JP2001157660A - 電子内視鏡 - Google Patents

電子内視鏡

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JP2001157660A
JP2001157660A JP34456799A JP34456799A JP2001157660A JP 2001157660 A JP2001157660 A JP 2001157660A JP 34456799 A JP34456799 A JP 34456799A JP 34456799 A JP34456799 A JP 34456799A JP 2001157660 A JP2001157660 A JP 2001157660A
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light
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秀夫 杉本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子内視鏡のスコープの対物レンズからの物
体距離に差がある場合でも良好な光学像をモニタ上に再
現する。 【解決手段】 スコープ10の口金15が挿入される受
部18の底部18Bに仕切り板35を配設する。仕切り
板35は例えば樹脂等を成形した可撓性を有する薄板で
ある。底部18Bのスリットに回転部35B、回転部3
5Cが配設されるよう仕切り板35を底部18B内に設
ける。ネジ穴36B、36Cを挿通するネジにより回転
部35B、35Cを白色光源22の射出光の光束に沿っ
て回転可能に支持する。第1のライトガイド、第2のラ
イトガイド14の間に仕切り板35が位置決めされるよ
う、仕切り板35の本体35Aの端部が嵌合する切り込
みを口金15の端面に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スコープと画像信
号処理ユニットから成る電子内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子内視鏡において、電子内視鏡
のスコープの先端側にはCCD(charge coupled devic
e )イメージセンサ等の固体撮像素子が対物レンズと組
み合わされた撮像部が設けられている。スコープ内には
光ファイバー束から成る照明用のライトガイドが挿通さ
れている。スコープが画像信号処理ユニットに接続され
ると、ライトガイドは画像信号処理ユニット内に設けら
れたキセノンランプやハロゲンランプ等の照明用光源と
光学的に接続される。照明用光源から射出された光はラ
イトガイドによりスコープの先端に導かれ、ライトガイ
ドの出射端近傍に設けられた配光レンズを介してスコー
プよりCCDイメージセンサ受光面の前方に照射され
る。さらに、あるスコープでは、CCDイメージセンサ
の前方を一様に照明するために、ライトガイドの出射端
を複数に分割してCCDイメージセンサの周囲に配置す
ると共に、画像信号処理ユニット側、即ち入射端では1
本にまとめられている。
【0003】スコープの先端部が患者の体腔内に挿入さ
れると、ライトガイドにより照射された観察部位が対物
レンズによりCCDイメージセンサの受光面に結像さ
れ、画素信号として光電変換される。CCDイメージセ
ンサにより得られた画素信号は画像信号処理ユニットに
送られ、画像信号処理ユニット内で画素信号に基づいて
ビデオ信号が作成される。ビデオ信号は画像信号処理ユ
ニットからTVモニタに出力され、光学的被観察像がT
Vモニタ装置に表示される。
【0004】通常、このような電子内視鏡において、被
観察部位の照明光の光量はCCDイメージセンサの画素
信号から抽出される輝度情報に基づいて光源に組み込ま
れた絞りを駆動することにより調節される。一方、スコ
ープ先端に設けられる対物レンズは被写界深度の深いも
のが用いられる。体腔内の病巣等の患部を発見するた
め、患部を含む広い領域全体を観察する必要があるから
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の照明
光出射端が分割された電子内視鏡では、ライトガイドの
入射端は1本にまとめられているため、複数に分割され
たライトガイドの出射端のそれぞれから照射される照明
光の光量は同一である。従って、撮像部からの距離が近
い部位と遠い部位が混在した視界において、上述のよう
に被写界深度の深い対物レンズにより撮影する際、例え
ばCCDイメージセンサに近い観察部位に合わせて照明
光の光量を調節すると、CCDイメージセンサから遠い
観察部位は光量が十分でないためTVモニタ上での再現
性が悪く、逆にCCDイメージセンサから遠い観察部位
に合わせて光量を調節すると、CCDイメージセンサに
近い観察部位は、CCDイメージセンサのダイナミック
レンジの上限を超えてしまい、TVモニタ上でハレーシ
ョンを起こしてしまうという問題があった。
【0006】また、出射端が複数に分割され入射端では
1本にまとめられたライトガイドが例えば入射端におい
て光学的に2分割されているとする。この時、照明用光
源から射出され集光レンズ等を介してライトガイドの入
射端に導かれる光束の光軸とライトガイドの入射端の分
割の境界面とは一般的にずれている。言い換えると、入
