JP2001155841A - 避雷器の監視装置 - Google Patents

避雷器の監視装置

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JP2001155841A
JP2001155841A JP34054899A JP34054899A JP2001155841A JP 2001155841 A JP2001155841 A JP 2001155841A JP 34054899 A JP34054899 A JP 34054899A JP 34054899 A JP34054899 A JP 34054899A JP 2001155841 A JP2001155841 A JP 2001155841A
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Aya Yamamoto
綾 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の避雷器の放電電流監視装置では、簡易
ピークホールド回路及びピークホールド回路をリセット
している間は、新たな放電電流の最大値を検出できなか
った。 【解決手段】 避雷器1の放電電流を検出する変流器2
の出力を、A/D変換回路13によってアナログからデ
ィジタルに変換し、変換されたディジタル値と、しきい
値設定スイッチ22によって設定されたしきい値とをコ
ンパレータ23によって比較し、その結果、ディジタル
値がしきい値を超えたとき、時間t1のディジタル値を
メモリ24に制御回路25の制御によって書きこみ、メ
モリ24に記憶されたディジタルはマイクロプロセッサ
14によって呼び出され避雷器1の放電電流のピーク値
及び極性が検出されるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、避雷器の放電電
流を監視し、その避雷器及びその避雷器を備えた電気機
器の異常及びその前兆を早期に検出する避雷器の監視装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、例えば特開平1−272074
号公報に記載された避雷器の放電電流監視装置を示す構
成図である。図において、1は避雷器、2は避雷器1の
放電電流を検出する変流器、3は変流器2の二次側に並
列接続された負荷抵抗、4は負荷抵抗3の両端電圧を伝
える同軸ケーブル、5は同軸ケーブル4が伝えた両端電
圧が一次巻線に印加されると共に、2つの二次巻線6、
7を有するパルストランス、8は二次巻線6の両端電圧
が、信号入力端子9を介して与えられるダイオードブリ
ッジ、10はダイオードブリッジ8と簡易ピークホール
ド回路を構成するコンデンサである。
【0003】11はコンデンサ10の両端電圧を対数変
換する対数変換回路、12は対数変換回路11が対数変
換した電圧の最大値を検出し保持するピークホールド回
路、13はピークホールド回路12が検出し保持してい
る電圧値をA/D(アナログ/ディジタル)変換するA
/D変換回路、14はA/D変換回路13がA/D変換
したディジタル信号が与えられるマイクロプロセッサで
ある。15は二次巻線7の両端電圧が与えられるフォト
カプラ、16はフォトカプラ15の出力が、トリガ入力
端子17を介して与えられるワンショットパルス発生器
である。18はワンショットパルス発生器16によって
発生されたワンショットパルスが与えられるマイクロプ
ロセッサ14の割り込み制御部である。信号入力端子
9、ダイオードブリッジ8、コンデンサ10、対数変換
回路11、ピークホールド回路12、A/D変換回路1
3、マイクロプロセッサ14、トリガ入力端子17及び
ワンショットパルス発生器16は、信号処理部19を構
成している。
【0004】このように構成された避雷器の放電電流監
視装置は、避雷器1が作動して大地間に放電電流が流れ
ると、変流器2の負荷抵抗3の両端に、放電電流に相似
な波形を有する電圧が誘起される。負荷抵抗3の両端に
誘起された電圧は、同軸ケーブル4を伝わってパルスト
ランス5の一次巻線に与えられ、パルストランス5の二
次巻線6、7の両端に、それぞれ相似な波形を有する電
圧を誘起させる。二次巻線6に誘起された電圧は、ダイ
オードブリッジ8及びコンデンサ10からなる簡易ピー
クホールド回路により、その最大値が保持され、保持さ
れた電圧値は対数変換回路11により帯域圧縮される。
対数変換回路11により帯域圧縮された電圧値は、ピー
クホールド回路12により、その最大値が保持され、保
持された電圧値は、A/D変換回路13によるディジタ
ル信号に変換され、出力される。一方、二次巻線7に誘
起された電圧は、フォトカプラ15を介してワンショッ
トパルス発生器16を作動させ、ワンショットパルスを
