JP2001154065A - 双方向光モジュール - Google Patents

双方向光モジュール

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JP2001154065A
JP2001154065A JP34034099A JP34034099A JP2001154065A JP 2001154065 A JP2001154065 A JP 2001154065A JP 34034099 A JP34034099 A JP 34034099A JP 34034099 A JP34034099 A JP 34034099A JP 2001154065 A JP2001154065 A JP 2001154065A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要最小限の部品点数で結合効率がよく、小
型化が可能でアライメントがきわめて簡易な双方向光モ
ジュールを提供すること。 【解決手段】 光伝送路Lが側壁に形成されたパッケー
ジ25内に、光伝送路Lへ光信号を送信する発光素子9
と、発光素子9の送信光軸A−AAに対し所定角度傾斜
させた光分波器15とが配設された基板4を収容してお
り、光分波器15で分波された光伝送路Lからの外部光
信号を受信する受光素子21の受信光軸B−BBが光分
波器15の分波方向(光の透過方向または光の反射方
向)に一致するように収容している双方向光モジュール
M1とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に光ファイ
バや光導波路等の光導波体、および発光素子や受光素子
等の光素子を配置して、これら光部品を精度よく光学的
に結合させることが可能で、通信分野において好適に使
用が可能な双方向光モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、CATVや公衆通信の分野におい
て、光ファイバ通信の実用化がはじまっている。また、
高速で高信頼性の光半導体モジュールが、同軸型あるい
はDual- inline型と呼ばれるモジュール構造
で実現されており、これらは主に幹線系と呼ばれる領域
で既に実用化されている。
【0003】また、波長が1.3μm帯の光や1.55
μm帯の光などの長波長の光を用い、1本の光ファイバ
を用いて信号を双方向に送り、同時に信号を送受信でき
るシステムが検討されている。このように信号を双方向
に送る通信を双方向通信と呼んでいる。この方式の利点
はファイバが1本ですむことである。
【0004】例えば図5に示すように、従来から使用さ
れている空間光学系で構成された双方向光モジュールJ
1は、光パッケージ72に、光信号入出力用の光ファイ
バ65、光信号分岐用の光分波器71、受光素子体6
7、および発光素子体68を備えてなるものであり、光
ファイバ65、受光素子本体67、発光素子体68のそ
れぞれの直前にレンズ66、69、70を備えている。
【0005】そして、発光素子体68から出射された光
信号74は光分波器71を通過して光ファイバ65へ導
入され、光ファイバ65より導入された光信号73は光
分波器71で反射され受光素子体67で受光される。
【0006】なお、75は光ファイバホルダ、76およ
び78、81はレンズホルダ、77は受光素子、79は
発光素子、80はモニター用受光素子、82は光分波器
ホルダである。
【0007】このような双方向光モジュールJ1の一般
的な実装方法としては、半導体レーザ等の光半導体素子
を発光させ、結合用のレンズや伝送用の光ファイバの位
置決めを行ない、最大結合効率が得られる位置で、レン
ズや光ファイバをYAG溶接等の接合方法を用いて固定
する、いわゆるアクティブアライメントと称される方法
が利用されてきた。
【0008】この実装方法の特徴は、高結合効率と高信
頼性が得られることであるが、反面、組み立て作業が煩
雑となるという問題点があった。特に、特定波長の光の
みを透過させる目的で、波長フィルター等の光学素子を
挿入する場合は、さらに調芯箇所が多くなるため、工程
がいっそう複雑になり、組み立て時間も長くなる。これ
