JP2001154519A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2001154519A
JP2001154519A JP33340699A JP33340699A JP2001154519A JP 2001154519 A JP2001154519 A JP 2001154519A JP 33340699 A JP33340699 A JP 33340699A JP 33340699 A JP33340699 A JP 33340699A JP 2001154519 A JP2001154519 A JP 2001154519A
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sheet
paper
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roller
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JP33340699A
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English (en)
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Koichi Moriyama
弘一 森山
Tatsuya Shinkawa
達也 新川
Tomoyoshi Tanaka
知省 田中
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Original Assignee
Sharp Corp
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置の複雑化や大型化を生じることなく、用紙
に生じたカールをその方向に拘らず確実に矯正する。 【解決手段】加熱ローラ1及び加圧ローラ3の下流側
に、上側延出部12aを形成した上側用紙ガイド12、
及び、下側延出部13aを形成した下側ガイド13を配
置した。上側延出部12a及び下側延出部13aは、用
紙搬送方向に直交する方向において交互に配置した。用
紙5の用紙面に直交する方向(上下方向)について、上
側延出部12aの下端は下側延出部13aの上端よりも
下側に位置している。ニップ部4を通過した用紙5は、
上側延出部12aに当接する部分において下側延出部1
3aに当接する部分よりも下方に押圧され、用紙搬送方
向に直交する方向について波状の変形が用紙搬送方向の
全域にわたって与えられる。用紙5の用紙搬送方向の強
度が増し、ニップ部4を通過する間に用紙5に生じたカ
ールが矯正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式の
画像形成を行う複写機やプリンタ等の画像形成装置に備
えられ、画像が転写された用紙を加熱及び加圧して用紙
の表面に画像を定着させる定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式の画像形成に用い
られる定着装置は、図1に示すように一対のローラによ
って構成されている。図1に示す例において、上側に配
置された加熱ローラ1は、中空アルミ管11の表面にP
TFE(ポリテトラフルオロエチレン)又はPEA(パ
ーフロロアルコシ基)等の耐熱樹脂12をコーティング
し、中空アルミ管11の内部にハロゲンランプ等のヒー
タ2を配置したものである。一方、下側に配置された加
圧ローラ3は、中実金属軸31の外周面に弾性を有する
耐熱性シリコンゴム32を巻着したものである。この加
圧ローラ3を加熱ローラ1に対して所定のニップ圧で圧
着させると、加圧ローラ3の耐熱性シリコンゴム32の
弾性力によってニップ部4を生じる。加熱ローラ1及び
加圧ローラ3を所定の速度で矢印方向に回転させた状態
で、未定着のトナー像51が転写された用紙5をニップ
部4に通過させると、トナー像51が加熱によって溶融
し、ニップ圧によって用紙5の表面に堅牢に定着する。
【0003】ところが、ニップ部4を通過する間に用紙
5が受ける加熱により、用紙5に含有されていた水分が
蒸発する。また、用紙5は、ニップ部4を通過する際
