JP2001161635A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2001161635A
JP2001161635A JP34811299A JP34811299A JP2001161635A JP 2001161635 A JP2001161635 A JP 2001161635A JP 34811299 A JP34811299 A JP 34811299A JP 34811299 A JP34811299 A JP 34811299A JP 2001161635 A JP2001161635 A JP 2001161635A
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pushing rod
piston member
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piston
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JP34811299A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamamiya
広之 山宮
Hisao Yabe
久雄 矢部
Yasuto Kura
康人 倉
Hiroki Moriyama
宏樹 森山
Mutsumi Oshima
睦巳 大島
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】挿入部の挿入形状の変化に関わらず、常に安定
した推進力を得ることの可能な内視鏡装置を提供するこ
と。 【解決手段】内視鏡挿入部20に前進方向の推進力を発
生させる推進力発生手段は、可撓性の挿入部20内に挿
通配置された挿通管24に進退自在に内挿されるプッシ
ングロッド34と、このプッシングロッド34の先端面
が打突する打突面35aを備えた当接部31と、プッシ
ングロッド34の基端部が固設されるピストン部材36
と、このピストン部材36を軸方向に移動するように案
内保持するガイド部材37と、ピストン部材37をガイ
ド部材37内で当接部方向に移動させてプッシングロッ
ド34の先端面を打突面35aに打突させる駆動力を発
生するモータ40と、ピストン部材36を元の位置に移
動させるスプリング39とで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡の挿入部に
前進方向の推進力を与えることの可能な内視鏡装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、体腔内に細長の内視鏡挿入部
を挿入することにより、体腔内の臓器を観察したり、必
要に応じて内視鏡挿入部に設けた処置具チャンネル内に
処置具を挿通して、各種治療及び処置のできる内視鏡が
広く利用されている。
【0003】前記内視鏡挿入部の先端側には湾曲部が設
けられており、この湾曲部に接続された操作ワイヤを術
者が適宜牽引することによって、湾曲部を上下/左右方
向に湾曲させることができるようになっている。そし
て、内視鏡挿入部を挿入する際には湾曲操作や捻じり操
作等の手元操作を行って、目的観察部位まで押し進める
ようにしていた。
【0004】しかし、複雑に入り組んだ体腔や大腸など
のように360°のループを描く部位に内視鏡挿入部を
スムーズに挿通させることは熟練技術を要する極めて難
しいものであり、経験の浅い術者にとっては内視鏡挿入
部を目的部位まで挿通するのに手間取り、患者に苦痛を
与えるおそれもあった。そのため、内視鏡挿入部の挿入
性を向上させる提案が数多くなされている。
【0005】例えば、特公平4−63686号公報には
内視鏡挿入部の挿通用チャンネル内に挿通させたプッシ
ングロッドの先端部を挿入部内に設けた当接部に打突さ
せ、このプッシングロッドによる打突を繰り返し行うこ
とによって挿入部の先端部に推進力となる振動を与え、
この前進方向の推進力を利用して内視鏡挿入部を押し進
めるようにした内視鏡装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
公平4−63686号公報に示されている内視鏡装置で
は、プッシングロッドの押し引きを手で行う構成になっ
ていたので、術者一人で推進力を得ようとする場合には
作業性に問題があり、安定した推進力を得るためには術
者以外の補助者を必要としていた。
【0007】また、前記プッシングロッドと把持部とが
一体的に構成されていたので、いずれの駆動手段で把持
部を移動させた場合においても、この把持部の打突スト
ロークが前記プッシングロッド先端面の打突ストローク
とが同じであるため、図12(a),(b),(c)の
挿入部形状とプッシングロッドの先端面と当接部の打突
面との間隔との関係を説明する図に示すように挿入部1
00が一直線形状である場合と、可撓管部101が湾曲
した形状である場合と、可撓管部101がループ形状で
ある場合とでは、プッシングロッド102の先端面と当
接部103の打突面との間隔がL1 ,L2 ,L3 と変化
し、このときの間隔はL1 <L2<L3の関係になる。
