JP2001154539A - 多機能型画像形成装置 - Google Patents

多機能型画像形成装置

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JP2001154539A
JP2001154539A JP33617799A JP33617799A JP2001154539A JP 2001154539 A JP2001154539 A JP 2001154539A JP 33617799 A JP33617799 A JP 33617799A JP 33617799 A JP33617799 A JP 33617799A JP 2001154539 A JP2001154539 A JP 2001154539A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複写機として機能するとともに、プリンタまた
はファクシミリとしても機能する多機能型画像形成装置
において、手差し給紙部8に用紙検知スイッチがない場
合、手差し給紙部8の用紙がなくなったことに基づき、
用紙なし表示を行い、プリント命令が与えられると画像
形成動作を再開するという構成では、複写機として使用
されるときは問題ないが、プリンタまたはファクシミリ
として使用されるときに不都合があった。 【解決手段】手差し給紙部8に用紙がなくなり、用紙な
し表示がされたときには、プリンタやファクシミリとし
て動作させる場合のプリント命令は無視する。一方、操
作パネル18のプリントキー22や給紙部選択キー30
が押されたときのみ、紙なし表示を消して、画像形成動
作ができる状態に復帰させる。 【効果】多機能型画像形成装置が、プリンタまたはファ
クシミリとして遠隔操作される場合の不都合をなくする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は複写機として機能
するだけでなく、プリンタまたはファクシミリとしても
機能し得る多機能型の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式によって画像を形成し、形
成した画像を用紙に転写する機能を有する画像形成装置
であって、複写機のほか、プリンタまたはファクシミリ
としても使用可能な多機能型の画像形成装置において、
手差し給紙部が備えられたものが公知である。手差し給
紙部が備えられた装置では、手差し給紙モードにおい
て、手差し給紙部にセットされた用紙が順次取り込まれ
て、その用紙に画像が形成される。
【0003】手差し給紙部が備えられた画像形成装置で
は、手差し給紙部にセットされた用紙があるか否かを検
知するために、手差し給紙部に用紙検知スイッチが設け
られているものと、低価格化のために用紙検知スイッチ
が省略されたものとが存在する。前者の場合は、手差し
給紙部の用紙がなくなったことが用紙検知スイッチによ
り検知されると、画像形成動作は禁止されて、用紙がな
いことが表示される。
【0004】一方、手差し給紙部に用紙検知スイッチが
ない場合には、次のようにして用紙がなくなったことが
検知される。すなわち、画像形成開始後、一定の時間が
経っても、装置内部の感光体ドラムの手前に備えられた
レジストローラ(このレジストローラは、感光体ドラム
への用紙供給タイミングをとるためのローラである。)
の直前に備えられ、レジストローラに用紙先端が達した
ことを検知するためのレジストスイッチが用紙を検知せ
ずにオンしないときに、手差し給紙部に用紙がなくなっ
たことが検知される。
【0005】ところで多機能型の画像形成装置が複写機
として使用される場合、手差し給紙部の用紙がなくなっ
てコピー動作が停止した際、ユーザは画像形成装置の傍
に行って、手差し給紙部に用紙がなくなっていることを
確認し、手差し給紙部に用紙を補給する。そして画像形
成動作を再開すべき意志表示として、操作スイッチ、た
とえばプリントキーや給紙部選択キーを操作すると考え
られる。一方、多機能型の画像形成装置がプリンタまた
はファクシミリとして使用される場合は、画像形成開始
信号は、画像形成装置の傍にいるユーザにより操作スイ
ッチが操作されて与えられるのではなく、信号伝送ケー
