JP2001159098A - 減坪量のシガレットペーパー - Google Patents

減坪量のシガレットペーパー

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JP2001159098A JP2000319430A JP2000319430A JP2001159098A JP 2001159098 A JP2001159098 A JP 2001159098A JP 2000319430 A JP2000319430 A JP 2000319430A JP 2000319430 A JP2000319430 A JP 2000319430A JP 2001159098 A JP2001159098 A JP 2001159098A
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    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24DCIGARS; CIGARETTES; TOBACCO SMOKE FILTERS; MOUTHPIECES FOR CIGARS OR CIGARETTES; MANUFACTURE OF TOBACCO SMOKE FILTERS OR MOUTHPIECES
    • A24D1/00Cigars; Cigarettes
    • A24D1/02Cigars; Cigarettes with special covers

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  • Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 許容可能な不透明度および引張強度のレベル
を維持しながら、減少した坪量を有する包装紙の提供。 【解決手段】 0.1マイクロメートルから0.5マイ
クロメートルまでのメジアン粒度を有する白色顔料を含
む充填材を含有する紙支持体を含む喫煙物用の包装紙で
あって、その包装紙は、少なくとも80%の不透明度
と、少なくとも70%の明度と、22gsmまでの坪量
とを有することを特徴とする喫煙物用の包装紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、喫煙物における使
用のための減坪量包装紙、および該包装紙を製造するた
めの方法に関する。より詳細には、本発明は、白色顔料
および必要に応じて黒色顔料を含有する包装紙に関し、
該顔料は、包装紙の坪量を減少させるのと同時に、不透
明度および引張強度を商業的に許容可能な範囲内に維持
するために光を効果的に散乱および吸収の両方をするの
に充分な粒度を有する。
【0002】
【従来の技術】紙巻きタバコのような喫煙物は、タバコ
の柱状体を白色包装紙内に包むことにより慣用的に作成
される。一端において、喫煙物は、通常それを通して喫
煙物が喫煙されるフィルターを含む。フィルターは、白
色包装紙に糊付けされるチッピング紙を用いて、喫煙物
に取り付けられる。喫煙物を構築するのに用いられる包
装紙およびチッピング紙は、典型的には亜麻または他の
セルロース系繊維から作成され、および炭酸カルシウム
のような充填材を含有する。
【0003】紙巻きタバコを一体に保持するのに用いら
れるのに加えて、紙巻きタバコ包装紙およびチッピング
紙は、同様に、紙巻きタバコの多くの物理的特性および
特徴に寄与し、およびそれらを制御する。たとえば、紙
巻きタバコ包装紙は、紙巻きタバコが燃焼する速度、1
本の紙巻きタバコあたりの息の数および一息当たりのタ
ール送出量に影響を与える。包装材によって影響を受け
る紙巻きタバコのもう1つの特性は、紙巻きタバコが燃
焼する際に形成される灰の外観および特徴である。シガ
レットペーパーは、それが燃えるままにされた際に紙巻
きタバコの火のついている端から発散する煙の量を制限
することに、および隣接する表面に火を付ける紙巻きタ
バコの能力を減少させることに用いることさえできる。
【0004】従来、包装紙の不透明度は、紙に組み込ま
れる充填材の量の関数として、主として決定された。一
般的に紙に添加される充填材の量が増大するにつれて、
不透明度のレベルは増大する。しかし、不都合なことに
は、不透明度を増大させるために充填材のレベルを増大
させることは、紙の他の特徴に有害な影響を与えるおそ
れがある。たとえば、充填材レベルを増大させること
は、紙の強度を低下させるおそれがある。充填材レベル
を変化させることは、紙の通気度に影響を与え、それが
ひいては紙の燃焼特性に影響を与えるおそれがある。そ
のように、当業界において、シガレットペーパー中の充
填材レベルをあらかじめ設定された範囲内に維持すると
