JP2001159876A - 残像消去方法および該残像消去方法を用いた表示装置 - Google Patents

残像消去方法および該残像消去方法を用いた表示装置

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JP2001159876A
JP2001159876A JP34258199A JP34258199A JP2001159876A JP 2001159876 A JP2001159876 A JP 2001159876A JP 34258199 A JP34258199 A JP 34258199A JP 34258199 A JP34258199 A JP 34258199A JP 2001159876 A JP2001159876 A JP 2001159876A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源をオフする際に生ずる残像を簡易な方法
により迅速に取り去ることができる残像消去方法および
該残像消去方法を用いた表示装置を提供する。 【解決手段】 各画素にトランジスタを備えた液晶表示
装置において、電源をオフする少なくとも一垂直期間
(1V)前に、トランジスタの少なくとも一部のゲート
電圧Vgとドレイン電圧Vdとの差が、表示駆動時にお
ける電圧差のうちで液晶保持電荷をより迅速に放電させ
るような電圧差Vgdとなるように、ソースバスライン
に供給される階調電圧の極性を制御して駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、残像消去方法およ
び該残像消去方法を用いた液晶表示装置等の表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】表示装置では、電源をオフした際に残像
が生ずることがあり、特に反射型の表示装置では、残像
が目立つことがある。そこで、従来の液晶表示装置で
は、次のような方法で、液晶表示パネルに生ずる残像を
取り去っていた。
【0003】(1) 透過型の液晶表示装置の場合、電源を
オフする直前もしくはこれと同時にバックライトを消灯
させることで、残像を見えにくくする。
【0004】(2) 残像対策用の信号を電源オフ直前の一
垂直期間前に生成させ、これをもとに、ゲートドライバ
の出力をTFTがオンする電圧に引き上げるとともに、
ソースドライバからは同期間液晶に保持される電荷が最
小になるような電圧を出力させ、これによって残像を取
り去る(特開平10−214067号公報参照)。
【0005】(3) 電源オフ時に、電源の電圧降下を検知
すると、ゲートドライバからTFTがアクティブ動作す
るような電圧を出力させ、これによって残像を取り去
る。
【0006】なお、液晶表示装置の代表的な駆動方法と
して、ライン反転駆動とドット反転駆動の二種類があ
る。また、ライン反転(ゲートライン反転または1H反
転と呼ばれるもの)やドット反転(水平・垂直各1ドッ
ト毎反転)のほかに、ソースライン反転、フレーム反転
およびこれら各種の反転方法を組み合わせた駆動方法が
ある。これらの駆動方法については、特開昭61−27
5822号公報、特開昭63−68821号公報、日経
エレクトロニクス(1993.11.22. No.595) 、および特許
第2743841号公報に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の残
像消去方法では、以下の問題が生ずる。
【0008】(1) 反射型の表示装置では、バックライト
からの透過光を使用せず、外部からの光を反射させて映
像を表示させるため、バックライトを消灯させることで
残像を見えにくくすることができない。
【0009】(2) 特開平10−214067号公報に開
示の技術では、電源オフ時に上記駆動を行うため、ゲー
トドライバおよびソースドライバの構成を特別なものと
する必要があり、また、白色表示など特定の表示を書き
込むための映像信号を生成する必要がある。
【0010】(3) 電源の電圧降下を検知する方法では、
電源降下感知回路が必要になる。また、電源オフ以降の
電源供給手段を特別に設けておく必要がある。さらに、
電源オフ後にゲートドライバ出力をTFTがオンする電
圧まで昇圧するため、ゲートドライバの構成を特別なも
のとする必要がある。したがって、構成が複雑なものと
なってしまう。
【0011】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、電源をオフする際に生ずる残
像を簡易な方法により迅速に取り去ることができる残像
消去方法および該残像消去方法を用いた表示装置を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る残像消去方
法は、上記の課題を解決するために、各画素にアクティ
ブ素子を備えた表示装置における残像消去方法であっ
て、表示装置の電源をオフする際に、前記各画素の少な
くとも一部において、印加されるデータ電圧が、表示駆
動時に印加される電圧のうちで画素保持電荷をより迅速
に放電させるような電圧となるように該データ電圧の極
性を制御して走査した後、表示装置の電源をオフするこ
とを特徴としている。
【0013】上記の方法によれば、表示装置の電源をオ
フする前に、データ電圧の極性を制御して走査する。こ
のようにデータ電圧の極性を制御することによって、各
画素に印加される電圧を電源オフ後放電されやすいもの
とすることができる。したがって、電源オフ後、各画素
の電荷を迅速に放電できるので、残像を簡易な方法によ
り迅速に消去できる。
【0014】本発明に係る残像消去方法は、上記の課題
を解決するために、各画素にトランジスタを備えた液晶
表示装置における残像消去方法であって、液晶表示装置
の電源をオフする際に、前記トランジスタの少なくとも
一部においてゲート電圧とドレイン電圧との差を、表示
駆動時における電圧差のうちで液晶保持電荷をより迅速
に放電させるような電圧差にした後、液晶表示装置の電
源をオフすることを特徴としている。
【0015】上記の方法によれば、液晶表示装置の電源
をオフする前に、少なくとも一部のトランジスタのゲー
ト電圧とドレイン電圧との差を、表示駆動時における電
圧差のうちで液晶保持電荷をより迅速に放電させるよう
な電圧差にする。これにより、従来トランジスタのゲー
ト電圧とドレイン電圧との差が比較的大きかったために
電源オフ後放電されにくかった画素を、放電されやすい
ものとすることができる。したがって、電源オフ後、各
