JP2001153450A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2001153450A JP33695199A JP33695199A JP2001153450A JP 2001153450 A JP2001153450 A JP 2001153450A JP 33695199 A JP33695199 A JP 33695199A JP 33695199 A JP33695199 A JP 33695199A JP 2001153450 A JP2001153450 A JP 2001153450A
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dew
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和彦 毛塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】空気調和機において、簡単な構成で、露受部と
熱交換器との隙間を確保し、熱交換器の中央部分がたわ
むことを防止することにより、露を露受部内に確実に流
下でき、熱交換器の風速分布を均一化して熱交換性能、
騒音を改善すること。 【解決手段】傾斜した熱交換器63の下方に配置される
露受部33を有する空気調和機において、熱交換器63
の下端部前面と露受部33の前面部33aとの間でかつ
露受部33の左右方向の中央部に熱交換器支持部32を
露受部33と一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係
り、特に傾斜した熱交換器の下方に配置される露受部を
有する空気調和機に好適なものある。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機としては、例えば、特
開平11−51414号公報に記載されているように、
空気の吸込み口及び吹き出し口を有する前面カバーと、
吸込み口と吹き出し口の間の空気通路を構成するファン
ケーシングを有する本体ケースと、ファンケーシングに
より構成された空気通路内に位置する貫流ファンと、こ
の貫流ファンの少なくとも一部が収納されるように配設
された逆V字状部を有する室内熱交換器と、この熱交換
器の前部側下端部に対応して配置された前部露受け部
と、室内熱交換器の後部側下端部に対応して配置された
後部露受け部とを備え、後部露受け部は本体ケースと一
体に成形され、この後部露受け部の貫流ファン側端部に
後部ノーズを形成する部材を係合取り付けてなり、後部
側の熱交換器の下面を後部露受け部の底面上に左右方向
に延びる支持リブに載置して支持したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
空気調和機は、後部側の熱交換器の下面が左右に延びる
支持リブ上に載置されているに過ぎないため、熱交換器
の両側部が本体ケースに固定されるとしても、傾斜した
後部側の熱交換器と後部露受け部との間の隙間が組立て
のばらつきや熱交換器の中央部のたわみ等により均一に
保てなくなり、後部側の熱交換器における風速分布が不
均一になって熱交換性能の低下及び騒音の増大等を招く
虞があった。
【0004】本発明は、簡単な構成で、露受部と熱交換
器との隙間を確実に確保できると共に、熱交換器の中央
部分がたわむことを防止できることにより、熱交換器の
前面を流下する露をこの隙間を通して露受部内に確実に
流下することができると共に、熱交換器の風速分布を均
一化することができ、熱交換性能が優れ、騒音の少ない
空気調和機を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の特徴は、上方に傾斜して配置された熱
交換器の下端部傾斜面と露受部の壁部との間でかつ前記
熱交換器の中央部に位置するように熱交換器支持部を前
記露受部と一体に形成したことにある。
【0006】本発明の第2の特徴は、前方上方に傾斜し
て下端部が露受部に収納された熱交換器の下端部傾斜面
と露受部の前面部との間でかつ前記熱交換器の中央部に
位置するように熱交換器支持部を前記露受部と一体に形
成し、この支持部の上面を前記露受部の前面部の上端よ
り低くしたことにある。
【0007】本発明の第3の特徴は、前方上方に傾斜し
て配置されたクロスフィン形熱交換器の下端部傾斜面と
露受部の前面部との間でかつ前記熱交換器の中央部に位
置するように複数の支持リブを前記露受部と一体に形成
し、前記支持リブの厚さを前記熱交換器の放熱フィンの
フィンピッチより大きくすると共に、前記支持リブに前
記熱交換器の傾斜と同じ傾斜をした傾斜部を形成し、こ
の傾斜部で前記熱交換器の下端部前面の中央部を支持し
たことにある。
【0008】本発明の第4の特徴は、略V字形に形成さ
れたクロスフィン形熱交換器の後部熱交換器の下端部を
収納した露受部の前面部の上端部に貫流ファンのノーズ
