JP2000349307A - 光モジュール及びプラットフォーム並びにこれらの製造方法並びに光伝達装置 - Google Patents

光モジュール及びプラットフォーム並びにこれらの製造方法並びに光伝達装置

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JP2000349307A
JP2000349307A JP16076899A JP16076899A JP2000349307A JP 2000349307 A JP2000349307 A JP 2000349307A JP 16076899 A JP16076899 A JP 16076899A JP 16076899 A JP16076899 A JP 16076899A JP 2000349307 A JP2000349307 A JP 2000349307A
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optical
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conductive layer
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JP16076899A
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Akihiro Murata
昭浩 村田
Kazunari Umetsu
一成 梅津
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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    • H01L2224/4809Loop shape
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化が可能な光モジュール及びプラットフ
ォーム並びにこれらの製造方法並びに光伝達装置を提供
することにある。 【解決手段】 光モジュールは、光ファイバ30を挿入
できる貫通穴12が開口する一方の面に導電層16が形
成されたプラットフォーム10と、光学的部分22を貫
通穴12内に向けてプラットフォーム10に搭載されて
導電層16に電気的に接続された光素子20と、を含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光モジュール及び
プラットフォーム並びにこれらの製造方法並びに光伝達
装置に関する。
【0002】
【発明の背景】近年、情報通信が高速化・大容量化の傾
向にあり、光通信の開発が進んでいる。一般に、光通信
では、電気信号を光信号に変換し、光信号を光ファイバ
で送信し、受信した光信号を電気信号に変換する。電気
信号と光信号との変換は光素子によって行われる。
【0003】例えば、特開平10−339824号公報
には、V溝が形成されたプラットフォームに光ファイバ
を位置決めして固定して、光モジュールを構成すること
が記載されている。
【0004】しかしながら、V溝を利用して光ファイバ
の位置合わせをするには、比較的大きなプラットフォー
ムが必要になり、光モジュールを小型化することができ
ないという問題がある。
【0005】本発明は、この問題点を解決するものであ
り、その目的は、小型化が可能な光モジュール及びプラ
ットフォーム並びにこれらの製造方法並びに光伝達装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係るプラ
ットフォームは、貫通穴が形成された基板に、電気的に
接続するための導電層が形成されたものである本発明に
よれば、貫通穴が形成された基板に導電層が形成されて
いるので、貫通穴の開口と、導電層との相対的な位置は
固定されている。したがって、導電層と光素子との位置
が決まれば、貫通穴に光ファイバを挿入することで、光
素子に対する光ファイバの位置決めを行うことができ
る。また、貫通穴によって光ファイバの位置決めを行う
ときに、貫通穴の長さは従来のV溝に比べて短くて済む
ので、プラットフォームを小型化することができる。
【0007】(2)このプラットフォームにおいて、前
記導電層は、前記基板の少なくとも一つの表面と側面に
形成されていてもよい。
【0008】こうすることで、表面及び側面という広い
領域に導電層を形成することができ、導電層に対して電
気的な接続を取りやすくなる。
【0009】(3)このプラットフォームにおいて、前
記貫通穴における表面に形成される開口とは反対側の開
口の端部に、外方向に拡がるテーパが付されていてもよ
い。
【0010】こうすることで、貫通穴に光ファイバを通
しやすくなる。
【0011】(4)このプラットフォームにおいて、前
記貫通穴は、前記基板の前記導電層が形成された面側に
おいて、他の部分よりも大きな直径で形成されていても
よい。
【0012】(5)本発明に係る光モジュールは、貫通
穴が形成された基板に導電層が形成されたプラットフォ
ームと、光学的部分を有し、前記光学的部分を前記貫通
穴方向に向けて前記プラットフォームに搭載され、前記
導電層に電気的に接続された光素子と、を含む。
【0013】本発明によれば、貫通穴が開口する基板に
導電層が形成されているので、貫通穴の開口と、導電層
との相対的な位置は固定されている。したがって、導電
層と光素子との位置が決まれば、貫通穴に光ファイバを
挿入することで、光素子に対する光ファイバの位置決め
を行うことができる。また、貫通穴によって光ファイバ
の位置決めを行うときに、貫通穴の長さは従来のV溝に
比べて短くて済むので、光モジュールを小型化すること
ができる。
【0014】(6)この光モジュールにおいて、前記光
素子は、前記光学的部分が設けられた面に第1の電極を
有し、前記第1の電極が前記導電層に接合されていても
