JP2001155244A - カップ供給装置 - Google Patents
カップ供給装置Info
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- JP2001155244A JP2001155244A JP33634699A JP33634699A JP2001155244A JP 2001155244 A JP2001155244 A JP 2001155244A JP 33634699 A JP33634699 A JP 33634699A JP 33634699 A JP33634699 A JP 33634699A JP 2001155244 A JP2001155244 A JP 2001155244A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カップセンサを交換した場合やカップサイズ
を変更した場合でも、カップ検出機構の位置調整を必要
とせずにカップの有無を確実に検出することのできるカ
ップ供給装置を提供する。 【解決手段】 カップドロッパ５からカップ２を供給
し、ガイド筒３に収容されているカップの数が所定数以
下になると、検出レバー６１は、重力によってレバー回
転軸６０を中心にガイド筒３の内部方向に回転し、マイ
クロスイッチ６３の押ボタン６３ａが突出することによ
ってマイクロスイッチ６３はＯＦＦ信号を出力する。
を変更した場合でも、カップ検出機構の位置調整を必要
とせずにカップの有無を確実に検出することのできるカ
ップ供給装置を提供する。 【解決手段】 カップドロッパ５からカップ２を供給
し、ガイド筒３に収容されているカップの数が所定数以
下になると、検出レバー６１は、重力によってレバー回
転軸６０を中心にガイド筒３の内部方向に回転し、マイ
クロスイッチ６３の押ボタン６３ａが突出することによ
ってマイクロスイッチ６３はＯＦＦ信号を出力する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カップ式自動販売
機等の飲料供給装置やポップコーンメーカ等の調理装置
等に好適なカップ供給装置に関し、特に、カップセンサ
を交換した場合やカップサイズを変更した場合でも、カ
ップ検出機構の位置調整を必要とせずにカップの有無を
確実に検出することのできるカップ供給装置に関する。
機等の飲料供給装置やポップコーンメーカ等の調理装置
等に好適なカップ供給装置に関し、特に、カップセンサ
を交換した場合やカップサイズを変更した場合でも、カ
ップ検出機構の位置調整を必要とせずにカップの有無を
確実に検出することのできるカップ供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のカップ供給装置として、例えば、
実用新案登録第２５７０１９３号公報に示されるものが
ある。
実用新案登録第２５７０１９３号公報に示されるものが
ある。
【０００３】図６は、その従来のカップ供給装置を示
す。このカップ供給装置は、同図（ａ）に示すように、
カップ２を上下方向に積層してなるカップ列を収容する
円筒状のガイド筒３と、ガイド筒３に収容されたカップ
列を中央へ誘導するガイド部４と、ガイド部４によって
中央へ誘導されたカップ列の最下位のカップ２を図示し
ないモータによって駆動されるカム５１の回転によって
分離し下方へ落下させるカップドロッパ５と、ガイド筒
３に設けた開口３ａを通してガイド筒３に収容されてい
るカップ２に接触するように、レバー回転軸６０に回動
可能に支持された検出レバー６１と、図示しない装置本
体に取り付けられ、検出レバー６１の動作によってカッ
プ２の有無をスイッチレバー６２を介して検出するマイ
クロスイッチ６３とを有する。
す。このカップ供給装置は、同図（ａ）に示すように、
カップ２を上下方向に積層してなるカップ列を収容する
円筒状のガイド筒３と、ガイド筒３に収容されたカップ
列を中央へ誘導するガイド部４と、ガイド部４によって
中央へ誘導されたカップ列の最下位のカップ２を図示し
ないモータによって駆動されるカム５１の回転によって
分離し下方へ落下させるカップドロッパ５と、ガイド筒
３に設けた開口３ａを通してガイド筒３に収容されてい
