JP2001160863A - 無線通信端末の設定方法 - Google Patents

無線通信端末の設定方法

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JP2001160863A
JP2001160863A JP34463799A JP34463799A JP2001160863A JP 2001160863 A JP2001160863 A JP 2001160863A JP 34463799 A JP34463799 A JP 34463799A JP 34463799 A JP34463799 A JP 34463799A JP 2001160863 A JP2001160863 A JP 2001160863A
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communication terminal
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line connection
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Shunsuke Ito
俊輔 伊藤
Riyougo Tadokoro
了吾 田所
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔地の無線通信端末の設定を行う場合に、
作業者が直接遠隔地へ行かなくても済むようにして、無
線通信端末の保守管理作業を簡単化する。 【解決手段】 本発明の無線通信端末6の設定方法は、
制御元1との間で無線通信によりデータを送信または受
信するように構成された無線通信端末6の設定方法にお
いて、制御元1から送信された無線通信端末6の設定用
のコマンドを無線通信端末6が受信することに基づい
て、無線通信端末6の設定を行うように構成した。そし
て、この構成の場合、制御元1から送信されて無線通信
端末6で受信されたアドレスに関する情報と無線通信端
末6に登録されているパスワードとを比較し、これらが
一致したときに、データ回線接続モードからリモート回
線接続モードへ切り替えるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御元との間で無
線通信によりデータを送信または受信するように構成さ
れた無線通信端末の設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】制御元である例えば制御センターのパソ
コンと、制御センターから離れた遠隔地に配置されたデ
ータ処理装置との間で、無線通信でデータを伝送したい
場合、制御センターのパソコンにセンタ用の無線通信端
末を接続すると共に、遠隔地のデータ処理装置に遠隔地
用の無線通信端末を接続するように構成する。この構成
によれば、制御センターのパソコンから遠隔地のデータ
処理装置へ、または、その逆方向へ無線通信でデータを
送信することが可能である。上記各無線通信端末として
は、従来より、例えばPHS方式の無線通信端末が使用
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した無線通信の構
成において、無線通信端末は、種々の設定が可能なよう
に構成されており、必要に応じて設定を変更しなければ
ならない事態が発生する。そして、無線通信端末の設定
は、無線通信端末の本体または本体内配設されたプリン
ト基板に設けられた切替スイッチを操作して行うように
構成されていた。このため、遠隔地の無線通信端末の設
定を変更する場合には、作業者が直接遠隔地へ行って、
そこで、設定変更作業を行う必要があり、無線通信端末
の保守管理作業がかなり面倒であるという問題点があっ
た。
【0004】そこで、本発明の目的は、遠隔地の無線通
信端末の設定を行う場合に、作業者が遠隔地へ行かなく
ても済むようにして、無線通信端末の保守管理作業を簡
単化できる無線通信端末の設定方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、無線通信により制御元から送信された無線通信端末
の設定用のコマンドを無線通信端末が受信することに基
づいて、無線通信端末の設定を行うように構成したの
で、遠隔地の無線通信端末の設定を行う場合に、作業者
が遠隔地へ行かなくても済む。
【0006】請求項2の発明においては、制御元から送
信されて無線通信端末で受信されたアドレスに関する情
報と無線通信端末に登録されているパスワードとを比較
し、これらが一致したときに、データ回線接続モードか
らリモート回線接続モードへ切り替えるように構成し
た。これにより、偶発的に誤ってデータ回線接続モード
からリモート回線接続モードへ切り替えられる事態をほ