に、剛体である加熱ローラ1の周面の形状に沿ってニッ
プ圧によってプレスされる。このため、通常は、加熱ロ
ーラ1と加圧ローラ3との間を通過した用紙5は、図2
に示すように上側にカールした状態で排出される。但
し、用紙5のなかには表裏面における水分率の相違によ
り、下側にカールした状態で加熱ローラ1と加圧ローラ
3との間から排出されるものもある。このように定着装
置から排出される用紙に強いカールを生じると、排紙ト
レー上に複数枚の用紙を揃えて収納することが困難にな
る等、用紙の取扱いに支障を来す。
【0004】そこで、従来の定着装置として、特開平4
−55258号公報には、用紙搬送方向における加熱ロ
ーラ及び加圧ローラの下流側に、用紙搬送路を挟む位置
関係を加熱ローラ(硬質ローラ)及び加圧ローラ(軟質
ローラ)とは逆にして軟質及び硬質の1対の補助ローラ
をニップ圧を可変にして配置した構成が開示されてい
る。この構成により、用紙が補助ローラを通過する際
に、加熱ローラと加圧ローラとの間を通過する時に生じ
たカールを、これと逆方向のカールを用紙に与えること
によって矯正する。
【0005】また、特開平10−231061号公報に
は、定着装置の下流側に2種類の排紙用の通路を形成
し、各通路に軟質及び硬質の1対のローラを用紙搬送路
を挟む位置関係を互いに逆にして配置し、定着装置を通
過した用紙に生じたカールの方向に応じて2つの通路の
いずれかに用紙を導くようにした構成が開示されてい
る。この構成により、定着装置を通過した用紙に生じた
カールをその方向に拘らず確実に矯正できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成は、定着装置において用紙に生じたカールと
逆方向のカールを用紙に与えるローラ対を配置したもの
であるが、特開平4−55258号公報に開示された構
成では定着装置において用紙に生じた1方向のカールし
か矯正することができない問題があり、特開平10−2
31061号公報に開示された構成では装置の構成が複
雑化及び大型化する問題がある。
【0007】この発明の目的は、装置の複雑化や大型化
を生じることなく、用紙に生じたカールをその方向に拘
らず確実に矯正することができる定着装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0009】(1) 画像形成装置内に構成された用紙搬送
路における画像形成部と排紙部との間に配置され、画像
が転写された用紙を加熱及び加圧する定着装置におい
て、加熱及び加圧位置を通過した用紙の表裏面のそれぞ
れに当接する複数の表面側部材及び裏面側部材を用紙搬
送方向に直交する方向に交互に配置した用紙ガイドであ
って、表面側部材と裏面側部材とが用紙搬送面内の用紙
面に直交する方向において重複する位置に配置された用
紙ガイドを設けたことを特徴とする。
【0010】この構成において、「加熱及び加圧位置」
とは、定着装置において用紙が加熱及び加圧される位置
をいい、定着装置が加熱ローラと加圧ローラとによって
構成される場合、そのローラ対におけるニップ部をい
う。また、「表面側部材と裏面側部材とが用紙搬送面内
の用紙面に直交する方向において重複する」とは、用紙
が略水平方向に搬送される場合、表面側部材の下端部が
用紙搬送路を挟んで裏面側部材の上端部より下方に位置
することをいう。
【0011】この構成においては、表面側部材及び裏面
側部材が、加熱及び加圧位置を通過した用紙の表裏面
に、用紙搬送方向に直交する方向において交互となる位
置に同時に当接し、用紙を用紙面に直交する方向におい
て互いに重複する範囲まで押圧する。したがって、用紙
ガイドを通過した用紙は、用紙搬送方向に直交する方向
において波状の変形が与えられ、用紙搬送方向の強度が
増すことにより、加熱及び加圧位置を通過する際に用紙
に生じたカールが矯正される。
【0012】(2) 前記用紙ガイドは、表面側部材及び裏
面側端部の用紙表面及び裏面に当接する端部に用紙搬送
方向に回転するローラを配置したことを特徴とする。
【0013】この構成においては、加熱及び加圧位置を
通過した用紙の表裏面に、用紙搬送方向に回転するロー
ラが当接する。したがって、用紙の表面又は裏面におい
て加熱により溶融した後の未硬化のトナーが、表面側部
材又は裏面側端部に付着した後に飛散したり用紙に再転
