JP2001160690A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2001160690A
JP2001160690A JP34355299A JP34355299A JP2001160690A JP 2001160690 A JP2001160690 A JP 2001160690A JP 34355299 A JP34355299 A JP 34355299A JP 34355299 A JP34355299 A JP 34355299A JP 2001160690 A JP2001160690 A JP 2001160690A
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JP
Japan
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case
pen
touch input
lock
main body
Prior art date
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JP34355299A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Shima
秀幸 島
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体ケースと表示ケースとを相対的に開くと
きに軽い力で容易に開くことができ、かつタッチ入力時
に各ケースが相対的に動かないように固定する。 【解決手段】 ペン6でタッチ入力表示部をタッチ入力
する際、ペン収納部5からのペン6の取出動作に連動し
てペンホルダ7が回動し、これに連動してロック機構1
2がヒンジ部3をロックし、本体ケース1に対する表示
ケース2の回動を規制するので、タッチ入力時に本体ケ
ース1に対し表示ケース2を固定することができる。こ
のため、ヒンジ部3による各ケース1、2との相対的な
動作荷重を軽くすることができ、これにより本体ケース
1に対し表示ケース2を開くときに、大きな力を必要と
せず、軽い力で容易に開くことができ、かつタッチ入力
時に本体ケース1に対し表示ケース2が動かないように
確実に固定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はワードプロセッサ
やパーソナルコンピュータなどの電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサなどの情報処理
装置である電子機器においては、本体ケース上に表示ケ
ースをヒンジ部により回動可能に取り付け、使用しない
ときに表示ケースを本体ケース上に重ね合わせて閉じ、
使用するときに表示ケースを本体ケース上に傾斜させて
起立させるラップトップ型のものがある。この種の電子
機器には、入力手段として、本体ケースに設けられたキ
ーボードだけではなく、表示ケースにタッチ入力表示部
を設け、このタッチ入力表示部をペンなどで加圧するこ
とにより入力できるようにしたものがある。このような
電子機器では、タッチ入力表示部をペンなどで加圧した
ときに、表示ケースが回動しないように、ヒンジ部の動
作荷重を重くしてヒンジ部の回転トルクを大きくした構
造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電子機器では、ヒンジ部の動作荷重を重くすると、
本体ケースに対して表示ケースを開ける際、大きな力が
必要となるばかりか、表示ケースを開く際に、表示ケー
スと共に本体ケースも一緒に持ち上がってしまうことが
あり、このため片手で簡単に表示ケースを開くことがで
きなくなるという問題がある。また、このような電子機
器では、本体ケース上に起立した表示ケースの傾き角度
を調整する際、ヒンジ部の動作荷重が重いため、微調整
がしずらいという問題もある。
【0004】この発明の課題は、本体ケースである第1
ケースと表示ケースである第2ケースとを相対的に開く
ときに軽い力で容易に開くことができ、かつタッチ入力
時に第1ケースと第2ケースとが相対的に動かないよう
に固定することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、第1ケースと、タッチ入力表示部を有する第2ケー
スと、前記第1ケースと前記第2ケースとを開閉自在に
連結する連結手段とを備えた電子機器において、前記第
1ケースと前記第2ケースとのいずれか一方に設けら
れ、タッチ入力用のペンを挿脱可能に収納するペン収納
部と、このペン収納部から前記ペンを取り出す際、その
ペンの取出動作に連動して前記第1ケースと前記第2ケ
ースとの相対的な開閉動作を規制すべく前記連結手段を
ロックするロック手段とを備えたことを特徴とする。こ
の発明によれば、ペンでタッチ入力表示部をタッチ入力
する際に、ペン収納部からペンを取り出すと、そのペン
の取出動作に連動してロック手段が連結手段をロック
し、これにより第1ケースに対する第2ケースの開閉動
作を規制するので、タッチ入力時に第1、第2ケースが
相対的に開閉動作しないようにロックすることができ
る。このため、連結手段による第1、第2ケースの相対
的な動作荷重を軽くすることができ、これにより第1、
第2ケースを相対的に開くときに、大きな力を必要とせ
ず、軽い力で容易に開くことができ、かつタッチ入力表
示部で入力するときには、第1、第2ケースが相対的に
動かないように確実に固定することができる。
【0006】この場合、請求項2に記載のごとく、ペン
収納部は、第1ケースと第2ケースとのいずれか一方に
回動可能に取り付けられたペンホルダを備え、このペン
ホルダがペンの取出動作に応じて所定方向に回動し、こ
のペンホルダの所定方向への回動動作に連動してロック
手段をロック動作させる構造であれば、ペンをペン収納
部から取り出す際に、ペンホルダを回動させるだけで、
簡単かつ容易にロック手段により連結手段のロックする
ことができ、またペンをペン収納部に収納する際に、ペ
ンホルダを所定方向と逆方向に回動させることにより、
簡単かつ容易にロック手段による連結手段のロックを解
除することができる。また、請求項3に記載のごとく、
ペン収納部に対するペンの取出動作に連動してロック手
段をロック動作させ、ペンの収納動作に連動してロック
手段をロック解除動作させる連動手段を備えていれば、
ペンをペン収納部に着脱させるだけの簡単な操作でロッ
ク手段による連結手段のロックまたはロック解除ができ
る。
【0007】請求項4に記載の発明は、第1ケースと、
タッチ入力表示部を有する第2ケースと、前記第1ケー
スと前記第2ケースとを開閉自在に連結する連結手段と
を備えた電子機器において、前記第1ケースと前記第2
ケースとの相対的な開閉動作を規制すべく前記連結手段
を係脱可能にロックするロック手段と、前記タッチ入力
表示部がタッチ入力されたか否かを判断する判断手段
と、この判断手段でタッチ入力されたと判断したとき
に、前記ロック手段をロック動作させる制御手段とを備
えたことを特徴とする。この発明によれば、タッチ入力
表示部がタッチ入力され、このタッチ入力表示部がタッ
チ入力されたことを判断手段が判断した場合に制御手段
がロック手段をロック動作させ、これによりロック手段
が連結手段をロックして第1ケースに対する第2ケース
の開閉動作を規制するので、請求項1に記載の発明と同
様、タッチ入力時に第1、第2ケースが相対的に開閉し