発生させる。発生したワンショットパルスは、マイクロ
プロセッサ14の割り込み制御部18に与えられる。
【0005】これにより、マイクロプロセッサ14は、
割り込み処理を開始し、A/D変換回路13が出力した
ディジタル信号を読み込み、指数変換を行って、放電電
流の最大値を得る。その後、この避雷器の放電電流監視
装置は、簡易ピークホールド回路及びピークホールド回
路12をリセットして待機する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
避雷器の放電電流監視装置では、簡易ピークホールド回
路及びピークホールド回路12をリセットしている間
に、新たに放電電流が流れた場合、簡易ピークホールド
回路及びピークホールド回路12は作動できず、新たに
流れた放電電流の最大値を検出できないという問題点が
あった。また、近年、放電電流の波形について関心が高
まっている中、波形をオシロスコープなどで取り込もう
とする場合には、オシロスコープの価格が高く、高価な
システムになるという問題があった。
【0007】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたものであり、常時、避雷器の放電電流の
最大値と極性を検出することができる避雷器の監視装置
を得ることを第一の目的とする。また、検出する放電電
流の大きさを設定できる避雷器の監視装置を得ることを
第二の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる避雷器
の監視装置においては、避雷器の放電電流を検出する変
流器と、この変流器によって検出された放電電流をアナ
ログからディジタルに変換するA/D変換部と、このA
/D変換部によって変換されたディジタル値をしきい値
と比較するコンパレータと、A/D変換部によって変換
されたディジタル値を記憶するよう構成されたメモリ
と、コンパレータの比較によりディジタル値がしきい値
を超えたとき、所定時間分のディジタル値をメモリに書
き込むよう制御する制御部と、メモリに記憶されたディ
ジタル値を用いて避雷器の放電電流のピーク値及び極性
を検出するピーク値検出部を備えたものである。また、
しきい値を設定するスイッチ回路を備えたものである。
【0009】さらに、避雷器の放電電流を検出する変流
器と、この変流器によって検出された放電電流をアナロ
グからディジタルに変換するA/D変換部と、このA/
D変換部によって変換されたディジタル値を記憶するよ
う構成されたメモリと、しきい値を記憶するレジスタを
有し、レジスタのしきい値とA/D変換部によって変換
されたディジタル値を比較し、ディジタル値がしきい値
を超えたとき、所定時間分のディジタル値をメモリに書
き込むよう制御する制御部と、メモリに記憶されたディ
ジタル値を用いて避雷器の放電電流のピーク値及び極性
を検出するピーク値検出部を備えたものである。
【0010】また、レジスタのしきい値は、外部から書
き替えられるものである。また、メモリは、複数からな
り、制御部は、ディジタル値がしきい値を超えるつど、
直前に書き込んだメモリとは別のメモリにディジタル値
を書き込むよう制御するものである。
【0011】加えて、メモリは、ブロックに分割されて
おり、制御部は、ディジタル値がしきい値を超えるつ
ど、直前に書き込んだブロックとは別のブロックにディ
ジタル値を書き込むよう制御するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態
を、それを示す画面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
避雷器の監視装置を示す構成図である。図において、1
は避雷器、2は避雷器1の放電電流を検出する変流器、
4は変流器2が放電電流の検出値として出力した電圧を
伝える同軸ケーブル、5は同軸ケーブル4が伝えた電圧
が、一次巻線に印加されるパルストランス、13はアナ
ログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換回路、
14は放電電流のピーク値及びその極性を検出するピー
ク値検出部を構成するマイクロプロセッサである。21
はパルストランス5の二次巻線の両端電圧を濾波するフ
ィルタ回路で、フィルタ回路21が濾波した電圧信号
は、A/D変換回路13によってアナログからディジタ
ルに変換される。22はしきい値を設定するしきい値設
定手段であるしきい値設定スイッチであり、複数個のオ
ン・オフで切り換えるスイッチを並列に並べて構成され
ており、各々のデータに対応し、スイッチのオンは1、
オフは0を表しそれらの2進数表示でしきい値を設定す
る。23はA/D変換回路13が出力する値と、しきい
値設定スイッチ22に設定された値を比較するコンパレ
