JP2001159724A - 光モジュール及びその製造方法並びに光伝達装置 - Google Patents

光モジュール及びその製造方法並びに光伝達装置

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JP2001159724A
JP2001159724A JP34289599A JP34289599A JP2001159724A JP 2001159724 A JP2001159724 A JP 2001159724A JP 34289599 A JP34289599 A JP 34289599A JP 34289599 A JP34289599 A JP 34289599A JP 2001159724 A JP2001159724 A JP 2001159724A
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Akihiro Murata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に光素子とプラットフォームとを電気的
に接続できる光モジュール及びその製造方法並びに光伝
達装置を提供することにある。 【解決手段】 光モジュールは、凸部12とその少なく
とも一部に至る配線層18とが形成されたプラットフォ
ーム10と、光学的部分22と電極24とを有する光素
子20と、光ファイバ30と、を含み、光素子20は、
電極24が形成された面をプラットフォーム10に向け
て、プラットフォーム10に搭載され、配線層18と電
極24とが凸部12上で電気的に接続されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光モジュール及び
その製造方法並びに光伝達装置に関する。
【0002】
【発明の背景】近年、情報通信が高速化・大容量化の傾
向にあり、光通信の開発が進んでいる。光通信では、電
気信号を光信号に変換し、光信号を光ファイバで送信
し、受信した光信号を電気信号に変換する。電気信号と
光信号との変換は光素子によって行われる。
【0003】光素子をプラットフォームに搭載し、光フ
ァイバを位置決めして固定してなる光モジュールが知ら
れている。光素子は、その発光部又は受光部を下にして
プラットフォームに実装されている。
【0004】ここで、光素子をプラットフォームに対し
て、フェースダウンボンディングするにしても、光素子
とプラットフォームとの電気的な接続にコストと時間が
かかっていた。
【0005】本発明は、この問題点を解決するものであ
り、その目的は、簡単に光素子とプラットフォームとを
電気的に接続できる光モジュール及びその製造方法並び
に光伝達装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係る光モ
ジュールは、凸部と、前記凸部の少なくとも一部に至る
配線層と、が形成されたプラットフォームと、光学的部
分と電極とを有する光素子と、光ファイバと、を含み、
前記光素子は、前記電極が形成された面を前記プラット
フォームに向けて、前記プラットフォームに搭載され、
前記配線層と前記電極とが前記凸部で電気的に接続され
てなる。
【0007】本発明によれば、光素子におけるプラット
フォームを向く面に形成された電極と、プラットフォー
ムに形成された配線層と、が電気的に接続される。その
電気的接続は、プラットフォームに形成された凸部で図
られるので、良好な電気的な接続が可能になり、コスト
の削減や信頼性の向上が可能になる。
【0008】(2)この光モジュールにおいて、前記電
極の表面はほぼ平坦に形成されていてもよい。
【0009】これによれば、光素子の電極にバンプが形
成されていなくても、プラットフォームの凸部を利用し
て、電極と配線層とを電気的に接続することができる。
【0010】(3)この光モジュールにおいて、前記配
線層と前記電極とは、金属接合によって電気的に接続さ
れていてもよい。
【0011】(4)この光モジュールにおいて、前記配
線層と前記電極とは、導電材料によって電気的に接続さ
れていてもよい。
【0012】(5)この光モジュールにおいて、前記プ
ラットフォームは、樹脂の射出成形体を含み、前記凸部
は、前記樹脂からなる射出成形部を含んで構成されてい
てもよい。
【0013】(6)この光モジュールにおいて、前記プ
ラットフォームは、貫通穴が形成されてなり、前記光素
子は、前記貫通穴に前記光学的部分を向けて前記プラッ
トフォームに実装され、前記光ファイバは、前記貫通穴
に挿入されて、前記光学的部分に対して位置決めされて
取り付けられてもよい。
【0014】これによれば、貫通穴に挿入されることで
光ファイバの位置決めがされている。
【0015】(7)この光モジュールにおいて、前記光
素子の前記光学的部分が形成された面と、前記プラット
フォームの前記貫通穴が形成された面との間に、光素子
で使用される光を透過する光透過性樹脂が設けられても
よい。
【0016】これによれば、光学的部分と光ファイバと