ないようにロックすることができる。このため、連結手
段による第1、第2ケースの相対的な動作荷重を軽くす
ることができ、これにより第1、第2ケースを相対的に
開くときに、大きな力を必要とせず、軽い力で容易に開
くことができ、かつタッチ入力表示部で入力するときに
は、自動的に第1、第2ケースが相対的に動かないよう
に固定することができる。
【0008】請求項5に記載の発明は、第1ケースと、
タッチ入力表示部を有する第2ケースと、前記第1ケー
スと前記第2ケースとを開閉自在に連結する連結手段と
を備えた電子機器において、前記第1ケースと前記第2
ケースとの相対的な開閉動作を規制すべく前記連結手段
を係脱可能にロックするロック手段と、このロック手段
を選択的にロック動作またはロック解除動作させる操作
手段とを備えたことを特徴とする。この発明によれば、
タッチ入力表示部をタッチ入力する際に、操作手段を操
作してロック手段をロック動作させることにより、ロッ
ク手段が連結手段をロックするので、請求項1に記載の
発明と同様、タッチ入力時に第1、第2ケースが相対的
に開閉しないようにロックすることができる。このた
め、連結手段による第1、第2ケースの相対的な動作荷
重を軽くすることができ、これにより第1、第2ケース
を相対的に開くときに、大きな力を必要とせず、軽い力
で容易に開くことができ、かつタッチ入力表示部で入力
するときには、第1、第2ケースが相対的に動かないよ
うに確実に固定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、図1〜図
4を参照して、この発明の電子機器の第1実施形態につ
いて説明する。図1は電子機器の使用状態を示した外観
斜視図である。この電子機器は、ワードプロセッサなど
の情報処理装置であり、第1ケースである本体ケース1
上に第2ケースである表示ケース2を連結手段であるヒ
ンジ部3により回動可能に取り付け、使用しないときに
表示ケース2を本体ケース1上に重ね合わせて閉じ、使
用するときに表示ケース2を本体ケース1上に傾斜させ
て起立させるラップトップ型のものである。
【0010】この場合、本体ケース1の上面には、キー
ボード部4が設けられているとともに、ペン収納部5が
キーボード部4の後部側における右側のヒンジ部3の近
傍寄りに位置して設けられている。このペン収納部5
は、タッチ入力用のペン6を着脱可能に収納する凹部で
あり、その一端部(図1では右端部)には、ペン6の先
端が差し込まれるペンホルダ7が後述するように上下方
向に回動可能に取り付けられている。なお、ペン収納部
5の他端部側には、ペン収納部5に収納されたペン6を
指で摘むための切欠凹部8が設けられている。また、本
体ケース1の上面に対向する表示ケース2の対向面に
は、タッチ入力表示部9が設けられている。このタッチ
入力表示部9は、透明なタッチ入力パネルの裏面に液晶
表示パネルやEL(エレクトロルミネッセンス)表示パ
ネル、あるいはプラズマディスプレイなどの平面型の表
示パネルを重ね合わせたもので、表示パネルに表示され
た情報を透明なタッチパネルを通して見ながら、タッチ
入力パネルをペン6や指などで加圧することにより入力
できるように構成されている。
【0011】ヒンジ部3は、図1に示すように、本体ケ
ース1と表示ケース2とが互いに対応する後端部の両側
に位置し、図2および図3に示すように、本体ケース1
に設けられた円筒状の軸受部10と、表示ケース2に設
けられた円筒状の軸部11とを備え、表示ケース2の軸
部11が本体ケース1の軸受部10内に回転自在に取り
付けられ、これにより軸部11を中心に軸受部10が相
対的に回転し、本体ケース1に対し表示ケース2が上下
方向に回動して開閉するように構成されている。また、
このヒンジ部3は、軸受部10と軸部11との間の摩擦
力により本体ケース1に対し表示ケース2を任意の傾き
状態で保持するように構成されている。この場合、ヒン
ジ部3の摩擦力は、本体ケース1に対し起立した状態の
表示ケース2を前後方向に軽く押すと、表示ケース2が
ヒンジ部3を中心に滑らかに回動する程度の保持力に設
定されている。
【0012】また、本体ケース1の内部には、図2〜図
4に示すように、ロック機構12が右側のヒンジ部3か
らペン収納部5のペンホルダ7に亘って設けられてい
る。このロック機構12は、軸受部10に設けられた切
欠部10a内に位置してヒンジ部3の軸部11の外周面
に接離可能に圧接するロック部13と、このロック部1
3を軸部11の外周面に向けて押圧する押圧アーム14
とを備えている。ロック部13は、図2に示すように、
軸部11の外周面に接離可能に当接する複数の円弧状の
突起13aと、押圧アーム14が当接する当接部13b
とからなり、これらが軸受部10の切欠部10a内に位
置した状態で、軸受部10に屈曲可能な薄肉部13cを
介して一体に形成された構造になっている。押圧アーム
14は、図3および図4に示すように、そのほぼ中間部
が本体ケース1内に設けられた支持部15に支持軸16
により上下方向に回動自在に取り付けられている。この
押圧アーム14は、その一端部(図3では右端部)がヒ
ンジ部3の下側に延びてロック部13の当接部13bの
下面に対応し、他端部(図4(a)では左端部)がペン
収納部5のペンホルダ7の下側に延びてペンホルダ7の
後述する操作突起部17に対応している。
【0013】ペンホルダ7は、図4(a)および図4
(b)に示すように、ペン6の先端が挿入するホルダ部
18と、このホルダ部18から押圧アーム14の左端部
の上側に沿って延びた操作突起部17とからなり、ホル
ダ部18と操作突起部17の境界部分がホルダ軸19に
よりペン収納部5に上下方向に回動自在に取り付けられ
ている。このペンホルダ7は、ペン6の先端がホルダ部
18に挿入された状態で、ペン6をペン収納部5上に起
立させて取り出すときに、図4(b)に示すように、ホ
ルダ軸19を中心に時計回りに回動し、その操作突起部
17が押圧アーム14の左端部を押し下げ、またペン6
をペン収納部5に収納するときには、上記とは逆方向に
動作するように構成されている。なお、このペンホルダ
7は、ペン収納部5上に起立したときに、本体ケース1
に設けられたフック部(図示せず)に係脱可能に係止さ
れ、これにより勝手に回動しないように構成されてい
る。
【0014】このような電子機器では、これを使用する
ときにヒンジ部3の摩擦による保持力に抗して表示ケー
ス2を本体ケース1上に押し上げると、ヒンジ部3を中
心に表示ケース2が上方に向けて回動するので、本体ケ
ース1上に表示ケース2を開くことができる。このとき
には、ヒンジ部3の動作荷重が軸受部10と軸部11と
の摩擦力のみの保持力であるから、表示ケース2を容易
に回動させることができ、これにより本体ケース1上に
表示ケース2を傾斜させて起立させることができる。こ
の状態では、本体ケース1のキーボード部4を操作して
データを入力することができるほか、特に、ペン収納部
5に収納されているペン6を取り出し、この取り出した
ペン6でタッチ入力表示部9を加圧しながら移動させる
ことにより入力することもできる。
【0015】このときには、ペン6の先端をペンホルダ
7のホルダ部18に差し込んだ状態で、ペン6をペン収
納部5上に起立させると、これに伴ってペンホルダ7が
ホルダ軸19を中心に図4(b)に示すように時計回り
に回動するので、ペンホルダ7の操作突起部17がロッ
ク機構12の押圧アーム14の左端部を押し下げる。こ
