JP2001161562A - 蒸し器 - Google Patents

蒸し器

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JP2001161562A
JP2001161562A JP35090499A JP35090499A JP2001161562A JP 2001161562 A JP2001161562 A JP 2001161562A JP 35090499 A JP35090499 A JP 35090499A JP 35090499 A JP35090499 A JP 35090499A JP 2001161562 A JP2001161562 A JP 2001161562A
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steamer
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JP35090499A
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English (en)
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Satoshi Terashita
諭至 寺下
Daihachi Nishii
大八 西井
Kazunori Kumamoto
一範 熊本
Shigenobu Sato
重信 佐藤
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MUSASHINO SANGYO KK
Daicel Corp
Original Assignee
MUSASHINO SANGYO KK
Daicel Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な操作で、程良い加減に蒸し調理を行う
ことができる電子レンジ等の誘導加熱用の蒸し器を提供
する。 【解決手段】 電子レンジ等の誘導加熱で蒸し調理を行
うための蒸し器1であって、前記蒸し器1内に、親水性
高分子に水を吸収させて形成された蒸気発生剤を封入し
た蒸気発生体30を備えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡便な操作で、程
良い加減に蒸し調理を行うことができる電子レンジ等の
誘導加熱用の蒸し器に関する。本発明で蒸し調理する食
品としては、シュウマイ、餃子、中華饅頭等の蒸し調理
可能な食品であれば何でも良い。
【0002】
【従来の技術及び発明の解決しようとする課題】従来よ
り、電子レンジ等の誘導加熱で各種の食品を蒸し調理す
るための蒸し器は種々提案されている。従来提案されて
いた電子レンジ等の誘導加熱で蒸し調理を行う蒸し器
は、容器内に水を入れて蒸気を発生させるものであっ
た。
【0003】しかし、このような従来の蒸し器では、蓋
を開けて水を注入しなければならず、手間を要し、ま
た、その際に食品に水がかかる等、調理に悪影響を与え
る場合があった。
【0004】また、蒸気発生体として、水を入れた易剥
離性フィルムで構成された袋を容器の底部に載置した蒸
し器も提案されている(特公平8−33211号公
報)。
【0005】しかし、このような蒸気発生体を用いてな
る蒸し器では、加熱することにより、包装体の内圧が所
定圧力となったときに、包装体の一部が剥離することに
より、袋が開封して袋の中の水を容器底面に流出させ、
蒸気を発生させるという仕組みを取っている。このた
め、電子レンジによる加温時に包装体が破裂して水が漏
れだしたり、開封した包装体から漏れた水が電子レンジ
加熱により飛散し、容器内で流動し、調理品に不均一に
付着する。このため、調理品が水に濡れ、均一な加温及
び加湿ができない。
【0006】従って、本発明の目的は、電子レンジ等の
誘導加熱で、簡便な操作で且つ良好に、シュウマイや餃
子、中華饅頭等の各種食品の蒸し調理を行うことができ
る蒸し器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するものであり、請求項1記載の発明では、電子レ
ンジ等の誘導加熱で蒸し調理を行うための蒸し器であっ
て、前記蒸し器内に、親水性高分子に水を吸収させて形
成された蒸気発生剤からなる蒸気発生体を配設したもの
であることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
