JP2001158494A - 搬送トレー - Google Patents
搬送トレーInfo
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- JP2001158494A JP2001158494A JP33940699A JP33940699A JP2001158494A JP 2001158494 A JP2001158494 A JP 2001158494A JP 33940699 A JP33940699 A JP 33940699A JP 33940699 A JP33940699 A JP 33940699A JP 2001158494 A JP2001158494 A JP 2001158494A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多品種化する寸法を持つ光学用フィルタの破損に
よる不良を軽減し、製造工程でも客先への出荷にも共用
できる光学用フィルタを収納する搬送トレーの改善を目的とす
る。 【解決手段】 これらの課題を改善するために本発明
は、圧電振動子と半導体部課題を解決するために本発明
は、厚みの薄い立方体形状から成る光学用フィルタの搬送トレ
ーにおいて、光学用フィルタを固定し保持する搬送トレーの光学
用フィルタの主面部に当接する部分を凹部形状で保持すると
共に、可動する固定板で光学用フィルタの主面部を保持する
ことを特徴とし、可動する固定板が光学用フィルタの主面部
に当接する面はV字形状で可動する固定板により、寸法
形状の異なる光学用フィルタを保持することにより、光学用
フィルタを搬送トレーに収納する作業性を損なうことなく、か
つ作業工程の工程間移動のための搬送トレーとしての使用
と、客先への出荷時に使用する梱包用搬送トレーとの兼用
に使用できる形状に加えて、多種の寸法形状にも対応で
きるように、搬送トレーの収納と保持を考慮することによ
り課題を解決する。
よる不良を軽減し、製造工程でも客先への出荷にも共用
できる光学用フィルタを収納する搬送トレーの改善を目的とす
る。 【解決手段】 これらの課題を改善するために本発明
は、圧電振動子と半導体部課題を解決するために本発明
は、厚みの薄い立方体形状から成る光学用フィルタの搬送トレ
ーにおいて、光学用フィルタを固定し保持する搬送トレーの光学
用フィルタの主面部に当接する部分を凹部形状で保持すると
共に、可動する固定板で光学用フィルタの主面部を保持する
ことを特徴とし、可動する固定板が光学用フィルタの主面部
に当接する面はV字形状で可動する固定板により、寸法
形状の異なる光学用フィルタを保持することにより、光学用
フィルタを搬送トレーに収納する作業性を損なうことなく、か
つ作業工程の工程間移動のための搬送トレーとしての使用
と、客先への出荷時に使用する梱包用搬送トレーとの兼用
に使用できる形状に加えて、多種の寸法形状にも対応で
きるように、搬送トレーの収納と保持を考慮することによ
り課題を解決する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】光学用フィルタを工程内で移
動するときや客先への出荷時に、高屈折率材料(例えば
水晶などの圧電結晶材料)を用いた光学用フィルタが破
損しないように、安全に確実に輸送することができる搬
送トレーであり、数種の形状寸法の光学用フィルタであ
っても同一の搬送トレーを共有することができる搬送ト
レーの構造に関する。
動するときや客先への出荷時に、高屈折率材料(例えば
水晶などの圧電結晶材料)を用いた光学用フィルタが破
損しないように、安全に確実に輸送することができる搬
送トレーであり、数種の形状寸法の光学用フィルタであ
っても同一の搬送トレーを共有することができる搬送ト
レーの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電結晶材料から製造される光学用フィ
ルタは、主に映像機器の映像取り入れ部にあたる、レン
ズからの映像として入力された光源を光の三原色に分離
するために用いられる(高屈折率を持つ)プリズムのよ
うな透明薄板である。映像機器の映像入力である光源を
分離する役目として重要な機能を持っているため、製造
工程における光学用フィルタの加工精度は大変厳しく、
構造的にも複数枚の薄板を張り合わせてひとつの光学用
フィルタを構成するといった製造方法においても、複雑
な製造工程と精密な表面処理が行われている。
ルタは、主に映像機器の映像取り入れ部にあたる、レン
ズからの映像として入力された光源を光の三原色に分離
するために用いられる(高屈折率を持つ)プリズムのよ
うな透明薄板である。映像機器の映像入力である光源を
分離する役目として重要な機能を持っているため、製造
工程における光学用フィルタの加工精度は大変厳しく、
構造的にも複数枚の薄板を張り合わせてひとつの光学用
フィルタを構成するといった製造方法においても、複雑
な製造工程と精密な表面処理が行われている。
【0003】従って、製造工程における光学用フィルタ
の取り扱いは大変慎重に行われ、かつ複数工程を通過し
た上で光学用フィルタとしてのひとつの製品が作られ
る。製造工程の中には、光学用フィルタとしての機能を
最大限に発揮させるために、光学用フィルタの光を通過
させる主面に偏光効果をもった表面処理加工を行うな
ど、化学薬品や真空蒸着による表面コーティングも行う
必要がある。
の取り扱いは大変慎重に行われ、かつ複数工程を通過し
た上で光学用フィルタとしてのひとつの製品が作られ
る。製造工程の中には、光学用フィルタとしての機能を
最大限に発揮させるために、光学用フィルタの光を通過
させる主面に偏光効果をもった表面処理加工を行うな
ど、化学薬品や真空蒸着による表面コーティングも行う
必要がある。
【0004】これらの製造工程を通過して製造が行われ
ることから、工程間を移動するときの光学用フィルタの
搬送トレーの保持収納方法は、図7に示すような光学用
フィルタを覆ってしまう形状で、材質的にも柔く非常に
簡易的な構造となっている。また、今までは工程内の搬
送と製品出荷時にも同一の搬送トレーを使用すること
や、光学用フィルタ寸法もその使用目的、用途により多
種多様化する傾向であることから、光学用フィルタを安
全に、かつ確実に輸送するためには不安要素を持つ搬送
トレーの(光学用フィルタの)収納形状であり、更には多
種の寸法形状に見合った形状の搬送トレーも用意しなが
ら光学用フィルタの搬送工程を行っているのが現状にあ
る。
ることから、工程間を移動するときの光学用フィルタの
搬送トレーの保持収納方法は、図7に示すような光学用
フィルタを覆ってしまう形状で、材質的にも柔く非常に
簡易的な構造となっている。また、今までは工程内の搬
送と製品出荷時にも同一の搬送トレーを使用すること
や、光学用フィルタ寸法もその使用目的、用途により多
種多様化する傾向であることから、光学用フィルタを安
全に、かつ確実に輸送するためには不安要素を持つ搬送
トレーの(光学用フィルタの)収納形状であり、更には多
種の寸法形状に見合った形状の搬送トレーも用意しなが
ら光学用フィルタの搬送工程を行っているのが現状にあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述するように、光学
用フィルタは製造工程に用いる搬送トレーと、客先への
出荷に用いる搬送トレーと、搬送トレー管理が必要とな
っていることと、光学用フィルタの寸法形状による多品
種化の傾向により、搬送トレーの収納寸法を変えた搬送
トレーを必要とするなど搬送トレー自体の管理が複雑化
している。要するに、搬送トレーによる搬送は光学用フ
ィルタ保持部形状も、搬送トレーの凹部に光学用フィル
タを落とし込むような形状であるために、製造工程途中
における乾燥や、凹部形状のためにほこりなども溜まり
易い。
用フィルタは製造工程に用いる搬送トレーと、客先への
出荷に用いる搬送トレーと、搬送トレー管理が必要とな
っていることと、光学用フィルタの寸法形状による多品
種化の傾向により、搬送トレーの収納寸法を変えた搬送
トレーを必要とするなど搬送トレー自体の管理が複雑化
している。要するに、搬送トレーによる搬送は光学用フ
ィルタ保持部形状も、搬送トレーの凹部に光学用フィル
タを落とし込むような形状であるために、製造工程途中
における乾燥や、凹部形状のためにほこりなども溜まり
易い。
【0006】また、光学用フィルタの取り扱いを考慮し
凹部には隙間があるために、光学用フィルタが搬送トレ
ーの中で移動することから、特に光学用フィルタの角部
の破損などが起こってしまう。特に最近では上述する光
学用フィルタの寸法が多様化することにより、光学用フ
ィルタの寸法に見合った収納形状を持つ搬送トレーが必
要となっており、光学用フィルタ主面にキズを付けるこ
となく、安全、確実に搬送が行え、更には搬送トレー自
体の数量も最小限に抑えた管理を行い総合的にコスト低
減を行うといった課題がある。
凹部には隙間があるために、光学用フィルタが搬送トレ
ーの中で移動することから、特に光学用フィルタの角部
の破損などが起こってしまう。特に最近では上述する光
学用フィルタの寸法が多様化することにより、光学用フ
ィルタの寸法に見合った収納形状を持つ搬送トレーが必
要となっており、光学用フィルタ主面にキズを付けるこ
となく、安全、確実に搬送が行え、更には搬送トレー自
体の数量も最小限に抑えた管理を行い総合的にコスト低
減を行うといった課題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述する課題を解決する
ために本発明は、厚みの薄い高屈折率材料(例えば水
晶)から成る光学用フィルタの搬送トレーにおいて、該
光学用フィルタを固定し保持する該搬送トレーの該光学
用フィルタの主面部、側面部に当接する部分を凹部形状
で保持すると共に、可動する固定板で該光学用フィルタ
の主面部、側面部を保持することを特徴とし、光学用フ
ィルタの主面に平行に移動する固定板が該光学用フィル
タの側面部に当接する面はV字形状で該可動する固定板
により、寸法形状の異なる該光学用フィルタを保持する
ことを特徴とするものである。
ために本発明は、厚みの薄い高屈折率材料(例えば水
晶)から成る光学用フィルタの搬送トレーにおいて、該
光学用フィルタを固定し保持する該搬送トレーの該光学
用フィルタの主面部、側面部に当接する部分を凹部形状
で保持すると共に、可動する固定板で該光学用フィルタ
の主面部、側面部を保持することを特徴とし、光学用フ
ィルタの主面に平行に移動する固定板が該光学用フィル
タの側面部に当接する面はV字形状で該可動する固定板
により、寸法形状の異なる該光学用フィルタを保持する
ことを特徴とするものである。
【0008】要するに、光学用フィルタを搬送トレーに
収納する作業性を損なうことなく、かつ作業工程の工程
間移動のための搬送トレーとしての使用と、客先への出
荷時に使用する梱包用搬送トレーとの兼用に使用できる
形状に加えて、多種の寸法形状にも対応できるように、
搬送トレーの収納と保持を考慮したものである。
収納する作業性を損なうことなく、かつ作業工程の工程
間移動のための搬送トレーとしての使用と、客先への出
荷時に使用する梱包用搬送トレーとの兼用に使用できる
形状に加えて、多種の寸法形状にも対応できるように、
搬送トレーの収納と保持を考慮したものである。
【0009】本発明では、光学用フィルタの固定と保持
方法を従来のように凹部へ落とし込む方法ではなく、凹
部に光学用フィルタを落とし込んだ後に、可動する固定
板を光学用フィルタの主面に当てることにより、光学用
フィルタの収納と保持を実現するものである。従って、
光学用フィルタの寸法が異なった場合であっても、V字
により保持することにより、各種寸法の光学用フィルタ
をも的確に保持することができる。
方法を従来のように凹部へ落とし込む方法ではなく、凹
部に光学用フィルタを落とし込んだ後に、可動する固定
板を光学用フィルタの主面に当てることにより、光学用
フィルタの収納と保持を実現するものである。従って、
光学用フィルタの寸法が異なった場合であっても、V字
により保持することにより、各種寸法の光学用フィルタ
をも的確に保持することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従ってこの発明
の実施例を説明する。なお、各図において同一の符号は
同様の対象を示すものとする。図1に本発明の搬送トレ
ー2の平面図を示す。従来では樹脂材料を真空成形で搬
送トレー2を成形していたため、薄フィルム状で光学用
フィルタ1の収納面(当接面)は堅く搬送時など特に光
学用フィルタ1の角部10の破損を招くような搬送トレ
ー2形態であったが、樹脂を射出成形により搬送トレー
2を成形することで、厚みのある丈夫な構造ながら、光
学用フィルタ1の当接面は従来の搬送トレー2よりも柔
らかであり、更に本発明は光学用フィルタ1を確実に保
持する構造から搬送トレー2での収納時の隙間を減らす
ことで、光学用フィルタ1が搬送トレー2の中で移動す
ることがなくなる搬送トレー2の形態にすることができ
る。