射端の分割の境界面上に上述の光束の光軸が在るように
厳密に調整するのは困難である。従って、光軸は分割さ
れた領域のどちらか一方に在ることになる。
【0007】一方、上述の射出光は厳密には完全な平行
光ではない。従って、ライトガイド入射端から離れた位
置においては入射端の分割された領域のうち上述の光軸
の存在しない領域には入射するはずがない位置にある光
束でも、その一部は入射端直前においては、その光軸の
存在しない領域側に浸入し入射してまう(光の漏れ込
み)。照明用光源とライトガイド入射端との間には光量
調節用絞りが存在するが、この絞りの開度により射出光
の拡散の度合いも変化するので、上述の光の漏れ込みの
量は非線形に変化する。
【0008】上記の要因により、ライトガイド入射端の
分割された各領域へ入射する光束を厳密に分けられな
い。従って、入射端の各領域について 撮像部からの距
離が近い部位と遠い部位が混在した視界を被写界深度の
深い対物レンズで撮影することから生じる上述の問題に
関わる適切な光量調整をすることは困難となる等の問題
が生じる。この第2の問題を解決する方法として、照明
用光源と入射端、及び絞りと入射端の各距離を小さくす
ることが考えられるが、機構上限度がある。
【0009】本発明は、以上の問題を解決するものであ
り、ライトガイドにおいて複数に分割された出射端に対
応して複数に分割された入射端の各領域へ入射する光束
を厳密に分けて適切な光量調整を可能とすると共に、被
観察体の観察可能な範囲において対物レンズからの物体
距離が異なる場合でも、良好な光学的被観察像が得られ
る電子内視鏡を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子内視鏡
は、スコープと、このスコープが着脱自在に接続される
画像信号処理ユニットとを備えた電子内視鏡において、
スコープは、画像信号処理ユニット内に設けられた光源
からの射出光をスコープの先端側に導き、被観察体に照
射するための、出射端にて複数に分割されたライトガイ
ドと、ライトガイドを出射端側における複数の分割に対
応して分割された入射端側において保持するライトガイ
ド保持部材とを有し、画像信号処理ユニットは、スコー
プが接続される際、ライトガイド保持部材が挿入される
筒状の受部と、受部の端部近傍に配設され、射出光のう
ちライトガイドへ導かれる光束の光量を調節するための
絞りと、受部の端部に設けられ、射出光のうちライトガ
イドへ導かれる光束を入射端の分割に応じて分離して振
り分けて導くための仕切り部材とを有することを特徴と
する。
【0011】好ましくは、仕切り部材は、スコープを画
像信号処理ユニットに接続すると、その側端部の一部が
ライトガイド保持部材の端面に押圧されるよう設けられ
ている。
【0012】好ましくは、仕切り部材は可撓性を有し、
かつ受部内において光路に沿って変位可能に支持されて
おり、ライトガイド保持部材の端面に押圧されるとライ
トガイド保持部材への付勢力を発生させる。
【0013】好ましくは、ライトガイド保持部材の端面
には、スコープを画像信号処理ユニットに接続すると仕
切り部材の側端部が嵌合する切り込みが形成されてい
る。
【0014】ライトガイドは例えば、入射端において2
つに分割され、それぞれ入射端の端面が半円に成形さ
れ、光学的には互いに独立したまま互いの端面の直線部
が当接するよう1つにまとめられており、光源側から見
た場合、切り込みは直線部の当接部分の延長上に相当す
る位置に形成されている。
【0015】また、ライトガイドは例えば入射端におい
て2つに分割され、それぞれの入射端の端面が所定の間
隔をおいて配置されるようライトガイド保持部材により
保持され、スコープを画像信号処理ユニットに接続する
と、光源側から見た場合、仕切り部材が2つの端面の間
に位置決めされるよう、切り込みは形成されている。
【0016】以上のように本発明によれば、画像信号処
理ユニット内において、スコープのライトガイド保持部
材が挿入される筒状の受部の端部に仕切り部材が設けら
れており、光源からの射出光のうち、ライトガイドの複
数に分割された出射端に対応した入射端のそれぞれの領
域の1つに導かれる光束が、他の領域に導かれる光束の
光路に浸入することが防止される。即ち、複数のライト
ガイドのそれぞれの出射端から被観察体へ照射される光
の光量が正確に制御される。その結果、対物レンズによ
り観察可能な範囲において対物レンズからの物体距離が
異なる場合でも、良好な光学的被観察像がTVモニタ等
に映し出される。
【0017】仕切り部材をライトガイド保持部材の端面
に押圧されるよう配設し、また、仕切り部材を可撓性を
有する部材で成型し、かつ受部内において光路に沿って
変位可能に支持することにより、スコープを画像信号処
理ユニットに接続すると、仕切り部材のライトガイド保
持部材に対する付勢力が発生する。従って、仕切り部材
の平面性が維持され、複数のライトガイドの近位端へ入
射する光束の光路の仕切りの精度が高まる。
【0018】ライトガイド保持部材の端面には切り込み
が形成されている。従って、スコープを画像信号処理ユ
ニットに接続する際、仕切り部材の側端部が切り込みに
嵌合するようスコープの先端部を位置決めすることによ
り、仕切り部材に対するライトガイド保持部材の複数の
ライトガイドの端面の位置を正確に定めることが容易で