いう増大する要求が存在し、それは、紙の不透明度を増
大させるための実用的方法を厳しく制限する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現在は、紙を製造する
のに必要とする材料の量を減少させるために、包装紙の
坪量を減少させることに焦点が置かれている。しかし、
包装紙の坪量を減少させることにより、2つの問題点が
もたらされるおそれがある。最初に、坪量を減少させる
ことにより、包装紙の不透明度が同時に減少し、紙巻き
タバコの内容物を暴露することによる外観の美観的低下
を紙にもたらす。また、包装紙の坪量を減少させること
は、紙の引張強度の減少をもたらすおそれがある。
【0006】前述の制限により、商業的に許容可能な不
透明度および引張強度のレベルを維持しながら、減少し
た坪量を有する包装紙と製造することは極度に困難であ
った。
【0007】したがって、少なくとも70%の不透明度
および最小限の商業的要件より高い引張強度を同時に維
持しながら、減少した坪量を有する喫煙物用包装紙に対
する必要性が存在する。また、そのような包装材を製造
する方法に関する必要性も存在する。紙の他の物理的特
性に有害に干渉することなしに坪量を減少させるための
方法に関する要求もまた存在する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、先行技術の構
成および方法における前述のおよび他の欠点を認識し、
そして検討する。
【0009】一般的に、本発明は、商業的に必要とされ
る不透明度および引張強度レベルを維持する、喫煙物に
おける使用のための減坪量包装紙に関する。本発明によ
れば、該減坪量包装紙は、白色顔料および必要に応じて
黒色顔料を含有する。
【0010】したがって、喫煙物の外側包装材として使
用することができる減坪量紙を提供することが本発明の
目的である。
【0011】本発明の別の目的は、減少した坪量を有
し、および少なくとも70%の不透明度を維持する喫煙
物用の包装紙を提供することである。
【0012】慣用の包装紙に必要とされる最小限より高
い引張強度を維持しながら、減少した坪量を有する喫煙
物用の包装紙を提供することが、本発明の別の目的であ
る。
【0013】本発明のさらに別の目的は、減坪量の紙巻
きタバコ包装紙を製造するための方法を提供することで
ある。
【0014】本発明のさらに別の目的は、可視光の波長
の半分にほぼ等しい粒度を有する白色顔料と、必要に応
じて少量の黒色顔料とを含有する、減少した坪量を有す
る喫煙物用の包装紙を提供することである。
【0015】本発明のこれらおよび他の目的は、喫煙物
用の包装紙を提供することにより達成される。該包装紙
は、少なくとも第1の充填材を含有する紙支持体を含
む。第1の充填材は、約0.1マイクロメートルから約
0.5マイクロメートル、およびより詳細には約0.2
マイクロメートルから約0.4マイクロメートルのメジ
アン粒度を有する白色顔料を含む。この粒度範囲内にお
いて、白色顔料は、従来用いられているものよりも効率
的な光散乱特性を備える。
【0016】必要に応じて、紙包装材に対して、第2の
充填材を組み込むことができる。第2の充填材は、約2
質量%まで、および詳細には約0.1質量%から1.0
質量%までの量で紙支持体の内部に存在することができ
る黒色顔料を含む。
【0017】たとえば、白色顔料は、沈降炭酸カルシウ
ム(PCC)、二酸化チタン、またはそれらの混合物で
あってもよく、一方、黒色顔料は、炭素、酸化鉄、また
はそれらの混合物であってもよい。紙支持体内部の全充
填材含有量は、約15質量%から約40質量%まで、お
よび詳細には約20質量%から約30質量%までであっ
てもよい。
【0018】慣用の包装紙は、約25g/m2(gs
m)から約26g/m2までの典型的な坪量を有する。
本発明にしたがって製造される包装紙は、約14g/m
2から約22g/m2まで、および特に約17g/m2
ら約20g/m2までの坪量を有することができる。本
発明にしたがって作成される包装紙の通気度は、約5コ
レスタ単位(Coresta units)から約80コレスタ単位
まで、および特に約15コレスタ単位から約55コレス
タ単位までであることができる。
【0019】前述される充填材の使用により、紙包装材
を、許容可能な不透明度および引張強度を維持しなが
ら、減少した坪量を有して作成することができる。特
に、少なくとも70%の量の紙の不透明度を維持するよ
うな方法により、充填材は紙中に組み込まれる。一方、
紙の引張強度は、少なくとも1800g/29mm、お
よび詳細には少なくとも2000g/29mmであるべ
きである。
【0020】また、本発明は、喫煙可能な充填物の柱状
体を含有する喫煙物にも関する。その喫煙可能な充填物
の柱状体は、前述される減少した坪量を有する包装紙に
よって取り巻かれる。
【0021】
【発明の実施の形態】当業者に対するその最良の形態を
含む本発明の完全で実施可能な開示は、添付する図面を
参照を含む、本明細書の以下の記載により詳細に与えら
れる。
【0022】以下の議論が例示的な実施形態のみの記載
であり、および本発明のより広い態様を制限することを
意図しているものではないことは、当業者によって理解
されるべきである。本発明のより広い態様は、例示的構
成において実施される。
【0023】本発明は、一般的に、不透明度および引張
強度に関する最小限の商業的要件を維持する、喫煙物用
の減坪量包装紙に関する。該包装紙は、白色顔料と必要
に応じて黒色顔料とを含有する。白色顔料は、紙に入射
する光を散乱することに有効である。一方、存在すると
きには、黒色顔料は、光を吸収する。それら充填材が光
を散乱することおよび吸収することにおいて非常に効率
的であるので、紙の他の特徴を犠牲にすることなく、慣
用のレベル以下の坪量を有して、包装紙を製造すること
ができる。
【0024】従来、喫煙物中に用いられる慣用の包装紙
の坪量を減少させることは、不透明度を著しく減少させ
た。具体的には、引張強度を許容可能に保持するため
に、充填材レベルを減少させなければならず、それゆえ
に不透明度が減少した。慣用の包装紙は、たとえば沈降
炭酸カルシウムのような充填材から構成され、その充填
材は、偏三角面体結晶構造および約2マイクロメートル
の粒度を有する。本発明にしたがって、光を散乱するこ
とにおいてより効率的な充填材を用いることは、不透明
度および引張強度を最小限の要件より高く維持しなが
ら、包装紙の坪量の減少を可能にする。特に、本発明の
包装紙は、約22gsm未満の坪量を有することがで
き、それは、典型的には約25gsmから約35gsm
の坪量を有する慣用の紙巻きタバコ包装紙より優れる著
しい改善である。実際、本発明にしたがって作製される
包装材は、14gsmほどの小ささの、および詳細には
約17gsmから約20gsmまでの坪量を有すること
さえ可能である。
【0025】選択される範囲内の特定の粒度を有する白
色顔料が、減少した坪量の包装紙における不透明度を維
持するだけでなく、紙中に必要とされる充填材の量の減
少をも可能にし、それが最小限の要件より高い引張強度
レベルを与えることが見いだされた。一般的に、紙中に
存在するセルロース系繊維の量に比較してより多くの量
の充填材を包装紙中に添加することは、紙の強度を減少
させる傾向がある。しかし、本発明の方法によって、紙
に添加される充填材の量は最小限にされ、したがって紙
の引張強度を維持する。同様に、選択された範囲内の粒
度を有する白色顔料を用いることによって、白色度およ
び明度が、慣用のレベルに一致して維持される。
【0026】具体的には、本発明の包装紙中に組み込ま
れる白色顔料は、約0.1マイクロメートルから約0.
5マイクロメートルまで、および詳細には約0.2マイ
クロメートルから約0.4マイクロメートルまでのメジ
アン粒度を有するべきである。前述で定義された大きさ
の範囲内の白色顔料を組み込む包装紙の不透明度、白色
度および明度は、部分的には該顔料の粒度が可視光の波
長のほぼ半分に相当するという事実によって、増大され
ると信じられる。この粒度範囲内において、白色顔料は
光を散乱することにおいてより効果的であり、光学的利
点を提供すると信じられる。これは紙の不透明度を犠牲
にすることなしに包装紙の坪量の減少を可能にする。
【0027】1つの実施形態において、本発明の包装紙
中に組み込まれる白色顔料は、約0.1マイクロメート
ルから約0.5マイクロメートルまでの粒度を有する炭
酸カルシウムである。たとえば、1つの好ましい実施形
態において、Specialty Minerals, Inc. (Adams, Mas
s.)によりULTRAPAQUEの名の下で販売されている炭酸カ
ルシウム顔料が用いられる。ULTRAPAQUEは、約0.3マ
イクロメートルのメジアン粒度を有する沈降炭酸カルシ
ウム充填材である。その炭酸カルシウムは、菱面体の形
状/モルホロジーおよび約7.5m2/gの表面積を有
する。ULTRAPAQUEは、約40質量%固形分を含有するス
ラリーとして、または乾燥粉末として、商業的に入手可
能である。紙を作製するプロセス中に、該スラリーまた
は該乾燥粉末を、セルロース系繊維に対して直接添加す
ることができる。本明細書中で用いられる際に、充填材
の粒度は、たとえばSedigraphを用いる沈降手順によっ
て測定および決定される。
【0028】炭酸カルシウムに加えて、前述で定義され
た範囲内の粒度を有する別の白色顔料を、本発明にした
がって作製される包装紙を構築するのに同様に用いるこ
とができると信じられる。たとえば、前述の粒度を有す
るときに、二酸化チタンが、包装紙における炭酸カルシ
ウムの効果と同一の効果を生じることを見いだした。た
とえば、本発明にしたがって用いてもよい1つの商業的
に入手可能な二酸化チタンは、Kemira, Inc. (Savanna
h, Geogia)により販売されるUNITANE O-110顔料であ
る。UNITANE O-110は、約0.25マイクロメートルの
粒度を有するアナタース形二酸化チタン顔料である。
【0029】本発明において用いることができる別の白
色顔料は、酸化マグネシウムおよび他の同等の顔料を含
むが、それらに制限されるものではない。さらに、所望
される場合には、異なる種類の充填材を組み合わせるこ
とができる。
【0030】また、白色顔料に加えて、本発明にしたが
って作製される包装紙は、必要に応じて少量の黒色顔料
を含有することもできる。該黒色顔料は、紙の白色度お
よび明度を実質的に減少させることなしに紙の不透明度
を増大させるのに充分な量において添加することができ
る。
【0031】本発明にしたがって白色顔料と組み合わせ
て用いられる黒色顔料は、たとえば、活性炭のような炭
素、黒色酸化鉄、またはそれらの混合物であることがで
きる。黒色顔料の粒度は、一般的には、それほど重要で
はない。たとえば、大抵の用途において、黒色顔料の粒
度は、約10マイクロメートルまでまたはそれ以下であ
ることができる。黒色顔料は、許容可能なレベル未満に
紙の明度を減少させないような量で、白色顔料と組み合
わせて紙に対して添加するべきである。一般的に、黒色
顔料を含有するときに、紙の明度は、TAPPIの方法によ
って測定される少なくとも約70%であるべきである。
好ましくは、紙は、約70%から約80%までの明度の
レベルを有するべきである。
【0032】同様に、黒色顔料は、許容可能なレベル未
満に紙の白色度を減少させないように、紙に対して添加
するべきである。たとえば、本発明の包装紙は、大抵の
用途において、少なくとも約80%のL値を有するべき
である。L値は、ハンターの色空間(Hunter color scal
e)における紙の白色度の測定値であり、およびTCS II分
光光度計のような分光光度計を用いて測定される。より
詳細には、本発明にしたがって作製される包装紙のL値
は、約80%から約90%までのL値を有する。
【0033】現在のところ、白色顔料として炭酸カルシ
ウム、二酸化チタンまたはそれらの混合物が用いられ、
および黒色顔料として炭素または酸化鉄のいずれかが用
いられるときに、黒色顔料は、紙の全重量を基準として
約2質量%まで、および詳細には約0.1質量%から約
1.0質量%までの量で包装紙に対して添加することが
できる。本発明にしたがって、紙の白色度または明度を
前記したレベル未満に減少させることなしに、前述の重
量範囲内で包装紙に対して黒色顔料を組み込むことがで
きる。
【0034】本発明のもう一つの重要な利点は、紙の内
部の総充填材レベルを増大させることなしに紙の坪量を
減少させるときに、包装紙の不透明度を維持することが
できることである。実際、紙に対して添加される充填材
の重量比率を減少させることができ、それは坪量を減少
させる際に紙の引張強度を維持することに役立つ。本発
明にしたがって製造される包装材は、約15質量%から
約40質量%まで、および詳細には約20質量%から約
30質量%までの総充填材レベル(白色顔料および黒色
顔料の重量を含む)を有することができる。
【0035】1つの好ましい実施形態において、約2質
量%までの量の黒色顔料と組み合わせて、約0.1マイ
クロメートルから約0.5マイクロメートルまでの粒度
を有する炭酸カルシウムを、約20質量%から約30質
量%までの量で、包装紙に添加する。紙の坪量が減少さ
れたときに、これらの範囲の範囲内で、包装紙の不透明
度および引張強度は、最小限の要件より高く維持され
る。同様に、坪量の減少は、紙の通気度のような紙のい
かなる他の物理的特性にも効果を持たなかった。
【0036】本発明にしたがう包装紙を作製するのに用
いられる繊維完成紙料(fiber furnish)は、たとえば、
亜麻、軟木または硬木から得られるセルロース系繊維を
含む。紙の物理的特性を変化させるためには、本発明の
属性に影響を与えることなしに、繊維の種々の混合物を
用いることができ、および繊維の叩解(refinement)の量
を変化させることができる。
【0037】本発明にしたがって作製される紙包装材の
通気度は、一般的に約5コレスタ単位から約80コレス
タ単位までであることができる。大抵の用途において、
通気度は、約15コレスタ単位から約55コレスタ単位
までの間であるべきである。
【0038】包装紙を、燃焼制御添加剤を用いて処理し
てもよい。そのような燃焼制御添加剤は、たとえばアル
カリ金属塩、酢酸塩、リン酸塩、またはそれらの混合物
を含むことができる。特に好ましい燃焼制御添加剤は、
クエン酸カリウムとクエン酸ナトリウムとの混合物であ
る。燃焼制御添加剤は、約0.3質量%から約12質量
%まで、およびより詳細には約0.3質量%から約3質
量%までの間の量で、紙に対して添加することができ
る。
【0039】本発明の白色および黒色顔料を、種々の知
られている方法に従って紙包装材中に組み込むことがで
きる。たとえば、1つの実施形態において、それら顔料
をスラリー中で組合せ、そして紙を形成するときにセル
ロース系繊維の懸濁液に対して添加することができる。
【0040】本発明は、以下の実施例を参照してより良
好に理解されるであろう。
【0041】(実施例)本発明を例示するために、白色
顔料を紙に組み込んで、4種の手製のシートを作製し
た。手製シートの1つの組(対照標準に相当する)にお
いて、紙に組み込まれる白色顔料は、約1.9マイクロ
メートルのメジアン粒度を有する慣用的に用いられる充
填材であるALBACAR 5970炭酸カルシウム充填材であっ
た。Specialty Minerals, Inc. (Adams, Mass.)から得
られたALBACAR 5970充填材は、30質量%の量で紙に組
み込まれた。手製シートの第2の組において、ALBACAR
5970充填材に代えて、本発明にしたがって、Specialty
Minerals, Inc.から同様に得られる約0.3マイクロメ
ートルのメジアン粒度を有するUNIPAQUE炭酸カルシウム
粒子を、紙に対して添加した。UNIPAQUE充填材は、30
質量%の量で紙に対して添加された。
【0042】手製シートの第3の組においては、本発明
にしたがって、UNIPAQUEと二酸化チタンとの50/50
ブレンド物を紙に対して添加した。二酸化チタンは、Ke
mira, Inc. (Savannah, Geogia)から得られるUNITANE O
-110顔料であり、それは、約0.25マイクロメートル
の粒度を有した。該50/50ブレンド充填材は、30
質量%の量で紙に対して添加された。最後に、手製シー
トの第4の組においては、本発明にしたがって、二酸化
チタン(UNITANE 110-1)が紙に対して添加された。該
二酸化チタン充填材は、30質量%の量で紙に対して添
加された。
【0043】手製シートのそれぞれの組の坪量は、約1
7gsmから26gsmまで変化した。製造されたそれ
ぞれの手製シートは、PFIミル中で12000回転叩解
された亜麻から作製した。
【0044】図1は、手製シートの坪量が増大した際の
不透明度レベルを示す。図1から、紙に対してALBACAR
充填材が添加されたときに、不透明度のレベルは試験さ
れた他の充填材のいずれよりも遥かに低いことが分かっ
た。二酸化チタン充填材およびULTRAPAQUEおよび二酸化
チタンの50/50ブレンド物の使用は、17gsmの
最低の坪量においてさえ不透明度を非常に高いままにす
るという非常に類似した結果を示した。本発明にしたが
って作成された手製シートの全ては、最低の坪量におい
て少なくとも70%の不透明度を有した。
【0045】さらに、慣用の坪量レベルの紙中でのALBA
CAR 5970充填材の性能を、より小さい坪量の紙における
ULTRAPAQUE充填材に対して比較するために、機械製の紙
を製造した。具体的には、以下の表1において、対照標
準の紙に対して、減少した坪量のシガレットペーパーを
比較する。対照標準の紙は充填材としてALBACAR 5970を
含有し、一方、試験バージョンは本発明にしたがってUL
TRAPAQUE充填材を含有した。製造された紙を、不透明度
および縦方向の引張強度に関して試験した。引張強度試
験は、インストロン(Instron)装置中で実施され、それ
は29mmの幅を有する試料に関して実施された。
【0046】
【表1】
【0047】ULTRAPAQUE充填材を用いる最低の坪量にお
いてさえ、その不透明度のレベルおよび引張強度は、AL
BACAR 5970を含有する対照標準の紙よりもわずかに小さ
いのみであった。これらの結果から、不透明度のレベル
および引張強度のレベルを最小限の要件より高く維持し
ながら、包装紙の坪量を減少させ、かつ紙に対して添加
される充填材の量比率を減少させることができる。
【0048】本発明のこれらおよび他の変形および変種
が、本願の請求の範囲により詳細に記載される本発明の
真意および範囲から離れることなしに、当業者によって
実施されるであろう。加えて、種々の実施形態の態様
は、完全にまたは部分的にの両方で交換されてもよいこ
とは理解されるべきである。さらに当業者は、前述の記
載が例のためのものにすぎず、および本願の請求の範囲
にさらに記載される記載を制限することを意図していな
いことを認識するであろう。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、本発明にしたがっ
て、少なくとも70%の不透明度および最小限の商業的
要件より高い引張強度を同時に維持しながら、減少した
坪量を有する喫煙物用包装紙を提供することができる。
また、そのような包装材を製造する方法も、本発明は提
供する。本発明の方法に従えば、通気度のような紙の他
の物理的特性に有害に干渉することなしに坪量を減少さ
せることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例において得られた結果を示すグラフであ
る。
フロントページの続き (71)出願人 398022202 100 North Point Cont er East,Suite 600,Al pharetta,Georgia U. S.A. (72)発明者 ヴラディミール ハンプル ジュニア. アメリカ合衆国 30076 ジョージア州 ロズウェル スプリング リッジ トレー ス 160

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填材を含有する紙支持体であって、前
    記充填材は0.1マイクロメートルから0.5マイクロ
    メートルまでのメジアン粒度を有する白色顔料を含む紙
    支持体を含む喫煙物用の包装紙であって、前記包装紙
    は、少なくとも70%の不透明度と、少なくとも70%
    の明度と、14gsmから22gsmまでの坪量とを有
    することを特徴とする喫煙物用の包装紙。
  2. 【請求項2】 前記白色顔料は、炭酸カルシウムを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の包装紙。
  3. 【請求項3】 前記白色顔料は、二酸化チタンを含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の包装紙。
  4. 【請求項4】 前記白色顔料は、炭酸カルシウムと二酸
    化チタンとの混合物を含むことを特徴とする請求項1に
    記載の包装紙。
  5. 【請求項5】 前記白色顔料は、15質量%から40質
    量%までの量において前記紙支持体中に存在することを
    特徴とする請求項1に記載の包装紙。
  6. 【請求項6】 前記白色顔料は、0.2マイクロメート
    ルから0.4マイクロメートルまでのメジアン粒度を有
    することを特徴とする請求項1に記載の包装紙。
  7. 【請求項7】 前記包装紙は、17gsmから20gs
    mまでの坪量を有することを特徴とする請求項1に記載
    の包装紙。
  8. 【請求項8】 前記紙支持体上に被覆される燃焼制御添
    加剤をさらに含み、前記燃焼制御添加剤は、アルカリ金
    属塩、酢酸塩、リン酸塩、およびそれらの混合物からな
    る群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の
    包装紙。
  9. 【請求項9】 黒色顔料をさらに含み、前記黒色顔料
    は、2質量%までの量において前記紙支持体中に存在す
    ることを特徴とする請求項1に記載の包装紙。
  10. 【請求項10】 前記黒色顔料は、炭素、酸化鉄、およ
    びそれらの混合物からなる群から選択される材料を含む
    ことを特徴とする請求項9に記載の包装紙。
  11. 【請求項11】 前記包装紙は、少なくとも70%の明
    度および少なくとも80%のL値を有することを特徴と
    する請求項1に記載の包装紙。
  12. 【請求項12】 前記包装紙は、15コレスタ単位から
    55コレスタ単位までの通気度を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の包装紙。
  13. 【請求項13】 前記包装紙は、少なくとも1800g
    /29mmの引張強度を有することを特徴とする請求項
    1に記載の包装紙。
  14. 【請求項14】 前記包装紙は、少なくとも2000g
    /29mmの引張強度を有することを特徴とする請求項
    1に記載の包装紙。
  15. 【請求項15】 減少した坪量を有する喫煙物用の包装
    紙を作成するための方法であって、紙支持体中へと白色
    顔料を組み込む工程であって、前記白色顔料は0.1マ
    イクロメートルから0.5マイクロメートルまでのメジ
    アン粒度を有し、および15質量%から40質量%まで
    の量において前記紙支持体中に存在する工程を含み、お