画素の電荷を迅速に放電できるので、残像を簡易な方法
により迅速に消去できる。
【0016】本発明の残像消去方法において、電源をオ
フする少なくとも一垂直期間前に、前記トランジスタの
少なくとも一部のゲート電圧とドレイン電圧との差が、
表示駆動時における電圧差のうちで液晶保持電荷をより
迅速に放電させるような電圧差となるように、前記トラ
ンジスタのソースに接続される信号線に供給される電圧
の極性を制御して走査することは好ましく、これによ
り、電圧の極性を制御するだけで残像を迅速に消去でき
るので、簡単な回路構成による残像消去が可能になる。
【0017】また、本発明の残像消去方法において、制
御信号に応じて電圧の極性を制御することは好ましく、
これにより、簡単な構成で電圧の極性を制御でき、残像
を迅速に消去できる。
【0018】また、本発明の残像消去方法において、反
射型の液晶表示装置に用いられることは好ましく、これ
により、バックライトの消灯では残像を消去できない反
射型の液晶表示装置においても、簡単に残像を消去する
ことができる。
【0019】なお、ここで、反射型の液晶表示装置と
は、反射型と透過型の両方の機能を有するいわゆる半透
過型の液晶表示装置(電極が半透過のものだけでなく、
透過表示領域と反射表示領域とを備えた液晶表示装置を
も含む)も含む意である。
【0020】本発明に係る表示装置は、上記の課題を解
決するために、各画素にアクティブ素子を備えた表示装
置であって、電源をオフする際に、前記各画素の少なく
とも一部において、印加されるデータ電圧が、表示駆動
時に印加される電圧のうちで画素保持電荷をより迅速に
放電させるような電圧となるように該データ電圧の極性
を制御して走査した後、電源をオフすることを特徴とし
ている。
【0021】上記の構成によれば、電源をオフする前
に、データ電圧の極性を制御して走査する。このように
データ電圧の極性を制御することによって、各画素に印
加される電圧を電源オフ後放電されやすいものとするこ
とができる。したがって、電源オフ後、各画素の電荷を
迅速に放電できるので、残像を簡易な構成により迅速に
消去できる。
【0022】本発明に係る液晶表示装置は、上記の課題
を解決するために、各画素にトランジスタを備えた液晶
表示装置であって、電源をオフする際に、前記トランジ
スタの少なくとも一部においてゲート電圧とドレイン電
圧との差を、表示駆動時における電圧差のうちで液晶保
持電荷をより迅速に放電させるような電圧差にした後、
電源をオフすることを特徴としている。
【0023】上記の構成によれば、電源をオフする前
に、少なくとも一部のトランジスタのゲート電圧とドレ
イン電圧との差を、表示駆動時における電圧差のうちで
液晶保持電荷をより迅速に放電させるような電圧差にす
る。これにより、従来トランジスタのゲート電圧とドレ
イン電圧との差が比較的大きかったために電源オフ後放
電されにくかった画素を、放電されやすいものとするこ
とができる。したがって、電源オフ後、各画素の電荷を
迅速に放電できるので、残像を簡易な構成により迅速に
消去できる。
【0024】本発明の液晶表示装置において、電源をオ
フする少なくとも一垂直期間前に、前記トランジスタの
少なくとも一部のゲート電圧とドレイン電圧との差が、
表示駆動時における電圧差のうちで液晶保持電荷をより
迅速に放電させるような電圧差となるように、前記トラ
ンジスタのソースに接続される信号線に供給される第一
電圧の極性を制御する極性反転制御手段を備えることは
好ましく、これにより、第一電圧の極性を制御するだけ
で残像を迅速に消去できるので、簡単な回路構成による
残像消去が可能になる。
【0025】また、本発明の液晶表示装置において、前
記極性反転制御手段は、制御信号の入力に応じて第一電
圧の極性を制御することは好ましく、これにより、簡単
な構成で電圧の極性を制御でき、残像を迅速に消去でき
る。
【0026】また、本発明の液晶表示装置において、前
記極性反転制御手段は、第一電圧の極性とともに、前記
トランジスタが設けられた基板と対向配置された基板上
の電極に供給される第二電圧の極性を制御することは好
ましく、これにより、ライン反転駆動の場合も、簡単な
構成で電圧の極性を制御でき、残像を迅速に消去でき
る。また、この場合に、前記極性反転制御手段は、制御
信号の入力に応じて第一電圧および第二電圧の極性を制
御することは好ましく、これにより、簡単な構成で電圧
の極性を制御でき、残像を迅速に消去できる。
【0027】また、本発明の液晶表示装置において、前
記極性反転制御手段は論理回路で構成される一方、前記
制御信号はデジタル信号であり、該デジタル信号により
電圧の極性が制御されることは好ましく、これにより、
アナログ信号でなく、デジタル信号によるハイ及びロー
の二値で電圧極性を制御するため、簡易に電圧の極性を
制御でき、残像を迅速に消去できる。
【0028】また、本発明の液晶表示装置において、前
記デジタル信号は、装置外から入力されることは好まし
く、これにより、装置外で生成されるバックライト信号
などの既存のデジタル信号を利用して、より簡易な構成
で電圧の極性を制御でき、残像を迅速に消去できる。
【0029】また、本発明の液晶表示装置において、前
記極性反転制御手段は、デジタル信号に基づき、電圧の
極性を正負両極性のうちいずれか一方の極性に固定する
ことは好ましく、このように、両極性の中間的なレベル
にするように電圧制御するのではなく、正負いずれか一
方の極性に固定するように電圧制御することで、デジタ
ル信号による二値での制御が容易になる。なお、ここ
で、極性が固定される電圧とは、後述の実施形態の場合
でいえば、ソースドライバへ印加されるバイアス電圧ま
たは信号電圧、および共通電極印加電圧をいう。従っ
て、この場合、極性反転制御手段は、ソースバスライン
の印加電圧を直接制御するのではなく、ソースドライバ
に印加されるバイアス電圧(デジタルドライバへの階調
電圧)、またはアナログドライバに入力される極性反転
された画像信号電圧を制御する。
【0030】また、本発明の液晶表示装置が反射型であ
ることは好ましく、これにより、バックライトの消灯で
は残像を消去できない反射型の液晶表示装置において
も、簡単に残像を消去することができる。
【0031】なお、ここで、反射型の液晶表示装置と
は、反射型と透過型の両方の機能を有するいわゆる半透
過型の液晶表示装置(電極が半透過のものだけでなく、
透過表示領域と反射表示領域とを備えた液晶表示装置を
も含む)も含む意である。