は主に加入者系と呼ばれる領域での実用化が目標とされ
ており、高結合効率化、小型化、低価格化等が要求され
ている。
【0009】一方、工程を簡略にする方法として、半導
体レーザやフォトダイオード等の光半導体素子と光ファ
イバとを無調芯で実装するパッシブアライメントによる
実装方法が提案されている。この方法は、シリコン基板
等の異方性エッチングの技術を用いて高精度に形成され
たV溝と、このV溝に対してさらに高精度に形成された
光半導体素子搭載用電極、または、位置決め用マーカー
からなる光部品実装用基板を用いることにより可能とな
る。
【0010】例えば図6に示すように、シリコンプラッ
トフォームを使用した双方向光モジュールJ2は、光パ
ッケージ63にシリコンプラットフォーム48が組み込
まれ、そのシリコンプラットフォーム48上に光信号の
入出力のための光ファイバ47と、光信号を分岐するた
めの光分波器61と受光素子53と発光素子56を備え
てなるものであり、光ファイバ47、受光素子53、発
光素子56の直前にレンズ51を備えている。発光素子
56から出射した光信号は光分波器61を通過して光フ
ァイバ47へ導入され、光ファイバ47より導入した光
信号は光分波器61で反射して受光素子53で受光する
ようになっている。
【0011】なお、49および55、60は信号光光路
確保用V溝、50はレンズ搭載用V溝、52は受光素子
搭載用チップキャリア、54は受光素子搭載用チップキ
ャリア配設溝、57はモニター用受光素子、58aおよ
び58bはモニター用受光素子駆動用電極、59aおよ
び59bは発光素子駆動用電極、62は光分波器搭載用
溝、64はリード端子である。また、G−GG線は光フ
ァイバの光軸に一致する直線であり、H−HH線はG−
GG線に直交する線である。
【0012】この実装方法の特徴は、光半導体素子と光
ファイバとを、光パワーをモニターすることなく無調芯
で直接接続でき、短時間で簡便に実装が行なえるため、
自動化が容易で大量生産に適している。反面、結合効率
が上記シリコン基板のパターニング精度や、半導体素子
等の実装精度に依存するため、高効率の結合には不向き
である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光モジ
ュールJ1の場合、光学素子を空間光学系で構成しアク
ティブアライメントにより調芯したのち、複数の箇所を
接合する必要があるため、結合効率は高いが、部品点数
が多く、すべての光学素子を位置合わせする作業が複雑
となり、作業時間が長く光モジュールが大型化する。
【0014】また、光モジュールJ2の場合、シリコン
プラットフォームを用いてパッシブアライメントにより
位置決めすることにより、すべての光学素子を位置合わ
せする作業が比較的簡便になるため作業時間が短くなり
比較的小型になる。その反面、結合効率がシリコンプラ
ットフォーム上の光半導体素子搭載用電極、また位置決
め用マーカー、光部品搭載用溝等の設計パターン精度や
光分波器搭載用溝の加工精度に依存してしまう。パター
ン精度や加工精度を高精度にしようとすると、より高精
度なマスク合わせ技術や溝加工技術が必要となり作業が
複雑化する。その結果、光モジュールの高結合効率化と
低コスト化の両立が困難であった。
【0015】本発明では、双方向光モジュールにおい
て、必要最小限の部品点数で結合効率がよく、小型化が
可能でアライメントがきわめて簡易な双方向光モジュー
ルを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の双方向光モジュールは、光伝送路が側壁に
形成されたパッケージ内に、光伝送路へ光信号を送信す
る発光素子と、該発光素子の送信光軸に対し所定角度傾
斜させた光分波器とが配設された基板を収容するととも
に、光分波器で分波された光伝送路からの外部光信号を
受信する受光素子の受信光軸が光分波器の分波方向に一
致するように収容したことを特徴とする。また、特に発
光素子と光分波器との間にレンズが配設されていること
を特徴とする。なおここで、光分波器による分波とは光