るカップ２に接触するように、レバー回転軸６０に回動
可能に支持された検出レバー６１と、図示しない装置本
体に取り付けられ、検出レバー６１の動作によってカッ
プ２の有無をスイッチレバー６２を介して検出するマイ
クロスイッチ６３とを有する。
【０００４】このような構成において、所定数のカップ
２がガイド筒３に収容されている場合は、検出レバー６
１は、図６（ａ）に示すように、その先端が検出位置Ａ
でカップ２の側面に接触し、図６（ｂ）に示すように、
カップ２によってマイクロスイッチ６３側に回転し、ス
イッチレバー６２を介してマイクロスイッチ６３の押ボ
タン６３ａを押圧することによってマイクロスイッチ６
３はＯＮとなっている。これによってガイド筒３内にカ
ップ２があることが検出される。また、ガイド筒３のカ
ップ２が所定数以下になると、図６（ｃ）に示すよう
に、検出レバー６１は、マイクロスイッチ６３内部のば
ねによって押ボタン６３ａおよびスイッチレバー６２を
介してガイド筒３の内部方向に回転し、マイクロスイッ
チ６３の押ボタン６３ａが突出することによってＯＦＦ
になる。これによってガイド筒３内にカップ２が無いこ
とが検出される。
２がガイド筒３に収容されている場合は、検出レバー６
１は、図６（ａ）に示すように、その先端が検出位置Ａ
でカップ２の側面に接触し、図６（ｂ）に示すように、
カップ２によってマイクロスイッチ６３側に回転し、ス
イッチレバー６２を介してマイクロスイッチ６３の押ボ
タン６３ａを押圧することによってマイクロスイッチ６
３はＯＮとなっている。これによってガイド筒３内にカ
ップ２があることが検出される。また、ガイド筒３のカ
ップ２が所定数以下になると、図６（ｃ）に示すよう
に、検出レバー６１は、マイクロスイッチ６３内部のば
ねによって押ボタン６３ａおよびスイッチレバー６２を
介してガイド筒３の内部方向に回転し、マイクロスイッ
チ６３の押ボタン６３ａが突出することによってＯＦＦ
になる。これによってガイド筒３内にカップ２が無いこ
とが検出される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカップ
供給装置によると、マイクロスイッチ内部の小さなばね
力によって検出レバーをカップに接触させているため、
故障等によりマイクロスイッチを交換する場合に、単に
交換しただけではスイッチ内部のばね力のばらつきによ
りカップの有無を検出できない場合が生じる。このた
め、その検出不良が生じないように検出レバーやスイッ
チの取付け位置を調整する手間を生じ、適切な調整が行
われない場合には、上述したようにばね力のばらつきに
よりカップの有無を確実に検出できないという問題があ
る。カップサイズを変更する場合も、検出範囲が狭いた
め、カップサイズに応じて検出レバーやスイッチの取付
け位置を調整する手間を生じ、適切な調整が行われない
場合には、上記と同様にカップの有無を確実に検出でき
ないという問題がある。
供給装置によると、マイクロスイッチ内部の小さなばね
力によって検出レバーをカップに接触させているため、
故障等によりマイクロスイッチを交換する場合に、単に
交換しただけではスイッチ内部のばね力のばらつきによ
りカップの有無を検出できない場合が生じる。このた
め、その検出不良が生じないように検出レバーやスイッ
チの取付け位置を調整する手間を生じ、適切な調整が行
われない場合には、上述したようにばね力のばらつきに
よりカップの有無を確実に検出できないという問題があ
る。カップサイズを変更する場合も、検出範囲が狭いた
め、カップサイズに応じて検出レバーやスイッチの取付
け位置を調整する手間を生じ、適切な調整が行われない
場合には、上記と同様にカップの有無を確実に検出でき
ないという問題がある。
【０００６】従って、本発明の目的は、カップセンサを
交換した場合やカップサイズを変更した場合でも、カッ
プ検出機構の位置調整を必要とせずにカップの有無を確
実に検出することのできるカップ供給装置を提供するこ
とにある。
交換した場合やカップサイズを変更した場合でも、カッ
プ検出機構の位置調整を必要とせずにカップの有無を確
実に検出することのできるカップ供給装置を提供するこ
とにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、紙等の材質からなるカップを収容部に積層
して収容し、前記収容部の下部から１つずつ分離して供
給するカップ供給装置において、重力によって移動する
ことにより前記収容部の側壁を通って前記カップに接触
する先端部を有し、前記カップの収容状況に応じて前記
カップの径方向に変位するカップ検出部材と、前記カッ
プ検出部材の変位量を検出して前記カップの有無を示す
信号を出力するカップセンサとを備えたことを特徴とす
るカップ供給装置を提供する。上記構成によれば、重力
によってカップ検出部材の先端部をカップに接触させる
ことにより、カップ検出部材の先端部がカップに安定し
て接触する。カップ検出部材の変位量を検出することに
より、広い範囲でカップの有無を検出することが可能と
なる。
成するため、紙等の材質からなるカップを収容部に積層
して収容し、前記収容部の下部から１つずつ分離して供
給するカップ供給装置において、重力によって移動する
ことにより前記収容部の側壁を通って前記カップに接触
する先端部を有し、前記カップの収容状況に応じて前記
カップの径方向に変位するカップ検出部材と、前記カッ
プ検出部材の変位量を検出して前記カップの有無を示す
信号を出力するカップセンサとを備えたことを特徴とす
るカップ供給装置を提供する。上記構成によれば、重力
によってカップ検出部材の先端部をカップに接触させる
ことにより、カップ検出部材の先端部がカップに安定し
て接触する。カップ検出部材の変位量を検出することに
より、広い範囲でカップの有無を検出することが可能と
なる。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１（ａ），（ｂ）は、本発明の
第１の実施の形態に係るカップ供給装置を示す。この装
置１は、紙，プラスチック等からなる複数のカップ２を
上下方向に積層してなるカップ列を供給する図示しない
カップ列供給部と、カップ２の外径より若干大きい内径
を有し、カップ列供給部によって上方から落下し供給さ
れたカップ列を収容する円筒状のガイド筒３と、ガイド
筒３の下方に同軸的に配置され、下方に向かうに従って
内径を小さくした円錐状を有し、ガイド筒３内に供給さ
れたカップ列を中央へ誘導するガイド部４と、ガイド部
４によって中央へ誘導されたカップ列の最下位のカップ
２を分離し下方の図示しないカップ受台上に落下させる
カップドロッパ５と、ガイド筒３に設けた開口３ａを通
してガイド筒３内に所定数のカップ２が収容されている
か否かを検出するカップ検出機構６と、カップドロッパ
５を制御してカップ２を落下させるとともに、カップ検
出機構６からのカップ無しを示すＯＦＦ信号に基づいて
カップ列供給部を制御してカップ列をガイド筒３内に供
給させる図示しない制御部とを備える。
第１の実施の形態に係るカップ供給装置を示す。この装
置１は、紙，プラスチック等からなる複数のカップ２を
上下方向に積層してなるカップ列を供給する図示しない
カップ列供給部と、カップ２の外径より若干大きい内径
を有し、カップ列供給部によって上方から落下し供給さ
れたカップ列を収容する円筒状のガイド筒３と、ガイド
筒３の下方に同軸的に配置され、下方に向かうに従って
内径を小さくした円錐状を有し、ガイド筒３内に供給さ
れたカップ列を中央へ誘導するガイド部４と、ガイド部
４によって中央へ誘導されたカップ列の最下位のカップ
２を分離し下方の図示しないカップ受台上に落下させる
カップドロッパ５と、ガイド筒３に設けた開口３ａを通
してガイド筒３内に所定数のカップ２が収容されている
か否かを検出するカップ検出機構６と、カップドロッパ
５を制御してカップ２を落下させるとともに、カップ検
出機構６からのカップ無しを示すＯＦＦ信号に基づいて
カップ列供給部を制御してカップ列をガイド筒３内に供
給させる図示しない制御部とを備える。
【０００９】カップ検出機構６は、図１（ａ）に示すよ
うに、垂直方向に対して所定の角度θ傾斜したレバー回
転軸６０と、重力によって回転するようにレバー回転軸
６０に支持され、折曲部６１ａとアーム部６１ｂからな
る略Ｌ字状の検出レバー６１と、図示しない装置本体に
取り付けられ、検出レバー６１の動作によってカップ２