蒸し器において、前記親水性高分子が、カルボキシル基
含有高分子又はその塩であることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明では、請求項1に記載
の蒸し器において、前記蒸気発生剤の含水率は、90〜
99.5重量%であることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明では、請求項1〜3の
いずれか記載の蒸し器において、前記蒸気発生剤を蒸気
透過性のフィルムに封入してなることを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明では、請求項4のいず
れか記載の蒸し器において、前記フィルムが、熱溶融に
より小孔が形成される樹脂からなることを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明では、請求項4記載の
蒸し器において、前記フィルムは、約90℃で熱溶融す
る樹脂からなることを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明では、請求項4のいず
れか記載の蒸し器において、前記フィルムが、所定の内
圧により破裂して小孔が形成されることを特徴とする。
【0014】請求項8記載の発明では、請求項4〜7の
いずれか記載の蒸し器において、前記フィルムの内側か
ら傷を付けることにより前記フィルムが部分的に薄くな
る箇所を設けたことを特徴とする。
【0015】請求項9記載の発明では、請求項1〜3の
いずれか記載の蒸し器において、前記蒸気発生剤を、パ
ルプ繊維と化学繊維を配合した化繊混抄紙により封入し
てなることを特徴とする。
【0016】請求項10記載の発明では、請求項9記載
の蒸し器において、前記化繊混抄紙は、外側に薄膜状の
ポリマーをラミネートしたことを特徴とする。
【0017】請求項11記載の発明は、請求項1〜10
のいずれか記載の蒸し器において、前記蒸気発生体に、
蒸気発生剤と共に香料を添加したことを特徴とする。
【0018】請求項12記載の発明では、請求項1〜3
のいずれかに記載の蒸し器において、前記蒸気発生体
は、ヒートシール性を有し、蒸気を外部に発散可能な不
織布に前記蒸気発生剤を封入し、それをフィルム又は、
外側に薄膜状のポリマーをラミネートした化繊混抄紙な
どにより包みこむようにしたことを特徴とする。
【0019】請求項13記載の発明では、電子レンジ等
の誘導加熱で蒸し調理を行うための蒸し器であって、前
記蒸し器は、上面を開口した箱体で、その底面部に、誘
導加熱により蒸気を発生する蒸気発生剤又はその蒸気発
生剤を封入した蒸気発生体が載置される容器本体と、前
記容器本体内に設けられ、底面が前記容器本体の底面部
及び上面間に位置して、底面に通気穴が開口形成される
と共に、前記通気穴からの蒸気を連通させる蒸気連通溝
が形成されている食品載置部と、前記容器本体の上面を
被覆し、且つ上面に通気孔を開口形成してなる蓋体とか
らなることを特徴とする。
【0020】請求項14記載の発明では、請求項13記
載の蒸し器において、前記食品載置部が、その上端が前
記容器本体の上縁に係止されて前記容器本体に着脱自在
に取り付けられていることを特徴とする。
【0021】請求項15記載の発明では、請求項13又
は14記載の蒸し器において、前記容器本体又は食品載
置部は、耐油及び耐水性を有し、又は耐水又は耐油性を
施された紙製からなることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。図1は、本発明の蒸し器の実
施の形態を示す分解斜視図、図2は、図1に示す蒸し器
の使用形態を示す厚さ方向断面図、図3は、食品載置部
の平面図である。
【0023】本実施形態の蒸し器1は、電子レンジ等の
誘導加熱で蒸し調理を行うための蒸し器であって、容器
本体20、食品載置部40及び蓋体50とからなる。容
器本体20は、上面21を開口した中空箱体で、その底
部に蒸気発生体30が載置される。食品載置部40は、
前記容器本体20内に設けられ、底面が容器本体20の
底面部22及び上面21間に位置して、底面に通気穴4
6が開口形成されている。蓋体50は、透明で、前記容
器本体20の上面21を被覆し、且つ上面21を通気す
るための開口56を開口形成してなる。蒸気発生体30
は、親水性高分子に水を吸収させて形成された蒸気発生
剤を蒸気透過性のフィルム又は紙などからなる袋に封入
したものである。