【0032】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕本発明の実施の一
形態について図1〜図11に基づいて説明すれば、以下
の通りである。
【0033】図1は、本実施形態の残像消去方法が用い
られる液晶表示装置1の構成を示すブロック図である。
表示装置としての液晶表示装置1は、液晶表示パネル
2、ソースドライバ3、ゲートドライバ4、共通電圧発
生回路5、階調電圧発生回路6、極性反転制御回路(極
性反転制御手段)7、映像同期信号処理回路8、および
電圧発生回路9を備えて構成されている。
【0034】液晶表示パネル2は、一対の基板間に液晶
を挟持した構成であり、液晶表示装置1に入力される映
像同期信号VSSに基づき、画像を表示する。液晶表示
パネル2の一方の基板には、ソースドライバ3に接続さ
れる複数のソースバスライン(信号線)16と、ゲート
ドライバ4に接続される複数のゲートバスライン14と
が互いに交差するように配設されている(図2参照)。
隣接するソースバスライン16と隣接するゲートバスラ
イン14とに囲まれた領域には、それぞれ画素15が形
成されており、液晶表示パネル2全体として、複数の画
素15がマトリクス状に配置された構成になっている。
図2には、このうち四つの画素15が示される。
【0035】図2に示すように、各画素15には、アク
ティブ素子(能動素子)として薄膜トランジスタ(以
下、「TFT」という。)13が設けられている。各T
FT13のゲート部は、対応するゲートバスライン14
に接続される一方、各TFT13のソース部は、対応す
るソースバスライン16に接続される。また、各TFT
13のドレイン部は、当該画素15の液晶容量Clcの
一方の電極たる画素電極20に接続される。液晶容量C
lcの他方の電極たる共通電極17は、液晶表示パネル
2の他方の基板上に画素15全体に対して共通に設けら
れている。
【0036】なお、液晶表示パネル2は、電圧が液晶に
印加されない状態で白を表示するいわゆるノーマリホワ
イトモードであるが、本発明はこれに限定されるもので
はない。また、TFT13の特性はNチャネル型であ
り、表示画像は説明の便宜上黒色表示とする。
【0037】ソースドライバ3は、液晶表示パネル2の
複数のソースバスライン16に接続され、入力される水
平同期信号に同期して、階調電圧(データ電圧・第一電
圧)を各ソースバスライン16に出力する。これによっ
て、一水平期間毎に、液晶表示パネル2の一行分の画素
15に階調電圧が印加されることになる。
【0038】ゲートドライバ4は、液晶表示パネル2の
複数のゲートバスライン14に接続され、ゲート駆動信
号たる走査信号を順次各ゲートバスライン14に出力す
ることによって、一行分のTFT13を第1行から最終
行まで順次オンさせる。こうして一垂直期間で全てのゲ
ートバスライン14を走査することによって、液晶表示
パネル2には、一垂直期間に一画面分の画像が表示され
る。
【0039】共通電圧発生回路5は、共通電極17に印
加される共通電圧Vcom を生成する。生成された共通電
圧(第二電圧)Vcom は、ソースドライバ3およびゲー
トドライバ4を経由して、共通電極17に印加される。
また、共通電圧発生回路5は、後述のように、極性制御
信号PCSをゲートドライバ4に出力する。
【0040】階調電圧発生回路6は、階調電圧(バイア
ス電圧)を生成し、生成された階調電圧をソースドライ
バ3に出力する。後述のように、生成される階調電圧の
極性は、階調電圧発生回路6に入力される極性反転信号
PISによって制御される。
【0041】極性反転制御回路7は、後に詳述するよう
に、入力される極性反転信号PISおよび残像オフ信号
ROSに基づき、階調電圧、ゲート駆動信号および共通
電圧Vcom の極性を制御する。
【0042】映像同期信号処理回路8は、入力される映
像同期信号VSSに基づき、ソースドライバ3およびゲ
ートドライバ4を駆動する各種信号を生成し、ソースド
ライバ3および極性反転制御回路7に信号を出力する回
路である。映像同期信号処理回路8から極性反転制御回
路7へは、極性反転信号PISが入力される。
【0043】電圧発生回路9は、入力される電源電圧に
基づき各種電圧を生成し、生成された電圧を、ソースド
ライバ3、ゲートドライバ4、共通電圧発生回路5、階
調電圧発生回路6、および映像同期信号処理回路8に供
給する。
【0044】電圧発生回路9へは、外部18に設けられ
る電源19から、液晶表示装置1駆動用の電源電圧が送
られている。また、本実施形態では、外部18から液晶
表示装置1へ、映像同期信号VSSおよび残像オフ信号
(制御信号・デジタル信号)ROSが入力される構成に
なっている。したがって、外部18が、液晶表示装置1
の電源および信号源となっている。外部18とは、具体
的にはパーソナルコンピュータ本体等であるが、特に限
定されるものではない。また、外部18が必ず必要なわ
けではなく、例えば、液晶表示装置1自身が電源19を
備え、残像オフ信号ROSを発生させる構成でもよい。
【0045】図3を参照して、極性反転制御回路7は、
アンド回路(論理回路)21と、インバータ22とを備
えて構成されている。アンド回路21の一方の入力端子
には、極性反転信号PISが入力され、アンド回路21
の他方の入力端子には、残像オフ信号ROSが入力され
る。
【0046】残像オフ信号ROSが非アクテイブのロー
レベル期間、アンド回路21からは、入力される極性反
転信号PISがそのまま出力信号OUT1として出力さ
れる。一方、残像オフ信号ROSがアクテイブのハイレ
ベル期間になると、アンド回路21からの出力信号OU
T1は一定のハイレベルに保たれる(図4参照)。
【0047】アンド回路21の出力信号OUT1は、階
調電圧発生回路6およびインバータ22に入力される。
インバータ22は、入力された信号OUT1を反転し、
共通電圧発生回路5に出力信号OUT2を出力する。共
通電圧発生回路5は、信号OUT2に基づき極性が制御
された共通電圧Vcom を生成する一方、信号OUT2に
基づき極性制御信号PCSを生成し、生成された極性制
御信号PCSをゲートドライバ4に出力する。
【0048】ゲートドライバ4は、極性制御信号PCS
に基づき極性が制御されたゲート駆動信号を生成する。
また、階調電圧発生回路6は、信号OUT1に基づき極
性が制御された階調電圧を生成する。
【0049】ところで、本実施形態の液晶表示装置1
は、いわゆるライン反転(水平周期極性反転)駆動を採
用している。ここで、従来の液晶表示装置の構成および
駆動波形を示す図16および図17に基づき、ライン反