の透過や反射等を意味するものとする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る光モジュー
ルの実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
【0018】図1に光モジュールM1の模式的な平面図
を、図2にその側面図を示す。発光素子9から出射した
光信号は信号光光路確保用V溝7、そして光分波器15
を通過して光ファイバ1へ導入し、光ファイバ1より導
入した光信号は光分波器15で反射して受光素子21で
受光するようにしている。すなわち、光伝送路Lが側壁
に形成されたパッケージ25内に、光伝送路Lへ光信号
を送信する発光素子9と、発光素子9の送信光軸A−A
Aに対し所定角度傾斜させた光分波器15とが配設され
た基板4を収容しており、光分波器15で分波された光
伝送路Lからの外部光信号を受信する受光素子21の受
信光軸B−BBが光分波器15の分波方向(光の透過方
向または光の反射方向)に一致するように収容してい
る。
【0019】具体的には、発光素子9から出射した光信
号は、第1の光部品実装用基板4に配設された第1のレ
ンズ6を通過し、送信光軸A−AAに対して45度の角
度をなすように形成された第1の光部品実装用基板4の
端面14に接合された光分波器15で反射し、第1のレ
ンズ6および光パッケージ25に組み込まれた第3のレ
ンズ3を通過して、光ファイバ1に導入されることにな
る。
【0020】一方、光ファイバ1より導入した光信号は
光パッケージ25に組み込まれた第3のレンズ3を通過
し、さらに送信光軸A−AAに対して所定角度(例えば
45度)の角度をなすように形成された第1の光部品実
装用基板4の端面14aに配設された光分波器15で反
射した後、第2の光部品実装用基板16に配設された第
2のレンズ19を通過し、パッシブアライメント用V溝
20に搭載した受光素子用チップキャリア22に配置さ
れた受光素子21で受光される。
【0021】光部品搭載用溝5、19、20を形成した
第1および第2の光部品実装用基板4、16を用い、送
信側となる発光素子9と第1のレンズ6の位置決めを、
第1の光部品実装用基板4上に形成した発光素子搭載用
電極8と第1のレンズ搭載用光部品搭載用溝5に配置す
ることで行なう。
【0022】さらに、第3のレンズ3を、この第1およ
び第2の光部品実装用基板4、16を収納する光モジュ
ール用光パッケージ25に一体化する。ここで第1の光
部品実装用基板4の寸法と光パッケージ25の寸法の精
度により、ほぼ送信光軸A−AA上に発光素子9、第1
のレンズおよび第3のレンズ3が位置合わせされる。そ
の後、光伝送用光ファイバ1の調芯のみに従来のアクテ
ィブアライメント法を採用する。これにより、光半導体
素子9と第1のレンズ6の位置ずれ量と、この第1およ
び第2の光部品実装用基板4、16と光パッケージ25
に一体化された第3のレンズ3との位置ずれ量を、最後
の光ファイバ1の調芯のみをアクティブアライメントす
ることにより補正し、高効率の結合を得るものである。
【0023】なお、送信光軸A−AAに平行方向の位置
ずれは垂直方向の位置ずれに比べて精度が緩いので、送
信光軸A−AAに平行方向の調芯については、第1の光
部品実装用基板4と光モジュール用パッケージ25に一
体化されたレンズ3との位置ずれを機械加工の精度で追
い込むことにより省略できる。このため従来のすべてを
アクティブアライメントする方法と比較すると、部品構
成を減少させ、組み立て工程を簡略化できる。
【0024】また、従来のシリコンプラットフォームを
用いたパッシブアライメントする方法と比較すると、送
信側となる第1のレンズ搭載用溝5や発光素子搭載用電
極8が形成される第1の光部品実装用基板4と、受信側
となる第2のレンズ搭載用溝19や受光素子搭載用溝2
0が形成される第2の光部品実装用基板16での光部品
搭載溝や電極に求められる精度は後者に比べて前者の方
が厳しい。
【0025】このため、第1のレンズ搭載用溝5や発光
素子搭載用電極8が形成される基板と第2のレンズ搭載
用溝19や受光素子搭載用溝20が形成される基板に設
けられた光部品搭載溝とが混在した基板にする場合と比
