JP2001156947A - Lcr情報生成装置およびlcr装置 - Google Patents

Lcr情報生成装置およびlcr装置

Info

Publication number
JP2001156947A
JP2001156947A JP33781199A JP33781199A JP2001156947A JP 2001156947 A JP2001156947 A JP 2001156947A JP 33781199 A JP33781199 A JP 33781199A JP 33781199 A JP33781199 A JP 33781199A JP 2001156947 A JP2001156947 A JP 2001156947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
lcr
communication route
ground
date
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33781199A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Kaji
雅也 加治
Hideyuki Takeuchi
英幸 竹内
Yasuo Mizudori
康夫 水鳥
Tomohiro Shindo
智啓 眞銅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
NTT Communications Corp
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
NTT Communications Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd, NTT Communications Corp filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP33781199A priority Critical patent/JP2001156947A/ja
Publication of JP2001156947A publication Critical patent/JP2001156947A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Meter Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が付加的な通話料金割引サービスを利
用する場合でも、最も通話料金が安い電気通信事業者を
適切に選択することができるLCR装置を、安価に提供
する。 【解決手段】 契約情報メモリ111は、付加的な割引
サービスへの契約状況を、加入者毎に記憶する。テーブ
ル作成部112は、契約情報と対地番号とを用いて事業
者決定テーブルを加入者毎に作成する。通信制御部11
5は、事業者決定テーブルおよび対地番号テーブルをメ
モリ113,114から読み出して、通信制御部121
に送る。LCR装置120の事業者選択部125は、こ
れらのテーブルと日時情報管理部124の日時情報とを
用いて、その時間帯で最も安価な通信事業者を選択す
る。事業者決定テーブルを加入者毎に作成するので、L
CR装置120内のプログラムやデータが簡単化され、
必要なメモリ容量が小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通話料金が低い
通信ルートを選択するためのLCR情報を生成するLC
R情報生成装置、および、このLCR情報を用いて通信
ルートを選択するLCR装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、我が国には複数の電気通信事業者
が存在し、各事業者ごとに独自の電話通信サービスが提
供されている。
【0003】各事業者が提供する通信サービスには、そ
れぞれ、異なる料金体系が設定されている。したがっ
て、利用者は、複数種類の電話通信サービスに加入する
ことにより、通話相手の市外局番等に応じて最も安価な
電話通信サービスをその都度選択して、通信を行うこと
が可能となる。
【0004】安価な電話通信サービスを選択するための
装置としては、LCR(Least CostRouting)装置が知ら
れている。LCR装置は、予め複数の事業者の料金体系
データを記憶しており、通話相手の市外局番等の情報に
基づいて最も安価な事業者を自動的に選択して、電話回
線の接続処理を行う。いずれかの事業者が電話通信サー
ビスの料金体系を変更した場合には、新しい料金体系デ
ータが、電話回線を介して、ダウンロードセンタから各
加入者のLCR装置に送られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】今日では、通話料金の
低価格化競争が激化しているため、多くの電気通信事業
者は、加入者に、付加的な通話料金割引サービスを提供
している。この種の割引サービスとしては、例えば、エ
ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社の「テ
レジョーズ」(登録商標)等が知られている。付加的な
通話料金割引サービスの提供を受けるか否かは、各加入
者の任意である。すなわち、各加入者は、様々な通話料
金割引サービスの中から、自分が望む通話料金割引サー
ビスを選択して、個別に契約する。
【0006】通話料金割引サービスの登場により、同じ
事業者の電話通信サービスに加入していても、加入者ご
とに料金体系が異なるものになっている。また、上述の
ような付加的サービスの多様化により、料金体系の複雑
さも増大している。
【0007】これに対して、通話料金割引サービスの適
用/不適用を考慮して電話通信サービスを選択するLC
R装置が、既に提案されている(特開平8−13054
9号公報参照)。このLCR装置は、内部のメモリに、
通常の料金体系のデータに加えて、通話料金割引サービ
スに係るデータを記憶する。そして、内部の処理装置
が、通話料金割引サービスの適用を考慮して、最も安価
な電話通信サービスを自動的に選択する。
【0008】しかしながら、上記公報に記載されたLC
R装置は、内部のメモリ容量が増大して、装置のコスト
が高くなってしまうという欠点があった。
【0009】また、上記公報のLCR装置は、LCR装
置の利用者が新たな通話料金割引サービスの契約を追加
した場合や、通話料金割引サービスの内容・適用条件等
が変更になった場合に、内部のプログラムやデータを変
更する必要が生じるという欠点、すなわち、通話料金割
引サービスの変更等にフレキシブル且つ迅速に対応する
ことができないという欠点があった。
【0010】したがって、内部のメモリ容量が小さく、
通話料金割引サービスの変更等にフレキシブル且つ迅速
に対応することができるLCR装置が嘱望されていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題は、この発明
に係るLCR情報生成装置およびLCR装置によって解
決される。
【0012】(1)第1の発明は、通話料金が低い通信
ルートをLCR装置に選択させるための、LCR情報を
生成するLCR情報生成装置に関する。
【0013】そして、適用される通話料金割引サービス
の内容を加入者回線ごとに記憶する契約情報記憶手段
と、相手先局番を通話料金体系に応じたグループに分割
し、これらのグループごとに対地番号を割り振ることに
よって生成された対地番号情報を記憶する、対地番号情
報記憶手段と、対地番号と日時情報とを用いて通信ルー
トを選択するための通信ルート決定情報を、契約情報記
憶手段の記憶情報を用いて加入者回線ごとに生成する、
通信ルート決定情報生成手段と、対地番号情報または通
信ルート決定情報を含むLCR情報をLCR装置に送信
する、送信手段とを備える。
【0014】このLCR情報生成装置によれば、契約情
報記憶手段が、通話料金割引サービスの種類を加入者回
線ごとに記憶するので、加入者回線ごとにLCR情報を
生成することができる。また、LCR情報として、対地
番号情報および通信ルート決定情報を採用することによ
り、全体としてのデータ量を低減することができる。
【0015】(2)第2の発明は、LCR情報を用いて
通話料金が低い通信ルートを選択するLCR装置に関す
る。
【0016】そして、相手先局番と対地番号との関係を
示す対地番号情報、または、対地番号と日時情報とを用
いて通信ルートを選択するための通信ルート決定情報を
含むLCR情報を受信する受信手段と、受信手段が受信
した対地番号情報を記憶する対地番号情報記憶手段と、
受信手段が受信した通信ルート決定情報を記憶する通信
ルート決定情報記憶手段と、日時情報を管理する日時情
報管理手段と、相手先局番に対応する対地番号を対地番
号情報記憶手段から読み出し、この対地番号と日時情報
管理手段から読み出した日時情報とに対応する通信ルー
トを通信ルート決定情報記憶手段から読み出す通信ルー
ト選択手段とを備える。
【0017】このLCR装置によれば、加入者回線ごと
に生成されたLCR情報を使用し、また、このLCR情
報として対地番号情報および通信ルート決定情報を使用
するので、LCR情報のデータ量が小さくなり、したが
って、対地番号情報記憶手段および通信ルート決定情報
記憶手段の容量を小さくすることができる。また、LC
R情報を受信手段で受信して記憶するので、通話料金割
引サービスの変更等にフレキシブル且つ迅速に対応する
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分
の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解でき
る程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説
明する数値的条件は単なる例示にすぎない。
【0019】図1は、この実施の形態に係るLCR情報
生成装置およびLCR装置の構成を概略的に示すブロッ
ク図である。
【0020】図1に示したように、LCR情報生成装置
110は、契約情報メモリ111と、テーブル作成部1
12と、事業者決定テーブルメモリ113と、対地番号
テーブルメモリ114と、通信制御部115と、制御部
116とを備えている。
【0021】契約情報メモリ111は、適用される通話
料金割引サービスの内容を、加入者回線ごとに記憶する
メモリである。
【0022】テーブル作成部112は、契約情報メモリ
111に記憶された情報を用いて、加入者回線ごとに、
事業者決定テーブルを作成する。事業者決定テーブル
は、後述するように、通信料金が最も安価になる電気通
信事業者(したがって通信ルート)を選択するためのテ
ーブルである。
【0023】事業者決定テーブルメモリ113は、テー
ブル作成部112が生成した事業者決定テーブルを一時
的に記憶するためのメモリである。
【0024】対地番号テーブルメモリ114は、対地番
号テーブルを記憶するためのメモリである。この対地番
号テーブルは、相手先局番(市外局番、国番号等)を通
話料金体系に応じたグループに分割し、これらのグルー
プごとに対地番号を割り振ることによって作成される。
【0025】通信制御部115は、LCR装置120に
LCR情報をダウンロードさせるための送信制御を行
う。LCR情報は、例えば電話回線130を介して、L
CR装置120に送られる。LCR情報には、対地番号
テーブルや事業者決定テーブルが含まれる。ただし、対
地番号テーブルまたは事業者決定テーブルの一方のみが
更新された場合には、更新されたテーブルのみが含まれ
るLCR情報を、LCR装置にダウンロードさせること
としてもよい。また、LCR情報には、対地番号テーブ
ルや事業者決定テーブル以外の情報が含まれることとし
てもよい。
【0026】制御部116は、LCR情報生成装置11
0全体の制御を行う。
【0027】一方、LCR装置120は、図1に示した
ように、通信制御部121と、事業者決定テーブルメモ
リ122と、対地番号テーブルメモリ123と、日時情
報管理部124と、事業者選択部125と、制御部12
6とを備えている。
【0028】通信制御部121は、LCR情報生成装置
110からLCR情報をダウンロードするための制御を
行う。
【0029】事業者決定テーブルメモリ122は、通信
制御部121が受信した事業者決定テーブルを記憶す
る。
【0030】対地番号テーブルメモリ123は、通信制
御部121が受信した対地番号テーブルを記憶する。
【0031】日時情報管理部124は、日時情報を管理
する。日時情報は、時間帯の区別を判断するための情報
である。この実施の形態では、日時情報を、発信日時
が、昼間時間帯、夜間時間帯または深夜時間帯のいずれ
に属するのかを判断するために使用する。なお、日時情
報に、他の時間帯(例えば、休日時間帯等)を加えても
よい。これらの時間帯と日時との関係を示す情報は、L
CR装置120内のROM(Read Only Memory)の交換等
によって更新してもよいし、LCR情報としてダウンロ
ードすることによって更新してもよい。
【0032】事業者選択部125は、事業者決定テーブ
ル、対地番号テーブル、日時情報および相手先局番(市
外局番、国番号等)を用いて、通話料金が最も安価にな
る電気通信業者(通信ルート)を選択する。相手先局番
は、例えば制御部125から入力される。事業者選択部
125の選択結果は、制御部126に送られる。
【0033】制御部126は、LCR装置120全体の
制御を行う。また、制御部126は、例えば電話機本体
やデジタル交換機等の外部装置から、電話番号を入力す
る。そして、この電話番号に、事業者選択部125に選
択された電気通信事業者のアクセス番号(「007
7」、「001」等)を付加して出力する。
【0034】図2(A)〜(E)は、それぞれ、契約情
報メモリ111に格納される情報の例を示す概念図であ
る。
【0035】図2(A)〜(E)において、各ビットに
対しては、通話料金割引サービスが適用される場合には
「1」が、かかるサービスが適用されない場合には
「0」が、それぞれ格納される。1段目は、ビット0〜
ビット3が市内通話、ビット4〜ビット7が県内隣接単
位料金区域への市外通話に係る記憶領域である。また、
2段目は、ビット0〜ビット3が県内非隣接単位料金区
域への市外通話、ビット4〜ビット7が県外隣接単位料
金区域への市外通話に係る記憶領域である。3段目は、
ビット0〜ビット3が県外非隣接単位料金区域への市外
通話、ビット4〜ビット7がすべての地域への国際通話
に係る記憶領域である。4段目は、ビット0〜ビット3
が特定市外局番への市外通話、ビット4〜ビット7が特
定国番号への国際通話に係る記憶領域である。さらに、
格段において、ビット0,4は昼間時間帯、ビット1,
5は夜間時間帯、ビット2,6は深夜時間帯に対応し、
ビット3,7は予備の記憶領域である。なお、予備の記
憶領域は、時間帯が4種類に増えた場合に利用される。
また、特定市外局番および特定国番号は、付加情報とし
て契約情報メモリ111内の他の記憶領域に格納され
る。
【0036】通話料金割引サービスAは、通話の時間帯
に拘わらず、すべての市外通話(国内のみ)の通話料金
を割り引くサービスである。すなわち、このサービスA
は、県内隣接単位料金区域、県内非隣接単位料金区域、
県外隣接単位料金区域および県外非隣接単位料金区域へ
の市外通話に対して、すべての時間帯で適用される。し
たがって、加入者が通話料金割引サービスとしてサービ
スAのみを契約している場合には、図2(A)に示した
ように、契約情報メモリ111の記憶領域のうち、1段
目のビット4〜ビット6、2段目のビット0〜2とビッ
ト4〜6、3段目のビット0〜2を「1」にし、他のビ
ットはすべて「0」にする。
【0037】通話料金割引サービスBは、通話の時間帯
に拘わらず、加入者が指定した市外局番(国内のみ)へ
の通話料金を割り引くサービスである。すなわち、この
サービスBは、予め登録された特定市外局番に対して、
すべての時間帯で適用される。したがって、加入者がサ
ービスBのみを契約している場合には、図2(B)に示
したように、契約情報メモリ111の記憶領域のうち、
4段目のビット0〜2を「1」にし、他のビットはすべ
て「0」にする。上述したように、特定市外局番は、付
加情報として、契約情報メモリ111内の他の記憶領域
に格納される。
【0038】通話料金割引サービスCは、夜間時間帯お
よび深夜時間帯に、国内通話(市内通話および市外通
話)の通話料金を割り引くサービスである。したがっ
て、加入者がサービスCのみを契約している場合には、
図2(C)に示したように、契約情報メモリ111の記
憶領域のうち、1段目のビット1,2,5,6と、2段
目のビットビット1,2,5,6と、3段目のビット
1,2とを「1」にし、他のビットはすべて「0」にす
る。
【0039】通話料金割引サービスDは、通話の時間帯
に拘わらず、市内通話の通話料金を割り引くサービスで
ある。したがって、加入者がサービスDのみを契約して
いる場合には、図2(D)に示したように、契約情報メ
モリ111の記憶領域のうち、1段目のビット0〜2を
「1」にし、他のビットはすべて「0」にする。
【0040】通話料金割引サービスEは、通話の時間帯
に拘わらず、隣接単位料金区域への通話料金を割り引く
サービスである。すなわち、このサービスEは、県内隣
接単位料金区域および県外隣接単位料金区域への市外通
話に対して、すべての時間帯で適用される。したがっ
て、加入者がサービスEのみを契約している場合には、
図2(E)に示したように、契約情報メモリ111の記
憶領域のうち、1段目のビット4〜6および2段目のビ
ット4〜6を「1」にし、他のビットはすべて「0」に
する。
【0041】図3は、対地番号テーブルの構成例を示す
概念図である。
【0042】上述したように、対地番号テーブルは、相
手先局番を通話料金体系に応じたグループに分割し、こ
れらのグループごとに対地番号を割り振ることによって
作成される。図3の例では、国内用対地番号は市外局番
に基づいて作成され、国際用対地番号は国番号に基づい
て作成されている。例えば、市外局番は異なるが通話料
金体系上は同一単位料金区域として扱われるような地域
には、同一の対地番号を付すことができる。
【0043】図4は、事業者決定テーブルの構成例を示
す概念図である。
【0044】図4の事業者決定テーブルでは、国内通
話、国際通話のそれぞれについて、時間帯毎および対地
番号毎に、1つの電気通信事業者が割り当てられてい
る。
【0045】この事業者決定テーブルでは、契約情報メ
モリ111のビット値「1」に対応する通話には、その
通話料金割引サービスを提供している電気通信事業者が
割り当てられる。例えば、当該使用者が、上述の通話料
金割引サービスE(図2(E)参照)を契約している場
合、県内隣接単位料金区域および県外隣接単位料金区域
に相当する対地番号については、すべての時間帯につい
て、サービスEを提供している電気通信事業者が割り当
てられる。なお、契約情報メモリ111の4段目のビッ
トに「1」がある場合は、付加情報の特定市外局番およ
び特定国番号に対応する対地番号のみに対して、その通
話料金割引サービスを提供している電気通信事業者を割
り当てる。
【0046】一方、契約情報メモリ111のビット値
「0」に対応する通話には、当該使用者が加入している
複数の電気通信事業者のうち、通話料が最も安い者を割
り当てる。
【0047】次に、LCR情報生成装置110およびL
CR装置120の動作について、図5を用いて説明す
る。
【0048】まず、LCR情報生成装置110からLC
R装置120に、LCR情報としての事業者決定テーブ
ルおよび対地番号テーブルをダウンロードする手順を説
明する。このLCR情報生成装置110は、通常、電気
通信事業者のダウンロードセンタに設置される。
【0049】最初に、ステップS501で、LCR情報
生成装置110の制御部116が、外部から、ダウンロ
ード要求を受け付ける。
【0050】次に、ステップS502で、制御部116
が、テーブル作成部112を起動する。
【0051】ステップS503では、テーブル作成部1
12が、契約情報メモリ111から、該当する使用者の
情報を読み出す。
【0052】ステップS504では、テーブル作成部1
12が、契約情報メモリ111から読み出した情報と、
当該使用者が加入している各電気通信事業者の通話料金
体系データとを用いて、事業者決定テーブルを作成す
る。作成された事業者決定テーブルは、事業者決定テー
ブルメモリ113に格納される。
【0053】ステップS505では、制御部116が、
通信制御部115を起動する。
【0054】そして、ステップS506で、通信制御部
115は、LCR装置120の通信制御部121との間
で電話回線を接続するための発呼処理を行う。これを受
けて、LCR装置120の通信制御部121は、ステッ
プS511で、この接続のための着呼処理を行う。
【0055】ステップS507では、通信制御部115
が、事業者決定テーブルおよび対地番号テーブルをメモ
リ113,114から順次読み出して、通信制御部12
1に送信する。これを受けて、LCR装置120の通信
制御部121は、ステップS512で、事業者決定テー
ブルおよび対地番号テーブルをダウンロードし、メモリ
122,123に格納する。
【0056】ダウンロードが終了すると、ステップS5
08で、制御部116が、ダウンロード要求終了処理を
行う。
【0057】次に、利用者が電気通信事業者のサービス
を受ける場合の、LCR装置120の動作を説明する。
【0058】最初に、ステップS513で、外部(電話
機本体、交換装置等)から、発信要求を受け付ける。
【0059】次に、ステップ514で、制御部126
が、事業者選択部125を起動する。
【0060】ステップS515では、事業者選択部12
5が、制御部126等から入力したダイヤル情報を用い
て、対地番号テーブルを検索する。これにより、このダ
イヤル情報に対応する対地番号が決定される。
【0061】ステップS516では、事業者選択部12
5が、この対地番号と、日時情報管理部124から入力
した時間帯とを用いて、事業者決定テーブルを検索す
る。これにより、この通信に利用する電気通信事業者が
特定される。この電気通信事業者を示す信号は、事業者
選択部125から制御部126に送られる。
【0062】その後、ステップS517で、制御部12
6が、特定された電気通信事業者のアクセス番号を、ダ
イヤル情報に付加して、発信する。
【0063】図6(A)〜(D)は、LCR情報生成装
置110およびLCR装置120を用いたシステムの構
成例を概念的に示すブロック図である。
【0064】図6(A)は、LCR装置120を、電話
機または交換装置610に外付けした例を示している。
この例では、装置610は、LCR装置120を介し
て、アナログ電話回線網601に接続される。
【0065】また、LCR装置120は、図6(B)、
図6(C)に示したように、電話機620や交換装置6
30に内蔵することもできる。
【0066】電話網としてISDN(Integrated Servic
e Digital Network)602を使用する場合には、図6
(D)に示したように、LCR装置120を、ターミナ
ルアダプタ640に外付または内蔵することが可能であ
る。
【0067】このように、この実施の形態によれば、通
話料金割引サービスへの契約をLCR装置120で考慮
する必要がないので、LCR装置120内のプログラム
やデータ等を簡単化することができる。このため、この
実施の形態によれば、LCR装置120のメモリ容量を
小さく抑えることができ、したがって、LCR装置12
0の価格を低減することができる。
【0068】また、対地番号を用いて事業者決定テーブ
ルを作成することも、データ量を減らしてメモリの必要
容量を抑える上で、有効である。
【0069】さらに、利用者が通話料金割引サービスへ
の契約を追加・変更した場合や通話料金割引サービスの
内容が変更されたときでも、LCR装置120内のプロ
グラムやデータ等の変更はダウンロードによって行うこ
とができる。すなわち、変更作業はLCR情報生成装置
110のみに対して行えばよいので、変更作業を迅速且
つフレキシブルに行うことができる。
【0070】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
係るLCR情報生成装置およびLCR装置よれば、LC
R装置の製造コストを低減することができ、さらに、通
話料金割引サービスの変更等にフレキシブル且つ迅速に
対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るLCR情報生成装置およびL
CR装置の構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】(A)〜(E)ともに、実施の形態に係る契約
情報メモリに格納される情報の一例を示す概念図であ
る。
【図3】実施の形態に係る対地番号テーブルの構成例を
示す概念図である。
【図4】実施の形態に係る事業者決定テーブルの構成例
を示す概念図である。
【図5】実施の形態に係るLCR情報生成装置およびL
CR装置の動作説明図である。
【図6】LCR情報生成装置およびLCR装置を用いた
システムの構成例を概念的に示すブロック図である。
【符号の説明】
110 LCR情報生成装置 111 契約情報メモリ 112 テーブル作成部 113,122 事業者決定テーブルメモリ 114,123 対地番号テーブルメモリ 115,121 通信制御部 116,126 制御部 120 LCR装置 124 日時情報管理部 125 事業者選択部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 英幸 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖通信 システム株式会社内 (72)発明者 水鳥 康夫 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 眞銅 智啓 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 Fターム(参考) 5K025 AA04 BB06 DD02 DD03 EE05 EE09 EE14 EE16 FF17 KK08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話料金が低い通信ルートをLCR装置
    に選択させるためのLCR情報を生成する、LCR情報
    生成装置において、 適用される通話料金割引サービスの内容を加入者回線ご
    とに記憶する契約情報記憶手段と、 相手先局番を通話料金体系に応じたグループに分割し、
    これらのグループごとに対地番号を割り振ることによっ
    て生成された対地番号情報を記憶する、対地番号情報記
    憶手段と、 前記対地番号と日時情報とを用いて前記通信ルートを選
    択するための通信ルート決定情報を、前記契約情報記憶
    手段の記憶情報を用いて前記加入者回線ごとに生成す
    る、通信ルート決定情報生成手段と、 前記対地番号情報または前記通信ルート決定情報を含む
    前記LCR情報を前記LCR装置に送信する、送信手段
    と、 を備えたことを特徴とするLCR情報生成装置。
  2. 【請求項2】 前記相手先局番が、市外局番または国番
    号の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1に
    記載のLCR情報生成装置。
  3. 【請求項3】 前記日時情報が、時間帯の区別を判断す
    るための情報であることを特徴とする請求項1または2
    に記載のLCR情報生成装置。
  4. 【請求項4】 LCR情報を用いて通話料金が低い通信
    ルートを選択するLCR装置において、 相手先局番と対地番号との関係を示す対地番号情報と、
    前記対地番号と日時情報とを用いて前記通信ルートを選
    択するための通信ルート決定情報とを、LCR情報とし
    て受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した前記対地番号情報を記憶する対
    地番号情報記憶手段と、 前記受信手段が受信した前記通信ルート決定情報を記憶
    する通信ルート決定情報記憶手段と、 日時情報を管理する日時情報管理手段と、 前記相手先局番に対応する前記対地番号を前記対地番号
    情報記憶手段から読み出し、この対地番号と前記日時情
    報管理手段から読み出した前記日時情報とに対応する通
    信ルートを前記通信ルート決定情報記憶手段から読み出
    す通信ルート選択手段と、 を備えたことを特徴とするLCR装置。
  5. 【請求項5】 前記相手先局番が、市外局番または国番
    号の少なくとも一方であることを特徴とする請求項4に
    記載のLCR装置。
