JP2001160234A5 - - Google Patents
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Description
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、複数種類の光ディスクが適用可能で、該光ディスクに対して、共通の対物レンズを用いて記録再生を行う光ピックアップシステムにおいて、射出光束が発散光となるアナモルフィックレンズを有し、該アナモルフィックレンズにより半導体レーザから出射した光束をカップリングすることを特徴としたものである。
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、複数種類の光ディスクが適用可能で、該光ディスクに対して、共通の対物レンズを用いて記録再生を行う光ピックアップシステムにおいて、射出光束が発散光となるアナモルフィックレンズを有し、該アナモルフィックレンズにより半導体レーザから出射した光束をカップリングすることを特徴としたものである。
【0019】
請求項5の発明は、複数種類の光ディスクが適用可能で、該光ディスクに対して共通の対物レンズを用いて記録再生を行う光ピックアップシステムにおいて、射出光束が収束光となるアナモルフィックレンズを有し、該アナモルフィックレンズにより半導体レーザからの光束をカップリングすることを特徴としたものである。
請求項5の発明は、複数種類の光ディスクが適用可能で、該光ディスクに対して共通の対物レンズを用いて記録再生を行う光ピックアップシステムにおいて、射出光束が収束光となるアナモルフィックレンズを有し、該アナモルフィックレンズにより半導体レーザからの光束をカップリングすることを特徴としたものである。
【0020】
請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記収束光の波面形状が球面波であることを特徴としたものである。
請求項7の発明は、請求項5の発明において、前記射出光束が収束光となるアナモルフィックレンズを第1のアナモルフィックレンズとし、該第1のアナモルフィックレンズが作用する光路とは異なる光路中に、射出光束が平行光となる第2のアナモルフィックレンズが備えられ、該第2のアナモルフィックレンズにより第2の半導体レーザから出射した光束をカップリングすることを特徴としたものである。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記収束光の波面形状が球面波であることを特徴としたものである。
請求項7の発明は、請求項5の発明において、前記射出光束が収束光となるアナモルフィックレンズを第1のアナモルフィックレンズとし、該第1のアナモルフィックレンズが作用する光路とは異なる光路中に、射出光束が平行光となる第2のアナモルフィックレンズが備えられ、該第2のアナモルフィックレンズにより第2の半導体レーザから出射した光束をカップリングすることを特徴としたものである。
【0029】
[請求項5ないし7の発明]
図9は、図7に示す光ピックアップのCD側の発散の有限系アナモルフィックレンズ3′を、収束の有限系アナモルフィックレンズ3″に置き変えた構成の実施例を示す図である。DVDよりも記録密度の高いS−DVDでは、NAがDVDよりも大きくなるために基板厚も0.6mmから0.4mm程度になる。この時にもDVD用の対物レンズを使用するには、S−DVDの対物レンズへの入射光束を収束光にすれば良い。DVDの光路は図7に示す実施例と同じである。
[請求項5ないし7の発明]
図9は、図7に示す光ピックアップのCD側の発散の有限系アナモルフィックレンズ3′を、収束の有限系アナモルフィックレンズ3″に置き変えた構成の実施例を示す図である。DVDよりも記録密度の高いS−DVDでは、NAがDVDよりも大きくなるために基板厚も0.6mmから0.4mm程度になる。この時にもDVD用の対物レンズを使用するには、S−DVDの対物レンズへの入射光束を収束光にすれば良い。DVDの光路は図7に示す実施例と同じである。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1の発明によれば、複数の光ディスクを、共通の対物レンズを用いて記録再生を行う光ピックアップにおいて、射出光束が発散光となるようなアナモルフィックレンズにより半導体レーザからの光束をカップリングしているので、
(1)発散光路中において、半導体レーザのビーム形状を楕円から円形に整形することが可能であり、光利用効率が向上し、
(2)対物レンズの設計値とは異なる基板厚の光ディスクを記録再生する場合にも、対物レンズへの入射光束を発散光として球面収差を補正しているので、大きな開口数(NA)が可能であり、回折限界の盤面スポットを形成することが可能となり、
(3)有限系アナモルフィックレンズにより、従来のコリメートレンズ+整形プリズム+発散レンズの構成が簡素化されて、装置が小型化できる。
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1の発明によれば、複数の光ディスクを、共通の対物レンズを用いて記録再生を行う光ピックアップにおいて、射出光束が発散光となるようなアナモルフィックレンズにより半導体レーザからの光束をカップリングしているので、
(1)発散光路中において、半導体レーザのビーム形状を楕円から円形に整形することが可能であり、光利用効率が向上し、
(2)対物レンズの設計値とは異なる基板厚の光ディスクを記録再生する場合にも、対物レンズへの入射光束を発散光として球面収差を補正しているので、大きな開口数(NA)が可能であり、回折限界の盤面スポットを形成することが可能となり、
(3)有限系アナモルフィックレンズにより、従来のコリメートレンズ+整形プリズム+発散レンズの構成が簡素化されて、装置が小型化できる。
【0037】
請求項5の発明によれば、複数の光ディスクを、共通の対物レンズを用いて記録再生を行う光ピックアップにおいて、射出光束が収束光となるようなアナモルフィックレンズにより半導体レーザからの光束をカップリングしているので、
(1)収束光路中において、半導体レーザのビーム形状を楕円から円形に整形することが可能であり、光利用効率が向上し、
(2)対物レンズの設計値とは異なる基板厚の光ディスクを記録再生する場合にも、対物レンズへの入射光束を収束光として球面収差を補正しているので、大きな開口数(NA)が可能であり、回折限界の盤面スポットを形成することが可能となり、
(3)有限系アナモルフィックレンズにより、従来のコリメートレンズ+整形プリズム+収束レンズの構成が簡素化されて、装置を小型化することができる。
請求項5の発明によれば、複数の光ディスクを、共通の対物レンズを用いて記録再生を行う光ピックアップにおいて、射出光束が収束光となるようなアナモルフィックレンズにより半導体レーザからの光束をカップリングしているので、