の有無をスイッチレバー６２を介して検出するマイクロ
スイッチ６３とを備える。なお、図１（ａ），（ｂ）
は、所定数のカップ２がガイド筒３内に収容されている
状態（カップ有り状態）を示しており、検出レバー６１
の折曲部６１ａの先端は、ガイド筒３の開口３aを通し
て検出位置Ａで直線Ｌ1に沿ってカップ２の側面に接触
している。
うに、垂直方向に対して所定の角度θ傾斜したレバー回
転軸６０と、重力によって回転するようにレバー回転軸
６０に支持され、折曲部６１ａとアーム部６１ｂからな
る略Ｌ字状の検出レバー６１と、図示しない装置本体に
取り付けられ、検出レバー６１の動作によってカップ２
の有無をスイッチレバー６２を介して検出するマイクロ
スイッチ６３とを備える。なお、図１（ａ），（ｂ）
は、所定数のカップ２がガイド筒３内に収容されている
状態（カップ有り状態）を示しており、検出レバー６１
の折曲部６１ａの先端は、ガイド筒３の開口３aを通し
て検出位置Ａで直線Ｌ1に沿ってカップ２の側面に接触
している。
【００１０】カップドロッパ５は、中央部に開口部５０
ａを有する枠体５０と、枠体５０内の開口部５０ａの周
囲に設けられた複数のカム５１と、複数のカム５１を回
転させることにより、開口部５０ａにガイド部４によっ
て導入されたカップ列の最下位のカップ２をカップ受台
上に落下させる図示しないモータとを備える。
ａを有する枠体５０と、枠体５０内の開口部５０ａの周
囲に設けられた複数のカム５１と、複数のカム５１を回
転させることにより、開口部５０ａにガイド部４によっ
て導入されたカップ列の最下位のカップ２をカップ受台
上に落下させる図示しないモータとを備える。
【００１１】図２は、検出レバー６１を示す。レバー回
転軸６０をｘ−ｚ平面内で角度θ傾斜させた場合は、検
出レバー６１の重心位置ＧＰがレバー回転軸６０からＬ
の位置にあると仮定すると、検出レバー６１には、次の
式に示す回転トルクＴが加わる。 Ｔ＝ｆ・Ｌ＝ｍｇＬｓｉｎθ 但し、ｆ：回転軸６０に直交する方向に加わる力 ｍ：検出レバー６１の質量 ｇ：重力加速度 この回転トルクＴにより検出レバー６１は、摩擦が無い
とした場合、重心位置ＧＰがｘ軸上に位置するまで回転
可能である。
転軸６０をｘ−ｚ平面内で角度θ傾斜させた場合は、検
出レバー６１の重心位置ＧＰがレバー回転軸６０からＬ
の位置にあると仮定すると、検出レバー６１には、次の
式に示す回転トルクＴが加わる。 Ｔ＝ｆ・Ｌ＝ｍｇＬｓｉｎθ 但し、ｆ：回転軸６０に直交する方向に加わる力 ｍ：検出レバー６１の質量 ｇ：重力加速度 この回転トルクＴにより検出レバー６１は、摩擦が無い
とした場合、重心位置ＧＰがｘ軸上に位置するまで回転
可能である。
【００１２】次に、この第１の実施の形態の動作を説明
する。所定数のカップ２がガイド筒３に収容されている
場合は、検出レバー６１は、図１に示すように、折曲部
６１ａの先端が検出位置Ａでカップ２の側面に接触し、
カップ２によってマイクロスイッチ６３側に回動し、ス
イッチレバー６２を介してマイクロスイッチ６３の押ボ
タン６３ａを押し込む。マイクロスイッチ６３は、カッ
プ有りを示すＯＮ信号を図示しない制御部に出力する。
制御部は、図示しない主制御部からカップ要求信号があ
ると、カップドロッパ５のモータを駆動してカム５１を
回転させる。ガイド筒３に収容されているカップ列の最
下位のカップ２が送り出され、カップ受台上に落下す
る。
する。所定数のカップ２がガイド筒３に収容されている
場合は、検出レバー６１は、図１に示すように、折曲部
６１ａの先端が検出位置Ａでカップ２の側面に接触し、
カップ２によってマイクロスイッチ６３側に回動し、ス
イッチレバー６２を介してマイクロスイッチ６３の押ボ
タン６３ａを押し込む。マイクロスイッチ６３は、カッ
プ有りを示すＯＮ信号を図示しない制御部に出力する。
制御部は、図示しない主制御部からカップ要求信号があ
ると、カップドロッパ５のモータを駆動してカム５１を
回転させる。ガイド筒３に収容されているカップ列の最
下位のカップ２が送り出され、カップ受台上に落下す
る。
【００１３】図３（ａ），（ｂ）は、カップ無し状態を
示す。カップドロッパ５からカップ２を供給し、ガイド