【0024】更に詳述すると、容器本体20は、上面2
1を開口した箱体であり、矩形状の底面部22と、底面
部22の各辺から上方に向けて延出された4つの壁部2
3とからなる。そして、上面21には、壁部23の上端
から外方に突出した上方縁部24が設けられている。
【0025】食品載置部40は、容器本体20よりも深
さが浅く、上面を開口した箱体であり、矩形状の食品載
置用底面部42と、食品載置用底面部42の各辺から上
方に向けて延出された4つの保持用壁部43と、保持用
壁部43の上端から外方に突出して形成された上方縁部
44とからなる。上方縁部44が、容器本体20の上方
端縁24に係止されることにより、食品載置部40を容
器本体20に安定に収納することができる。
【0026】食品載置用底面部42には、図1及び図3
に示すように、食品を載置するよう均等に配置された所
定高さの載置台47が所定間隔で設けられ、通気穴46
が形成されている。載置台47は、食品載置用底面部4
2の周囲にも、一定幅で形成されており、食品載置する
際の支持部となる。
【0027】また、載置台47には、食品を載置したと
きに、通気穴46から通過してきた蒸気が連通する蒸気
連通溝48が形成されている。通気穴46は、円形状で
あり、食品の蒸し調理をムラなく行うために、食品載置
用底面部42のほぼ全面に亘って均一に設けられてい
る。各通気穴46の大きさ及び開口密度は、調理する食
品の大きさにより任意であるが、大きさを0.1〜1c
2とし、好ましくは、0.1〜0.5cm2とするの
が、食品を安定に保持し且つムラなく蒸し調理を行うた
めに好ましい。蒸気連通溝48は、食品の真下に対応し
て食品の大きさよりも小さく下方に突出して形成されて
おり、調理の際、シューマイ等の余分な油を受けること
ができる。
【0028】載置台47は、中空の四角柱形状で、高さ
は、1〜10mm程度とするのが好ましい。なお、載置
台47の高さは、蓋体50で上面21を閉ざすのに支障
がない高さであれば特に制限されない。なお、本実施の
形態では、載置台47を12個設けているが、特に、こ
れに限定されるものではなく、容器の大きさ、収容され
る食品の種類に合わせて設計すると良い。また、本実施
の形態では、載置台47の形状は、矩形状のものが点在
するようにしているが、これに限定されない。すなわ
ち、蒸気連通溝48が通気穴46に連通されており、且
つ食品が載置台47上に載置可能であればどのような形
状であっても良い。
【0029】蓋体50は、矩形状の上面部52と、上面
部52の各辺から下方に向けて延出された4つの支持壁
53とからなる。また、支持壁53に、その下端から突
出して下方縁部54が形成されている。下方縁部54
は、容器本体20の外方に向けて折曲され、且つ下方側
に向けて折曲されている。これにより、下方縁部54が
容器本体20の上方縁部24と嵌合して、蓋体50を容
器本体20に係止させることができる。
【0030】また、蓋体50の上面部52の中央には、
蒸気放出用の開口56が設けられており、容器内部の余
分な蒸気を外部に逃がすようにしている。開口56によ
り、容器内部が蒸気により過剰に加圧されることがな
く、蒸し調理をより良好に行うことができる。なお、開
口56は、使用時に開放されていればよく、このため非
使用時にはシール等の封止材(図示せず)により封止し
ておいてもよい。開口56の形状は、爪状に限らず、円
形孔等でも良く、位置も中央に限らず、蓋体50の端部
であっても良い。なお、蓋体50には、醤油、たれ等を
収納する小室を形成するようにしても良い。
【0031】容器本体20、食品載置部40及び蓋体5
0の大きさは、調理する食品の大きさ、数量等により任
意であるので、適宜選択すると良い。
【0032】上述の容器本体20、食品載置部40及び
蓋体50の形成材料は、耐熱性を有するものであれば良
く、この種の蒸し器に通常用いられるものを特に制限な
く用いることができるが、例えば、耐熱性樹脂(例え
ば、ポリスチレン、発泡ポリスチレン等のスチレン系樹
脂、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン、ポリカーボ
ネート、ポリスルホン等)が好ましく用いられる。ま
た、紙製であっても、所定の強度を有し、且つ耐水、耐
油性を有するもの又は耐水、耐油性を施したものであれ
ば良い。
【0033】そして、蒸気発生体30に用いられる親水
性高分子としては、その1重量%水溶液粘度が、25
℃、60rpmのB型回転粘度計で、好ましくは100