ある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本願発明に係る実施形態
が適用される電子内視鏡のブロック図である。スコープ
10は可撓性導管(可撓管)を有し、画像信号処理ユニ
ット20に着脱自在に接続される。スコープ10の先端
側には撮像センサ11が設けられている。スコープ10
を画像信号処理ユニット20に接続すると撮像センサ1
1はCCDドライバ12を介して画像信号処理ユニット
20に接続される。スコープ10内には第1のライトガ
イド13及び第2のライトガイド14が挿通されてい
る。第1及び第2のライトガイド13、14の出射端
は、スコープ10の先端まで延びている。
【0020】画像信号処理ユニット20のシステムコン
トローラ21は電子内視鏡を全体的に制御するマイクロ
コンピュータである。即ち、システムコントローラ21
は中央処理ユニット(CPU)、種々のルーチンを実行
するためのプログラム、常数等を格納する読出し専用メ
モリ(ROM)、データ等を一時的に格納する書込み/
読出し自在なメモリ(RAM)から成る。
【0021】スコープ10を画像信号処理ユニット20
に接続すると、第1及び第2のライトガイド13、14
の入射端は画像信号処理ユニット20内に設けられたキ
セノンランプあるいはハロゲンランプ等の白色光源22
に光学的に接続される。第1及び第2のライトガイド1
3、14の入射端と白色光源22との間には絞りユニッ
ト23、集光レンズ群24が設けられている。
【0022】画像信号処理ユニット20には操作パネル
25が設けられ、この操作パネル25には種々の表示灯
や種々のスイッチが設けられる。電源スイッチ(SW)
101により画像信号処理ユニット20の主電源(図示
せず)のON/OFFを切替えられ、点灯スイッチ(S
W)102により白色光源22の点灯が制御される。
【0023】点灯SW102からの信号に基づいてシス
テムコントローラ21はランプ電源回路26に制御信号
を出力する。システムコントローラ21からの制御信号
に従い、ランプ電源回路26により白色光源22への給
電が適宜制御される。尚、ランプ電源回路26はプラグ
(図示せず)を介して商用電源に接続されている。
【0024】図2はスコープ10の先端部と画像信号処
理ユニット20への差込部との対応関係を模式的に示す
図である。尚、図の簡略化のため一部の部材は省略され
ている。スコープ10の先端側、即ち第1及び第2のラ
イトガイド13、14の出射端には、それぞれ第1の配
光レンズ31、第2の配光レンズ41が配設されてい
る。撮像センサ11はCCDイメージセンサ110と対
物レンズ群111を備えている。スコープ10の先端側
において、第1のライトガイド13はCCDイメージセ
ンサ110の水平転送部の信号電荷出力端側(図示せ
ず)に配設され、第2のライトガイド14はCCDイメ
ージセンサ110の水平転送部の信号電荷出力端の反対
側に配設される。
【0025】スコープ10の画像信号処理ユニット20
への差込部、即ち第1及び第2のライトガイド13、1
4の入射端の端面は、図3に示すようにそれぞれ半円に
成形され、光学的には互いに独立したまま互いの端面の
直線部13L、14Lが当接するよう、口金15により
1つにまとめられている。また、口金15の端面におい
て、白色光源22(図1参照)側から見た場合、直線部
13L、14Lの当接部分の延長上に相当する位置に切
り込み15B及び15Cが形成されている。
【0026】図4は、画像信号処理ユニット20内にお
いて、スコープ10の入射端が接続されている部分の近
傍を示す図であり、一部の部材のみ断面で示されてい
る。スコープ10は、口金15を画像信号処理ユニット
20の側面に設けられた差込口16から挿入することに
より、画像信号処理ユニット20に接続される。差込口
16はスコープ10の挿入方向に沿って所定の高さを有
する環状の壁部であり、壁部の外周面には全周にわたっ
て所定の深さを有する溝16Aが刻設されている。溝1
6AにはCリング17が配設されている。また、画像信
号処理ユニット20内において口金15を受けるための
円筒状の受部18が、差込口16から画像信号処理ユニ
ット20の内部に向かって形成されている。さらに、画
像信号処理ユニット20の側面において差込口16の近
傍には、スコープ10の差込位置を確定するための位置
確定穴20Aが形成されている。
【0027】スコープ10において、口金15の周囲に
は口金15の長手方向に沿って所定の高さを有する環状
の壁部19が形成されている。壁部19の内周面には所
定の深さを有する溝19Aが形成されている。溝19A
は、溝19Aにより規定される径がCリング17の外径
よりもわずかに小さくなるよう形成される。また、壁部
19の端面の一部には突起部19Bが形成されている。
【0028】口金15を差込口16から挿入し、スコー
プ10の壁部19の端面が画像信号処理ユニット20の
側面に当接するまで口金15を受部18に差し込み、図
4に示すように、突起部19Bが位置確定穴20Aに嵌
合するようスコープ10を画像信号処理ユニット20に
対して位置決めする。突起部19Bと位置確定穴20が
嵌合することにより、口金15の軸心を中心としたスコ
ープ10の回転が防止される。また、上述のように、ス
コープ10の壁部19の溝19Aは差込口16に配設さ