れにより、押圧アーム14が支持部15の支持軸16を
中心に同図に示すように反時計回りに回動し、この押圧
アーム14の右端部がロック部13の当接部13bの下
面に当接してロック部13を押し上げる。このため、ロ
ック部13が薄肉部13cを中心に押し上げられて複数
の突起13aがヒンジ部3の軸部11の外周面に圧接す
る。これにより、ロック機構12がヒンジ部3をロック
して、軸受部10に対する軸部11の回動を規制するの
で、表示ケース2が本体ケース1に対し勝手に回動しな
いように固定される。このため、ペン6や指などでタッ
チ入力表示部9を加圧しても、表示ケース2がヒンジ部
3を中心に回動することがないので、ペン6や指などに
より良好に入力操作することができる。
【0016】また、タッチ入力をしないときには、ペン
6をペンホルダ7に差し込んで、ペン6をペン収納部5
内に収納させると、これに伴ってペンホルダ7がホルダ
軸19を中心に図4(b)において反時計回りに回動す
るので、ペンホルダ7の操作突起部17が図4(a)に
示すようにロック機構12の押圧アーム14の左端部か
ら上側に離れ、押圧アーム14が支持部15の支持軸1
6を中心に回動可能な自由状態となり、押圧アーム14
の右端部によるロック部13の押し上げが解除される。
これにより、ヒンジ部3の軸部11の外周面に対するロ
ック部13の複数の突起13aの圧接が解除され、ロッ
ク機構12によるヒンジ部3のロックが解除されるの
で、本体ケース1に対する表示ケース2の動作荷重が軽
くなり、表示ケース2を本体ケース1に対し容易に回動
させることができる。
【0017】このように、この電子機器によれば、ペン
6でタッチ入力表示部9をタッチ入力する際、ペン収納
部5からペン6を取り出すときに、そのペン6の取出動
作に連動してペンホルダ7が回動し、これに連動してロ
ック機構12の押圧アーム14がロック部13をヒンジ
部3の軸部11に圧接させ、これによりロック機構12
がヒンジ部3をロックし、本体ケース1に対する表示ケ
ース2の回動を規制するので、タッチ入力時に本体ケー
ス1に対し表示ケース2を固定することができる。この
ため、ヒンジ部3による本体ケース1と表示ケース2と
の相対的な動作荷重を軽くすることができ、これにより
本体ケース1に対し表示ケース2を開くときに、大きな
力を必要とせず、軽い力で容易に開くことができ、また
タッチ入力表示部9で入力するときには、本体ケース1
に対して表示ケース2が動かないように確実に固定する
ことができる。このように、ペンホルダ7を回動させる
だけの簡単な操作でロック機構12によるヒンジ部3の
ロックまたはロック解除が容易にでき、しかも本体ケー
ス1に対する表示ケース2の開閉操作性が良く、かつタ
ッチ入力操作性の良いものを得ることができる。
【0018】[第2実施形態]次に、図5および図6を
参照して、この発明の電子機器の第2実施形態について
説明する。なお、図1〜図4に示された第1実施形態と
同一部分には、同一符号を付して説明する。この電子機
器は、ペン収納部5に対するペン6の着脱操作に連動し
てロック機構20を動作させる連動機構21を備えた構
成で、これ以外は第1実施形態とほぼ同じ構造になって
いる。この場合、ペン収納部5の一端部(図5では右端
部)には、ペン6の先端が差し込まれるペンホルダ22
が本体ケース1に固定されている。このペンホルダ22
は、ペン6の先端が挿入する筒状のホルダ部のみからな
り、ペン6が差し込まれたときに、ペン6を係脱可能に
係止してペン6が勝手に抜け出さないように構成されて
いる。
【0019】連動機構21は、図5および図6に示すよ
うに、ペンホルダ22に対するペン6の挿脱動作に応じ
て矢印X、Y方向にスライドするスライド部材23と、
このスライド部材23をペン6の取出方向(同図の矢印
Y方向)に向けて付勢するばね部材24と、スライド部
材23のスライド動作に応じて回動する回動アーム25
とからなっている。スライド部材23は、ペンホルダ2
2内にスライド自在に配置され、その一端部(同図では
左端部)にペン6の先端が当接するペン当接部26が設
けられ、他端部(同図では右端部)がペンホルダ22の
貫通孔22aを通してペンホルダ22内からヒンジ部3
側に突出した構造になっている。ばね部材24は、コイ
ルばねからなり、スライド部材23の外周に沿って配置
され、その一端部(同図では左端部)がペン当接部26
に当接し、他端部(同図では右端部)がペンホルダ22
の右側の奥部に当接し、これによりスライド部材23を
ペン6の取出方向(矢印Y方向)に向けて付勢してい
る。
【0020】また、回動アーム25は、図5および図6
に示すように、その中間部が本体ケース1に設けられた
アーム軸27に回動自在に取り付けられている。この回
動アーム25の一端部(同図では上端部)は、スライド
部材23の右端部、つまりペンホルダ22内から貫通孔
22aを通してヒンジ部3側に突出した部分にピン25
aにより回動自在に取り付けられている。また、この回
動アーム25の他端部(同図では下端部)は、後述する
ロック機構20の押圧アーム28の左端部にピン25b
により回動自在に取り付けられている。この回動アーム
25は、ペン6の先端でスライド部材23が押圧されて
矢印X方向にスライドすると、アーム軸27を中心に図
6に示すように時計回りに回動し、逆にペンホルダ22
からペン6が取り出されてばね部材24のばね力により
スライド部材23が矢印Y方向にスライドすると、アー
ム軸27を中心に図5に示すように反時計回りに回動す
るように構成されている。
【0021】ロック機構20は、第1実施形態と同様、
ヒンジ部3の軸部11の外周面に接離可能に圧接するロ
ック部13と、このロック部13を軸部11の外周面に
向けて押圧する押圧アーム28とを備えている。この押
圧アーム28は、図5および図6に示すように、本体ケ
ース1内にスライド部材23と同方向(矢印X、Y方
向)にスライド自在に設けられ、その一端部(同図では
右端部)がヒンジ部3側に延びてロック部13の下面の
下側またはその近傍に対応し、他端部(同図では左端
部)が回動アーム25の下端部に延びてピン25bによ
り回動自在に取り付けられている。この押圧アーム28
は、ペンホルダ22にペン6が差し込まれて回動アーム
25が図6に示すように時計回りに回動したときに、左
方向に向けてスライドし、その右端部がロック部13か
ら離間し、またペンホルダ22からペン6が取り出され
て回動アーム25が図5に示すように反時計回りに回動
したときに、右方向に向けてスライドし、その右端部が
ロック部13を下側から押圧するように構成されてい
る。
【0022】このような電子機器では、第1実施形態と
同様、ヒンジ部3を中心に表示ケース2を上方に向けて
回動させ、本体ケース1上に表示ケース2を起立させ、
この状態でペン収納部5に収納されているペン6を取り
出し、この取り出したペン6でタッチ入力表示部9を加
圧しながら移動させることにより入力することができ
る。このときには、ペンホルダ22に差し込まれたペン
6を取り出すと、連動機構21のばね部材24のばね力
によりスライド部材23が矢印Y方向にスライドし、こ
れにより回動アーム25がアーム軸27を中心に図5に
示すように反時計回りに回動する。すると、ロック機構
20の押圧アーム28が右方向に向けてスライドし、そ
の右端部がロック部13の下面に当接してロック部13
を押し上げる。これにより、第1実施形態と同様、ロッ
ク部13がヒンジ部3の軸部11の外周面に圧接してヒ