転駆動について説明する。
【0050】従来の液晶表示装置における液晶表示パネ
ル50は、図16に示すように、上述の液晶表示パネル
2と同じ構成である。ここで、隣接するゲートバスライ
ンの奇数番目のラインを51a、偶数番目のラインを5
1bと表し、両ライン51a・51b上の互いに隣接す
る画素をそれぞれ52a・52bと表す。また、両画素
52a・52bのTFT53a・53bのゲート部に印
加される電圧をそれぞれVg1・Vg2と表し、TFT
53a・53bのドレイン部に印加される電圧をそれぞ
れVd1・Vd2と表す。
【0051】ライン反転駆動では、図17に示すよう
に、印加される共通電圧Vcom の極性(レベル)が、一
水平期間ごとにハイレベルHとローレベルLとに交互に
変化する。また、同じ画素の液晶に対しては、共通電圧
を基準に考えれば、印加される電圧の極性が一垂直期間
(1V)ごとにプラス電圧とマイナス電圧とに交互に変
化する。換言すれば、共通電圧Vcom 基準の液晶へのプ
ラス印加電位を示す矢符54と、共通電圧Vcom 基準の
液晶へのマイナス印加電位を示す矢符55とが、同じ画
素に対しては、一垂直期間ごとに交互に切り替わる。
【0052】さらに、画素52a・52bでは、同じ垂
直表示期間において、共通電圧Vcom 基準でみると、液
晶56a・56bに印加される電圧の極性は互いに反転
している。換言すれば、ほぼ全ての時点において、隣接
する水平ライン上の両画素52a・52bの液晶56a
・56bに印加される電圧の極性は互いに異なってい
る。
【0053】ライン反転駆動では、また、電圧Vg1・
Vg2の極性(レベル)が、一水平期間ごとにハイレベ
ルHとローレベルLとに交互に変化する。電圧Vg1・
Vg2は、一垂直期間のうち選択された一水平期間、T
FT53a・53bをオンさせるレベルSとなり、それ
以外の期間は、TFT53a・53bをオフさせるレベ
ルとなる。
【0054】しかし、かかるライン反転駆動を用いた従
来の液晶表示装置では、液晶表示装置の電源をオフした
ときに、縞模様の残像が発生するという問題が生じてい
た。そして、こうした縞模様の残像の発生原因は、以下
の理由によるものであることが明らかにされた。
【0055】従来の液晶表示装置において、電源をオフ
した時点Voff でのTFT53a・53bのゲート電圧
Vg1・Vg2とドレイン電圧Vd1・Vd2との差V
gd1・Vgd2を比較する。共通電圧Vcom をGND
レベルと考えると、図6に示すように、電源オフ時点V
off では、Vgd1よりもVgd2の値のほうが大きく
なる。つまり、ゲート電圧Vg1・Vg2からドレイン
電圧Vd1・Vd2を差し引いた値としては、図7に示
すように、Vgd1と比較してVgd2のほうがマイナ
スの値が高くなる。その結果、TFTの特性上、TFT
53aに比べてTFT53bのソース−ドレイン間の抵
抗値は高くなり、液晶56bに保持される電荷は、電源
オフ時点Voff 後、放電されるまでに長時間かかること
になる。特に、黒色表示状態で電源オフされた場合、図
8に示すように、液晶56bに保持される電荷は、電源
オフ時点Voff 後、放電されるまでに長時間かかること
になる。
【0056】一方、液晶56aに保持されている電荷に
ついては、Vgd1のマイナス値は比較的少ないので、
TFT53aのソース−ドレイン間の抵抗値が低くなる
ため、液晶56aに保持されている電荷は迅速に放電さ
れる。
【0057】すなわち、液晶表示装置の電源をオフした
際の液晶に保持される電荷の放電性を考慮した場合、共
通電圧を基準とした液晶印加電圧の極性が非常に重要と
なる。以上により、従来の液晶表示パネル内において
は、液晶の電荷が放電されやすい水平ラインと、放電さ
れにくい水平ラインとが交互に発生することになる。そ
のため、従来では、液晶表示装置の電源をオフした時点
で、パネルの一水平ラインおきに映像残像が発生してい
る。
【0058】液晶表示パネルがノーマリホワイトモード
の場合、図9および図10に示すように、液晶の電荷量
の最大値となる黒色表示または黒色表示に近い表示で電
源オフされたときに、残像が強く発生する。反対に、白
色表示または白色表示に近い表示では、液晶に保持され
ている電荷が少ないので残像は発生しにくくなるし、発
生したとしても目立たなく問題とならない。
【0059】本実施形態の液晶表示装置1は、かかる残
像の発生を抑えるため、上述のように構成されており、
電源オフの際に以下のように動作する。
【0060】液晶表示装置1の電源オフ前の少なくとも
一垂直期間、液晶表示装置1は、全ての画素におけるT
FTのゲート電圧とドレイン電圧との差を、残像が発生
しにくい水平ラインと同様に小さくすることによって、
液晶の電荷を迅速に放電し、残像を迅速に取り去る。
【0061】具体的には、図4に示すように、液晶表示
装置1の電源がオフする少なくとも一垂直期間(1V)
前に、残像オフ信号ROSをハイレベルとする。これに
よって、極性反転制御回路7におけるアンド回路21か
らの出力信号OUT1は、一定のハイレベルに保たれ
る。これに伴い、極性反転信号PISによる反転駆動は
停止する。すなわち、階調電圧、共通電圧Vcom 、およ
びゲート駆動信号の極性反転は停止し、これらの極性は
一定に保たれる(すなわち、固定される)。
【0062】具体的には、図5に示すように、通常の駆
動時、共通電圧Vcom の極性(レベル)は、極性反転信
号PISによって、一水平期間ごとにハイレベルHとロ
ーレベルLとに交互に変化する。しかし、ハイレベルの
残像オフ信号ROSが極性反転制御回路7に入力される
と、共通電圧Vcom の極性はハイレベルHに保たれる。
【0063】ゲート電圧VgとしてTFT13のゲート
部に印加されるゲート駆動信号の極性(レベル)も、通
常の駆動時は、極性反転信号PISによって、一水平期
間ごとにハイレベルHとローレベルLとに交互に変化す
る。しかし、ハイレベルの残像オフ信号ROSが極性反
転制御回路7に入力されると、ゲート電圧Vgの極性は
ハイレベルHに保たれる。
【0064】階調電圧は、ソースドライバ3からソース
バスライン16に出力され、ドレイン電圧VdとしてT
FT13のドレイン部に印加される。通常の駆動時、共
通電圧Vcom 基準でみると、奇数番目の水平ライン上の
液晶に印加される階調電圧の極性と偶数番目の水平ライ
ン上の液晶に印加される階調電圧の極性とは、従来と同
様、極性反転信号PISによって互いに反転している。
しかし、ハイレベルの残像オフ信号ROSが極性反転制
御回路7に入力されると、全ての水平ラインに対して、