の間に空気を存在させないので、光伝達のロスを防止で
きる。
【0017】(8)この光モジュールにおいて、前記光
透過性樹脂は、前記光素子と前記プラットフォームとの
間に生じる応力を緩和できる程度の柔軟性を有してもよ
い。
【0018】これによれば、光素子とプラットフォーム
の熱膨張係数の差によって生じる応力を、光透過性樹脂
によって吸収することができる。
【0019】(9)この光モジュールにおいて、前記光
透過性樹脂の屈折率は、前記光学的部分の表面材料の屈
折率と前記光ファイバのコアの屈折率の間であってもよ
い。
【0020】これによれば、光透過性樹脂とコアとの界
面で、光の屈折が少ないので、反射ロスを低減すること
ができる。
【0021】(10)この光モジュールにおいて、複数
の前記光素子と、複数の前記光ファイバと、が設けら
れ、前記凸部は、それぞれの前記光素子に対応して形成
され、前記配線層は、それぞれの前記光素子に対応し
て、前記凸部の少なくとも一部に至るように形成されて
いてもよい。
【0022】(11)本発明に係る光伝達装置は、プラ
ットフォームと、光学的部分と電極とを有して前記プラ
ットフォームに搭載された複数の光素子と、前記プラッ
トフォームに取り付けられた光ファイバと、を含み、前
記複数の光素子は、受光素子と発光素子により形成され
てなり、前記プラットフォームには、凸部と、前記凸部
の少なくとも一部に至る配線層と、が形成され、前記凸
部で、前記配線層と前記光素子の前記電極とが電気的に
接続されてなる。
【0023】(12)この光伝達装置において、前記受
光素子に接続されるプラグと、前記発光素子に接続され
るプラグと、をさらに含んでもよい。
【0024】これによれば、プラグを電子機器に接続し
て、複数の電子機器を接続することができる。
【0025】(13)本発明に係る光モジュールの製造
方法は、凸部と、前記凸部の少なくとも一部に至る配線
層と、が形成されたプラットフォームに、光学的部分と
電極とを有する光素子を、前記電極を前記凸部に向けて
搭載し、前記凸部で、前記配線層と前記電極とを電気的
に接続する工程を含む。
【0026】本発明によれば、光素子におけるプラット
フォームを向く面に形成された電極と、プラットフォー
ムに形成された配線層と、を電気的に接続する。その電
気的接続は、プラットフォームに形成された凸部で図る
ので、良好な電気的な接続が可能になり、コストの削減
や信頼性の向上が可能になる。
【0027】(14)この光モジュールの製造方法にお
いて、前記電極の表面はほぼ平坦に形成されていてもよ
い。
【0028】これによれば、光素子の電極にバンプを形
成しなくても、プラットフォームの凸部を利用して、電
極と配線層とを電気的に接続することができる。
【0029】(15)この光モジュールの製造方法にお
いて、前記配線層と前記電極とを、金属接合によって電
気的に接続してもよい。
【0030】(16)この光モジュールの製造方法にお
いて、前記配線層と前記電極とを、導電材料によって電
気的に接続してもよい。
【0031】(17)この光モジュールの製造方法にお
いて、前記配線層と前記電極とを電気的に接続する工程
の前に、前記光素子の前記プラットフォームに向けられ
る面であって前記電極上を含む領域に、前記光素子で使
用される光を透過する光透過性樹脂を設ける工程をさら
に含み、前記配線層と前記電極とを電気的に接続する工
程は、前記凸部が、前記光透過性樹脂を突き抜けて行わ
れてもよい。
【0032】これによれば、光透過性樹脂によって光学
的部分を覆って保護することができる。また、この製造
方法では、光素子に光透過性樹脂を設けてから、凸部が
光透過性樹脂を突き抜けるだけなので、簡単な方法で光
透過性樹脂を設けることができる。
【0033】(18)この光モジュールの製造方法にお
いて、前記光透過性樹脂を設ける工程は、複数の前記光
素子が一体化したウエーハ上に前記光透過性樹脂を設け
る第1工程と、前記ウエーハをダイシングして個々の前
記光素子を切り離す第2工程と、を含んでもよい。
【0034】これによれば、光透過性樹脂を複数の光素
子に同時に設けることができる。
【0035】(19)この光モジュールの製造方法にお
いて、前記第1工程後であって第2工程前に、前記光透
過性樹脂を、前記第2工程のダイシングが可能になり、
かつ、前記光素子と前記プラットフォームとの密着性を
確保できる程度に硬化させる工程をさらに含んでもよ
い。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して説明するが、本発明は以下の実
施の形態に限定されるものではない。
【0037】(第1の実施の形態)図1は、本発明を適
用した第1の実施の形態に係る光モジュールを示す図で
ある。この光モジュールは、プラットフォーム10と、
光素子20と、光ファイバ30と、を含む。
【0038】プラットフォーム10の本体形状は特に限
定されず、例えば直方体、立方体又は板状のいずれであ
ってもよい。プラットフォーム10を構成する材料も特
