JP2001158729A - 皮膚外用組成物 - Google Patents
皮膚外用組成物Info
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Abstract
性の高い皮膚外用の組成物を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 6−アシルアスコルビン酸−2−グルコ
シドと不飽和油脂とを皮膚外用剤に含有させる。
Description
の人や高ストレス下クラス人に有用な、化粧料などの皮
膚外用剤に関する。
課題は、アトピー性皮膚炎などの外部刺激などに過敏に
反応する、所謂、敏感肌の人にどの様に対応するかと言
うことである。これは、近年において、この様な敏感肌
の人が激増している状況がバックグランドに存在する。
この様な敏感肌の人の急増の原因は、過密な住環境によ
るストレスであるとか、欧米化した食生活であるとか種
々の原因が挙げられているが、よくわからないのが現状
である。従って、この様な敏感肌の人は外的刺激をなる
べく受けないようにする以外には対応策が無く、化粧料
などは使えないのが現状であり、この様な敏感肌の人た
ちでも使用できる化粧料の開発が望まれていた。他方、
肌上で不飽和脂質が酸化を受けて過酸化物を生成するこ
とは知られていることであるが、前記敏感肌とかかる不
飽和脂質の酸化反応の間の因果関係については全く知ら
れていないし、この様な不飽和脂質の酸化に対して、6
−アシルアスコルビン酸ー2−グルコシドが優れた抑制
効果を発揮することも全く知られていない。従って、6
−アシルアスコルビン酸ー2−グルコシドを不飽和油脂
とともに用いることにより、不飽和油脂の酸化を抑え、
刺激発現を軽減できることも知られていなかった。
況下為されたものであり、敏感肌の人でも炎症を起こす
可能性が少なく、使用しうる皮膚外用剤を提供すること
を課題とする。
は敏感肌の人でも炎症を起こす可能性が少なく、使用し
うる皮膚外用剤を提供すべく、この様な人たちの刺激発
現の原因を鋭意追求した結果、不飽和油脂が皮膚上で酸
化される過程にあることを見出した。更に、この様な酸
化反応を抑制する物質を追い求めた結果、6−アシルア
スコルビン酸ー2−グルコシドがその様な作用に優れる
ことを見出し、不飽和油脂を含有する化粧料等の皮膚外
用剤に於いて、このものが存在することにより前記不飽
和油脂の酸化が抑制され、敏感肌の人において刺激発現
が抑制されることを見出し、発明を完成させるに至っ
た。即ち、本発明は、6−アシルアスコルビン酸ー2−
グルコシドと不飽和油脂とを含有する、皮膚外用剤を提
供するものである。
須の成分である6−アシルアスコルビン酸ー2−グルコ
シド 本発明の皮膚外用の組成物は、アスコルビン酸−2−グ
ルコシドの6位アシル化物を含有することを特徴とす
る。ここで、アシル基としては炭素数6〜18のものが
好ましく、中でも炭素数8のものが特に好ましい。これ
は、この様なアシル基を有するアスコルビン酸ー2−グ
ルコシドに安全性を損なうこと無い、親水性の界面活性
作用が有るためである。かかるアシル基としては、直
鎖、分岐構造を有するもの、環状構造を有するものの何
れもが可能であるが、これらの内では直鎖のものが好ま
しく、例えば、オクタノイル基、デカノイル基、ドデカ
ノイル基などが好ましく例示できる。この様なアシル化
されたアスコルビン酸−2−グルコシドの製法は既に知
られており、それに従って製造することができる。例え
ば、酸と塩化チオニル等のハロゲン化剤を反応させて作
成できる酸ハライドや酸ハライドと酸を反応させて得ら
れる酸無水物等を原料に、大過剰の溶媒と大過剰のアス
コルビン酸ー2−グルコシドをピリジンやトリエチルア
ミン等のアルカリ存在下、緩和な条件で徐々に反応させ
ることによりかかる6−アシル化物を製造することがで
きる。アルカリとしてピリジンやトリエチルアミンなど
を用いると溶媒も兼ねられるので特に好ましい。その
他、使用できる溶媒としては、アシルハライドや酸無水
物に反応しないものであれば良く、例えば、アセトニト
リルやエーテル類、ハロゲン化炭化水素などが好適に例
示できる。この時、グルコースの6位にアシル基が導入