【0008】そして、例えばプッシングロッド先端面と
当接部との距離が離れる方向に変化した場合にはプッシ
ングロッド先端が当接部に打突する際の打突力が小さく
なり、逆に距離が近づく方向に変化した場合にはプッシ
ングロッド先端が当接部に打突する際の打突力が大きく
なるなど、挿入部形状が変化することによって術者の所
望する推進力を得難くいという問題があった。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、挿入部の挿入形状の変化に関わらず、常に安定し
た推進力を得ることの可能な内視鏡装置を提供すること
を目的にしている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡装置は、
内視鏡挿入部に前進方向の推進力を発生させる推進力発
生手段を有する内視鏡装置において、前記推進力発生手
段は、可撓性の挿入部内に挿通配置された挿通管内に進
退自在に内挿される可撓性のプッシングロッドと、この
プッシングロッドの先端が打突する打突面を備えた当接
部と、前記プッシングロッドの基端部が固設されるピス
トン部材と、このピストン部材を軸方向に移動するよう
に案内保持するガイド部材と、前記ピストン部材を前記
ガイド部材内で前記当接部方向に移動させて前記プッシ
ングロッドの先端面を前記当接部の打突面に打突させる
打突手段と、前記プッシングロッドの基端部に固設され
て打突面側に移動した前記ピストン部材を元の位置に移
動させるピストン部材戻し手段とを具備している。
【0011】この構成によれば、打突手段によってピス
トン部材を移動させて、プッシングロッドの先端面を確
実に当接部の打突面に当接させて振動を発生させる一
方、ピストン部材戻し手段によって打突面に当接したピ
ストン部材を元の位置に移動させて、繰り返し打突を行
っているので、挿入部形状が変化してプッシングロッド
の先端面と当接部の打突面との距離が変化した場合でも
打突手段によって推進力を得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図3は本発明の第1実
施形態に係り、図1は内視鏡装置の構成を説明する図、
図2はプッシングロッド及び打突手段、ピストン部材戻
し手段の構成を説明する図、図3は推進力発生手段の作
用を説明する図である。
【0013】なお、図3(a)は推進力発生手段を構成
する各部の初期状態を示す図、図3(b)は当接部材が
ピストン部材に当接した状態を示す図、図3(c)はプ
ッシングロッドの先端面が打突面に打突した状態を示す
図、図3(d)はスプリングの付勢力によってピストン
部材が戻されていく状態を示す図である。
【0014】図1に示すように本実施形態の内視鏡装置
1は、CCD10などの固体撮像素子を細長な挿入部2
0の先端部21に内蔵した電子内視鏡2と、この電子内
視鏡2に挿通されているライトガイドケーブル11に照
明光を供給するための照明ランプ3a及び集光レンズ3
bを内蔵した光源装置3と、前記CCD10を駆動する
ドライブ回路4a及び前記CCD10で光電変換されて
伝送された電気信号を画像信号に変換する信号処理回路
4bを備えた信号処理装置4と、前記信号処理回路4b
で生成された画像信号を表示する表示部5aを備えたモ
ニタ5とで主に構成されている。
【0015】前記電子内視鏡2の挿入部20は、先端側
から順に前記CCD10等を内蔵した先端硬質部14を
有する先端部21と、この先端部21に連設する複数の
関節駒12,…,12を連接して形成した湾曲部22
と、この湾曲部22に接続管13を介して連設された柔
軟な可撓管部23とで構成されている。
【0016】前記挿入部20の内部には前記湾曲部22
を所望の方向に湾曲させるための湾曲用ワイヤ15,1
5、や前記先端硬質部14の後述する推進力発生手段を
構成する当接部の打突面に繰り返し当接してこの挿入部
20に前進方向の推進力を与える推進力発生手段を構成
する後述するプッシングロッドを進退自在に挿通した挿
通管24及び図示しない送気チューブ、送水チューブ、
処置具チャンネルチューブ等の内視鏡内蔵物が挿通され
ている。
【0017】前記挿入部20の基端部には前記湾曲部2
2を湾曲操作するための湾曲操作ノブ6a等を備えた操
作部6が設けられている。この挿入部20の基端部と操
作部6の先端部とは折れ止め部材25を介して連結され
ている。そして、前記操作部6の内部には前記プッシン
グロッドを当接部に繰り返し当接させて推進力を得るた
めの推進力発生手段の打突手段を構成する構成する駆動
力を可変させることの可能な駆動部30が設けられてい
る。なお、前記挿通管24は、可撓性を有し、滑り性が
良好で曲げたときにつぶれ難い例えば発泡4フッ化エチ
レン樹脂で形成された細径のチューブ部材やコイル部材
であり、可撓管部23内で抵抗とならない構成になって
いる。
【0018】前記湾曲操作ノブ6aは、例えば術者が操
作することによって、この操作部6内に設けられている
ドラム6bが回動してこのドラム6bに巻回されている
対応する湾曲用ワイヤ15が牽引操作されて湾曲部22
が術者の所望する方向に湾曲するようになっている。な
お、符号6bは体腔内に処置具等を案内する処置具チャ