に限定されず、絶縁体、導電体又は半導体のいずれであ
ってもよく、例えばシリコン、セラミック、鉄や銅など
の金属又は樹脂のいずれであってもよい。樹脂が使用さ
れる場合には、射出成形によってプラットフォーム10
を形成してもよい。すなわち、プラットフォーム10
は、樹脂からなる射出成形体を本体としてもよい。
【0039】プラットフォーム10は、少なくとも1つ
(1つ又は複数)の凸部12を有する。凸部12は、光
素子20が搭載される領域に形成されている。凸部12
の上端面(光素子20が搭載される面)は、光素子20
のプラットフォーム10を向く面よりも小さく形成され
ており、光素子20のプラットフォーム10を向く面に
形成された電極24よりも小さく形成してもよい。凸部
12の上端部はほぼ平坦であっても、尖鋭であってもよ
い。凸部12は、図1に示すように、傾斜して立ち上が
っていてもよいし、垂直(直角)に立ち上がっていても
よい。凸部12を傾斜して立ち上げ形成した方が、射出
成形しやすい。プラットフォーム10を樹脂の射出成形
で形成するときには、凸部12も一体的に形成してもよ
い。その場合、凸部12は、樹脂からなる射出成形部を
含む。
【0040】プラットフォーム10には、貫通穴14が
形成されていてもよい。貫通穴14における一方の開口
は、光素子20が搭載される面に形成され、光素子20
が搭載される面以外の面に、他の開口が形成されてい
る。貫通穴14は、光ファイバ30を挿入して、その軸
とは直角方向の位置決めを行えるものである。貫通穴1
4は、丸穴であっても角穴であってもよいが、光ファイ
バ30の位置決めを行える程度に、貫通穴14の内面が
光ファイバ30に接触することが好ましい。
【0041】貫通穴14の開口の端部には、テーパ16
が形成されていてもよい。テーパ16は、外方向に拡が
る形状をなしているので、貫通穴14の直径よりもテー
パ16の直径が大きくなっている。これによって、光フ
ァイバ30を貫通穴14に挿入させやすくなっている。
このテーパ16によって形成される開口は、平面視にお
いて丸であっても四角形等の多角形であってもよい。
【0042】プラットフォーム10には、配線層18が
形成されている。配線層18は、光素子20と電気的に
接続されるので、必要に応じて、配線パターンになって
いてもよい。詳しくは、配線層18は、光素子20の複
数の電極24、26のうち一方と電気的に接続される部
分と、他方と電気的に接続される部分と、が導通しない
ように形成されている。
【0043】配線層18の一部は、凸部12の少なくと
も一部に至るように形成されている。配線層18の一部
は、凸部12の上端面に至ることが好ましい。光素子の
プラットフォーム10を向く面に形成された電極24と
配線層18とが、凸部12で電気的に接続される。凸部
12が形成されているので、配線層18と電極24との
電気的接続の信頼性が向上する。
【0044】配線層18は、プラットフォーム10の貫
通穴14の開口端から間隔をあけて形成されていること
が好ましい。その間隔は、配線層18を形成するときに
発生し得る誤差を超える大きさであることが好ましい。
こうすることで、配線層18の形成に位置ずれが生じて
も、貫通穴14内に配線層18を形成する材料が入り込
まないので、貫通穴14の内径の正確さが確保される。
【0045】プラットフォーム10が導電材料から構成
されているときには、絶縁膜を介して配線層18を形成
することが好ましい。例えば、シリコンによってプラッ
トフォーム10が構成されているときには、表面にシリ
コン酸化膜を形成し、その上に配線層18を形成しても
よい。
【0046】配線層18は、スパッタリングによっても
形成できるが、無電解メッキによって形成してもよい。
無電解メッキを適用した場合には、凸部12が垂直に立
ち上がっていても、凸部12の側面にも触媒を付与でき
る。
【0047】光素子20は、発光素子であっても受光素
子であってもよい。発光素子の一例として面発光素子、
特に面発光レーザを適用することができる。面発光レー
ザなどの面発光素子は、基板に対して垂直方向に光を発
する。光素子20は、光学的部分22を有する。光素子
20が発光素子であるときは、光学的部分22は発光部
であり、光素子20が受光素子であるときは、光学的部
分22は受光部である。
【0048】光素子20は、プラットフォーム10に搭
載されている。詳しくは、光学的部分22を、プラット
フォーム10の貫通穴14の方向に向けて、光素子20
が搭載されている。また、光素子20は、プラットフォ
ーム10に形成された配線層18に電気的に接続されて
いる。
【0049】光素子20は、プラットフォーム10を向
く面に形成された電極24を有する。電極24の表面は
ほぼ平坦であってもよい。電極24は、凸部12上で配
線層18に電気的に接続されている。図1に示す例で
は、電極24及び配線層18の少なくとも表面層を構成
する金属(例えば、Au−Au、Au−Sn、ハンダ
等)からなる金属接合を形成することで、両者が接合さ
れている。あるいは、絶縁樹脂の収縮力によって、電極