ぼ確実に防止することができ、セキュリティを向上させ
ることができる。
【0007】請求項3の発明においては、無線通信端末
が公衆電話網モードまたは自営電話網モードで待ち受け
ているときには、制御元から発呼されて無線通信端末で
着信されたサブアドレスに関する情報と無線通信端末に
登録されているパスワードとを比較し、これらが一致し
たときに、データ回線接続モードからリモート回線接続
モードへ切り替えるように構成した。この構成によれ
ば、公衆電話網モードまたは自営電話網モードで待ち受
けているときに、偶発的に誤ってデータ回線接続モード
からリモート回線接続モードへ切り替えられる事態をほ
ぼ確実に防止することができる。
【0008】請求項4の発明においては、無線通信端末
がトランシーバモードで待ち受けているときには、制御
元から発呼されて無線通信端末で着信された発呼電話番
号を確認し、これが無線通信端末に登録されている電話
番号と一致したときに、データ回線接続モードからリモ
ート回線接続モードへ切り替えるように構成した。この
構成によれば、トランシーバモードで待ち受けていると
きに、偶発的に誤ってデータ回線接続モードからリモー
ト回線接続モードへ切り替えられる事態をほぼ確実に防
止することができる。
【0009】請求項5の発明によれば、制御元からネッ
トワーク内の無線通信端末を中継して目標の無線通信端
末へ無線通信によりデータを送信する構成において、目
標の無線通信端末をデータ回線接続モードからリモート
回線接続モードへ切り替えることができ、しかも、偶発
的に誤ってデータ回線接続モードからリモート回線接続
モードへ切り替えられる事態をほぼ確実に防止すること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
いて、図1ないし図5を参照しながら説明する。まず、
図1は本実施例の無線通信システムの全体の概略構成を
示すブロック図である。この図1において、制御元であ
る例えば制御センター1のパソコン2には、センター用
の無線通信端末3が接続ケーブル4を介して接続されて
いる。この無線通信端末3は、例えばPHS方式のデー
タ通信端末で構成されており、そのハードウエア構成は
従来構成の無線通信端末とほぼ同じである。
【0011】そして、制御センター1から離れた遠隔地
に、データ処理装置5が配置されており、このデータ処
理装置5には、遠隔地用の無線通信端末6が接続ケーブ
ル7を介して接続されている。この無線通信端末6は、
例えばPHS方式のデータ通信端末で構成されており、
上記センター用の無線通信端末3と同じ構成のものであ
る。
【0012】また、センター用の無線通信端末3と遠隔
地用の無線通信端末6との間には、例えば公衆電話網8
が介在されるように構成されている。この公衆電話網8
を介在させて無線通信端末3と無線通信端末6とが回線
接続したモードが、公衆電話網モードである。また、本
実施例の場合、公衆電話網8に代えて自営電話網(図示
しない)を介在させることも可能なような構成となって
いる。この自営電話網を介在させて無線通信端末3と無
線通信端末6とが回線接続したモードが、自営電話網モ
ードである。
【0013】更に、本実施例の場合、公衆電話網8や自
営電話網を介在させることなく、上記無線通信端末3と
上記無線通信端末6との間で直接通信することも可能な
構成となっている。このように、無線通信端末3と無線
通信端末6とが直接回線接続したモードが、トランシー
バモードである。
【0014】このような構成の無線通信システムの場
合、制御センター1のパソコン2から遠隔地のデータ処
理装置5へ、または、その逆方向へ無線通信でデータを
送信(伝送)することが可能な構成となっている。尚、
上記データ処理装置5は、パソコンや種々のデータ発生
機器等で構成されている。データ発生機器の一例とし
て、例えば自動販売機に適用することが好ましく、この
構成の場合、自動販売機の商品の販売情報や在庫情報等
のデータを制御センター1へ送信することにより、制御
センター1にて上記データを収集することが可能な構成
となる。
【0015】また、無線通信端末3、6の電気的構成は
同じであり、この電気的構成の概略について、図2のブ
ロック図を参照して説明する。この図2に示すように、
無線通信端末3、6は、制御部9と、メモリ部10と、
スイッチ部11と、LED部12と、無線部13と、ア
ンテナ14と、外部インターフェイス部15とを備えて
構成されている。制御部9は、無線通信端末3、6の運
転動作を制御する機能を備えている。メモリ部10は、
ROMやRAM等で構成されており、制御プログラムや
各種のデータを記憶している。
【0016】無線部13は、制御部9から与えられた送
信用のデータ信号を変調してアンテナ14から電波とし
て外部へ送信する機能と、外部から到来した電波をアン