筒３に収容されているカップ３の数が所定数以下になる
と、検出レバー６１は、重力によってレバー回転軸６０
を中心にガイド筒３の内部方向に回転し、マイクロスイ
ッチ６３の押ボタン６３ａがスイッチ６３内部のばねに
よって突出する。マイクロスイッチ６３は、カップ無し
を示すＯＦＦ信号を制御部に出力する。制御部は、マイ
クロスイッチ６３からのＯＦＦ信号に基づいてカップ列
供給部を制御し、カップ列をガイド筒３内に供給させ
る。ガイド筒３内にカップ列が供給されると、マイクロ
スイッチ６３は、前述したようにカップ有りを示すＯＮ
信号を制御部に出力する。
示す。カップドロッパ５からカップ２を供給し、ガイド
筒３に収容されているカップ３の数が所定数以下になる
と、検出レバー６１は、重力によってレバー回転軸６０
を中心にガイド筒３の内部方向に回転し、マイクロスイ
ッチ６３の押ボタン６３ａがスイッチ６３内部のばねに
よって突出する。マイクロスイッチ６３は、カップ無し
を示すＯＦＦ信号を制御部に出力する。制御部は、マイ
クロスイッチ６３からのＯＦＦ信号に基づいてカップ列
供給部を制御し、カップ列をガイド筒３内に供給させ
る。ガイド筒３内にカップ列が供給されると、マイクロ
スイッチ６３は、前述したようにカップ有りを示すＯＮ
信号を制御部に出力する。
【００１４】上述した第１の実施の形態によれば、重力
とスイッチ６３内部のばね力によって検出レバー６１に
回転トルクを付与しているので、検出レバー６１の折曲
部６１ａの先端をカップ２に安定して接触させることが
でき、マイクロスイッチ６３を交換した場合でも、マイ
クロスイッチ６３や検出レバー６１の位置調整を必要と
せずにカップの有無を確実に検出することができる。
とスイッチ６３内部のばね力によって検出レバー６１に
回転トルクを付与しているので、検出レバー６１の折曲
部６１ａの先端をカップ２に安定して接触させることが
でき、マイクロスイッチ６３を交換した場合でも、マイ
クロスイッチ６３や検出レバー６１の位置調整を必要と
せずにカップの有無を確実に検出することができる。
【００１５】図４（ａ），（ｂ）は、本発明の第２の実
施の形態に係るカップ供給装置を示す。この装置１は、
垂直方向に対して所定の角度θ傾斜したレバー回転軸６
０と、レバー回転軸６０に回動可能に支持された略レ字
状の検出レバー６１と、図示しない装置本体に取り付け
られ、検出レバー６１の動作によってカップ２の有無を
検出する光スイッチ６４と、検出レバー６１の後端部６
１ｃを引き込んで検出レバー６１の折曲部６１ａをガイ
ド筒３の中央側に押込む引張りコイルばね６５とを備え
る。
施の形態に係るカップ供給装置を示す。この装置１は、
垂直方向に対して所定の角度θ傾斜したレバー回転軸６
０と、レバー回転軸６０に回動可能に支持された略レ字
状の検出レバー６１と、図示しない装置本体に取り付け
られ、検出レバー６１の動作によってカップ２の有無を
検出する光スイッチ６４と、検出レバー６１の後端部６
１ｃを引き込んで検出レバー６１の折曲部６１ａをガイ
ド筒３の中央側に押込む引張りコイルばね６５とを備え
る。
【００１６】光スイッチ６４は、発光ダイオード等の発
光部６４Ａと、発光部６４Ａから出射される光を受光す
る受光部６４Ｂとを備える。
光部６４Ａと、発光部６４Ａから出射される光を受光す
る受光部６４Ｂとを備える。
【００１７】検出レバー６１は、折曲部６１ａが円弧状
を有し、その折曲部６１ａに遮光部６１ｄが形成され、
この遮光部６１ｄが光スイッチ６４によって検出される
ように構成されている。遮光部６１ｄは、カップサイズ
が変更されても検出レバー６１や光スイッチ６４の取り
付け位置を変更しなくても済むように所定の大きさを有
している。
を有し、その折曲部６１ａに遮光部６１ｄが形成され、
この遮光部６１ｄが光スイッチ６４によって検出される
ように構成されている。遮光部６１ｄは、カップサイズ
が変更されても検出レバー６１や光スイッチ６４の取り
付け位置を変更しなくても済むように所定の大きさを有
している。
【００１８】ガイド部４は、カップサイズ（例えば、
６，９，１２オンス）に応じたサイズのものを選択的に
取り付けられるようになっている。以下、６オンスのカ
ップを小カップ２、９オンスのカップを中カップ２、１