写することがなく、装置の汚損及び画像形成状態の劣化
を生じることがない。
【0014】(3) 前記用紙ガイドは、用紙搬送方向の上
流側の端部が用紙の加熱及び加圧位置を構成するローラ
の表面に当接する剥離部材であることを特徴とする。
【0015】この構成においては、用紙に波状の変形を
与える表面側部材及び裏面側端部が、加熱及び加圧位置
を通過した用紙をローラの周面から剥離する剥離部材と
一体に形成される。したがって、表面側部材及び裏面側
端部と剥離部材とが同時に交換され、メンテナンス作業
が簡略化される。
【0016】(4) 前記用紙ガイドは、表面側部材及び裏
面側部材から用紙に作用する変形力を、用紙搬送方向に
直交する方向の両端部において中央部よりも大きくした
ことを特徴とする。
【0017】この構成においては、用紙搬送方向に直交
する方向について、用紙の両端部に中央部よりも大きな
変形力が作用する。したがって、用紙搬送方向に直交す
る方向の一方に開放した用紙の両端部が中央部より大き
な力によって確実に変形し、用紙搬送方向に直交する方
向の全範囲において用紙が波状に変形する。
【0018】(5) (4) の構成において、表面側部材及び
裏面側部材の配置間隔を用紙搬送方向に直交する方向の
両端部において中央部よりも狭くしたものとすることが
できる。
【0019】この構成においては、用紙搬送方向に直交
する方向について、用紙の両端部に中央部よりも大きな
変形力を作用させることができる。
【0020】(6) (4) の構成において、表面側部材及び
裏面側部材の用紙面に直交する方向の重複量を用紙搬送
方向に直交する方向の両端部において中央部よりも大き
くしたものとすることができる。
【0021】この構成においては、用紙搬送方向に直交
する方向について、用紙の両端部に中央部よりも大きな
変形力を作用させることができる。
【0022】(7) 前記用紙ガイドは、表面側部材及び裏
面側部材の用紙当接面が用紙搬送方向に直交する方向に
沿って湾曲していることを特徴とする。
【0023】この構成においては、表面側部材及び裏面
側部材の湾曲面が用紙の表裏面に当接する。したがっ
て、用紙は、用紙搬送方向に直交する方向において円滑
に波状に変形する。
【0024】(8) 前記加熱及び加圧位置を通過した用紙
に表面側又は裏面側から当接する用紙センサを、用紙搬
送方向に直交する方向について裏面側部材又は表面側部
材に対向する位置に設けたことを特徴とする。
【0025】この構成においては、用紙に表面側(裏面
側)から当接する用紙センサに、表面側(裏面側)に凸
状に変形した用紙の前端部が対向する。したがって、用
紙センサによって加熱及び加圧位置を通過した用紙が確
実に検出される。
【0026】
【発明の実施の形態】図3は、この発明の第1の実施形
態に係る定着装置の構成を示す側面断面図である。この
実施形態に係る定着装置20は、画像形成装置の内部に
おいて画像形成部と排紙部との間の用紙搬送路中に配置
され、図1に示した一般的な定着装置と同様に構成され
た加熱ローラ1及び加圧ローラ3を備えている。加熱ロ
ーラ1及び加圧ローラ3は所定の押圧力で圧接し、この
発明の加熱及び加圧位置であるニップ部4を形成する。
このニップ部4に用紙が通過する。定着装置20には、
加熱ローラ1の周面に接触するサーミスタ等の温度セン
サ6が備えられている。図外の制御部は、温度センサ6
の検出温度に基づいてヒータ2をオン/オフ制御し、加
熱ローラ1の温度を一定の温度に維持する。
【0027】定着装置20の加熱ローラ1及び加圧ロー
ラ3と排紙トレイ10との間には、上下の用紙ガイド1
2,13、用紙センサ11、及び排紙ローラ9が配置さ
れている。用紙ガイド12,13は、加熱ローラ1及び
加圧ローラ3と排紙ローラ9との間の用紙通路を構成し
ている。用紙センサ11は、用紙ガイド12,13を通
過する用紙を検出する。用紙センサ11が所定時間を越
えて用紙を検出し続けた場合には、用紙のジャムを生じ
たと判断される。排紙ローラ9は、用紙ガイド12,1
3を通過した用紙を排紙トレイ10上に排出する。
【0028】図4及び図5は上記定着装置に備えられる
用紙ガイドの構成を示す図であり、図4は下流側からの
斜視図、図5は図3におけるA−A部の断面図である。
上側用紙ガイド12には下方に延出する上側延出部12