印加される階調電圧の極性ひいてはドレイン電圧Vdの
極性は、共通電圧Vcom 基準でみるとマイナス側の極性
P、つまり、ゲート電圧Vgにより近い側の極性Pに保
たれる。
【0065】なお、図4および図5では、黒色表示で説
明しているため、ハイレベルの残像オフ信号ROS入力
後の階調電圧およびドレイン電圧Vdのレベルが一定に
示されているが、本実施形態では、階調電圧およびドレ
イン電圧Vdの電圧レベルを一定にする必要はない。す
なわち、特定の表示色を書き込むために、全ての画素1
5に対し同じ階調電圧を印加する必要はなく、入力され
る映像同期信号VSSに基づく階調電圧を印加しても、
残像を速やかに消去できる。
【0066】本実施形態では、上記のように、残像オフ
信号ROSハイレベル後に階調電圧の極性反転が停止さ
れ、共通電圧Vcom 基準でみるとマイナス側の極性Pに
保たれた状態で一垂直期間以上、全ての画素15の液晶
に対し階調電圧が印加される。したがって、液晶表示装
置1の電源をオフする際、全ての画素15におけるTF
T13のゲート電圧Vgとドレイン電圧Vdとの差Vg
dは少なくなり、全TFT13のソース−ドレイン間の
抵抗値を低い状態にするので、全画素15の液晶に保持
されている電荷は迅速に放電される。
【0067】以上のように、本実施形態では、液晶表示
装置1の電源をオフする際に、全TFT13のゲート電
圧Vgとドレイン電圧Vdとの差Vgdが少なくなるよ
うに、各信号の極性が制御された状態で少なくとも一垂
直期間、各画素15の液晶に電圧が印加される。したが
って、電源オフ時点Voff 後、全画素15の液晶に保持
されている電荷は迅速に放電され、残像を速やかに消去
できる。
【0068】なお、白色系表示時の場合のほうが、黒色
系表示時よりもTFT13のソース−ドレイン間の抵抗
値が高くなる。しかし、ノーマリホワイトパネルで白色
表示させるときは、液晶に保持される電荷量は黒表示時
に比較してかなり小さいので、ソース−ドレイン間の抵
抗が高くても迅速に放電しやすい。つまり、本実施形態
では、どの表示画像でも同等に、残像を迅速に消去でき
る。
【0069】また、本実施形態では、電源をオフする際
に、特別な電圧を書き込む必要がなく、映像同期信号V
SSに基づく階調電圧をそのまま印加しても、残像を速
やかに消去できる。つまり、特別な映像同期信号などを
生成する必要がなく、簡易な構成により残像を迅速に消
去できる。
【0070】また、本実施形態では、残像消去のため、
全てのTFT13が同時にオンするように、ゲートドラ
イバ4の出力電圧を一定期間引き上げる必要もない。し
たがって、特別な電源供給手段や電源降下感知回路など
が不要となり、電源オフ時にゲートドライバ4に特別な
機能を持たせることも不要となるので、構成をより一層
簡易なものとすることができる。
【0071】残像オフ信号ROSは、液晶表示装置1自
身が発生させる構成としてもよい。また、従来他の用途
に供されていた信号を残像オフ信号ROSとして利用す
ることも可能である。例えば、パーソナルコンピュータ
内のLCDコントローラで生成されるバックライト信号
と呼ばれるバックライトのオン/オフを制御する信号
を、残像オフ信号ROSとして使用することができる。
これによって、残像オフ信号ROSを別途生成する必要
がなくなり、構成をより一層簡易なものとすることがで
きる。
【0072】反射型(反射型と透過型の両方の機能を有
する半透過型を含む)の液晶表示装置は、外光を遮るこ
とができないため、残像が非常に目立つ。したがって、
本発明は、特に反射型の液晶表示装置に有効であるが、
これに限定されるものではなく、透過型の液晶表示装置
にも勿論適用可能である。なお、半透過型の液晶表示装
置には、電極が半透過のものだけでなく、透過表示領域
と反射表示領域とを備えた液晶表示装置をも含まれる。
【0073】本実施形態は、アクティブ素子として各画
素15にTFT13が設けられた液晶表示装置1であっ
たが、本発明はこれに限らず、アクティブ素子として各
画素にMIM等の二端子素子が設けられた液晶表示装置
にも適用可能である。例えば、図11に示すように、デ
ータ電極26と走査電極27との間にアクティブ素子と
してのダイオード28と液晶容量29とが直列に接続さ
れ各画素が形成された液晶表示装置では、データ電極2
6に印加される階調電圧の極性を一定化した状態で走査
電極27を順次走査することにより、残像を迅速に消去
することが可能である。
【0074】また、ソースドライバ3は、アナログ信号
(信号電圧)が入力されるアナログドライバでもかまわ
ない。この場合、階調電圧発生回路6は、映像データの
極性を反転させる回路として機能する。
【0075】また、本実施形態は、ライン反転としてゲ
ートライン反転駆動を採用した液晶表示装置1であった
が、本発明はこれに限定されるものではなく、いわゆる
ソース反転駆動を採用した液晶表示装置にも適用可能で
ある。また、本発明は、液晶表示装置と同様の駆動方法
を用いた他の種類の表示装置に対しても適用可能であ
る。
【0076】また、本実施形態では、極性反転制御回路
7内の論理回路を、アンド回路21によって構成してい
るが、アンド回路のほかにオア回路や複数の回路を組み
合わせて論理回路を構成してもよい。
【0077】〔実施形態2〕本発明の他の実施形態につ
いて図12〜図15に基づいて説明すれば、以下の通り
である。尚、説明の便宜上、前記実施形態にて示した部
材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記
し、その説明を省略する。
【0078】上記液晶表示装置1は、ライン反転駆動を
採用したものであったが、本実施形態の液晶表示装置3
0(図13参照)は、ドット反転駆動を採用したもので
ある。ここで、液晶表示装置30が採用するドット反転
駆動について、図12に基づいて説明する。
【0079】図12を参照して、ドット反転駆動では、
ライン反転駆動と異なり、水平方向に互いに隣接する画
素(ドット)31間で、互いに極性が反転するように駆
動される。すなわち、一水平期間(1H)のソースドラ
イバ出力は、ドット31ごとに極性が異なっている。な
お、図12では、説明の便宜上、一水平ラインが四つの
ドット31によって構成されるものとして示される。ま
た、ソースバスラインに出力される最も高い階調レベル
の階調電圧がV0として示され、ゲートバスラインに出
力されるゲート駆動信号がVgとして示される。R・G
・Bは、それぞれ赤・緑・青の画素を示す。
【0080】ドット反転駆動では、共通電極に印加され