ブルを介してプリント信号が与えられたり、ファクシミ
リ受信に基づいて与えられたりする。つまり、ユーザが
画像形成装置の傍にしない状態において、画像形成開始
信号が与えられることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】多機能型の画像形成装
置であって、手差し給紙部を有し、しかも手差し給紙部
に用紙検知スイッチがない構成のものにおいては、装置
が複写機として用いられる場合、すなわちユーザが装置
の傍にいて、装置の操作スイッチから信号を与えるよう
な場合は、手差し給紙部に用紙がなくなって画像形成動
作が停止された後、プリントキーや給紙部選択キーが操
作されることに基づいて、画像形成動作が再開される構
成で何ら問題はない。
【0007】ところが、この画像形成装置がプリンタま
たはファクシミリとして使用される場合、画像形成動作
を再開させる信号は、ユーザが装置の傍にしない状態で
与えられる。つまり、ユーザが画像形成装置の傍にしな
いので、手差し給紙部に用紙がないことを確認すること
ができず、その状態で、プリント信号等が与えられる。
そして、このプリント信号により、画像形成動作が再開
される構成であれば、手差し給紙部に用紙がないにもか
かわらず、画像形成動作が再開されて、一定時間装置が
動作した後、用紙がないことが検知されるという動作が
何度も繰り返されることになる。これにより、手差し給
紙部の給紙コロが摩耗し易く、給紙コロの寿命を縮めて
しまう等の課題がある。
【0008】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたもので、多機能型の画像形成装置であって、手差
し給紙部に用紙検知スイッチがない構成のものにおい
て、複写機としての使い勝手が良く、しかもプリンタま
たはファクシミリとして使用する場合にも、手差し給紙
部に用紙がなくなったことに伴う不具合のない装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1記載の発明は、手差し給紙部を有し、手差し給紙部に
セットされた用紙を取り込んで、当該用紙に画像を形成
する複写機ならびにプリンタおよび/またはファクシミ
リとしても機能する多機能型画像形成装置であって、前
記手差し給紙部には、用紙の有無を検知するセンサがな
く、手差し給紙部から用紙を供給後、一定時間内にレジ
ストスイッチがオンするか否かで、手差し給紙部の用紙
の有無を判別する構成であり、前記手差し給紙部の用紙
なしが判別されたことに応答して、装置を画像形成禁止
状態にするとともに、手差し給紙部に用紙がなくなった
ことを表示する紙なし表示手段と、画像形成装置禁止状
態において、操作パネルの操作スイッチが操作されたこ
とに応答して、前記用紙がなくなったことの表示を消
し、画像形成禁止状態を解除する紙なし解除手段と、を
含むことを特徴とする多機能型画像形成装置である。
【0010】請求項2記載の発明は、前記操作パネルの
操作スイッチは、プリントキーまたは給紙部選択キーで
あることを特徴とする請求項1記載の多機能型画像形成
装置である。請求項3記載の発明は、前記画像形成禁止
状態においては、プリンタまたはファクシミリとしての
画像形成処理は受け付けずに画像形成禁止状態が維持さ
れることを特徴とする請求項1記載の多機能型画像形成
装置である。
【0011】請求項1および3の構成によれば、手差し
給紙部の用紙なしが判別されると、装置は画像形成禁止
状態にされ、手差し給紙部に用紙がなくなったことが表
示される。ユーザは画像形成装置の傍に行き、用紙がな
くなった旨の表示を見て、あるいは手差し給紙部の用紙
がないことを確認して、手差し給紙部に用紙を補給す
る。その後、ユーザが操作パネルの操作スイッチを操作
すると、用紙がなくなったことの表示が消されて、画像
形成禁止状態が解除され、画像形成動作が可能となる。
【0012】操作パネルの操作スイッチが操作されるこ
とを条件にしたのは、ユーザが傍にいる時にだけ画像形
成動作を再開させるためである。つまり、ユーザが装置
の傍にいるときには、手差し給紙部に用紙がないことを
確認できることを考慮したものである。画像形成装置を
