JP2001157647A - 手乾燥装置 - Google Patents

手乾燥装置

Info

Publication number
JP2001157647A
JP2001157647A JP34289399A JP34289399A JP2001157647A JP 2001157647 A JP2001157647 A JP 2001157647A JP 34289399 A JP34289399 A JP 34289399A JP 34289399 A JP34289399 A JP 34289399A JP 2001157647 A JP2001157647 A JP 2001157647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand
gas
gas outlet
insertion portion
drying device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34289399A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Kumamoto
保弘 熊本
Hiroshi Tagashira
博司 田頭
Yoshihiro Yonezawa
義弘 米澤
Tatsuo Tsukasaki
辰夫 司城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP34289399A priority Critical patent/JP2001157647A/ja
Publication of JP2001157647A publication Critical patent/JP2001157647A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手の両面に付着した水分を効率よく短時間に
除去する手乾燥装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 手を挿入する手挿入部12と、この手挿
入部12に挿入された手5に付着した水等を吹き飛ばす
ための気体を手5の一方側に吹き出す第1の気体吹出口
3と、この第1の気体吹出口3に気体を供給する気体供
給手段7と、手挿入部12に設けられて、第1の気体吹
出口3から吹き出された気体を回収する気体回収口4
と、この気体回収口4に連通する通風路6と、この通風
路6と連通して手5の他方側に吹き出す第2の気体吹出
口10とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、濡れた手に付着し
ている水等を気体で吹き飛ばして乾燥させる手乾燥装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手乾燥装置として、例えば図4に
示すように、本体100に内蔵した気体供給手段70か
ら供給される気体を加熱手段80を通して気体吹出口3
0から温風として吹き出して、手挿入空間40に挿入さ
れた手50を乾燥させるものが知られている。
【0003】また、特開昭63−154138号に見ら
れるものは、掌と手の甲を同時に高圧空気を当てて、手
に付着した水分を吹き飛ばして除去するというものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4の
ような構成では、吹き出された気体が1回の手の挿入に
対して、掌又は手の甲のいずれか片側ずつしか当てられ
ないため、複数回手の挿入を繰り返すことになり、乾燥
時間が長くなるという問題があった。
【0005】これに対して、特開昭63−154138
号の構成では、1回の手の挿入に対して、掌と手の甲に
一度に高圧空気を当てられるという利点はあったが、1
つの高圧空気供給手段で掌側と手の甲側を同時に満遍な
く高圧空気を当てる必要があるため、高圧空気のエネル
ギーが半減され、風速が手の片側のみに当てる場合の半
分程度しか得られず、乾燥能力が半減し、複数回手の挿
入を繰り返すことになり、前述と同様に乾燥時間が長く
なるという問題がある。この問題を解決するには、十分
な風速を得るために高圧空気供給手段を2つ設けること
が考えられるが、このようにすると、結果的に構造が複
雑になってコストが増加し、エネルギー効率が悪くなる
という問題が生じる。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、手の両面に付着した水分
を効率よく短時間に除去する手乾燥装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために本発明は、手を挿入する手挿入部
と、該手挿入部に挿入された手に付着した水等を吹き飛
ばすための気体を手の一方側に吹き出す第1の気体吹出
口と、該第1の気体吹出口に気体を供給する気体供給手
段と、前記手挿入部に設けられて前記吹出された気体を
回収する気体回収口と、該気体回収口に連通する通風路
と、該通風路と連通して手の他方側に吹き出す第2の気
体吹出口とを備えたことを特徴としている。
【0008】この構成によれば、手挿入部に挿入された
手の一方側に吹出された気体が、手に沿って流れて気体
回収口から通風路を通り、第2の気体吹出口から手の他
方側に吹き出されるため、手の一方側のみに吹き出すの
と同じエネルギーで、掌と手の甲の両側に同時に気体を
当てることができるので、複数回手の挿入を繰り返すこ
となく、手に付着した水分を効率よく除去することがで
き、手の乾燥時間を短縮することができる。
【0009】また、前記第1の気体吹出口を、使用者か
ら離れる方向に気体を吹き出すように設けるとともに、
前記手挿入部の奥側に前記気体回収口を設ければ、第1
の気体吹出口から吹き出された気体や飛散した水等が使
用者に当たって不快感を与えることがなく、また、第1
の気体吹出口から吹き出された気体が手に沿って効率よ
く気体回収口に流れ込むため、乾燥効率の向上が図れ
る。
【0010】また、前記第2の気体吹出口を、使用者か
ら離れる方向に気体を吹き出すように設ければ、第2の
気体吹出口から吹き出された気体や飛散した水等が使用
者に当たって不快感を与えることがない。また、第2の
気体吹出口から吹き出された気体が手に沿って効率よく
気体回収口に流れ込むため、乾燥効率の向上が図れる。
【0011】また、前記手挿入部は、挿入された手全体
を囲うように周囲壁を形成すれば、第1、第2の気体吹
出口から吹き出された気体の殆どが気体回収口に流れ込
むため、更に乾燥効率が向上するとともに、装置の周囲
に水等が飛散することがないので、床等を汚すことがな
く清掃性を向上させることができる。
【0012】また、前記気体供給手段から前記第1の気
体吹出口に至る通路の中途に、加熱手段を配設すれば、
第1の気体吹出口から吹き出された気体により手に付着
した水等を吹き飛ばすとともに、温風で乾かすことがで
きるので、乾燥効率が更に向上する。
【0013】また、前記通風路の中途に加熱手段を配設
すれば、前述と同様に、第2の気体吹出口から吹き出さ
れた気体により手に付着した水等を吹き飛ばすととも
に、温風で乾かすことができるので、乾燥効率が更に向
上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
【0015】図1は、本発明に係る手乾燥装置の第1の
実施例を示す側面図であり、図2は、本発明に係る手乾
燥装置の第1の実施例を示す正面図である。
【0016】図1及び図2に示すように、本体1の上部
には、断面略U字状に形成された手挿入部12が設けら
れており、この手挿入部12の入口部に手挿入口2を形
成している。また、手挿入口2近傍には、下方に第1の
気体吹出口3と、この第1の気体吹出口3と対向する位
置に第2の気体吹出口10が設けられている。
【0017】更に、手挿入部12の奥側の面12aに
は、第1、第2の気体吹出口3、10から吹き出された
高圧の気体を回収する気体回収口4が設けられ、この気