る共通電圧Vcom が直流電圧DCとなっている。また、
本液晶表示装置30が採用するドット反転駆動では、同
じ垂直期間(1V)において、二水平ラインごとに極性
が反転している。つまり、垂直方向に二ラインごとに極
性が反転している。ただし、本発明は、垂直方向に一ラ
インごとに極性が反転するタイプのドット反転駆動の場
合にも、適用可能である。
【0081】また、ドット反転駆動では、一垂直期間
(1V)ごとに、同一ドット31に印加される電圧の極
性が反転している。したがって、一垂直期間に二水平ラ
インごと極性が反転している。これは、一垂直期間に一
水平ライン反転であると、特定表示画像によってはフリ
ッカが目立つことがあることや、消費電流が多くなるか
らである。
【0082】本液晶表示装置30では、ソースドライバ
32による隣接ドット31間出力の極性反転設定は、図
13および図14に示すように、ソースドライバ32自
身によって行われる。また、二水平ラインごとの極性反
転の設定は、図15に示すような極性反転信号PISお
よびラッチ信号LSによって決定される。
【0083】図13を参照して、本液晶表示装置30で
は、映像信号、極性反転信号PISおよび残像オフ信号
ROSが、ソースドライバ32に直接入力される構成に
なっており、極性反転制御回路7は設けられていない。
共通電圧発生回路5が生成・出力する共通電圧Vcom は
直流電圧である。また、階調電圧は例えば4階調とす
る。したがって、階調電圧発生回路6では、図14に示
すように、極性がプラスの四つの階調電圧A+〜D+、
および極性がマイナスの四つの階調電圧A−〜D−の合
計八つの直流階調電圧が生成される。それ以外の構成
は、実施形態1の液晶表示装置1と同じである。ただ
し、多階調表示の場合、通常、階調電圧発生回路6にお
いて、基準となるいくつかの階調電圧を生成し、これら
階調電圧がソースドライバ32に入力され、ソースドラ
イバ32では、これら階調電圧に基づき、さらに多くの
階調電圧が生成される。
【0084】ソースドライバ32は、奇数番目の垂直ラ
イン(ソースバスライン)上の液晶33aに印加される
階調電圧を出力するバッファアンプ34aと、偶数番目
の垂直ライン上の液晶33bに印加される階調電圧を出
力するバッファアンプ34bとを備えている。また、ソ
ースドライバ32は、奇数番目の垂直ライン用のアナロ
グスイッチ35a、および偶数番目の垂直ライン用のア
ナログスイッチ35bを備えるとともに、オア回路36
および反転排他的論理和回路37を備えている。
【0085】オア回路36の一方の入力端子には極性反
転信号PISが入力され、他方の入力端子には残像オフ
信号ROSが入力される。オア回路36の出力によって
アナログスイッチ35aが制御され、アナログスイッチ
35aは、極性がプラスまたはマイナスのいずれかの階
調電圧を選択して、バッファアンプ34aに出力する。
【0086】反転排他的論理和回路37の一方の入力端
子には残像オフ信号ROSが入力され、他方の入力端子
にはオア回路36の出力が入力される。反転排他的論理
和回路37の出力によってアナログスイッチ35bが制
御され、アナログスイッチ35bは、極性がプラスまた
はマイナスのいずれかの階調電圧を選択して、バッファ
アンプ34bに出力する。また、階調電圧発生回路6で
は、映像信号に基づき、順次いずれかの階調電圧が選択
される。
【0087】残像オフ信号ROSは、通常の駆動時は非
アクテイブのローレベルであるが、液晶表示装置30の
電源オフの少なくとも一垂直期間前にアクテイブのハイ
レベルに切り替わる(図4参照)。
【0088】本実施形態の液晶表示装置30では、ソー
スドライバ32が上記のように構成されることによって
極性反転機能をソースドライバ32に持たせるととも
に、電源オフの際には、ソースドライバ32による極性
反転を停止することができる。したがって、全ソースバ
スラインに出力される階調電圧の極性を、共通電圧Vco
m 基準でみた場合に、マイナス側の極性、つまり、ゲー
ト電圧Vgにより近い側の極性に保つことができる(図
12参照)。このように、階調電圧の極性をマイナス側
の極性に保持した状態で一垂直期間以上、全ての画素の
液晶に対し階調電圧が印加される。
【0089】したがって、液晶表示装置30の電源をオ
フする際、全ての画素におけるTFTのゲート電圧Vg
とドレイン電圧Vdとの差Vgdは少なくなり、全TF
Tのソース−ドレイン間の抵抗値を低い状態にするの
で、全画素の液晶に保持されている電荷は迅速に放電さ
れる。それゆえ、実施形態1と同様、液晶表示装置30
においても、電源オフ時点Voff 後、全画素の液晶に保
持されている電荷は迅速に放電され、残像を速やかに消
去できる。
【0090】以上のように、本発明は、ドット反転駆動
を採用する液晶表示装置30にも適用可能である。
【0091】なお、液晶表示装置の駆動方法として、ラ
イン反転(ゲートライン反転または1H反転と呼ばれる
もの)やドット反転(水平・垂直各1ドット毎反転)の
ほかに、ソースライン反転、フレーム反転およびこれら
各種の反転方法を組み合わせた駆動方法がある。本発明
は、電源オフの際に極性を固定することによって残像を
速やかに消去するため、これら極性反転を行う駆動方法
のいずれにも適用可能である。
【0092】
【発明の効果】本発明に係る残像消去方法は、以上のよ
うに、表示装置の電源をオフする際に、前記各画素の少
なくとも一部において、印加されるデータ電圧が、表示
駆動時に印加される電圧のうちで画素保持電荷をより迅
速に放電させるような電圧となるように該データ電圧の
極性を制御して走査した後、表示装置の電源をオフする
方法である。
【0093】それゆえ、各画素に印加される電圧を電源
オフ後放電されやすいものとすることができる。したが
って、電源オフ後、各画素の電荷を迅速に放電できるの
で、残像を簡易な方法により迅速に消去できるという効
果を奏する。
【0094】本発明に係る残像消去方法は、以上のよう
に、液晶表示装置の電源をオフする際に、前記トランジ
スタの少なくとも一部においてゲート電圧とドレイン電
圧との差を、表示駆動時における電圧差のうちで液晶保
持電荷をより迅速に放電させるような電圧差にした後、
液晶表示装置の電源をオフする方法である。
【0095】それゆえ、従来トランジスタのゲート電圧
とドレイン電圧との差が比較的大きかったために電源オ
フ後放電されにくかった画素を、放電されやすいものと
することができる。したがって、電源オフ後、各画素の
電荷を迅速に放電できるので、残像を簡易な方法により