ンネルチューブに連通する処置具挿入口6cである。
【0019】前記操作部6の側部からは前記光源装置3
に着脱自在に接続される光源コネクタ7aを基端部に備
えたユニバーサルコード7が延出している。前記光源コ
ネクタ7aの側部には電気コネクタ7bが設けられてお
り、この電気コネクタ7bと前記信号処理装置4とに着
脱自在な外部ケーブル8を接続することによって信号処
理装置4と前記CCD10とが信号線16を介して電気
的に接続される。
【0020】ここで、推進力発生手段の構成を詳細に説
明する。図2に示すように前記挿通管24の一端部は、
前記先端硬質部14の中央部近傍の基端側に凸部として
形成されプッシングロッド配置凹部35を形成した当接
部31に接続固定されている。一方、前記挿通管24の
他端部は、前記操作部6の内部に配置されている支持板
32の先端側に形成した前記プッシングロッド34が挿
通する貫通孔を形成した接続凸部33に接続固定されて
いる。
【0021】前記挿通管24の内部には軸方向の圧縮力
に対して強く、可撓性並びに滑り性に優れた細径のロッ
ド材で形成したプッシングロッド34が進退自在に挿通
配置されるようになっている。
【0022】前記プッシングロッド34の先端面は、前
記プッシングロッド配置凹部35の底面である打突面3
5aに所定の間隔で対峙し、このプッシングロッド34
の基端部は推進力発生手段を構成するピストン部材36
に一体的に固設されている。このピストン部材36は、
前記支持板32の基端側に配設した略パイプ形状の推進
力発生手段を構成するガイド部材37の貫通孔内に進退
自在に配置されている。
【0023】前記ガイド部材37の貫通孔内には前記ピ
ストン部材36同様、貫通孔内を進退自在に移動する打
突手段を構成する当接部材38が配置されている。この
当接部材38には駆動力を可変させられる駆動部30で
ある例えばモータ40の回転力を前記当接部材38に直
線運動として伝達するピストンクランク機構を構成する
第1クランク構成部材41が軸支されている。このモー
タ40の駆動軸43には前記第1クランク構成部材41
に回動自在な第2クランク構成部材42が固定されてい
る。
【0024】つまり、前記モータ40の駆動軸43が1
回転することにより、このモータ40の回転力である駆
動力が駆動軸43、第2クランク構成部材42及び第1
クランク構成部材41を介して、前記当接部材38がガ
イド部材37の貫通孔内を1往復するようになってい
る。
【0025】そして、前記当接部材38は、ガイド部材
37の貫通孔内を先端側に移動している途中で前記ピス
トン部材36に当接するようになっている。この当接部
材38がピストン部材36に衝突すると、この衝突によ
ってピストン部材36が先端側に移動させられてプッシ
ングロッド34が先端側に移動していく。そして、前記
プッシングロッド34の先端面が打突面35aに打突し
て振動が発生する。
【0026】前記ガイド部材37の貫通孔内にはさら
に、前記ピストン部材36を基端側に付勢する推進力発
生手段を構成するスプリング39が配置されている。こ
のスプリング39が配置されていることにより、前記当
接部材38の衝突によって先端側に移動したピストン部
材36がスプリング39の付勢力によって再び基端側に
移動していく構成になっている。
【0027】なお、前記モータ40は、前記操作部6に
固設されており、この操作部6に設けた操作スイッチ6
d,6e(図1参照)を操作することによって、制御部
30aを介してモータ40の回転数及び出力が切り換え
られるようになっている。
【0028】また、前記モータ40の駆動力を当接部材
38に伝達するため、モータ40の駆動軸43にピスト
ンクランク機構を構成する第2クランク構成部材42を
固定しているが、モータ40の駆動力を歯車列を介して
ピストンクランク機構に伝達する構成であってもよい。
【0029】図3を参照して上述のように構成した推進
力発生手段の作用を説明する。図3(a)に示すように
初期状態において、ピストン部材36と当接部材38と
はガイド部材37内で所定距離離れた位置関係になって
いる。また、このときプッシングロッド34の先端面は
打突面35aに離れた状態で対峙している。この状態
で、内視鏡2の挿入部20を例えば大腸に挿入する。
【0030】ここで、推進力を発生させるため、モータ
40を所望の回転数及び出力で駆動させる。すると、ま
ずモータ40の駆動軸43が回転を開始して、クランク
構成部材41,42が移動し、図3(b)に示すように
第1クランク構成部材41に軸支している当接部材38
がガイド部材37内を矢印に示すように挿入部軸方向先
端側に向かって移動していく。そして、ガイド部材37
内に配置されているピストン部材36に当接する。
【0031】次に、図3(c)に示すように前記当接部
材38がピストン部材36に衝突することによって、こ
のピストン部材36はスプリング39の付勢力に抗して
矢印に示すように挿入部軸方向先端側に向かって移動さ
せられる。このことによって、このピストン部材36に
固設されているプッシングロッド34がプッシングロッ
ド配置凹部35内を打突面35aに向かって移動してい
く。そして、前記プッシングロッド34の先端面が打突