aが3箇所に形成されており、下側ガイド13には上方
に延出する下側延出部13aが4箇所に形成されてい
る。上側延出部12a及び下側延出部13aは、ニップ
部4を通過した用紙の表面及び裏面に当接するこの発明
の表面側部材及び裏面側部材であり、用紙搬送方向に直
交する方向において交互に配置されている。また、図5
に明らかなように、用紙5の用紙面に直交する方向(上
下方向)について、上側延出部12aの下端はニップ部
4の位置よりも下側に位置し、下側延出部13aの上端
はニップ部4の位置よりも上側に位置している。
【0029】即ち、上側延出部12a及び下側延出部1
3aは、用紙搬送面を挟む上下方向において重複して配
置されており、ニップ部4を通過した用紙5において上
側延出部12aに当接する部分はニップ部4よりも下方
に押圧され、下側延出部13aに当接する部分はニップ
部4よりも上方に押圧される。これによって、ニップ部
4を通過した用紙5には、用紙搬送方向に直交する方向
について波状の変形が用紙搬送方向の全域にわたって与
えられ、用紙5の用紙搬送方向の強度が増すことによ
り、ニップ部4を通過する間に用紙5に生じたカールが
矯正される。このように、用紙5における用紙搬送方向
の強度を増すことによって用紙5に生じたカールを矯正
するため、用紙5に生じたカールはその方向に拘らず確
実に矯正される。
【0030】なお、一般に摂氏100度以上の温度状態
では用紙5に生じたカールの矯正を容易に行うことがで
きる一方、それ以下の温度状態ではカールを矯正するた
めに用紙5に大きな力を作用させる必要がある。また、
トナーの融点は摂氏130度前後であり、加熱ローラ1
の表面温度は摂氏160〜180度に制御され、ニップ
部4から40mm程度離れた位置で用紙5の温度が摂氏
100度以下になる。これらのことから、ニップ部4に
できるだけ接近した位置に上側延出部12a及び下側延
出部13aを配置すべきである。
【0031】また、ニップ部4において加熱されて溶融
した用紙5上のトナーは、上側延出部12a及び下側延
出部13aに当接する際に十分に固化していない場合が
あり、このような場合にはトナーが上側延出部12aの
下端面及び下側延出部13aの上端面に付着した後に用
紙5に再度転写して用紙5の表面又は裏面を汚損する。
そこで、上側延出部12aの下端面及び下側延出部13
aの上端面をPFTE又はPFA等の表面活性化エネル
ギの低い材料によって構成することにより、トナーの付
着を防止するようにしてもよい。
【0032】図6は、この発明の第2の実施形態に係る
定着装置の要部の構成を示す斜視図である。この実施形
態に係る定着装置20は、上側ガイド12から延出した
上側延出部12aの下端部に上側ローラ12bを軸支す
るとともに、下側ガイド13から延出した下側延出部1
3aの上端部に下側ローラ13bを軸支したものであ
る。したがって、ニップ部4を通過した用紙5の表面に
は上側ローラ12bの周面が当接し、用紙5の裏面には
下側ローラ13bの周面が当接する。このように、用紙
5の表裏面に回転自在にされたローラの周面が当接する
ことにより、ニップ部4において加熱されて溶融した後
に十分に固化していない用紙5上のトナーが上側延出部
12a及び下側延出部13aに付着することを防止する
ことができる。
【0033】なお、上側ローラ12b及び下側ローラ1
3bの表面をPTFEやPFA等の表面活性化エネルギ
の低い素材によって構成してもよい。
【0034】図7は、この発明の第3の実施形態に係る
定着装置の構成を示す側面断面図である。この実施形態
に係る定着装置20は、図3に示した第1の実施形態に
係る定着装置20に設けられる上側延出部12a及び下
側延出部13aに代えて、上側ガイド12及び下側ガイ
ド13に取り付けられた上側剥離爪14及び下側剥離爪
15を備えている。上側剥離爪14及び下側剥離爪15
は、用紙搬送方向の上流側の端部近傍で加熱ローラ1の
周面及び加圧ローラ3の周面に当接している。なお、用
紙搬送方向に直交する方向について、上側ガイド12及
び下側ガイド13における上側剥離爪14及び下側剥離
爪15の取付位置は、第1の実施形態に係る定着装置2
0の上側延出部12a及び下側延出部13aの形成位置
に略等しくされている。また、上側剥離爪14及び下側