    よび前記白色顔料は、前記包装紙の坪量を14gsmか
    ら22gsmまでに維持しながら、前記包装紙の不透明
    度を少なくとも70%まで上昇させるのに充分な量にお
    いて、前記包装紙に添加されることを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 前記包装紙は、少なくとも70%の明
    度および少なくとも80%のL値を有することを特徴と
    する請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記白色顔料は、炭酸カルシウムを含
    むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記白色顔料は、二酸化チタンを含む
    ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記白色顔料は、炭酸カルシウムと二
    酸化チタンとの混合物を含むことを特徴とする請求項1
    5に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記白色顔料は、0.2マイクロメー
    トルから0.4マイクロメートルまでのメジアン粒度を
    有することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記紙支持体は、17gsmから20
    gsmまでの坪量を有することを特徴とする請求項15
    に記載の方法。
  22. 【請求項22】 黒色顔料をさらに含み、前記黒色顔料
    は、2質量%までの量において前記紙支持体中に存在す
    ることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記黒色顔料は、炭素、酸化鉄、およ
    びそれらの混合物からなる群から選択される材料を含
    み、前記黒色顔料は10マイクロメートル未満のメジア
    ン粒度を有することを特徴とする請求項22に記載の方
    法。
  24. 【請求項24】 前記包装紙は、少なくとも70%の明
    度および少なくとも80%のL値を有することを特徴と
    する請求項22に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記白色顔料は、0.2マイクロメー
    トルから0.4マイクロメートルまでのメジアン粒度を
    有することを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記包装紙は、少なくとも1800g
    /29mmの引張強度を有することを特徴とする請求項
    15に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記包装紙は、少なくとも2000g
    /29mmの引張強度を有することを特徴とする請求項
    15に記載の方法。
  28. 【請求項28】 喫煙可能な充填物の柱状体と、前記喫
    煙可能な充填物の柱状体を取り巻く包装紙とを含み、前
    記包装紙は、0.2マイクロメートルから0.4マイク
    ロメートルまでのメジアン粒度を有する炭酸カルシウ
    ム、二酸化チタン、またはそれらの混合物を含有する紙
    支持体を含み、前記包装紙は、14gsmから22gs
    mまでの坪量と、15コレスタ単位から55コレスタ単
    位までの通気度と、15質量%から40質量%までの総
    充填材含有量と、少なくとも70%の不透明度とを有す
    ることを特徴とする喫煙物。
  29. 【請求項29】 前記紙支持体は黒色顔料をさらに含
    み、前記黒色顔料は0.1質量%から1質量%までの量
    で前記紙支持体中に存在することを特徴とする請求項2
    8に記載の喫煙物。
  30. 【請求項30】 前記包装紙は、少なくとも70%の明
    度および少なくとも80%のL値を有することを特徴と
    する請求項29に記載の喫煙物。
  31. 【請求項31】 前記包装紙は、17gsmから20g
    smまでの坪量を有することを特徴とする請求項28に
    記載の喫煙物。
  32. 【請求項32】 前記包装紙は、少なくとも1800g
    /29mmの引張強度を有することを特徴とする請求項
    28に記載の喫煙物。
  33. 【請求項33】 前記包装紙は、少なくとも2000g
    /29mmの引張強度を有することを特徴とする請求項
    28に記載の喫煙物。
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