24と配線層18と圧接させて両者を電気的に接続して
もよい。
【0050】または、図2に示すように、導電材料19
によって、電極24及び配線層18を電気的に接続して
もよい。導電材料19として、例えば、導電粒子を含有
するACF(異方性導電フィルム)又はACP(異方性
導電ペースト)などの異方性導電接着剤や、導電性ペー
スト(例えば銀ペースト)を使用してもよい。これらを
使用することで、電極24及び配線層18を低温で接続
することができる。なお、この場合には、ACFなどが
光ファイバ30のコア32にかからないようにして、光
の伝達を妨げないことが好ましい。
【0051】あるいは、導電材料19として、ハンダ等
を使用したろう付けを適用して、電極24及び配線層1
8を接合してもよい。
【0052】いずれの場合でも、凸部12がバンプとし
ての役割を果たすので、電極24にバンプを形成しなく
てもよい。したがって、低コストで高信頼性の製品を提
供できる。もっとも、電極24にバンプを形成すること
を妨げない。
【0053】光素子20は、プラットフォーム10を向
く面とは異なる面に形成された電極26を有する、電極
26は、例えばプラットフォーム10を向く面の反対側
の面(裏面)に形成された裏面端子である。電極26と
配線層18とは、ワイヤ17で電気的に接続してもよ
い。なお、配線層18における電極26と電気的に接続
される部分と、配線層18における電極24と電気的に
接続される部分とは、導通しないようになっている。
【0054】なお、光素子20には、電極24が形成さ
れた面に、ダミー電極28を形成してもよい。ダミー電
極28もプラットフォーム10に接合される。すなわ
ち、ダミー電極28の表面は、電極24の表面と同様
に、プラットフォーム10への接合面となる。ダミー電
極28は、電極24と同じ材料で形成してもよいが、光
素子20の内部には電気的に接続されていないものであ
る。ダミー電極28を電極24と同じ厚みで形成するこ
とで、複数の接合面が同じ高さで形成される。ダミー電
極28も、凸部12上で配線層18に接合すれば、光素
子20を安定して支持することができる。特に、電極2
4又はダミー電極28を直線で結ぶと多角形を描くよう
に、これらを配置することが好ましい。
【0055】光素子20のプラットフォーム10を向く
面と、プラットフォーム10との間には光透過性樹脂3
6を設けてもよい。図1に示す例では、光素子20の光
学的部分22が形成された面と、プラットフォーム10
の貫通穴14が形成された面との間に、光透過性樹脂3
6が設けられている。光透過性樹脂36は、光素子20
で使用される光を透過するものである。すなわち、光透
過性樹脂36は、光素子20が発光素子であれば出射す
る光を透過し、光素子20が受光素子であれば入射する
光を透過する。光として例えば、850nmの波長の光
を使用してもよい。
【0056】光透過性樹脂36は、光素子20とプラッ
トフォーム10との間に生じる応力を緩和できる程度の
柔軟性を有する(ヤング率が低い)ことが好ましい。例
えば、光透過性樹脂36として、シリコン樹脂等を使用
してもよい。これにより、光素子20及びプラットフォ
ーム10の熱膨張係数の差によって生じる応力を、光透
過性樹脂36によって吸収できる。
【0057】光透過性樹脂36は、光素子20の光学的
部分22と、光ファイバ30の先端面と、の両方に密着
して設けられることが好ましい。こうすることで、光学
的部分22と光ファイバ30との間に空気が介在しない
ので、光伝達のロスが少なくなる。その場合、光透過性
樹脂36の屈折率(絶対的屈折率)は、光ファイバ30
のコア32の屈折率(絶対的屈折率)にほぼ等しいこと
が好ましい。こうすることで、コア32と光透過性樹脂
36との界面での反射ロスが少なくなる。
【0058】光ファイバ30は、公知のものであって、
光を伝搬するコア32を中心に有する。光ファイバ30
は、プラットフォーム10の貫通穴14に挿入されてい
る。プラットフォーム10に搭載された光素子20の光
学的部分22は、プラットフォーム10の貫通穴14方
向を向いている。したがって、貫通穴14に挿入された
光ファイバ30は、光学的部分22に対して、光ファイ
バ30の軸とは直角方向の位置合わせがされた状態とな
る。
【0059】光ファイバ30の先端面と、光素子20の
光学的部分22が形成された面との間には、ストッパ3
4が設けられていることが好ましい。例えば、光素子2
0に、ハンダボール等で光学的部分22よりも高いバン
プを形成して、これをストッパ34としてもよい。この
ようなストッパ34を設けることで、光ファイバ30の
先端面が光学的部分22に当たらないようになって光学
的部分22を保護することができ、光ファイバ30の位
置合わせも簡単に行える。光の送受信の妨げにならなけ
れば、コア32の一部上(例えば端部上)に、ストッパ
34が配置されてもよい。あるいは、光透過性部材を、
貫通穴14の少なくとも一部(好ましくは全部)を塞い
でもよい。光透過性部材として、光の送受信が可能な程