迅速に消去できるという効果を奏する。
【0096】また、本発明の残像消去方法において、電
源をオフする少なくとも一垂直期間前に、前記トランジ
スタの少なくとも一部のゲート電圧とドレイン電圧との
差が、表示駆動時における電圧差のうちで液晶保持電荷
をより迅速に放電させるような電圧差となるように、前
記トランジスタのソースに接続される信号線に供給され
る電圧の極性を制御して走査することによって、電圧の
極性を制御するだけで残像を迅速に消去できるので、簡
単な回路構成による残像消去が可能になる。
【0097】また、本発明の残像消去方法において、制
御信号に応じて電圧の極性を制御することによって、簡
単な構成で電圧の極性を制御でき、残像を迅速に消去で
きる。
【0098】また、本発明の残像消去方法において、反
射型の液晶表示装置に用いられることによって、バック
ライトの消灯では残像を消去できない反射型の液晶表示
装置においても、簡単に残像を消去することができる。
【0099】本発明に係る表示装置は、以上のように、
電源をオフする際に、前記各画素の少なくとも一部にお
いて、印加されるデータ電圧が、表示駆動時に印加され
る電圧のうちで画素保持電荷をより迅速に放電させるよ
うな電圧となるように該データ電圧の極性を制御して走
査した後、電源をオフする構成である。
【0100】それゆえ、各画素に印加される電圧を電源
オフ後放電されやすいものとすることができる。したが
って、電源オフ後、各画素の電荷を迅速に放電できるの
で、残像を簡易な構成により迅速に消去できるという効
果を奏する。
【0101】本発明に係る液晶表示装置は、以上のよう
に、電源をオフする際に、前記トランジスタの少なくと
も一部においてゲート電圧とドレイン電圧との差を、表
示駆動時における電圧差のうちで液晶保持電荷をより迅
速に放電させるような電圧差にした後、電源をオフする
構成である。
【0102】それゆえ、従来トランジスタのゲート電圧
とドレイン電圧との差が比較的大きかったために電源オ
フ後放電されにくかった画素を、放電されやすいものと
することができる。したがって、電源オフ後、各画素の
電荷を迅速に放電できるので、残像を簡易な構成により
迅速に消去できるという効果を奏する。
【0103】また、本発明の液晶表示装置において、電
源をオフする少なくとも一垂直期間前に、前記トランジ
スタの少なくとも一部のゲート電圧とドレイン電圧との
差が、表示駆動時における電圧差のうちで液晶保持電荷
をより迅速に放電させるような電圧差となるように、前
記トランジスタのソースに接続される信号線に供給され
る第一電圧の極性を制御する極性反転制御手段を備える
ことによって、第一電圧の極性を制御するだけで残像を
迅速に消去できるので、簡単な回路構成による残像消去
が可能になる。
【0104】また、本発明の液晶表示装置において、前
記極性反転制御手段は、制御信号の入力に応じて第一電
圧の極性を制御することによって、簡単な構成で電圧の
極性を制御でき、残像を迅速に消去できる。
【0105】また、本発明の液晶表示装置において、前
記極性反転制御手段は、第一電圧の極性とともに、前記
トランジスタが設けられた基板と対向配置された基板上
の電極に供給される第二電圧の極性を制御することによ
って、ライン反転駆動の場合も、簡単な構成で電圧の極
性を制御でき、残像を迅速に消去できる。また、この場
合に、前記極性反転制御手段は、制御信号の入力に応じ
て第一電圧および第二電圧の極性を制御することによっ
て、簡単な構成で電圧の極性を制御でき、残像を迅速に
消去できる。
【0106】また、本発明の液晶表示装置において、前
記極性反転制御手段は論理回路で構成される一方、前記
制御信号はデジタル信号であり、該デジタル信号により
電圧の極性が制御されることによって、アナログ信号で
なく、デジタル信号によるハイ及びローの二値で電圧極
性を制御するため、簡易に電圧の極性を制御でき、残像
を迅速に消去できる。
【0107】また、本発明の液晶表示装置において、前
記デジタル信号は、装置外から入力されることによっ
て、装置外で生成されるバックライト信号などの既存の
デジタル信号を利用して、より簡易な構成で電圧の極性
を制御でき、残像を迅速に消去できる。
【0108】また、本発明の液晶表示装置において、前
記極性反転制御手段は、デジタル信号に基づき、電圧の
極性を正負両極性のうちいずれか一方の極性に固定する
ことによって、すなわち、両極性の中間的なレベルにす
るように電圧制御するのではなく、正負いずれか一方の
極性に固定するように電圧制御することによって、デジ
タル信号による二値での制御が容易になる。
【0109】また、本発明の液晶表示装置が反射型であ
ることによって、バックライトの消灯では残像を消去で
きない反射型の液晶表示装置においても、簡単に残像を
消去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る残像消去方法が用
いられる液晶表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記液晶表示装置における液晶表示パネル内の
各画素の構成を示す説明図である。
【図3】上記液晶表示装置における主として電圧の極性
を制御する回路の構成を示す説明図である。
【図4】上記液晶表示装置の電源がオフされる直前の各
信号・電圧の波形を示すタイミングチャートである。
【図5】上記液晶表示装置において、残像オフ信号によ
り電圧の極性が制御されることを説明する図である。
【図6】従来の液晶表示装置において、垂直方向に隣接
する各画素の電源オフ後の電圧変化を説明する図であ
る。
【図7】NチャネルTFTのオン/オフ特性を示すグラ
フである。
【図8】従来の液晶表示装置において、垂直方向に隣接
する各画素における液晶の電荷放電特性を示すグラフで
あり、奇数番目のライン上の画素の液晶が黒色表示状態
から電源オフ後に放電する様子が破線にて示され、偶数
番目のライン上の画素の液晶が黒色表示状態から電源オ
フ後に放電する様子が実線にて示される。
【図9】ノーマリホワイトモードのTFT液晶表示パネ
ルにおける電荷量−階調特性を示すグラフである。
【図10】電源オフ後の液晶の放電時間を示すグラフで
あり、黒色表示時の液晶の電荷量変化が破線にて示さ
れ、白色表示時の液晶の電荷量変化が実線にて示され
る。
【図11】アクティブ素子として各画素にダイオードが
設けられた構成を示す図である。
【図12】本発明の他の実施形態に係る液晶表示装置が
採用するドット反転駆動を説明する図である。
【図13】上記液晶表示装置における主として電圧の極