べて、基板が分割されている場合の受信側となる第2の
レンズ搭載用溝19や受光素子搭載用溝20が形成され
る基板は精度が緩やかになるため歩留まりがよくなる。
また、受信側の基板であるシリコンプラットフォームは
省いても良い。
【0026】なお、2は光ファイバを保持する光ファイ
バホルダ、10はモニター用受光素子、11はモニター
用受光素子搭載用電極、12は発光素子駆動用電極、1
3はモニター用受光素子駆動用電極、14aは第1の光
部品実装用基板の端面、14bは第2の光部品実装用基
板の端面、17は信号光光路確保用V溝、18は第2の
レンズ、23a、23bは信号光光路確保用ダイシング
溝、24はリード端子である。
【0027】つまり、上述したそれぞれの実装技術の利
点を生かし、最も高精度な位置決めが求められる光パッ
ケージと光ファイバの実装には、アクティブアライメン
トによる実装法を用い、次に実装精度の求められる発光
素子とレンズの実装には光部品実装用基板であるシリコ
ンプラットフォームを用いたパッシブアライメント法で
実装する。そして、実装精度の緩い光部品である受光素
子は精度の緩い光部品実装用基板を用いるか、もしくは
光部品実装用基板を用いず直接光パッケージに実装す
る。このように求められる精度に応じた実装方法を用い
て、必要最小限の部品点数で結合効率がよく、小型で、
アライメントが比較的簡易な低コストの双方向光モジュ
ールを提供することができる。
【0028】
【実施例】以下により具体的な実施例について詳細に説
明する。
【0029】〔実施例1〕図1に示すように、まず、第
1の光部品実装用基板4はシリコン単結晶からなるシリ
コン基板を熱酸化し、シリコン基板面に膜厚0.1μm
の熱酸化膜を形成する。次に、基板全面にシリコン窒化
膜を膜厚0.1μm成膜した。
【0030】その後、フォトリソグラフィーを行い、幅
0.98mmの第1のレンズ搭載用のV溝5および幅
0.15mmの信号光光路確保用V溝7のV溝のパター
ンを形成し、シリコン窒化膜をRIEドライエッチング
により、熱酸化膜をバッファふっ酸のウエットエッチン
グを用いて、パターン内のシリコン窒化膜および熱酸化
膜を除去した。
【0031】次に、残っているシリコン窒化膜に形成し
た第1のレンズ搭載用のV溝5および信号光光路確保用
V溝7のV溝パターンをエッチングマスクとしてシリコ
ン面をKOH(濃度43重量%、温度63.5℃)に漬
し、異方性エッチングを行い、第1のレンズ搭載用のV
溝5および信号光光路確保用V溝7を形成した。
【0032】次に、RIEのドライエッチングにより第
1のレンズ搭載用のV溝5および信号光光路確保用V溝
7形成用エッチングマスクのシリコン窒化膜を除去し
た。
【0033】次に、基板上にフォトリソグラフィーを行
って光半導体実装用電極8、11及び駆動用電極12、
13のパターンを形成した後、光半導体実装用電極8、
11及び駆動用電極12、13をTi/Pt/Auを
0.1μm/0.3μm/0.3μmで構成した。な
お、上記電極材料は下層/上層の順で表記している。光
半導体実装用電極8、11上に半田(重量比Au:Sn
=70:30、厚み2.5μm)(不図示)を形成し
た。
【0034】第1の光部品実装用基板4は送信光軸A−
AAに対して45度の角度をなすように端面14aを形
成し、最後に光軸に対して45度の角度をなすように形
成された第1の光部品実装用基板4の端面14a に波長
フィルター等の光分波器15をエポキシ等の接着剤で接
合を行なった。
【0035】一方、第2の光部品実装用基板16は、シ
リコン単結晶からなるシリコン基板を熱酸化し、シリコ
ン基板面に膜厚0.5μmの熱酸化膜を形成した。
【0036】次に、基板全面にシリコン窒化膜を膜厚
0.1μm成膜した。それからフォトリソグラフィーを
行って幅0.98mmの第2のレンズ搭載用のV溝19
および幅1.50mmの受光素子用チップキャリア搭載
用のV溝20および幅0.15mmの信号光光路確保用
V溝17のパターンを形成し、シリコン窒化膜をRIE
ドライエッチングで、熱酸化膜をバッファふっ酸のウエ
ットエッチングを用いてパターン内のシリコン窒化膜お