  6. 【請求項6】 前記日時情報が、時間帯の区別を判断す
    るための情報であることを特徴とする請求項4または5
    に記載のLCR装置。
JP33781199A 1999-11-29 1999-11-29 Lcr情報生成装置およびlcr装置 Pending JP2001156947A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33781199A JP2001156947A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 Lcr情報生成装置およびlcr装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33781199A JP2001156947A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 Lcr情報生成装置およびlcr装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001156947A true JP2001156947A (ja) 2001-06-08

Family

ID=18312201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33781199A Pending JP2001156947A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 Lcr情報生成装置およびlcr装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001156947A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5606602A (en) Bidding for telecommunications traffic
US4284852A (en) Alternate routing for a telephone system
US5715304A (en) Private branch exchange
US6078652A (en) Least cost routing system
US5764741A (en) Least cost rooting system
JPH08274875A (ja) 通信ネットワークにおける中継線選択および経路選択のパラメータの自動提供装置とその方法
JP2000517143A (ja) 通信による通話のための入札
US6295350B1 (en) Telecommunication network with least cost routing
US5365582A (en) Call distributing service system for a plurality of terminals
HU213822B (en) Method for running telecommunication service
US20020097855A1 (en) Method for automatic phone service selection
JPH08130594A (ja) 通話料金割引サービスルート選択方法とlcr装置
JP2001156947A (ja) Lcr情報生成装置およびlcr装置
US6654454B1 (en) Method and devices related to features or feature agent and method of controlling process flow between features
JPH077554A (ja) 回線自動選択装置
KR100604126B1 (ko) 단말기 어댑터
JPH08307560A (ja) 通信サービス制御装置
JP2000354120A (ja) 通信装置、最適通信サービス選択方法及び記録媒体
JP3408274B2 (ja) 構内交換機
JPH07236011A (ja) 課金管理装置
US6816588B1 (en) Method for switching telephone calls between two telephone networks using a central controller
JP2994838B2 (ja) 回線交換方法
JPH0211051A (ja) 学習機能付電話設備
JP3412568B2 (ja) 構内交換機システム及びその回線補足方法
JPH08181794A (ja) 自動選択機能付きモデム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050927

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060207