よい。
【0015】(7)この光モジュールにおいて、前記光
素子は、前記光学的部分が設けられた面以外の面に第2
の電極を有し、前記2の電極と前記導電層とが、ワイヤ
で接続されていてもよい。
【0016】(8)この光モジュールにおいて、前記プ
ラットフォームの前記貫通穴に挿入された光ファイバを
さらに有してもよい。
【0017】(9)この光モジュールにおいて、前記貫
通穴は、前記基板の前記導電層が形成された面側におい
て、他の部分よりも大きな直径の大径部を有し、前記貫
通穴の前記大径部の内面と前記光ファイバとの間に、樹
脂が充填されていてもよい。
【0018】これによれば、光ファイバと貫通穴の内面
との間に充填される樹脂によって、光ファイバの側面が
固定される。また、樹脂が光を透過すれば、これを光フ
ァイバの端面と光素子の光学的部分との間に設けてもよ
い。
【0019】(10)この光モジュールにおいて、前記
プラットフォームが取り付けられる基板と、前記光素子
を駆動するための半導体チップと、を有し、前記プラッ
トフォームの前記導電層と前記半導体チップとが電気的
に接続されていてもよい。
【0020】(11)この光モジュールにおいて、前記
光素子と、前記プラットフォームと、前記半導体チップ
と、の少なくとも電気的な接続部を封止する封止部をさ
らに有してもよい。
【0021】(12)この光モジュールにおいて、前記
封止部は、前記光素子と前記プラットフォームとの電気
的な接続部を封止する第1の樹脂部と、前記第1の樹脂
部と前記半導体チップとを封止する第2の樹脂部と、を
含んでもよい。
【0022】(13)この光モジュールにおいて、前記
第1の樹脂部は、前記第2の樹脂部よりも柔軟性が高く
てもよい。
【0023】これによれば、光素子とプラットフォーム
との電気的な接続部に対して大きな応力が加えられない
ので接続部が保護される。
【0024】(14)本発明に係る光伝送装置は、貫通
穴が形成された基板に導電層が形成されてなる一対のプ
ラットフォームと、前記それぞれのプラットフォームに
各端部が挿入された光ファイバと、一方のプラットフォ
ームに搭載され、発光部を前記貫通穴方向に向けて前記
プラットフォームに搭載され、前記導電層に電気的に接
続された発光素子と、他方のプラットフォームに搭載さ
れ、受光部を前記貫通穴方向に向けて前記プラットフォ
ームに搭載され、前記導電層に電気的に接続された受光
素子と、を含む。
【0025】本発明によれば、貫通穴が開口する基板に
導電層が形成されているので、貫通穴の開口と、導電層
との相対的な位置は固定されている。貫通穴に光ファイ
バを挿入することで、発光素子又は受光素子に対する光
ファイバの位置決めを行うことができる。貫通穴によっ
て光ファイバの位置決めを行うときに、貫通穴の長さは
従来のV溝に比べて短くて済むので、本発明に係る光伝
達装置のプラットフォームを小型化することができる。
【0026】(15)この光伝達装置は、前記発光素子
に接続されるプラグと、前記受光素子に接続されるプラ
グと、をさらに含んでもよい。
【0027】これによれば、プラグを電子機器に接続し
て、複数の電子機器を接続することができる。
【0028】(16)本発明に係るプラットフォームの
製造方法は、基板に複数の貫通穴を形成する工程と、前
記基板の前記貫通穴が開口する前記基板の一方の表面
と、少なくとも一つの第1の貫通穴を除いた第2の貫通
穴の内部とに導電材料を設ける工程と、前記第1の貫通
穴の周囲であって前記第2の貫通穴上を通る輪郭線で前
記基板を切断する工程と、を含む。
【0029】本発明によれば、第2の貫通穴の内部に設
けられた導電材料が切断されて、プラットフォームの側
面にも導電層が形成される。こうして、貫通穴が形成さ
れているとともに表面及び側面に導電層が形成されたプ
ラットフォームを簡単に製造することができる。
【0030】(17)このプラットフォームの製造方法
において、前記基板に形成される前記貫通穴は、レーザ
による加工工程を含む少なくとも2段階の工程により開
口されてもよい。
【0031】これによれば、レーザを使用することで効
率的に貫通穴を形成することができる。
【0032】(18)このプラットフォームの製造方法
において、前記貫通穴を、前記基板の前記導電材料を設
ける面側において、他の部分よりも大きな直径で形成し
てもよい。
【0033】(19)本発明に係る光モジュールの製造
方法は、プラットフォームに貫通穴を形成する工程と、
前記貫通穴が開口する一方の面に導電層を形成する工程
と、光素子に形成される光学的部分を前記貫通穴方向に
向けて、前記光素子を前記プラットフォームに搭載して
前記導電層に電気的に接続する工程と、を含んでもよ
い。
【0034】本発明によれば、貫通穴が開口する表面に
導電層が形成されているので、貫通穴の開口と、導電層
との相対的な位置は固定されている。したがって、導電
層と光素子との位置が決まれば、貫通穴に光ファイバを
挿入することで、光素子の光学的部分に対する光ファイ
バの位置決めを行うことができる。また、貫通穴によっ
て光ファイバの位置決めを行うときに、貫通穴の長さは
従来のV溝に比べて短くて済むので、光モジュールを小
型化することができる。
【0035】(20)この光モジュールの製造方法にお
いて、前記プラットフォームに前記光素子を搭載した後
に、前記貫通穴に前記光ファイバを挿入する工程を含ん
でもよい。
【0036】(21)この光モジュールの製造方法にお
いて、前記貫通穴を、前記基板の前記導電層が形成され
た面側において、他の部分よりも大きな直径の大径部を
有するように形成し、前記貫通穴に前記光ファイバを挿
入した後、前記貫通穴の前記大径部の内面と前記光ファ
イバとの間に樹脂を充填してもよい。
【0037】これによれば、貫通穴の内面と光ファイバ
との間に充填される樹脂によって、光ファイバの側面を
固定することができる。また、樹脂が光を透過すれば、