よび熱酸化膜を除去した。
【0037】次に、残っているシリコン窒化膜に形成し
た第2のレンズ搭載用のV溝19および受光素子用チッ
プキャリア搭載用V溝20および信号光光路確保用V溝
17のパターンをエッチングマスクとしてシリコン面を
KOH(濃度43重量%、温度63.5℃)に浸して異
方性エッチングを行い、第2のレンズ搭載用のV溝19
および受光素子用チップキャリア載用V溝20および信
号光光路確保用V溝17を形成した。
【0038】次に、RIE等のドライエッチングにより
第2のレンズ搭載用のV溝19および受光素子用チップ
キャリア搭載用V溝20および信号光光路確保用V溝1
7形成用エッチングマスクのシリコン窒化膜を除去し
た。
【0039】最後に、第2の光部品実装用基板16は送
信光軸A−AAに対して45度の角度をなすように端面
14bを形成した。
【0040】これらの第1の光部品実装用基板4および
第2の光部品実装用基板16をそれぞれ送信光軸A−A
Aに対して45度の角度をなす端面14a、14bどう
しを向かい合わせ波長フィルター等の光分波器15をは
さみ込む構造になるように第3のレンズ3が組み込まれ
た光パッケージ25に収納し、各溝に素子を配設し、そ
の後に結合効率が最大となるように光ファイバ1および
光ファイバホルダ2を調芯して接合をおこなった。な
お、2は光ファイバを保持する光ファイバホルダ、10
はモニター用受光素子、14bは第2の光部品実装用基
板の端面、18は第2のレンズ、23a、23bは信号
光光路確保用ダイシング溝、24はリード端子である。
【0041】光ファイバ1より導入した光信号は第3の
レンズ3および信号光光路確保用V溝17を通り光分波
器15で反射して第2のレンズ18を通って受光素子2
1で受光し、発光素子9から出射した光信号は第1のレ
ンズ6を通って光分波器15を通過して信号光光路確保
用V溝7、17および第3のレンズを通って光ファイバ
1へ導入するようになっている。
【0042】これにより、発光素子9および第1のレン
ズ6が搭載される光部品実装用基板4の位置決め精度を
向上させた上で、必要最小限の部品点数にて結合効率が
よく、小型で、アライメントが比較的簡易で低コストな
双方向光モジュールM1を提供することができる。
【0043】〔実施例2〕図3に示すように、まず、第
1の光部品実装用基板29aはシリコン単結晶からなる
シリコン基板を熱酸化し、シリコン基板面に膜厚0.1
μmの熱酸化膜を形成する。次に、基板全面にシリコン
窒化膜を膜厚0.1μm成膜した。
【0044】その後、フォトリソグラフィーを行って幅
0.98mmの第1のレンズ搭載用のV溝43および幅
0.15mmの信号光光路確保用V溝42aのパターン
を形成し、シリコン窒化膜をRIEドライエッチング
で、熱酸化膜をバッファふっ酸のウエットエッチングを
用いてパターン内のシリコン窒化膜および熱酸化膜を除
去した。
【0045】次に、残っているシリコン窒化膜に形成し
た第1のレンズ搭載用のV溝43および信号光光路確保
用V溝42のV溝パターンをエッチングマスクとし、シ
リコン面をKOH(濃度43重量%、温度63.5℃)
に浸して異方性エッチングを行い、第1のレンズ搭載用
のV溝43および信号光光路確保用V溝42aを形成し
た。
【0046】次に、RIEのドライエッチングにより第
1のレンズ搭載用のV溝43および信号光光路確保用V
溝42a形成用エッチングマスクのシリコン窒化膜を除
去した。
【0047】次に、第1の光部品実装用基板29a上に
フォトリソグラフィーを行って光半導体実装用電極3
8、39及び駆動用電極40、41のパターンを形成し
た後、光半導体実装用電極38、39及び駆動用電極4
0、41をTi/Pt/Auを0.1μm/0.3μm
/0.3μmで構成した。上記電極材料は下層/上層の
順で表記している。光半導体実装用電極40、41上に
半田(重量比Au:Sn=70:30、厚み2.5μ
m)(不図示)で形成した。
【0048】第1の光部品実装用基板29aは受信光軸
C−CCに対して45度の角度をなすように端面34a
を形成し、最後に受信光軸C−CCに対して45度の角
度をなすように形成された第1の光部品実装用基板29
