JP2001156688A - 無線受信装置およびキャリブレーション方法 - Google Patents

無線受信装置およびキャリブレーション方法

Info

Publication number
JP2001156688A
JP2001156688A JP33300799A JP33300799A JP2001156688A JP 2001156688 A JP2001156688 A JP 2001156688A JP 33300799 A JP33300799 A JP 33300799A JP 33300799 A JP33300799 A JP 33300799A JP 2001156688 A JP2001156688 A JP 2001156688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reception
array
output
antenna
diversity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33300799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3557969B2 (ja
Inventor
Hironori Mizuguchi
博則 水口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP33300799A priority Critical patent/JP3557969B2/ja
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to PCT/JP2000/008285 priority patent/WO2001039394A1/ja
Priority to CN008186308A priority patent/CN1218509C/zh
Priority to DE60041502T priority patent/DE60041502D1/de
Priority to EP00977906A priority patent/EP1235361B1/en
Priority to AU15506/01A priority patent/AU1550601A/en
Priority to US10/130,741 priority patent/US6917786B1/en
Priority to BR0016098-9A priority patent/BR0016098A/pt
Priority to ES00977906T priority patent/ES2319856T3/es
Priority to KR10-2002-7006621A priority patent/KR100460170B1/ko
Publication of JP2001156688A publication Critical patent/JP2001156688A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3557969B2 publication Critical patent/JP3557969B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q3/00Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
    • H01Q3/26Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q3/00Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
    • H01Q3/26Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
    • H01Q3/267Phased-array testing or checking devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/08Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/08Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
    • H04B7/0837Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using pre-detection combining
    • H04B7/0842Weighted combining