ータ、24はA/D変換回路13が出力する値を記録す
る複数のメモリで、24a、24b、24cは個別のメ
モリを示しており、いずれもデュアルポートメモリであ
る。メモリ24に記録されたデータは、マイクロプロセ
ッサ14により読み出される。25はコンパレータ23
の出力を入力とし、メモリ24とマイクロプロセッサ1
4へ制御信号を出力する制御回路であり、制御部を構成
する。図2は、この発明の実施の形態1による避雷器の
放電電流波形を示す記録図である。
【0013】次に、このように構成された避雷器の監視
装置の動作を説明する。避雷器1が作動して大地間に放
電電流が流れると、変流器2に放電電流に相似な波形を
有する電圧が誘起される。この誘起された電圧は、同軸
ケーブル4を伝わってパルストランス5の一次巻線に与
えられ、パルストランス5の二次巻線に相似な波形を有
する電圧を誘起させる。パルストランス5の二次巻線に
誘起された電圧は、フィルタ回路21により濾波された
後、A/D変換回路13によりアナログからディジタル
に変換され、DATALへ出力される。A/D変換回路
13からDATALへ出力されるディジタル値は、コン
パレータ23とメモリ24へ入力される。
【0014】ディジタル値が一定レベルを超えた時が、
放電電流が発生した時であり、そのレベルを超えない場
合はノイズである。このレベルをしきい値として、しき
い値設定スイッチ22に設定する。コンパレータ23
は、A/D変換回路13の出力した電圧値と、しきい値
設定スイッチ22に設定された電圧レベルを比較し、電
圧値がしきい値を超えると、制御回路25に作動信号を
出力する。制御回路25は、メモリ24a、24b、2
4cへデバイス選択信号CEL1、CEL2、CEL
3、アドレス信号ADRL、書き込み信号WELを出力
する。デバイス選択信号CEL1、CEL2、CEL3
はどれか一つが許可状態で、他の二つは禁止状態であ
り、アドレス信号ADRLは書き込みの1周期ごとにイ
ンクリメントされ、書き込み信号WELは書き込みタイ
ミングで出力される。
【0015】コンパレータ23から作動信号が入力され
ると、制御回路25はタイマを起動し、時間t1が経過
すると許可しているデバイス選択信号を禁止にし、次の
メモリのデバイス選択信号を許可にする。これで電圧信
号の記録が終了する。時間t1には、放電電流が流れ始
めてから流れなくなるまでの充分な時間を設定してお
く。また、制御回路25はデータの書き込みを終了した
メモリの番号と、書き込みを終了したメモリのアドレス
をレジスタに記憶した後、マイクロプロセッサ14へ書
き込み終了信号を出力する。マイクロプロセッサ14は
書き込み終了信号が入力されると、REG1を出力して
制御回路25のレジスタからデータの書き込みを終了し
たメモリの番号を読み出し、REG2を出力して、制御
回路25のレジスタから書き込み終了アドレスを読み出
す。そして、読み出したときには、読み出し信号OER
を出力する。マイクロプロセッサ14は制御回路25か
ら読み出した番号のメモリに該当するデバイス選択信号
CEL1、CEL2、CEL3のうちのどれかを許可に
し、そのメモリの書き込み終了アドレスから時間t1さ
かのぼってデータを読み出す。データの読み出し方は、
アドレス信号ADRRを読み出しの1周期毎にインクリ
メントすると共に読み出し信号OERを読み出しタイミ
ングで出力し、データをDATARから読み出す。さら
にマイクロプロセッサ14は、読み出したデータから放
電電流のピーク値、極性を検出し、上位へ伝送する。
【0016】図2は、放電電流が2回流れた時の制御回
路25から出力される信号の状態を表したものである。
一例として1回目の放電電流は極性が正で、2回目の放
電電流は極性が負の場合を示している。1回目の放電電
流が流れた時は、制御回路25は、メモリ24aへの記
録を可能にするため、信号CEL1を許可状態に、CE
L2、CEL3を禁止状態にしている。A/D変換回路
13の出力信号が、しきい値を超えると、作動信号の状
態が変化し、その時点から制御回路25で時間t1を計
時する。時間t1後、メモリ24bへの信号CEL2を
許可状態にし、CEL1、CEL3を禁止状態にする。
これにより、メモリ24aには1回目の放電電流が記録
される。2回目の放電電流が流れた時、メモリ24bが
記録可能になっているため、同様にして2回目の放電電
流が記録される。
【0017】実施の形態1によれば、常時、放電電流を
検出することができると共に、放電電流のピーク値及び
極性を検出することができる。
【0018】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2による避雷器の監視装置を示す構成図である。図
において、1〜5、13、14、21〜25は図1にお
けるものと同一のものである。実施の形態2では、メモ
