JP2001157219A - ディジタルコンバーゼンス装置 - Google Patents

ディジタルコンバーゼンス装置

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JP2001157219A
JP2001157219A JP33818599A JP33818599A JP2001157219A JP 2001157219 A JP2001157219 A JP 2001157219A JP 33818599 A JP33818599 A JP 33818599A JP 33818599 A JP33818599 A JP 33818599A JP 2001157219 A JP2001157219 A JP 2001157219A
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JP
Japan
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convergence
value
screen
high voltage
convergence correction
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Withdrawn
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JP33818599A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Sakamoto
務 坂本
Hideo Yamanaka
英雄 山中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧安定化回路を用いることなく、光軸中心
がオフセンターしたCRT式のプロジェクションテレビ
受信機にあって、画面の平均輝度の変動に伴う画面中心
部の色ずれが起こりにくく、良好な画面品位を実現す
る。 【解決手段】 RGBの光学系がオフセットの状態にあ
るCRT式のプロジェクションテレビ受信機において、
CRTを駆動する高圧発生回路53の高圧変動電圧を抽
出し、それをA/Dコンバータ11でサンプリングし、
そのレベルに基づいてR軸とB軸の横方向のスタティッ
クコンバーゼンスを互いに逆方向に変動させることによ
り、高価な高圧安定化回路を用いなくても、高圧の変動
によって画面中心部に色ずれが生じることのない良好な
画面品位を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CRT(陰極線
管)方式のプロジェクションテレビ受信機に用いて好適
なディジタルコンバーゼンス補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4を用いて従来のCRT式プロジェク
ションテレビ受信機の光学的構成について説明する。図
4(a)に示す1R,1G,1Bは、それぞれ投射レン
ズ付きブラウン管である。ブラウン管1R,1G,1B
の表示部分の大きさは、対角180mm程度で、赤
(R)、緑(G)、青(B)の蛍光体によりそれぞれの
色専用になっており、投射レンズが付けられ、スクリー
ン2へ赤、緑、青の映像を拡大投射する。3はミラー
で、投写レンズ付きブラウン管からの投写光を前方に反
射する役割を担う。投写レンズ付きブラウン管1R,1
G,1BからのR,G,Bの投写光をスクリーン2上で
結像させ、映像を表示させる。
【0003】4R、4G、4Bは、コンバーゼンスヨー
クであり、それぞれのブラウン管1R,1G,1Bのネ
ックに取り付けられた、2組ずつのコイルである。ここ
に流す電流の量に基づき電子ビームの向きをリアルタイ
ムに制御することで、歪みの大きいプロジェクションテ
レビ受信機においても、後述のコンバーゼンス回路と組
み合わせることで、歪みや色ずれのない映像を実現可能
となる。それぞれのコイルは、縦方向制御用と横方向制
御用と動きが別なため、2組必要である。
【0004】ここで、図5を用いて高圧発生回路及び高
圧安定化回路の説明を行う。51は水平ドライブ回路、
52は水平出力回路、53は高圧発生回路である。高圧
発生回路53は、約30KVの電圧を発生し、ブラウン
管1R、1G、1Bのアノードにそれぞれ供給する。5
4は高圧安定化回路であり、映像の平均レベルの高低
(全体輝度の高低)により平均ビーム電流が変動し、高
圧が安定しない現象を補正する回路である。
【0005】これについて図6を用いさらに詳しく説明
すると、521は水平出力トランジスタ、522は共振
コンデンサー、523は偏向ヨークである。共振コンデ
ンサー522と偏向ヨーク523による共振回路によっ
て、約1200Vのパルスを発生させる。
【0006】高圧発生回路53は、次の構成になってい
る。531はフライバックトランス、532は整流ダイ
オード、533は平滑コンデンサーである。これらによ
り、水平出力回路52からの約1200Vのパルスを、
10倍以上に昇圧し、整流し、平滑することで約30K
Vの高圧を得ている。
【0007】534は高圧検出用の分割抵抗器、541
は増幅アンプ、542はパワートランジスタ、543,
545,546はコンデンサ、544はダイオードであ
る。
【0008】分割抵抗器534により検出された高圧の