aの端面34a に波長フィルター等の光分波器35をエ
ポキシ等の接着剤で接合を行なった。一方、第2の光部
品実装用基板29bは、シリコン単結晶からなるシリコ
ン基板を熱酸化し、シリコン基板面に膜厚0.5μmの
熱酸化膜を形成する。
【0049】次に、基板全面にシリコン窒化膜を膜厚
0.1μm成膜した。それからフォトリソグラフィーを
行って幅1.50mmの受光素子用チップキャリア搭載
用のV溝30および幅0.15mmの信号光光路確保用
V溝33aのパターンを形成し、シリコン窒化膜をRI
Eドライエッチングで、熱酸化膜をバッファふっ酸のウ
エットエッチングを用いてパターン内のシリコン窒化膜
および熱酸化膜を除去した。
【0050】次に、残っているシリコン窒化膜に形成し
た受光素子用チップキャリア搭載用V溝30および信号
光光路確保用V溝33aのパターンをエッチングマスク
としてシリコン面をKOH(濃度43重量%、温度6
3.5℃)に漬してよる異方性エッチングを行い、受光
素子用チップキャリア載用V溝30および信号光光路確
保用V溝33aを形成した。次に、RIE等のドライエ
ッチングにより受光素子用チップキャリア搭載用V溝3
0および信号光光路確保用V溝33a形成用エッチング
マスクのシリコン窒化膜を除去した。最後に、第2の光
部品実装用基板29bは受信光軸C−CCに対して45
度の角度をなすように端面34bは形成した。
【0051】これらの第1の光部品実装用基板29aお
よび第2の光部品実装用基板29bをそれぞれ受信光軸
C−CCに対して45度の角度をなす端面34a、34
bどうしを向かい合わせ波長フィルター等の光分波器3
5をはさみ込む構造になるように第2のレンズ28が組
み込まれた光パッケージ46に収納し、各溝に素子を配
設し、その後に結合効率が最大となるように光ファイバ
26および光ファイバホルダ27を調芯して接合をおこ
なった。
【0052】なお、31は受光素子搭載用チップキャリ
ア、32は受光素子、33bは信号光光路確保用ダイシ
ング溝、36は発光素子、37はモニター用受光素子で
ある。また、D−DDは送信光軸である。
【0053】光ファイバ26より導入した光信号は第2
のレンズ28および第1のレンズ44を透過し信号光光
路確保用V溝42a、33aを通り光分波器35を透過
して受光素子21で受光し、発光素子9から出射した光
信号は第1のレンズ6を通って光分波器32を通過して
信号光光路確保用V溝33a、42aと、第1のレンズ
44および第2のレンズ28を通って光ファイバ26へ
導入するようになっている。
【0054】発光素子36および第1のレンズ44が搭
載される光部品実装用基板29aと第2のレンズ28と
の位置決めが光部品実装用基板29aを光パッケージ4
6に収めることで可能となるため、必要最小限の部品点
数にて結合効率がよく、小型で、アライメントが比較的
簡易で低コストな双方向光モジュールM2を提供するこ
とができる。
【0055】〔実施例3〕図4に示すように、まず、第
1の光部品実装用基板88はシリコン単結晶からなるシ
リコン基板を熱酸化し、シリコン基板面に膜厚0.1μ
mの熱酸化膜を形成した。
【0056】次に、基板全面にシリコン窒化膜を膜厚
0.1μm成膜した。それからフォトリソグラフィーを
行って幅0.98mmの第1のレンズ搭載用のV溝86
および幅0.15mmの信号光光路確保用V溝89のパ
ターンを形成し、シリコン窒化膜をRIEドライエッチ
ングで、熱酸化膜をバッファふっ酸のウエットエッチン
グを用いてパターン内のシリコン窒化膜および熱酸化膜
を除去した。次に残っているシリコン窒化膜に形成した
第1のレンズ搭載用のV溝86および信号光光路確保用
V溝89のV溝パターンをエッチングマスクとしてシリ
コン面をKOH(濃度43重量%、温度63.5℃)に
漬してよる異方性エッチングを行い、第1のレンズ搭載
用のV溝86および信号光光路確保用V溝86を形成し
た。
【0057】次に、RIEのドライエッチングにより第
1のレンズ搭載用のV溝86および信号光光路確保用V
溝89形成用エッチングマスクのシリコン窒化膜を除去
した。
【0058】次に、第1の光部品実装用基板88上にフ