リ24は一つのデュアルポートメモリであり、メモリ2
4をブロックに分けて記録に用いる。
【0019】次に、実施の形態2による避雷器の監視装
置の動作について、実施の形態1との違いを中心に説明
する。実施の形態2では、一つのメモリ24の内部をブ
ロックに分け、データを記録するブロックを、メモリの
アドレス信号を制御することによって選択する。メモリ
24の容量を2のn乗とすると、メモリ24へのアドレ
ス信号は、A0からAn−1のn本である。メモリ24
を4つのブロックに分ける場合は、アドレス信号An−
1とAn−2を制御する。
【0020】制御回路25は、コンパレータ23からの
作動信号が入力されると、タイマを起動し、4つのブロ
ックのうちの一つにデータを記録するように制御する。
時間t1が経過すると、次のブロックに記録するように
制御する。制御回路25は、記録を終了したアドレスを
レジスタに記憶し、マイクロプロセッサ14へ書き込み
終了信号を出力する。マイクロプロセッサ14は、書き
込み終了信号が入力されると、制御回路25のレジスタ
からデータの書き込みを終了したメモリのアドレスを読
み出す。マイクロプロセッサ14は、制御回路25から
読み出したアドレスから時間t1さかのぼって読み出
す。さらにマイクロプロセッサ14は、読み出したデー
タから放電電流のピーク値、極性を検出し、上位へ伝送
する。
【0021】実施の形態2の構成によれば、複数の事象
を記録するのに1個のメモリだけでよいので装置が安価
になる。
【0022】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3による避雷器の監視装置を示す構成図である。図
において、1〜5、13、14、21、24、25は図
1におけるものと同一のものである。実施の形態3で
は、制御回路25に、A/D変換回路13の出力する値
と比較するしきい値を記憶するレジスタを内蔵させ、こ
のしきい値を上位からマイクロプロセッサ14を介して
設定するように、構成されている。
【0023】次に、実施の形態3による避雷器の監視装
置の動作について、実施の形態1との違いを中心に説明
する。しきい値を記憶するレジスタを制御回路25に内
蔵し、上位からマイクロプロセッサ14を介してしきい
値を設定する。制御回路25は、A/D変換回路13の
出力する値と、設定されたしきい値を比較し、しきい値
を超えるとタイマを起動し、メモリ24にデータを記録
するように制御する。
【0024】上位から放電電流の大きさを決めるしきい
値を設定できる利点は、オンライン処理などで大きな放
電電流だけを取り込みたい時などに、設定値を変更でき
る点である。
【0025】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。避雷器
の放電電流を検出する変流器と、この変流器によって検
出された放電電流をアナログからディジタルに変換する
A/D変換部と、このA/D変換部によって変換された
ディジタル値をしきい値と比較するコンパレータと、A
/D変換部によって変換されたディジタル値を記憶する
よう構成されたメモリと、コンパレータの比較によりデ
ィジタル値がしきい値を超えたとき、所定時間分のディ
ジタル値をメモリに書き込むよう制御する制御部と、メ
モリに記憶されたディジタル値を用いて避雷器の放電電
流のピーク値及び極性を検出するピーク値検出部を備え
たので、常時、放電電流を検出することができると共
に、放電電流のピーク値及び極性を検出することができ
る。また、しきい値を設定するスイッチ回路を備えたの
で、しきい値を設定することができる。
【0026】さらに、避雷器の放電電流を検出する変流
器と、この変流器によって検出された放電電流をアナロ
グからディジタルに変換するA/D変換部と、このA/
D変換部によって変換されたディジタル値を記憶するよ
う構成されたメモリと、しきい値を記憶するレジスタを
有し、レジスタのしきい値とA/D変換部によって変換
されたディジタル値を比較し、ディジタル値がしきい値
を超えたとき、所定時間分のディジタル値をメモリに書
き込むよう制御する制御部と、メモリに記憶されたディ
ジタル値を用いて避雷器の放電電流のピーク値及び極性
を検出するピーク値検出部を備えたので、常時、放電電
流を検出することができると共に、放電電流のピーク値
及び極性を検出することができる。また、レジスタのし
きい値は、外部から任意の値に書き替えられることがで
き、放電電流の大きさを設定できる。
【0027】また、メモリは、複数からなり、制御部
は、ディジタル値がしきい値を超えるつど、直前に書き
込んだメモリとは別のメモリにディジタル値を書き込む
よう制御するので、一回の放電電流に限らず、二回目以
降の放電電流を記憶することができる。加えて、メモリ