プリンタまたはファクシミリとして動作させる場合に
は、ユーザが装置の傍にいなくても、プリント信号や印
字信号が与えられる。その時、用紙がなくなって画像形
成禁止状態になってる装置が、画像形成可能な状態に切
換わるとすれば、手差し給紙部に用紙が補給されないま
ま、画像形成動作が再開され、一定時間後に用紙なしが
再検知されることになってしまう。このような無駄な動
作をさせると、手差し給紙部の給紙コロの摩耗が進む。
そこで、請求項3のように、画像形成装置をプリンタや
ファクシミリとして使用する場合に与えられる画像形成
動作開始信号は受け付けないようにしたのである。
【0013】また、手差し給紙部に用紙がなくなったこ
とが表示された状態で、操作スイッチが操作されること
により画像形成禁止状態が解除されるから、操作性が良
いという利点がある。なぜなら、従来は、画像形成禁止
状態を解除するには、紙詰まり解消処理を行わなければ
ならず、装置本体の前カバー等を開閉しなければならな
かった。これに対し、操作スイッチで画像形成禁止状態
を解除できるので、操作性が良いのである。
【0014】この点についてさらに詳しく説明する。手
差し給紙モードにおいて、画像形成開始後一定時間経っ
てもレジストスイッチがオンしないときは、上述したよ
うに手差し給紙部の用紙がなくなった場合もあれば、用
紙はあるが手差し給紙部からレジストローラへの用紙搬
送路で紙詰まりが生じた場合もある。そこで、手差し給
紙部に用紙検知スイッチが備えられていないものでは、
レジストスイッチの出力に基づき、一律紙詰まりを報知
するように構成することもできる。紙詰まりが報知され
ると、ユーザは、装置本体の前カバーを開いて、機内の
搬送路から詰まった用紙を除去しようとする。そしてそ
の場合に用紙がなければ、一旦開いた前カバーを閉じ、
手差し給紙部に用紙がないことを確認して、用紙を追加
する。
【0015】従って、ユーザにとっては、紙詰まりが生
じていないにも関わらず、前カバーを開閉して搬送路の
紙詰まり有無の確認をしなければならず、操作性が悪
い。また、画像形成禁止状態になる度に、いちいち前カ
バーが開閉されると、装置本体内に室内空気等の冷気が
入り込んで、定着ヒータの温度が下がる等の不都合もあ
る。よって、前カバーを開閉した後は、定着ヒータ温度
を上げる等の前処理を行う必要があり、画像形成動作の
再開迄に時間を要するという欠点がある。
【0016】請求項1の発明では、操作パネルの操作ス
イッチが操作されたことに応答して、画像形成禁止状態
が解除されるから、画像形成動作の再開に時間を要さ
ず、しかも操作性が良い。なお、操作スイッチを操作し
て画像形成禁止状態を解除した後、再度手差し給紙部の
用紙なしが判別されたときには、紙詰まりが生じている
可能性が高いから、たとえ用紙がなくなったことが表示
されていても、装置の前カバーを開いて、紙詰まりを解
消するようにユーザが対処できるので、特に不都合はな
い。
【0017】操作パネルの操作スイッチは、プリントキ
ーまたは給紙部選択キーとするのが、操作しやすくて、
しかもユーザの画像形成再開の意志を確認する上で好ま
しい。この発明によれば、操作性が良く、しかも部品の
寿命を縮めることのない多機能型の画像形成装置を提供
することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、この
発明の具体的な実施形態について説明をする。図1は、
この発明の一実施形態にかかる画像形成装置の断面構成
図である。この画像形成装置には、複写機として機能す
る際に原稿画像を読み取って、原稿画像に応じた露光出
力を照射する光学系1が備えられている。光学系1は、
プリンタまたはファクシミリとして機能する場合に、プ
リント信号またはファクシミリ受信信号に応じた露光出
力を照射する。画像形成装置には、また、光学系1から
の露光出力により露光されることによって静電潜像を形
成するための感光体ドラム2と、感光体ドラム2に形成
された静電潜像をトナー像に現像するための現像装置3
と、感光体ドラム2上のトナー像を用紙に転写するため
の転写装置4と、感光体ドラム2および転写装置4の間
へ用紙を供給するための給紙部5と、用紙に転写された