テナ14を介して受信して復調しその受信信号を制御部
9へ出力する機能とを備えている。外部インターフェイ
ス部15には、パソコン2やデータ処理装置5等が接続
ケーブル4、7を介して接続されるように構成されてい
る。
【0017】次に、上記した遠隔地の無線通信端末6の
受信時の動作について、図3、図4及び図5も参照して
説明する。尚、図3及び図4の各フローチャートは、無
線通信端末6の制御部9の制御動作のうちの受信時動作
の制御内容を示している。本実施例の場合、無線通信端
末6の待ち受け動作として2種類の待ち受け動作を実行
できるように構成されている。そのうちの1つの待ち受
けは、図3に示すように、公衆電話網モードまたは自営
電話網モードのときの待ち受けであり、他の1つの待ち
受けは、図4に示すように、トランシーバモードのとき
の待ち受けである。
【0018】まず、図3に示す公衆電話網モードまたは
自営電話網モードのときの待ち受け動作について説明す
る。この場合、最初に、ステップS11において、着信
があったか否かを判断する。ここで、着信があった場合
には、ステップS12へ進み、送信された呼設定メッセ
ージの中の着サブアドレスとして格納されている情報
(具体的には、パスワードに相当する文字列のデータ)
と、無線通信端末6に予め記憶(登録)されているパス
ワード(文字列のデータ)とが一致するか否かを判断す
る。上記パスワードは、無線通信端末6をデータ回線接
続モードからリモート回線接続モードに切り替えるため
の専用のパスワードである。
【0019】尚、上記呼設定メッセージは、制御センタ
−1の無線通信端末3が発呼(送信)したときに、公衆
電話網モードまたは自営電話網モードの場合に、基地局
(図示しない)から無線通信端末6へ送信されるデータ
であり、その一部分の構成を図5に示す。本実施例の場
合、無線通信端末6をデータ回線接続モードからリモー
ト回線接続モードへ切り替えたい場合には、呼設定メッ
セージの中の着サブアドレスの情報が上記パスワードと
なるように送信条件や送信データを設定して、制御セン
タ−1の無線通信端末3の発呼を実行するように構成さ
れている。
【0020】さて、上記ステップS12において、着サ
ブアドレスの情報と無線通信端末6内に登録されている
パスワードとが一致しないときには(即ち、データ回線
接続モードで通常のデータの無線通信を実行するときに
は)、ステップS13へ進み、通常の着信処理(周知の
着信処理)を実行するように構成されている。
【0021】これに対して、ステップS12において、
着サブアドレスの情報と無線通信端末6内のパスワード
とが一致したときには(即ち、データ回線接続モードか
らリモート回線接続モードに切り替えて無線通信を実行
するときには)、ステップS14へ進み、リモート回線
接続モードに切り替えた着信処理(即ち、制御センター
1から送信されたリモートコマンドに基づいて無線通信
端末6の設定を行う処理)を実行するように構成されて
いる。
【0022】具体的には、まず、ステップS14におい
て、回線を接続する。続いて、ステップS15へ進み、
制御センター1から送信された送信データの中のパスワ
ードに相当するデータが、無線通信端末6に予め記憶さ
れている第1のレベルのパスワードと一致するか否かを
判断する。ここで、両者が一致したときには、ステップ
S16へ進み、第1のレベルのコマンドの受け付けを開
始する。この第1のレベルのコマンドは、例えば一般の
ユーザーに使用許可されているコマンド群であり、予め
その種類や数が決められている。
【0023】そして、ステップS17へ進み、制御セン
ター1から送信された送信データの中のコマンド(第1
のレベルのコマンド)を解釈し、そのコマンドに対応す
る動作を実行するように構成されている。これにより、
無線通信端末6の設定が実行される。即ち、制御センタ
ー1からの送信コマンドに基づいて無線通信端末6の設
定が実行されるようになる。このような無線通信端末6
の設定機能を、リモートコマンド機能と呼ぶ。尚、上記
した各コマンドは、例えばATコマンド(モデムの制御
コマンド)で構成されている。
【0024】一方、ステップS15において、送信デー
タの中のパスワードのデータと、無線通信端末6の第1
のレベルのパスワードとが一致しないときは、ステップ
S18へ進み、送信データの中のパスワードのデータ
が、無線通信端末6に予め記憶されている第2のレベル
のパスワードと一致するか否かを判断する。ここで、両
者が一致したときには、ステップS19へ進み、第2の
レベルのコマンド(及び第1のレベルのコマンド)の受
け付けを開始する。この第2のレベルのコマンドは、例
えば保守用(サービスマンに使用許可されている)のコ
マンド群であり、予めその種類や数が決められている。
【0025】そして、ステップS20へ進み、制御セン
ター1から送信された送信データの中のコマンド(第2
