JP7415795B2 - キャップ装着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、キャップ装着装置に関し、より詳細には、例えばコーヒー、清涼飲料水、炭酸飲料水等の飲料をカップに入れた状態で販売するカップ式自動販売機に適用され、飲料が入れられたカップの上面開口を閉塞する態様でキャップを装着するキャップ装着装置に関するものである。
従来、例えばコーヒー、清涼飲料水、炭酸飲料水等の飲料をカップに入れた状態で販売するカップ式自動販売機に適用されたキャップ装着装置として、可動部及び心合わせ部を備えたものが知られている。
可動部は、飲料が入れられた状態で搬送されたカップの上方域に、互いに水平に対向する態様で配置された一対のものである。これら可動部は、駆動機構により、水平方向に沿って互いに近接離反する態様で移動するものである。
より詳細に説明すると、可動部は、駆動機構により、閉鎖位置と開放位置との間で途中の半開位置を経由して移動するものである。閉鎖位置は、可動部が互いに近接し、供給されたキャップを載置することが可能な位置である。半開位置は、可動部が閉鎖位置よりも互いに離隔し、キャップの縁部の一部を載置することが可能な位置である。開放位置は、可動部が半開位置よりも互いに離隔し、互いの間からキャップを落下させることが可能な位置である。
心合わせ部は、それぞれが対応する可動部に連結された一対のものである。このような心合わせ部は、可動部に載置されたキャップに対して水平に進退自在に設けられており、可動部による水平方向の移動に連動して進退移動するものである。
そして、心合わせ部は、可動部が閉鎖位置から半開位置に移動することにより進出移動してキャップの側面に接し、該キャップをカップに心合わせする。その心合わせ部は、可動部が半開位置から開放位置に移動する場合にもその進出移動した状態を維持するものである。
そのようなキャップ装着装置においては、閉鎖位置に配置された可動部にキャップが載置された状態で、飲料が入れられたカップが搬送されてくると、可動部がカップに向けて下降しながら半開位置まで移動する。これにより心合わせ部が進出移動してキャップに接し、該キャップをカップに心合わせする。
可動部がキャップ落下高さ位置まで下降すると下降を停止して開放位置まで移動する。これによりキャップが心合わせ部からも離れカップに落下する。その後、可動部がキャップ装着高さ位置まで上昇し、閉鎖位置まで移動することにより、カップにキャップを装着することができる(例えば、特許文献1参照)。
特許第4517989号公報
ところで、上記特許文献1に提案されたキャップ装着装置では、心合わせ部が進出移動してキャップをカップに心合わせしているものの、キャップ落下高さ位置まで下降した可動部が半開位置から開放位置まで移動することによりキャップをカップに落下させているために、次のような問題があった。
可動部が半開位置から開放位置まで移動する際に、キャップと可動部との間で生ずる摩擦力、あるいはキャップと心合わせ部との間で生ずる摩擦力により、比較的軽量のキャップの姿勢が変化してしまい、キャップがカップに載置されず、結果的に、カップにキャップを装着することができない虞れがあった。
本発明は、上記実情に鑑みて、カップにキャップを良好に装着することができるキャップ装着装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るキャップ装着装置は、互いに対向するよう配置され、かつ水平方向に沿って互いに近接離隔する態様で移動可能な一対の可動部と、飲料が入れられた状態で搬送されたカップに対し、前記一対の可動部を近接離反する態様で昇降させる昇降機構とを備え、前記カップの上面開口を閉塞する態様でキャップを装着するキャップ装着装置であって、前記一対の可動部を、互いに近接してキャップを載置する閉鎖位置と、この閉鎖位置よりも互いの間隔が大きく前記キャップの縁部の一部を載置する第1半開位置と、この第1半開位置よりも互いの間隔が大きく互いの間から前記キャップを落下させることが可能な第2半開位置と、この第2半開位置よりも互いの間隔が大きい開放位置との間で、水平方向に沿って互いに近接離反する態様で移動させる駆動機構と、それぞれが対応する可動部に設けられ、かつ前記一対の可動部の水平方向に沿った移動に連動して該一対の可動部の相互間の上方領域に進退移動する一対の位置規制部材とを備え、前記一対の位置規制部材は、前記一対の可動部が前記閉鎖位置及び前記開放位置に配置される場合には、前記上方領域から退行移動した状態で互いの離間距離が前記キャップの外径よりも大きくなり、前記一対の可動部が前記第1半開位置及び前記第2半開位置に配置される場合には、前記上方領域に進出移動した状態で前記キャップの側面を押圧し、該キャップを前記カップに心合わせした状態で保持し、前記駆動機構は、前記昇降機構により前記一対の可動部がキャップ載置高さ位置まで下降するまでに該一対の可動部を前記閉鎖位置から前記第2半開位置まで移動させ、前記キャップ載置高さ位置にて前記カップに前記キャップが載置された場合に、前記一対の可動部を前記第2半開位置から前記開放位置まで移動させることを特徴とする。
また本発明は、上記キャップ装着装置において、前記一対の位置規制部材は、前記一対の可動部の中心に対して互いに点対称となる態様でそれぞれの基端部が鉛直軸線を中心として回動自在に軸支されており、該基端部には、対応する可動部に形成された係合凸部が進入するとともに前記進退移動する際に該係合凸部を摺動自在に案内する案内溝が形成されたことを特徴とする。
本発明によれば、一対の可動部を、互いに近接してキャップを載置する閉鎖位置と、この閉鎖位置よりも互いの間隔が大きくキャップの縁部の一部を載置する第1半開位置と、この第1半開位置よりも互いの間隔が大きく互いの間からキャップを落下させることが可能な第2半開位置と、この第2半開位置よりも互いの間隔が大きい開放位置との間で、水平方向に沿って互いに近接離反する態様で移動させる駆動機構と、それぞれが対応する可動部に設けられ、かつ一対の可動部の水平方向に沿った移動に連動して該一対の可動部の相互間の上方領域に進退移動する一対の位置規制部材とを備え、一対の位置規制部材が、一対の可動部が閉鎖位置及び開放位置に配置される場合には、上方領域から退行移動した状態で互いの離間距離が前記キャップの外径よりも大きくなり、一対の可動部が第1半開位置及び第2半開位置に配置される場合には、上方領域に進出移動した状態でキャップの側面を押圧し、該キャップをカップに心合わせした状態で保持し、駆動機構が、昇降機構により一対の可動部がキャップ載置高さ位置まで下降するまでに該一対の可動部を閉鎖位置から第2半開位置まで移動させ、キャップ載置高さ位置にてカップにキャップが載置された場合に、一対の可動部を第2半開位置から開放位置まで移動させるので、キャップを姿勢変化等させることなく所望の姿勢でカップに載置させることができ、カップにキャップを良好に装着することができるキャップ装着装置。
図1は、本発明の実施の形態であるキャップ装着装置が適用されたカップ式自動販売機の一部であり、キャップ装着装置及びその周囲の構成を模式的に示す模式図である。 図2は、キャップの平面図である。 図3は、図2に示したキャップの縦断面図である。 図4は、図3に示したカップに、図2に示したキャップを装着した状態を示す縦断面図である。 図5は、図1に示したキャップ装着装置を示す斜視図である。 図6は、図1に示したキャップ装着装置を示す斜視図である。 図7は、図5及び図6に示したキャップ装着装置の内部構造を示す斜視図である。 図8は、図5及び図6に示したキャップ装着装置の内部構造を示す分解斜視図であり、一部の構成要素の図示を省略している。 図9は、図5及び図6に示したキャップ装着装置の内部構造を示す分解斜視図であり、一部の構成要素の図示を省略している。 図10は、図5及び図6に示したキャップ装着装置の内部構造を模式的に示す斜視図である。 図11は、図7~図10に示したキャップ供給押圧ユニットの正面図である。 図12は、図7~図10に示したキャップ供給押圧ユニットの正面図である。 図13は、図10等に示したキャップ供給押圧ユニットの要部を示す斜視図である。 図14は、図10等に示したキャップ供給押圧ユニットの要部を示す平面図である。 図15は、図10等に示したキャップ供給押圧ユニットの要部を示す平面図である。 図16は、図10等に示したキャップ供給押圧ユニットの要部を示す平面図である。 図17は、図10等に示したキャップ供給押圧ユニットの要部を示す平面図である。 図18は、図10等に示したキャップ供給押圧ユニットを両可動部の前後方向の中央部で切断した状態を示す右側断面図である。 図19は、両可動部を拡大して示す右側断面図である。 図20は、キャップ装着装置の動作を順に示す説明図である。 図21は、キャップ供給押圧ユニットの要部を示す平面図である。 図22は、キャップ装着装置の動作を順に示す説明図である。 図23は、キャップ供給押圧ユニットの要部を示す平面図である。 図24は、図23に示したキャップ供給押圧ユニットの要部の右側断面図である。 図25は、キャップ装着装置の動作を順に示す説明図である。 図26は、図25に示したキャップ供給押圧ユニットの要部の右側断面図である。 図27は、キャップ供給押圧ユニットの要部を示す平面図である。 図28は、図27に示したキャップ供給押圧ユニットの要部の右側断面図である。 図29は、キャップ載置高さ位置におけるキャップ供給押圧ユニットの要部の右側断面図である。 図30は、キャップ供給押圧ユニットの要部を示す平面図である。 図31は、図30に示したキャップ供給押圧ユニットの要部の右側断面図である。 図32は、キャップ装着装置の動作を順に示す説明図である。 図33は、キャップ装着装置の動作を順に示す説明図である。 図34は、キャップ装着装置の動作を順に示す説明図である。 図35は、キャップ装着装置の動作を順に示す説明図である。 図36は、キャップ装着装置の動作を順に示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るキャップ装着装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態であるキャップ装着装置が適用されたカップ式自動販売機の一部であり、キャップ装着装置及びその周囲の構成を模式的に示す模式図である。
ここで例示するカップ式自動販売機1は、例えばコーヒー、清涼飲料水、炭酸飲料水等の飲料をカップUに入れた状態で販売するものであり、購入者への飲料の提供前に、キャップ装着装置2によって、飲料の入ったカップUに着脱自在のキャップA(図2等参照)が装着される。
カップ式自動販売機1は、上記キャップ装着装置2の他、その上方に配置され、多数のキャップAを収納するとともに、最下位のキャップAを切り離し、キャップ装着装置2に供給するキャップ収納供給装置3と制御部5とを備えている。
またカップ式自動販売機1は、図には明示しないが、一般的なカップ式自動販売機と同様に、カップ収納装置、カップ搬送装置、飲料生成装置等を備えている。カップ収納装置は、多数のカップUを収納するものである。カップ搬送装置は、カップ収納装置から受け取ったカップUを複数の所定の位置に搬送するものである。飲料生成装置は、購入者によって選択された飲料を生成してカップUに供給、あるいはカップUで飲料を生成するものである。
そのようなカップ式自動販売機1では、販売時に、飲料生成装置によって生成された飲料が入れられたカップUが、カップ搬送装置により、キャップ装着装置2の下方に設置されたカップ受台4に搬送される。
キャップ収納供給装置3は、キャップ収納器3aとキャップ供給機3bと備えて構成されている。キャップ収納器3aは、上下方向に積み重なった状態の多数のキャップAを収納するものである。このキャップ収納器3aは、鉛直軸線回りに回転可能に構成され、その軸線の周囲に、上下方向に延びる複数(例えば3~5つ)のキャップ収納室(図示せず)を有している。
キャップ供給機3bは、キャップ収納器3aの下方に設けられ、販売時に、キャップ収納器3aから最下位のキャップAを1つずつ切り離し、下方のキャップ装着装置2に供給するものである。キャップ供給機3bは、キャップAをその上側のキャップAから切り離すためのキャップドロップリング(図示せず)を有し、販売時に、キャップドロップリング上のキャップ収納室に収納されているキャップAのうち、最下位のキャップAを切り離し、落下させる。尚、キャップドロップリング上のキャップ収納室内のすべてのキャップAが消費されると、次回のキャップ付きカップ飲料の販売に備えて、キャップ収納器3aが所定角度回転し、多数のキャップAを収納した新たなキャップ収納室がキャップドロップリング上に移動する。
制御部5は、図示せぬ記憶部に記憶されたプログラムやデータにしたがって、キャップ装着装置2やキャップ収納供給装置3、並びにカップ式自動販売機1を構成する各部の動作を統括的に制御するものである。尚、制御部5は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
次に、本実施の形態に使用するキャップA及びカップUについて説明する。キャップAは、厚さの薄いプラスチックから成り、図2及び図3に示すように、平面形状が円形であってある程度の高さを有し、下面が開口している。またキャップAの中央部には、所定の直径を有する円形のキャップ凹部11が形成され、その周囲に、所定幅を有して上方に突出するキャップ環状部12が形成されている。更にキャップAの周縁部には、カップUの後述するカール部14に嵌合する所定形状のキャップ嵌合部13が形成されている。このキャップ嵌合部13の直径は、カール部14の直径よりも若干小さくなっている。従って、キャップAは、カップUの上面の開口部、すなわち上面開口15にスナップ嵌めで装着でき、装着した状態ではカップUから外れにくくなる。
尚、上記キャップAにおいては、キャップ環状部12の所定位置には、飲み口12aが形成されているとともに、キャップ凹部11の中央部分には、飲み口12aを閉塞する閉塞部材を保持するための保持領域11aが形成されている。
カップUは、図4に示すように、一般的な紙カップであり、上面開口15の周縁部に、カール状に形成されたカール部14を有している。そして、このカール部14にキャップ嵌合部13が嵌合することによって、キャップAが上面開口15を閉塞する態様でカップUに装着される。
図5及び図6は、それぞれキャップ装着装置2を示す斜視図であり、図7は、キャップ装着装置2の内部構造を示す斜視図であり、図8及び図9は、キャップ装着装置2の内部構造を示す分解斜視図であり、図10は、キャップ装着装置2の内部構造を模式的に示す斜視図である。
これら図5~図10に示すように、キャップ装着装置2は、カップUへのキャップAの供給及び押圧を行うためのキャップ供給押圧ユニット21を、カップ受台4の上方で上下方向に昇降させる昇降機構22を備えている。
昇降機構22は、キャップ装着装置2の外殻を構成するボックス状のケース2aの左側面の上部に取り付けられた昇降用モータ31と、ケース2a内の左前端部及び右後端部にそれぞれ、互いに上下方向に平行に延びかつ回転自在に取り付けられた2つの昇降用駆動軸32とを備えている。
尚、ケース2aは、その左壁面から後壁面及び底壁面に亘って大きく開口しており、その開口した部分を介して、飲料入りのカップUがカップ搬送装置で搬送され、カップ受台4上に載置される。またカップ受台4は、受台用取付部材4aを介して、ケース2aの底壁部の前方部分及び右方部分に取り付けられている。
昇降用モータ31は、その回転軸がケース2aの天壁面よりも上方に突出するように配置され、回転軸の上端部に駆動プーリ31aが固定されている。一方、各昇降用駆動軸32も、ケース2aの天壁面よりも上方に突出するように配置され、その上端部に従動プーリ32aが固定されている。また、ケース2aの天壁面の左後端部及び右前端部にそれぞれ、ガイドプーリ33が回転自在に取り付けられている。そして、これら5つのプーリ31a,32a,33には、無端状のタイミングベルト34が巻き掛けられている。従って、昇降用モータ31が作動し、駆動プーリ31aが回転することにより、タイミングベルト34を介して、両従動プーリ32aが回転し、これに伴い両昇降用駆動軸32が同期して回転する。
各昇降用駆動軸32の表面には、雄ねじが形成されており、キャップ供給押圧ユニット21の後述するナット部45が螺合している。従って、両昇降用駆動軸32が回転することにより、それぞれに螺合するナット部45が昇降用駆動軸32に沿って移動し、それによりキャップ供給押圧ユニット21を昇降させることが可能である。
キャップ供給押圧ユニット21は、キャップ収納供給装置3から受け取ったキャップAを、カップ受台4に搬送されたカップU上に載置するように供給し、そのキャップAを上方から押圧することによって、カップUに装着するものである。
このキャップ供給押圧ユニット21は、ユニットケース41と、このユニットケース41に収容されて開閉自在に設けられたシャッタ42と、このシャッタ42を駆動する駆動機構43とを備えて構成されている。
ユニットケース41は、金属板を折り曲げ加工すること等により、平面形状が四角形で所定の高さを有するボックス状に形成されている。このユニットケース41の天板部41a及び底板部41bの中央部分はいずれも、比較的大きく開口している。
天板部41aには、図7~図9に示すように、キャップ供給機3bによって切り離されて落下したキャップAを、シャッタ42上に案内するキャップガイド板44が取り付けられている。このキャップガイド板44は、所定形状の金属板を折り曲げ加工すること等により、前端部と後端部の間の部分(以下「中間部」という)がそれらよりも一段高く形成され、その中間部にガイド孔44aが形成されている。このガイド孔44aは、キャップAの外径よりも一回り大きい円形状に形成され、周縁部が下方に向かってテーパ状に形成されている。尚、キャップガイド板44の中間部の所定の2個所には、下方に折り曲げられた垂下部44bが設けられている。これら垂下部44bは、後述する一対の位置規制板(位置規制部材)48の先端部の浮き上がりを阻止するためのものである。
ユニットケース41の天板部41a及び底板部41bには、それらの左前端部及び右後端部にそれぞれ、昇降機構22の昇降用駆動軸32の直径よりも大きい貫通孔41eが形成され、これらの貫通孔41eに、2つの昇降用駆動軸32がそれぞれ遊挿されている。
またユニットケース41の内部には、両昇降用駆動軸32にそれぞれ螺合する2つのナット部45が設けられている。各ナット部45の上端部には、ユニットケース41の上記貫通孔41eよりも外径の大きいフランジ部45aが設けられており、このフランジ部45aで、ユニットケース41の天板部41aが下方から支持されることにより、ユニットケース41が支持されている。
更にユニットケース41の内部には、両昇降用駆動軸32が挿入された状態で、上端部がナット部45のフランジ部45aに当接し、かつ下端部がユニットケース41の底板部41bに当接するコイルばね46が設けられている。
従って、両昇降用駆動軸32が回転することにより、両ナット部45が昇降用駆動軸32に沿って移動し、これに伴い、図11及び図12に示すように、キャップ供給押圧ユニット21が昇降する。
またユニットケース41の内部には、互いに左右方向に所定間隔を隔てて配置されるとともに、互いに前後方向に平行に延びる左右一対のガイドシャフト47が設けられている。各ガイドシャフト47の前端部及び後端部は、ユニットケース41の前板部41c及び後板部41dにそれぞれ固定されている。そして、これらのガイドシャフト47に、シャッタ42が摺動自在に取り付けられている。
シャッタ42は、図9及び図10に示すように、互いに水平に対向する一対の可動部51で構成されている。両可動部51は、プラスチック等から成り、前後対称に形成されている。具体的には、両可動部51はいずれも、平面形状が略凸字状に形成され、その突出部分が、対向する可動部51の反対側に位置するように配置されかつ円弧状に形成されている。尚、両可動部51の内側の形状については後述する。
また図8~図10に示すように、シャッタ42と、その上方のキャップガイド板44の中間部との間には、シャッタ42上のキャップAを下方のカップUに心合わせするための一対の位置規制板48が設けられている。
これら位置規制板48は、キャップガイド板44のガイド孔44aの左右両側に、両可動部51の中心と同じであるガイド孔44aの中心を点対称の中心とするように配置されている。各位置規制板48は、前後方向に延びており、その基端部(図8の左側の位置規制板48では上端部、右側の位置規制板48では下端部)が、上下方向に延びる支軸49を介して、ユニットケース41の天板部41aに回動自在に取り付けられている。また各位置規制板48には、先端側の半部に、ガイド孔44a側に向かって拡幅するように開口した先端凹部481が設けられ、基端側の半部に、異形状のガイド溝(案内溝)482が形成されている。更に各位置規制板48のガイド溝482には、その位置規制板48の基端側の可動部51の上に突設された係合ピン(係合凸部)51aが、ガイド溝482に沿って摺動自在に進入している。
このガイド溝482について説明する。ガイド溝482は、第1ガイド部482a、第2ガイド部482b及び第3ガイド部482c(詳細は、図21参照)を有している。第1ガイド部482aは、位置規制板48の基端部に向かうに連れて漸次シャッタ42の摺動領域42Aから離隔する態様で延在している。第2ガイド部482bは、第1ガイド部482aに連続しており、第1ガイド部482aから離隔するにつれて漸次シャッタ42の摺動領域42Aに近接する態様で延在している。第3ガイド部482cは、第2ガイド部482bに連続しており、第2ガイド部482bから離隔するにつれて漸次シャッタ42の摺動領域42Aに更に近接する態様で延在している。
駆動機構43は、図13及び図14に示すように、駆動用モータ52と、この駆動用モータ52により、ギヤボックス53を介して回転駆動される駆動ギヤ54と、この駆動ギヤ54の上下に左右方向に延びるように配置され、駆動ギヤ54に噛み合う上ラック55及び下ラック56とを備えて構成されている。そして、上ラック55が、所定形状の第1連結部材57を介して、シャッタ42の後方側の可動部51(以下、後方可動部51ともいう)に連結される一方、下ラック56が、第2連結部材58を介して、シャッタ42の前方側の可動部51(以下、前方可動部51ともいう)に連結されている。
これら図13及び図14に示すように、下ラック56には、被検出板59が取り付けられている。被検出板59は、4つの被検出片59a,59b,59c,59dが、後方から順に、互いに前後方向に所定間隔を隔てて、左方に突設されている。
ギヤボックス53の前後両側には、2つのセンサ65A,65Bが設けられている。これらセンサ65A,65Bは、両可動部51を適正な複数の所定位置、具体的には閉鎖位置(図14に示す位置)、第1半開位置(図15に示す位置)、第2半開位置(図16に示す位置)及び開放位置(図17に示す位置)に停止させるために、両可動部51が上記の各位置に位置するか否かを検出するものである。各センサ65A,65Bは、互いに上下方向に対向する発光素子及び受光素子を有する光センサにより構成され、第2連結部材58の被検出片59a,59b,59c,59dが受光素子に対向するよう、両素子間に位置し、発光素子から受光素子への光を遮断することにより、両可動部51の位置が検出される。
具体的には、後側のセンサ65Aは、最後方の被検出片59a(以下、第1被検出片59aともいう)を検出することによって、両可動部51が閉鎖位置に位置することを検出する。一方、前側のセンサ65Bは、最前方の被検出片59d(以下、第2被検出片59dともいう)を検出することによって、両可動部51が第1半開位置に位置することを検出し、前方から2番目の被検出片59c(以下、第3被検出片59cともいう)を検出することによって、両可動部51が第2半開位置に位置することを検出し、前方から3番目の被検出片59b(以下、第4被検出片59bともいう)を検出することによって、両可動部51が開放位置に位置することを検出する。尚、以下の説明では、後側のセンサ65Aを「閉センサ65A」、前側のセンサ65Bを「半開・開センサ65B」と呼ぶものとする。
また、各ガイドシャフト47には、前方可動部51と第2連結部材58の一部との間、並びに後方可動部51と第1連結部材57の一部との間にそれぞれ、コイルばね63(図10参照)が設けられている。これらのコイルばね63により、前方可動部51及び後方可動部51はいずれも、一方が他方側に付勢されている。
以上のように構成された駆動機構43により、シャッタ42は、前方可動部51及び後方可動部51が、両ガイドシャフト47に沿って、互いに同期して、近接離反する態様で移動することによって開閉する。またこれに連動して、一対の位置規制板48は、それぞれの基端部の支軸49を中心に回動する。
図18は、キャップ供給押圧ユニット21を、両可動部51の前後方向の中央部で切断した状態を示す右側断面図であり、図19は、両可動部51を拡大して示す右側断面図である。これら図18及び図19に示すように、両可動部51は、互いに対向する側の部分(以下、対向部71ともいう)が、両者間の中心を通りかつ両者の移動方向(同図の左右方向)と直交する面Cに対して、互いに対称に形成されている。
より具体的には、各可動部51の対向部71は、厚さが薄く、キャップガイド板44のガイド孔44aに臨んだ状態で、キャップAを載置するためのキャップ載置部72と、このキャップ載置部72の基端部から下方に突出し、カップU上のキャップAを、カップUに心合わせしてから装着するための心合わせ装着部70とで構成されている。
この心合わせ装着部70の対向部71側には、キャップ載置部72の底面から垂下したキャップ当接部73と、このキャップ当接部73の下端に連なり、対向する可動部51側に開口したキャップ装着凹部74と、このキャップ装着凹部74の下部に連続する態様で他方の可動部51に向けて突出するカップ当接部75とが設けられている。
またこれらのキャップ当接部73、キャップ装着凹部74及びカップ当接部75の平面形状は、キャップA及びカップUの側面の曲率と略同じ曲率を有する円弧状に形成されている。そして、キャップ装着凹部74内の上面が、後述するようにキャップAを上方から押圧するためのキャップ押圧部74aとして機能する。
尚、以上のように構成されたキャップ装着装置2には、上述した閉センサ65A及び半開・開センサ65B以外にも、キャップ供給押圧ユニット21を所定の高さに停止させるための高さセンサ6が設けられている。
高さセンサ6は、キャップ供給押圧ユニット21に設けられたシャッタ42(一対の可動部51)の高さ位置を検出するものである。より詳細には、高さセンサ6は、キャップ供給押圧ユニット21(シャッタ42)が上限位置であるキャップ受取高さ位置H1に配置されたことを検知した場合、シャッタ42が下限位置であるキャップ載置高さ位置H2に配置されたことを検知した場合、シャッタ42がキャップ受取高さ位置H1とキャップ載置高さ位置H2との間のキャップ装着高さ位置H3に配置されたことを検知した場合に、その旨を制御部5に送出するものである。
また高さセンサ6以外に、キャップAが、シャッタ42上に落下したか否かを検出するための落下センサ(図示せず)が設けられている。
次に、キャップ装着装置2によるキャップAの装着動作を順に説明する。図20は、待機状態のキャップ供給押圧ユニット21を示している。この待機状態では、キャップ供給押圧ユニット21が、その上限の高さであるキャップ受取高さ位置H1に位置し、両可動部51が閉鎖位置に位置している。具体的には、両可動部51は、キャップ載置部72が、キャップガイド板44のガイド孔44aの内側に臨むとともに互いに当接し、これにより、両可動部51で構成されたシャッタ42が完全に閉鎖している。またこの場合、両位置規制板48はガイド孔44aの外側に位置している。
この待機状態において、上方のキャップ供給機3bによって最下位のキャップAが切り離されると、そのキャップAは、キャップガイド板44のガイド孔44aを介して、シャッタ42上に落下し、図21に示すように、両可動部51のキャップ載置部72に跨った状態で載置される。
次いで、キャップAがシャッタ42上に落下したことが落下センサにより検出されると、両可動部51が、キャップAを載置したまま、互いに離れるように水平に移動する。そして、図22~図24に示すように、第2被検出片59dが半開・開センサ65Bによって検出されたときに、両可動部51が第1半開位置に停止する。
この第1半開位置では、両可動部51の心合わせ装着部70間の距離、すなわちカップ当接部75間の距離及びキャップ当接部73間の距離がいずれも、カップUの上面開口15の外径よりも大きくなるが、キャップ載置部72間の離間距離がキャップAの外径よりも小さく、キャップ載置部72にてキャップAの縁部の一部を載置する。これにより、キャップAは、両可動部51に跨って載置されている。
両可動部51の閉鎖位置から第1半開位置への移動に連動して、係合ピン51aが第1ガイド部482aを摺動することにより両位置規制板48が回動する。より詳細には、一対の位置規制板48は、一対の可動部51の相互間の上方領域51Hに進出移動する態様で回動し、先端凹部481の開口縁部によって、キャップAの側面を両側から押圧しながら、キャップAをその中心がキャップガイド板44のガイド孔44aの中心、すなわち両可動部51の中心に合致するよう心合わせした状態で保持する。
そして、キャップ供給押圧ユニット21は、キャップ受取高さ位置H1から下降し、図25及び図26に示すように、両可動部51のキャップ載置部72がカップUの上端に近接すると、両可動部51が、互いに離れるように水平に移動する。そして、図27及び図28に示すように、第3被検出片59cが半開・開センサ65Bによって検出されたときに、両可動部51が第2半開位置に停止する。
この第2半開位置では、両可動部51の心合わせ装着部70間の距離、キャップ載置部72間の離間距離がキャップAの外径よりも大きくなる。一方、両可動部51の第1半開位置から第2半開位置への移動に連動して、係合ピン51aが第2ガイド部482bを摺動するが、第2ガイド部482bは、前後方向に沿って延在していることから、両位置規制板48が上方領域51Hに進出移動する態様で回動した状態を維持する。そのため、両位置規制板48は、先端凹部481の開口縁部によって、キャップAの側面を両側から押圧しながら、キャップAをその中心がキャップガイド板44のガイド孔44aの中心、すなわち両可動部51の中心に合致するよう心合わせした状態で保持する。これにより、キャップAがガイド孔44aの真下のカップUに心合わせされる。
その後、キャップ供給押圧ユニット21が、図29に示すように、下限位置であるキャップ載置高さ位置H2に配置されたことが高さセンサ6により検知された場合、下方への移動を停止する。かかるキャップ載置高さ位置H2においては、両位置規制板48により保持されるキャップAがカップUに載置される。
そして、第2半開位置の両可動部51は、互いに更に離れるように移動する。図30及び図31に示すように、第4被検出片59bが半開・開センサ65Bによって検出されたときに、両可動部51が開放位置に停止する。
両可動部51の第2半開位置から開放位置への移動に連動して、係合ピン51aが第3ガイド部482cを摺動する。第3ガイド部482cは、位置規制板48の基端部に向かうにしたがってシャッタ42の摺動領域42Aに近接する態様で延在していることから、両位置規制板48は、上方領域51Hから退行移動する態様で回動し、ガイド孔44aの外側に配置される。これにより、図32に示すように、両可動部51に保持されていたキャップAが両位置規制板48から離れてカップU上に載置される。
その後、キャップ供給押圧ユニット21は、図33に示すように、両可動部51を開放位置に保ったまま、キャップ装着高さ位置H3に上昇して停止する。具体的には、両可動部51のキャップ載置部72がキャップAの上端よりも高く、かつキャップ当接部73がキャップAの上端を超えない高さに、キャップ供給押圧ユニット21が停止する。
次いで、開放位置の両可動部51は、閉鎖位置に向かって互いに接近するように移動する。このような両可動部51の閉鎖位置への移動により、図34に示すように、各可動部51のキャップ当接部73及びカップ当接部75がそれぞれ、キャップAのキャップ環状部12の側面及びカップUの上端部の側面に当接する。これにより、キャップAの中心とカップUの上面開口15の中心が合致するよう、キャップAとカップUが心合わせされる。尚、この場合、両位置規制板48は、上方領域51Hから退行移動する態様で回動し、ガイド孔44aの外側に配置される。
以上のように、キャップA及びカップUを心合わせした後、昇降機構22の両昇降用駆動軸32が所定方向に回転することで、キャップ供給押圧ユニット21が下降する。図35は、両可動部51の各キャップ装着凹部74の上面、すなわちキャップ押圧部74aが、キャップAのキャップ嵌合部13に上方から当接した直後の状態を示している。この状態から、両昇降用駆動軸32が更に回転すると、図36に示すように、各昇降用駆動軸32に螺合するナット部45が下降し、両ナット部45とキャップ供給押圧ユニット21のユニットケース41の底板部41bとの間に挟持されたコイルばね46により、両可動部51が下方に付勢される。これにより、キャップAのキャップ嵌合部13には、両可動部51のキャップ押圧部74aを介して、所定の荷重(例えば8~10kg)が上方から作用し、それにより、キャップAがカップUの上面開口15にスナップ嵌めで装着される。尚、以上のように、キャップAがカップUに装着された後、両可動部51は、互いに半開位置まで離れ、その後、キャップ供給押圧ユニット21が、キャップ受取高さ位置H1まで上昇する。そして、キャップ供給押圧ユニット21は、次回のキャップAの装着に備えて、図20に示す待機状態に戻る。
以上説明したように、本発明の実施の形態であるキャップ装着装置2によれば、一対の可動部51を、互いに近接してキャップAを載置する閉鎖位置と、この閉鎖位置よりも互いの間隔が大きくキャップAの縁部の一部を載置する第1半開位置と、この第1半開位置よりも互いの間隔が大きく互いの間からキャップAを落下させることが可能な第2半開位置と、この第2半開位置よりも互いの間隔が大きい開放位置との間で、水平方向に沿って互いに近接離反する態様で移動させる駆動機構43と、それぞれが対応する可動部51に設けられ、かつ一対の可動部51の水平方向に沿った移動に連動して該一対の可動部51の相互間の上方領域51Hに進退移動する一対の位置規制板48とを備え、一対の位置規制板48が、一対の可動部51が閉鎖位置及び開放位置に配置される場合には、上方領域51Hから退行移動した状態で互いの離間距離がキャップAの外径よりも大きくなり、一対の可動部51が第1半開位置及び第2半開位置に配置される場合には、上方領域51Hに進出移動した状態でキャップAの側面を押圧し、該キャップAをカップUに心合わせした状態で保持し、駆動機構43が、昇降機構22により一対の可動部51がキャップ載置高さ位置H2まで下降するまでに該一対の可動部51を閉鎖位置から第2半開位置まで移動させ、キャップ載置高さ位置H2にてカップUにキャップAが載置された場合に、一対の可動部51を第2半開位置から開放位置まで移動させるので、キャップAを姿勢変化等させることなく所望の姿勢でカップUに載置させることができ、カップUにキャップAを良好に装着することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、両可動部51の移動に連動して回動する一対の位置規制板48を用いたが、本発明の位置規制部材は、両可動部の移動に連動して、可動部の相互間の上方領域に進退移動するものであればよく、必ずしも回動しなくてもよい。
1…カップ式自動販売機、2…キャップ装着装置、4…カップ受台、5…制御部、6…高さセンサ、21…キャップ供給押圧ユニット、22…昇降機構、41…ユニットケース、42…シャッタ、43…駆動機構、44…キャップガイド板、45…ナット部、45a…フランジ部、46…コイルばね、47…ガイドシャフト、48…位置規制板、481…先端凹部、482…ガイド溝、51…可動部、51a…係合ピン、51H…上方領域、59…被検出板、65A,65B…センサ、70…心合わせ装着部、71…対向部、72…キャップ載置部、73…キャップ当接部、74…キャップ装着凹部、75…カップ当接部、A…キャップ、H1…キャップ受取高さ位置、H2…キャップ載置高さ位置、H3…キャップ装着高さ位置、U…カップ。

Claims (2)

  1. 互いに対向するよう配置され、かつ水平方向に沿って互いに近接離隔する態様で移動可能な一対の可動部と、
    飲料が入れられた状態で搬送されたカップに対し、前記一対の可動部を近接離反する態様で昇降させる昇降機構と
    を備え、前記カップの上面開口を閉塞する態様でキャップを装着するキャップ装着装置であって、
    前記一対の可動部を、互いに近接してキャップを載置する閉鎖位置と、この閉鎖位置よりも互いの間隔が大きく前記キャップの縁部の一部を載置する第1半開位置と、この第1半開位置よりも互いの間隔が大きく互いの間から前記キャップを落下させることが可能な第2半開位置と、この第2半開位置よりも互いの間隔が大きい開放位置との間で、水平方向に沿って互いに近接離反する態様で移動させる駆動機構と、
    それぞれが対応する可動部に設けられ、かつ前記一対の可動部の水平方向に沿った移動に連動して該一対の可動部の相互間の上方領域に進退移動する一対の位置規制部材と
    を備え、
    前記一対の位置規制部材は、前記一対の可動部が前記閉鎖位置及び前記開放位置に配置される場合には、前記上方領域から退行移動した状態で互いの離間距離が前記キャップの外径よりも大きくなり、前記一対の可動部が前記第1半開位置及び前記第2半開位置に配置される場合には、前記上方領域に進出移動した状態で前記キャップの側面を押圧し、該キャップを前記カップに心合わせした状態で保持し、
    前記駆動機構は、前記昇降機構により前記一対の可動部がキャップ載置高さ位置まで下降するまでに該一対の可動部を前記閉鎖位置から前記第2半開位置まで移動させ、前記キャップ載置高さ位置にて前記カップに前記キャップが載置された場合に、前記一対の可動部を前記第2半開位置から前記開放位置まで移動させることを特徴とするキャップ装着装置。
  2. 前記一対の位置規制部材は、前記一対の可動部の中心に対して互いに点対称となる態様でそれぞれの基端部が鉛直軸線を中心として回動自在に軸支されており、該基端部には、対応する可動部に形成された係合凸部が進入するとともに前記進退移動する際に該係合凸部を摺動自在に案内する案内溝が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のキャップ装着装置。
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