0mPa・s以上(例えば、1000〜20000mP
a・s)、更に好ましくは1200〜15000mPa
・s、特に好ましくは1500〜10000mPa・s
であるものが挙げられる。
【0034】前記親水性高分子の具体例としては、少量
で粘度が高く、水分保持能力の高い高分子材料(特に、
水溶性高分子又は水膨潤性高分子)、例えば、カルボキ
シル基含有高分子、スルホン酸基含有高分子(ステレン
スルホン酸、ビニルスルホン酸などのスルホン酸基を有
するビニル化合物又はこれらのナトリウム塩など)、ビ
ニルエーテル系重合体(ポリビニルメチルエーテルなど
のポリビニルアルキルエーテル、ビニルアルキルエーテ
ル−無水マレイン酸共重合体など)、ビニルアルコール
系重合体(ポリビニルアルコール、変性ポリビニルアル
コールなど)、ポリアルキレンオキサイド(ポリエチレ
ンオキサイド、ポリエチレンオキサイド−ポリプロピレ
ンオキサイド共重合体など)、多糖類(デンプン、カラ
ゲニン、カンテン)などが挙げられる。なお、親水性高
分子は、吸水量が自重の10〜100倍程度の高吸水性
高分子であってもよい。
【0035】カルボキシル基含有高分子としては、カル
ボキシル基含有多糖類、例えば、カルボキシル基含有セ
ルロース〔例えば、カルボキシメチルセルロース(CM
C)、カルボキシメチルメチルセルロース、カルボキシ
メチルエチルセルロース、カルボキシメチルヒドロキシ
エチルセルロース、カルボキシメチルヒドロキシブロピ
ルセルロースなどのカルボキシメチル基含有セルロース
など〕又はその塩(ナトリウムなど)などが例示でき
る。
【0036】カルボキシル基含有単量体と共重合させる
共重合性成分としては、例えば、オレフィン類又はジエ
ン類,ビニル系単量体、酢酸ビニルなどのビニルエステ
ル類,スチレンなどの芳香族ビニル単量体;ビニルピロ
リドンなどの複素環式ビニルアミン類などが挙げられ
る。これらの共重合性成分は、単独又は二種以上を組合
せて使用できる。共重合性成分の使用量は、カルボキシ
ル基含有単量体100重量部に対して、0〜500重量
部程度の範囲から選択できる。
【0037】塩としては、例えば、無機塩(リチウム、
ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属塩、アンモニ
ウム塩など)、有機塩(例えば、アミン類との塩など)
が挙げられる。
【0038】前記高分子材料としては、例えば、CM
C、アルギン酸などのカルボキシル基含有多糖類又はそ
の塩、(メタ)アクリル酸又はその塩を主成分とする
(メタ)アクリル酸系重合体又はその塩が好ましく用い
られ、中でも好ましくは、安全性の高いCMC、アルギ
ン酸又は各々の塩が挙げられる。CMCの平均置換度
は、無水グルコース基1単位当たり0.1〜3(例え
ば、0.4〜2.5)、好ましくは0.5〜2.0、さ
らに好ましくは0.6〜1.8程度である。CMCの1
重量%水溶液粘度は、100〜20000mPa・s、
好ましくは500〜15000mPa・s、さらに好ま
しくは1000〜10000mPa・s程度である。
【0039】(メタ)アクリル酸系重合体の重量平均分
子量は、5万〜700万程度の範囲から選択でき、好ま
しくは10万〜500万、さらに好ましくは50万から
200万である。(メタ)アクリル酸又はその塩の割合
は、全モノマー中、50重量%以上、好ましくは60重
量%以上、さらに好ましくは70重量%以上である。
【0040】親水性高分子は、架橋剤を含み、上述の高
分子材料を架橋させたものでもよい。架橋剤としては、
無機架橋剤,有機架橋剤でも良い。これらの架橋剤は、
単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
【0041】架橋剤として、安全性の点から、食品添加
物として認められているカルシウム塩、ミョウバンなど
の多価金属塩などを使用するのが好ましい。架橋剤の使
用量は、高分子材料100重量部に対して、0.1〜1
0重量部、好ましくは0.5〜8、さらに好ましくは1
〜5程度である。
【0042】蒸気発生剤は、多量の蒸気を発生させるた
めに含水量が高いのが好ましく、含水率は、蒸気発生剤
全体中、好ましくは90〜99.5重量%、更に好まし
くは93〜99重量%程度である。
【0043】また、前記蒸気発生剤の動的粘性率は、下
記式(1)、好ましくは下記式(2)を充足するものが
よい。
【数1】 logη′>1.73〜0.72logω (1) logη′>1.80〜0.72logω (2) (式中、η′は動的粘性率(Pa・s)、ωは角周波数