度の光透過性があれば、ガラス又は樹脂等の材料からな
る基板又はテープを使用することができる。
【0060】本実施の形態は、上記のように構成されて
おり、以下その製造方法について説明する。
【0061】光モジュールの製造には、プラットフォー
ム10と、光素子20と、を用意する。光素子20は、
プラットフォーム10を向く面に形成された電極24を
有する。また、プラットフォーム10には、配線層18
及び凸部12が形成されている。配線層18の一部は、
凸部12の少なくとも一部に至るように形成されてい
る。
【0062】そして、プラットフォーム10に光素子2
0を搭載し、凸部12で、配線層18と電極24とを電
気的に接続する。この接続には、ろう付けを使用した
り、金属接合を形成したり、導電材料19を(図2参
照)したり、絶縁樹脂の収縮力を利用してもよい。いず
れの場合でも、凸部12がバンプとしての役割を果たす
ので、電極24にバンプを形成しなくてもよい。したが
って、低コストで高信頼性の製品を提供できる。もっと
も、電極24にバンプを形成することを妨げない。
【0063】光素子20とプラットフォーム10との間
に光透過性樹脂36を設けてもよい。この工程は、光素
子20をプラットフォーム10に搭載してから行っても
よいが、予め、光素子20におけるプラットフォーム1
0を向く面に光透過性樹脂36を設けてもよい。
【0064】図3(A)〜図3(C)は、光素子20に
予め光透過性樹脂36を設ける工程を示す図である。ま
ず、図3(A)に示すように、複数の光素子20がダイ
シングされる前の状態のウエーハ50を用意する。ウエ
ーハ50には、複数の光学的部分22と、電極52、5
4とが形成されている。電極52、54は切断されて、
個々の光素子20の電極24、26となる。一般的に
は、ウエーハ50の両面に、電極52、54が形成され
ている。
【0065】図3(B)に示すように、ウエーハ50の
光学的部分22が形成された面上に、スピンコート法、
ディッピング法、スプレーコート法等の方法で、光透過
性樹脂36を設ける。
【0066】そして、図3(C)に示すように、ウエー
ハ50をダイシングして、個片の光素子20を得る。こ
のダイシング工程を行う前に、ダイシングの妨げになら
ない程度に光透過性樹脂36を多少硬化させておくこと
が好ましい。ただし、光透過性樹脂36は、電極24を
覆っているので、突き破ることができる程度の柔らかさ
が残ることが好ましい。また、光透過性樹脂36は、プ
ラットフォーム10に対する密着性が確保できる程度の
柔らかさが残る程度に硬化させることが好ましい。
【0067】こうして得られた光素子20を、図1に示
すプラットフォーム10に搭載する。この場合、プラッ
トフォーム10の凸部12が光透過性樹脂36を突き破
って、電極24と配線層18とが接合される。この工程
によれば、光素子20とプラットフォーム10との狭い
隙間に光透過性樹脂36を充填しなくても済む。
【0068】以上説明したように光素子20をプラット
フォーム10に搭載した後、あるいはその前に、光ファ
イバ30をプラットフォーム10に取り付ける。図1に
示す例では、プラットフォーム10の貫通穴14に光フ
ァイバ30を挿入する。これにより、光ファイバ30
は、軸に直角方向の位置合わせがなされる。本実施の形
態では、ストッパ34に、光ファイバ30の端面が当接
するようになっているので、光ファイバ30の軸方向の
位置合わせを行うことができる。また、ストッパ34
は、光学的部分22よりも突出して設けられているの
で、光ファイバ30の端面が光学的部分22に当接しな
い。こうして、光学的部分22の破損をなくすことがで
きる。
【0069】(第2の実施の形態)図4は、本発明を適
用した第2の実施の形態に係る光モジュールを示す図で
ある。本実施の形態に係る光モジュールは、プラットフ
ォーム70と、複数の光素子20と、複数の光ファイバ
30と、を含む。光素子20及び光ファイバ30につい
ては、第1の実施の形態で説明した内容が適用される。
複数の光素子20は、受光素子及び発光素子により構成
されている。
【0070】本実施の形態に係るプラットフォーム70
は、複数のプラットフォーム10を組み合わせた構成を
なしている。すなわち、プラットフォーム70は、複数
の光素子20を搭載し複数の光ファイバ30が取り付け
られるものであり、凸部72及び配線層78を有する。
【0071】各凸部72には、第1の実施の形態で説明
した凸部12の内容が当てはまる。配線層78も、複数
の光素子20に対応して形成されており、各光素子20
に対応する部分についての詳細は第1の実施の形態で説
明した内容が該当する。凸部72を設けたことによる効
果は、第1の実施の形態で説明した通りである。
【0072】本実施の形態によれば、複数の光素子20
及び複数の光ファイバ30が取り付けられる。
【0073】(第3の実施の形態)図5は、本発明を適
用した第3の実施の形態に係る光モジュールを示す図で
ある。この光モジュールは、図1に示す光モジュールを
樹脂封止したものである。図5において、プラットフォ