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アダプティブアレーアンテナを用い、通話品
質を劣化させずにキャリブレーションを行う無線受信装
置、および、そのキャリブレーション方法を提供する。 【解決手段】 複数のアンテナからなるアレーアンテナ
を有し、既知のキャリブレーション信号を用いて補正量
を得る無線受信装置であって、複数のアンテナの受信出
力を入力として、ダイバシチ処理し出力するダイバシチ
受信手段と、ダイバシチ受信の受信品質を監視するダイ
バシチ受信品質監視手段と、アレーアンテナ受信の受信
品質を監視するアレー受信品質監視手段とを有し、ダイ
バシチ受信の受信品質がアレーアンテナ受信の受信品質
と同等であるときに、ダイバシチ受信をしつつアレー受
信部のキャリブレーションを行い、アレー受信部の振幅
変動および位相シフトの補正量を得る無線受信装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA方式の無
線通信に用いられるアレーアンテナを有する無線受信装
置に関し、特に、無線受信部のキャリブレーションを行
う無線受信装置、および、そのキャリブレーション方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA方式を用いた移動体通信では、
複数の移動局が同一周波数帯を共有し、それぞれの移動
局は送信データを拡散符号によって拡散し基地局へ向け
て送信している。移動局には互いに直交性を有する異な
る拡散符号がそれぞれ割り当てられている。基地局は、
移動局が拡散に使用したものと同一の拡散符号を用いて
逆拡散することで、特定の移動局からの受信データを抽
出することができる。
【0003】しかし、移動局の多重局数が増加すると、
拡散符号の相互相関特性に基づく他局間干渉によって通
信品質が劣化し、さらに多重局数が増加すると、呼の接
続が困難になる。逆に、他局間干渉を抑制すると、周波
数利用効率が向上し、通信品質の向上、回線容量の増加
が可能になるともいえる。したがって、CDMA方式を
用いた移動体通信では、他局間干渉の抑制は重要な課題
である。
【0004】直接拡散CDMA方式の移動体通信におい
て他局間干渉を抑制する方法としてアダプティブアレー
アンテナを用いる方法が広く検討され、多数の報告がな
されている。
【0005】アダプティブアレーアンテナは複数のアン
テナで構成されたアレーアンテナを用い、各アンテナの
受信出力に振幅および位相に重み付けをして、合成する
ことでアレーアンテナ全体として指向性を持たせること
ができる。また、その重み付けを変化させることによっ
て、アレーアンテナの指向性を変化させることができ
る。アダプティブアレーアンテナを利用した受信(以
下、アレーアンテナ受信と呼ぶ)を移動体通信に適用
し、所定のアルゴリズムにしたがって重み付けを変化さ
せ良好な指向性パターンを実現すれば、他局間干渉を有
効に抑制することができる。
【0006】しかし、一般に無線受信部には、増幅器の
素子のばらつきなどに基づき、それぞれ異なる振幅変
動、および位相シフトを有しており、また、それらは経
年変化する。これら振幅変動および位相シフトのばらつ
きは、アルゴリズムによる制御で得られることが期待さ
れる指向性パターンと実際に得られる指向性パターンと
に差異が生じさせるので、他局間干渉を有効に抑制する
上で障害となる。
【0007】このばらつきを補正するために、各無線受
信部に既知信号を受信させて、それぞれの有する振幅変
動および位相シフトを測定し、その結果を重み付け合成
にフィードバックするキャリブレーションと呼ばれる操
作が行われる。 (第1の従来例)従来のキャリブレーション方法として
は、通話用として移動局に割り当てた拡散符号とは異な
る拡散符号を用いて既知のキャリブレーション用の信号
を拡散して、アンテナの受信出力に重畳する方法があ
る。
【0008】図2は、キャリブレーション信号を通話信
号と異なる拡散符号で拡散して、通話信号に重畳するキ
ャリブレーション方法を用いた、従来の無線受信装置の
構成を示すブロック図である。
【0009】図2において、無線受信装置は、既知のキ
ャリブレーション信号を発生させるキャリブレーション
用信号発生器201と、キャリブレーション信号を送信
するキャリブレーション用信号無線送信部202と、キ
ャリブレーション用信号無線送信部202の出力を設定
可能な減衰量で減衰させる可変アッテネータ203と、
無線信号を受信するアンテナ2041〜204Nと、アン
テナ2041〜204Nの受信出力に可変アッテネータ2
03の出力を、それぞれ加算する加算器205 1〜20
Nと、加算器2051〜205Nの出力を受けて、それ
ぞれ受信処理するアレー無線受信部2061〜206
Nと、アレー無線受信部2061〜206Nの出力を受け
て逆拡散し、重み付けして合成する、少なくとも1つの
アレー信号処理部212と、アレー無線受信部2061
〜206Nの出力を受け、アレー無線受信部2061〜2
06Nのそれぞれの振幅変動および位相シフトの補正量
を算出し、アレー信号処理部212に指示する検出回路
207とを有する構成である。
【0010】キャリブレーション時の無線受信装置の動
作について説明する。
【0011】キャリブレーション信号は加算器2051
〜205Nでアンテナ2041〜204Nの受信出力に重
畳される。アレー無線受信部2061〜206Nを通過し
たキャリブレーション信号は検出回路207で比較さ
れ、その比較結果に基づいて、アレー無線受信部206
1〜206Nに対応する振幅変動および位相シフトの補正
量がそれぞれ算出される。また、それら補正量にしたが
って、アレー信号処理部212での重み付けが補正され
る。 (第2の従来例)従来の別のキャリブレーション方法と
しては、アンテナの受信出力を途絶させ、キャリブレー
ション信号のみを受信する方法がある。
【0012】図3は、アンテナの受信出力を途絶させ、
キャリブレーション信号のみを受信するキャリブレーシ
ョン方法を用いた、従来の無線受信装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0013】図3において、第2の従来例の無線受信装
置は、加算器2051〜205Nの代わりにアンテナの受
信出力と可変アッテネータ203の出力とを切り替えて
アレー無線受信部2061〜206Nに出力する切替器3
011〜301Nを有する点が第1の従来例と異なる。
【0014】第2の従来例の無線受信装置は、切替器3
011〜301Nでアンテナ2041〜204Nの受信出力
を途絶させて、キャリブレーション信号のみをアレー無
線受信部3011〜301Nに入力させる。この状態で、
第1の従来例と同様に、振幅変動および位相シフトの補
正量が算出され、重み付けが補正される。 (第3の従来例)従来の、さらに別のキャリブレーショ
ン方法としては、既知の信号を移動局が送信する信号に
時分割に多重する方法がある。
【0015】第3の従来例の無線受信装置は、受信信号
から時分割に多重されたキャリブレーション信号を分離
して補正量の算出に用いる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
無線受信装置では、以下のような問題があった。
【0017】第1の従来例では、キャリブレーション用
の信号は移動局が送信した通話信号に対して雑音となる
ので、通話品質が劣化する。また、通話信号はキャリブ