これを光ファイバの端面と光素子の光学的部分との間に
設けてもよい。
【0038】(22)この光モジュールの製造方法にお
いて、前記プラットフォームに前記光素子を搭載した後
に、前記プラットフォームを基板に実装する工程を含
み、前記基板には、前記光素子を駆動するための半導体
チップが実装されていてもよい。
【0039】(23)この光モジュールの製造方法にお
いて、第1の樹脂によって、前記光素子と前記プラット
フォームとの電気的な接続部を封止して第1の樹脂部を
形成する工程と、その後、第2の樹脂によって、前記第
1の樹脂部と前記半導体チップとを封止して第2の樹脂
部を形成する工程と、を含んでもよい。
【0040】(24)この光モジュールの製造方法にお
いて、前記第1の樹脂部は、前記第2の樹脂部よりも柔
軟性が高くてもよい。
【0041】これによれば、光素子とプラットフォーム
との電気的な接続部に対して大きな応力が加えられない
ので接続部が保護される。
【0042】(25)この光モジュールの製造方法にお
いて、上述した方法で、前記プラットフォームを製造し
てもよい。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0044】図1は、本発明を適用したプラットフォー
ムを示す図である。プラットフォーム10の全体形状は
特に限定されず、例えば直方体、立方体又は板状のいず
れであってもよい。一般的には、プラットフォーム10
のいずれか一つの表面は、角を以て他の表面あるいは側
面に接続されている。プラットフォーム10を構成する
材料も特に限定されず、絶縁体、導電体又は半導体のい
ずれであってもよく、例えばシリコン、セラミック、鉄
や銅などの金属又は樹脂のいずれであってもよい。
【0045】プラットフォーム10のいずれかの表面に
は、図2に示すように、光素子20が搭載される。プラ
ットフォーム10が直方体又は板状をなすときには、最
も大きい表面に光素子20が搭載される。プラットフォ
ーム10には、貫通穴12が形成されている。貫通穴1
2における一方の開口は、光素子20が搭載される表面
に形成され、光素子20が搭載される表面以外の表面
に、他の開口が形成されている。貫通穴12は、図5に
示すように、光ファイバ30を挿入してその位置決めを
行えるものである。貫通穴12は、丸穴であっても角穴
であってもよいが、光ファイバ30の位置決めを行える
程度に、貫通穴12の内面が光ファイバ30に接触する
ことが好ましい。
【0046】光素子20が搭載される表面に形成される
貫通穴12の一方の開口とは反対側の開口の端部には、
テーパ14が形成されている。テーパ14は、外方向に
拡がる形状をなしているので、貫通穴12の直径よりも
テーパ14の直径が大きくなっている。これによって、
光ファイバ30を貫通穴12に挿入させやすくなってい
る。このテーパ14によって形成される開口は、平面視
において丸であっても四角形等の多角形であってもよ
い。
【0047】プラットフォーム10には、導電層16が
形成されている。導電層16は、プラットフォーム10
における光素子20が搭載される表面に形成されてい
る。この表面には貫通穴12の開口が形成されており、
導電層16は、貫通穴12の開口を避けて形成されてい
る。プラットフォーム10が導電材料から構成されてい
るときには、絶縁膜を介して導電層16を形成すること
が好ましい。例えば、シリコンによってプラットフォー
ム10が構成されているときには、表面にシリコン酸化
膜を形成し、その上に導電層16を形成してもよい。
【0048】導電層16は、光素子20と電気的に接続
されるので、必要に応じて、配線パターンになっていて
もよい。導電層16は、プラットフォーム10における
光素子20が搭載される表面とは別の表面に至るまで形
成されていてもよい。例えば、光素子20が搭載される
表面に対して、角を以て接続される側面に至るまで導電
層16が形成されてもよい。
【0049】図2は、本発明を適用した実施の形態に係
る光モジュールを示す図である。図2に示す光モジュー
ルは、図1に示すプラットフォーム10と、光素子20
と、を含む。
【0050】光素子20は、発光素子であっても受光素
子であってもよい。発光素子の一例として面発光素子、
特に面発光レーザを適用することができる。面発光レー
ザなどの面発光素子は、基板に対して垂直方向に光を発
する。光素子20は、光学的部分22を有する。光素子
20が発光素子であるときは、光学的部分22は発光部
であり、光素子20が受光素子であるときは、光学的部
分22は受光部である。光学的部分22が発光部である
ときは、発光部からの光の全てが貫通穴12内に入射す
るように、発光部の大きさと貫通穴12の直径とを決め
ておくことが好ましい。例えば、発光部の直径よりも貫
通穴12の直径を大きくしてもよい。
【0051】光素子20は、少なくとも1つ(一般的に
は2つ)の電極を有する。例えば、光学的部分22が形
成された面に、第1の電極24が設けられていてもよ
い。なお、第1の電極24が形成された面にダミー電極
25を設けてもよい。ダミー電極25は、第1の電極2
4と同じ材料で形成してもよいが、光素子20の内部に
は電気的に接続されていないものである。例えば、光素
子20における光学的部分22が形成された面に、1つ
の第1の電極24と、複数(少なくとも2つ)のダミー
電極25とを設けることが好ましい。詳しくは、全てを
直線で結んで三角形以上の多角形を描く位置に、第1の
電極24及び複数のダミー電極25を設ける。こうする
ことで、光素子20を安定して支持することができる。
【0052】第1の電極24が設けられた面とは別の面
に、第2の電極26が設けられていてもよい。光素子2
0が面発光レーザなどの半導体レーザであるときは、第
1の電極24が設けられた面とは反対側の面に第2の電
極26が設けられてもよい。
【0053】光素子20は、プラットフォーム10に搭
載されている。詳しくは、光学的部分22を、プラット
フォーム10の貫通穴12内に向けて、光素子20が搭
載されている。また、光素子20は、プラットフォーム
10に形成された導電層16に電気的に接続されてい
る。図2では、光素子20の第1の電極24と、導電層
16とが接合されている。例えば、ハンダなどによる金
属接合や導電性接着剤を使用して、第1の電極24と導
電層16とが接合されている。また、第1の電極24と
同様に、ダミー電極25も導電層16に接合することが
好ましい。
【0054】図3は、本発明を適用した実施の形態に係
る光モジュールを示す図である。図3に示す光モジュー
ルは、図2に示す光モジュールの光素子20に設けられ
た第2の電極26と、プラットフォーム10に形成され
た導電層16と、が電気的に接続されたものである。例
えば、ワイヤ28によって、第2の電極26と導電層1
6とを接続してもよい。この場合、導電層16が配線パ
ターンとなっており、導電層16における第1の電極2
4と接続された部分と、導電層16における第2の電極
26と接続された部分と、が切り離されていることが好
ましい。
【0055】図4は、本発明を適用した実施の形態に係
る光モジュールを示す図である。図4に示す光モジュー
ルは、プラットフォーム10と、光素子20と、基板4
0と、半導体チップ50と、を含む。この光モジュール
は、例えば、図3に示す光モジュールに基板40及び半
導体チップ50が付加されたものであってもよい。
【0056】基板40は、有機系又は無機系のいずれの
材料から形成されたものであってもよく、これらの複合
構造からなるものであってもよい。基板40には、配線
パターン42が形成されている。また、基板40には、
複数の外部端子44が設けられている。外部端子44
は、配線パターン42に電気的に接続されている。例え
ば、基板40の一方の面に配線パターン42が形成さ
れ、他方の面に外部端子44が設けられ、基板40に形
成されたスルーホールを介して、配線パターン42に外
部端子44が電気的に接続されていてもよい。外部端子
44として、ハンダボールを使用してもよい。
【0057】基板40には、半導体チップ50が搭載さ
れている。半導体チップ50は、光素子20を駆動する
ための回路を内蔵している。図4には、半導体チップ5
0をフェースアップボンディングした例が示してある。
この場合、例えば、基板40上で、配線パターン42を
避けて半導体チップ50を接着剤52で接着してもよ
い。あるいは、配線パターン42の上に、絶縁性の接着
剤で、半導体チップ50を接着してもよい。半導体チッ
プ50をフェースダウンボンディングする場合には、配
線パターン42上に、異方性導電膜などの異方性導電材
料を使用したり、ハンダなどの金属接合によって、半導
体チップ50を基板40に固定する。
【0058】半導体チップ50と光素子20とは電気的
に接続されている。例えば、半導体チップ50の電極5
4と、プラットフォーム10の導電層16と、をワイヤ
56で接続してもよい。この場合、光素子20の電極
(図4では第2の電極26)と、導電層16とが電気的
に接続されていれば、導電層16を介して、半導体チッ
プ50と光素子20とが電気的に接続される。なお、プ
ラットフォーム10における光素子20が搭載された面
と、これ以外の面(例えば側面)に、導電層16が連続
して形成されているときには、光素子20が搭載された
面以外の面で、導電層16と半導体チップ50とを電気
的に接続することが好ましい。これによれば、光素子2
0を避けているので、導電層16と半導体チップ50と
の電気的接続手段(例えばワイヤ56)が光素子20と
接触することを防止できる。また、光素子20の搭載領
域を避けているので、導電層16の広い面積を、半導体
チップ50との電気的接続に利用することができる。
【0059】半導体チップ50は、配線パターン42と
電気的に接続されていてもよい。例えば、半導体チップ
50の図示しない電極と配線パターン42とを、図示し
ないワイヤで接続してもよい。
【0060】光素子20も、配線パターン42と電気的
に接続されていてもよい。例えば、プラットフォーム1
0に形成された導電層16と配線パターン42とが接合
されていてもよい。具体的には、導電性の接着剤を使用
したり、金属接合によって、導電層16と配線パターン
42とを接合することができる。詳しくは、光素子20
の電極(図4では第1の電極24)と、導電層16とが
接合されている。プラットフォーム10には、光素子2
0が搭載される面と、これ以外の面(例えば側面)に連
続的に導電層16が形成されている。導電層16のう
ち、光素子20搭載される面以外の面に形成された部分
と、配線パターン42を接合することができる。
【0061】以上の構成によって、光素子20、配線パ
ターン42及び半導体チップ50が、電気的に接続され
る。配線パターン42には外部端子44が電気的に接続
されているので、外部端子44と、光素子20及び半導
体チップ50と、が電気的に接続される。
【0062】図5は、本発明を適用した実施の形態に係
る光モジュールを示す図である。図5に示す光モジュー
ルは、図4に示す光モジュールに、光ファイバ30が付
加されたものである。すなわち、図5に示す光モジュー
ルは、プラットフォーム10と、光素子20と、光ファ
イバ30と、基板40と、半導体チップ50と、を含
む。なお、プラットフォーム10と、光素子20と、光
ファイバ30と、を含み、基板40及び半導体チップ5
0を含まない構成も、本発明を適用した光モジュールで
ある。
【0063】光ファイバ30は、コアとこれを同心円状
に囲むクラッドとを含むもので、コアとクラッドとの境
界で光が反射されて、コア内に光が閉じこめられて伝搬
するものである。また、クラッドの周囲は、ジャケット
によって保護されることが多い。
【0064】図5において、光ファイバ30は、プラッ