トナー像を定着して、トナー像が定着された用紙を排出
するための定着部6とが含まれている。
【0019】またこの画像形成装置は、上方にある光学
系1の一部とその下方にある給紙部5の一部との間に空
間7が形成されていて、この空間7の下方部に手差し給
紙部8が配置されている。給紙部5には、その下方に用
紙カセット9が備えられている。用紙カセット9には、
たとえば200〜300枚程度の用紙が収容可能であ
る。用紙カセット9の用紙は、繰り出しコロ10によっ
て1枚ずつ繰り出され、分離ローラ11で重送が防止さ
れて、レジストローラ12へ与えられる。レジストロー
ラ12は、用紙の斜め送りを補正するとともに、用紙の
先端と感光体ドラム2のトナー像の先端との位置が合う
ように、用紙の供給タイミングをとる。レジストローラ
12の手前上流側には、レジストローラ12に用紙の先
端が達したか否かを検知するためのレジストスイッチ1
3が備えられている。レジストスイッチ13は、分離ロ
ーラ11から用紙が送られてきて、その用紙の先端を検
知することによりオンし、用紙がレジストローラ12か
ら下流へ送られて、その用紙の後端が通過し終えたとき
にオフとなる。
【0020】給紙部5に備えられた手差し給紙部8に
も、用紙をセットすることができる。この実施形態で
は、手差し給紙部8には、用紙カセット9に収まらない
ような大きなサイズの用紙もセット可能になっている。
大きなサイズの用紙をセットする場合は、トレイ14を
右方向へ引き出して、用紙の後端が給紙部5から垂れ下
がらないようにされている。手差し給紙部8に用紙がセ
ットされ、手差し給紙部8から用紙を繰り出すために、
装置が手差し給紙モードにされる。すると、リフト15
が図示しないソレノイド等で上方へ変位されて、手差し
給紙部8にセットされた用紙の先方が持ち上げられる。
この状態で、繰り出しコロ16が回転されて、用紙が順
に繰り出される。その際、重送防止ローラ17が用紙繰
り出し方向と逆方向に回転し、用紙が捌かれる。繰り出
された用紙は、分離ローラ11を経てレジストローラ1
2へと与えられる。その後の処理は、上述した用紙カセ
ット9から繰り出される用紙に対して行われる処理と同
様である。
【0021】この実施形態では、装置のコストダウンを
図るために、手差し給紙部8には、用紙がセットされて
いるか否かを検知するための検知スイッチが備えられて
いない。そのため、次のようにして手差し給紙部8の用
紙がなくなったか否かの判別が行われる。手差し給紙モ
ードにおいて、画像形成開始信号が与えられると、手差
し給紙部8にセットされた用紙が1枚繰り出される。繰
り出された用紙は一定時間後にレジストローラ12に達
する。レジストローラ12に達する直前には、レジスト
スイッチ13によって用紙先端が検知され、レジストス
イッチ13がオンする。よって、画像形成開始信号出力
後、レジストスイッチ13がオンするまでの時間を計測
し、一定時間以内にレジストスイッチ13がオンしなけ
れば、手差し給紙部8に用紙がないと判別することがで
きる。
【0022】さらに、この画像形成装置の正面側(図に
おいて手前側)には、図示しないが、前カバーが備えら
れていて、この前カバーを開くことによって、給紙部5
の内部や、感光体ドラム1,現像装置3,転写装置4お
よび定着部6等を確認したり、メンテナンスしたりする
ことができるようになっている。図2は、上記画像形成
装置の操作パネルの平面図である。図2に示す操作パネ
ル18は、一部の操作スイッチや一部の表示部が説明の
便宜上省略されている。
【0023】操作パネル18には、画像形成枚数を入力
するための枚数セットキー(テンキー)19、ストップ
/クリアキー20、オールクリアキー21、画像形成開
始信号を入力するためのプリントキー22、給紙部選択
キー30等の操作キーが配列されている。給紙部選択キ
ー30は、この実施形態では用紙カセット9から給紙す
るか、手差し給紙部8から給紙するかを切換えるための
キーである。手差し給紙部8が選択されると、手差し給
紙モードになる。プリントキー22には、プリントキー
22を操作可能か否かを表示するためのスタート表示器
23が組み込まれている。操作パネル18には、さら