レーション用の信号に対して雑音となり、キャリブレー
ションの精度が劣化する。
【0018】第2の従来例では、移動局の通話を途絶さ
せるので、キャリブレーション中は通信サービスが中断
する。
【0019】第3の従来例では、時分割に多重されたキ
ャリブレーション信号の分だけ、移動局が通話に使用で
きる通信容量が減少する。
【0020】本発明は上記したような従来技術の有する
問題を解決するためになされたものであり、アダプティ
ブアレーアンテナを用い、通話品質を劣化させずにキャ
リブレーションを行う無線受信装置、および、そのキャ
リブレーション方法を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の無線受信装置は、複数のアンテナからなるア
レーアンテナと、前記各アンテナに対応して設けられた
複数のアレー無線受信手段と、所定のアルゴリズムにし
たがって前記各アレー無線受信手段の出力に重み付けし
て合成し出力するアレー信号処理手段と、前記各アレー
無線受信手段の出力に基づき該各アレー無線受信手段の
振幅変動および位相シフトの補正量を算出する検出手段
とを有し、既知の信号であるキャリブレーション信号を
用いて前記補正量を得る無線受信装置であって、前記各
アンテナと該アンテナに対応する前記アレー無線受信手
段との間に設けられ、前記アンテナの受信出力と前記キ
ャリブレーション信号とを入力とし、いずれか一方を選
択して前記アレー無線受信手段に出力するキャリブレー
ション信号切替手段と、複数の前記アンテナの受信出力
を入力として、ダイバシチ処理し出力するダイバシチ受
信手段と、前記アレー信号処理手段の出力および前記ダ
イバシチ受信手段の出力を入力とし、いずれか一方を出
力する復調信号切替手段と、前記ダイバシチ受信手段に
より行われるダイバシチ受信の受信品質を監視するダイ
バシチ受信品質監視手段と、前記アレー無線受信手段と
前記アレー信号処理手段とにより行われるアレーアンテ
ナ受信の受信品質を監視するアレー受信品質監視手段
と、前記ダイバシチ受信の受信品質が前記アレーアンテ
ナ受信の受信品質と同等であるときに、前記復調信号切
替手段に前記ダイバシチ受信手段の出力を選択するよう
に指示し、前記キャリブレーション信号切替手段に前記
キャリブレーション信号を選択するように指示する受信
方式決定手段とを有する構成である。
【0022】なお、前記受信方式決定手段は、前記各ア
レー無線受信手段の振幅変動および位相シフトの補正量
の算出が完了した後に、前記復調信号切替手段に前記ア
レー信号処理手段の出力を選択するように指示し、前記
キャリブレーション信号切替手段に前記アンテナの受信
出力を選択するように指示してもよい。
【0023】また、前記受信方式決定手段は、外部から
振幅変動および位相シフトの補正量の算出を指示される
と、前記ダイバシチ受信の受信品質が前記アレーアンテ
ナ受信の受信品質と同等であれば、前記復調信号切替手
段に前記ダイバシチ受信手段の出力を選択するように指
示し、前記キャリブレーション信号切替手段に前記キャ
リブレーション信号を選択するように指示してもよい。
したがって、本発明の無線受信装置はダイバシチ受信で
もアレーアンテナ受信と同等の受信品質を確保できると
きに、アレーアンテナ受信に代えてダイバシチ受信を行
い、アレー無線受信手段をアンテナから分離してキャリ
ブレーションを行うので、通信を途絶させず、通信容量
を低下させず、また、通信品質を劣化させることなく、
精度の高いキャリブレーションを自動的に行うことがで
きる。
【0024】さらに、前記キャリブレーション信号切替
手段は、前記アンテナの受信出力と前記キャリブレーシ
ョン信号のいずれか一方、または、それらの合成信号を
出力可能であり、前記受信方式決定手段は、外部から振
幅変動および位相シフトの補正量を算出するように指示
されたときに、前記アレーアンテナ受信の受信品質が前
記ダイバシチ受信の受信品質よりも良好であれば、前記
復調信号切替手段に前記アレー信号処理手段の出力を選
択するように指示し、前記キャリブレーション信号切替
手段にアンテナの受信出力とキャリブレーション信号の
前記合成信号を出力するように指示してもよい。
【0025】この場合には、ダイバシチ受信品質がアレ
ー受信品質と同等のときには通信の品質劣化、通信断な
しで、精度の高いキャリブレーションが可能であり、ダ
イバシチ受信品質がアレー受信品質がよりも劣っている
ときには、キャリブレーション信号を重畳して、通信を
途絶させずにキャリブレーションを行うことができる。
【0026】あるいは、前記受信方式決定手段は、外部
から振幅変動および位相シフトの補正量の算出を指示さ
れると、前記アレーアンテナ受信の受信品質が前記ダイ
バシチ受信の受信品質よりも良好であれば、前記復調信
号切替手段に前記アレー信号処理手段の出力を選択する
ように指示し、複数の前記キャリブレーション信号切替
手段の中から選択された、所定のキャリブレーション信
号切替手段に前記キャリブレーション信号を選択するよ
うに指示し、他のキャリブレーション信号切替手段にア
ンテナの受信出力を選択するように指示し、前記キャリ
ブレーション信号を選択するキャリブレーション信号切
替手段を順次切り替えてもよい。
【0027】この場合には、ダイバシチ受信の受信品質
がアレーアンテナ受信の受信品質と同等のときには通信
の品質劣化、通信断なしで、精度の高いキャリブレーシ
ョンが可能であり、ダイバシチ受信の受信品質がアレー
アンテナ受信の受信品質よりも劣っているときには、ア
レー無線受信手段を順次切り替えて、通信を途絶させず
にキャリブレーションを行うことができる。
【0028】一方、本発明のキャリブレーション方法
は、複数のアンテナからなるアレーアンテナと、前記各
アンテナに対応して設けられた複数のアレー無線受信手
段とを有し、所定のアルゴリズムにしたがって各アレー
無線受信手段の出力に重み付けして合成するアレーアン
テナ受信によって得た受信結果を復調信号として取り込
む無線受信装置において、既知の信号であるキャリブレ
ーション信号を用いて前記各アレー無線受信手段の振幅
変動および位相シフトの補正量を得るためのキャリブレ
ーション方法であって、前記各アンテナの受信出力をそ
れぞれ対応する前記アレー無線受信手段で受信し、所定
のアルゴリズムにしたがって前記各アレー無線受信手段
の出力にそれぞれ重み付けして合成し、合成された信号
に基づきアレーアンテナ受信の受信品質を監視し、複数
の前記アンテナの出力を用いてダイバシチ受信の処理を
行い、ダイバシチ受信の受信品質を監視し、前記ダイバ
シチ受信の受信品質が前記アレーアンテナ受信の受信品
質と同等であれば前記ダイバシチ受信の結果を前記アレ
ーアンテナ受信の結果に代えて前記復調信号として取り
込むように切替え、前記各アレー無線受信手段にキャリ
ブレーション信号を入力し、前記各アレー無線受信手段
の出力に基づき各アレー無線受信手段の振幅変動および
位相シフトの前記補正量を得るキャリブレーション方法
である。
【0029】なお、外部から振幅変動および位相シフト
の補正量の算出を指示されたときに、前記ダイバシチ受
信の受信品質が前記アレーアンテナ受信の受信品質と同
等であればダイバシチ受信の結果をアレーアンテナ受信
の結果に代えて復調信号として取り込むように切替え、
前記各アレー無線受信手段にキャリブレーション信号を
入力し、前記各アレー無線受信手段の出力に基づき前記
各アレー無線受信手段の振幅変動および位相シフトの前
記補正量を得ることにしてもよい。