体回収口4と第2の気体吹出口10とを連通する通風路
6が形成されている。尚、気体回収口4は、吹き出され
た高圧の気体の風速と風量に対して、十分な面積を確保
すべく形成されている。
【0018】一方、本体1の下部には、高圧気体を供給
する高圧気体供給手段7が内蔵されており、この高圧気
体供給手段7と第1の気体吹出口3とが通路9を介して
連絡されている。また、通路9には、高圧気体供給手段
7から供給される高圧気体を加熱する加熱手段としての
ヒーター8が配設されている。
【0019】また、第1の気体吹出口3は、手挿入部1
2に挿入された掌側に向けて、且つ、使用者から離れる
方向に高圧気体を吹き出すように設けられており、同様
に、第2の気体吹出口10も、手5の甲側に向けて、且
つ、使用者から離れる方向に高圧気体を吹き出すように
設けられている。
【0020】尚、図1において、高圧気体供給手段7と
通風路6とを連通させて、第2の気体吹出口10から手
5の甲側に向けて高圧気体を吹き出し、気体回収口4と
第1の気体吹出口3とを連通する通路を別途設けるよう
にして、第1の気体吹出口3から掌側に向けて高圧気体
を吹き出すようにしてもよい。また、高圧気体供給手段
7を内蔵した本体1下部を手挿入部12の上方に配設す
るようにしてもよい。更に、図2の本体1は、高圧気体
供給手段7を内蔵した本体1下部を手挿入部12から離
れた位置に配設し、本体1下部と手挿入部12とをダク
ト等で連絡させるようにしてもよい。
【0021】また、図示はしないが、本体1には手挿入
部12に挿入された手5を検出するセンサや、センサか
らの信号で高圧空気供給手段7やヒーター8を制御した
り、動作を遅延させるタイマー手段を有する制御手段を
備えている。
【0022】前述のように構成された手乾燥装置の作動
について、以下に説明する。
【0023】使用者が挿入口2から手挿入部12に手5
を挿入すると、手検出センサ(図示せず)により手5を
検知し、その検出信号によって高圧気体供給手段7が駆
動し、第1の気体吹出口3から掌側に向けて、使用者か
ら離れる(実線で示す矢印)方向に温風となった高圧気
体が吹き出され、手5に付着した水等を吹き飛ばして手
の乾燥が開始される。
【0024】そして、掌側に当たった高圧気体は、手5
の接線方向に沿って気体回収口4へと向い、気体回収口
4に流入した高圧気体は通気路6を通って第2の気体吹
出口10から手5の甲側に向けて吹き出され、手5の接
線方向に沿って気体回収口4に再び流入されることにな
る。
【0025】ここで、通気路6は、第1、第2の気体吹
出口3、10から吹き出され、手5の接線方向に沿って
気体回収口4に向かう気体の圧力により、圧力室の状態
となり、第2の気体吹出口10から吹き出される気体は
高風速となる。従って、この構成では、高圧気体供給手
段7が1つで済み、且つ、手5の両側に当たる風速を確
保できるので、効率よく手5に付着した水等を除去する
ことができる。また、手5に当たった高圧気体が使用者
から離れる方向で手5の接線方向に沿って気体回収口4
に流入させるため、使用者に高圧気体が当たって不快感
を与えることがない。
【0026】図3は、本発明に係る手乾燥装置の第2の
実施例を示す側面図であり、上述した第1の実施例と同
様の構成は同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0027】図3に示すように、手挿入部12は、挿入
された手5全体を囲うように周囲壁13を形成してい
る。また、通気路6には、加熱手段としてのヒーター1
1を配設している。従って、このように構成することに
より、第1、第2の気体吹出口3、10から吹出された
高圧気体の殆どが気体回収口4に流れ込むため、更に乾
燥効率が向上するとともに、本体1の周囲に水等が飛散
することがないので、床等を汚すことがなく清掃性を向
上させることができる。また、通気路6から吹き出され
る高圧気体の温度を適温に制御すれば、更に乾燥時間の
短縮が可能となる。
【0028】上述した内容はあくまで本発明の一実施形
態に関するものであって、本発明が上記内容のみに限定
されることを意味されるものでない。例えば、手挿入部
12に第1、第2の気体吹出口3、10を上下に対向し
て設けたが、これに限らず、手挿入部12の左右に第
1、第2の気体吹出口3、10を対向して設けるように
してもよい。
【0029】また、手挿入部12の底面部に飛散水を排
水する排水口を設けるとともに、排水口の下方に排水ト
レイを着脱自在に備えるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手乾燥装置の第1の実施例を示す
側面図である。
【図2】本発明に係る手乾燥装置の第1の実施例を示す
正面図である。
【図3】本発明に係る手乾燥装置の第2の実施例を示す
側面図である。
【図4】従来の手乾燥装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1・・・本体 2・・・手挿入口 3・・・第1の気体吹出口 4・・・気体回収口 6・・・通気路 7・・・高圧気体供給手段 8、11・・・ヒーター(加熱手段) 9・・・通路 10・・・第2の気体吹出口 12・・・手挿入部 13・・・周囲壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 司城 辰夫 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手を挿入する手挿入部と、該手挿入部に
    挿入された手に付着した水等を吹き飛ばすための気体を
    手の一方側に吹き出す第1の気体吹出口と、該第1の気
    体吹出口に気体を供給する気体供給手段と、前記手挿入
    部に設けられて前記吹き出された気体を回収する気体回
    収口と、該気体回収口に連通する通風路と、該通風路と
    連通して手の他方側に吹き出す第2の気体吹出口とを備
    えたことを特徴とする手乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の気体吹出口は、使用者から離
    れる方向に気体を吹き出すように設けるとともに、前記
    手挿入部の奥側に前記気体回収口を設けてなることを特
    徴とする請求項1記載の手乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の気体吹出口は、使用者から離
    れる方向に気体を吹き出すように設けられてなることを
    特徴とする請求項1又は2記載の手乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記手挿入部は、挿入された手全体を囲
    うように周囲壁を形成してなることを特徴とする請求項
    1乃至3記載の手乾燥装置。
  5. 【請求項5】 前記気体供給手段から前記第1の気体吹
    出口に至る通路の中途に、加熱手段を配設してなること
    を特徴とする請求項1乃至4記載の手乾燥装置。
  6. 【請求項6】 前記通風路は、その中途に加熱手段を配
    設してなることを特徴とする請求項1乃至5記載の手乾
    燥装置。
JP34289399A 1999-12-02 1999-12-02 手乾燥装置 Pending JP2001157647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34289399A JP2001157647A (ja) 1999-12-02 1999-12-02 手乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34289399A JP2001157647A (ja) 1999-12-02 1999-12-02 手乾燥装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001157647A true JP2001157647A (ja) 2001-06-12