(1)収束光路中において、半導体レーザのビーム形状を楕円から円形に整形することが可能であり、光利用効率が向上し、
(2)対物レンズの設計値とは異なる基板厚の光ディスクを記録再生する場合にも、対物レンズへの入射光束を収束光として球面収差を補正しているので、大きな開口数(NA)が可能であり、回折限界の盤面スポットを形成することが可能となり、
(3)有限系アナモルフィックレンズにより、従来のコリメートレンズ+整形プリズム+収束レンズの構成が簡素化されて、装置を小型化することができる。
【0038】
請求項6の発明によれば、収束光の波面形状を球面波としているので、対物レンズのトラッキング動作による光軸垂直移動に対しても、波面収差の増加を抑えることが可能となる。
請求項7の発明によれば、射出光束が収束光となるアナモルフィックレンズとは異なる光路中に、射出光束が平行光となるアナモルフィックレンズを有し、そのアナモルフィックレンズによりもう一方の半導体レーザからの光束をカップリングしているので、光路が曲がってしまうような従来のビーム整形素子を用いたレイアウトと比較すると、両方の光路の光軸を平行にそろえることができるので、レイアウトの小型化やフレキ結線の簡素化が可能となる。
請求項6の発明によれば、収束光の波面形状を球面波としているので、対物レンズのトラッキング動作による光軸垂直移動に対しても、波面収差の増加を抑えることが可能となる。
請求項7の発明によれば、射出光束が収束光となるアナモルフィックレンズとは異なる光路中に、射出光束が平行光となるアナモルフィックレンズを有し、そのアナモルフィックレンズによりもう一方の半導体レーザからの光束をカップリングしているので、光路が曲がってしまうような従来のビーム整形素子を用いたレイアウトと比較すると、両方の光路の光軸を平行にそろえることができるので、レイアウトの小型化やフレキ結線の簡素化が可能となる。
Claims (7)
- 複数種類の光ディスクが適用可能で、該光ディスクに対して、共通の対物レンズを用いて記録再生を行う光ピックアップシステムにおいて、射出光束が発散光となるアナモルフィックレンズを有し、該アナモルフィックレンズにより半導体レーザから出射した光束をカップリングすることを特徴とした光ピックアップシステム。
- 請求項1に記載の光ピックアップシステムにおいて、前記発散光の波面形状が球面波であることを特徴とした光ピックアップシステム。
- 請求項1に記載の光ピックアップシステムにおいて、前記射出光束が発散光となるアナモルフィックレンズを第1のアナモルフィックレンズとし、該第1のアナモルフィックレンズが作用する光路とは異なる光路中に、射出光束が平行光となる第2のアナモルフィックレンズが備えられ、該第2のアナモルフィックレンズにより第2の半導体レーザから出射した光束をカップリングすることを特徴とした光ピックアップシステム。
- 請求項3に記載の光ピックアップシステムにおける前記第1のアナモルフィックレンズを、前記第2のアナモルフィックレンズと同形状のアナモルフィックレンズ及び凹レンズよりなる光学系に置き換えて構成したことを特徴とした光ピックアップシステム。
- 複数種類の光ディスクが適用可能で、該光ディスクに対して共通の対物レンズを用いて記録再生を行う光ピックアップシステムにおいて、射出光束が収束光となるアナモルフィックレンズを有し、該アナモルフィックレンズにより半導体レーザからの光束をカップリングすることを特徴とした光ピックアップシステム。
- 請求項5に記載の光ピックアップシステムにおいて、前記収束光の波面形状が球面波であることを特徴とした光ピックアップシステム。
- 請求項5に記載の光ピックアップシステムにおいて、前記射出光束が収束光となるアナモルフィックレンズを第1のアナモルフィックレンズとし、該第1のアナモルフィックレンズが作用する光路とは異なる光路中に、射出光束が平行光となる第2のアナモルフィックレンズが備えられ、該第2のアナモルフィックレンズにより第2の半導体レーザから出射した光束をカップリングすることを特徴とした光ピックアップシステム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP34108199A JP2001160234A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 光ピックアップシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP34108199A JP2001160234A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 光ピックアップシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001160234A JP2001160234A (ja) | 2001-06-12 |
JP2001160234A5 true JP2001160234A5 (ja) | 2005-03-17 |
Family
ID=18343082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34108199A Pending JP2001160234A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 光ピックアップシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2001160234A (ja) |
Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
TW514899B (en) * | 2000-10-27 | 2002-12-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Optical pickup device and optical disk driver |
US20030214898A1 (en) | 2002-04-15 | 2003-11-20 | Tetsuya Ogata | Optical pickup device and optical disk drive using the same |
JP2004157170A (ja) | 2002-11-01 | 2004-06-03 | Nalux Co Ltd | ビーム整形光学素子、設計方法および設計プログラム |
-
1999
- 1999-11-30 JP JP34108199A patent/JP2001160234A/ja active Pending
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