面35aに打突して振動が発生する。
【0032】次いで、図3(d)に示すように前記打突
面35aに打突したプッシングロッド34は、前記ピス
トン部材36がスプリング39の付勢力によって矢印に
示すようにガイド部材37内を挿入部軸方向基端側に移
動して図3(a)に示した初期状態位置に戻っていく。
このとき、前記当接部材38も駆動軸43に固定されて
いるクランク構成部材41,42が移動することによっ
てガイド部材37内を矢印に示すように挿入部軸方向基
端側に移動して図3(a)に示した初期状態位置に戻っ
ていく。
【0033】そして、前記モータ40が連続的に回転す
ることにより、上述した一連の動作を繰り返し行って、
プッシングロッド34の先端面が打突面35aに連続的
に打突して挿入部20を前進させる推進力が発生して挿
入をスムーズに行える。
【0034】この挿入作業中、前記挿入部20が大腸内
でループ形状になってしまうとプッシングロッドが引き
込まれてプッシングロッド34の先端面と打突面35a
との間隔が広がってしまう。すると、打突による振動が
弱くなったり、無くなることによって初期状態の推進力
が得られなくなる。このときには、前記操作スイッチ6
d,6eを操作してモータ40の出力を上げたり、回転
数を変化させてピストン部材36に当接する当接部材3
8の運動量を大きくする。
【0035】このことによって、大きな運動量で移動す
る当接部材38がピストン部材36に衝突することによ
って、このピストン部材36の移動量が大きくなるの
で、プッシングロッド34の打突ストロークが増加す
る。このため、再びプッシングロッド34の先端面が打
突面35aに打突するようになって振動が発生して挿入
部20を前進させる推進力を得られる。
【0036】最後に、前記挿入部20の先端部21が目
的部位に到達したなら前記モータ40の駆動を停止させ
て、挿入部20を抜去しながら大腸の内視鏡観察を行
う。
【0037】このように、プッシングロッドの基端部に
ピストン部材を設け、このピストン部材を軸方向に進退
移動するようにガイド部材によって規制する一方、この
ピストン部材に所望の回転数及び出力で運動させた当接
部材を当接させて、ピストン部材を衝突によって移動さ
せることにより、このピストン部材に固設されているプ
ッシングロッドの先端面が打突面に打突とともに、スプ
リングの付勢力でピストン部材を元の位置に移動させる
ことによって、当接部材をモータによって連続的に運動
させることによって、所望の推進力を得ることができ
る。
【0038】また、挿入部の挿入形状が変化してプッシ
ングロッドの先端面と打突面との間隔が広がった場合に
は、モータの出力を上げることによって、当接部材の運
動量を大きくすることによって、当接部材の衝突によっ
てピストン部材の移動量が大きくなるとともに、プッシ
ングロッド先端面の打突ストロークが増大するので、間
隔の変化に応じてモータの出力を切り換えることによっ
て確実に所望の推進力を得ることができる。
【0039】さらに、モータの回転数を適宜調整するこ
とによっても、打突リズムを変化させて所望の推進力を
得ることができる。
【0040】なお、上述した実施形態において、前記プ
ッシングロッド34を、図4(a)のプッシングロッド
の1構成例を示す図に示すように斜線部の単位長さあた
りの質量を他の部分より重めに設定したプッシングロッ
ド34a、図4(b)のプッシングロッドの他の構成例
を示す図に示すように斜線部に示す打突部分を衝撃吸収
体で構成したプッシングロッド34b、図4(c)のプ
ッシングロッドの別の構成例を示す図に示す斜線部の変
化に示すように硬度を先端側から基端側にいくにしたが
って硬から軟に変化するプッシングロッド34c等であ
ってもよい。
【0041】また、図5(a)のプッシングロッド配置
凹部の深さ寸法に関わる図に示すようにプッシングロッ
ド34の先端部が配置されるプッシングロッド配置凹部
35の深さ寸法Dは、プッシングロッド34の打突スト
ロークSとともに挿入部がループ形状になったときの引
込み量Lを考慮した上で安全率をとって設定する。この
ことによって、前記プッシングロッド34が当接部31
から脱落することを防止している。
【0042】さらに、前記プッシングロッド34の長さ
寸法を設定する際には図5(b)のプッシングロッドの
長さ寸法を設定する際の挿入部形状を示す図に示すよう
に例えば挿入部20をループ形状にして設定する。そし
て、前記プッシングロッド34が当接部31から万一の
脱落を防止するためには、図5(c)のプッシングロッ
ドの当接部からの脱落を防止する図に示すような脱落防
止手段を設けるようにしてもよい。この脱落防止手段
は、プッシングロッド34の先端部に固設される、この
プッシングロッド34の外形寸法より大径な打突部材5
1と、前記当接部31の開口部側に例えは螺合接続され
る前記プッシングロッド34の外形寸法より大径で前記
打突部材51の外形寸法より小径な透孔52を形成した
ストッパ部材53とで構成される。
【0043】又、前記図4(a),(c)に示したプッ
シングロッド34a,34cを使用して、前記図5
(a)で示したように当接部31のプッシングロッド配
置凹部35の深さ寸法Dを設定する場合、例えばプッシ