【0030】また、外部から振幅変動および位相シフト
の補正量の算出を指示されたときに、前記アレーアンテ
ナ受信の受信品質が前記ダイバシチ受信の受信品質より
も良好であれば、前記各アンテナの受信出力と前記キャ
リブレーション信号との合成信号を前記各アンテナに対
応する前記アレー無線受信手段にそれぞれ入力し、前記
各アレー無線受信手段の出力に基づき前記各アレー無線
受信手段の振幅変動および位相シフトの前記補正量を得
ることとしてもよい。
【0031】あるいは、外部から振幅変動および位相シ
フトの補正量の算出を指示されたときに、前記アレーア
ンテナ受信の受信品質が前記ダイバシチ受信の受信品質
よりも良好であれば、複数の前記アレー無線受信手段の
中から選択された所定のアレー無線受信替手段には前記
キャリブレーション信号を入力し、他のアレー無線受信
手段には前記アンテナの受信出力を入力し、前記キャリ
ブレーション信号が入力されるアレー無線受信手段を順
次切り替え、前記各アレー無線受信手段の出力に基づき
前記各アレー無線受信手段の振幅変動および位相シフト
の前記補正量を得ることとしてもよい。
【0032】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態について、
図面を参照して詳細に説明する。
【0033】図1は、本発明の無線受信装置を、CDM
A移動体通信における基地局に用いた場合の一構成例を
示すブロック図である。
【0034】図1において、本発明の無線受信装置は、
キャリブレーションの基準となる既知の信号(例えば、
オール0)を発生するキャリブレーション用信号発生器
101と、キャリブレーション用信号発生器101が出
力した信号を所定の拡散符号で拡散して、送信するキャ
リブレーション用信号無線送信部102と、キャリブレ
ーション用信号無線送信部102の出力を設定可能な減
衰量で減衰させる可変アッテネータ103と、無線信号
を受信するアンテナ1041〜104Nと、アンテナ10
1〜104Nの受信出力と可変アッテネータ103の出
力のいずれか一方、あるいはそれらの合成信号を出力す
るキャリブレーション信号選択器105 1〜105Nと、
キャリブレーション信号選択器1051〜105Nの出力
を受けて、それぞれに重み付けして合成し、出力するア
レー受信部10と、アレー受信部10の出力の品質(S
N比(Signal to Noise power
retio)やBER(Bit Error Rat
e)等)を監視するアレー受信品質監視回路117と、
アンテナ1041〜104Nの受信出力に基づいてダイバ
シチ受信の処理を行うダイバシチ受信部20と、ダイバ
シチ受信部20の出力の品質(SN比やBER等)を監
視するダイバシチ受信品質監視回路118と、ダイバシ
チ受信品質監視回路118で得られた品質がアレー受信
品質監視回路117で得られた品質と同等以上のときに
ダイバシチ受信部10を選択するように指示する受信方
式決定回路119と、受信方式決定回路119の指示に
基づきアレー受信部10の出力またはダイバシチ受信部
20の出力を選択する復調信号切替器120と、それぞ
れのアレー無線受信部1061〜106Nに対応する振幅
変動および位相シフトの補正量を算出してアレー信号処
理部112に通知する検出回路107とを有する構成で
ある。
【0035】ここでは、アレー受信部10は、キャリブ
レーション信号切替器1051〜105Nの出力を受信し
ベースバンド信号にして、それぞれ出力するアレー無線
受信部1061〜106Nと、アレー無線受信部1061
〜106Nの出力を受け、それぞれに所定の重み付けを
して合成し出力する、少なくとも1つのアレー信号処理
部112とを有する構成である。
【0036】さらに、アレー信号処理部112は、アレ
ー無線受信部1061〜106Nの出力を受け、所定の拡
散符号で逆拡散する相関器1091〜109Nと、所定の
アルゴリズムおよび検出回路107から指示された補正
量に基づいて、相関器109 1〜109Nの出力に、それ
ぞれ対応する重み係数を出力する重み制御回路108
と、相関器1091〜109Nの出力と対応する重み係数
とを、それぞれ乗算する乗算器1101〜110Nと、乗
算器1101〜110Nの出力を合成する合成器111と
を有する構成である。
【0037】また、ここではダイバシチ受信部20は、
アンテナ1041〜104Nの出力を受信しベースバンド
信号にして、それぞれ出力するダイバシチ無線受信部1
13 1〜113Nと、ダイバシチ無線受信部1131〜1
13Nの出力をダイバシチ処理する、少なくとも1つの
ダイバシチ信号処理部116とを有する構成である。
【0038】さらに、ダイバシチ信号処理部116は、
ダイバシチ無線受信部1131〜113Nの出力を受け、
所定の拡散符号で逆拡散する相関器1141〜114
Nと、相関器1091〜109Nの出力をダイバシチ処理
するダイバシチ合成回路115とを有する構成である。
【0039】なお、上記のダイバシチ処理は、選択、等
利得合成、最大比合成など、いずれの方式でもよい。
【0040】次に、本発明の無線受信装置の通常時(キ
ャリブレーションを行っていないとき)の動作について
説明する。
【0041】通常、アレー受信品質監視回路117で得
られるアレーアンテナ受信の受信品質は、ダイバシチ受
信品質監視回路118で得られるダイバシチ受信の受信
品質よりも良好である。したがって、キャリブレーショ
ン信号切替器105は、アンテナの受信出力のみをアレ
ー受信部10に入力するように選択されている。また、
復調信号切替器120ではアレー受信部10の出力が選
択され、復調信号として後段(不図示)で用いられる。
【0042】次に、キャリブレーション時の動作につい
て説明する。
【0043】本発明の無線受信装置は、ダイバシチ受信
の受信品質がアレーアンテナ受信の受信品質と同等の場
合にキャリブレーションを行う。
【0044】受信方式決定回路119はダイバシチ受信
の受信品質がアレーアンテナ受信の受信品質と同等であ
る場合に、復調信号切替器120にダイバシチ受信部2
0の出力を選択するように指示し、キャリブレーション
信号切替器105にキャリブレーション信号のみを出力
するように指示する。したがって、復調信号としてはダ
イバシチ受信部10の出力が用いられる。
【0045】アレー受信部10にはキャリブレーション
信号のみが入力される。そして、検出回路107がアレ
ー無線受信部1061〜106Nの出力に基づき、アレー
無線受信部1061〜106Nにそれぞれ対応する振幅変
動および位相シフトの補正量を算出し、重み制御回路2
08に通知する。それ以降、重み制御回路108では、
その補正量を加えた重み付けで合成を行う。
【0046】キャリブレーションが完了したら受信方式
決定回路119は、キャリブレーション信号切替器10
1〜105Nと復調信号切替器120の選択をアレー受
信部10側に戻す。
【0047】したがって、ダイバシチ受信でもアレーア
ンテナ受信と同等の受信品質を確保できるときに、アレ
ーアンテナ受信に代えてダイバシチ受信を行い、アレー
受信部10をアンテナ1041〜104Nから分離してキ
ャリブレーションを行うので、移動局の通話を途絶させ
ず、通信容量を低下させず、また、通話品質を劣化させ
ることなく、精度の高いキャリブレーションを自動的に
行うことができ、アダプティブアレーアンテナの干渉抑
制効果を常に良好に保つことができる。
【0048】また、キャリブレーションが手動によって
起動指示される場合等には、ダイバシチ受信の受信品質