ンジ部3をロックし、軸受部10に対する軸部11の回
動を規制するので、表示ケース2が本体ケース1に対し
て勝手に回動しないように固定される。
【0023】また、タッチ入力をしないときには、ペン
6を連動機構21のばね部材24のばね力に抗してペン
ホルダ22に差し込むと、ペン6によりスライド部材2
3が押圧されて矢印X方向にスライドし、回動アーム2
5がアーム軸27を中心に図6に示すように時計回りに
回動するので、ロック機構20の押圧アーム28が左方
向に向けてスライドし、押圧アーム28の右端部がロッ
ク部13から左側に離れ、押圧アーム28の右端部によ
るロック部13の押し上げが解除される。これにより、
ヒンジ部3の軸部11の外周面に対するロック部13の
圧接が解除され、ロック機構20によるヒンジ部3のロ
ックが解除されるので、本体ケース1に対する表示ケー
ス2の動作荷重が軽くなり、表示ケース2を本体ケース
1に対し容易に回動させることができる。
【0024】このように、この電子機器によれば、ペン
6でタッチ入力表示部9をタッチ入力する際、ペン収納
部5からペン6を取り出すと、そのペン6の取出動作に
連動して連動機構21がロック機構20の押圧アーム2
8をスライドさせてロック部13をヒンジ部3の軸部1
1に圧接させ、これによりヒンジ部3をロックして本体
ケース1に対する表示ケース2の回動を規制するので、
第1実施形態と同様、タッチ入力時に本体ケース1に対
し表示ケース2を固定することができる。このため、ヒ
ンジ部3による本体ケース1と表示ケース2との相対的
な動作荷重を軽くすることができ、これにより本体ケー
ス1に対し表示ケース2を開くときに、大きな力を必要
とせず、軽い力で容易に開くことができ、またタッチ入
力表示部9で入力するときには、本体ケース1に対して
表示ケース2が動かないように確実に固定することがで
きる。このように、ペンホルダ22にペン6を挿脱させ
るだけの簡単な操作でロック機構20によるヒンジ部3
のロックまたはロック解除が容易にでき、しかも本体ケ
ース1に対する表示ケース2の開閉操作性が良く、かつ
タッチ入力操作性の良いものを得ることができる。
【0025】[第3実施形態]次に、図7および図8を
参照して、この発明の電子機器の第3実施形態について
説明する。この場合にも、図1〜図4に示された第1実
施形態と同一部分には、同一符号を付して説明する。こ
の電子機器は、ペン収納部5に対するペン6の着脱操作
に連動してロック機構30が直接動作する構成で、これ
以外は第1実施形態とほぼ同じ構造になっている。この
場合、ペン収納部5は、本体ケース1に設けられた凹部
であり、その一端部(図7では右端部)に形成されたホ
ルダ部にペン6の先端を挿脱可能に挿入させた状態で、
ペン6全体がペン収納部5内に着脱可能に装着され、か
つ装着されたときにペン6を係脱可能に係止してペン6
が勝手に抜け出さないように構成されている。
【0026】ロック機構30は、ペン収納部5に対する
ペン6の着脱操作に連動する連動手段を一体的に備えた
構造になっている。すなわち、このロック機構30は、
ヒンジ部3の軸部11の外周面に接離可能に圧接するロ
ック部13と、このロック部13を軸部11の外周面に
向けて押圧する押圧アーム31と、この押圧アーム31
を上下方向にガイドするガイド部材32と、押圧アーム
31を上方に付勢するばね部材33とを備えている。押
圧アーム31は、図7に示すように、本体ケース1内に
配置され、その一端部(同図では右端部)がヒンジ部3
側に延びてロック部13の下側に対応し、他端部(同図
では左端部)がペン収納部5側に延びてペン収納部5の
ほぼ中間部の下側に対応している。この押圧アーム31
の左端部の上面には、ペン収納部5の底部に設けられた
貫通孔5aを通してペン収納部5内に出没可能に突出す
る操作突起34が設けられている。また、この押圧アー
ム31の左端部の下面には、ばね部材33が配置される
ばね取付部35が下側に突出して設けられている。
【0027】ガイド部材32は、押圧アーム31のほぼ
中間部分を上下方向にガイドするものであり、本体ケー
ス1内に設けられたガイド部36と、押圧アーム31に
設けられたスライド部37とからなり、ガイド部36に
上下方向に沿って設けられたガイド溝38内にスライド
部37が挿入した状態で、スライド部37がガイド部3
6のガイド溝38に沿って上下方向にスライドすること
により、押圧アーム31が回動することなく上下方向に
平行移動するように構成されている。ばね部材33は、
押圧アーム31のばね取付部35の外周に配置され、そ
の下端部が本体ケース1に設けられたばね受部39に当
接し、上端部が押圧アーム31の下面に当接し、これに
より押圧アーム31を上方に付勢している。
【0028】このような電子機器では、第1実施形態と
同様、ヒンジ部3を中心に表示ケース2を上方に向けて
回動させ、本体ケース1上に表示ケース2を起立させ、
この状態でペン収納部5に収納されているペン6を取り
出し、この取り出したペン6でタッチ入力表示部9を加
圧しながら移動させることにより入力することができ
る。このときには、ペン6をペン収納部5から取り出す
と、ロック機構30のばね部材33のばね力により押圧
アーム31が上方に付勢され、押圧アーム31に設けら
れたガイド部材32のスライド部37がガイド部36の
ガイド溝38に沿って上方にスライドし、これにより押
圧アーム31が上方に平行移動するので、押圧アーム3
1の右端部がロック部13の下面に当接してロック部1
3を押し上げる。これにより、第1実施形態と同様、ロ
ック部13がヒンジ部3の軸部11の外周面に圧接して
ヒンジ部3をロックし、軸受部10に対する軸部11の
回動を規制するので、表示ケース2が本体ケース1に対
して勝手に回動しないように固定される。
【0029】また、タッチ入力をしないときには、ペン
6をペン収納部5内にばね部材33のばね力に抗して押
し込むと、上記とは逆に、押圧アーム31に設けられた
ガイド部材32のスライド部37がガイド部36のガイ
ド溝38に沿って下方にスライドし、これにより押圧ア
ーム31が下方に平行移動するので、押圧アーム31の
右端部がロック部13の下面から離れ、押圧アーム31
の右端部によるロック部13の押し上げが解除される。
これにより、ヒンジ部3の軸部11の外周面に対するロ
ック部13の圧接が解除され、ロック機構30によるヒ
ンジ部3のロックが解除されるので、表示ケース2が本
体ケース1に対し回動する動作荷重が軽くなり、表示ケ
ース2を本体ケース1に対し容易に回動させることがで
きる。
【0030】このように、この電子機器によれば、ペン
6でタッチ入力表示部9をタッチ入力する際、ペン収納
部5からペン6を取り出すと、そのペン6の取出動作に
連動してロック機構30の押圧アーム31がガイド部材
32によりガイドされて上方に平行移動し、ロック部1
3をヒンジ部3の軸部11に圧接させ、これによりロッ
ク機構30がヒンジ部3をロックして本体ケース1に対
する表示ケース2の回動を規制するので、第1実施形態
と同様、タッチ入力時に本体ケース1に対して表示ケー
ス2を固定することができる。このため、ヒンジ部3に
よる本体ケース1と表示ケース2との相対的な動作荷重
を軽くすることができ、これにより本体ケース1に対し
表示ケース2を開くときに、大きな力を必要とせず、軽
い力で容易に開くことができ、またタッチ入力表示部9
で入力するときには、本体ケース1に対して表示ケース
2が動かないように確実に固定することができる。この
ため、第2実施形態と同様、ペン収納部5にペン6を着
脱させるだけの簡単な操作でロック機構30によるヒン
ジ部3のロックまたはロック解除が容易にでき、しかも
本体ケース1に対する表示ケース2の開閉操作性が良
く、かつタッチ入力操作性の良いものを得ることができ
る。
【0031】[第4実施形態]次に、図9を参照して、
この発明の電子機器の第4実施形態について説明する。
この場合にも、図1〜図4に示された第1実施形態と同
一部分には、同一符号を付して説明する。この電子機器
は、ヒンジ部3をロックするロック機構40を操作手段
であるスライド釦41で操作する構成で、これ以外は第
1実施形態とほぼ同じ構造になっている。ロック機構4
0は、図9に示すように、ヒンジ部3の軸部11の外周
面に接離可能に圧接するロック部13と、このロック部
13を軸部11の外周面に向けて押圧する押圧アーム4
2と、この押圧アーム42がロック部13を押圧する方
向に向けて付勢するばね部材43とを備えている。押圧
アーム42は、その一端部(図9では左端部)が本体ケ
ース1内に設けられたアーム軸44に上下方向に回動自
在に取り付けられ、他端部(同図では右端部)がヒンジ
部3側に延びてロック部13の下側に対応し、このロッ
ク部13に対応する部分に押圧部45が形成され構造に
なっている。
【0032】ばね部材43は、コイルばねであり、本体
ケース1内の底部と押圧アーム42の右端部の下面との
間に配置され、この状態で押圧アーム42を押し上げて
ロック部13を軸部11の外周面に圧接させるように付
勢している。スライド釦41は、図9に示すように、ヒ
ンジ部3の近傍に位置する本体ケース1の側面にスライ
ド可能に取り付けられている。すなわち、スライド釦4
1は、釦本体41aの下部に係止突起41bが形成さ
れ、釦本体41aの上部に操作突起41cが形成され、
係止突起41bが押圧アーム42に設けられた係止凹部
47に挿入して係合し、この状態で釦本体41aが本体
ケース1の側面の内側に設けられた溝部46a内に上下
方向にスライド自在に装着され、かつ操作突起41cが
本体ケース1の側面に設けられた開口部46bに挿入さ
れて外部に突出した状態で上下方向にスライドするよう
に構成されている。
【0033】このような電子機器では、ヒンジ部3を中
心に表示ケース2を上方に向けて回動させて本体ケース
1上に表示ケース2を起立させて使用するときには、本
体ケース1から外部に突出したスライド釦41の操作突
起41cを指などで押し下げ、ロック機構40のばね部
材43のばね力に抗してスライド釦41を下方に向けて
スライドさせる。すると、スライド釦41の係止突起4
1bが押圧アーム42の係止凹部4に係合しているの
で、押圧アーム42がアーム軸44を中心に図9におい
て時計回りに回動し、これにより押圧アーム42の押圧
部45がロック部13の下側に移動し、ヒンジ部3の軸
部11の外周面に対するロック部13の圧接が解除さ
れ、ロック機構40によるヒンジ部3のロックが解除さ
れる。このため、本体ケース1に対する表示ケース2の
動作荷重が軽くなり、表示ケース2を本体ケース1に対
し容易に回動させることができる。
【0034】また、本体ケース1上に表示ケース2が所
定角度で傾斜して起立したときには、スライド釦41の
操作突起41cから指などを離すと、ロック機構40の
ばね部材43のばね力により押圧アーム42の右端部が
押し上げられ、これによりスライド釦41が押し上げら
れるとともに、押圧アーム42の押圧部45がロック部
13を押し上げるので、ロック部13がヒンジ部3の軸
部11の外周面に圧接してヒンジ部3をロックし、軸受
部10に対する軸部11の回動を規制するので、表示ケ
ース2が本体ケース1に対して勝手に回動しないように
固定される。このため、ペン6でタッチ入力表示部9を
加圧しても、表示ケース2が動くことがないので、良好
に入力操作することができる。
【0035】このように、この電子機器によれば、本体
ケース1に対し表示ケース2を開くときには、ばね部材
43のばね力に抗してスライド釦41の操作突起41c
を押し下げることにより、ロック機構40によるヒンジ
部3のロックを解除することができるので、ヒンジ部3
による本体ケース1と表示ケース2との相対的な動作荷
重を軽くすることができる。このため、本体ケース1に
対し表示ケース2を開くときには、大きな力を必要とせ
ず、軽い力で容易に開くことができる。また、ペン6で
タッチ入力表示部9をタッチ入力する際には、スライド
釦41の押し下げ操作を解除すると、ロック機構40の
ばね部材43のばね力により押圧アーム42が押し上げ
られてロック部13がヒンジ部3の軸部11に圧接し、
これによりヒンジ部3をロックして本体ケース1に対す
る表示ケース2の回動を規制するので、第1実施形態と
同様、タッチ入力時に本体ケース1に対し表示ケース2
を確実に固定することができる。このため、スライド釦
41をスライドさせるだけの簡単な操作でロック機構4
0によるヒンジ部3のロックまたはロック解除が容易に
でき、しかも本体ケース1に対する表示ケース2の開閉
操作性が良く、かつタッチ入力操作性の良いものを得る
ことができる。
【0036】[第5実施形態]次に、図10を参照し
て、この発明の電子機器の第5実施形態について説明す
る。この場合にも、図1〜図4に示された第1実施形態
と同一部分には、同一符号を付して説明する。この電子
機器は、ヒンジ部3をロックするロック機構50を操作
手段である操作釦51で操作する構成で、これ以外は第
1実施形態とほぼ同じ構造になっている。ロック機構5
0は、図10に示すように、ヒンジ部3の軸部11の外
周面に接離可能に当接するロック部13と、このロック
部13を軸部11の外周面に向けて押圧する押圧アーム
52と、この押圧アーム52を出没可能に収納するとと
もに押圧アーム52をロック部13の下面に向けて付勢
する付勢部材53とを備えている。
【0037】この場合、付勢部材53は、押圧アーム5
2をスライド自在に収納する収納筒部54と、この収納
筒部54内に設けられたばね部材55とからなってい
る。押圧アーム52は、ばね部材55のばね力で押し出
された状態で、その先端部がロック部13の下側に対応
し、この先端部上に設けられた押圧部56がロック部1
3を押し上げ、またばね部材55のばね力に抗して収納
筒部54内に押し込まれたときに、押圧部56がロック
部13から離間するように構成されている。
【0038】また、操作釦51は、押釦であり、ヒンジ
部3の近傍に位置する本体ケース1の側面に設けられた
釦取付部57と、この釦取付部57にスライド自在に配
置された釦部58と、この釦部58を本体ケース1の外
部に向けて付勢するばね部材59とからなっている。釦
部58は、釦頭部58aと釦軸58bとからかなり、釦
軸58bの中間部に鍔部58cが、その内端部側(図1
0では左端部側)に鍔部58dがそれぞれ設けられ、中
間部の鍔部58cが釦取付部57内に位置して本体ケー
ス1の内面に接離可能に当接し、内端部の鍔部58dが
本体ケース1内における釦取付部57の外側(同図では
左側)に位置して釦取付部57の外面(同図では左面)
に接離可能に当接するように構成されている。ばね部材
59は、釦取付部57内に配置され、その一端部が釦取
付部57の内面に当接し、他端部が中間部の鍔部58d
に当接し、これにより釦部58を本体ケース1の外部に
向けて押し出すように付勢している。
【0039】このような電子機器では、ヒンジ部3を中