トフォーム10の貫通穴12に挿入されている。上述し
たように、プラットフォーム10に搭載された光素子2
0の光学的部分22は、プラットフォーム10の貫通穴
12内を向いている。したがって、貫通穴12に挿入さ
れた光ファイバ30は、光学的部分22に対して位置合
わせがされた状態となる。
【0065】図6は、本発明を適用した実施の形態に係
る光モジュールを示す図である。図6に示す光モジュー
ルは、図5に示す光モジュールに、封止部60が付加さ
れたものである。すなわち、図6に示す光モジュール
は、プラットフォーム10と、光素子20と、光ファイ
バ30と、基板40と、半導体チップ50と、封止部6
0と、を含む。
【0066】封止部60は、プラットフォーム10と光
素子20と半導体チップ50との少なくとも電気的な接
続部を封止している。封止部60は、第1の樹脂部62
と、第2の樹脂部64と、で構成される。
【0067】第1の樹脂部62は、プラットフォーム1
0と光素子20との電気的な接続部を封止する。例え
ば、光素子20の電極(図6では第2の電極26)とワ
イヤ28との電気的な接続部や、ワイヤ28とプラット
フォーム10に形成された導電層16との電気的な接続
部や、光素子20の電極(図6では第1の電極24)と
プラットフォーム10に形成された導電層16との電気
的な接続部が、第1の樹脂部62で封止されている。ま
た、第1の樹脂部62は、プラットフォーム10と他の
部品との電気的な接続部や、光素子20と他の部品との
電気的な接続部を封止してもよい。例えば、第1の樹脂
部62は、基板40に形成された配線パターン42と、
プラットフォーム10に形成された導電層16との電気
的な接続部を封止してもよい。また、第1の樹脂部62
は、半導体チップ50に接続されるワイヤ56と、プラ
ットフォーム10に形成された導電層16との電気的な
接続部を封止してもよい。さらに、第1の樹脂部62
は、プラットフォーム10及び光素子20の少なくとも
一方、好ましくは両方を封止してもよい。
【0068】第2の樹脂部64は、第1の樹脂部62と
半導体チップ50とを封止する。特に、第2の樹脂部6
4は、半導体チップ50と他の部品との電気的な接続部
を封止する。例えば、第2の樹脂部64は、半導体チッ
プ50の電極54とワイヤ56との電気的な接続部を封
止する。さらに、第2の樹脂部64は、光ファイバ30
の一部を封止して、プラットフォーム10からの抜け止
めを図ることが好ましい。
【0069】第1の樹脂部62は、第2の樹脂部64よ
りも柔軟性が高いことが好ましい。例えば、第1の樹脂
部62が第2の樹脂部64よりも、収縮又は膨張したと
きに生じる応力が低いことが好ましい。あるいは、第1
の樹脂部62が第2の樹脂部64よりも、外部から加え
られた応力を吸収しやすいことが好ましい。柔軟性が高
い第1の樹脂部62によって、プラットフォーム10と
光素子20との電気的な接続部分を保護することができ
る。一方、第2の樹脂部64は、第1の樹脂部62ほど
柔軟性の高さが要求されないので、材料選択の幅が拡が
る。
【0070】本実施の形態は、上記のように構成されて
おり、以下その製造方法について説明する。
【0071】(プラットフォームの製造方法)図7
(A)〜図7(D)は、プラットフォームの製造方法の
一例を説明する端面図である。まず、プラットフォーム
10を構成する材料となる基板70を用意する。図7
(A)に示す基板70は、特に限定されず、絶縁体、導
電体又は半導体のいずれであってもよく、例えばシリコ
ン、セラミック、鉄や銅などの金属又は樹脂のいずれで
あってもよい。基板70は、複数のプラットフォーム1
0を平面的に並べた大きさ以上の大きさであってもよ
い。この大きさの基板70によれば、複数のプラットフ
ォーム10を同時に製造することができる。
【0072】(第1工程)基板70に、複数の貫通穴1
2、72を形成する。例えば、シリコンからなる基板7
0を使用する場合には、図7(A)及び図7(B)に示
す方法で、貫通穴12、72を形成する。すなわち、図
7(A)に示すように、基板70に、複数の凹部74を
形成する。凹部74は、貫通穴12、74が開口する位
置に形成される。好ましくは、貫通穴12、72が開口
する両面に凹部74を形成する。基板70がシリコンか
ら構成される場合には、異方性エッチングを適用して、
結晶面に沿って正確な断面三角形状の凹部74を形成す
ることができる。あるいは、断面四角形状の凹部74を
形成してもよい。また、凹部74の開口の平面形状は、
特に限定されないが、矩形であってもよい。凹部74の
開口が矩形である場合には、一辺の長さが、光ファイバ
30の直径よりも長いことが好ましい。こうすること
で、凹部74の少なくとも一部をテーパ14とすること
ができる。
【0073】次に、図7(B)に示すように、相互に反
対側に位置する一対の凹部74間で基板70を貫通させ
る。例えば、レーザを使用することができる。すなわ
ち、一対の凹部74のうち一方の凹部74内にレーザ光
を照射して、基板70を貫通させることができる。さら
に、一対の凹部74間で貫通した穴に対して、エッチン
グを施して穴径を大きくして、図7(C)に示すように
貫通穴12、72を形成する。なお、貫通穴12の開口
部に、凹部74の少なくとも一部を残すことが好まし
い。こうすることで、凹部74の少なくとも一部をテー
パ14とすることができる。
【0074】(第2工程)次に、基板70に、図7
(D)に示すように、導電材料80を設ける。例えば、
基板70に、導電材料80を蒸着させる。導電材料80
は、導電層16の材料となる。なお、基板70が導電体
又は半導体からなるときには、基板70の表面に絶縁膜
を形成してから導電材料80を設ける。例えば、基板7
0がシリコンからなるときには、基板70の表面にシリ
コン酸化膜を形成してから導電材料80を設ける。導電
材料80は、基板70における貫通穴12、72が開口