剥離爪15は、それぞれの用紙搬送方向の下流側の端部
近傍で、用紙搬送面を挟む上下方向において互いに重複
している。
【0035】一般に、ニップ部4を通過した用紙5が加
熱ローラ1又は加圧ローラ3の周面に巻き着かないよう
にするためには、ローラ径を小さくすることが考えられ
るが、この場合にはニップ幅(ニップ部4の用紙搬送方
向の長さ)が短くなって用紙に対する加熱及び加圧が不
十分になるとともに、ニップ部4の曲率が小さくなって
用紙5におけるカールによる変形が大きくなる。そこ
で、加熱ローラ1及び加圧ローラ3の周面におけるニッ
プ部4の下流側に楔型の剥離爪14,15を当接させ、
ニップ部4を通過した用紙5をローラの周面から強制的
に剥離させる。なお、ローラ1,3の周面の損傷を防止
するため、剥離爪14,15は、少なくとも用紙搬送方
向の上流側端部近傍をPPS(ポリフェニレンサルファ
イト)等の耐熱樹脂を素材として構成する。
【0036】また、上側剥離爪14及び下側剥離爪15
の用紙搬送方向の下流側端部は、用紙搬送面を挟む上下
方向について互いに重複しているとともに、用紙搬送方
向に直交する方向について交互に配置されているため、
ニップ部4を通過した用紙5は、用紙搬送方向に直交す
る方向について波状の変形が用紙搬送方向の全域に渡っ
て与えられる。これによって、用紙5の用紙搬送方向の
強度が増し、ニップ部4を通過する際に用紙5に生じた
カールが矯正される。
【0037】なお、図8に示すように、上側剥離爪14
の用紙搬送方向の下流側の下端部に上側ローラ14aを
軸支するとともに、下側剥離爪15の用紙搬送方向の下
流側の上端部に下側ローラ15aを軸支し、ニップ部4
を通過した用紙5の表裏面に上側ローラ14a及び下側
ローラ15aの周面を当接させ、トナーが剥離爪14,
15に付着することを防止するようにしてもよい。ま
た、上側ローラ14a及び下側ローラ15aの表面をP
TFEやPFA等の表面活性化エネルギの低い素材によ
って構成してもよい。
【0038】一般に、剥離爪14,15は、先端部の磨
耗や汚損によってローラ1,3の周面から用紙5を剥離
する機能が低下するため、適宜交換が必要とされる。ま
た、用紙5に用紙搬送方向に直交する方向の変形を与え
るローラ14a,15aも、周面の磨耗や汚損により用
紙5のジャムや画質の劣化を生じるため、適宜交換が必
要とされる。このように、交換部品である剥離爪14,
15とローラ14a,15aとを一体的に備えることに
より、両者の交換作業を1度に行うことができ、メンテ
ナンスを簡略化できる。
【0039】また、用紙5に対するダメージを考慮して
剥離爪14,15から用紙5に作用する剥離力があまり
大きくならないようにする必要があり、剥離爪14,1
5の用紙搬送方向の上流側端部では用紙搬送方向に直交
する方向の幅を狭くすることはできない。一方、剥離爪
14,15の用紙搬送方向の下流側端部では、トナーの
付着量を減少させるためには、用紙搬送方向に直交する
方向の幅をできるだけ狭くする必要があるが、用紙5に
おいて変形部分が鋭利に折れ曲がることを避けるために
は用紙搬送方向に直交する方向の幅を極端に狭くすべき
ではない。
【0040】そこで、図9に示すように、剥離爪14,
15の用紙搬送方向の上流側端部以外の用紙5との対向
面に用紙搬送方向の溝部14b,15bを形成してもよ
い。この構成により、用紙搬送方向の上流側端部の幅を
十分に広くするとともに、用紙5との実際の接触面積を
小さくしつつ、用紙5を部分円弧状に滑らかに変形させ
ることができる。
【0041】図10は、この発明の第4の実施形態に係
る定着装置の要部の構成を示す正面断面図である。この
実施形態に係る定着装置20では、上側ガイド12に取
り付けられる上側剥離爪14、及び、下側ガイド13に
取り付けられる下側剥離爪15において、少なくとも用
紙5の表裏面に当接する部分を用紙搬送方向に直交する
方向において、用紙5に与える波状の変形形状に一致す
るように湾曲させている。この構成により、ニップ部4
を通過した用紙5の表裏面に対する剥離爪14,15の
当接面積が大きくなり、用紙5を円滑に変形させること
ができる。また、用紙5の表裏面に対する剥離爪14,
15の単位面積当りの当接力が小さくなり、用紙5の表
裏面に与える損傷を小さくできるとともに、剥離爪1
