へ確実に入れることができる数を所定個数として設定
することにより、大当たりの発生に対応できる所定個数
(5,6個)が視認不能領域に残留しているかどうかを
遊技者は確認可能となる。このため、球が所定個数ある
にもかかわらず、その数を視認不能であるため、始動領
域に球が入ると、慌てて、遊技球を買ったり、又は球を
借りる等の無駄な行為が不要となり、遊技球の残りが少
なくなってきた場合の、大当たりへの対応が容易とな
る。また、遊技者は視認不能領域に滞留する残りの数を
確認して、球を購入する必要があるかどうか等、大当た
りとなった場合の事前の対応を判断することができる。
さらに、所定個数の範囲内での球の減少状況を最後まで
確認できるから、球打ち終了に至るまで、遊技者の期待
感を持続させることができる。
【0052】また、発射装置の発射位置から所定個数手
前の位置での遊技球の有無を検知する遊技球検知手段
と、該遊技球検知手段からの出力値に基づいて、所定個
数以上の遊技球の有無報知をする残り遊技球数情報を報
知する報知手段とを備える構成も採用され、この場合に
は、大当たり発生に対応できる数の球の有無を遊技者は
確認可能となり、上述のように、無駄な行為を不要とす
ると共に、センサが一個で済み、その報知手段も単純な
二値表示を行い得るものでよいから、全体構成が簡単と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機斜視図
【図2】遊技盤正面図
【図3】整流器20と発射鎚27の関係を示す裏面図で
ある。
【図4】第一実施例の整流器20の裏面図である。
【図5】第一実施例の上受け皿パネル4の一部切欠側面
図である。
【図6】報知手段50aを備えた上受け皿パネル4の正
面図である。
【図7】報知手段50bを備えた上受け皿パネル4の平
面図である。
【図8】報知手段50cを備えた上受け皿パネル4の正
面図である。
【図9】第二実施例の整流器20の裏面図である。
【図10】第二実施例の発光パネル45a,45bを概
念的に示す側面図である。
【図11】第三実施例の整流器20の裏面図である。
【図12】報知手段51を備えた上受け皿パネル4の正
面図である。
【符号の説明】
5 上受け皿 14 案内路 20 整流器 22 球通路 23 球送り部材 27 発射鎚 31 発射レール 40 特別図柄表示装置 50a〜50d,51 報知手段 P 〜P 位置 S ,S ,S 検知センサ s 〜s センサ L 〜L 発光ダイオード(表示要素)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ機前面に配設されて遊技球を貯留
    するとともに、遊技球を一列状として発射位置に貯留球
    を導出する案内路を具備する上受け皿を備え、案内路か
    ら発射位置に一球づつ供給された遊技球を、発射ハンド
    ルの操作により遊技盤面に発射するようにしたパチンコ
    機において、 発射位置から所定個数手前の位置までの遊技球を計数す
    る遊技球計数手段と、該遊技球計数手段からの出力値に
    基づいて、残り遊技球数情報を報知する報知手段とを備
    えたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】パチンコ機前面に配設されて遊技球を貯留
    するとともに、遊技球を一列状として発射位置に貯留球
    を導出する案内路を具備する上受け皿を備え、案内路か
    ら発射位置に一球づつ供給された遊技球を、発射ハンド
    ルの操作により遊技盤面に発射するようにしたパチンコ
    機において、 発射位置から所定個数手前の位置での遊技球の有無を検
    知する遊技球検知手段と、該遊技球検知手段からの出力
    値に基づいて、所定個数以上の遊技球の有無を報知する
    報知手段とを備えたことを特徴とするパチンコ機。
  3. 【請求項3】報知手段が、複数の表示要素からなり、発
    射位置からの所定個数を複数の表示要素の表出による数
    値表現により報知するようにしたものであることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】報知手段が、発光ダイオード等からなる複
    数の放光型表示素子により構成したことを特徴とする請
    求項3記載のパチンコ機。
  5. 【請求項5】報知手段が、液晶表示器、CRT表示器ま
    たはドットマトリックス表示器等の画素群により構成さ
    れる図柄表示装置の、その画素により表示素子を構成し
    たものであることを特徴とする請求項3記載のパチンコ
    機。
  6. 【請求項6】報知手段が、残り遊技球数情報を音声で報
    知する音声報知手段であることを特徴とする請求項1又
    は請求項3記載のパチンコ機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002263326A (ja) * 2001-03-06 2002-09-17 Fuji Shoji:Kk 弾球遊技機
JP2008183147A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Abilit Corp 遊技機
JP2012183426A (ja) * 2012-07-05 2012-09-27 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012183427A (ja) * 2012-07-05 2012-09-27 Sankyo Co Ltd 遊技機

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