(1/sec)を示す)
【0044】また、親水性高分子の使用量は、容器本体
20の内容積1リットルに対して、20〜40gである
のが好ましく、25〜35gとするのが更に好ましい。
【0045】親水性高分子の含水量及び使用量を上述の
範囲内とすることにより、食品の蒸し調理に最適な量の
蒸気を発せさせられるだけの水分を蒸気発生剤に保持さ
せることができる。
【0046】本発明の蒸気発生体30は、必要により、
他の添加剤(例えば、エチレングリコール、プロピレン
グリコールなどの不凍剤、防腐・防カビ剤、酸化防止
剤、着色剤、香料など)を含んでいてもよい。蒸気発生
体内に香料が付加することにより、消費者を嗅覚的に刺
激することができ、食欲を増進させる効果がある。
【0047】そして、蒸気発生体30の蒸気発生剤を封
入する袋は、電子レンジ等の誘導加熱などにより前記蒸
気発生体30から発生した蒸気を放出可能な蒸気透過性
であればよく、合成樹脂製フィルムが好ましい。
【0048】蒸気発生体30に用いられる蒸気発生可能
なフィルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−プロピレン共重合体などのオレフィン系フィ
ルム;スチレン系フィルム;ポリビニルアルコール,エ
チレン−ビニルアルコール共重合体などのビニルアルコ
ール系フィルム;ポリ塩化ビニル、塩化ビニル酢酸ビニ
ル共重合体、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体などのビニル系フィルム;
6−ナイロン、6,6−ナイロン、6,10−ナイロン
などのポリアミド系フイルム;ポリアルキレンテレフタ
レート(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレートなど)、ポリアルキレンナフタレートなど
のポリエステル系フイルム;ポリカーボネート系フィル
ムなどが拳げられる。これらのフイルムは、単層フイル
ム又は前記フイルムを二種以上組み合わせた複合フィル
ムであってもよい。例えば、フィルムを構成する樹脂成
分(例えば、ポリオレフィン又はポリスチレン)をベー
ス樹脂とし、他の樹脂成分(例えば、ポリスチレン又は
ポリオレフィン)を分散層樹脂とした分散構造を有する
フィルムで構成してもよく、この分散構造を有するフィ
ルムと、このフィルムに対して所定のヒートシール強度
を有するフィルムとで構成してもよい。ベース樹脂に対
する分散層樹脂の含有量は、ベース樹脂100重量部に
対して、1〜80重量部、好ましくは10〜70重量
部、さらに好ましくは20〜60重量部程度である。
【0049】かかるフィルムは、熱溶融により小孔が形
成される樹脂としても良い。また、フィルムは、約90
℃で熱溶融する樹脂としても良い。さらに、フィルム
は、所定の内圧により破裂して小孔が形成されるように
しても良い。
【0050】また、他の実施の形態として、フィルム
は、外側にナイロン層等を配し、前記ナイロン層に直鎖
低密度ポリエチレン層(例えば、リニアローデン層)を
積層してなるようにしても良い。この場合、フィルム
は、ナイロン層等が約5〜25μm、直鎖低密度ポリエ
チレン層が約30〜70μmとするのが好ましい。さら
に、ナイロン層等を10〜20μm、直鎖低密度ポリエ
チレン層を約55〜65μmとするのがより好ましい。
このフィルムの直鎖低密度ポリエチレン層側から傷を付
けることによりフィルムに部分的に薄い箇所を均等に設
けるようにすると良い。これにより、加熱時に、薄い箇
所が熱溶融して蒸気透過可能となる。特に、外側にナイ
ロン層で内側にリニアローデン層を積層するようにする
のが好ましい。
【0051】また、蒸気発生体30は、前記例示の易剥
離性フィルムと易剥離性フィルムに対して剥離可能なヒ
ートシール強度を有するフィルムとで構成しても良いこ
とは勿論である。易開封性の包装体の剥離強度は特に制
限されないが、例えば、30〜200g/15mm、好
ましくは50〜200g/15mm程度である。このよ
うな易開封性に優れた包装体を使用すれば、電子レンジ
などの誘導加熱によって前記蒸気発生体30から発生し
た蒸気により、包装体内の圧力が増加し、包装体の少な
くとも一部が開封することによって蒸気を容易に放出で
きる。
【0052】蒸気発生体30は前記合成樹脂製フィルム
に限らず紙製とすることもできる。紙製の場合には、パ
ルプ繊維と化学繊維を配合した化繊混抄紙が好ましい。