２オンスのカップを大カップ２と称して説明する。な
お、ガイド部４は、外周径を調整することによって、複
数のカップサイズに対応するようにしてもよい。
６，９，１２オンス）に応じたサイズのものを選択的に
取り付けられるようになっている。以下、６オンスのカ
ップを小カップ２、９オンスのカップを中カップ２、１
２オンスのカップを大カップ２と称して説明する。な
お、ガイド部４は、外周径を調整することによって、複
数のカップサイズに対応するようにしてもよい。
【００１９】次に、この第２の実施の形態の動作を説明
する。所定数の大カップ２がガイド筒３に収容されてい
る場合は、検出レバー６１は、図４に示すように、折曲
部６１ａの先端が大カップ検出位置Ａ1で大カップ２の
側面に接触し、大カップ２によってガイド筒３の外側に
回転し、検出レバー６１の遮光部６１ｄが光スイッチ６
４を遮光する。光スイッチ６４は、カップ有りを示すＯ
Ｎ信号を図示しない制御部に出力する。制御部は、図示
しない主制御部からカップ要求信号があると、カップド
ロッパ５のモータを駆動してカム５１を回転させる。ガ
イド筒３に収容されているカップ列の最下位の大カップ
２が送り出され、カップ受台上に落下する。
する。所定数の大カップ２がガイド筒３に収容されてい
る場合は、検出レバー６１は、図４に示すように、折曲
部６１ａの先端が大カップ検出位置Ａ1で大カップ２の
側面に接触し、大カップ２によってガイド筒３の外側に
回転し、検出レバー６１の遮光部６１ｄが光スイッチ６
４を遮光する。光スイッチ６４は、カップ有りを示すＯ
Ｎ信号を図示しない制御部に出力する。制御部は、図示
しない主制御部からカップ要求信号があると、カップド
ロッパ５のモータを駆動してカム５１を回転させる。ガ
イド筒３に収容されているカップ列の最下位の大カップ
２が送り出され、カップ受台上に落下する。
【００２０】図５（ａ），（ｂ）は、カップ無し状態を
示す。カップドロッパ５から大カップ２を供給し、ガイ
ド筒３に収容されている大カップ２の数が所定数以下に
なると、検出レバー６１は、重力および引張りコイルば
ね６５のばね力によってレバー回転軸６０を中心にガイ
ド筒３の内部方向に回転し、検出レバー６１の遮光部６
１ｄが光スイッチ６４の検出位置から外れる。光スイッ
チ６４は、カップ無しを示すＯＦＦ信号を制御部に出力
する。制御部は、光スイッチ６４からのＯＦＦ信号に基
づいてカップ列供給部を制御し、カップ列をガイド筒３
内に供給させる。ガイド筒３内にカップ列が供給される
と、光スイッチ６４は、前述したようにカップ有りを示
すＯＮ信号を制御部に出力する。
示す。カップドロッパ５から大カップ２を供給し、ガイ
ド筒３に収容されている大カップ２の数が所定数以下に
なると、検出レバー６１は、重力および引張りコイルば
ね６５のばね力によってレバー回転軸６０を中心にガイ
ド筒３の内部方向に回転し、検出レバー６１の遮光部６
１ｄが光スイッチ６４の検出位置から外れる。光スイッ
チ６４は、カップ無しを示すＯＦＦ信号を制御部に出力
する。制御部は、光スイッチ６４からのＯＦＦ信号に基
づいてカップ列供給部を制御し、カップ列をガイド筒３
内に供給させる。ガイド筒３内にカップ列が供給される
と、光スイッチ６４は、前述したようにカップ有りを示
すＯＮ信号を制御部に出力する。
【００２１】図５（ｃ）は、ガイド筒３に小カップ２を
収容した状態を示す。この場合は、検出レバー６１の折
曲部６１ａの先端が、図５（ａ）に示す小カップ検出位
置Ａ 2 で、図５（ｃ）に示す直線Ｌ1に平行な直線Ｌ'1
に沿ってカップ２の側面に接触することによってカップ
有りが検出される。なお、中カップ２を検出する場合
は、折曲部６１ａの先端が、大カップ検出位置Ａ1と小
カップ検出位置Ａ2 の間で直線Ｌ1と直線Ｌ'1の間の直
線に沿って中カップ２の側面に接触することによってカ
ップ有りが検出される。
収容した状態を示す。この場合は、検出レバー６１の折
曲部６１ａの先端が、図５（ａ）に示す小カップ検出位
置Ａ 2 で、図５（ｃ）に示す直線Ｌ1に平行な直線Ｌ'1
に沿ってカップ２の側面に接触することによってカップ
有りが検出される。なお、中カップ２を検出する場合
は、折曲部６１ａの先端が、大カップ検出位置Ａ1と小
カップ検出位置Ａ2 の間で直線Ｌ1と直線Ｌ'1の間の直
線に沿って中カップ２の側面に接触することによってカ
ップ有りが検出される。
【００２２】上述した第２の実施の形態によれば、重力
と引張りコイルばね６５のばね力によって検出レバー６
１に回転トルクを付与しているので、検出レバー６１の
折曲部６１ａの先端をカップ２に一層安定して接触させ
ることができる。このため、カップの有無を確実に検出
することができる。また、検出レバー６１の遮光部６１
ｄを所定の大きさにして検出範囲を大きくしているの
で、カップサイズを変更した場合でも、光スイッチ６４
や検出レバー６１の位置調整を必要とせずにカップの有
無を検出することができる。
と引張りコイルばね６５のばね力によって検出レバー６
１に回転トルクを付与しているので、検出レバー６１の
折曲部６１ａの先端をカップ２に一層安定して接触させ
ることができる。このため、カップの有無を確実に検出
することができる。また、検出レバー６１の遮光部６１
ｄを所定の大きさにして検出範囲を大きくしているの
で、カップサイズを変更した場合でも、光スイッチ６４
や検出レバー６１の位置調整を必要とせずにカップの有
無を検出することができる。
【００２３】なお、第２の実施の形態では、検出レバー
６１の遮光部６１ｄを光学的に検出する光スイッチ６４
を用いたが、接触型のセンサを用いることもよい。ま
た、上記実施の形態では、検出レバーの動作をマイクロ
スイッチあるいは光スイッチを用いて検出したが、磁気
センサを用いてもよい。
６１の遮光部６１ｄを光学的に検出する光スイッチ６４
を用いたが、接触型のセンサを用いることもよい。ま
た、上記実施の形態では、検出レバーの動作をマイクロ
スイッチあるいは光スイッチを用いて検出したが、磁気
センサを用いてもよい。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカップ供
給装置によれは、重力によってカップ検出部材の先端部
をカップに安定して接触させ、また広い範囲でカップの
有無を検出することが可能であるので、カップセンサを
交換した場合やカップサイズを変更した場合でも、カッ
プ検出機構の位置調整を必要とせずにカップの有無を確
実に検出することができる。
給装置によれは、重力によってカップ検出部材の先端部
をカップに安定して接触させ、また広い範囲でカップの
有無を検出することが可能であるので、カップセンサを
交換した場合やカップサイズを変更した場合でも、カッ
プ検出機構の位置調整を必要とせずにカップの有無を確
実に検出することができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態に係るカップ供給装
置におけるカップ有りの検出状態を示し、（ａ）は正面
図、（ｂ）は平面図
置におけるカップ有りの検出状態を示し、（ａ）は正面
図、（ｂ）は平面図
【図２】第１の実施の形態に係るカップ検出機構の検出
レバーを示し、（ａ）はｘ−ｙ面図、（ｂ）はｘ−ｚ面
図、（ｃ）はｘ−ｙ面図
レバーを示し、（ａ）はｘ−ｙ面図、（ｂ）はｘ−ｚ面
図、（ｃ）はｘ−ｙ面図
【図３】第１の実施の形態に係るカップ供給装置におけ
るカップ無しの検出状態を示し、（ａ）は正面図、
（ｂ）は平面図
るカップ無しの検出状態を示し、（ａ）は正面図、
（ｂ）は平面図
【図４】本発明の第２の実施の形態に係るカップ供給装
置のカップ有りの検出状態を示し、（ａ）は正面図、
（ｂ）は平面図
置のカップ有りの検出状態を示し、（ａ）は正面図、
（ｂ）は平面図
【図５】第２の実施の形態に係るカップ検出機構の動作
を示し、（ａ）はカップ無しの検出状態を示す正面図、
（ｂ）はカップ無しの検出状態を示す平面図、（ｃ）は
小カップを収納した場合のカップ有りの検出状態を示す
平面図
を示し、（ａ）はカップ無しの検出状態を示す正面図、
（ｂ）はカップ無しの検出状態を示す平面図、（ｃ）は
小カップを収納した場合のカップ有りの検出状態を示す
平面図
【図６】従来のカップ供給装置のカップ検出動作を示
し、（ａ）はカップ有りの検出状態を示す正面図、
（ｂ）はカップ有りの検出状態を示す平面図、（ｃ）は
カップ無しの検出状態を示す平面図
し、（ａ）はカップ有りの検出状態を示す正面図、
（ｂ）はカップ有りの検出状態を示す平面図、（ｃ）は
カップ無しの検出状態を示す平面図
１ カップ供給装置 ２ カップ ３ カイド筒 ３ａ 開口 ４ ガイド部 ５ カップドロッパ ６ カップ検出機構 ５０ 枠体 ５０ａ 開口部 ５１ カム ６０ レバー回転軸 ６１ 検出レバー ６１ａ 折曲部 ６１ｂ アーム部 ６１ｃ 後端部 ６１ｄ 遮光部 ６２ スイッチレバー ６３ マイクロスイッチ ６３ａ 押ボタン ６４ 光スイッチ ６４Ａ 発光部 ６４Ｂ 受光部 ６５ 引張りコイルばね Ａ，Ａ1，Ａ2 検出位置
Claims (6)
- 【請求項１】紙等の材質からなるカップを収容部に積層
して収容し、前記収容部の下部から１つずつ分離して供
給するカップ供給装置において、 重力によって移動することにより前記収容部の側壁を通
って前記カップに接触する先端部を有し、前記カップの
収容状況に応じて前記カップの径方向に変位するカップ
検出部材と、 前記カップ検出部材の変位量を検出して前記カップの有
無を示す信号を出力するカップセンサとを備えたことを
特徴とするカップ供給装置。 - 【請求項２】前記カップ検出部材は、垂直方向に対し所
定の角度を有して傾斜する軸に回転可能に取り付けら
れ、重力によって前記軸の周りに回転する構成の請求項
１記載のカップ供給装置。 - 【請求項３】前記カップ検出部材は、重力によって移動
する方向にばねによって付勢される構成の請求項１記載
のカップ供給装置。 - 【請求項４】前記カップ検出部材は、前記カップのサイ
ズに応じて変位する構成の請求項１記載のカップ供給装
置。 - 【請求項５】前記カップセンサは、前記変位量を前記カ
ップ検出部材に設けられる光マーク、あるいは前記カッ
プ検出部材に形成される凸部，凹部等の形状変化を非接
触で検出する非接触型センサである構成の請求項１記載
のカップ供給装置。 - 【請求項６】前記カップセンサは、前記変位量を前記カ
ップ検出部材に接触してその形状変化を検出する接触型
センサである構成の請求項１記載のカップ供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33634699A JP2001155244A (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | カップ供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33634699A JP2001155244A (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | カップ供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001155244A true JP2001155244A (ja) | 2001-06-08 |
Family
ID=18298185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33634699A Pending JP2001155244A (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | カップ供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001155244A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100844212B1 (ko) * | 2006-11-08 | 2008-07-04 | 윤성춘 | 일회용 컵 보관대 |
-
1999
- 1999-11-26 JP JP33634699A patent/JP2001155244A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100844212B1 (ko) * | 2006-11-08 | 2008-07-04 | 윤성춘 | 일회용 컵 보관대 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031216 |