ングロッド34cの硬質部分が内視鏡の硬質部長を超え
ないように注意する。万一、硬質部長を超えるような場
合には図6に示すように先端硬質部14にもプッシング
ロッド配置凹部35を構成する凹部14aを形成し、プ
ッシングロッド34cの硬質部分が硬質部長を超えない
設定にする。このことによって、プッシングロッドを挿
入部内に設けることによって内視鏡の硬質部長が長くな
ることが防止される。
【0044】また、前記先端硬質部14に当接部31を
設ける代わりに、当接部31を湾曲部22より基端側、
例えば本実施形態においては湾曲部22と可撓管部23
とを連設する接続管13に設ける構成にしてもよい。こ
のことにより、湾曲部22を湾曲させた状態で湾曲方向
への推進をスムーズに行える。また、先端硬質部14に
推進力を働かせることによって前記湾曲部22を構成す
る関節駒12同士を回動自在に接続する連接部にかかる
負荷が大幅に軽減される。さらに、図7(a)のプッシ
ングロッドのプッシングロッド配置凹部内における位置
を検出する構成を示す図に示すように前記当接部31に
例えば近接センサ55を設ける一方、前記プッシングロ
ッド34の先端部の周方向に前記近接センサ55によっ
て検出可能な帯状マーカ56a,56b,56cを設
け、この近接センサ55の検出結果を前記駆動部30の
制御部30aに伝送し、この検出結果に基づいてモータ
の回転数或いは出力をこの制御部30aを介して変化さ
せる構成であってもよい。
【0045】このことにより、図7(b)のプッシング
ロッドの位置が変化した1例を示す図や同図(c)のプ
ッシングロッドの位置が変化した他の例を示す図に示す
ように挿入部20に図示しないループ形状部等が形成さ
れてプッシングロッド34が引き込まれて、プッシング
ロッド34の先端面と打突面35aとの間隔が広がった
場合でも、制御部30aに入力される近接センサ55か
らの検出結果に基づいて前記モータ40の回転数あるい
は出力を制御して常に最適な打突ストロークに調整して
確実に推進力を得られる。
【0046】このとき、図7(d)の常に最適な推進力
を得るための構成例を説明する図に示すように挿入部形
状が変化してプッシングロッド34の先端面と打突面3
5aとの間隔が広がったときに、例えば牽引ワイヤ57
等によって打突面部材58をプッシングロッド配置凹部
35内で所定量移動させてプッシングロッド34が打突
する状態にして推進力を得られる構成にしてもよい。図
8は本発明の第2実施形態に係る打突手段の他の構成を
説明する図である。本実施形態においては、前記第1実
施形態で打突手段を構成するモータ40が操作部6に一
体的に固設されていたのに対し、図に示すようにモータ
40を移動距離変化吸収部材である板ばね46を介して
操作部6の操作部本体部材47に取付け固定している。
【0047】つまり、前記モータ40は、挿入部軸方向
に対して板ばね46の付勢力の範囲で矢印に示すように
進退自在になっている。そして、この板ばね46の進退
移動範囲を予め考慮して、前記ピストン部材36と前記
当接部材38との間隔及びプッシングロッド34の先端
面と打突面35aとの間隔等の初期状態位置を設定して
ある。このことにより、挿入部形状が変化して、プッシ
ングロッド35の先端面と打突面35aとの距離が変化
した場合でも、この距離の変化を板ばね46が吸収し
て、確実に打突を繰り返して推進力が大きく変化するこ
とを防止している。
【0048】このように、操作部に設けるモータを板ば
ねを介して挿入部軸方向に対して進退自在に配設するこ
とによって、挿入部形状が変化してプッシングロッドの
先端面と打突面との距離が変化したときに打突力が変化
することを防止することができる。その他の構成及び作
用・効果は前記第1実施形態と同様である。
【0049】図9は本発明の第3実施形態に係る内視鏡
装置の他の構成を説明する図である。
【0050】本実施形態の内視鏡装置1Aでは、前記第
1実施形態及び第2実施形態でプッシングロッド34の
基端部に固設していたピストン部材36を電子内視鏡2
の操作部6内に配置したのに対し、図に示すようにプッ
シングロッド34の基端部に固設されたピストン部材3
6を電子内視鏡2の外部装置である推進力発生装置9内
に配置している。
【0051】つまり、図に示すように前記プッシングロ
ッド34は、前記ユニバーサルコード7とは例えば別に
操作部6から延出している推進力用ケーブル61内を挿
通して、この推進力用ケーブル61の基端に設けられて
いる前記推進力発生装置9に着脱自在な推進力伝達コネ
クタ62内に基端部を配置している。
【0052】前記推進力発生装置9内には打突手段を構
成するモータ40a及び当接部材38a、モータの回転
力を当接部材に伝達するクランク構成部材93,94等
が配設されている。
【0053】前記モータ40aは、装置本体91に一体
的に固設されており、前記当接部材38aは前記装置本
体91に固設されたパイプ形状のガイド部材92の貫通
孔内に進退自在に配置されている。このモータ40aの
駆動軸43aと当接部材38aとは上述した実施形態同
様、ピストンクランク機構を構成するクランク構成部材
93,94によって連結されている。
【0054】なお、本実施形態のモータ40aは、前記