に、枚数/倍率表示器24が備えられている。この表示
器24には、セットキー19でセットされた処理枚数
や、図示しない倍率設定キーで設定された画像形成倍率
等が表示される。さらに、表示器24には、後述するよ
うに、手差し給紙モードにおいて、手差し給紙部8の用
紙がなくなった場合に、その旨が表示される。この表示
は、たとえば「PF」といった予め定める文字表示によ
り行われる。
【0024】図3は、この発明の一実施形態にかかる画
像形成装置の特徴となる部分の電気的な構成を示すブロ
ック図である。この画像形成装置には、マイクロコンピ
ュータ等で構成された制御部25が備えられている。制
御部25は、画像形成装置の動作の制御中枢である。図
1で説明したレジストスイッチ13の出力は制御部25
へ与えられる。また、前カバーが開けられることにより
オンし、閉じられることによりオフするカバースイッチ
26が備えられていて、このカバースイッチ26の出力
も制御部25へ与えられる。
【0025】また、操作パネル18に備えられたプリン
トキー22、給紙部選択キー30その他の操作キーの信
号は制御部25へ与えられる。制御部25では、これら
与えられる信号に基づき、コピー処理機構27を制御す
る。また、操作パネル18に備えられた枚数/倍率表示
器24等の表示器を制御する。さらに、制御部25に
は、FAXモデム31が接続されており、このFAXモ
デム31を介して電話回線が接続されている。さらに制
御部25には、パソコン等に接続されたプリント信号受
信部32が備えられている。
【0026】図4は、制御部25により行われる制御動
作を示すフローチャートである。以下、図4の流れに従
って、図1〜図3を参照しながら、この実施形態にかか
る画像形成装置の特徴となる制御動作について説明をす
る。画像形成装置が安定した状態において、制御部25
は、まず、給紙部選択キー30またはプリントキー22
が押されたか否かを判別する(ステップS1)。給紙部
選択キー30またはプリントキー22が押された場合に
は、枚数/倍率表示器24により、用紙なし表示、すな
わち「PF」が表示されていれば、これをオフにする
(ステップS2)。
【0027】そしてその状態で、プリント命令が与えら
れたか否かの判別をする(ステップS3)。プリント命
令は、プリントキー22が押された時、FAXモデム3
1を介してファクシミリ信号が受信されて、その受信デ
ータをプリントアウトすべき命令があった時、またはプ
リント信号受信部32がパソコン等からのプリント命令
を受信した時に与えられる。制御部25では、これらプ
リント命令がどこから与えられたかの判別をする(ステ
ップS4)。判別の結果、プリントキー22が押された
場合であれば、コピー処理機構27を動作させて、手差
し給紙部8からの給紙動作を行わせる(ステップS
5)。そして一定時間内にレジストスイッチ13がオン
するか否かを判別する(ステップS6)。手差し給紙部
8に用紙があり、正しく用紙が繰り出された場合には、
一定時間内にレジストスイッチ13がオンするから、プ
リント処理(コピー処理)は正常に終了する(ステップ
S8)。
【0028】一方、一定時間内にレジストスイッチ13
がオンしなければ、手差し給紙部8の用紙がないと判定
できるから、表示部24に「PF」を表示して、用紙な
しを報知する。そしてコピー処理機構27を制御して、
プリント動作を中止させる(ステップS7)。ステップ
S4で、どこからプリント命令が与えられたかを判別
し、FAXモデム31を介してのプリント命令であった
り、プリント信号受信部32を介してのプリント命令で
あった場合には、まず、表示部24に用紙なし表示であ
る「PF」が表示されているか否かの判別をする(ステ
ップS9)。そしてもし表示部24に「PF」が表示さ
れていれば、プリント動作は行わずに、そのまま処理が
リターンされる。
【0029】表示部24に用紙なし表示がされていなけ
れば、手差し給紙部8に用紙があるわけであるから、ス
テップS5以降のプリント処理が行われる。ステップS
3で、プリント命令がない場合において、たとえば用紙
なし表示が行われている場合がある。かかる場合、前カ
バーの開閉がカバースイッチ26により検知されると