心に表示ケース2を上方に向けて回動させて本体ケース
1上に表示ケース2を起立させて使用するときには、本
体ケース1から外部に突出した操作釦51の釦頭部58
aをそのばね部材59のばね力に抗して押圧すると、釦
部58の釦軸58bがロック機構50の押圧アーム52
を押圧してばね部材55のばね力に抗して押圧アーム5
2を収納筒部54内に押し込む。すると、押圧アーム5
2の押圧部56がロック部13から離間するので、ヒン
ジ部3の軸部11の外周面に対するロック部13の圧接
が解除され、ロック機構50によるヒンジ部3のロック
が解除される。このため、本体ケース1に対する表示ケ
ース2の動作荷重が軽くなり、表示ケース2を本体ケー
ス1に対し容易に回動させることができる。
【0040】また、本体ケース1上に表示ケース2が所
定角度で傾斜して起立したときには、操作釦51の釦頭
部58aから指などを離すと、釦部58がそのばね部材
59のばね力により本体ケース1の外部に向けて押し出
されて元の位置に戻るとともに、ロック機構50の押圧
アーム52がそのばね部材55のばね力により収納筒部
54内から押し出され、押圧アーム52の押圧部56が
ロック部13の下面に当接してロック部13を押し上げ
る。これにより、ロック部13がヒンジ部3の軸部11
の外周面に圧接してヒンジ部3をロックし、軸受部10
に対する軸部11の回動を規制するので、表示ケース2
が本体ケース1に対して勝手に回動しないように固定さ
れる。このため、ペン6でタッチ入力表示部9を加圧し
て入力しても、表示ケース2が動くことがないので、良
好に入力操作することができる。
【0041】このように、この電子機器によれば、本体
ケース1に対し表示ケース2を開くときには、操作釦5
1を押圧操作すると、ロック機構50によるヒンジ部3
のロックが解除されるので、ヒンジ部3による本体ケー
ス1と表示ケース2との相対的な動作荷重を軽くするこ
とができる。このため、本体ケース1に対し表示ケース
2を開くときに、大きな力を必要とせず、軽い力で容易
に開くことができる。また、ペン6でタッチ入力表示部
9をタッチ入力する際には、操作釦51の押圧操作を解
除すると、ロック機構50のばね部材55のばね力によ
り押圧アーム52がロック部13を押圧してヒンジ部3
をロックし、本体ケース1に対する表示ケース2の回動
を規制するので、第1実施形態と同様、タッチ入力時に
本体ケース1に対し表示ケース2を確実に固定すること
ができる。このため、第4実施形態と同様、操作釦51
を押圧操作するだけの簡単な操作でロック機構40によ
るヒンジ部3のロックまたはロック解除が容易にでき、
しかも本体ケース1に対する表示ケース2の開閉操作性
が良く、かつタッチ入力操作性の良いものを得ることが
できる。
【0042】なお、上記第5実施形態の操作釦51で
は、釦部58を押圧していないとばね部材59のばね力
により元の位置に押し戻されるように構成されている
が、これに限らず、例えば、セルフロック機構を備えた
構造のものを用いても良い。このような構造であれば、
釦部を一度押すと、釦が押された状態を保ち、再度押さ
れると元の位置に戻るので、第5実施形態のように、釦
部を押しながら本体ケース1に対して表示ケース2を回
動させる必要がないので、表示ケース2を良好に開閉さ
せることができ、使い勝手の良いものを得ることができ
る。
【0043】[第6実施形態]次に、図11〜図13を
参照して、この発明の電子機器の第6実施形態について
説明する。この場合には、図9に示された第4実施形態
と同一部分に同一符号を付して説明する。この電子機器
は、ヒンジ部3をロックするロック機構60を制御手段
であるCPU70で制御する構成で、これ以外は第4実
施形態とほぼ同じ構造になっている。すなわち、ロック
機構60は、図11に示すように、ヒンジ部3の軸部1
1の外周面に接離可能に当接するロック部13と、この
ロック部13を軸部11の外周面に向けて押圧する押圧
アーム42と、この押圧アーム42をロック部13から
離間させる方向に付勢するばね部材61と、押圧アーム
42をロック部13に向けて押圧する電磁ソレノイド6
2とを備えている。この電磁ソレノイド62は、通電時
にプランジャ63が上方に押し出されるものであり、押
圧アーム42の先端側における本体ケース1内の底部に
設けられ、プランジャ63の上端部に設けられた係止片
64が押圧アーム42の先端部に設けられた係止凹部4
7に係合した構造になっている。
【0044】このロック機構60では、電磁ソレノイド
62が通電されてプランジャ63が上方に押し出される
と、押圧アーム42の係止凹部47に係合したプランジ
ャ63の係止片64が、ばね部材61のばね力に抗して
アーム軸44を中心に押圧アーム42を図11において
反時計回りに回動させ、この押圧アーム42の押圧部4
5がロック部13を押し上げてヒンジ部3の軸部11の
外周面に圧接させ、これにより軸受部10に対する軸部
11の回動を規制してヒンジ部3をロックし、表示ケー
ス2を本体ケース1に対して勝手に回動しないように固
定する。また、電磁ソレノイド62への通電が断たれる
と、プランジャ63が自由状態となるので、ばね部材6
1のばね力により押圧アーム42が引き下げられて同図
において時計回りに回動し、押圧アーム42の押圧部4
5がロック部13から離間し、これによりヒンジ部3の
軸部11の外周面に対するロック部13の圧接を解除し
てヒンジ部3のロックを解除するので、本体ケース1に
対する表示ケース2の動作荷重を軽くし、表示ケース2
を本体ケース1に対し容易に回動させることができる。
【0045】図12は、この第6実施形態における電子
機器の回路の全体構成を示したブロック図である。な
お、この第6実施形態の特徴部分を詳述する前に、この
実施形態のハードウェア上の構成について以下、説明し
ておく。CPU70は、記憶装置71内のオペレーティ
ングシステムや各種アプリケーションソフトにしたがっ
てこの電子機器の全体動作を制御する中央演算処理装置
である。記憶装置71は、オペレーティングシステムや
各種アプリケーションソフトの他、データベース、文字
フォントなどが格納され、磁気的、光学的、半導体メモ
リなどによって構成されている記録媒体72やその駆動
系を有している。この記録媒体72は、ハードディスク
などの固定的な媒体、もしくは着脱自在に装着可能なC
D−ROM、フロッピディスク、RAMカード、磁気カ
ードなどの可搬型の媒体である。また、この記録媒体7
2内のプログラムやデータは、必要に応じてCPU70
の制御によりRAM(例えば、スタティックRAM)7
3にロードされたり、RAM73内のデータが記録媒体
72にセーブされる。さらに、記録媒体はサーバなどの
外部機器側に設けられているものであってもよく、CP
U70は伝達媒体を介してこの記録媒体内のプログラム
/データを直接アクセスして使用することもできる。
【0046】また、CPU70は、記録媒体72内に格
納されるその一部あるいは全部を他の機器側から伝達媒
体を介して取り込み、記録媒体72に新規登録あるいは
追加登録することもできる。すなわち、コンピュータ通
信システムを構成する他の機器から通信回線やケーブル
などの有線伝送路あるいは電波、マイクロウエーブ、赤
外線などの無線伝送路を介して送信されてきたプログラ
ム/データを伝送制御部74によって受信して記録媒体
72内にインストールすることができる。さらに、プロ
グラム/データは、サーバなどの外部機器側で記憶管理
されているものであってもよく、CPU70は伝達媒体