Family

ID=18357338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34289399A Pending JP2001157647A (ja) 1999-12-02 1999-12-02 手乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001157647A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2428569A (en) * 2005-07-30 2007-02-07 Dyson Technology Ltd Hand Dryer
US7946055B2 (en) 2005-07-30 2011-05-24 Dyson Technology Limited Dryer

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2428569A (en) * 2005-07-30 2007-02-07 Dyson Technology Ltd Hand Dryer
GB2428569B (en) * 2005-07-30 2009-04-29 Dyson Technology Ltd Dryer
US7946055B2 (en) 2005-07-30 2011-05-24 Dyson Technology Limited Dryer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101232836B (zh) 干燥装置
US7555209B2 (en) Hand dryer
JPH10290767A (ja) ハンドドライヤ
CN101232838A (zh) 干燥装置
EP1346660A4 (en) HAIR DRYER WITH A DEVICE FOR PROVIDING MINUSIONS
CN101720198A (zh) 交互式干燥机设备
JP3962842B2 (ja) 手乾燥装置
JPWO2018037554A1 (ja) 手乾燥装置
JP2001157647A (ja) 手乾燥装置
JP3994642B2 (ja) 手乾燥装置
JP2001208470A (ja) 傘乾燥機
JP2006288589A (ja) 手乾燥装置
JP2002360464A (ja) 手乾燥装置
JP3985757B2 (ja) 手乾燥装置
JP2001299636A (ja) 手乾燥装置
JPH11244191A (ja) 手乾燥装置
JP3791536B1 (ja) 手乾燥装置
JP3791010B2 (ja) 手乾燥装置
JPH0382419A (ja) 手乾燥装置
JPH0718695U (ja) 手乾燥装置
WO2018037557A1 (ja) 手乾燥装置
JP4915180B2 (ja) 手乾燥装置
JP2000139768A (ja) 循環式エアータオルの空気環流装置
JP3994647B2 (ja) 手乾燥装置
JP2011072510A (ja) 手乾燥装置