がアレーアンテナ受信の受信品質より劣っている場合も
ある。このとき、本発明の無線受信装置は、キャリブレ
ーションを拒否してもよく、また、強制的に実行しても
よい。さらに、優先度を持った複数のキャリブレーショ
ン起動を定義し、拒否または強制起動を選択可能として
もよい。
【0049】キャリブレーションを強制的に実行する場
合に、本発明の無線受信装置は、移動局が用いるものと
異なる拡散符号を用いてキャリブレーション信号を拡散
し、アンテナの受信出力に重畳してもよい。
【0050】手動等によってキャリブレーション起動が
指示されたときに、ダイバシチ受信の受信品質がアレー
アンテナ受信の受信品質よりも劣っていたとする。ま
ず、キャリブレーション信号切替器105は、アンテナ
の受信出力とキャリブレーション信号を重畳してアレー
受信部10に入力するように選択する。また、復調信号
切替器120はアレー受信部10の出力が選択されてい
る状態を保持し、その出力は後段(不図示)において復
調信号として用いられる。
【0051】アレー受信部10が移動局からの信号を受
信し合成して出力するとともに、検出回路107、分離
されたキャリブレーション信号を用いて振幅変動および
位相シフトの補正量を算出する。その補正量は重み制御
回路108に与えられ、それ以降の重み付けに加えられ
る。
【0052】したがって、ダイバシチ受信品質がアレー
受信品質と同等のときには通話の品質劣化、通話断なし
で、精度の高いキャリブレーションが可能であり、ダイ
バシチ受信品質がアレー受信品質がよりも劣っていると
きには、キャリブレーション信号を重畳して、移動局に
よる通話を途絶させずにキャリブレーションを行うの
で、状況に応じた動作でキャリブレーションが可能であ
る。
【0053】また、キャリブレーションを強制的に実行
する場合の本発明の無線受信装置は、アレー無線受信部
1061〜106Nの振幅変動および位相シフトを順次、
切り替えて測定し、補正量を算出してもよい。
【0054】この場合には、キャリブレーション信号切
替器1051〜105Nの中から選択された所定のキャリ
ブレーション信号切替器105のみがキャリブレーショ
ン信号のみをアレー無線受信部106に入力させ、他の
キャリブレーション信号切替器105はアンテナの受信
出力のみをアレー無線受信部106に入力させる。ま
た、復調信号切替器120ではアレー受信部10の出力
が選択された状態を保持、その出力が後段(不図示)で
復調信号として用いられる。
【0055】重み制御回路108では、キャリブレーシ
ョン信号が入力されているアレー無線受信部106以外
のアレー無線受信部106の出力を用いて、最適な出力
が得られるように重み付けを制御する。検出回路107
では、キャリブレーション信号が入力されたアレー無線
受信部106の出力に基づいて、振幅変動および位相シ
フトを測定する。
【0056】振幅変動および位相シフトが測定されるア
レー無線受信部106は順次切り替えられる。検出回路
107は、全てのアレー無線受信部1061〜106N
の振幅変動および位相シフトを測定した後に、それぞれ
のアレー無線受信部1061〜106Nに対応する補正量
を算出する。その補正量は重み制御回路108に与えら
れ、それ以降の重み付けに加えられる。
【0057】ここで、アンテナ数Nに対して干渉波数が
少ない場合には、アンテナ数Nが減少しても干渉抑制能
力への影響は少ない。したがって、そのような場合に有
効な動作である。
【0058】ダイバシチ受信の受信品質がアレーアンテ
ナ受信の受信品質と同等のときには通話の品質劣化、通
話断なしで、精度の高いキャリブレーションが可能であ
り、ダイバシチ受信の受信品質がアレーアンテナ受信の
受信品質よりも劣っているときには、アレー無線受信部
106を順次切り替えてキャリブレーションを行うの
で、状況に応じた最適な動作でキャリブレーションが可
能である。
【0059】なお、上記した無線受信装置は、逆拡散後
に重み付けを行う構成であるが、逆拡散前に重み付けす
る構成としてもよい。
【0060】また、本発明は、上記した無線受信装置の
構成および動作に限定されるものではなく、アレー受信
部10にMUSIC法などの到来方向推定アルゴリズム
を用いた装置に適用することもできる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、以下のよ
うな効果を有する。
【0062】ダイバシチ受信でもアレーアンテナ受信と
同等の受信品質を確保できるときに、アレーアンテナ受
信に代えてダイバシチ受信を行い、アレー無線受信手段
をアンテナから分離してキャリブレーションを行うの
で、通信を途絶させず、通信容量を低下させず、また、
通信品質を劣化させることなく、精度の高いキャリブレ
ーションを自動的に行うことができ、アダプティブアレ
ーアンテナの干渉抑制効果を常に良好に保つことができ
る。
【0063】また、ダイバシチ受信品質がアレー受信品
質がよりも劣っているときには、キャリブレーション信
号を重畳して、通信を途絶させずにキャリブレーション
を行うので、状況に応じた動作でキャリブレーションが
可能である。
【0064】あるいは、ダイバシチ受信の受信品質がア
レーアンテナ受信の受信品質よりも劣っているときに
は、アレー無線受信手段を順次切り替えてキャリブレー
ションを行うので、状況に応じた最適な動作でキャリブ
レーションが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線受信装置を、CDMA移動体通信
における基地局に用いた場合の一構成例を示すブロック
図である。
【図2】キャリブレーション信号を通話信号と異なる拡
散符号で拡散して、通話信号に重畳するキャリブレーシ
ョン方法を用いた、従来の無線受信装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】アンテナの受信出力を途絶させ、キャリブレー
ション信号のみを受信するキャリブレーション方法を用
いた、従来の無線受信装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 アレー受信部 20 ダイバシチ受信部 101 キャリブレーション用信号発生器 102 キャリブレーション用信号無線送信部 103 可変アッテネータ 1041〜104N アンテナ 1051〜105N キャリブレーション信号切替器 1061〜106N アレー無線受信部 107 検出回路 108 重み制御回路 1091〜109N 相関器 1101〜110N 乗算器 111 合成器 112 アレー信号処理部 1131〜113N ダイバシチ無線受信部 1141〜114N 相関器 115 ダイバシチ合成回路 116 ダイバシチ信号処理部 117 アレー受信品質監視回路 118 ダイバシチ受信品質監視回路 119 受信方式決定回路 120 復調信号切替器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J021 AA05 AA06 CA06 DB02 DB03 DB04 EA04 FA13 FA14 FA15 FA17 FA20 FA26 FA29 FA31 FA32 GA02 HA05 HA06 HA10 JA10 5K059 CC03 DD01 DD36 5K067 AA03 AA23 CC10 CC24 EE02 EE10 KK02 KK03 5K072 AA04 AA22 BB25 EE33 GG02 GG13 GG26 GG40