を介して外部機器側のプログラム/データを直接アクセ
スして使用することもできる。
【0047】このようにCPU70は、予め固定的に常
駐されているプログラム/データに限らず、記録媒体や
伝達媒体を介して外部供給されたプログラム/データを
利用して、あるいは外部機器側で記憶管理されているプ
ログラム/データを直接利用してこの実施形態特有の動
作を実行することもできる。一方、CPU70にはその
入出力周辺デバイスである伝送制御部74、入力部7
5、表示部76、印字部77、ロック機構駆動部78が
バスラインを介して接続されており、入出力プログラム
にしたがってCPU70はそれらの動作を制御する。伝
送制御部74は、例えば、通信モデムや赤外線モジュー
ルあるいはアンテナなどを含む通信インターフェイスで
ある。入力部75は、キーボードやタッチパネルあるい
はマウスやタッチ入力ペンなどのポインティングデバイ
スを構成する操作部であり、文字列データや各種コマン
ドを入力する。表示部76は、フルカラー表示を行う液
晶やEL(エレクトロルミネッセンス)あるいはプラズ
マ表示装置などである。印字部77は、熱転写やインク
ジェットなどのノンインパクトプリンタあるいはドット
インパクトプリンタである。さらに、ロック機構駆動部
78は、前述したロック機構60の押圧アーム42を回
動させる電磁ソレノイド62などの駆動源である。
【0048】次に、この第6実施形態における電子機器
のロック動作を図13に示すフローチャートを参照して
説明する。ここで、これらのフローチャートに記述され
ている各機能を実現するためのプログラムは、読み取り
可能なプログラムコードの形態で記録媒体72に格納さ
れており、CPU70はこのプログラムコードにしたが
った動作を逐次実行する。また、CPU70は、伝達媒
体を介して伝送されてきた上記のプログラムコードにし
たがった動作を逐次実行することもできる。すなわち、
記録媒体の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログ
ラム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行
することもできる。
【0049】まず、本体ケース1上に表示ケース2を傾
斜させて起立させ、この状態で本体ケース1の電源スイ
ッチをオンすると(ステップS1)、入力部75でデー
タが入力されたか否かをCPU70が判断する(ステッ
プS2)。入力されていなければ、入力されるまで待機
し、入力されると、入力部75のうち、タッチ入力表示
部9のタッチ入力パネルでタッチ入力されたか否かを判
断する(ステップS3)。このとき、タッチ入力された
ことがCPU70で判断されると、ロック機構駆動部7
8の電磁ソレノイド62を動作させてロック機構60に
よりヒンジ部3をロックさせ、これにより表示ケース2
が本体ケース1に対して勝手に回動しないように固定す
る(ステップS4)。この状態では、タッチ入力表示部
9のタッチ入力パネルでの入力処理が行われ(ステップ
S5)、ステップS2に戻る。
【0050】また、ステップS3でタッチ入力されてい
ないと判断されると、電磁ソレノイド62が通電されて
いるか否かを判断し(ステップS6)、通電されていれ
ば、電磁ソレノイド62への通電を断ち(ステップS
7)、入力部75のタッチ入力パネル以外の入力処理を
行う(ステップS8)。また、ステップS6で電磁ソレ
ノイド62が通電されていなければ、そのままステップ
S8に進んでタッチ入力パネル以外の入力処理を行いス
テップS2に戻り、上記動作を繰り返す。
【0051】このように、この電子機器によれば、タッ
チ入力表示部9がタッチ入力されていないことがCPU
70で判断されると、ロック機構60の電磁ソレノイド
62が動作せず、ロック機構60によりヒンジ部3がロ
ックされないため、本体ケース1に対する表示ケース2
の動作荷重が軽くなり、表示ケース2を本体ケース1に
対し容易に回動させることができる。また、タッチ入力
表示部9がタッチ入力されると、タッチ入力表示部9が
タッチ入力されたことをCPU70が判断し、ロック機
構60の電磁ソレノイド62を動作させ、これによりロ
ック機構60がヒンジ部3をロックして本体ケース1に
対する表示ケース2の回動動作を規制するので、第4実
施形態と同様、表示ケース2が本体ケース1に対して勝
手に回動しないように固定される。このため、ペン6で
タッチ入力表示部9を加圧して入力しても、表示ケース
2が動くことがないので、良好に入力操作することがで
きる。
【0052】このため、ヒンジ部3による本体ケース1
と表示ケース2との相対的な動作荷重を軽くしても、タ
ッチ入力時に本体ケース1に対し表示ケース2を自動的
に固定することができるため、ヒンジ部3による本体ケ
ース1と表示ケース2との相対的な動作荷重を軽くする
ことができ、これにより本体ケース1に対し表示ケース
2を開くときに、大きな力を必要とせず、軽い力で容易
に開くことができ、これにより本体ケース1に対する表
示ケース2の開閉操作性が良く、かつタッチ入力操作性
の良いものを得ることができる。
【0053】なお、上記第6実施形態では、ロック機構
60の押圧アーム42を電磁ソレノイド62を用いて回
動させるように構成したが、これに限らず、例えば、モ
ータを用いて、押圧アーム42を、直接、または歯車機
構やカム機構などで回動させるように構成しても良い。
また、上記第1〜第6実施形態では、各ロック機機構の
ロック部13をヒンジ部3の軸受部10に一体に形成し
たが、これに限らず、各実施形態のロック機構の各押圧
アームにロック部13を一体に形成した構成でも良い。
また、上記第1〜第6実施形態では、ヒンジ部3が本体
ケース1に軸受部10を設け、表示ケース2に軸部11
を設けた構成になっているが、これに限らず、例えば、
表示ケース2に軸受部を設け、本体ケース1に軸部を設
けた構成でも良い。さらに、上記第1〜第6実施形態で
は、ペン収納部5を本体ケース1に設けたが、これに限
らず、表示ケース2に設けても良い。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、ペンでタッチ入力表示部をタッチ入力す
る際に、ペン収納部からペンを取り出すと、そのペンの
取出動作に連動してロック手段が連結手段をロックし、
これにより第1ケースに対する第2ケースの開閉動作を
規制するので、タッチ入力時に第1、第2ケースが相対
的に開閉動作しないようにロックすることができ、この
ため連結手段による第1、第2ケースの相対的な動作荷
重を軽くすることができ、これにより第1、第2ケース
を相対的に開くときに、大きな力を必要とせず、軽い力
で容易に開くことができ、かつタッチ入力表示部で入力
するときに、第1、第2ケースが相対的に動かないよう
に確実に固定することができる。
【0055】この場合、ペン収納部が、第1ケースと第
2ケースとのいずれか一方に回動可能に取り付けられた
ペンホルダを備え、このペンホルダがペンの取出動作に
応じて所定方向に回動し、このペンホルダの所定方向へ
の回動動作に連動してロック手段をロック動作させる構
造であれば、ペンをペン収納部から取り出す際に、ペン
ホルダを回動させるだけで、簡単かつ容易にロック手段
により連結手段のロックすることができ、またペンをペ
ン収納部に収納する際に、ペンホルダを所定方向と逆方
向に回動させることにより、簡単かつ容易にロック手段
による連結手段のロックを解除することができる。ま