この場合、外側に薄膜状のポリマーをラミネートすると
良い。また、化繊混抄紙の周縁部を熱溶着し、内圧によ
り容易に剥離させるようにするようにしても良い。化繊
混抄紙としては、パルプ繊維100%からなる層と、パ
ルプ繊維と化学繊維を配合した層を抄きあわせて抄紙し
た通気性耐油シート(例えば、三島製紙株式会社製、商
品MFD)がある。MFDは撥油性、耐水性を付与する
ためにフッ素樹脂加工による撥油剤を添加しても良い。
かかる通気性耐油シートの使用により、通気性を有する
ため水蒸気が容易に透過、拡散することができ、さら
に、ヒートシール性を有するため容易に製袋化できる。
また、抄紙機で連続生産することができるため、生産性
も向上する。
【0053】なお、蒸気発生体30の袋内に、蒸気発生
剤と共に香料を添加するようにしても良い。香料は、収
納する食品により適宜選択する。
【0054】また、蒸気発生体30は、ヒートシール性
を有し、蒸気を外部に発散可能な不織布からなる袋に前
記蒸気発生剤を封入し、それをフィルム又は化繊混抄紙
などにより包みこむようにしても良い。不織布からなる
袋の外側に、所定の空隙を配して、合成樹脂性フィルム
又は紙により被覆包装すると効果的である。これによ
り、蒸気発生剤が外側のフィルム又は化繊混抄紙などか
らなる袋から漏れ出すことを防止できる。
【0055】ところで、蒸気発生剤の蒸気発生量は、4
80Wの電子レンジ等の誘導加熱に1分間かけた場合
に、例えば、約30gの蒸気発生体(CMC約2%)に
おいて、2〜7g/分であるのが好ましい。さらに、
3.5〜5.5g/分であるのが好ましい。蒸気発生剤
の蒸気発生量を上述の範囲内とすることにより、特に最
適に電子レンジ等の誘導加熱で蒸し調理を行うことがで
きる。
【0056】本実施形態の蒸し器は、次のようにして使
用することができる。即ち、先ず蒸気発生体30を容器
本体20の底面部22に載置し、食品載置部40を容器
本体20に装着して、食品載置用底面部42に食品を所
定数載置し、蓋体50を装着して、電子レンジ等の誘導
加熱で加熱することにより、蒸気発生体30から順次蒸
気を発生させて、蒸し調理を行うことができる。
【0057】そして、本実施形態の蒸し器によれば、特
に水を注入する等することなく、単に容器内の所定箇所
に食品を載置して電子レンジ等の誘導加熱にて処理する
だけで簡便に蒸し調理を行うことができ、しかも、蒸気
発生体30として蒸気発生剤を用いているので、蒸気の
発生開始時期や発生量等がコントロールし易く、蒸し調
理に最適であり、良好な加減で蒸し調理ができる。
【0058】特に、本実施形態のような構成の容器本体
20、食品載置部40及び蓋体50を採用した場合に
は、これらの効果が顕著である。具体的には、食品載置
部40の開口面積が上述の範囲であり、上述のように載
置台47が設けてあり、蓋体50に蒸気放出部となる開
口56が設けてあるので、本実施形態においては、通気
穴46から蒸気連通溝48内を蒸気が通過するため、効
果的に蒸気を連通させることができ、良好な蒸し調理が
可能である。このため、本実施の形態では、容器本体2
0の底面部22に蒸気発生体30を載置して使用してい
るが、蒸気連通溝48を設けることにより、効果的に蒸
気を連通させることができるため、単に水を注入して
も、簡便に蒸し調理を行うことができることは勿論であ
る。
【0059】本実施形態の蒸し器1は、例えば、常法に
従って真空成形、真空圧空成形、熱板成形等して容器本
体、食品載置部40及び蓋体50を製造することができ
る。また、親水性高分子に所定量の水を含水させて蒸気
発生剤を容器本体20の底面部に直接載置するようにし
ても、本発明の効果は得られる。
【0060】なお、本発明の蒸し器1は、上述の実施形
態に制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能である。
【0061】例えば、上述の実施形態においては、容器
本体20等の形状を矩形体のものを例示して説明した
が、これに制限されず、円筒形状等種々の形状とするこ
とができる。
【0062】また、食品載置部40を容器本体20とは
別個としているが、容器本体20自体に食品を直接載せ
て蒸し調理することも可能である。例えば、容器本体2
0の底面に、食品を載せて、且つ底面の中央又は/及び
端部に蒸気発生体30を設置するようにすることもでき
る。これにより、容器本体20の高さを小さくできるの
で、蒸し器1の大きさを小型化できる。
【0063】
【発明の効果】本発明の蒸し器のうち、請求項1記載の