操作部6内に配設したモータ40に比べてはるかに出力
が大きく、前記操作スイッチ6d,6eを適宜操作する
ことによって回転数及び出力を適宜変更できるようにな
っている。符号95は後述するコネクタ本体部63と前
記ガイド部材92との位置決めを行う位置決め用凸部で
ある。
【0055】一方、前記推進力伝達コネクタ62にはコ
ネクタ本体部63が設けられている。このコネクタ本体
部63には、前記位置決め用凸部95に外嵌配置される
係入部63aと、前記プッシングロッド34の基端部に
固設されたピストン部材36を摺動自在に配置する貫通
孔を備えたピストン配置部63bとが設けられている。
そして、前記推進力伝達コネクタ62と推進力発生装置
9とは係入部63aの内周面に形成した雌ネジ部と、位
置決め用凸部95の外周面に形成した雄ネジ部とを螺合
することによって一体的固定されるようになっている。
なお、前記ピストン配置部63bの端部には前記ガイド
部材92の外周面に係入する係入凹部63cが形成され
ており、前記貫通孔内には前記ピストン部材36をモー
タ40a側に付勢するピストン戻し手段であるスプリン
グ39aが配置されている。
【0056】そして、前記係入部63aと前記位置決め
用凸部95とを螺合することによって、前記ピストン配
置部63bが前記ガイド部材92に係入配置されて、当
接部材38aとピストン部材36とが所定の位置関係で
対峙する。
【0057】その他の構成は上述した実施形態と同様で
あり、同部材には同符合を付して説明を省略する。
【0058】上述のように構成した内視鏡装置1Aの作
用を説明する。推進力を必要とする検査・処置を行う場
合、推進力伝達コネクタ62を推進力発生装置9に接続
する。このことによって、上述したようにピストン配置
部63bの端部に形成されている係入凹部63cがガイ
ド部材92の外周面に係入して当接部材38aとピスト
ン部材36とが所定位置関係で対峙する。
【0059】次に、操作スイッチ6d,6eを操作して
モータ40aを所望の回転数及び出力で駆動させる。す
ると、駆動軸43aの回転によってクランク構成部材9
3,94が移動を開始して当接部材38aが所望の運動
量でガイド部材92内及びピストン配置部63bの貫通
孔内を移動してピストン部材36aに衝突する。
【0060】このことにより、前記ピストン部材36a
はスプリング39aの付勢力に抗して推進力伝達コネク
タ62側に移動する。すると、このピストン部材36a
に固設しているプッシングロッド34が挿入部軸方向先
端側に移動して、プッシングロッド34の先端面が打突
面35aに打突して振動が発生する。そして、上述した
ようにこの打突を繰り返し行うことによって、推進力が
発生して挿入部をスムーズに目的部位に押し進めていく
ことが可能になる。
【0061】このように、推進力発生手段を構成する打
突手段を内視鏡の外部装置に設けて推進力発生装置を構
成することによって、操作部から打突手段をなくして操
作部の重量の軽量化を図ることができる。このことによ
って、操作部が軽く操作性に優れた内視鏡装置が提供さ
れる。
【0062】なお、前記推進力用ケーブルを操作部に接
続することによって、内視鏡内を挿通するプッシングロ
ッドと推進力用ケーブル内を挿通する接続用プッシング
ロッドとを連結固定する構成にしてもよい。その他の作
用及び効果は上述した実施形態と同様である。
【0063】図10は本発明の第4実施形態に係る内視
鏡装置の別の構成を説明する図である。
【0064】本実施形態の内視鏡装置1Bにおいては、
上述した実施形態においてプッシングロッドを進退移動
させて、このプッシングロッドの先端面を打突面に打突
させて挿入部20を押し進める推進力を得っていたのに
対し、図に示すように外部装置として流体駆動装置9A
を設け、この流体駆動装置9Aに設けた図示しないポン
プで挿通管としての推進力発生用チューブ71内及び後
述する筒状のガイド部材72内に封入される液体である
水73による押圧力を変化させて、前記ガイド部材72
に摺動自在に配置されているピストン部材74を繰り返
し打突面75に打突させて挿入部20を前進させる推進
力を得るようにしている。なお、前記流体駆動装置9A
内には水73による押圧力を変化させるための圧力調整
弁等が配置されている。
【0065】つまり、本実施形態においては、先端硬質
部14に例えば凸部からなる打突面75を形成してい
る。そして、この打突面75を保持部にして外周面側に
ピストン部材戻し手段となるスプリング76を配置し、
この打突面75及びスプリング76を覆い包むように前
記ガイド部材72を配置している。
【0066】そして、前記ガイド部材72の内孔72a
に摺動自在に配置されているピストン部材74の外周面
に、前記ガイド部材72の内周面とピストン部材74の
外周面との間の水密を保持するOリング77を配置して
いる。
【0067】また、前記ガイド部材72の基端部には前
記内孔72aに連通する透孔を有する凸部72bが設け
てあり、この凸部72bに前記推進力発生用チューブ7
1の一端部が水密に固定されている。この推進力発生用
チューブ71の他端部は、操作部6、ユニバーサルコー
ド7内を挿通して前記流体駆動装置9A内のポンプのに
取り付けられている。