のレベルのコマンド及び第1のレベルのコマンド)を解
釈し、そのコマンドに対応する動作を実行するように構
成されている。
【0026】また、上記ステップS18において、送信
データの中のパスワードのデータと、無線通信端末6の
第2のレベルのパスワードとが一致しないときは、ステ
ップS18にて「NO」へ進み、図示はしないが、送信
データの中のパスワードのデータが、無線通信端末6に
予め記憶されている第3のレベルのパスワードと一致す
るか否かを判断するように構成されている。ここで、両
者が一致したときには、第3のレベルのコマンド(及び
第2のレベルのコマンド並びに第1のレベルのコマン
ド)の受け付けを開始する。上記第3のレベルのコマン
ドは、例えばメーカー用(製造ラインで使用許可されて
いる)コマンドであり、予めその種類や数が決められて
いる。
【0027】そして、第4のレベル以降のコマンド(及
びパスワード)が必要な場合には、適宜、その判断や処
理等のステップを実行するように構成すれば良い。ま
た、各レベルのパスワードのいずれとも一致しなかった
場合には、コマンドの受け付けを実行しないように(即
ち、無線通信端末6の設定を行わないように)構成され
ている。尚、第1のレベルのコマンドだけ用意する構成
の場合は、ステップ18以降の処理は不要である。更
に、第1のレベルのコマンドと第2のレベルのコマンド
だけ用意する(即ち、第3のレベルのコマンド以降を容
易しない)ように構成しても良い。
【0028】また、本実施例の場合、無線通信端末6に
記憶(登録設定)されている各レベルのパスワードを変
更させる処理は、例えば、レベル2以上のコマンド(即
ち、パスワードの一致チェックを要するコマンド)を用
いて実行するように構成されている。
【0029】次に、図4に示すトランシーバモードのと
きの待ち受け動作について説明する。この場合、ステッ
プS11において、着信があった場合には、ステップS
102へ進み、受信した発信者番号(制御センター1か
ら送信された電話番号)と、無線通信端末6に予め記憶
(登録)されている電話番号とが一致するか否かを判断
する。
【0030】ここで、発信者番号と無線通信端末6内の
電話番号とが一致しないときは(即ち、データ回線接続
モードで通常のデータの無線通信を実行するときは)、
ステップS13へ進み、通常の着信処理(周知の着信処
理)を実行するように構成されている。
【0031】これに対して、上記ステップS102にお
いて、発信者番号と無線通信端末6内の電話番号とが一
致したときは(即ち、データ回線接続モードからリモー
ト回線接続モードに切り替えて無線通信を実行するとき
は)、ステップS14へ進み、リモート回線接続モード
に切り替えた着信処理(即ち、制御センター1から送信
されたリモートコマンドに基づいて無線通信端末6の設
定を行う処理)を実行するように構成されている。そし
て、上記ステップS14以降の制御は、前述した公衆電
話網モードまたは自営電話網モードのときの待ち受け動
作の制御(図3参照)と同じである。
【0032】尚、各レベルのパスワードは、公衆電話網
モードまたは自営電話網モードのときの待ち受け動作の
制御で使用する各レベルのパスワードと同じものに設定
しても良いし、異なるもの、即ち、トランシーバモード
専用の各レベルのパスワードを別途用意しても良い。
【0033】このような構成の本実施例によれば、無線
通信により、制御センター1から無線通信端末6の設定
用のコマンドを無線通信端末6へ送信することに基づい
て、無線通信端末6の設定を行うように構成したので、
遠隔地の無線通信端末6の設定を行う場合に、作業者が
直接遠隔地へ行かなくても済む。従って、無線通信端末
6の保守管理作業を簡単化できる。
【0034】また、上記実施例では、制御センター1か
ら送信されて無線通信端末6で受信されたアドレスに関
する情報とパスワードとを確認し、これらが所定のもの
であるときに、データ回線接続モードからリモート回線
接続モードへ切り替えるように構成した。具体的には、
無線通信端末6が公衆電話網モードまたは自営電話網モ
ードで待ち受けているときは、上記アドレスに関する情
報は、制御センター1から発呼されて無線通信端末6で
着信された着サブアドレスに関する情報である。また、
無線通信端末6がトランシーバモードで待ち受けている
ときは、上記アドレスに関する情報は、制御センター1
から発呼されて無線通信端末6で着信された発信者番号
(発呼電話番号)である。
【0035】このように構成することにより、上記実施
例では、データ回線接続モード時において通常のデータ
を送信しているときに、偶発的に誤ってデータ回線接続
モードからリモート回線接続モードへ切り替えられるよ
うな事態をほぼ確実に防止することができる。従って、
セキュリティを向上させることができる。
【0036】尚、上記実施例では、無線通信により制御