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアンテナからなるアレーアンテナ
    と、前記各アンテナに対応して設けられた複数のアレー
    無線受信手段と、所定のアルゴリズムにしたがって前記
    各アレー無線受信手段の出力に重み付けして合成し出力
    するアレー信号処理手段と、前記各アレー無線受信手段
    の出力に基づき該各アレー無線受信手段の振幅変動およ
    び位相シフトの補正量を算出する検出手段とを有し、 既知の信号であるキャリブレーション信号を用いて前記
    補正量を得る無線受信装置であって、 前記各アンテナと該アンテナに対応する前記アレー無線
    受信手段との間に設けられ、前記アンテナの受信出力と
    前記キャリブレーション信号とを入力とし、いずれか一
    方を選択して前記アレー無線受信手段に出力するキャリ
    ブレーション信号切替手段と、 複数の前記アンテナの受信出力を入力として、ダイバシ
    チ処理し出力するダイバシチ受信手段と、 前記アレー信号処理手段の出力および前記ダイバシチ受
    信手段の出力を入力とし、いずれか一方を出力する復調
    信号切替手段と、 前記ダイバシチ受信手段により行われるダイバシチ受信
    の受信品質を監視するダイバシチ受信品質監視手段と、 前記アレー無線受信手段と前記アレー信号処理手段とに
    より行われるアレーアンテナ受信の受信品質を監視する
    アレー受信品質監視手段と、 前記ダイバシチ受信の受信品質が前記アレーアンテナ受
    信の受信品質と同等であるときに、前記復調信号切替手
    段に前記ダイバシチ受信手段の出力を選択するように指
    示し、前記キャリブレーション信号切替手段に前記キャ
    リブレーション信号を選択するように指示する受信方式
    決定手段と、を有する無線受信装置。
  2. 【請求項2】 前記受信方式決定手段は、 前記各アレー無線受信手段の振幅変動および位相シフト
    の補正量の算出が完了した後に、前記復調信号切替手段
    に前記アレー信号処理手段の出力を選択するように指示
    し、前記キャリブレーション信号切替手段に前記アンテ
    ナの受信出力を選択するように指示する、請求項1記載
    の無線受信装置。
  3. 【請求項3】 前記受信方式決定手段は、 外部から振幅変動および位相シフトの補正量の算出を指
    示されると、前記ダイバシチ受信の受信品質が前記アレ
    ーアンテナ受信の受信品質と同等であれば、前記復調信
    号切替手段に前記ダイバシチ受信手段の出力を選択する
    ように指示し、前記キャリブレーション信号切替手段に
    前記キャリブレーション信号を選択するように指示す
    る、請求項1または2に記載の無線受信装置。
  4. 【請求項4】 前記キャリブレーション信号切替手段
    は、 前記アンテナの受信出力と前記キャリブレーション信号
    のいずれか一方、または、それらの合成信号を出力可能
    であり、 前記受信方式決定手段は、 外部から振幅変動および位相シフトの補正量を算出する
    ように指示されたときに、前記アレーアンテナ受信の受
    信品質が前記ダイバシチ受信の受信品質よりも良好であ
    れば、前記復調信号切替手段に前記アレー信号処理手段
    の出力を選択するように指示し、前記キャリブレーショ
    ン信号切替手段にアンテナの受信出力とキャリブレーシ
    ョン信号の前記合成信号を出力するように指示する、請
    求項3記載の無線受信装置。
  5. 【請求項5】 前記受信方式決定手段は、 外部から振幅変動および位相シフトの補正量の算出を指
    示されると、前記アレーアンテナ受信の受信品質が前記
    ダイバシチ受信の受信品質よりも良好であれば、前記復
    調信号切替手段に前記アレー信号処理手段の出力を選択
    するように指示し、複数の前記キャリブレーション信号
    切替手段の中から選択された、所定のキャリブレーショ
    ン信号切替手段に前記キャリブレーション信号を選択す
    るように指示し、他のキャリブレーション信号切替手段
    にアンテナの受信出力を選択するように指示し、前記キ
    ャリブレーション信号を選択するキャリブレーション信
    号切替手段を順次切り替える請求項3記載の無線受信装
    置。
  6. 【請求項6】 複数のアンテナからなるアレーアンテナ
    と、前記各アンテナに対応して設けられた複数のアレー
    無線受信手段とを有し、所定のアルゴリズムにしたがっ
    て各アレー無線受信手段の出力に重み付けして合成する
    アレーアンテナ受信によって得た受信結果を復調信号と
    して取り込む無線受信装置において、 既知の信号であるキャリブレーション信号を用いて前記
    各アレー無線受信手段の振幅変動および位相シフトの補
    正量を得るためのキャリブレーション方法であって、 前記各アンテナの受信出力をそれぞれ対応する前記アレ
    ー無線受信手段で受信し、 所定のアルゴリズムにしたがって前記各アレー無線受信
    手段の出力にそれぞれ重み付けして合成し、 合成された信号に基づきアレーアンテナ受信の受信品質
    を監視し、 複数の前記アンテナの出力を用いてダイバシチ受信の処
    理を行い、ダイバシチ受信の受信品質を監視し、 前記ダイバシチ受信の受信品質が前記アレーアンテナ受
    信の受信品質と同等であれば前記ダイバシチ受信の結果
    を前記アレーアンテナ受信の結果に代えて前記復調信号
    として取り込むように切替え、 前記各アレー無線受信手段にキャリブレーション信号を
    入力し、 前記各アレー無線受信手段の出力に基づき各アレー無線
    受信手段の振幅変動および位相シフトの前記補正量を得
    るキャリブレーション方法。
  7. 【請求項7】 外部から振幅変動および位相シフトの補
    正量の算出を指示されたときに、前記ダイバシチ受信の
    受信品質が前記アレーアンテナ受信の受信品質と同等で
    あればダイバシチ受信の結果をアレーアンテナ受信の結
    果に代えて復調信号として取り込むように切替え、 前記各アレー無線受信手段にキャリブレーション信号を
    入力し、 前記各アレー無線受信手段の出力に基づき前記各アレー
    無線受信手段の振幅変動および位相シフトの前記補正量
    を得る請求項6記載のキャリブレーション方法。
  8. 【請求項8】 外部から振幅変動および位相シフトの補
    正量の算出を指示されたときに、前記アレーアンテナ受
    信の受信品質が前記ダイバシチ受信の受信品質よりも良
    好であれば、前記各アンテナの受信出力と前記キャリブ
    レーション信号との合成信号を前記各アンテナに対応す
    る前記アレー無線受信手段にそれぞれ入力し、 前記各アレー無線受信手段の出力に基づき前記各アレー
    無線受信手段の振幅変動および位相シフトの前記補正量
    を得る請求項7記載のキャリブレーション方法。
  9. 【請求項9】 外部から振幅変動および位相シフトの補
    正量の算出を指示されたときに、前記アレーアンテナ受
    信の受信品質が前記ダイバシチ受信の受信品質よりも良
    好であれば、複数の前記アレー無線受信手段の中から選
    択された所定のアレー無線受信替手段には前記キャリブ
    レーション信号を入力し、 他のアレー無線受信手段には前記アンテナの受信出力を
    入力し、 前記キャリブレーション信号が入力されるアレー無線受
    信手段を順次切り替え、 前記各アレー無線受信手段の出力に基づき前記各アレー
    無線受信手段の振幅変動および位相シフトの前記補正量
    を得る請求項7記載のキャリブレーション方法。
JP33300799A 1999-11-24 1999-11-24 無線受信装置およびキャリブレーション方法 Expired - Fee Related JP3557969B2 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33300799A JP3557969B2 (ja) 1999-11-24 1999-11-24 無線受信装置およびキャリブレーション方法
ES00977906T ES2319856T3 (es) 1999-11-24 2000-11-24 Receptor inalambrico y metodo de calibracion del mismo.
DE60041502T DE60041502D1 (de) 1999-11-24 2000-11-24 Drahtloser empfänger und zugehöriges kalibrierverfahren
EP00977906A EP1235361B1 (en) 1999-11-24 2000-11-24 Wireless receiver and method of calibration thereof
AU15506/01A AU1550601A (en) 1999-11-24 2000-11-24 Wireless receiver and method of calibration thereof
US10/130,741 US6917786B1 (en) 1999-11-24 2000-11-24 Wireless receiver and method of calibration thereof
PCT/JP2000/008285 WO2001039394A1 (fr) 1999-11-24 2000-11-24 Recepteur sans fil et procede d'etalonnage de ce dernier
CN008186308A CN1218509C (zh) 1999-11-24 2000-11-24 无线接收装置及其校准方法
KR10-2002-7006621A KR100460170B1 (ko) 1999-11-24 2000-11-24 무선 수신장치 및 그 캘리브레이션 방법
BR0016098-9A BR0016098A (pt) 1999-11-24 2000-11-24 Aparelho de recepção de rádio e método para sua calibração