【0068】このため、推進力を必要とする場合、流体
駆動装置9Aのポンプを駆動させて推進力発生用チュー
ブ71内及びガイド部材72内に封入されている水73
の圧力が高くなるように圧力調整弁の操作を行う。する
と、水73の圧力が上がってピストン部材74が挿入部
軸方向先端側に移動して打突面75に打突して振動が発
生する。
【0069】続いて、推進力発生用チューブ71内及び
ガイド部材72内に封入されている水73の圧力を低く
するように圧力調整弁の操作を行う。すると、ピストン
部材74を先端側に押圧する水圧が低下するとともに、
前記スプリング76の付勢力が働いて前記ピストン部材
74が基端側の元の位置に移動する。この弁操作を繰り
返し行うことによって、前記ピストン部材74が繰り返
し打突面75に打突して、挿入部を目的部位に向けて押
し進める推進力が発生する。
【0070】なお、本実施形態においては挿入部20が
大腸内でループ形状になっても、打突面75に打突する
ピストン部材74の配置位置は変化しない。また、前記
スプリング76の付勢力によってピストン部材74を基
端側の元の位置に移動させるのではなく、前記圧力調整
弁を操作して引圧を発生させることによって前記ピスト
ン部材74を元の位置に引き戻すようにしてもよい。
【0071】このように、推進力発生用チューブ内及び
ガイド部材内に封入されている水の圧力を流体駆動装置
によって調整して、ピストン部材を進退させて繰り返し
打突面に打突させているので、挿入部の形状に関わらず
確実に挿入部を前進させる推進力を得ることができる。
その他の構成及び作用・効果は上述した実施形態と同様
である。
【0072】ところで、前記推進力発生手段を動作させ
て内視鏡を自力推進させているとき、繰り返し振動が発
生することによって、モニタ5の表示部5aに表示され
る内視鏡画像が小刻みに動いてしまう。つまり、推進力
を発生させている時、内視鏡画像が見難くなってしま
う。このため、自力推進時でも良好な内視鏡画像の得ら
れる内視鏡装置が望まれていた。
【0073】本実施形態の内視鏡装置1Cにおいては、
図11(a)の内視鏡装置の構成を説明する図に示すよ
うに光源装置3又は信号処理装置4と、前記駆動部30
の制御部30aとを電気的に接続している。そして、面
順次式の場合には前記駆動部30の制御部30aの回転
周期を元に、光源装置3に設けたカラーフィルタを回転
させてCCD10から伝送される画像信号の読み取りを
行う。
【0074】つまり図11(b)の回転フィルタの構成
例を示す図又は図11(c)の回転フィルタの他の構成
を示す図に示すような、赤色,緑色,青色のカラーフィ
ルタを設けた回転フィルタ3c,3dを構成し、図11
(d),図11(e)のタイミングチャートに示すよう
に照明光が各色のフィルタを通過しない時間内で打突を
行うように制御している。このことにより、打突によっ
て発生する振動に関わらず、良好な内視鏡画像がモニタ
5の表示部5aに表示させることができる。
【0075】なお、同時式の場合には、打突時のタイミ
ングに合わせて、信号処理装置4において、CCD10
から伝送される画像信号をキャンセルする。このことに
より、打突によって発生する振動に関わらず、良好な内
視鏡画像がモニタ5の表示部5aに表示される。
【0076】なお、本発明は、以上述べた実施形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0077】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0078】(1) 内視鏡挿入部に前進方向の推進力
を発生させる推進力発生手段を有する内視鏡装置におい
て、前記推進力発生手段は、可撓性の挿入部内に挿通配
置された挿通管内に進退自在に内挿される可撓性のプッ
シングロッドと、このプッシングロッドの先端が打突す
る打突面を備えた当接部と、前記プッシングロッドの基
端部が固設されるピストン部材と、このピストン部材を
軸方向に移動するように案内保持するガイド部材と、前
記ピストン部材を前記ガイド部材内で前記当接部方向に
移動させて前記プッシングロッドの先端面を前記当接部
の打突面に打突させる打突手段と、前記プッシングロッ
ドの基端部に固設されて打突面側に移動した前記ピスト
ン部材を元の位置に移動させるピストン部材戻し手段
と、を具備する内視鏡装置。
【0079】(2)前記打突手段を、前記ガイド部材内
を進退自在で、前記ピストン部材に当接するように配置
された当接部材と、この当接部材を所望の運動量で進退
運動させる駆動力を可変可能に出力する駆動部と、この
駆動部の駆動力を前記当接部材に伝達する伝達部材とで
構成した付記1記載の内視鏡装置。
【0080】(3)前記ピストン部材を内視鏡の操作部
内に配置した付記2記載の内視鏡装置。
【0081】(4)前記駆動部を操作部に固設した付記
3記載の内視鏡装置。
【0082】(5)前記駆動部を操作部に付勢部材を介
して挿入部軸方向に進退自在に配設した付記3記載の内
視鏡装置。
【0083】(6)前記ピストン部材を内視鏡の外部装
置に配置した付記2記載の内視鏡装置。
【0084】(7)前記外部装置は、内部に打突手段を
備えた推進力発生装置装置である付記6記載の内視鏡装
置。
【0085】(8)内視鏡挿入部に前進方向の推進力を
発生させる推進力発生手段を有する内視鏡装置におい
て、前記推進力発生手段は、可撓性の挿入部内に挿通配
置された挿通管と、この挿通管の先端部が固定され、当
接部を覆い包むように配置される筒状のガイド部材と、
このガイド部材の内孔に摺動自在に配置されるピストン
部材と、前記挿通管の他端部が固定され、前記挿通管内
及び前記ガイド部材内に封入した液体の液圧を調節して
前記ピストン部材を進退させる外部装置である流体駆動
装置と、前記当接部側に移動したピストン部材を元の位
置方向に付勢するピストン部材戻し手段と、を具備する
内視鏡装置。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、挿
入部の挿入形状の変化に関わらず、常に安定した推進力
を得ることの可能な内視鏡装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図3は本発明の第1実施形態に係
り、図1は内視鏡装置の構成を説明する図
【図2】プッシングロッド及び打突手段、ピストン部材
戻し手段の構成を説明する図
【図3】推進力発生手段の作用を説明する図
【図4】プッシングロッドの構成例を説明する図
【図5】プッシングロッドと当接部との関係を説明する
【図6】プッシングロッドと先端硬質部長の関係を説明
する図
【図7】挿入部形状の変化とプッシングロッドの打突ス
トロークの関係を説明する図
【図8】本発明の第2実施形態に係る打突手段の他の構
成を説明する図
【図9】本発明の第3実施形態に係る内視鏡装置の他の
構成を説明する図
【図10】本発明の第4実施形態に係る内視鏡装置の別
の構成を説明する図
【図11】打突による影響のない内視鏡画像を得られる
内視鏡装置の構成を説明する図
【図12】挿入部形状とプッシングロッドの先端面と当
接部の打突面との間隔との関係を説明する図
【符号の説明】
2…電子内視鏡 6…操作部 14…先端硬質部 24…挿通管 31…当接部 34…プッシングロッド 35…プッシングロッド配置凹部 35a…打突面 36…ピストン部材 37…ガイド部材 38…当接部材 39…スプリング 40…モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉 康人 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 森山 宏樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大島 睦巳 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 DA11 DA21 DA42 DA55 GA02 GA05 GA11 4C061 AA00 BB00 CC00 DD03 FF11 FF35 GG22

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡挿入部に前進方向の推進力を発生
    させる推進力発生手段を有する内視鏡装置において、 前記推進力発生手段は、 可撓性の挿入部内に挿通配置された挿通管内に進退自在
    に内挿される可撓性のプッシングロッドと、 このプッシングロッドの先端が打突する打突面を備えた
    当接部と、 前記プッシングロッドの基端部が固設されるピストン部
    材と、 このピストン部材を軸方向に移動するように案内保持す
    るガイド部材と、 前記ピストン部材を前記ガイド部材内で前記当接部方向
    に移動させて前記プッシングロッドの先端面を前記当接
    部の打突面に打突させる打突手段と、 前記プッシングロッドの基端部に固設されて打突面側に
    移動した前記ピストン部材を元の位置に移動させるピス
    トン部材戻し手段と、 を具備することを特徴とする内視鏡装置。
JP34811299A 1999-12-07 1999-12-07 内視鏡装置 Withdrawn JP2001161635A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005319055A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Pentax Corp 内視鏡の推進装置
JP2010000242A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Olympus Corp 内視鏡用オーバーチューブおよび内視鏡用オーバーチューブシステム
JP2011519639A (ja) * 2008-05-05 2011-07-14 エンドジーン プロプライエタリ リミテッド プローブを前進させるための方法及び装置
CN108714255A (zh) * 2018-06-27 2018-10-30 姚俊 静脉壶除气仪
JP7174193B1 (ja) 2022-09-05 2022-11-17 弘幸 中西 内視鏡システム

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