発明では、前記蒸気発生体は、親水性高分子に水を吸収
させて形成された蒸気発生剤であるため、電子レンジ等
の誘導加熱で加熱することにより、蒸気発生のコントロ
ールが容易であり、短時間で蒸気を発生して効果的に蒸
し調理を行うことができる。また、蒸し器底面部に蒸気
発生剤又は蒸気発生体を載置するだけで、電子レンジ等
の誘導加熱で、簡便な操作で且つ良好に、シュウマイや
餃子、中華饅頭等の各種食品の蒸し調理を行うことがで
きる。
【0064】請求項2記載の発明では、調理対象物たる
食品に対する衛生性・安全性がより向上される。
【0065】請求項3記載の発明では、特に良好な加減
で蒸し調理を行うことができる。
【0066】請求項4記載の発明では、蒸気発生剤を蒸
気透過性のフィルムに封入してなることにより、蒸気発
生体の取り扱いが容易となり、且つ蒸気発生体からの水
分の蒸発を防止することができる。
【0067】請求項5記載の発明では、電子レンジ等の
誘導加熱の加温によりフィルムに所定温度で小孔が形成
されるため、小孔より蒸気発生が排出される。
【0068】請求項6記載の発明では、蒸気発生体のフ
ィルムが90℃で熱溶融するので、効果的に蒸し調理を
することができる。
【0069】請求項7記載の発明では、電子レンジ等の
誘導加熱の加温により前記フィルムが、所定の内圧によ
り破裂して小孔が形成されるため、蒸気発生体より蒸気
発生が可能となる。
【0070】請求項8記載の発明では、フィルムの内側
から傷を付けることにより、フィルムの薄くなった箇所
が熱溶融して、効果的に蒸気透過させることができる。
【0071】請求項9記載の発明では、フィルムを化繊
混抄紙としたので、通気性があり、水蒸気が透過可能で
ある。さらに、使用後に、廃棄燃焼するときの発熱量も
ポリエチレンに比較して1/3程度となり省エネルギー
化できる。
【0072】請求項10記載の発明では、外側に薄膜状
のポリマーをラミネートしたので、内部の蒸気発生剤が
化繊混抄紙より浸み出すのを防止できる。
【0073】請求項11記載の発明では、蒸気発生体内
に香料が付加することにより、消費者を嗅覚的に刺激す
ることができ、食欲を増進させる効果がある。
【0074】請求項12記載の発明では、内部に不織布
を配設することにより蒸気発生剤が蒸気発生体の外側に
浸み出すことを防止することができる。
【0075】請求項13記載の発明では、電子レンジ等
の誘導加熱で加熱することにより、容器本体の底面部に
載置される蒸気発生体から所定温度で蒸気が発生し、食
品載置部の通気穴を介して蓋体の通気孔より蒸気が放出
されて、食品載置部上に載置された食品を、効果的に蒸
し調理することができる。さらに、蒸気連通溝が形成さ
れているので、通気穴から排出された蒸気を食品載置部
上に連通させることができるので、効果的に蒸し調理が
できる。
【0076】請求項14記載の発明では、前記食品載置
部が安定して容器本体に取り付けることができ、且つ食
品の取り出しも容易に行うことができる。
【0077】請求項15記載の発明では、前記容器本体
又は食品載置部を、耐油又は耐水性を施した紙製とした
ので、使用後に、燃焼ごみとして廃棄することができ、
且つ廃棄燃焼するときの発熱量もポリエチレンに比較し
て1/3程度となり省エネルギー化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蒸し器の実施の形態を示す分解斜視図
である。
【図2】図1に示す蒸し器の使用形態を示す厚さ方向断
面図である。
【図3】食品載置部の平面図である。
【符号の説明】
1 蒸し器 20 容器本体 30 蒸気発生体 40 食品載置部 46 通気穴 47 食品載置部 48 蒸気連通溝 50 蓋体 56 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊本 一範 神奈川県横浜市南区六ツ川2丁目127−89 (72)発明者 佐藤 重信 兵庫県姫路市網干区新在家940 Fターム(参考) 4B055 AA09 AA10 AA22 BA36 BA63 CA03 CA16 CA73 CB08 DB15 FB33

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子レンジ等の誘導加熱で蒸し調理を行
    うための蒸し器であって、 前記蒸し器内に、親水性高分子と水とで構成され、誘導
    加熱により蒸気を発生する蒸気発生剤又はその蒸気発生
    剤を封入した蒸気発生体を備えるものであることを特徴