は、ブロックに分割されており、制御部は、ディジタル
値がしきい値を超えるつど、直前に書き込んだブロック
とは別のブロックにディジタル値を書き込むよう制御す
るので、二回目以降の放電電流を記憶するメモリは一個
でよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による避雷器の監視
装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による避雷器の放電
電流波形を示す記録図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による避雷器の監視
装置を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による避雷器の監視
装置を示す構成図である。
【図5】 従来の避雷器の放電電流監視装置を示す構成
図である。
【符号の説明】
1 避雷器、 2 変流器、 4 同軸ケーブル、 5
パルストランス、13 A/D変換回路、 14 マ
イクロプロセッサ、21 フィルタ回路、 22 しき
い値設定スイッチ、23 コンパレータ、 24 メモ
リ、 25 制御回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 避雷器の放電電流を検出する変流器、こ
    の変流器によって検出された放電電流をアナログからデ
    ィジタルに変換するA/D変換部、このA/D変換部に
    よって変換されたディジタル値をしきい値と比較するコ
    ンパレータ、上記A/D変換部によって変換されたディ
    ジタル値を記憶するよう構成されたメモリ、上記コンパ
    レータの比較により上記ディジタル値が上記しきい値を
    超えたとき、所定時間分の上記ディジタル値を上記メモ
    リに書き込むよう制御する制御部、上記メモリに記憶さ
    れたディジタル値を用いて避雷器の放電電流のピーク値
    及び極性を検出するピーク値検出部を備えたことを特徴
    とする避雷器の監視装置。
  2. 【請求項2】 コンパレータの比較に用いられるしきい
    値を設定するしきい値設定手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の避雷器の監視装置。
  3. 【請求項3】 避雷器の放電電流を検出する変流器、こ
    の変流器によって検出された放電電流をアナログからデ
    ィジタルに変換するA/D変換部、このA/D変換部に
    よって変換されたディジタル値を記憶するよう構成され
    たメモリ、しきい値を記憶するレジスタを有し、上記レ
    ジスタのしきい値と上記A/D変換部によって変換され
    たディジタル値を比較し、上記ディジタル値が上記しき
    い値を超えたとき、所定時間分のディジタル値を上記メ
    モリに書き込むよう制御する制御部、上記メモリに記憶
    されたディジタル値を用いて避雷器の放電電流のピーク
    値及び極性を検出するピーク値検出部を備えたことを特
    徴とする避雷器の監視装置。
  4. 【請求項4】 レジスタのしきい値は、外部から書き替
    えられることを特徴とする請求項3記載の避雷器の監視
    装置。
  5. 【請求項5】 メモリは、複数からなり、制御部は、デ
    ィジタル値がしきい値を超えるつど、直前に書き込んだ
    メモリとは別のメモリにディジタル値を書き込むよう制
    御することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか
    一項記載の避雷器の監視装置。
  6. 【請求項6】 メモリは、ブロックに分割されており、
    制御部は、ディジタル値がしきい値を超えるつど、直前
    に書き込んだブロックとは別のブロックにディジタル値
    を書き込むよう制御することを特徴とする請求項1〜請
    求項4のいずれか一項記載の避雷器の監視装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102636767A (zh) * 2012-05-07 2012-08-15 宁波电业局 一种避雷器在线监测仪校验装置
CN104655969A (zh) * 2015-03-19 2015-05-27 国网上海市电力公司 一种氧化锌避雷器在线监测系统

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CN102636767A (zh) * 2012-05-07 2012-08-15 宁波电业局 一种避雷器在线监测仪校验装置
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