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33300799A JP3557969B2 (ja) 1999-11-24 1999-11-24 無線受信装置およびキャリブレーション方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001156688A true JP2001156688A (ja) 2001-06-08
JP3557969B2 JP3557969B2 (ja) 2004-08-25

Family

ID=18261254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33300799A Expired - Fee Related JP3557969B2 (ja) 1999-11-24 1999-11-24 無線受信装置およびキャリブレーション方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6917786B1 (ja)
EP (1) EP1235361B1 (ja)
JP (1) JP3557969B2 (ja)
KR (1) KR100460170B1 (ja)
CN (1) CN1218509C (ja)
AU (1) AU1550601A (ja)
BR (1) BR0016098A (ja)
DE (1) DE60041502D1 (ja)
ES (1) ES2319856T3 (ja)
WO (1) WO2001039394A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003021813A1 (fr) * 2001-08-31 2003-03-13 Sanyo Electric Co., Ltd. Appareil radio, procede de reception de son signal, procede et programme de mesure de son coefficient de filtre
WO2003088522A1 (fr) * 2002-04-16 2003-10-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif recepteur a antenne reseau adaptative et procede d'etalonnage de reseau d'antennes
KR100418284B1 (ko) * 2000-02-17 2004-02-11 푸바 오토모티브 게엠베하 운트 코. 카게 안테나 신호의 위상 제어 합산 기능을 갖는 안테나다이버시티 시스템
US6940453B2 (en) 2003-04-29 2005-09-06 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for calibrating reception signal in mobile communication system
JP2005354319A (ja) * 2004-05-12 2005-12-22 Ntt Docomo Inc ウエイト決定装置、ウエイト決定方法、放射電力測定装置及び放射電力測定方法
EP1744469A2 (en) 2005-06-22 2007-01-17 Fujitsu Ltd. Wireless communication apparatus and phase-variation correction method

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3651430B2 (ja) * 2001-09-17 2005-05-25 日本電気株式会社 アレーアンテナの校正装置及び校正方法
KR100841297B1 (ko) * 2001-10-19 2008-06-25 엘지전자 주식회사 복수의 안테나들을 구비한 이동통신 시스템에서의 빔형성 및 다이버시티 기법의 혼용 방법 및 이를 위한 장치
US7050787B2 (en) * 2002-10-30 2006-05-23 Lockheed Martin Corporation Cooperative element location system
DE10301125B3 (de) * 2003-01-14 2004-06-24 Eads Deutschland Gmbh Verfahren zur Kalibrierung von Sende- und Empfangspfaden von Antennensystemen
GB0327041D0 (en) * 2003-11-21 2003-12-24 Roke Manor Research Apparatus and methods
JP4405331B2 (ja) 2004-07-06 2010-01-27 富士通株式会社 無線受信装置、無線送信装置及びキャリブレーション方法
KR100675489B1 (ko) * 2004-11-23 2007-01-29 삼성전자주식회사 신호 보정 장치 및 방법을 구현하는 멀티 안테나 통신 시스템
JP4531607B2 (ja) * 2005-03-30 2010-08-25 富士通株式会社 キャリブレーション装置
KR100717921B1 (ko) * 2005-04-26 2007-05-11 주식회사 팬택 이동통신단말기에서의 알에프 캘리브레이션 수행 장치 및방법
US7633905B1 (en) 2005-09-02 2009-12-15 Magnolia Broadband Inc. Calibrating a transmit diversity communication device
EP1949710B1 (en) * 2005-11-16 2017-08-02 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Expert system for remote antenna evaluation
KR101003173B1 (ko) 2008-12-12 2010-12-22 한국전자통신연구원 무선 인체 영역 네트워크에서의 신호 수신 시스템 및 방법
JP2010213163A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Alps Electric Co Ltd ダイバシティ受信装置
US8478335B2 (en) 2011-03-23 2013-07-02 United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy System and method for radio communication
CN102664670B (zh) * 2012-03-31 2014-12-24 福建星网锐捷网络有限公司 智能天线的上行信号接收控制方法、装置及无线接入点
CN103701543B (zh) * 2013-12-30 2016-11-09 大唐移动通信设备有限公司 检测天线校准的方法及设备