ォトリソグラフィーを行って光半導体実装用電極94、
95及び駆動用電極96、97のパターンを形成した
後、光半導体実装用電極94、95及び駆動用電極9
6、97をTi/Pt/Auを0.1μm/0.3μm
/0.3μmで構成した。上記電極材料は下層/上層の
順で表記している。光半導体実装用電極94、95上に
半田(重量比Au:Sn=70:30、厚み2.5μ
m)(不図示)で形成した。
【0059】第1の光部品実装用基板88は受信光軸E
−EEに対して45度の角度をなすように端面91を形
成し、最後に受信光軸E−EEに対して45度の角度を
なすように形成された第1の光部品実装用基板88の端
面91に波長フィルター等の光分波器90をエポキシ等
の接着剤で接合を行なった。
【0060】これらの第1の光部品実装用基板88は、
第2のレンズ85を有しかつ光パッケージ99内に受光
素子用キャリア101および受光素子100が位置決め
されて配設された光パッケージ99に収納された後、結
合効率が最大となるように光ファイバ83および光ファ
イバホルダ84を調芯して調芯して接合をおこなった。
なお、84は光ファイバホルダ、87は第1のレンズ、
92は発光素子、93はモニター用受光素子、98は信
号光光路確保用ダイシング溝、102はリード端子であ
る。また、F−FFは送信光軸である。
【0061】光ファイバ83より導入した光信号は第2
のレンズ85および第1のレンズ87を透過し信号光光
路確保用V溝89を通り光分波器90を透過して受光素
子100で受光し、発光素子92から出射した光信号は
光分波器90で反射して信号光光路確保用V溝89、第
1のレンズ87および第2のレンズ85を通って光ファ
イバ83へ導入するようになっている。
【0062】発光素子92および第1のレンズ87が搭
載される光部品実装用基板88と第2のレンズ85との
位置決めが光部品実装用基板88を光パッケージ99に
収めることで可能となるため、必要最小限の部品点数に
て結合効率がよく、小型で、アライメントが比較的簡易
で低コストな双方向光モジュールM3を提供することが
できる。
【0063】
【発明の効果】以上、詳述にしたように、本発明の双方
向光モジュールによれば、基板上に受光素子と光ファイ
バからの出射光をコリメートするためのレンズとを無調
芯で搭載できるため、高結合効率で組み立てが簡便な光
モジュールが提供できる。
【0064】また、基板の端面に波長フィルター等の光
分波器を直接接合できるため、従来のように光分波器搭
載用ダイシング溝に光分波器を配設する際に角度ずれが
生じる問題がなくなる。
【0065】また、レンズ搭載用溝や発光素子搭載用電
極が形成される基板と、レンズ搭載用溝や受光素子搭載
用溝が形成される基板での光部品搭載溝に求められる精
度は前者が厳しく後者が緩いため、レンズ搭載用溝や発
光素子搭載用電極が形成される基板と、レンズ搭載用溝
や受光素子搭載用溝が形成される基板に設けられた光部
品搭載溝が混在した基板と比べて、基板が分割されてい
る場合の受光素子搭載用溝が形成される基板は精度の公
差が緩やかであるので歩留まりが向上する。
【0066】また、受信側の基板であるシリコンプラッ
トフォームは省いても良いことから、部品点数を低減で
きる。
【0067】したがって、最も高精度な位置決めが求め
られる光パッケージと光ファイバの実装にはアクティブ
アライメントによる実装法を用い、次に実装精度の求め
られる発光素子とレンズの実装には光部品実装用基板で
あるシリコンプラットフォームを用いたパッシブアライ
メント法で実装する。そして、実装精度の緩い光部品で
ある受光素子は精度の緩い光部品実装用基板を用いる
か、もしくは光部品実装用基板を用いず、直接光パッケ
ージに実装する。このように、求められる精度に応じた
実装方法を用いて、必要最小限の部品点数で結合効率が
よく、小型で、アライメントが簡易な双方向光モジュー
ルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る双方向光モジュールの一実施形態
を模式的に示す平面図である。
【図2】本発明に係る双方向光モジュールの側面図であ
る。