れたCリング17の外径よりも僅かに小さいため、Cリ
ング17は溝19Aに嵌合すると共に、壁部19を内周
面から外周面に向かう方向に付勢する。従って、スコー
プ10が画像信号処理ユニット20から不用意に離脱す
ることが防止される。
【0029】受部18の底部と白色光源22との間には
絞りユニット23、集光レンズ群24が配設されてい
る。即ち、白色光源22から射出され集光レンズ24群
により平行光となった射出光は、絞りユニット23を介
して、受部18に挿入された口金15に保持された第1
及のライトガイド13(図示せず)及び第2のライトガ
イド14へ導かれる。絞りユニット23は、絞り33と
アクチュエータ34を備える。アクチュエータ34は、
本体内に駆動源としてDCサーボモータ等を備えてお
り、本体は支持機構(図示せず)により画像信号処理ユ
ニット20内に固定されている。
【0030】図5は絞り33、第1及び第2のライトガ
イド13、14を白色光源22の側から示す正面図であ
る。尚、図5においてアクチュエータ34の本体部分等
の一部の部材は図の簡略化のため省略されている。絞り
33は薄板であり、上端部から下端部に向かって次第に
広がる略セクタ状に成形されている。上端部は、アクチ
ュエータ34のモータの出力軸34Aに固定されてい
る。従って、モータの正逆回転に伴う出力軸34Aの回
転に応じて、絞り33は出力軸34Aを中心として時計
周りあるいは反時計周りに揺動する。図5は、絞り33
が基準位置にある状態、即ち、時計周り若しくは反時計
周りのどちらにも揺動していない状態を示している。
【0031】絞り33の下端部近傍には穴133が形成
されている。穴133において第1のライトガイド13
側の縁部133Rは、絞り33を時計周りに回転させた
場合、白色光源22(図4参照)の側から見て第1のラ
イトガイド13の端面の直線部13Lと第2のライトガ
イド14の端面の直線部14Lとの当接部分に重なり合
うよう、所定の角度をもって形成されている。同様に、
穴133において第2のライトガイド14側の縁部13
3Lは、絞り33を反時計周りに回転させた場合、白色
光源22の側から見て直線部13Lと直線部14Lとの
当接部分に重なり合うよう、所定の角度をもって形成さ
れている。換言すれば、絞り33が基準位置にあると
き、直線部13Lと直線部14Lとの当接部分を延長し
絞り33に投影した線と、縁部133R及び133Lを
延長した線は出力軸34Aで交わるよう、穴133は形
成されている。
【0032】絞り33が基準位置に位置決めされている
場合、図5から明らかなように、第1及び第2のライト
ガイド13、14への光路は遮断されず、射出光の光量
は調節されずそのまま第1及び第2のライトガイド1
3、14へ導かれる。絞り33が図5に示す基準位置か
ら時計周りに揺動されると、白色光源22の射出光の第
2のライトガイド14への光路は絞り33により遮断さ
れず、第1のライトガイド13への光路のみが絞り33
により遮断される。従って、白色光源22の射出光の第
1のライトガイド13への光路の範囲が決定され、第1
のライトガイド13へ導かれる光量のみが調節される。
一方、絞り33が図4に示す基準位置から反時計周りに
揺動されると、白色光源22の射出光の第1のライトガ
イド13への光路は絞り33により遮断されず、第2の
ライトガイド14への光路のみが絞り33により遮断さ
れる。従って、白色光源22の射出光の第2のライトガ
イド14への光路の範囲が決定され、第2のライトガイ
ド14へ導かれる光量のみが調節される。
【0033】即ち、アクチュエータ34のモータの回転
方向、及び回転量を適宜制御することにより、第1のラ
イトガイド13への光量、若しくは第2のライトガイド
14への光量が調節される。尚、第1のライトガイド1
3への光量を調節する場合、縁部133Rが第1のライ
トガイド13の端面の直線部13Lと第2のライトガイ
ド14の端面の直線部14Lとの当接部分に重なり合う
位置まで絞り33が反時計方向に揺動されることがない
ようモータの回転量は制御される。同様に、第2のライ
トガイド14への光量を調節する場合、縁部133Lが
直線部13Lと直線部14Lとの当接部分に重なり合う
位置まで絞り33が時計方向に揺動されることがないよ
うモータの回転量は制御される。
【0034】受部18の底部には仕切り板35が配設さ
れている。ここで図4、6及び7を参照して仕切り板3
5と受部18の底部における仕切り板35の支持構造に
ついて説明する。図6は、口金15が受部18に挿入さ
れていない状態を示しており、図4と同様、一部部材の
み断面で示されている。図7は受部18を絞り33の側
から示す正面図であり、各部の構成を明示するため図4
及び図6とは異なる拡大率で示される。仕切り板35は
例えば樹脂等を成形した可撓性を有する薄板であり、本
体35A、回転部35B及び35C、本体35Aと回転
部35Bを連結するアーム35D、本体35Aと回転部
35Cを連結するアーム35Eを有する。回転部35
B、35Cにはそれぞれネジ穴36B、36Cが穿設さ
れている。
【0035】底部18Bには白色光源22の射出光の光
束に沿って、図7に示すようにスリット180B、18
0Cが刻設されている。受部18の外周面において、底
部18Bのスリット180Bに対応する位置に切り欠き
部37Bが形成され、スリット180Cに対応する位置
に切り欠き部37Cがそれぞれ形成されている。切り欠
き部37Bにはネジ38Bが配設されている。ネジ38
Bのシャフトはスリット180Bを貫通し、底部18B
に固定されている。同様に、切り欠き部37Cにはネジ
38Cが配設され、ネジ38Cのシャフトはスリット1
80Cを貫通し底部18Bに固定されている。
【0036】仕切り板35は、回転部35Bがスリット
180B内に配設され、回転部35Cがスリット180
C内に配設されるよう、底部18B内に設けられる。ス
リット180B内において、ネジ38Bは回転部35B
のネジ穴36Bを挿通し、スリット180C内におい
て、ネジ38Cは回転部35Cのネジ穴36Cを挿通し
ており、回転部35B、35Cはそれぞれスリット18
0B、180Cに沿って回転可能にネジ38B、38C
により支持されている。
【0037】図6に示すように、口金15の先端が底部
18Bにまで挿入されていない状態では、仕切り板35
にはいかなる外力も加えられておらず、本体35Aの端
部の一部はスリット180B、180Cの底面に当接し
ている。
【0038】口金15の先端が底部18Bまで挿入され
ると、口金15の端面の切り込み15B、15C(図3
参照)に仕切り板35の本体35Aの端部が嵌合し、か
つ絞り33側へ押圧される。上述のように、仕切り板3
5は可撓性を有し、かつ回転部35B、35Cはスリッ
ト180B、180Cに沿って回転可能に支持されてい
る。従って、図4に示すように、仕切り板35の回転部
35Bはねじ穴36Bを回転中心として反時計周りに回
転し、回転部35Cはねじ穴36Cを回転中心として時
計周りに回転し、同時に、アーム35D及び35Eはそ
れぞれ本体35Aに近づく方向へ変位し、本体35Aは
絞り33側へ変位し、かつ受部18を底部18Bから差
込口16へ向かう方向へ付勢する。
【0039】尚、上述のスコープ10の壁部19の突起
部19Bと口金15の切り込み15B、15C、及び画
像信号処理ユニット20の位置確定穴20Aと仕切り板
35は、突起部19Bを位置確定穴20Aを嵌合させる
と、切り込み15B、15Cに仕切り板35の端面が嵌
合するよう、それぞれ相対的位置関係を有している。
【0040】第1及び第2のライトガイド13、14の
入射端と絞り33との間に上述のような仕切り板35を
設けることにより、第1のライトガイド13の入射端へ
導かれる光束が第2のライトガイド14の入射端へ導か
れる光束の光路へ浸入することが防止され、また第2の
ライトガイド14の入射端へ導かれる光束が第1のライ
トガイド13の入射端へ導かれる光束の光路へ浸入する
ことが防止される。即ち、第1及び第2のライトガイド
13、14の入射端へ導かれる光束の光量は、絞り33
により規定される光量となる。
【0041】図1を参照すると、画像信号処理ユニット
20において、白色光源22の光射出側には回転式三原
色カラーフィルタとして回転式RGBカラーフィルタ2
7が介在させられる。回転式RGBカラーフィルタ27
は図8に示すように円板要素からなり、それぞれセクタ
状の赤色フィルタ27R、緑色フィルタ27G、青色フ
ィルタ27Bが設けられている。赤色フィルタ27R、
緑色フィルタ27G、青色フィルタ27Bはそれぞれの
半径方向の中心が120°の角度間隔となるよう、円板
要素の円周方向に沿って配置されており、互いに隣接す
るフィルタ間の領域は遮光領域である。
【0042】回転式RGBカラーフィルタ27は、サー
ボモータあるいはステッピングモータ等の駆動モータ2
8により回転させられる。回転式RGBカラーフィルタ
27の回転周波数は電子内視鏡で採用されるTV映像再
現方式に応じて決められる。例えば、PAL方式が採用
されている場合には、回転式RGBカラーフィルタ27
の回転周波数は25Hzであり、NTSC方式が採用されて
いる場合には、その回転周波数は30Hzとなる。
【0043】例えば、回転式RGBカラーフィルタ27
が回転周波数30Hzで回転させられるとすると(NTSC
方式)、その1回転に要する時間は約33.3msec(1/30se
c )となり、各色フィルタによる照明時間はほぼ33.3/6
msecとなる。ライトガイドの出射端の端面から赤色光、
緑色光及び青色光が毎33.3msec間にほぼ33.3/6msecだけ
順次射出させられて、被観察体は赤色光、緑色光及び青
色光により順次照明され、その各色の光学的被観察体像
が撮像センサ11の対物レンズ群111によってCCD
イメージセンサ110の受光面に順次結像させられる。
撮像センサ11はそのCCDイメージセンサ110の受
光面に結像された各色の光学的被観察体像を1フレーム
分のアナログ画素信号に光電変換し、その各色の1フレ
ーム分のアナログ画素信号は各色の照明時間(33.3/6ms
ec)に続く次の遮光時間(33.3/6msec)にわたって撮像
センサ11から順次読み出される。このような撮像セン
サ11からのアナログ画素信号の読み出しはスコープ1
0内に設けられたCCDドライバ12によって行なわれ
る。
【0044】尚、厳密に言うと、カラーフィルタ27
R、27G及び27Bからのそれぞれの色の出力パワー
及びCCDイメージセンサ110の分光感度特性が異な
るために、赤色光、緑色光及び青色光による照明時間は
それぞれ多少異なったものとされるが、CCDイメージ
センサ110からのそれぞれの色の1フレーム分のアナ
ログ画素信号の読み出しは同じ態様で遮光時間内で行な
われる。
【0045】図1に示すように、スコープ10が画像信
号処理ユニット20に接続されるとCCDドライバ12
は映像信号処理回路29に接続される。撮像センサ11
から読み出された画素信号はCCDドライバ12を介し
て映像信号処理回路29に送られる。映像信号処理回路
29において、送られてきた画素信号からRGBのカラ
ーアナログビデオ信号が生成され、TVモニタ50に送
られる。
【0046】さらに、上述の操作パネル25は輝度調整
ユニット103を備える。輝度調整ユニット103は、
具体的にはTVモニタ50の映像再現画面全体の照明に
よる輝度を増大させるUPボタンスイッチと、輝度を減
少させるDOWNボタンスイッチと、輝度レベル表示器
とから構成される。UPボタンスイッチを押すことによ
り輝度増大パルス信号がシステムコントローラ21に対
して出力され、DOWNボタンスイッチを押すことによ
り輝度減少パルス信号がシステムコントローラ21に対
して出力される。輝度増大パルス信号の出力の度毎に後
述する輝度参照値が所定量だけ段階的に増大させられ、
輝度減少パルス信号の出力の度毎に輝度参照値が所定量
だけ段階的に減少させられる。DOWNボタンスイッ
チ、UPボタンスイッチの操作により指定された輝度レ
ベルが輝度レベル表示器に段階的に表示され、電子内視
鏡の操作者に認識される。
【0047】図9は、画像信号処理ユニット20の映像
信号処理回路29の要部を示す図である。スコープ10
のCCDドライバ12によって撮像センサ11から読み
出された各色の1フレーム分のアナログ画素信号は前段
信号回路201に入力される。前段信号回路201には
プリアンプ、帯域制限用ビデオフィルタ、ガンマ回路等
が設けられており、CCDドライバ12から出力された
アナログ画素信号の増幅、ガンマ補正等の所定の画像処
理が行なわれる。
【0048】前段信号回路201で処理された各色の1
フレーム分のアナログ画素信号は順次アナログ/デジタ
ル(A/D)変換器202に送られ、デジタル画素信号
に変換され、次いで各色の1フレーム分のデジタル画素
信号はそれぞれR画像メモリ203R、G画像メモリ2
03G、B画像メモリ203Bに格納される。それぞれ
の画像メモリに格納された各色のデジタル画素信号は同
時に読み出され、各色の読み出しデジタル画素信号には
水平同期信号及び垂直同期信号等が付加される。即ち、
1フレーム分の三原色のデジタル画素信号はR画像メモ
リ203R、G画像メモリ203G、B画像メモリ20
3Bからカラーデジタルビデオ信号(R、G、B)とし
て出力されデジタルプロセス回路204に送られる。
尚、A/D変換器202における変換のタイミング、各
画像メモリへの画素信号の取り込み、同期信号の生成等
はタイミングコントローラ30により制御される。
【0049】デジタルプロセス回路204では、各色の
カラーデジタルビデオ信号に拡大、縮小、ノイズリダク
ション等の処理が施され、それぞれデジタル/アナログ
(D/A)変換器205R、205G、205Bに入力
される。各色の1フレーム分のカラーデジタルビデオ信
号はD/A変換器205R、205G、205Bで1フ
レーム分のカラーアナログビデオ信号に変換され、後段
信号処理回路206に入力される。各色の1フレーム分
のカラーアナログビデオ信号は後段信号処理回路206
においてローパスフィルタを経た後に適宜出力レベルを
調整されTVモニタ50に送られ、そこで光学的被観察
体像がカラー画像として再現される。
【0050】また、後段信号処理回路206ではカラー
アナログビデオ信号から輝度信号が生成され、第1の画
像エリア分解回路207、第2の画像エリア分解回路2
08に送られる。第1及び第2の画像エリア分解回路2
07、208では、第1及び第2のライトガイド13、
14による各照明エリアとCCDイメージセンサ110
との相対的な位置関係に基づいてCCDイメージセンサ
110の撮像領域を分割し、それぞれの撮像領域に相当
する輝度信号が抽出される。第1のライトガイド13の
照明エリアに相当する撮像領域の輝度信号は第1の画像
エリア分解回路207により抽出され、第2のライトガ
イド14の照明エリアに相当する撮像領域の輝度信号は
第2の画像エリア分解回路208により抽出される。
【0051】上述のように、本実施形態では、CCDイ
メージセンサ110の略中央の垂直転送部から見て、第
1のライトガイド13はCCDイメージセンサ110の
水平転送部の信号電荷出力端側に配設され、第2のライ
トガイド14は水平転送部の信号電荷出力端とは反対側
に配設されている。従って、第1及び第2の画像エリア
分離回路207、208により、CCDイメージセンサ
110の撮像領域を垂直転送部に沿って略中央で2分割
した各領域の輝度信号が抽出される。
【0052】第1の画像エリア分解回路207により抽
出された輝度信号は測光回路209に送られ、第2の画
像エリア分解回路208により抽出された輝度信号は測
光回路210に送られる。測光回路209、210は積
分回路であり、入力された輝度信号に積分処理が施され
る。その結果、第1のライトガイド13に相当する撮像
領域、及び第2のライトガイド14に相当する撮像領域
の平均輝度信号がそれぞれ生成される。
【0053】即ち、CCDイメージセンサ110の分割
された撮像領域のうち水平転送部の信号電荷出力端側の
撮像領域、即ちTVモニタ50の左側の領域に相当する
撮像領域の平均輝度信号が測光回路209で生成され、
CCDイメージセンサ110の分割された撮像領域のう
ち水平転送部の信号電荷出力端側と反対側の撮像領域、
即ちTVモニタ50の右側の領域に相当する撮像領域の
平均輝度信号は、測光回路210で生成される。
【0054】測光回路209、210で生成された平均
輝度信号は加算回路211により比較されその差分が制
御信号としてモータドライバ212に出力される。モー
タドライバ212では制御信号に基づいてアクチュエー
タ34のモータの回転方向及び回転駆動量が演算され、
駆動信号としてアクチュエータ34のモータに送られ
る。モータの駆動に応じて絞り33が上述のように揺動
し、第1若しくは第2のライトガイド13、14の入射
端に導かれる光量が制御される。
【0055】例えば、患者の体腔内の観察部位の第1の
配光レンズ31(図2参照)に対する物体距離が、第2
の配光レンズ41(図2参照)に対する物体距離より近
い場合、測光回路209から出力される平均輝度信号は
測光回路210から出力される平均輝度信号より高い。
従って、加算回路211及びドライバ212の処理によ
り、第1のライトガイド13の入射端へ導かれる光量が
減少するよう、絞り33は図5において反時計周りに所
定量、揺動され停止される。
【0056】観察部位の第1の配光レンズ31に対する
物体距離と第2の配光レンズ41に対する物体距離が略
等しく、測光回路209から出力される平均輝度信号と
測光回路210から出力される平均輝度信号が等しい場
合は、第1及び第2のライトガイド13、14に導かれ
る光量が同一となるよう、ドライバ212の制御により
絞り33は図5に示す基準位置に位置決めされる。
【0057】さらに、後段信号処理回路206で生成さ
れた輝度信号は測光回路213に送られる。即ち、測光
回路213には全撮像領域の輝度信号が送られる。測光
回路213は測光回路209及び210と同様の積分回
路であり、測光回路213の積分処理により全撮像領域
の平均輝度信号が生成される。
【0058】一方、上述のフロントパネル25の光量調
節ユニット103のUPボタンスイッチ、DOWNボタ
ンスイッチの操作により決定された参照輝度値はシステ
ムコントローラ21を介してD/A変換器214へ送ら
れ、アナログ参照輝度値に変換される。
【0059】加算回路215において、測光回路213
から出力された全撮像領域の平均輝度信号と、D/A変
換器214から出力されるアナログ参照輝度値が比較さ
れ、その差分電圧が制御信号としてランプ電源回路26
に送られる。ランプ電源回路26では入力された差分電
圧が電力増幅され、白色光源22へ送られ、白色光源2
2の射出光の光量の増減が調節される。
【0060】以上のようにして、TVモニタ装置50の
画像表示領域51の全体的な輝度が輝度調整ユニット1
03(図1参照)のDOWNボタン、UPボタンにより
指定された輝度レベルに一致するよう調整されると共
に、画像表示領域51の左領域51L、右領域51Rの
輝度が均一となるよう調整される。
【0061】本実施形態によれば、第1及び第2のライ
トガイド13、14の入射端へそれぞれ導かれる光束
の、他方の入射端への光束の光路への浸入が仕切り板3
5により防止される。従って、上述の測光回路209、
210及び加算回路211の処理による演算上の第1及
び第2のライトガイド13、14の入射端への光量より
も、実際にそれぞれの入射端へ入射する光束の光量が増
加することはない。即ち、絞り33と第1及び第2のラ
イトガイド13、14の入射端との間に仕切り板35を
設けることにより、画像表示領域51の左領域51L、
右領域51Rの輝度が正確に制御される。
【0062】尚、本実施形態の変形例として、第1及び
第2のライトガイド13、14を入射端において、図1
0に示すようにそれぞれの入射端の端面が所定の近接間
隔をおいて配置されるよう口金15により保持してもよ
い。この場合、仕切り板35は、図11に示すように第
1及び第2のライトガイド13、14の入射端の端面の
間に位置決めされるよう設けられる。
【0063】また、本実施形態において、画像表示領域
51の中央を縦に分割した左右の領域に表示される観察
部位が第1及び第2のライトガイド13、14により照
射されるよう、第1及び第2のライトガイド13、14
とCCDイメージセンサ110との相対的位置関係は定
められているが、これに限るものではない。例えば、画
像表示領域51の中央を水平走査線に沿うよう横に分割
した上下の領域に表示される観察部位が第1及び第2の
ライトガイド13、14により照射されるよう、第1及
び第2のライトガイド13、14とCCDイメージセン
サ110との相対的位置関係を定めてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ライト
ガイドにおいて複数に分割された出射端に対応して複数
に分割された入射端の各領域へ入射する光束を厳密に分
けて適切な光量調整を可能とすると共に、対物レンズに
より観察可能な範囲において対物レンズからの物体距離
が異なる場合でも、良好な光学的被観察像がTVモニタ
等に映し出される電子内視鏡が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態が適用される電子内視鏡