されたアシル化物も副精製物として得られるが、このも
のはシリカゲル、ODSなどを担体に用いたカラムクロ
マトグラフィーによって除去することができる。この時
の溶媒系としては、特段の限定はないが、担体がシリカ
ゲルであれば、クロロホルム−メタノール−水系や石油
エーテル−ジエチルエーテル−メタノール−水系が例示
できるし、担体がODSであれば、アセトニトリル−水
系やメタノール−水系などが例示でき、担体がダイアイ
オンHP−20等のイオン交換樹脂であれば、水−エタ
ノール系などが例示できる。これらアスコルビン酸−2
−グルコシドのアシル化物は唯一種を用いることもでき
るし、2種以上を組み合わせて用いることもできる。本
発明の皮膚外用の組成物に於ける、アスコルビン酸−2
−グルコシドの6位アシル化物の好ましい含有量は、
0.01〜10重量%であり、更に好ましくは0.05
〜5重量%である。これは、この量範囲にある場合、ア
スコルビン酸−2−グルコシドの6位アシル化物は皮膚
外用の組成物に於いて、皮膚上で不飽和油脂が酸化され
るのを防ぎ、刺激感等の発現を抑える作用を発揮できる
ためである。
ある不飽和油脂 不飽和油脂は、酸化を受けて過酸化物を生成しやすい以
外は、優れた肌なじみ作用と水分散逸抑制作用、使用上
でのなめらかさなどの皮膚外用剤において好ましい作用
を数多く有している。この為、この酸化を上記6−アシ
ルアスコルビン酸ー2−グルコシドにより抑制すること
により、優れた皮膚外用剤構成成分としての有用性を発
揮できる。本発明の皮膚外用剤で使用できる不飽和油脂
としては、脂肪族の化合物であって、少なくとも1個の
不飽和結合を有する親油性のものであれば特段の限定無
く使用でき、例えば、不飽和結合含む脂肪族炭化水素、
アシル基乃至はアルコール基に少なくとも1個の不飽和
結合を含む、脂肪族のエステル類、不飽和脂肪酸、不飽
和高級アルコール、不飽和結合を有するH.L.B.が
10以下の非イオン界面活性剤等が好ましく例示でき
る。この様な不飽和油脂の具体的な好ましい例として
は、ホホバ油、オリーブ油、ラノリン、コレステロー
ル、ソルビタンオレイン酸エステル、オレイン酸モノグ
リセリド、ひまし油、オレイルアルコール、オレイン
酸、ジグリセリルモノオレート、トリグリセリルジオレ
ート、モノオレイン酸ポリオキシエチレンエステル等が
好ましく例示でき、この中では、ホホバ油、オリーブ
油、ラノリン、コレステロール、ソルビタンオレイン酸
エステル及びオレイン酸モノグリセリドが例示できる。
本発明の皮膚外用剤では、これらから選ばれる1種乃至
は2種以上を含有することができる。本発明の皮膚外用
剤に於けるこれら不飽和油脂の好ましい含有量は、その
分類される種類により異なるが、大凡0.1〜10重量
%である。更に詳細には、ホホバ油、オリーブ油、ひま
し油、ラノリン或いはコレステロールであれば1〜10
重量%が好ましく、ソルビタンオレイン酸エステル、オ
レイン酸モノグリセリド、ジグリセリルモノオレート、
トリグリセリルジオレートであれば、0.1〜5重量%
が好ましく、オレイルアルコール或いはオレイン酸であ
れば、0.1〜3重量%が好ましい。更に、これらを全
て合わせた総量も10重量%以内であることが好まし
い。これは、この様な範囲にある場合に於いて、上記6
−アシルアスコルビン酸グリコシドによって酸化が抑制
されるし、肌の手入れに好ましい効果を発揮するからで
ある。
ビン酸ー2−グルコシドと不飽和油脂を含有することを
特徴とする。ここで、本発明において、皮膚外用剤と
は、皮膚上に外用で用いる組成物の総称を意味し、具体
的には、化粧料、皮膚外用医薬、皮膚外用殺菌剤、皮膚
外用消毒剤などを好ましく例示できる。これらの内、特
に好ましいものは、化粧料と皮膚外用医薬である。これ
は、本発明の効果である、安全に肌の手入れができる特
性が生かせるからである。特にこの様な特性を有するこ
とから、アトピー性皮膚炎の人や化学物質に過敏な人等
の敏感肌の人に適用することが好ましい。本発明の皮膚
外用剤では、これらの成分以外に、通常皮膚外用剤で使
用されている任意の成分を含有することができる。かか
る任意成分としては、例えば、スクワラン、ワセリン、
マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、カルナ
ウバワックスやモクロウ、ステアリン酸セチル等のエス
テル類、牛脂、グリセリルトリイソステアレート、グリ
セリルイソオクタネート等のトリグリセライド類、ステ
アリン酸、パリミチン酸、ラウリン酸等の脂肪酸、ステ
アリルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アル
コール、スルホコハク酸エステルやポリオキシエチレン
アルキル硫酸ナトリウム等のアニオン界面活性剤類、ア
ルキルベタイン塩等の両性界面活性剤類、ジアルキルア
ンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、ソルビタン脂
肪酸エステル、脂肪酸モノグリセライド、これらのポリ
オキシエチレン付加物、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル等の非イオ
ン界面活性剤類、1,3−ブタンジオール、1,2−ペ
ンタンジオール、イソペンチルグリコール、ジグリセリ
ン、ジプロピレングリコール等の多価アルコール類、ベ
ンゾフェノン類やパラアミノ安息香酸誘導体、桂皮酸誘
導体などの紫外線吸収剤、パラベン類、クロロへキシジ
ン誘導体、ベンザルコニウム塩等の防腐剤、二酸化チタ
ン、微粒子二酸化チタン、鉄、アルミニウム、珪素など
をドープした二酸化チタン、酸化亜鉛等の粉体類等を例
示することができる。本発明の皮膚外用剤の内、化粧料
としては、通常知られている形態のものであれば、特段
の限定無く適用でき、例えば、化粧水、乳液、クリー
ム、パックなどの基礎化粧料、アンダーメークアップ、
ファンデーション、白粉、口紅、頬紅等のメークアップ
化粧料、トニック、シャンプー、リンス等の頭髪用化粧
料、石鹸、ボディーシャンプー、ボディーローション等
のボディー用化粧料等が例示できる。本発明の化粧料
は、これらの必須成分、好ましい成分及び任意成分を常
法に従って処理することにより得ることができる。かく
して得られた、本発明の皮膚外用剤は肌の手入れ効果と
その使用感に優れる上、不飽和油脂が酸化されにくいの
で、その酸化に起因する刺激発現の可能性が極めて低い
効果を有する。従って、アトピー性皮膚炎の人や化学物
質などの刺激に過敏になっている人に極めて好適であ
る。
詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ限
定を受けないことは言うまでもない。
て、本発明の皮膚外用剤である乳液(化粧料)を作成し
た。即ち、イ、ロ、ハの成分を70℃に加熱し、イの成
分にロの成分を加え中和し、これにハの成分の成分を攪
拌しながら徐々に加え乳化し、ホモミキサーにて粒子を
そろえ、攪拌冷却し乳液を得た。これらの乳液につい
て、紫外線照射(80mW/秒/cm2で2時間)を行
い、TBA法により過酸化物価を測定した。この結果を
表1に示す。尚、実施例1の6−オクタノイルアスコル
ビン酸ー2−グルコシドを水に置換した比較例1はこの
価が32であった。これより、本発明の皮膚外用剤であ
る乳液は光酸化に対して安定であることがわかる。 イ) アクリル酸・メタクリル酸(c10〜30)アルキルコポリマー (ペムレンTR−1;グッドリッチ社製) 0.3重量部 水 30 重量部 1,2−ペンタンジオール 5 重量部 6−オクタノイルアスコルビン酸ー2−グルコシド 1 重量部 ロ) 水酸化カリウム 0.2重量部 水 43.5重量部 ハ) 不飽和油脂* 10 重量部 *表1に詳細を記す。
1の乳液及び比較例1の乳液中のホホバ油を流動パラフ
ィンに置換した比較例2の乳液について、光照射下での
刺激発現を試験した。試験方法は、ハートレー系白色種
モルモット1群5匹(雄性、300〜350g)の背部
を剃毛し、ガムテープで2回ストリッピングしてバリア
ー機能を低下させ、ここに1.5cm×1.5cmの部
位を8個作成し、それぞれのサンプルを0.02ml塗
布した。塗布後30分に80mW/秒/cm2の強さの
紫外線を5分照射し、その24時間後に皮膚反応をドレ