センター1から送信された無線通信端末6の設定用のコ
マンドを無線通信端末6が受信することに基づいて、無
線通信端末6の設定を行うように構成したが、これに限
られるものではなく、制御センター1からデータ処理装
置5の設定用のコマンド等を無線通信端末6ひいてはデ
ータ処理装置5へ送信することに基づいて、データ処理
装置5の設定処理等を行うように構成しても良い。
【0037】図6は本発明の第2の実施例を示すもので
あり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第
1の実施例と同一部分には、同一符号を付している。第
2の実施例では、複数の無線通信端末6、16(図6で
は2個の無線通信端末だけを図示)が分散配置されてネ
ットワークが構成されている。そして、このネットワー
クの構成においては、制御センター1からネットワーク
内の1つの無線通信端末6を中継して目標の無線通信端
末16へ無線通信によりデータを送信することが可能な
ように構成されている。このように、ネットワーク内の
1つの無線通信端末6を中継して目標の無線通信端末1
6へデータを送信する構成は、従来より、周知の技術で
ある。
【0038】そして、上記第2の実施例においては、制
御センター1から送信したデータをネットワーク内の無
線通信端末6を中継して目標の無線通信端末16が受信
する接続モードをデータ回線接続モードと定義してい
る。また、制御センター1から送信されたコマンドをネ
ットワーク内の無線通信端末6を中継して目標の無線通
信端末16が受信する接続モードをリモート回線接続モ
ードと定義している。
【0039】更に、第2の実施例では、制御センター1
から無線通信端末6を中継して目標の無線通信端末16
へ、データ回線接続モードからリモート回線接続モード
に切り替えるための切替データを含むデータを送信する
ことが可能なように構成されている。更にまた、中継の
無線通信端末6は、制御センター1から送信されたデー
タを受信したら、その呼設定メッセージに基づいて、宛
先(目標の無線通信端末16)を確認すると共に、送信
されたデータが一般データであるかリモートコマンドデ
ータであるかを識別する機能を備えている。
【0040】そして、中継の無線通信端末6は、受信デ
ータの先頭に、宛先データと、識別データ(即ち、送信
されたデータが、一般データであるかリモートコマンド
データであるかを識別するデータ)とを付加してから、
そのデータ(転送データ)を目標の無線通信端末16へ
送信するように構成されている。
【0041】また、目標の無線通信端末16は、上記中
継の無線通信端末6からのデータを受信すると、宛先デ
ータに基づいて自分への送信データであるか否かを判断
すると共に、識別データに基づいてその送信データが一
般データであるかリモートコマンドデータであるかを識
別するように構成されている。続いて、目標の無線通信
端末16は、送信データが一般データであることを確認
したときには、通常の着信処理を実行するように構成さ
れている。
【0042】一方、自分への送信データがリモートコマ
ンドデータであることを確認したときには、目標の無線
通信端末16は、送信データの中の切替データ内のパス
ワードを確認し、これが所定のものであるとき、例えば
無線通信端末16内に予め記憶されているパスワードと
一致したときに、目標の無線通信端末16をデータ回線
接続モードからリモート回線接続モードへ切り替えるよ
うに構成されている。そして、目標の無線通信端末16
は、送信データの中のコマンド(ATコマンド)を受け
付けて、そのコマンドに対応する動作を実行し、該目標
の無線通信端末16の設定を行うように構成されてい
る。
【0043】更に、上記構成の場合、第1の実施例と同
様にして、複数のレベルのコマンド及びパスワードを受
け付け可能に構成することが好ましい。また、制御セン
ター1から複数(2以上)個の中継の無線通信端末を経
由して目標の無線通信端末へ無線通信するように構成し
ても良い。そして、このように構成した場合において
も、上記したリモートコマンド機能を備えるように構成
することが好ましい構成である。また、上記第2の実施
例において、制御センター1から目標の無線通信端末へ
中継の無線通信端末を経由しないで無線通信する場合
は、第1の実施例と同様にして、リモートコマンド機能
を実行すれば良い。
【0044】尚、上述した以外の第2の実施例の構成
は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第2の実施例においても、第1の実施例と同じ作用
効果を得ることができる。
【0045】また、上記各実施例においては、無線通信
端末3、6、16をPHS方式の無線通信端末で構成し
たが、他の方式(例えばPDC方式)の無線通信端末