する一方の面と、光ファイバ30を挿入する貫通穴12
以外の複数の貫通穴72の内部と、に設ける。複数のプ
ラットフォーム10を同時に製造するときには、複数の
貫通穴12が設けられ、それぞれの貫通穴12の周囲に
複数の貫通穴72が位置する。
【0075】なお、電気的な導通で問題がなければ、基
板70における貫通穴12、72が開口する他方の面に
導電材料80が設けられてもよく、この他方の面に導電
材料80を一旦設けてから除去してもよい。また、光フ
ァイバ30を挿入する貫通穴12にも導電材料80を一
旦設けてから除去してもよい。また、導電材料80をパ
ターニングして、所定の配線パターンを形成してもよ
い。
【0076】(第3工程)光ファイバ30を挿入する貫
通穴12の周囲であって、導電材料80が設けられた貫
通穴72上の位置(図7(D)に一点鎖線で示す)で基
板70を切断する。具体的には、プラットフォーム10
の外形位置で基板70を切断する。こうして、切断され
た基板70のうち、光ファイバ30を挿入する貫通穴1
2を含む部分がプラットフォーム10となる。基板70
における切断面は、プラットフォーム10の側面とな
る。また、貫通穴72内に設けられた導電材料80は、
導電層16のうち、プラットフォーム10の側面に形成
された部分となる。本実施の形態によれば、プラットフ
ォーム10の側面に至るまで簡単に導電層16を形成す
ることができる。
【0077】(光モジュールの製造工程)光モジュール
の製造方法では、プラットフォーム10と、光素子20
と、を用意し(第1工程)、図2に示すように、光素子
20をプラットフォーム10に搭載して導電層16に電
気的に接続する(第2工程)。光素子20の光学的部分
22は、貫通穴12内に向けられている。光素子20
と、プラットフォーム10の導電層16とは、第1の電
極24によって接続される。したがって、導電層16と
第1の電極24との接合によって、光素子20とプラッ
トフォーム10とを固定してもよい。また、ダミー電極
25と導電層16とを接合してもよい。
【0078】さらに、図3に示すように、第2の電極2
6と導電層16とを電気的に接続してもよい。例えば、
ワイヤ28によって接続してもよい。
【0079】または、図5に示すように、プラットフォ
ーム10に光ファイバ30を挿入してもよい。この工程
は、図4に示すプラットフォーム10を基板40に実装
する工程とは関係なく行ってよい。
【0080】または、図4に示すように、光素子20が
搭載されたプラットフォーム10を基板40に実装して
もよい。基板40には、予め光素子20を駆動するため
の半導体チップ50を実装しておいてもよい。あるい
は、プラットフォーム10を基板40に実装してから、
半導体チップ50を基板40に実装してもよい。
【0081】プラットフォーム10を基板40に実装し
たら、図6に示すように、封止部60を設けてもよい。
例えば、まず、第1の樹脂によって、光素子20とプラ
ットフォーム10との電気的な接続部を封止して第1の
樹脂部62を形成する。その後、第2の樹脂によって、
第1の樹脂部62と半導体チップ50とを封止して第2
の樹脂部64を形成する。ここで、第1の樹脂部62が
第2の樹脂部64よりも柔軟性が高くなるように、第1
及び第2の樹脂を選択する。
【0082】こうすることで、例えば、第1の樹脂部6
2が第2の樹脂部64よりも、収縮又は膨張したときに
生じる応力が低くなる。あるいは、第1の樹脂部62が
第2の樹脂部64よりも、外部から加えられた応力を吸
収しやすくなる。柔軟性が高い第1の樹脂部62によっ
て、プラットフォーム10と光素子20との電気的な接
続部分を保護することができる。一方、第2の樹脂部6
4は、第1の樹脂部62ほど柔軟性の高さが要求されな
いので、第2の樹脂の材料選択の幅が拡がる。
【0083】図8は、本発明を適用した実施の形態の変
形例を示す図である。図8に示すプラットフォーム82
は、導電層81が設けられた基板面側において、貫通穴
83が大径部84を有する。詳しくは、貫通穴83は、
光ファイバ30の直径とほぼ等しい内径の部分と、これ
よりも径の大きい大径部84とで構成される。この例で
は、光ファイバ30の先端は、大径部84の内側に位置
して光素子20の光学的部分22から離れているが、大
径部84から突出して光素子20の光学的部分22に接
近してもよい。
【0084】少なくとも光ファイバ30の側面と大径部
84の内面との間には、樹脂86が設けられている。樹
脂86によって、光ファイバ30を固定することができ
る。樹脂86として、接着剤、充填材又はシリコン樹脂
などを使用することができる。樹脂86が光透過性を有
するときには、これを光ファイバ30の端面を覆って設
けてもよく、さらに、光素子20とプラットフォーム8
2との間に樹脂86を充填してもよい。こうすること
で、光素子20とプラットフォーム82との間の応力、
具体的には両者間に設けられる第1の電極24やダミー
電極25等に加えられる応力を緩和することができる。
【0085】その他の構成及び製造方法は、上述した実
施の形態と同じである。この変形例でも、上述した実施
の形態と同じ効果を達成することができる。
【0086】図9は、本発明を適用した実施の形態に係
る光伝達装置を示す図である。光伝送装置90は、コン
ピュータ、ディスプレイ、記憶装置、プリンタ等の電子
機器92を相互に接続するものである。電子機器92
は、情報通信機器であってもよい。光伝送装置90は、
ケーブル94の両端にプラグ96が設けられたものであ
ってもよい。ケーブル94は、1つ又は複数(少なくと
も一つ)の光ファイバ30(図6参照)を含む。光ファ
イバ30の両端部には、図6に示すようにプラットフォ
ーム10が設けられている。光ファイバ30とプラット
フォーム10との取り付け状態は、上述した通りであ
る。プラグ96は、プラットフォーム10を内蔵し、プ
ラットフォーム10は基板40に取り付けられていても
良く、基板40には半導体チップ50が搭載されていて
もよい。
【0087】光ファイバ30に接続される一方のプラッ
トフォーム10に搭載される光素子20は、発光素子で
ある。一方の電子機器92から出力された電気信号は、
発光素子である光素子20によって光信号に変換され
る。光信号は光ファイバを伝わり、他方のプラットフォ
ーム10に搭載される光素子20に入力される。この光
素子20は、受光素子であり、入力された光信号が電気
信号に変換される。電気信号は、他方の電子機器92に
入力される。こうして、本実施の形態に係る光伝達装置
90によれば、光信号によって、電子機器92の情報伝
達を行うことができる。
【0088】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、種々の変形が可能である。例えば、プラッ
トフォーム10は、樹脂からなる基板にドリルなどで貫
通穴12をあけて形成してもよい。この場合、予め個々
のプラットフォーム10に対応する大きさの基板を用意
しておいて一つの貫通穴12を形成してもよい。あるい
は、複数のプラットフォーム10を平面的に並べた大き
さ以上の大きさの基板を用意し、基板に複数の貫通穴1
2を形成して、個々のプラットフォーム10に対応する
形状に切断してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を適用した実施の形態に係るプ
ラットフォームを示す図である。
【図2】図2は、本発明を適用した実施の形態に係る光
モジュールを示す図である。
【図3】図3は、本発明を適用した実施の形態に係る光
モジュールを示す図である。
【図4】図4は、本発明を適用した実施の形態に係る光
モジュールを示す図である。
【図5】図5は、本発明を適用した実施の形態に係る光
モジュールを示す図である。
【図6】図6は、本発明を適用した実施の形態に係る光
モジュールを示す図である。
【図7】図7(A)〜図7(D)は、本発明を適用した
実施の形態に係るプラットフォームの製造方法を示す端
面図である。
【図8】図8は、本発明を適用した実施の形態に係る光
モジュールの変形例を示す図である。
【図9】図9は、本発明を適用した実施の形態に係る光
伝達装置を示す図である。
【符号の説明】
10 プラットフォーム 12 貫通穴 14 テーパ 16 導電層 20 光素子 22 光学的部分 24 第1の電極 26 第2の電極 28 ワイヤ 30 光ファイバ 40 基板 42 配線パターン 50 半導体チップ 60 封止部 62 第1の樹脂部 64 第2の樹脂部 70 基板 72 貫通穴 74 凹部 80 導電材料
フロントページの続き Fターム(参考) 2H037 BA02 BA13 DA03 DA04 DA06 DA36 5F041 AA02 AA47 CA12 CA91 CA93 CB32 DA06 DA07 DA43 EE01 EE05 EE21 FF14 5F088 BA02 BA15 BB01 EA09 FA09 FA11 JA03 JA06 JA09 JA10 JA11 JA14

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通穴が形成された基板に、電気的に接
    続するための導電層が形成されたプラットフォーム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプラットフォームにおい
    て、 前記導電層は、前記基板の少なくとも一つの表面と側面
    に形成されているプラットフォーム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のプラットフ
    ォームにおいて、 前記貫通穴における表面に形成される開口とは反対側の
    開口の端部に、外方向に拡がるテーパが付されているプ
    ラットフォーム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のプラットフォームにおいて、 前記貫通穴は、前記基板の前記導電層が形成された面側
    において、他の部分よりも大きな直径で形成されている
    プラットフォーム。
  5. 【請求項5】 貫通穴が形成された基板に導電層が形成
    されたプラットフォームと、 光学的部分を有し、前記光学的部分を前記貫通穴方向に
    向けて前記プラットフォームに搭載され、前記導電層に
    電気的に接続された光素子と、 を含む光モジュール。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の光モジュールにおいて、 前記光素子は、前記光学的部分が設けられた面に第1の
    電極を有し、前記第1の電極が前記導電層に接合されて
    いる光モジュール。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の光モジュールにおいて、 前記光素子は、前記光学的部分が設けられた面以外の面
    に第2の電極を有し、前記2の電極と前記導電層とが、
    ワイヤで接続されている光モジュール。
  8. 【請求項8】 請求項5から請求項7のいずれかに記載
    の光モジュールにおいて、 前記プラットフォームの前記貫通穴に挿入された光ファ
    イバをさらに有する光モジュール。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の光モジュールにおいて、 前記貫通穴は、前記基板の前記導電層が形成された面側
    において、他の部分よりも大きな直径の大径部を有し、 前記貫通穴の前記大径部の内面と前記光ファイバとの間
    に、樹脂が充填されてなる光モジュール。
  10. 【請求項10】 請求項8又は請求項9記載の光モジュ
    ールにおいて、 前記プラットフォームが取り付けられる基板と、 前記光素子を駆動するための半導体チップと、 を有し、 前記プラットフォームの前記導電層と前記半導体チップ
    とが電気的に接続されている光モジュール。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の光モジュールにおい
    て、 前記光素子と、前記プラットフォームと、前記半導体チ
    ップと、の少なくとも電気的な接続部を封止する封止部
    をさらに有する光モジュール。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の光モジュールにおい
    て、 前記封止部は、前記光素子と前記プラットフォームとの
    電気的な接続部を封止する第1の樹脂部と、前記第1の
    樹脂部と前記半導体チップとを封止する第2の樹脂部
    と、を含む光モジュール。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の光モジュールにおい
    て、 前記第1の樹脂部は、前記第2の樹脂部よりも柔軟性が
    高い光モジュール。
  14. 【請求項14】 貫通穴が形成された基板に導電層が形
    成されてなる一対のプラットフォームと、 前記それぞれのプラットフォームに各端部が挿入された
    光ファイバと、 一方のプラットフォームに搭載され、発光部を前記貫通
    穴方向に向けて前記プラットフォームに搭載され、前記
    導電層に電気的に接続された発光素子と、 他方のプラットフォームに搭載され、受光部を前記貫通
    穴方向に向けて前記プラットフォームに搭載され、前記
    導電層に電気的に接続された受光素子と、 を含む光伝達装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の光伝達装置におい
    て、 前記発光素子に接続されるプラグと、 前記受光素子に接続されるプラグと、 をさらに含む光伝達装置。
  16. 【請求項16】 基板に複数の貫通穴を形成する工程
    と、 前記基板の前記貫通穴が開口する前記基板の一方の表面
    と、少なくとも一つの第1の貫通穴を除いた第2の貫通
    穴の内部とに導電材料を設ける工程と、 前記第1の貫通穴の周囲であって前記第2の貫通穴上を
    通る輪郭線で前記基板を切断する工程と、 を含むプラットフォームの製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載のプラットフォームの
    製造方法において、 前記基板に形成される前記貫通穴は、レーザによる加工
    工程を含む少なくとも2段階の工程により開口されるプ
    ラットフォームの製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項16又は請求項17記載のプラ
    ットフォームの製造方法において、 前記貫通穴を、前記基板の前記導電材料を設ける面側に
    おいて、他の部分よりも大きな直径で形成するプラット
    フォームの製造方法。
  19. 【請求項19】 プラットフォームに貫通穴を形成する
    工程と、 前記貫通穴が開口する一方の面に導電層を形成する工程
    と、 光素子に形成される光学的部分を前記貫通穴方向に向け
    て、前記光素子を前記プラットフォームに搭載して前記
    導電層に電気的に接続する工程と、 を含む光モジュールの製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の光モジュールの製造
    方法において、 前記プラットフォームに前記光素子を搭載した後に、前
    記貫通穴に前記光ファイバを挿入する工程を含む光モジ
    ュールの製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の光モジュールの製造
    方法において、 前記貫通穴を、前記基板の前記導電層が形成された面側
    において、他の部分よりも大きな直径の大径部を有する
    ように形成し、 前記貫通穴に前記光ファイバを挿入した後、前記貫通穴
    の前記大径部の内面と前記光ファイバとの間に樹脂を充
    填する光モジュールの製造方法。
  22. 【請求項22】 請求項19から請求項21のいずれか
    に記載の光モジュールの製造方法において、 前記プラットフォームに前記光素子を搭載した後に、前
    記プラットフォームを基板に実装する工程を含み、 前記基板には、前記光素子を駆動するための半導体チッ
    プが実装されている光モジュールの製造方法。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の光モジュールの製造
    方法において、 第1の樹脂によって、前記光素子と前記プラットフォー
    ムとの電気的な接続部を封止して第1の樹脂部を形成す
    る工程と、 その後、第2の樹脂によって、前記第1の樹脂部と前記
    半導体チップとを封止して第2の樹脂部を形成する工程
    と、を含む光モジュールの製造方法。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の光モジュールの製造
    方法において、 前記第1の樹脂部は、前記第2の樹脂部よりも柔軟性が
    高い光モジュールの製造方法。
  25. 【請求項25】 請求項19から請求項24のいずれか
    に記載の光モジュールの製造方法において、 請求項16から請求項18のいずれかに記載された方法
    で、前記プラットフォームを製造する光モジュールの製
    造方法。
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