4,15に対するトナーの付着量を少なくすることがで
きる。
【0042】なお、ニップ部4を通過する用紙5をロー
ラ1,3の周面から剥離爪14,15によって剥離する
場合に、用紙5のジャムを防止するためには、剥離爪1
4,15の用紙搬送方向の上流側端部とローラ1,3の
周面とを平行にし、ローラ1,3の周面から剥離爪1
4,15の端部が浮き上がらないようにしなければなら
ない。ところが、剥離爪14,15における用紙搬送方
向に直交する方向の幅を広くすると、ローラ1、3の周
面との平行状態を維持することが困難になる。そこで、
図11に示すように、剥離爪14及び15の形状を、用
紙搬送方向の上流側端部において用紙搬送方向に直交す
る方向の幅を2〜5mmとし、用紙5の表裏面に当接す
る部分において用紙搬送方向に直交する方向の幅を20
mm程度に形成する。
【0043】また、用紙5がニップ部4を通過する際
に、用紙5の前端部近傍に転写されたトナーが加熱ロー
ラ1又は加圧ローラ3の周面に付着し、用紙5の前端部
に曲率の小さい先端カールを生じる場合がある。そこ
で、剥離爪14,15において用紙搬送方向の上流側端
部近傍から用紙面に直交する上下方向について互いに重
複する部分(用紙5を波状に変形させる部分)に至るま
での形状を、先端カールと逆方向に湾曲させることによ
り、用紙5の前端部がこの部分に当接することにより、
用紙5に生じた先端カールを矯正するようにしている。
例えば、用紙5の表面に付着したトナーが加熱ローラ1
の周面に付着することによって用紙5の前端部近傍に上
方向の先端カールを生じた場合には、先端カールを生じ
た用紙5の前端が加熱ローラ1から剥離した後に波状の
変形を与えられるまでの間において、上側剥離爪14の
下端面との当接によって下方向に湾曲する変形を与えら
れることにより、先端カールが矯正される。
【0044】さらに、排紙される用紙5において、用紙
搬送方向に直交する方向の両端部は開放されているため
に何らの規制を受けないため、中央部に比較して矯正の
効果が弱い。そこで、用紙搬送方向に直交する方向にお
ける延出部12a及び13a、又は、剥離爪14及び1
5の配置間隔を両端部において中央部より狭くする。こ
れによって用紙搬送方向に直交する方向の全域に均一な
矯正の効果を与えることができる。また、葉書や封筒等
の小サイズの用紙は、A4やB5等の大サイズの用紙に
比較して厚い場合が多く、大サイズの用紙と同等の矯正
力を作用させると用紙に損傷を与えたり、ジャムを発生
する問題がある。そこで、用紙搬送方向に直交する方向
についての用紙の中心位置を用紙の搬送位置の基準とす
るとともに、用紙搬送方向に直交する方向における延出
部12a及び13a、又は、剥離爪14及び15の配置
間隔を中央部において両端部より広くすることにより、
大サイズの用紙に十分な矯正力を与えることができると
ともに、小サイズの用紙の損傷やジャムの発生を防止す
ることができる。
【0045】なお、用紙5に生じたカールの矯正力は、
延出部12a及び13a、又は、剥離爪14及び15の
配置間隔だけでなく、用紙面に直交する方向の重複量を
変えることによっても変更することができる。したがっ
て、延出部12a及び13a、又は、剥離爪14及び1
5の用紙面に直交する方向の重複量を、用紙搬送方向の
両端部において中央部に比較して大きくすることによっ
ても、大サイズの用紙に十分な矯正力を与えることがで
きるとともに、小サイズの用紙の損傷やジャムの発生を
防止することができる。
【0046】加えて、排出される用紙5は、用紙搬送方
向に直交する方向の両端部において自重によって下方に
垂れ下がる傾向がある。このため、用紙5の用紙搬送方
向に直交する方向の両端部に延出部12a及び13a、
又は、剥離爪14及び15によって下向きの変形を与え
ると、画像形成装置の側面に形成された排出口の下縁部
に用紙5の前端部が当接し、用紙5に損傷やジャムを生
じる。そこで、図5及び図10に示したように、用紙搬
送方向に直交する方向の両端部には、下側延出部13a
又は下側剥離爪15を配置する。これによって、用紙5
における用紙搬送方向に直交する方向の両端部を自重に
抗して上方に押し上げ、排出口の下縁部との当接による
用紙5の損傷やジャムの発生を確実に防止できる。
【0047】また、図12に示すように、定着装置20