や、小形(携帯型)の無線通信端末などで構成しても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す無線通信システム
のブロック図
【図2】無線通信端末のブロック図
【図3】公衆電話網モードまたは自営電話網モードで待
ち受けているときの受信動作のフローチャート
【図4】トランシーバモードで待ち受けているときの受
信動作のフローチャート
【図5】呼設定メッセージの一部分の構成を示す図
【図6】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
1は制御センター(制御元)、2はパソコン、3は無線
通信端末、4は接続ケーブル、5はデータ処理装置、6
は無線通信端末、7は接続ケーブル、8は公衆電話網、
9は制御部、10はメモリ部、11はスイッチ部、12
はLED部、13は無線部、14はアンテナ、15は外
部インターフェイス部、16は無線通信端末を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K048 AA00 BA13 DC01 EB06 GB00 5K067 AA30 AA34 BB04 BB21 EE02 EE06 EE16 HH06 HH07 5K101 KK11 LL12 MM07 PP03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御元との間で無線通信によりデータを
    送信または受信するように構成された無線通信端末の設
    定方法において、 前記制御元から送信された前記無線通信端末の設定用の
    コマンドを前記無線通信端末が受信することに基づい
    て、前記無線通信端末の設定を行うようにしたことを特
    徴とする無線通信端末の設定方法。
  2. 【請求項2】 前記制御元からのデータを前記無線通信
    端末が受信する接続モードをデータ回線接続モードと定
    義すると共に、前記制御元からのコマンドを前記無線通
    信端末が受信する接続モードをリモート回線接続モード
    と定義し、 前記制御元から送信されて前記無線通信端末で受信され
    たアドレスに関する情報と前記無線通信端末に登録され
    ているパスワードとを比較し、これらが一致したとき
    に、前記データ回線接続モードから前記リモート回線接
    続モードへ切り替えることを特徴とする請求項1記載の
    無線通信端末の設定方法。
  3. 【請求項3】 前記無線通信端末が公衆電話網モードま
    たは自営電話網モードで待ち受けているときには、前記
    制御元から発呼されて前記無線通信端末で着信されたサ
    ブアドレスに関する情報と前記無線通信端末に登録され
    ているパスワードとを比較し、これらが一致したとき
    に、前記データ回線接続モードから前記リモート回線接
    続モードへ切り替えることを特徴とする請求項2記載の
    無線通信端末の設定方法。
  4. 【請求項4】 前記無線通信端末がトランシーバモード
    で待ち受けているときには、前記制御元から発呼されて
    前記無線通信端末で着信された発呼電話番号を確認し、
    これが前記無線通信端末に登録されている電話番号と一
    致したときに、前記データ回線接続モードから前記リモ
    ート回線接続モードへ切り替えることを特徴とする請求
    項2記載の無線通信端末の設定方法。
  5. 【請求項5】 複数の無線通信端末が分散配置されてネ
    ットワークが形成されている構成であって、制御元から
    前記ネットワーク内の無線通信端末を中継して目標の無
    線通信端末へ無線通信によりデータを送信するように構
    成された無線通信端末の設定方法において、 前記制御元からのデータを前記ネットワーク内の無線通
    信端末を中継して前記目標の無線通信端末が受信する接
    続モードをデータ回線接続モードと定義すると共に、前
    記制御元からのコマンドを前記ネットワーク内の無線通
    信端末を中継して前記目標の無線通信端末が受信する接
    続モードをリモート回線接続モードと定義し、 前記制御元から前記目標の無線通信端末へ、前記リモー
    ト回線接続モードに切り替えるための切替データを含む
    データを送信するように構成し、 前記目標の無線通信端末が受信した前記切替データ内の
    パスワードを確認し、これが前記目標の無線通信端末に
    登録されているパスワードと一致したときに、前記目標
    の無線通信端末を前記データ回線接続モードから前記リ
    モート回線接続モードへ切り替えることを特徴とする無
    線通信端末の設定方法。
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