ーズの基準(++:浮腫を伴う反応、+:明らかな紅斑
を伴う反応、±:微弱な反応、−:無反応)に従って判
定した。結果を出現例数として、表2に示す。これよ
り、本発明の皮膚外用剤である乳液は、光照射下刺激を
発現していないことがわかる。これは、本発明の皮膚外
用剤では、不飽和油脂が光により酸化されにくいためで
ある。
2のサンプルについて、専門パネラーを用いてその使用
性(のびの良さとしっとり感)と使用後の肌のすべすべ
感を調べた。即ち、これら3種のサンプルを上腕内側部
に塗布し、触感により、良い:○、普通:▲、悪い:×
で評価した。結果を表3に示す。これより、本発明の皮
膚外用剤は優れた使用性と使用後感を有していること及
びこれが不飽和油脂に起因していることがわかる。
皮膚炎の人5名を対象に、2週間の使用テストを行っ
た。使用テストは朝・晩1日2回連日使用してもらっ
た。パネラー全員において、肌の改善効果が認められ、
皮膚炎等のトラブルは全く認められなかった。これよ
り、本発明の皮膚外用剤はアトピー性皮膚炎の人や化学
物質に対して過敏な人などの敏感肌の人が使用してもト
ラブルを発現する可能性が極めて少ないし、この様な人
に於いても肌の手入れ効果が認められることがわかる。
本発明の皮膚外用剤である乳液(化粧料)を作成した。
即ち、イ、ロ、ハの成分を70℃に加熱し、イの成分に
ロの成分を加え中和し、これにハの成分の成分を攪拌し
ながら徐々に加え乳化し、ホモミキサーにて粒子をそろ
え、攪拌冷却し乳液を得た。このものは、上記の試験法
において、過酸化物価が4であり、モルモットに於ける
刺激試験が5匹とも−であり、のびの良さ、使用時のし
っとり感及び使用後のすべすべ感も○であった。 イ) アクリル酸・メタクリル酸(c10〜30)アルキルコポリマー (ペムレンTR−1;グッドリッチ社製) 0.3重量部 水 30 重量部 1,2−ペンタンジオール 5 重量部 6−デカノイルアスコルビン酸ー2−グルコシド 1 重量部 ロ) 水酸化カリウム 0.2重量部 水 43.5重量部 ハ) ホホバ油 10 重量部
本発明の皮膚外用剤である乳液(化粧料)を作成した。
即ち、イ、ロ、ハの成分を70℃に加熱し、イの成分に
ロの成分を加え中和し、これにハの成分の成分を攪拌し
ながら徐々に加え乳化し、ホモミキサーにて粒子をそろ
え、攪拌冷却し乳液を得た。このものは、上記の試験法
において、過酸化物価が4であり、モルモットに於ける
刺激試験が5匹とも−であり、のびの良さ、使用時のし
っとり感及び使用後のすべすべ感も○であった。 イ) アクリル酸・メタクリル酸(c10〜30)アルキルコポリマー (ペムレンTR−1;グッドリッチ社製) 0.3重量部 水 30 重量部 1,2−ペンタンジオール 5 重量部 6−オクタデカノイルアスコルビン酸ー2−グルコシド1 重量部 ロ) 水酸化カリウム 0.2重量部 水 43.5重量部 ハ) ホホバ油 10 重量部
本発明の皮膚外用剤である、クリーム(化粧料)を作成
した。即ち、イ、ロ、ハ、ニの成分を80℃に加熱溶解
し、イとロを混練りし、これにハを加えて希釈した後、
ニを徐々に加えて乳化し、攪拌冷却してクリームを得
た。このものは酸化安定性に優れていた。 イ) ジグリセリンモノオレート 5 重量部 ロ) 1,3−ブタンジオール 5 重量部 70%マルチトース水溶液 5 重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 プロピルパラベン 0.1重量部 6−デカノイルアスコルビン酸ー2−グルコシド 0.1重量部 ハ) 軽質イソパラフィン 10 重量部 固形パラフィン 5 重量部 流動パラフィン 5 重量部 ジメチルポリシロキサン 10 重量部 ニ) 水 54.7重量部
本発明の皮膚外用剤である、クリーム(ステロイド剤:
医薬)を作成した。即ち、イ、ロ、ハ、ニの成分を80
℃に加熱溶解し、イとロを混練りし、これにハを加えて
希釈した後、ニを徐々に加えて乳化し、攪拌冷却してク
リームを得た。このものは酸化安定性に優れていた。従
って、刺激発現も低く、アトピー性皮膚炎の治療に好適
であった。 イ) ジグリセリンモノオレート 5 重量部 プレドニゾロン 1 重量部 ロ) 1,3−ブタンジオール 5 重量部 70%マルチトース水溶液 5 重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 プロピルパラベン 0.1重量部 6−デカノイルアスコルビン酸ー2−グルコシド 0.1重量部 ハ) 軽質イソパラフィン 10 重量部 固形パラフィン 5 重量部 流動パラフィン 5 重量部 ジメチルポリシロキサン 10 重量部 ニ) 水 53.7重量部
本発明の皮膚外用剤である、クリーム(抗炎症剤:医
薬)を作成した。即ち、イ、ロ、ハ、ニの成分を80℃
に加熱溶解し、イとロを混練りし、これにハを加えて希
釈した後、ニを徐々に加えて乳化し、攪拌冷却してクリ
ームを得た。このものは酸化安定性に優れていた。従っ
て、刺激発現も低く、アトピー性皮膚炎の治療に好適で
あった。 イ) ジグリセリンモノオレート 5 重量部 スプロフェン 1 重量部 ロ) 1,3−ブタンジオール 5 重量部 70%マルチトース水溶液 5 重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 プロピルパラベン 0.1重量部 6−デカノイルアスコルビン酸ー2−グルコシド 0.1重量部 ハ) 軽質イソパラフィン 10 重量部 固形パラフィン 5 重量部 流動パラフィン 5 重量部 ジメチルポリシロキサン 10 重量部 ニ) 水 53.7重量部
起こす可能性が少なく、使用しうる皮膚外用剤を提供す
ることができる。
Claims (8)
- 【請求項1】 6−アシルアスコルビン酸ー2−グルコ
シドと不飽和油脂とを含有することを特徴とする、皮膚
外用剤。 - 【請求項2】 不飽和油脂が、ホホバ油であることを特
徴とする、請求項1に記載の皮膚外用剤。 - 【請求項3】 不飽和油脂が、オリーブ油であることを
特徴とする、請求項1に記載の皮膚外用剤。 - 【請求項4】 不飽和油脂が、ラノリン及び/又はコレ
ステロールであることを特徴とする、請求項1に記載の
皮膚外用剤。 - 【請求項5】 不飽和油脂が、ソルビタンオレイン酸エ
ステルであることを特徴とする、請求項1に記載の皮膚
外用剤。 - 【請求項6】 不飽和油脂がオレイン酸モノグリセライ
ドであることを特徴とする、請求項1に記載の皮膚外用
剤。 - 【請求項7】 敏感肌用であることを特徴とする、請求
項1〜6何れか1項に記載の皮膚外用剤。 - 【請求項8】 化粧料であることを特徴とする、請求項
1〜7何れか1項に記載の皮膚外用剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34404099A JP2001158729A (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 皮膚外用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34404099A JP2001158729A (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 皮膚外用組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001158729A true JP2001158729A (ja) | 2001-06-12 |
Family
ID=18366204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34404099A Pending JP2001158729A (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 皮膚外用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001158729A (ja) |
-
1999
- 1999-12-03 JP JP34404099A patent/JP2001158729A/ja active Pending
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