た、ペン収納部に対するペンの取出動作に連動してロッ
ク手段をロック動作させ、ペンの収納動作に連動してロ
ック手段をロック解除動作させる連動手段を備えていれ
ば、ペンをペン収納部に着脱させるだけの簡単な操作で
ロック手段による連結手段のロックまたはロック解除が
できる。
【0056】請求項4に記載の発明によれば、タッチ入
力表示部がタッチ入力され、このタッチ入力表示部がタ
ッチ入力されたことを判断手段で判断した場合に制御手
段がロック手段をロック動作させ、これによりロック手
段が連結手段をロックして第1ケースに対する第2ケー
スの開閉動作を規制するので、請求項1に記載の発明と
同様、タッチ入力時に第1、第2ケースが相対的に開閉
しないようにロックすることができ、このため連結手段
による第1、第2ケースの相対的な動作荷重を軽くする
ことができ、これにより第1、第2ケースを相対的に開
くときに、大きな力を必要とせず、軽い力で容易に開く
ことができ、かつタッチ入力表示部で入力するときに
は、自動的に第1、第2ケースが相対的に動かないよう
に固定することができる。
【0057】請求項5に記載の発明によれば、タッチ入
力表示部をタッチ入力する際に、操作手段を操作してロ
ック手段をロック動作させることにより、ロック手段が
連結手段をロックするので、請求項1に記載の発明と同
様、タッチ入力時に第1、第2ケースが相対的に開閉し
ないようにロックすることができ、このため連結手段に
よる第1、第2ケースの相対的な動作荷重を軽くするこ
とができ、これにより第1、第2ケースを相対的に開く
ときに、大きな力を必要とせず、軽い力で容易に開くこ
とができ、かつタッチ入力表示部で入力するときに、第
1、第2ケースが相対的に動かないように確実に固定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電子機器の第1実施形態における使
用状態を示した外観斜視図。
【図2】図1のヒンジ部付近を示したA−A矢視におけ
る拡大断面図。
【図3】図2のB−B矢視における拡大断面図。
【図4】図3のロック機構とペンホルダとの連動状態を
示し、(a)はペンがペン収納部内に収納された状態の
要部の拡大断面図、(b)はペンを取り出すときにペン
ホルダが回動して起立した状態の要部の拡大断面図。
【図5】この発明の電子機器の第2実施形態においてヒ
ンジ部のロック状態を示した拡大断面図。
【図6】図5のヒンジ部のロック解除状態を示した拡大
断面図。
【図7】この発明の電子機器の第3実施形態においてヒ
ンジ部のロック解除状態を示した拡大断面図。
【図8】図7のヒンジ部のロック状態を示した拡大断面
図。
【図9】この発明の電子機器の第4実施形態においてヒ
ンジ部のロック状態を示した要部の拡大断面図。
【図10】この発明の電子機器の第5実施形態において
ヒンジ部のロック状態を示した要部の拡大断面図。
【図11】この発明の電子機器の第6実施形態において
ヒンジ部のロック状態を示した要部の拡大断面図。
【図12】図11の電子機器の回路の全体構成を示した
ブロック図。
【図13】図11のロック機構の動作フローを示した
図。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 表示ケース 3 ヒンジ部 5 ペン収納部 6 ペン 7 ペンホルダ 9 タッチ入力表示部 12、20、30、40、50、60 ロック機構 21 連動機構 41 スライド釦 51 操作釦 62 電磁ソレノイド 70 CPU

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ケースと、タッチ入力表示部を有する
    第2ケースと、前記第1ケースと前記第2ケースとを開
    閉自在に連結する連結手段とを備えた電子機器におい
    て、 前記第1ケースと前記第2ケースとのいずれか一方に設
    けられ、タッチ入力用のペンを挿脱可能に収納するペン
    収納部と、 このペン収納部から前記ペンを取り出す際、そのペンの
    取出動作に連動して前記第1ケースと前記第2ケースと
    の相対的な開閉動作を規制すべく前記連結手段をロック
    するロック手段とを備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】前記ペン収納部は、前記第1ケースと前記
    第2ケースとのいずれか一方に回動可能に取り付けられ
    たペンホルダを備え、このペンホルダが前記ペンの取出
    動作に応じて所定方向に回動することにより、このペン
    ホルダの前記所定方向への回動動作に連動して前記ロッ
    ク手段をロック動作させる構造であることを特徴とする
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】前記ペン収納部に対する前記ペンの取出動
    作に連動して前記ロック手段をロック動作させ、前記ペ
    ンの収納動作に連動して前記ロック手段をロック解除動
    作させる連動手段を備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の電子機器。
  4. 【請求項4】第1ケースと、タッチ入力表示部を有する
    第2ケースと、前記第1ケースと前記第2ケースとを開
    閉自在に連結する連結手段とを備えた電子機器におい
    て、 前記第1ケースと前記第2ケースとの相対的な開閉動作
    を規制すべく前記連結手段を係脱可能にロックするロッ
    ク手段と、 前記タッチ入力表示部がタッチ入力されたか否かを判断
    する判断手段と、 この判断手段でタッチ入力されたと判断したときに、前
    記ロック手段をロック動作させる制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする電子機器。
  5. 【請求項5】第1ケースと、タッチ入力表示部を有する
    第2ケースと、前記第1ケースと前記第2ケースとを開
    閉自在に連結する連結手段とを備えた電子機器におい
    て、 前記第1ケースと前記第2ケースとの相対的な開閉動作
    を規制すべく前記連結手段を係脱可能にロックするロッ
    ク手段と、 このロック手段を選択的にロック動作またはロック解除
    動作させる操作手段とを備えたことを特徴とする電子機
    器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015094870A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
CN114415783A (zh) * 2021-12-21 2022-04-29 苏州三星电子电脑有限公司 笔记本电脑

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JP2015094870A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
CN114415783A (zh) * 2021-12-21 2022-04-29 苏州三星电子电脑有限公司 笔记本电脑
CN114415783B (zh) * 2021-12-21 2023-10-24 苏州三星电子电脑有限公司 笔记本电脑

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