と排紙トレイ10との間に配置される排紙ローラ9によ
り、上側ガイド12及び下側ガイド13から用紙5に与
える波状の変形と同一形状の変形を与えるようにするこ
とにより、用紙5をより円滑に排紙トレイ10に排出す
ることができる。
【0048】さらに、図13に示すように、定着装置2
0と排紙トレイ10との間に、上端を開放端として揺動
自在の検出部材11aを備えた用紙センサ11を配置す
る場合には、用紙5が下方に凸なる変形を生じている部
分に用紙センサ11の検出部11aを対向させる。この
ように配置することにより、検出部材11aに用紙5の
前端部を確実に当接させることができ、用紙5が検出部
材11aの上方を通過して用紙センサ11によって検出
されなくなることを防止できる。
【0049】また、用紙5の給紙開始タイミングから用
紙センサ11がオンするまでの時間が所定時間を越えた
時に用紙5のジャムを発生したと判断する場合、ジャム
の解除処理を容易にするとともに、ジャムによる用紙5
の損傷を少なくするためには、ジャムの発生タイミング
から用紙搬送機構の停止までの時間を短くしてジャムに
よる用紙5の変形量を少なくする必要がある。このた
め、給紙開始タイミングから用紙センサ11がオンする
までの時間と比較される所定時間をできるだけ短くすべ
きであり、図14に示すように、検出部材11aの上部
に用紙5を当接させた場合に比べて、検出部材11aの
下部に用紙5を当接させた方が、給紙開始タイミングか
ら用紙センサ11がオンするまでの時間を用紙5が距離
xを移動する時間だけ短くすることがでる。したがっ
て、ジャムの発生を素早く検出してジャムの解除処理を
容易にするとともに、ジャムによる用紙5の損傷を少な
くするためにも、用紙5が下方に凸なる変形を生じてい
る部分に用紙センサ11の検出部11aを対向させるべ
きである。
【0050】
【発明の効果】この発明によれば、以下の効果を奏する
ことができる。
【0051】(1) 表面側部材及び裏面側部材を加熱及び
加圧位置を通過した用紙の表裏面に用紙搬送方向に直交
する方向において交互となる位置に同時に当接させ、用
紙を用紙搬送面を挟む上下方向において互いに重複する
範囲まで押圧することにより、用紙ガイドを通過した用
紙に、用紙搬送方向に直交する方向において波状の変形
を与えることができる。これによって、用紙搬送方向の
強度を増して、加熱及び加圧位置を通過する際に用紙に
生じたカールを矯正することができる。
【0052】(2) 加熱及び加圧位置を通過した用紙の表
裏面に、用紙搬送方向に回転するローラを当接させるこ
とにより、用紙の表面又は裏面において加熱により溶融
した後の未硬化のトナーが、表面側部材又は裏面側端部
に付着した後に装置内に飛散したり用紙に再転写するこ
とを確実に防止することができ、装置の汚損及び画像形
成状態の劣化を防ぐことができる。
【0053】(3) 用紙に波状の変形を与える表面側部材
及び裏面側端部を、加熱及び加圧位置を通過した用紙を
ローラの周面から剥離する剥離部材と一体に形成するこ
とにより、表面側部材及び裏面側端部と剥離部材とを同
時に交換できるようにし、メンテナンス作業を簡略化で
きる。
【0054】(4) 用紙搬送方向に直交する方向につい
て、用紙の両端部に中央部よりも大きな変形力を作用さ
せることにより、用紙搬送方向に直交する方向の一方に
開放した用紙の両端部を中央部より大きな力によって確
実に変形させることができ、用紙搬送方向に直交する方
向の全範囲において用紙を波状に変形させることができ
る。
【0055】(5) 表面側部材及び裏面側部材の湾曲面を
用紙の表裏面に当接させることにより、用紙を用紙搬送
方向に直交する方向に円滑に波状に変形させることがで
きる。
【0056】(6) 用紙に表面側(裏面側)から当接する
用紙センサに、表面側(裏面側)に凸状に変形した用紙
の前端部を対向させることにより、用紙センサによって
加熱及び加圧位置を通過した用紙を確実に検出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の一般的な定着装置の構成を示す側面断面
図である。
【図2】同従来の定着装置を通過する際にカールを生じ
た用紙を示す斜視図である。
【図3】この発明の第1の実施形態に係る定着装置の構