変動は、アンプ541で増幅し、共振コンデンサ522
の並列の関係にあるコンデンサ545、546の容量負
荷の変化に基づいて、偏向ヨークとの共振周波数を動か
すことで、発振電圧を変えている。
【0009】これにより、映像の平均レベルの変動によ
り高圧(アノード電圧)が動くことはなくなり、画面の
大きさが画面の明るさで動くことはなくなる。
【0010】ところで、プロジェクションテレビ受信機
にあって、コストを少しでも下げようとした場合に、多
少の画面の大きさの変動を無視すれば、高圧安定化回路
54は除去することも考えられる。
【0011】しかしながら、投写距離が短く、小型化を
目的としたプロジェクションテレビ受信機では、ブラウ
ン管、投写レンズの赤、青の光軸がスクリーン2上で、
図7(a)〜(c)に示すように、一致していない場合
がある。
【0012】このようなプロジェクションテレビ受信機
においては高圧安定化回路54がなく、図7(d)のよ
うに画面の大きさが左右に変わる場合、中心が違うた
め、画面中心付近では色ずれが発生する。このため、高
圧安定化回路54を外すことはできなかった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のディジタルコンバーゼンス装置では、光学系がオフセ
ンターしたプロジェクションテレビ受信機にあっては、
高圧安定化回路が必須であることからコスト高が避けら
れない、という問題があった。
【0014】この発明の目的は、高圧安定化回路なしに
高圧の変動によって画面中心部付近の色ずれ発生を防止
し、良好な画質品位を得るディジタルコンバーゼンス装
置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明のディジタルコンバーゼンス装置で
は、複数本のブラウン管のそれぞれに表示された映像
を、光学手段によりスクリーン上に拡大投影する投射型
映像表示装置において、前記ブラウン管のそれぞれに対
応する前記光学手段の光軸が、スクリーン上で一致しな
い配置となるよう取り付けた光学手段支持装置と、前記
ブラウン管のアノード電圧の変化を検出する高圧変動検
出手段と、前記高圧変動検出手段の出力に基づき、前記
スクリーン上に映し出された表示画像の位置を左右に動
かすスタティックコンバー出力を制御しコンバーゼンス
歪みを補正するコンバーゼンス補正手段とを具備してな
ることを特徴とする。
【0016】上記した構成によれば、コンバーゼンス補
正手段のスタティックコンバーゼンス補正量を、高圧変
動に合わせて変動させることで、高価な高圧安定化回路
を用いなくても、高圧の変動によって画面中心部に色ず
れが生じることなく、良好な画面品位を得ることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、こ
の発明の第1 の実施の形態について説明するための構成
図である。
【0018】図1において、11は、CRTのアノード
を駆動する高圧発生回路53内の高圧変動検出用の検出
用抵抗器534から得られた電圧を入力とするアナログ
・ディジタル(A/D)コンバータである。12はスタ
ティックコンバーゼンスの量を保持するレジスタ、13
はコンバーゼンスのデータを保持する不揮発性メモリ、
14は、一例として図2に示す横7点、縦5点の画素デ
ータを保持するメモリであり、不揮発性メモリ13から
のコンバーゼンス補正データを電源投入後転送し保持す
る。
【0019】また、15は垂直内挿回路であり、補正点
間の約50本の走査線に対応する各色のコンバーゼンス
補正データを、上下の補正データより内挿演算し、出力
する回路である。
【0020】16は水平内挿回路であり、補正点間の2
点のコンバーゼンス補正データを左右の補正データより
内挿演算し、出力する回路である。この内挿演算によ
り、各色の1水平走査期間に21点の補正データを出力
することができる。
【0021】17はD/Aコンバータで、水平内挿回路
16からの入力をアナログ信号に変換する。18はD/
Aコンバータ17からの階段波状アナログ波を平滑し、
滑らかな補正波形に変換するローパスフィルタである。
19は、ローパスフィルタ18からの補正波形を増幅
し、コンーバーゼンスヨーク20を駆動するための電流
増幅器である。コンーバーゼンスヨーク20は、R,
G,Gのブラウン管の各色縦方向用、横方向用2系統の
計6系統分を備えている。
【0022】このためRAM14、レジスタ12と水平
内挿回路16以降は、内挿回路15,16を1系統で実
現できるため、時分割より6系統分の各回路をそれぞれ
駆動するようにしてある。
【0023】次に、A/Dコンバータ11の入力される
信号を出力する高圧発生回路53の高圧変動検出につい
て図3を用い説明するが、従来の図6と同一の機能の部
分には同一の符号を付して説明する。
【0024】51は水平ドライブ回路、521は水平出
力トランジスタ、522は共振コンデンサー、523は
偏向ヨークである。共振コンデンサー522と偏向ヨー
ク523による共振回路によって、約1200Vのパル
スを発生させる。
【0025】53は高圧発生回路、531はフライバッ
クトランス、532は整流ダイオード、533は平滑コ
ンデンサーであり、これらにより、水平出力回路52か
らの約1200Vのパルスを10倍以上に昇圧し、整流
し、平滑することで約30KVの高圧を得ている。53
4は高圧変動検出用の抵抗分割器であり、この出力をA
/Dコンバータ11の入力信号とする。
【0026】仮に、高圧発生回路53の変動が輝度の高
い映像の振り込みより起こった場合、その変動波形を、
A/Dコンバータ11でディジタル信号に変換し、レジ
スタ12からのスタティックコンバーの値を、乗算器2
1を介して数パーセント増減させる。その値を各画面内
の補正データを出力するメモリ14からの値に加算器2
2により加算を行い、次段の垂直内挿回路15へ出力
し、コンバーゼンスデータとする。
【0027】この一連の動作により、図7(d)に示す
オフセンターしたR、G、Bの投射映像では、それぞれ
の光学中心をセンターとして、左右に画面の大きさが変
動していたため、図17(d)に示すように、画面中心
では赤、青が逆向きにずれるが、そのずれ分をディジタ
ルコンバーゼンスのスタティックコンバーゼンスを逆方
向に制御することで、図7(e)に示すように、画面中
心部での大きな色ずれを抑えることが可能となる。
【0028】このように、R,G,Bのブラウン管のそ
れぞれの光軸がスクリーン上でオフセットしているプロ
ジェクションテレビ受信機にあって、高圧安定化回路な
しに高圧変動時の色ずれをなくし、ディジタルコンバー
ゼンスのスタティックコンバー補正値を制御すること
で、大きな色ずれを抑えて良好な画面品位を実現できる
とともに、コストダウンが期待できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のディジ
タルコンバーゼンス装置によれば、光軸中心がオフセン
ターしたプロジェクションテレビ受信機にあっても、高
圧安定化回路を用いることなく、画面の平均輝度の変動
に伴う画面中心部の色ずれが起こりにくく、良好な画面
品位を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態について説明する
ための構成図。
【図2】図1における画素データを保持例について説明
するための説明図。
【図3】図1における高圧発生回路の高圧変動の検出後
の処理について説明するための回路図。
【図4】従来のCRT式プロジェクションテレビ受信機
の光学的構成について説明するための構成図。
【図5】従来の高圧発生回路および高圧安定化回路につ
いて説明するための構成図。
【図6】図5をより具体的に説明するための回路図。
【図7】赤、青の光軸がスクリーン上で、一致しない場
合について説明するための説明図。
【符号の説明】
1R,1G,1B…ブラウン管、2…スクリーン、3…
ミラー、4R,4G,4B…コンバーゼンスヨーク、1
1…A/Dコンバータ、12…レジスタ、13…不揮発
性メモリ、14…メモリ、15…垂直内挿回路、16…
水平内挿回路、17…D/Aコンバータ、18…ローパ
スフィルタ、19…電流増幅器、20…コンーバーゼン
スヨーク、21…乗算器、22…加算器、51…水平ド
ライブ回路、52…水平出力回路、53…高圧発生回
路、534…抵抗分割器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のブラウン管のそれぞれに表示さ
    れた映像を、光学手段によりスクリーン上に拡大投影す
    る投射型映像表示装置において、 前記ブラウン管のそれぞれに対応する前記光学手段の光
    軸が、スクリーン上で一致しない配置となるよう取り付
    けた光学手段支持装置と、 前記ブラウン管のアノード電圧の変化を検出する高圧変
    動検出手段と、 前記高圧変動検出手段の出力に基づき、前記スクリーン
    上に映し出された表示画像の位置を左右に動かすスタテ
    ィックコンバー出力を制御しコンバーゼンス歪みを補正
    するコンバーゼンス補正手段とを具備してなることを特
    徴とするディジタルコンバーゼンス装置。
  2. 【請求項2】 前記コンバーゼンス補正手段は、 前記表示画像の代表点のコンバーゼンス補正値を保持す
    るメモリと、 前記代表点間のコンバーゼンス補正値を作り出す内挿演
    算器と、 前記画面の左右方向のオフセット値を保持するスタティ
    ックコンバー値レジスタと、 前記高圧変動検出手段による検出値の増減に基づき、ス
    タティックコンバーゼンス補正値を増減させる演算器
    と、 前記内挿演算器からの値と前記演算器からの値を加算す
    る加算器とを備えてなることを特徴とする請求項1に記
    載のディジタルコンバーゼンス装置。
  3. 【請求項3】 前記コンバーゼンス補正手段は、 前記表示画像の代表点のコンバーゼンス補正値を保持す
    るメモリと、 画面の左右方向のオフセット値を保持するスタティック
    コンバー値レジスタと、 高圧変動検出回路からの値の増減に基づきスタティック
    コンバーゼンス補正値を増減させる演算器と、 前記メモリからの値と前記演算器からの値を加算する加
    算器と、 前記加算器からの値を用いて代表点間のコンバーゼンス
    補正値を作り出す内挿演算器とを備えてなることを特徴
    とする請求項1に記載のディジタルコンバーゼンス装
    置。
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Effective date: 20070206