のブロック図である。
【図2】ライトガイドの出射端及び入射端近傍の構成を
模式的に示す図である。
【図3】ライトガイドの入射端の正面図である。
【図4】スコープを接続した状態の画像信号処理ユニッ
トの受部近傍を示す図である。
【図5】絞りユニットの正面図である。
【図6】スコープを接続していない状態の画像信号処理
ユニットの受部近傍を示す図である。
【図7】受部を絞りの側から示す正面図である。
【図8】RGB回転式カラーフィルタの正面図である。
【図9】映像信号処理回路の要部を示すブロック図であ
る。
【図10】本発明に係る実施形態の変形例におけるライ
トガイドの入射端の正面図である。
【図11】実施形態の変形例における受部を絞りの側か
ら示す正面図である。
【符号の説明】
10 スコープ 11 撮像センサ 13 第1のライトガイド 14 第2のライトガイド 15 口金 18 受部 20 画像信号処理ユニット 21 システムコントローラ 22 白色光源 23 絞りユニット 25 操作パネル 26 ランプ電源回路 27 回転式RGBカラーフィルタ 29 映像信号処理回路 30 タイミングコントローラ 33 絞り 35 仕切り板 50 TVモニタ装置 101 電源SW 102 点灯SW 103 輝度調節ユニット 207、208 画像エリア分離回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/238 H04N 5/238 Z 7/18 7/18 M Fターム(参考) 2H040 BA11 CA04 CA10 CA11 DA43 GA02 4C061 AA00 BB02 CC06 DD00 FF07 FF46 JJ06 LL02 MM03 NN01 RR02 RR15 RR19 RR22 5C022 AA09 AB03 AB15 AC42 AC54 AC55 AC56 AC74 5C054 AA01 CC07 EB05 EB07 GA04 GB01 HA12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スコープと、このスコープが着脱自在に
    接続される画像信号処理ユニットとを備えた電子内視鏡
    において、 前記スコープは、前記画像信号処理ユニット内に設けら
    れた光源からの射出光を前記スコープの先端側に導き、
    被観察体に照射するための、出射端にて複数に分割され
    たライトガイドと、 前記ライトガイドを前記出射端側における前記複数の分
    割に対応して分割された入射端側において保持するライ
    トガイド保持部材とを有し、 前記画像信号処理ユニットは、前記スコープが接続され
    る際、前記ライトガイド保持部材が挿入される筒状の受
    部と、 前記受部の端部近傍に配設され、前記射出光のうち前記
    ライトガイドへ導かれる光束の光量を調節するための絞
    りと、 前記受部の端部に設けられ、前記射出光のうち前記ライ
    トガイドへ導かれる光束を前記入射端の分割に応じて分
    離して振り分けて導くための仕切り部材とを有すること
    を特徴とする電子内視鏡。
  2. 【請求項2】 前記仕切り部材は、前記スコープを前記
    画像信号処理ユニットに接続すると、その側端部の一部
    が前記ライトガイド保持部材の端面に押圧されるよう設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子内
    視鏡。
  3. 【請求項3】 前記仕切り部材は可撓性を有し、かつ前
    記受部内において前記光路に沿って変位可能に支持され
    ており、前記ライトガイド保持部材の端面に押圧される
    と前記ライトガイド保持部材への付勢力を発生させるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の電子内視鏡。
  4. 【請求項4】 前記ライトガイド保持部材の端面には、
    前記スコープを前記画像信号処理ユニットに接続すると
    前記仕切り部材の側端部が嵌合する切り込みが形成され
    ていることを特徴とする請求項3に記載の電子内視鏡。
  5. 【請求項5】 前記ライトガイドは前記入射端において
    2つに分割され、それぞれ入射端の端面が半円に成形さ
    れ、光学的には互いに独立したまま互いの前記端面の直
    線部が当接するよう1つにまとめられており、前記光源
    側から見た場合、前記切り込みは前記直線部の当接部分
    の延長上に相当する位置に形成されていることを特徴と
    する請求項4に記載の電子内視鏡。
  6. 【請求項6】 前記ライトガイドは前記入射端において
    2つに分割され、それぞれの入射端の端面が所定の間隔
    をおいて配置されるよう前記ライトガイド保持部材によ
    り保持され、前記スコープを前記画像信号処理ユニット
    に接続すると、前記光源側から見た場合、前記仕切り部
    材が前記2つの端面の間に位置決めされるよう、前記切
    り込みは形成されていることを特徴とする請求項4に記
    載の電子内視鏡。
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