成を示す側面断面図である。
【図4】上記定着装置に備えられる用紙ガイドの構成を
示す下流側からの斜視図である。
【図5】図3におけるA−A部の断面図である。
【図6】この発明の第2の実施形態に係る定着装置の要
部の構成を示す斜視図である。
【図7】この発明の第3の実施形態に係る定着装置の構
成を示す側面断面図である。
【図8】上記第3の実施形態に係る定着装置の変形例を
示す要部の斜視図である。
【図9】上記第3の実施形態に係る定着装置の別の変形
例を示す剥離爪の斜視図である。
【図10】この発明の第4の実施形態に係る定着装置の
要部の構成を示す正面断面図である。
【図11】上記第4の実施形態に係る定着装置に用いら
れる剥離爪の斜視図である。
【図12】この発明の実施形態に係る定着装置を備えた
画像形成装置における排紙ローラの構成を示す要部の斜
視図である。
【図13】この発明の実施形態に係る定着装置を備えた
画像形成装置における用紙センサの構成を示す要部の斜
視図である。
【図14】同用紙センサの検出状態を示す側面断面図で
ある。
【符号の説明】
1−加熱ローラ 3−加圧ローラ 4−ニップ部 5−用紙 9−排紙ローラ 10−排紙トレイ 11−用紙センサ 12−上側ガイド 12a−上側延出部 12b,14a−上側ローラ 13−下側ガイド 13a−下側延出部 13b,15a−下側ローラ 14−上側剥離爪 15−下側剥離爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 知省 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H033 AA15 BA10 BA12 BA16 CA09 2H072 CB06 JA04 3F053 HA03 HA07 HB11 LA02 LB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置内に構成された用紙搬送路に
    おける画像形成部と排紙部との間に配置され、画像が転
    写された用紙を加熱及び加圧する定着装置において、 加熱及び加圧位置を通過した用紙の表裏面のそれぞれに
    当接する複数の表面側部材及び裏面側部材を用紙搬送方
    向に直交する方向に交互に配置した用紙ガイドであっ
    て、表面側部材と裏面側部材とが用紙搬送面内の用紙面
    に直交する方向において重複する位置に配置された用紙
    ガイドを設けたことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】前記用紙ガイドは、表面側部材及び裏面側
    部材の用紙表面及び裏面に当接する部分が用紙搬送方向
    に回転するローラであることを特徴とする請求項1に記
    載の定着装置。
  3. 【請求項3】前記用紙ガイドは、用紙搬送方向の上流側
    の端部が用紙の加熱及び加圧位置を構成するローラの表
    面に当接する剥離部材であることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の定着装置。
  4. 【請求項4】前記用紙ガイドは、表面側部材及び裏面側
    部材から用紙に作用する変形力を、用紙搬送方向に直交
    する方向の両端部において中央部よりも大きくしたこと
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の定着装
    置。
  5. 【請求項5】前記用紙ガイドは、表面側部材及び裏面側
    部材の用紙当接面が用紙搬送方向に直交する方向に沿っ
    て湾曲していることを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れかに記載の定着装置。
  6. 【請求項6】前記加熱及び加圧位置を通過した用紙に表
    面側又は裏面側から当接する用紙センサを、用紙搬送方
    向に直交する方向について裏面側部材又は表面側部材に
    対向する位置に設けたことを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれかに記載の定着装置。
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