ーム10は基板100に実装されている。
【0074】基板100は、有機系又は無機系のいずれ
の材料から形成されたものであってもよく、これらの複
合構造からなるものであってもよい。基板100には、
配線パターン102が形成されている。基板100に
は、複数の外部端子104が設けられている。外部端子
104は、配線パターン102に電気的に接続されてい
る。例えば、基板100の一方の面に配線パターン10
2が形成され、他方の面に外部端子104が設けられ、
基板100に形成されたスルーホールを介して、配線パ
ターン102に外部端子104が電気的に接続されてい
てもよい。外部端子104として、ハンダボールを使用
してもよい。
【0075】基板100には、半導体チップ110が搭
載されている。半導体チップ110は、光素子20を駆
動するための回路を内蔵している。図5には、半導体チ
ップ110をフェースアップボンディングした例が示し
てある。この場合、例えば、基板100上で、配線パタ
ーン102を避けて半導体チップ110を接着剤112
で接着してもよい。あるいは、配線パターン102の上
に、絶縁性の接着剤で、半導体チップ110を接着して
もよい。半導体チップ110をフェースダウンボンディ
ングする場合には、配線パターン102上に、異方性導
電膜などの異方性導電材料を使用したり、ハンダなどの
ろう付けを適用したり、金属接合を形成することによっ
て、半導体チップ110を基板100に固定する。
【0076】半導体チップ110と光素子10とは電気
的に接続されている。例えば、半導体チップ110の電
極114と、プラットフォーム10の配線層18と、を
ワイヤ116で接続してもよい。光素子20の電極24
と、配線層18とが電気的に接続されているので、配線
層18を介して、半導体チップ110と光素子20とが
電気的に接続される。
【0077】半導体チップ110は、配線パターン10
2と電気的に接続されていてもよい。例えば、半導体チ
ップ110の図示しない電極と配線パターン102と
を、図示しないワイヤで接続してもよい。
【0078】光素子20も、配線パターン102と電気
的に接続されていてもよい。例えば、プラットフォーム
10に形成された配線層18と配線パターン102とが
接合されていてもよい。
【0079】以上の構成によって、光素子20、配線パ
ターン102及び半導体チップ110が、電気的に接続
される。配線パターン102には外部端子104が電気
的に接続されているので、外部端子104と、光素子2
0及び半導体チップ110と、が電気的に接続される。
【0080】また、本実施の形態に係る光モジュールは
封止部120を有する。封止部120は、少なくとも光
素子20の電気的な接続部を封止している。封止部12
0は、第1の樹脂部122と、第2の樹脂部124と、
で構成される。
【0081】第1の樹脂部122は、電気的な接続部を
封止する。例えば、配線層18とワイヤ116との電気
的な接続部などが、第1の樹脂部122で封止されてい
る。第2の樹脂部124は、第1の樹脂部122を封止
する。第2の樹脂部124は、半導体チップ110と他
の部品との電気的な接続部を封止してもよい。
【0082】第1の樹脂部122は、第2の樹脂部12
4よりも柔軟性が高いことが好ましい。例えば、第1の
樹脂部122が第2の樹脂部124よりも、収縮又は膨
張したときに生じる応力が低いことが好ましい。あるい
は、第1の樹脂部122が第2の樹脂部124よりも、
外部から加えられた応力を吸収しやすいことが好まし
い。柔軟性が高い第1の樹脂部122によって、プラッ
トフォーム10と光素子20との電気的な接続部分を保
護することができる。一方、第2の樹脂部124は、第
1の樹脂部122ほど柔軟性の高さが要求されないの
で、材料選択の幅が拡がる。
【0083】本実施の形態に係る光モジュールの製造方
法では、予め光素子20が搭載されたプラットフォーム
10を基板100に実装してもよい。光ファイバ30を
プラットフォーム10の貫通穴14に挿入する工程は、
基板100にプラットフォーム10を実装する前に行っ
ても、その後に行ってもよい。基板100には、予め光
素子20を駆動するための半導体チップ110を実装し
ておいてもよい。あるいは、プラットフォーム10を基
板100に実装してから、半導体チップ110を基板1
00に実装してもよい。
【0084】プラットフォーム10を基板100に実装
したら、封止部120を設けてもよい。例えば、まず、
第1の樹脂によって、光素子20の電気的な接続部を封
止して第1の樹脂部122を形成する。その後、第2の
樹脂によって、第1の樹脂部122を封止して第2の樹
脂部124を形成する。ここで、第1の樹脂部122が
第2の樹脂部124よりも柔軟性が高くなるように、第
1及び第2の樹脂を選択する。
【0085】こうすることで、例えば、第1の樹脂部1
22が第2の樹脂部124よりも、収縮又は膨張したと
きに生じる応力が低くなる。あるいは、第1の樹脂部1
22が第2の樹脂部124よりも、外部から加えられた
応力を吸収しやすくなる。柔軟性が高い第1の樹脂部1
22によって、光素子20の電気的な接続部分を保護す
ることができる。一方、第2の樹脂部124は、第1の
樹脂部122ほど柔軟性の高さが要求されないので、第
2の樹脂の材料選択の幅が拡がる。
【0086】(第4の実施の形態)図6は、本発明を適
用した第4の実施の形態に係る光伝達装置を示す図であ
る。光伝送装置90は、コンピュータ、ディスプレイ、
記憶装置、プリンタ等の電子機器92を相互に接続する
ものである。電子機器92は、情報通信機器であっても
よい。光伝送装置90は、ケーブル94の両端にプラグ
96が設けられたものであってもよい。ケーブル94
は、1つ又は複数(少なくとも一つ)の光ファイバ30
(図1参照)を含む。光ファイバ30の両端部には、図
1に示すようにプラットフォーム10が設けられてい
る。プラットフォーム10には、第1の実施の形態で説
明した内容で光素子20が設けられている。プラグ96
は、プラットフォーム10を内蔵する。あるいは、プラ
グ96は、上述した第2の実施の形態から第4の実施の
形態で説明した光モジュールを内蔵してもよい。
【0087】光ファイバ30に接続される一方のプラッ
トフォーム10に搭載される光素子20は、発光素子で
ある。一方の電子機器92から出力された電気信号は、
発光素子である光素子20によって光信号に変換され
る。光信号は光ファイバを伝わり、他方のプラットフォ
ーム10に搭載される光素子20に入力される。この光
素子20は、受光素子であり、入力された光信号が電気
信号に変換される。電気信号は、他方の電子機器92に
入力される。こうして、本実施の形態に係る光伝達装置
90によれば、光信号によって、電子機器92の情報伝
達を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を適用した第1の実施の形態に
係る光モジュールを示す図である。
【図2】図2は、本発明を適用した第1の実施の形態の
変形例に係る光モジュールを示す図である。
【図3】図3(A)〜図3(C)は、光素子に光透過性
樹脂を設ける工程の一例を説明する図である。
【図4】図4は、本発明を適用した第2の実施の形態に
係る光モジュールを示す図である。
【図5】図5は、本発明を適用した第3の実施の形態に
係る光モジュールを示す図である。
【図6】図6は、本発明を適用した第4の実施の形態に
係る光伝達装置を示す図である。
【符号の説明】
10 プラットフォーム 12 凸部 14 貫通穴 18 配線層 19 導電材料 20 光素子 22 光学的部分 24 電極 30 光ファイバ 32 コア 36 光透過性樹脂 70 プラットフォーム 72 凸部 78 配線層 96 プラグ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凸部と、前記凸部の少なくとも一部に至
    る配線層と、が形成されたプラットフォームと、 光学的部分と電極とを有する光素子と、 光ファイバと、 を含み、 前記光素子は、前記電極が形成された面を前記プラット
    フォームに向けて、前記プラットフォームに搭載され、
    前記配線層と前記電極とが前記凸部で電気的に接続され
    てなる光モジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光モジュールにおいて、 前記電極の表面はほぼ平坦に形成されてなる光モジュー
    ル。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の光モジュー
    ルにおいて、 前記配線層と前記電極とは、金属接合によって電気的に
    接続されてなる光モジュール。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の光モジュー
    ルにおいて、 前記配線層と前記電極とは、導電材料によって電気的に
    接続されてなる光モジュール。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の光モジュールにおいて、 前記プラットフォームは、樹脂の射出成形体を含み、 前記凸部は、前記樹脂からなる射出成形部を含んで構成
    されてなる光モジュール。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の光モジュールにおいて、 前記プラットフォームは、貫通穴が形成されてなり、 前記光素子は、前記貫通穴に前記光学的部分を向けて前
    記プラットフォームに実装され、 前記光ファイバは、前記貫通穴に挿入されて、前記光学
    的部分に対して位置決めされて取り付けられた光モジュ
    ール。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の光モジュールにおいて、 前記光素子の前記光学的部分が形成された面と、前記プ
    ラットフォームの前記貫通穴が形成された面との間に、
    光素子で使用される光を透過する光透過性樹脂が設けら
    れてなる光モジュール。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の光モジュールにおいて、 前記光透過性樹脂は、前記光素子と前記プラットフォー
    ムとの間に生じる応力を緩和できる程度の柔軟性を有す
    る光モジュール。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8記載の光モジュー
    ルにおいて、 前記光透過性樹脂の屈折率は、前記光学的部分の表面材
    料の屈折率と前記光ファイバのコアの屈折率の間である
    光モジュール。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれかに記
    載の光モジュールにおいて、 複数の前記光素子と、複数の前記光ファイバと、が設け
    られ、 前記凸部は、それぞれの前記光素子に対応して形成さ
    れ、 前記配線層は、それぞれの前記光素子に対応して、前記
    凸部の少なくとも一部に至るように形成されてなる光モ
    ジュール。
  11. 【請求項11】 プラットフォームと、 光学的部分と電極とを有して前記プラットフォームに搭
    載された複数の光素子と、 前記プラットフォームに取り付けられた光ファイバと、 を含み、 前記複数の光素子は、受光素子と発光素子により形成さ
    れてなり、 前記プラットフォームには、凸部と、前記凸部の少なく
    とも一部に至る配線層と、が形成され、前記凸部で、前
    記配線層と前記光素子の前記電極とが電気的に接続され
    てなる光伝達装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の光伝達装置におい
    て、 前記受光素子に接続されるプラグと、 前記発光素子に接続されるプラグと、 をさらに含む光伝達装置。
  13. 【請求項13】 凸部と、前記凸部の少なくとも一部に
    至る配線層と、が形成されたプラットフォームに、光学
    的部分と電極とを有する光素子を、前記電極を前記凸部
    に向けて搭載し、前記凸部で、前記配線層と前記電極と
    を電気的に接続する工程を含む光モジュールの製造方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の光モジュールの製造
    方法において、 前記電極の表面はほぼ平坦に形成されてなる光モジュー
    ルの製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項13又は請求項14記載の光モ
    ジュールの製造方法において、 前記配線層と前記電極とを、金属接合によって電気的に
    接続する光モジュールの製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項13又は請求項14記載の光モ
    ジュールの製造方法において、 前記配線層と前記電極とを、導電材料によって電気的に
    接続する光モジュールの製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項13から請求項16のいずれか
    に記載の光モジュールの製造方法において、 前記配線層と前記電極とを電気的に接続する工程の前
    に、前記光素子の前記プラットフォームに向けられる面
    であって前記電極上を含む領域に、前記光素子で使用さ
    れる光を透過する光透過性樹脂を設ける工程をさらに含
    み、 前記配線層と前記電極とを電気的に接続する工程は、前
    記凸部が、前記光透過性樹脂を突き抜けて行われる光モ
    ジュールの製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の光モジュールの製造
    方法において、 前記光透過性樹脂を設ける工程は、 複数の前記光素子が一体化したウエーハ上に前記光透過
    性樹脂を設ける第1工程と、 前記ウエーハをダイシングして個々の前記光素子を切り
    離す第2工程と、 を含む光モジュールの製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の光モジュールの製造
    方法において、 前記第1工程後であって第2工程前に、前記光透過性樹
    脂を、前記第2工程のダイシングが可能になり、かつ、
    前記光素子と前記プラットフォームとの密着性を確保で
    きる程度に硬化させる工程をさらに含む光モジュールの
    製造方法。
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JP2001013378A (ja) 光モジュール及びその製造方法並びに光伝達装置

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