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2720076B2 (ja) * 1989-07-17 1998-02-25 京セラ株式会社 直接スペクトラム拡散受信機の自動校正装置
JP3070239B2 (ja) 1992-03-13 2000-07-31 日産自動車株式会社 電子制御アンテナシステム
US5835850A (en) 1996-08-12 1998-11-10 At&T Corp Self-testing transceiver
US5786791A (en) * 1997-02-24 1998-07-28 Motorola, Inc. Method for determining an angle of arrival of a signal transmitted by a remote unit in a communication system
JP3369466B2 (ja) 1997-03-18 2003-01-20 松下電器産業株式会社 アレーアンテナ無線受信装置のキャリブレーション装置
CN1108037C (zh) * 1997-03-18 2003-05-07 松下电器产业株式会社 阵列天线无线电接收装置的校准装置和校准方法
JPH1168443A (ja) 1997-08-11 1999-03-09 Mitsubishi Electric Corp ディジタルビームフォーミングアンテナ装置
JP3678023B2 (ja) * 1998-10-23 2005-08-03 株式会社日立製作所 符号分割多元接続方式移動通信システムにおける通信装置
JP2000295152A (ja) * 1999-04-01 2000-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd アレーアンテナ無線通信装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100418284B1 (ko) * 2000-02-17 2004-02-11 푸바 오토모티브 게엠베하 운트 코. 카게 안테나 신호의 위상 제어 합산 기능을 갖는 안테나다이버시티 시스템
WO2003021813A1 (fr) * 2001-08-31 2003-03-13 Sanyo Electric Co., Ltd. Appareil radio, procede de reception de son signal, procede et programme de mesure de son coefficient de filtre
US7110795B2 (en) 2001-08-31 2006-09-19 Sanyo Electric Co., Ltd. Radio apparatus, method for receiving its signal, method for measuring its filter coefficient, and program for measuring its filter coefficient
WO2003088522A1 (fr) * 2002-04-16 2003-10-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif recepteur a antenne reseau adaptative et procede d'etalonnage de reseau d'antennes
US6940453B2 (en) 2003-04-29 2005-09-06 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for calibrating reception signal in mobile communication system
JP2005354319A (ja) * 2004-05-12 2005-12-22 Ntt Docomo Inc ウエイト決定装置、ウエイト決定方法、放射電力測定装置及び放射電力測定方法
JP4489505B2 (ja) * 2004-05-12 2010-06-23 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ ウエイト決定装置及びウエイト決定方法
EP1744469A2 (en) 2005-06-22 2007-01-17 Fujitsu Ltd. Wireless communication apparatus and phase-variation correction method

Also Published As

Publication number Publication date
WO2001039394A1 (fr) 2001-05-31
EP1235361A4 (en) 2004-07-14
US6917786B1 (en) 2005-07-12
ES2319856T3 (es) 2009-05-14
EP1235361A1 (en) 2002-08-28
AU1550601A (en) 2001-06-04
CN1218509C (zh) 2005-09-07
EP1235361B1 (en) 2009-01-28
KR100460170B1 (ko) 2004-12-04
CN1425224A (zh) 2003-06-18
JP3557969B2 (ja) 2004-08-25
BR0016098A (pt) 2002-10-29
KR20020053881A (ko) 2002-07-05
DE60041502D1 (de) 2009-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3557969B2 (ja) 無線受信装置およびキャリブレーション方法
JP3424659B2 (ja) マルチビーム受信装置
KR100447841B1 (ko) 웨이트가 적응적으로 갱신되는 적응 안테나 수신 장치
US6108323A (en) Method and system for operating a CDMA cellular system having beamforming antennas
JP2914445B2 (ja) Cdma適応受信装置
KR100292318B1 (ko) 이동통신기지국장치
US6615030B1 (en) Mobile communications system and radio base station apparatus
JP2000022612A (ja) 適応送受信装置
JPH07283779A (ja) 移動体通信装置
US6498928B1 (en) Radio reception apparatus and method for detecting reception timing
EP0936755B1 (en) Adaptive receiving device with antenna array
JP2000151488A (ja) 無線通信装置及び無線通信方法
JP3369489B2 (ja) 無線通信装置及び無線通信方法
JP4003229B2 (ja) アレーアンテナ受信装置
JP3373457B2 (ja) 無線受信装置及び無線受信方法
JP2004328761A (ja) 移動通信システムの受信信号補正装置及びその方法
WO2003098855A1 (fr) Dispositif et procede de recherche de trajets, dispositif de reception sous forme d'antenne reseau mettant en application ce procede
US7043217B2 (en) Combining reception method and apparatus
EP1065802B1 (en) Transmission power control method and apparatus by measuring the Eb/No of a weighted signals' combination
JP2000286629A (ja) 無線送信装置及び送信指向性調整方法
WO2006077832A1 (ja) 移動通信端末および受信ダイバーシチ切断方法
JPH10117157A (ja) Rake受信装置
JP2003209494A (ja) 移動無線端末装置
JP2007027908A (ja) アダプティブアレイアンテナ受信装置およびその制御方法
JP3246646B2 (ja) 符号分割多元接続通信用受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040427

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040510

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090528

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100528

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110528

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110528

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120528

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120528

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees