JP2001157944A - パンタグラフを設けたテレスコピックカバー - Google Patents
パンタグラフを設けたテレスコピックカバーInfo
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Abstract
音や騒音を防止し、部分カバーの均等摺動性、直進性を
改善し、テレスコピックカバーが収縮するときのパンタ
グラフ同士の衝突を防止してパンタグラフの破損や損傷
をなくす。 【手段】 薄金属板(炭素量とクロム量を所定の範囲に
調整した鉄鋼またはステンレス鋼の超極薄金属板)のブ
レード4を固定した薄金属板の部分カバー2の複数枚を
摺動可能に積層して形成したテレスコピックカバー1に
薄金属板のタグラフを取り付けて、産業器機の移動機構
の移動に応じて、テレスコピックカバーをパンタグラフ
と一体として摺動させる際、パンタグラフの摺動軸8と
取付軸9にリング状の緩衝材11(リング状の摺動制御
材)を介挿して、パンタグラフが収縮する際の衝撃を吸
収(防止)するパンタグラフを設けたテレスコピックカ
バー。
Description
の産業器機の主軸頭、ピストン、シリンダー等の移動機
構を覆い、この産業器機の高速度の移動機構と一体にな
って高速度で摺動するパンタグラフを設けたテレスコピ
ックカバーに関するものである。
リンダー等の移動機構が裸で露出していると、オイルが
飛散して周辺を汚染したり、騒音やオイル臭が発生した
り、作業者の手足や衣服を挟む危険の他、産業機械のデ
ザインにも問題があった。
って形成される空隙部に、切り粉、スパッター等の異物
や塵芥が混入、付着して移動機構のスムースな動きに支
障が生じ、移動機構が摩耗するおそれがった。
る産業器機の移動機構を布やビニール製の蛇腹状のテレ
スコピックカバーで覆っていたが物理的強度に問題があ
るために、最近においては、複数枚の薄金属板の部分カ
バーを順次摺動可能に重ね合わせたテレスコピックカバ
ーが使用されている。
分カバーは、相互に独立、分離した状態になっおり、部
分カバーによって部分カバーを摺動させる機構になって
いるために、部分カバーが均一に動かず、テレスコピッ
クカバーとしての摺動性が悪く、直進性がなく、また、
異音を発することが多く、テレスコピックカバーとして
故障し易い等の欠点があった。
バーよりなるテレスコピックカバーについて鋭意研究を
行い、パンタグラフを設けたテレスコピックカバーを開
発して特許出願(特願平6−331389号)を行った
が、その発明の技術内容は、「薄金属板の部分カバーの
複数枚を摺動可能に積層して形成したテレスコピックカ
バーにパンタグラフを間隔を置いて平行に取り付け、テ
レスコピックカバーの部分カバーの一方に産業器機の移
動機構を取り付けるとともに他方に固定機構を取り付け
るか、あるいは双方に産業器機の移動機構を取り付け
て、テレスコピックカバーの摺動に応じてパンタグラフ
を摺動するもの」で、従来の薄金属板のテレスコピック
カバーの欠点を改善した。
ックカバーを高性能の産業器機の超高速の移動機構(1
〜10m/秒)に使用する場合、超高速のテレスコピッ
クカバーの伸展や収縮の際に、パンタグラフの構造に多
少でも狂いがあると、異音や騒音を発したり、部分カバ
ーの均等摺動性、直進性に支障が発生したりすることが
多く、特に、テレスコピックカバーが収縮するときに、
パンタグラフ同士が衝突したりして、パンタグラフの破
損やテレスコピックカバーの損傷をまねくこともあっ
た。
バーの場合、摩擦抵抗の低減、耐久性や耐摩耗性の向上
が要望されており、超高速のテレスコピックカバーがよ
り円滑で安定して摺動する工夫が求められていた。
にしたがって、テレスコピックカバーの各部分カバーを
伸展および収縮させて、その先端部分に取り付けたゴム
製のブレードを摺動させることによって、切り粉や切削
用水等を外部に排出し、切り粉や切削用水等がテレスコ
ピックカバーの各部分カバーの隙間より内部の産業機械
の移動機構へ浸入することを防止していた。
(3〜10mm)て、重い(3〜10g)ために、各部
分カバーの間隔が大きくなり、テレスコピックカバーが
大型になり、重量が嵩む欠点があり、ブレードとしても
摩耗し易く、摺動性が悪く、耐久性にも問題があった。
ーの各部分カバーへのゴム製のブレードの取り付けは、
各部分カバーの先端部分にのみ行われているものが多
く、ゴム製のブレードを取り付けた部分においては、切
り粉や切削用水等が内部に浸入することを防止すること
ができるが、各部分カバーの左右の端部や後端部分のゴ
ム製のブレードを取り付けていない部分に隙間が存在す
るために、この隙間より切り粉や切削用水等が侵入する
ことは避けられず、前述したような不都合を引き起こす
危険度が高かった。
特に超高速で作動する産業機械の移動機構に取り付ける
従来のテレスコピックカバーの欠点を解決するものであ
り、テレスコピックカバーの伸展や収縮の際の異音や騒
音を防止し、テレスコピックカバーの部分カバーの均等
摺動性、直進性を改善するとともに、特に、テレスコピ
ックカバーが収縮するときのパンタグラフ同士の衝突を
防止し、パンタグラフの破損やテレスコピックカバーの
損傷をなくすことに目的がある。
カバーの摩擦抵抗の低減、耐久性や耐摩耗性を向上させ
ることを目的とするとともに、テレスコピックカバーの
摺動に直進性を与え、安定して往復摺動させることに目
的がある。
の各部分カバーの端部に固定するブレードの硬度、弾力
性、物理的強度等を一層増大させるとともに、ブレード
を一段と小さく、薄くして、接触面積を小さくして、ブ
レードの摩擦抵抗の軽減、耐久性、摺動性、シール性、
スイーピング性をより向上させることに目的がある。
クカバーを摺動させるについて、各部分カバーに隙間な
くブレードを取り付けて隙間をなくし、切り粉や切削用
水等が侵入することを防止し、産業機械の移動機構の円
滑な摺動性を保持し、産業機械の性能を十分に発揮させ
ることに目的がある。
を設けたテレスコピックカバーに関するものであり、薄
金属板のブレードを固定した薄金属板の部分カバーの複
数枚を摺動可能に積層して形成したテレスコピックカバ
ーにパンタグラフを取り付けて、産業器機の移動機構の
移動に応じて、テレスコピックカバーをパンタグラフと
一体として摺動させるについて、パンタグラフの摺動軸
と取付軸に、パンタグラフの連結バーの幅より若干大き
い外径を有するリング状の緩衝材を介挿して、パンタグ
ラフが収縮する際の連結バーの衝突による衝撃を吸収す
ることに特徴がある。
レスコピックカバーに関するものであり、薄金属板のブ
レードを固定した薄金属板の部分カバーの複数枚を摺動
可能に積層して形成したテレスコピックカバーにパンタ
グラフを取り付けて、産業器機の移動機構の移動に応じ
て、テレスコピックカバーをパンタグラフと一体として
摺動させるについて、パンタグラフの摺動軸と取付軸
に、パンタグラフの連結バーの幅とほぼ同じ大きさの外
径を有するリング状の摺動制御材を介挿して、パンタグ
ラフが収縮する際の連結バーの衝突を防止することに特
徴がある。
テレスコピックカバーに関するものであり、薄金属板の
ブレードを固定した薄金属板の部分カバーの複数枚を摺
動可能に積層して形成したテレスコピックカバーにパン
タグラフを取り付けて、産業器機の移動機構の移動に応
じて、テレスコピックカバーをパンタグラフと一体とし
て摺動させるについて、パンタグラフの摺動軸と取付軸
に、パンタグラフの連結バーの幅より若干大きい外径を
有するリング状の緩衝材の中にリング状の摺動制御材を
はめ込んで介挿して、パンタグラフが収縮する際の連結
バーの衝突による衝撃を吸収するとともに連結バーの衝
突を防止することに特徴がある。
設けたテレスコピックカバーの各部分カバーとパンタグ
ラフの材質として、軟質なフェライト相と硬質なマルテ
ンサイト相との微細混合組織を有する高強度複層組織ス
テンレス鋼の極薄金属板を使用してテレスコピックカバ
ーとパンタグラフの軽量化、耐久性や耐摩耗性を向上さ
せることに特徴がある。
を設けたテレスコピックカバーの各部分カバーに、炭素
量0.03〜0.1%、クロム量10〜20%を含む鉄
鋼またはステンレス鋼(以下単に低炭素含有量で高クロ
ム含有量のステンレス鋼という)の超極薄板のブレード
を直接または薄板状のスペーサーのスリットに嵌め込ん
で、溶接等によって固定して、ブレードの軽量化、耐久
性や耐摩耗性を向上させることに特徴がある。
を設けたテレスコピックカバーの薄金属板の部分カバー
であって、その少なくとも四隅に、ローラーとレールま
たは拘束スライドガイドとスライドレール等の移動促進
器具を取り付けてテレスコピックカバーの摺動性を高め
ることに特徴がある。
たパンタグラフを設けたテレスコピックカバーの一例を
産業機械に取り付けた場合について説明すると、図1に
示すように、テレスコピックカバー1は、鋼鉄製の薄金
属板で厚さが0.5〜3mm、長さ若干異なる長方形の
多数枚の薄金属板の部分カバー2a、2b、2c、2
d、2eを、幅の順に摺動可能に積層して形成するもの
であって、これらの部分カバー2a〜2eに鋼鉄製の薄
金属板のパンタグラフ3を固定する。
a〜2eの前端と両端にはバネ鋼製のばね薄金属板のブ
レード4を固定し、各ブレード4の先端は各部分カバー
2b〜2eの表面を摺動して切り粉や切削用水等を外部
に排出するように構成する。すなわち、部分カバーの2
aのブレード4は部分カバーの2bの表面を押圧して摺
動し、また、部分カバー2bブレード4は部分カバーの
2cの表面を押圧して摺動し、部分カバー2cのブレー
ド4は部分カバーの2dの表面をそれぞれ押圧して摺動
し、部分カバー2dのブレード4は部分カバーの2eの
表面をそれぞれ押圧して摺動するように構成する。
動機構5を取り付けるとともに、部分カバー2eに産業
機械の固定機構6を取り付けたり、反対に、部分カバー
2aに産業機械の固定機構6を取り付けるとともに、部
分カバー2eに産業機械の移動機構5を取り付けてもか
まわなく、場合によっては、部分カバー2aと部分カバ
ー2eに、産業機械の移動機構5を取り付けてもかまわ
ない。
を取り付けるについては、図2に示すように、パンタグ
ラフ3の連結バー7の交差個所に回転可能に挿填した摺
動軸8を設けるとともに、パンタグラフ3の連結バー7
の接触個所に回転可能に挿填した取付軸9によってパン
タグラフ3をテレスコピックカバー1の部分カバー2a
〜2eに固定する。
に、ワッシャー10を介してウレタン製のリング状の緩
衝材11の孔を通してネジ12によって止めて、パンタ
グラフ3にリング状の緩衝材11を介挿して、パンタグ
ラフ3の連結バー7を所定圧力で押圧するとともに連結
バー7の摺動性を制御するが、リング状の緩衝材11は
パンタグラフ3の連結バー7の幅より若干大きい外径を
有するものにする。
すると、図1に示すように、産業機械の移動機構5の移動
にしたがって、テレスコピックカバー1の各部分カバー
2a〜2eを伸展または収縮するとともにパンタグラフ
3も伸展または収縮させる。
く際、パンタグラフ3の取付軸9はテレスコピックカバ
ー1の部分カバー2a〜2eに固定して動かないため
に、パンタグラフ3の摺動軸8は上方に移動して行き、
テレスコピックカバー1の各部分カバー2a〜2eも収
縮して摺動して行き、その先端部分に取り付けたブレー
ド4の摺動によって切り粉や切削用水等を外部に排出し
て行く。
において、パンタグラフ3の連結バー7同士が接触しそ
うな状態になるが、この際に、パンタグラフ3の摺動軸
8と取付軸9に介挿したリング状の緩衝材11によっ
て、パンタグラフ3の連結バー7同士の衝突を防止して
衝撃を緩和し、パンタグラフの破損やテレスコピックカ
バーの損傷したり、異音や騒音を発生させることはな
い。
への移動にしたがって、テレスコピックカバー1の各部
分カバー2a〜2eを伸展させて行くとともにパンタグ
ラフ3も伸展させて行く、すなわち、パンタグラフ3を
伸展させて行く際、パンタグラフ3の取付軸9はテレス
コピックカバー1の部分カバー2a〜2eに固定して動
かないために、パンタグラフ3の摺動軸8は下方に移動
して行き、テレスコピックカバー1の各部分カバー2a
〜2eも伸展して摺動して行き、その先端部分に取り付
けたブレード4の摺動によって切り粉や切削用水等を外
部に排出して行く。
ンタグラフの収縮操作と伸縮操作を順次繰り返して、ブ
レード4の摺動によってテレスコピックカバーより切り
粉や切削用水等を連続的に外部に排出して行けばよい。
9にウレタン製のリング状の緩衝材11を介挿する代わ
りに、図4に示すように、パンタグラフ3の連結バー7
の幅とほぼ同じ大きさの外径を有する磁石製のリング状
の摺動制御材14の孔をパンタグラフ3の摺動軸8と取
付軸9に通してネジ12によって止めて、前述したパン
タグラフ3が収縮する際、磁石製のリング状の摺動制御
材14によってパンタグラフ3の連結バー7を所定圧力
で押圧するとともに、磁力によって連結バー7の摺動性
を制御し、すなわち、連結バー7の摺動抵抗を磁力によ
って若干高めて、連結バー7同士の衝突を防止してもか
まわない。
9にリング状の緩衝材11を介挿するについては、図5
に示すように、パンタグラフ3の連結バー7の幅より若
干大きい外径を有するウレタン製のリング状の緩衝材1
1の中に磁石製のリング状の摺動制御材13をはめ込ん
で、これらを摺動軸8と取付軸9に介挿してパンタグラ
フ3を所定圧力で押圧するとともに、パンタグラフ3が
収縮する際の連結バー7同士の衝突による衝撃を吸収す
るとともに連結バー7の衝突を防止してもかまわない。
が悪い場合には、テレスコピックカバー1の下部の少な
くとも四隅に、図6に示すように、ローラー13を取り
付けることによってテレスコピックカバー1の摺動性を
高めてもよい。
ては3〜30枚が適当であり、また、各部分カバー2の
幅は5〜200cmの範囲内において適宜選択した寸法
とし、部分カバー2の長さはテレスコピックカバーの摺
動距離、摺動速度等の使用条件に応じて、5〜50cm
の範囲内において適宜選択する(各部分カバー2の幅と
長さについては1〜10cmの差を付けてもよい)。
外に、楕円形、円形、箱蓋形、半筒形、半多角形等、産
業機械の移動機構5や固定機構6の形状や寸法に合わせ
て適宜決定すればよい。
カバー2の材質としては、前述したステンレス鋼を使用
してもよいが、17%Cr−2%Niを主成分として軟
質なフェライト相と硬質なマルテンサイト相と微細混合
組織を有する高強度複層組織ステンレス鋼、たとえば、
日新製鋼(株)製のNSS431EP−2を、板厚0.
1〜1.5mmにした極薄金属板を使用すると、テレス
コピックカバー1の弾力性、物理的強度を非常に強くで
き、また、溶接性、加工性、ばね性、打ち抜き性、耐食
性、疲労特性、硬度へたり性等を飛躍的に高められるの
で最適である。
分カバー2a〜2eの板厚を0.1〜1.5mmの極薄
金属板にするのは、板厚が0.01mm未満であると、
部分カバー2a〜eの物理的強度を保持し難くなるため
であり、また、板厚が1.5mmを超すと、部分カバー
2a〜2eの物理的強度は強くなるが、重量が重くなる
傾向がある。
タグラフ3としては、ばねステンレス薄板鋼の1枚もの
の連結バー7を使用したり、あるいは、厚さ0.1〜3
mmのばねステンレス薄板鋼を2〜10枚を積層した連
結バー7を用いると、弾性、バネ性、物理的強度が一段
と強くなり、タワミ係数も一層高くなるために、パンタ
グラフ3を弾力性に富んだものにすることができ、さら
に、パンタグラフ3に過大な力がかかっても、薄くて、
積層されたばねステンレス薄板鋼製の各連結バー7は相
互にひなって、緩衝して耐え凌ぎ、曲がったり、折れた
りすることはなく、パンタグラフ3の伸縮性、摺動性、
直進性を一段と向上し、パンタグラフ3を一層長期間に
渡ってより安定して、円滑に作動する。
は、前述したばね鋼またはばねステンレス薄板鋼以外
に、17%Cr−2%Niを主成分として軟質なフェラ
イト相と硬質なマルテンサイト相との微細混合組織を有
する高強度複層組織ステンレス鋼(日新製鋼(株)製の
NSS431EP−2)を使用すると、パンタグラフ3
を薄くて、軽量にでき、弾力性、物理的強度等を向上で
き、テレスコピックカバー1のパンタグラフ3として最
適である。
結バー7にすると、その側面の間に一度潤滑油等の油を
注入すると、毛細管的作用で各連結バー7側面間の全体
に潤滑油等の油が浸透して行き、各連結バー7の側面に
潤滑油等の油を常に含浸状態に保持でき、パンタグラフ
3が摺動する際、各連結バー7の相互のひなりや緩衝性
は一段と向上する。
潤滑油の油が滲み出てきて、各連結バー7や取付軸9の
周辺に、絶えず潤滑油の油を供給することになり、パン
タグラフ3の伸縮性、摺動性、直進性はより一段と向上
し、パンタグラフ3をより一層長期間に渡って格段に安
定して、円滑に作動できるとともに、各連結バー7や取
付軸9が摩耗することなく、異音や故障も発生しない。
9の材質としては、ステンレス鋼を使用してもよいが、
浸粒窒化処理をしたステンレス鋼を使用すると、この摺
動軸8と取付軸9は、その表面が硬化されているために
非常に摺動性と物理的強度に優れており、前述した産業
器機の移動機構に取り付けたテレスコピックカバー1の
パンタグラフ3に過大な力がかかっても、摺動軸8と取
付軸9の表面が破損してガタが生じることがなく、か
つ、摺動軸8と取付軸9の内部までは硬化されていない
ために柔軟性があり、軸が曲がったり、折れたりするこ
とがなく、端部全体にパンタグラフ3の伸縮性、摺動性
を向上させ、長期間に渡って安定して、円滑に作動させ
る。
9に介挿するリング状の緩衝材11の材質としては、前
述したウレタン以外に、ゴム、ニトルゴム、フェルト、
その他、緩衝作用のあるものであればどのようなもので
も使用でき、また、リング状の緩衝材11の外径はパン
タグラフ3の連結バー7の幅によって適宜決定するが、
通常の場合、図3または図5に示すように、連結バー7
の幅より1〜5mm程度大きくし、さらに、リング状の
緩衝材11の厚みは0.5〜3mm程度とするとよい。
ンタグラフ3の連結バー7の幅より1〜5mm程度大き
くするのは、パンタグラフ3の収縮時にリング状の緩衝
材11の外周が邪魔して連結バー7同士が衝突するのを
防止するためであって、リング状の緩衝材11の外径が
連結バー7の幅より1mm未満であると、リング状の緩
衝材11が押圧されて連結バー7同士が衝突する危険が
あって不都合であり、また、リング状の緩衝材11の外
径が連結バー7の幅より5mmを超えると、パンタグラ
フの収縮度合いが小さくなってテレスコピックカバーの
摺動範囲に支障がでるので不得策である。
9に介挿するリング状の摺動制御材13の材質として
は、前述した磁石、たとえば、フェライト、希土類等が
適当であり、リング状の摺動制御材13の外径はパンタ
グラフ3の連結バー7の幅とほぼ同じか、若干小さめで
あればよく、さらに、リング状の摺動制御材13の厚み
は0.5〜3mm程度とするとよい。
ンタグラフ3が収縮する際、磁力で連結バー7の摺動抵
抗を若干高めることによって、連結バー7の摺動性を制
御して、連結バー7同士の衝突を防止するものである
が、図5に示すように、リング状の緩衝材11の中に、
リング状の摺動制御材13を挿填して摺動軸8と取付軸
9に介挿することによって、相乗作用によって連結バー
7の摺動性を適格に制御するとともに連結バー7同士の
衝突を確実に防止してもよい。
〜2bの先端または周辺には、超極薄金属板のブレード
4を固定するとよく、超極薄金属板のブレード4の形状
としては、1枚の長い平板状のもの、コの字状のもの、
長方形を多数並べたもの、その他、超極薄金属板のブレ
ード4を摺動させることによってテレスコピックカバー
1より切り粉や切削用水等を外部に排出できるものであ
れば、どのような形状であってもよい。
は、前述したばねステンレス薄板鋼以外に、前述した低
炭素含有量で高クロム含有量のステンレス鋼を用いるこ
とが最適であり、この素材は最近開発された新素材であ
って、高強度(引張強さ1000〜1200N/mm2
)の優れた特性を有し、たとえば、日新製鋼(株)の
高強度ステンレス鋼は、SUS631、NSSHT17
70、NSSHT1960、NSSHT2000(平成
9年3月頃開発)の製品番号で販売されている。
テンレス鋼は、硬度(耐摩耗性)に富み、溶接による強
度低下が小さいという優れた特性があって、この優れた
特性を有する素材を板厚0.01〜0.3mmにして超
極薄金属板を小型、軽量の高性能のブレード4として利
用する。
炭素含有量で高クロム含有量のステンレス鋼の炭素量が
0.03%未満であると、溶接性は一段とよくなるが、
ブレード4として硬度に難点が起き、また、ステンレス
鋼の炭素量が0.1%超えると、超極薄金属板としての
ブレード4を部分カバー2に直接に溶接する際に強度低
下を起して不適当である。
する低炭素含有量で高クロム含有量のステンレス鋼のク
ロム量が10%未満であると、超極薄金属板としてのブ
レード4に十分な硬度(耐摩耗性)を持たせることがで
きず、クロム量を20%を超えると、超極薄金属板とし
てのブレード4の硬度を一層増加させることはできるが
弾力性に難点が発生して不適当である。
は低炭素含有量で高クロム含有量のステンレス鋼の板厚
を0.01〜0.3mm(望ましくは0.05〜0.1
mm)にすると、ブレード4として使用する際に高強度
(引張強さ)、弾力性等を生かすことができ、超極薄金
属板としてのブレード4を薄く、小型、軽量、コンパク
トにするとともに、テレスコピックカバーの被摺動面と
の接触面積を小さくし、摩擦抵抗を軽減して、テレスコ
ピックカバーの摺動個所または移動機構に余分な荷重、
負担をかけず、テレスコピックカバーの駆動電力を節減
できる。
クカバー1の各部分カバー2に固定するについては、超
極薄金属板のブレード4の一端部分を、部分カバー2の
端部の摺動個所に直接に溶接し、部分カバー2より突出
(0.05〜1mm)させた部分をブレードとして使用
するが、ブレード4の形状としては、平板状であって、
ブレード4の先端部分が部分カバー2より突出させるこ
とが可能であれば、いかなる形状でもかまわない。ま
た、ブレード4の一端部分を部分カバー2に溶接する手
段としては、電気スポット溶接やレーザー溶接が好まし
いが、これら以外の溶接方法でもよいことはいうまでも
ない。
コピックカバー1の各部分カバー2に固定するについて
は、超極薄金属板のブレード4を薄金属板のスペーサー
(図示せず)スリットに嵌め込むとともに、ブレード4
の一端部分をスペーサーより突出させ、このスペーサー
を薄金属板の部分カバーに電気スポット溶接やレーザー
溶接する以外に、その他方法で固定してもよい。
0.5〜3cm、長さが1〜5cm、板厚が0.01〜
0.3mmのブレード4を、部分カバーの2の端部の摺
動個所の前方の1辺に、または、3辺にコの字状にブレ
ード4の個数としては部分カバー2の大きさによって左
右されるが、通常の場合には2〜8個/10cm(部分
カバー当たり)が適当である。
スコピックカバー1に産業機械の主軸頭等の移動機構5
を装填する他の機構としては、テレスコピックカバー1
の部分カバー2aまたは2eの端部に切込部を設けて、
この切込部に産業機械の主軸頭等の移動機構5を挿填し
てもよく、また、この切込部を向かい合わせに組み合わ
せて産業機械の主軸頭等の移動機構5を挿填してもよ
く、さらには、テレスコピックカバー1の中央の部分カ
バーに、産業機械の主軸頭等の移動機構5を装填する設
置口を設けてもかまわない。
スコピックカバー1の部分カバー2の表面に押圧する際
の圧力は、前述した従来のばね用ステンレス、焼き入れ
リボン鋼製の極薄金属板のブレードの場合には50〜6
00g(100mm当たり)の圧力であったが、超極薄
金属板のブレード4の場合には、10〜300g(10
0mm当たり)の圧力であり、摩擦抵抗が少なく、ブレ
ード4や産業機械の被摺動面4等に余分な荷重、負担が
かからず、良好なシール性とワイピング性を発揮する。
ー2の所定個所、たとえば、下部の四隅にローラー14
を取り付けてレール15に乗せることによって、テレス
コピックカバー1の摺動性を高めてもよく、このローラ
ー14を取り付ける個所は部分カバー2の四隅以外に、
摺動性が悪い個所であれば、どこでも取りつけてもよ
い。
ー2の所定個所、たとえば、下部側面に、図7に示すよ
うに、拘束スライドガイド16を取り付けてスライドレ
ール17に嵌め込むことによって、テレスコピックカバ
ー1の摺動性を高めてもよく、拘束スライドガイド16
としては、たとえば、ボールベアリング18をリング状
に内蔵した日本ベアリング株式会社製のNBスライドガ
イドSEB、SEB−A、SEB−AYが最適であり、
前述したローラー14や拘束スライドガイド16以外に
も、滑車、ベアリング、その他の移動促進器具を設けて
もよい。
の往復摺動の際の異音や騒音を防止でき、また、テレス
コピックカバーの均等摺動性、直進性を改善でき、特
に、テレスコピックカバーが収縮するときのパンタグラ
フ同士の衝突を確実に防止で、パンタグラフの破損やテ
レスコピックカバーの損傷を防止できるという優れた利
点がある。
バーの各部分カバーを軟質なフェライト相と硬質なマル
テンサイト相との微細混合組織を有する高強度複層組織
ステンレス鋼で製作すると、従来のテレスコピックカバ
ーの各部分カバーに比較して、各部分カバーを薄くする
ことが可能であるために、テレスコピックカバーの各部
分カバーの間隔を減少でき、テレスコピックカバーを全
体としてもコンパクトにでき、テレスコピックカバーの
全体重量も軽量化できる長所がある。
用によって、テレスコピックカバーを摩擦抵抗と金属騒
音を小さくし、安定して往復摺動させることも可能であ
り、特に最近のコンパクト化した高性能の産業器機に取
り付けるスペースの少ないテレスコピックカバーとして
最適な状態で使用できるという利点がある。
パンタグラフの材質として、軟質なフェライト相と硬質
なマルテンサイト相との微細混合組織を有する高強度複
層組織ステンレス鋼で製作することによって、パンタグ
ラフを極薄状、極軽量にできるばかりか、パンタグラフ
の硬度、弾力性、物理的強度、耐久性等の性能も格段に
向上させることができる。
カバーの各部分カバーの端部に固定するブレードの硬
度、弾力性、物理的強度等を一層増大させるとともに、
ブレードを一段と小さく、薄くし、接触面積を小さくで
き、ブレードの摩擦抵抗の軽減、耐久性、摺動性、シー
ル性、スイーピング性をより向上させることができる。
カバーを摺動させるについて、各部分カバーに隙間なく
ブレードを取り付けて隙間をなくし、切り粉や切削用水
等が侵入することを防止でき、産業機械の移動機構の円
滑な摺動性を保持し、産業機械の性能を十分に発揮させ
ることができる。
カバーの各部分カバーに固定するブレードの素材とし
て、炭素量とクロム量を所定の範囲に調整した鉄鋼また
はステンレス鋼の超極薄金属板を使用すると、従来のゴ
ム製のブレードに比較して、ブレードの厚みを飛躍的に
薄くすることが可能であるために、テレスコピックカバ
ーの各部分カバーの間隔を一段と減少でき、テレスコピ
ックカバーを全体としてもよりコンパクトにでき、テレ
スコピックカバーの全体重量も一層軽量化できるという
優れたメリットがある。
量を所定の範囲に調整した鉄鋼またはステンレス鋼の超
極薄金属板のフレードは、硬度、弾力性、物理的強度等
が、従来の場合に比較して、格段と高く、かつ、薄く
て、接触面積が小さく、摩擦抵抗が小さいという特性が
あるために、ブレードの耐久性、摺動性、シール性、ス
イーピング性を、従来の場合に比較して、数段に向上さ
せることができる利点がある。
カバーにローラーや拘束スライドガイド等の移動促進機
器を付設することによって、テレスコピックカバーの摩
擦抵抗の低減、耐久性や耐摩耗性を向上させることが可
能であるとともに、テレスコピックカバーの摺動に直進
性を与え、安定して往復摺動させることができる。
可能に積層して形成したテレスコピックカバーにパンタ
グラフとブレードを取り付けた状態を示す平面説明図で
ある。
パンタグラフをテレスコピックカバーに固定した状態を
示す側断面説明図である。
径を有するリング状の緩衝材を摺動軸と取付軸に介挿し
た状態を示す側断面説明図である。
の外径を有するリング状の摺動制御材を摺動軸と取付軸
に介挿した状態を示す側断面説明図である。
径を有するリング状の緩衝材の中にリング状の摺動制御
材を挿填して摺動軸と取付軸に介挿した状態を示す側断
面説明図である。
を取り付けた状態を示す断面説明図である。
イドガイドを取り付けた状態を示す断面説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 薄金属板のブレードを固定した薄金属板
の部分カバーの複数枚を摺動可能に積層して形成したテ
レスコピックカバーにパンタグラフを取り付けて、産業
器機の移動機構の移動に応じて、テレスコピックカバー
をパンタグラフと一体として摺動させるについて、パン
タグラフの摺動軸と取付軸に、パンタグラフの連結バー
の幅より若干大きい外径を有するリング状の緩衝材を介
挿して、パンタグラフが収縮する際の連結バーの衝突に
よる衝撃を吸収するパンタグラフを設けたテレスコピッ
クカバー。 - 【請求項2】 薄金属板のブレードを固定した薄金属板
の部分カバーの複数枚を摺動可能に積層して形成したテ
レスコピックカバーにパンタグラフを取り付けて、産業
器機の移動機構の移動に応じて、テレスコピックカバー
をパンタグラフと一体として摺動させるについて、パン
タグラフの摺動軸と取付軸に、パンタグラフの連結バー
の幅とほぼ同じ大きさの外径を有するリング状の摺動制
御材を介挿して、パンタグラフが収縮する際の連結バー
の衝突を防止するパンタグラフを設けたテレスコピック
カバー。 - 【請求項3】 薄金属板のブレードを固定した薄金属板
の部分カバーの複数枚を摺動可能に積層して形成したテ
レスコピックカバーにパンタグラフを取り付けて、産業
器機の移動機構の移動に応じて、テレスコピックカバー
をパンタグラフと一体として摺動させるについて、パン
タグラフの摺動軸と取付軸に、パンタグラフの連結バー
の幅より若干大きい外径を有するリング状の緩衝材の中
にリング状の摺動制御材をはめ込んで介挿して、パンタ
グラフが収縮する際の連結バーの衝突による衝撃を吸収
するパンタグラフを設けたテレスコピックカバー。 - 【請求項4】 薄金属板の各部分カバーとパンタグラフ
の材質として、17%Cr−2%Niを主成分として軟
質なフェライト相と硬質なマルテンサイト相との微細混
合組織を有する高強度複層組織ステンレス鋼の極薄金属
板を使用した請求項1または請求項2あるいは請求項3
記載のパンタグラフを設けたテレスコピックカバー。 - 【請求項5】 炭素量0.03〜0.1%、クロム量1
0〜20%を含む鉄鋼またはステンレス鋼の超極薄金属
板のブレードを、直接または薄板状のスペーサーのスリ
ットに嵌め込んで薄金属板の部分カバーに固定する請求
項1または請求項2あるいは請求項3記載のパンタグラ
フを設けたテレスコピックカバー。 - 【請求項6】 テレスコピックカバーの薄金属板の部分
カバーの少なくとも四隅に、ローラーとレールまたは拘
束スライドガイドとスライドレール等の移動促進器具を
取り付けテレスコピックカバーの摺動性を高めた請求項
1または請求項2あるいは請求項3記載の緩衝材付きの
パンタグラフを設けたテレスコピックカバー。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34173899A JP4328432B2 (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | パンタグラフを設けたテレスコピックカバー |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP34173899A JP4328432B2 (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | パンタグラフを設けたテレスコピックカバー |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001157944A true JP2001157944A (ja) | 2001-06-12 |
JP4328432B2 JP4328432B2 (ja) | 2009-09-09 |
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ID=18348398
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4328432B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008279523A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Tekutowan:Kk | 差込型ブレードを着脱可能に取り付けたテレスコピックカバー |
JP2009241163A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Komatsu Ntc Ltd | 工作機械用のテレスコカバー |
JP2017148917A (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | ブラザー工業株式会社 | テレスコピックカバー及び工作機械 |
KR102308546B1 (ko) * | 2021-03-31 | 2021-10-01 | 윤병화 | 제진기 수로개방 랙피니언 구동장치 |
KR102319609B1 (ko) * | 2021-04-15 | 2021-11-01 | 신신이앤지(주) | 하수 및 오폐수 처리용 평면스크린 |
KR102328807B1 (ko) * | 2021-05-04 | 2021-11-22 | 주식회사삼영이앤티 | 제진기의 거대협잡물 제거장치 |
-
1999
- 1999-12-01 JP JP34173899A patent/JP4328432B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2008279523A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Tekutowan:Kk | 差込型ブレードを着脱可能に取り付けたテレスコピックカバー |
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