    とする蒸し器。
  2. 【請求項2】 前記親水性高分子が、カルボキシル基含
    有高分子又はその塩であることを特徴とする請求項1記
    載の蒸し器。
  3. 【請求項3】 前記蒸気発生剤の含水率は、90〜9
    9.5重量%であることを特徴とする請求項1に記載の
    蒸し器。
  4. 【請求項4】 蒸気発生剤を蒸気透過性のフィルムに封
    入してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記
    載の蒸し器。
  5. 【請求項5】 前記フィルムは、熱溶融により小孔が形
    成される樹脂からなることを特徴とする請求項4記載の
    蒸し器。
  6. 【請求項6】 前記フィルムは、約90℃で熱溶融する
    樹脂からなることを特徴とする請求項4記載の蒸し器。
  7. 【請求項7】 前記フィルムは、所定の内圧により破裂
    して小孔が形成されることを特徴とする請求項4記載の
    蒸し器。
  8. 【請求項8】 前記フィルムの内側から傷を付けること
    により前記フィルムが部分的に薄くなる箇所を設けたこ
    とを特徴とする請求項4〜7のいずれか記載の蒸し器。
  9. 【請求項9】前記蒸気発生剤をパルプ繊維と化学繊維を
    配合した化繊混抄紙により封入してなることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の蒸し器。
  10. 【請求項10】 前記化繊混抄紙は、外側に薄膜状のポ
    リマーをラミネートしたことを特徴とする請求項9記載
    の蒸し器。
  11. 【請求項11】 前記蒸気発生体に、蒸気発生剤と共に
    香料を添加したことを特徴とする請求項1〜10のいず
    れか記載の蒸し器。
  12. 【請求項12】 前記蒸気発生体は、ヒートシール性を
    有し、蒸気を外部に発散可能な不織布に前記蒸気発生剤
    を封入し、それを蒸気透過性のフィルム又は、外側に薄
    膜状のポリマーをラミネートした化繊混抄紙などにより
    に包み込むようにしたことを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載の蒸し器。
  13. 【請求項13】 電子レンジ等の誘導加熱で蒸し調理を
    行うための蒸し器であって、 前記蒸し器は、上面を開口した箱体で、その底面部に、
    誘導加熱により蒸気を発生する蒸気発生剤又はその蒸気
    発生剤を封入した蒸気発生体が載置される容器本体と、 前記容器本体内に設けられ、底面が前記容器本体の底面
    部及び上面間に位置して、底面に通気穴が開口形成され
    ると共に、前記通気穴からの蒸気を連通させる蒸気連通
    溝が形成されている食品載置部と、 前記容器本体の上面を被覆し、且つ上面に通気孔を開口
    形成してなる蓋体とからなることを特徴とする蒸し器。
  14. 【請求項14】 前記食品載置部は、その上端が前記容
    器本体の上縁に係止されて前記容器本体に着脱自在に取
    り付けられていることを特徴とする請求項13記載の蒸
    し器。
  15. 【請求項15】 前記容器本体又は食品載置部は、耐油
    及び耐水性を有し、又は耐水又は耐油性を施された紙製
    からなることを特徴とする請求項13又は14記載の蒸
    し器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009273650A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Shizuko Miura 電子レンジ用蒸籠台、電子レンジ用蒸籠ユニット、蒸し調理済み食品の製造方法
KR200457595Y1 (ko) 2011-06-29 2011-12-28 이영우 스팀 쿡
CN110811305A (zh) * 2019-11-25 2020-02-21 徐州橙空间厨具有限公司 一种甘薯蒸烤器具
CN112262736A (zh) * 2020-10-16 2021-01-26 中国农业科学院都市农业研究所 一种具有硬化外壳的基质块及制备装置、制备方法
KR102666131B1 (ko) * 2023-04-04 2024-05-16 주식회사 에코위더스 일회용 조리 용기

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