【図3】本発明に係る双方向光モジュールの他の実施形
態を模式的に示す平面図である。
【図4】本発明に係る双方向光モジュールの他の実施形
態を模式的に示す平面図である。
【図5】従来の双方向光モジュールを模式的に示す平面
図である。
【図6】従来の他の双方向光モジュールを模式的に示す
平面図である。
【符号の説明】
1、26、47、65、83:光ファイバ 2、27、75、84:光ファイバホルダ 3:第3のレンズ 4、29a、88:第1の光部品実装用基板 5、43、86:第1のレンズ搭載用V溝 6、44、87:第1のレンズ 7、17、33a、42a、49、55、60、89:
信号光光路確保用V溝 8、38、95:発光素子搭載用電極 9、36、56、79、92:発光素子 10、37、57、80、93:モニター用受光素子 11、39、94:モニター用受光素子搭載用電極 12、40、59a、59b、97:発光素子駆動用電
極 13、41、96:受光素子駆動用電極 14a、34a、91:第1の光部品実装用基板端面 14b、34b:第2の光部品実装用基板端面 15、35、61、71、90:光分波器 16、29b:第2の光部品実装用基板 18、28、85:第2のレンズ 19:第2のレンズ搭載用V溝 20、30、54:受光素子搭載用チップキャリア搭載
用V溝 21、32、53、77、100:受光素子 22、31、52、101:受光素子搭載用チップキャ
リア 23a、23b、33b、42b、98:信号光光路確
保用ダイシング溝 24、45、64、102:リード端子 25、46、63、99:光パッケージ 48:シリコンプラットフォーム 50:レンズ搭載用V溝 51、66、69、70:レンズ 58a、58b:モニター用受光素子の駆動用電極 62:光分波器搭載用溝 67:受光素子モジュール 68:発光素子モジュール 72:ハウジング 73:受信信号 74:送信信号 76、78、81:レンズホルダ 82:光分波器用ホルダ M1、M2、M3:本発明の双方向光モジュール J1、J2:従来の双方向光モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/105 H01L 31/02 D 10/10 H04B 9/00 R 10/22 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA03 BA12 CA37 DA35 5F041 AA39 EE04 EE06 EE11 EE16 EE25 FF14 5F073 BA01 EA29 FA07 FA08 FA13 FA18 5F088 BA16 BB01 EA09 JA11 JA12 5K002 AA07 BA04 BA31 CA12 DA04 FA01 GA07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光伝送路が側壁に形成されたパッケージ
    内に、前記光伝送路へ光信号を送信する発光素子と、該
    発光素子の送信光軸に対し所定角度傾斜させた光分波器
    とが配設された基板を収容するとともに、前記光分波器
    で分波された前記光伝送路からの外部光信号を受信する
    受光素子の受信光軸が前記光分波器の分波方向に一致す
    るように収容したことを特徴とする双方向光モジュー
    ル。
  2. 【請求項2】 前記発光素子と前記光分波器との間にレ
    ンズが配設されていることを特徴とする請求項1に記載
    の双方向光モジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004107003A1 (ja) * 2003-06-02 2004-12-09 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 光送受信モジュール
KR20160027597A (ko) * 2014-09-01 2016-03-10 한국전자통신연구원 다채널 광모듈 장치 및 그것의 제조 방법

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