の実施例を説明する。なお、各図において同一の符号は
同様の対象を示すものとする。図1に本発明の搬送トレ
ー2の平面図を示す。従来では樹脂材料を真空成形で搬
送トレー2を成形していたため、薄フィルム状で光学用
フィルタ1の収納面(当接面)は堅く搬送時など特に光
学用フィルタ1の角部10の破損を招くような搬送トレ
ー2形態であったが、樹脂を射出成形により搬送トレー
2を成形することで、厚みのある丈夫な構造ながら、光
学用フィルタ1の当接面は従来の搬送トレー2よりも柔
らかであり、更に本発明は光学用フィルタ1を確実に保
持する構造から搬送トレー2での収納時の隙間を減らす
ことで、光学用フィルタ1が搬送トレー2の中で移動す
ることがなくなる搬送トレー2の形態にすることができ
る。
【0011】光学用フィルタ1は主に高屈折率材料(例
えば水晶)で、従来搬送トレー2同様に光が通過する主
面を搬送トレー2収納箇所に埋め込む格好で収納し、光
学用フィルタ1の位置の固定と保持は搬送トレー2の収
納箇所の片側(A)と、光学用フィルタの主面に平行に
可動する固定板4の側面(B)とにより行う。従来で
は、図7に示すような搬送トレー2に光学用フィルタ1
を落とし込むような形態で保持していたため、特に光学
用フィルタ1の角部10からの破損や破損カスによるキ
ズの発生を招いており、光学用フィルタ1の多少の寸法
が異なる場合であっても、概ね搬送トレーの収納箇所寸
法が合致するもので代用することにより、搬送トレーに
対し光学フィルタ1の保持部隙間が大きくなるに従って
上述する破損や破損カスによるキズの発生も増加する傾
向にあった。
えば水晶)で、従来搬送トレー2同様に光が通過する主
面を搬送トレー2収納箇所に埋め込む格好で収納し、光
学用フィルタ1の位置の固定と保持は搬送トレー2の収
納箇所の片側(A)と、光学用フィルタの主面に平行に
可動する固定板4の側面(B)とにより行う。従来で
は、図7に示すような搬送トレー2に光学用フィルタ1
を落とし込むような形態で保持していたため、特に光学
用フィルタ1の角部10からの破損や破損カスによるキ
ズの発生を招いており、光学用フィルタ1の多少の寸法
が異なる場合であっても、概ね搬送トレーの収納箇所寸
法が合致するもので代用することにより、搬送トレーに
対し光学フィルタ1の保持部隙間が大きくなるに従って
上述する破損や破損カスによるキズの発生も増加する傾
向にあった。
【0012】図6に示すように本発明では光学用フィル
タ1(厚みの薄い立方体形状から成る水晶材料を用いた
光学用フィルタ)の周囲を凹部3に落とし込み固定し保
持する搬送トレーの、光学用フィルタの主面部、側面部
に当接する部分を凹部3形状で保持すると共に、可動す
る固定板4で光学用フィルタの側面部を保持することを
特徴とし、可動する固定板4が光学用フィルタの側面部
に当接する面はV字形状で可動する固定板4により、寸
法形状の異なる光学用フィルタを保持することから、多
品種化する光学用フィルタ1の異なる寸法に対しても同
一の搬送トレー2で共有することは勿論のこと、破損の
発生と破損カスによる不良の発生を大幅に低減すること
ができる。
タ1(厚みの薄い立方体形状から成る水晶材料を用いた
光学用フィルタ)の周囲を凹部3に落とし込み固定し保
持する搬送トレーの、光学用フィルタの主面部、側面部
に当接する部分を凹部3形状で保持すると共に、可動す
る固定板4で光学用フィルタの側面部を保持することを
特徴とし、可動する固定板4が光学用フィルタの側面部
に当接する面はV字形状で可動する固定板4により、寸
法形状の異なる光学用フィルタを保持することから、多
品種化する光学用フィルタ1の異なる寸法に対しても同
一の搬送トレー2で共有することは勿論のこと、破損の
発生と破損カスによる不良の発生を大幅に低減すること
ができる。
【0013】図3と図4は光学用フィルタ1を収納する
搬送トレー2と固定板4とを分離した平面図である。搬
送トレー2の凹部3は光学用フィルタ1の主面に垂直方
向に連続して溝を形成し、光学用フィルタ1を収納する
(凹部3の)収納箇所(A)と光学用フィルタ1の一側
面とが接し、同箇所における可動する固定板4の固定箇
所(B)と光学用フィルタ1の他方の側面とが接するこ
とにより光学用フィルタ1を保持することができる。ま
た、搬送トレー2の凹部3の収納箇所(A)と、可動す
る固定板4の固定箇所(B)((A)(B)共に光学用
フィルタを保持する部分)がV字となっているので、光
学用フィルタ1の外形寸法が異なった場合であっても、
V字部のテーパで光学用フィルタ1の寸法に追従できる
ことにより、他寸法の光学用フィルタも同一の搬送トレ
ー2に収納し工程内あるいは、客先への出荷用にと利用
することができる。
搬送トレー2と固定板4とを分離した平面図である。搬
送トレー2の凹部3は光学用フィルタ1の主面に垂直方
向に連続して溝を形成し、光学用フィルタ1を収納する
(凹部3の)収納箇所(A)と光学用フィルタ1の一側
面とが接し、同箇所における可動する固定板4の固定箇
所(B)と光学用フィルタ1の他方の側面とが接するこ
とにより光学用フィルタ1を保持することができる。ま
た、搬送トレー2の凹部3の収納箇所(A)と、可動す
る固定板4の固定箇所(B)((A)(B)共に光学用
フィルタを保持する部分)がV字となっているので、光
学用フィルタ1の外形寸法が異なった場合であっても、
V字部のテーパで光学用フィルタ1の寸法に追従できる
ことにより、他寸法の光学用フィルタも同一の搬送トレ
ー2に収納し工程内あるいは、客先への出荷用にと利用
することができる。
【0014】また、図2に示す搬送トレー2の部分断面
図(図3のA−A断面)でも分かるように、搬送トレー
2の裏面には搬送トレー2を多段に積み重ねることがで
きるへこみ部5が設けてある。図5に搬送トレー2を多
段に積み重ねたときの概念図を示すが、本願発明の他の
特徴として、搬送トレー2の光学用フィルタ保持部裏側
には、搬送トレー2を積み重ねることができるように、
裏側にへこみ部5が形成されており、へこみ部5により
光学用フィルタ1の浮き上がり防止と可動する固定板4
の固定も兼ねている。
図(図3のA−A断面)でも分かるように、搬送トレー
2の裏面には搬送トレー2を多段に積み重ねることがで
きるへこみ部5が設けてある。図5に搬送トレー2を多
段に積み重ねたときの概念図を示すが、本願発明の他の
特徴として、搬送トレー2の光学用フィルタ保持部裏側
には、搬送トレー2を積み重ねることができるように、
裏側にへこみ部5が形成されており、へこみ部5により
光学用フィルタ1の浮き上がり防止と可動する固定板4
の固定も兼ねている。
【0015】従って、搬送トレー2に付随する可動する
固定板4は搬送トレー2の光学用トレー保持部脇にある
溝部6に可動する固定板4のツメ部7(図4(b))が
取り付けられた格好となり、光学用フィルタ1に対して
可動する固定板4がスライドできる構造である。一方、
搬送トレー2の裏側のへこみ部5により可動する固定板
4の固定も兼ね備え、同時にへこみ部5で搬送トレー2
の多段を実現し、多段する搬送トレー2により光学用フ
ィルタ1の保護も行うことができる。なお、本実施例で
は、高屈折率材料で立方体形状の光学用フィルタ1を例
に挙げているが、本実施例に拘ることなく他の材料、形
状であっても応用することができる。
固定板4は搬送トレー2の光学用トレー保持部脇にある
溝部6に可動する固定板4のツメ部7(図4(b))が
取り付けられた格好となり、光学用フィルタ1に対して
可動する固定板4がスライドできる構造である。一方、
搬送トレー2の裏側のへこみ部5により可動する固定板
4の固定も兼ね備え、同時にへこみ部5で搬送トレー2
の多段を実現し、多段する搬送トレー2により光学用フ
ィルタ1の保護も行うことができる。なお、本実施例で
は、高屈折率材料で立方体形状の光学用フィルタ1を例
に挙げているが、本実施例に拘ることなく他の材料、形
状であっても応用することができる。
【0016】なお、本発明による搬送トレー2は、作業
工程での使用は勿論のこと、客先への光学用フィルタ1
の出荷時の梱包用搬送トレー2としても共用することが
でき、製造工程の移動用搬送トレー2としても、梱包用
の搬送トレー2としても使用できる丈夫な構造を持って
いるので、一度客先へ納品するための出荷梱包用搬送ト
レー2として使用し、再度回収して改めて製造工程で使
用したり、梱包用の搬送トレー2として使用することが
できる。
工程での使用は勿論のこと、客先への光学用フィルタ1
の出荷時の梱包用搬送トレー2としても共用することが
でき、製造工程の移動用搬送トレー2としても、梱包用
の搬送トレー2としても使用できる丈夫な構造を持って
いるので、一度客先へ納品するための出荷梱包用搬送ト
レー2として使用し、再度回収して改めて製造工程で使
用したり、梱包用の搬送トレー2として使用することが
できる。
【0017】
【発明の効果】本発明により、製造工程間で使用する搬
送トレーと梱包用に使用する搬送トレーの共用ができる
こと、多品種化する光学用フィルタの外形寸法を同一の
搬送トレーで扱えることにより、搬送トレーの管理が容
易になった。また、搬送トレーが工程でも、出荷梱包用
でも共用できることで搬送トレーを補充する製作コスト
が大幅に削減できた。更に、光学用フィルタの破損も大
幅に低減できることにより品質と歩留まりの向上の実現
が図れた。
送トレーと梱包用に使用する搬送トレーの共用ができる
こと、多品種化する光学用フィルタの外形寸法を同一の
搬送トレーで扱えることにより、搬送トレーの管理が容
易になった。また、搬送トレーが工程でも、出荷梱包用
でも共用できることで搬送トレーを補充する製作コスト
が大幅に削減できた。更に、光学用フィルタの破損も大
幅に低減できることにより品質と歩留まりの向上の実現
が図れた。
【図1】本発明の搬送トレーの平面図である。
【図2】本発明の部分断面図と図3のA−A断面を示し
た側面図である。
た側面図である。
【図3】本発明の搬送トレー(凹部のある側)の平面図
である。
である。
【図4】本発明の搬送トレーの固定板の平面図と側面図
である。
である。
【図5】本発明の搬送トレーを多段に積み重ねたときの
概念図である。
概念図である。
【図6】本発明の搬送トレーで光学用フィルタを保持し
たときの概念図である。
たときの概念図である。
【図7】従来する搬送トレーで光学用フィルタを保持し
たときの概念図である。
たときの概念図である。
1 光学用フィルタ 2 搬送トレー 3 凹部 4 固定板 5 へこみ部
Claims (5)
- 【請求項1】 光学用フィルタの搬送トレーにおいて、 該光学用フィルタを凹部で保持すると共に、可動する固
定板で該光学用フィルタの側面部を保持することを特徴
とする搬送トレー。 - 【請求項2】 該可動する固定板は、該光学用フィルタ
の主面に平行に移動すると共に、該可動する固定板の該
光学用フィルタの側面部に当接する面はV字形状である
ことを特徴とする請求項1記載の搬送トレー。 - 【請求項3】 請求項1記載の搬送トレーは、該可動す
る固定板により、寸法形状の異なる該光学用フィルタを
保持することを特徴とする搬送トレー。 - 【請求項4】 該搬送トレーの裏側には、該搬送トレー
を積み重ねることができるように、裏側にへこみ部が形
成されており、該へこみ部により該可動する固定板も兼
ねていることを特徴とする請求項1記載の搬送トレー。 - 【請求項5】 請求項1記載の固定板は複数列が連動し
て可動することを特徴とする搬送トレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33940699A JP2001158494A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 搬送トレー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33940699A JP2001158494A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 搬送トレー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001158494A true JP2001158494A (ja) | 2001-06-12 |
Family
ID=18327184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33940699A Pending JP2001158494A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 搬送トレー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001158494A (ja) |
-
1999
- 1999-11-30 JP JP33940699A patent/JP2001158494A/ja active Pending
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