性を制御する回路の構成を示す説明図である。
【図14】上記液晶表示装置におけるソースドライバの
構成を示す図である。
【図15】上記液晶表示装置において極性反転を制御す
る極性反転信号およびラッチ信号の各波形を示す図であ
る。
【図16】従来の液晶表示装置における液晶表示パネル
内の各画素の構成を示す説明図である。
【図17】従来の液晶表示装置において行われるライン
反転駆動を説明する図であり、(a)は、奇数番目のラ
インに対する駆動波形を示し、(b)は、偶数番目のラ
インに対する駆動波形を示す。
【符号の説明】
1・30 液晶表示装置(表示装置) 2 液晶表示パネル 3・32 ソースドライバ 4 ゲートドライバ 5 共通電圧発生回路 6 階調電圧発生回路 7 極性反転制御回路(極性反転制御手段) 8 映像同期信号処理回路 9 電圧発生回路 13 薄膜トランジスタ(アクティブ素子〕 14 ゲースバスライン 15 画素 16 ソースバスライン(信号線) 17 共通電極 21 アンド回路(論理回路) 28 ダイオード(アクティブ素子〕 Vd ドレイン電圧 Vg ゲート電圧 Vcom 共通電圧(第二電圧) ROS 残像オフ信号(制御信号・デジタル信号) VSS 映像同期信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA16 NA32 NA33 NA80 NC13 NC16 NC34 NC58 NC65 NC90 ND12 ND60 NE07 5C006 AC11 AC24 AF67 BB15 BB28 FA34 5C080 AA10 BB05 DD01 DD30 EE26 FF11 JJ02 JJ03 JJ04 JJ05

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各画素にアクティブ素子を備えた表示装置
    における残像消去方法であって、 表示装置の電源をオフする際に、前記各画素の少なくと
    も一部において、印加されるデータ電圧が、表示駆動時
    に印加される電圧のうちで画素保持電荷をより迅速に放
    電させるような電圧となるように該データ電圧の極性を
    制御して走査した後、表示装置の電源をオフすることを
    特徴とする残像消去方法。
  2. 【請求項2】各画素にトランジスタを備えた液晶表示装
    置における残像消去方法であって、 液晶表示装置の電源をオフする際に、前記トランジスタ
    の少なくとも一部においてゲート電圧とドレイン電圧と
    の差を、表示駆動時における電圧差のうちで液晶保持電
    荷をより迅速に放電させるような電圧差にした後、液晶
    表示装置の電源をオフすることを特徴とする残像消去方
    法。
  3. 【請求項3】電源をオフする少なくとも一垂直期間前
    に、前記トランジスタの少なくとも一部のゲート電圧と
    ドレイン電圧との差が、表示駆動時における電圧差のう
    ちで液晶保持電荷をより迅速に放電させるような電圧差
    となるように、前記トランジスタのソースに接続される
    信号線に供給される電圧の極性を制御して走査すること
    を特徴とする請求項2記載の残像消去方法。
  4. 【請求項4】制御信号に応じて電圧の極性を制御するこ
    とを特徴とする請求項3記載の残像消去方法。
  5. 【請求項5】反射型の液晶表示装置に用いられることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の残像消
    去方法。
  6. 【請求項6】各画素にアクティブ素子を備えた表示装置
    であって、 電源をオフする際に、前記各画素の少なくとも一部にお
    いて、印加されるデータ電圧が、表示駆動時に印加され
    る電圧のうちで画素保持電荷をより迅速に放電させるよ
    うな電圧となるように該データ電圧の極性を制御して走
    査した後、電源をオフすることを特徴とする表示装置。
  7. 【請求項7】各画素にトランジスタを備えた液晶表示装
    置であって、 電源をオフする際に、前記トランジスタの少なくとも一
    部においてゲート電圧とドレイン電圧との差を、表示駆
    動時における電圧差のうちで液晶保持電荷をより迅速に
    放電させるような電圧差にした後、電源をオフすること
    を特徴とする液晶表示装置。
  8. 【請求項8】電源をオフする少なくとも一垂直期間前
    に、前記トランジスタの少なくとも一部のゲート電圧と
    ドレイン電圧との差が、表示駆動時における電圧差のう
    ちで液晶保持電荷をより迅速に放電させるような電圧差
    となるように、前記トランジスタのソースに接続される
    信号線に供給される第一電圧の極性を制御する極性反転
    制御手段を備えることを特徴とする請求項7記載の液晶
    表示装置。
  9. 【請求項9】前記極性反転制御手段は、制御信号の入力
    に応じて第一電圧の極性を制御することを特徴とする請
    求項8記載の液晶表示装置。
  10. 【請求項10】前記極性反転制御手段は、第一電圧の極
    性とともに、前記トランジスタが設けられた基板と対向
    配置された基板上の電極に供給される第二電圧の極性を
    制御することを特徴とする請求項8記載の液晶表示装
    置。
  11. 【請求項11】前記極性反転制御手段は、制御信号の入
    力に応じて第一電圧および第二電圧の極性を制御するこ
    とを特徴とする請求項10記載の液晶表示装置。
  12. 【請求項12】前記極性反転制御手段は論理回路で構成
    される一方、前記制御信号はデジタル信号であり、該デ
    ジタル信号により電圧の極性が制御されることを特徴と
    する請求項9または11記載の液晶表示装置。
  13. 【請求項13】前記デジタル信号は、装置外から入力さ
    れることを特徴とする請求項12記載の液晶表示装置。
  14. 【請求項14】前記極性反転制御手段は、デジタル信号
    に基づき、電圧の極性を正負両極性のうちいずれか一方
    の極性に固定することを特徴とする請求項12または1
    3記載の液晶表示装置。
  15. 【請求項15】反射型であることを特徴とする請求項7
    〜14のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
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