(ステップS10でYES)、表示部24の用紙なし表
示「PF」をオフにして、コピー前処理が行われる(ス
テップS11)。そしてこれにより装置は画像形成が可
能な状態となる。
【0030】ステップS10の前カバーが開閉される場
合とは、ユーザによりプリントキー22または給紙部選
択キー33が押されて、プリント処理が再開されたが、
再度一定時間内にレジストスイッチ13がオンせず、用
紙なし表示が連続的に表示されるような場合である。こ
の場合は、装置の傍にいるユーザは、紙詰まりかもしれ
ないと考え、前カバーを開閉して、紙詰まりの解消処理
を行うことになる。この発明は、複写機としてだけ機能
する画像形成装置ではなく、複写機に加えて、プリンタ
および/またはファクシミリとしても機能する多機能型
の画像形成装置に対して好適に適用できる。
【0031】この発明は以上説明した実施形態に限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲記載の範囲内におい
て種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる画像形成装置の
複写機の断面構成図である。
【図2】上記画像形成装置の操作パネルの平面図であ
る。
【図3】この発明の一実施形態にかかる画像形成装置の
特徴となる部分の電気的な構成を示すブロック図であ
る。
【図4】制御部により行われる制御動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
5 給紙部 8 手差し給紙部 12 レジストローラ 13 レジストスイッチ 18 操作パネル 22 プリントキー 24 枚数/倍率表示器 25 制御部 30 給紙部選択キー 31 FAXモデム 32 プリント信号受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大林 一三 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DC03 DC18 DE07 DE09 ED18 EJ15 EK03 FA06 FA08 FA15 FA40 FB06 FB07 FB09 GA03 GA12 GB03 GB05 2H072 AA29 AB08 3F063 AA01 CB04 CD05 CD08 CD10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手差し給紙部を有し、手差し給紙部にセッ
    トされた用紙を取り込んで、当該用紙に画像を形成する
    複写機ならびにプリンタおよび/またはファクシミリと
    しても機能する多機能型画像形成装置であって、 前記手差し給紙部には、用紙の有無を検知するセンサが
    なく、手差し給紙部から用紙を供給後、一定時間内にレ
    ジストスイッチがオンするか否かで、手差し給紙部の用
    紙の有無を判別する構成であり、 前記手差し給紙部の用紙なしが判別されたことに応答し
    て、装置を画像形成禁止状態にするとともに、手差し給
    紙部に用紙がなくなったことを表示する紙なし表示手段
    と、 画像形成装置禁止状態において、操作パネルの操作スイ
    ッチが操作されたことに応答して、前記用紙がなくなっ
    たことの表示を消し、画像形成禁止状態を解除する紙な
    し解除手段と、を含むことを特徴とする多機能型画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】前記操作パネルの操作スイッチは、プリン
    トキーまたは給紙部選択キーであることを特徴とする請
    求項1記載の多機能型画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記画像形成禁止状態においては、プリン
    タまたはファクシミリとしての画像形成処理は受け付け
    ずに画像形成禁止状態が維持されることを特徴とする請
    求項1記載の多機能型画像形成装置。
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