部を厚肉に一体に形成すると共に、このノーズ部の後面
側を前方上方に傾斜する傾斜面とし、前記後部熱交換器
の下端部傾斜面と前記露受部の前面部との間でかつ前記
熱交換器の中央部に位置するように熱交換器支持部を前
記露受部と一体に形成したことにある。
【0009】本発明の第5の特徴は、略V字形に形成さ
れたクロスフィン形熱交換器の後部熱交換器の下端部傾
斜面と露受部の前面部との間でかつ前記後部熱交換器の
中央部に位置するように複数の支持リブを前記露受部と
一体に形成し、前記露受部の前面部の上端部に貫流ファ
ンのノーズ部を厚肉に一体に形成すると共に、前記支持
リブを前記ノーズ部とその下方の部分とにまたがって形
成したことにある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図を用
いて説明する。図1は本発明の一実施例を示す空気調和
機の室内機の概略構成を示す縦断面図、図2は図1のA部
詳細拡大図、図3は図1の空気調和機における熱交換器端
部を示す正面図である。
【0011】室内ユニット1は、その外観を構成する横
長の筐体2、この筐体2に形成される吸込口30a、4
0a、41aの内側に配置されるエアーフィルタ5、こ
のエアーフィルタ5のさらに内側に配置される熱交換器
6、室内空気を前記吸込口30a、40a、41aより
エアーフィルタ5及び熱交換器6を通して吸込み吹出口
40bより吹出す貫流ファン7等により構成されてい
る。この室内ユニット1は、室内の壁面上部等に設置さ
れ、室外に配置された室外ユニット(図示せず)と冷媒
配管、電気配線等を介して接続され、空気調和機を構成
する。
【0012】筐体2は、後部を構成する筐体本体3と、
前部を構成する化粧カバー4とを有する。化粧カバー4
は筐体本体3に着脱可能に装着されている。この化粧カ
バー4の具体的装着構造は、上部が突起部と係合部の係
合構造、下部がねじによる締結構造となっている。この
化粧カバー4を筐体本体3から外すには、下部のねじを
外した後に、化粧カバー4の下部を前方上方に回動し、
さらに化粧カバー4を上方に持ち上げて上部の係合を解
除することにより外すことができる。
【0013】筐体本体3は、後部ケーシング30と、こ
の後部ケーシング30の前面に取付けられた前部ケーシ
ング31とを有している。この後部ケーシング30と前
部ケーシング31とは別体に製作したものを組合わせて
筐体本体3を構成している。
【0014】後部ケーシング30は、樹脂成形により、
吸込風路部32、後部露受部33、後部ファンケーシン
グ部34及び吹出風路部35が一体に形成されている。
また、吸込風路部32の上面部、即ち、筐体本体3の上
面後部には、吸込口30aが形成されている。この吸込
口30aは、グリル状に形成されると共に、主に後部熱
交換器63に対向して設けられている。なお、後部露受
部33と後部ファンケーシング部34とは、共通する部
分を有する。この後部露受部33の具体的構成について
は後述する。
【0015】また、前部ケーシング31は、樹脂成形に
より、貫流ファン7に対する前部ノーズ部36と、前部
の熱交換器61、62に結露した露を受ける前部露受部
37とを有する。この前部ケーシング31の前部ノーズ
部36と後部ケーシング30の後部ファンケーシング部
34との間に貫流ファン7が配置されている。これによ
り、貫流ファン7は、その前方及び上方に形成される吸
込風路71を通して室内空気を吸込み、下方に形成され
る吹出風路72へ吹出すようになっている。
【0016】この吸込風路71は、後部ケーシング30
の吸込風路部32、化粧カバー本体40の上部、及び前
面パネル41により形成される。この吸込風路71中に
エアーフィルタ5及び熱交換器6が配置される。一方、
吹出風路72は、後部ケーシング30の吹出風路部3
5、及び前部ケーシング31の露受部37の下面により
形成され、化粧カバー4の吹出口40bに連通してい
る。
【0017】化粧カバー4は、化粧カバー本体40と、
この化粧カバー本体40の前面に取付けられた前面パネ
ル41と、吹出風路部34から吹出す風向を変更する風
向板42とを有する。
【0018】化粧カバー本体40は、樹脂成形により枠
状に形成され、上面部に吸込風路51に連通する吸込口
40aを有し、下面部に吹出風路72に連通する吹出口
40bを有している。また、吸込口40aは、グリル状
に形成されると共に、主に前面上部熱交換器62に対向
して設けられている。
【0019】前面パネル41は、樹脂成形により形成さ
れ、前面中央部に前面下部熱交換器61に対向して吸込
口41aを有している。吸込口41aはグリル状に形成
されている。
【0020】このように、筐体2は、前面及び上面に複
数の吸込口30a、40a、41a、を有するものであ
り、前面から上面にわたって吸込口が形成されているの
で、吸込抵抗が小さい構成となっている。
【0021】また、前面パネル41は、その上端部を軸
として化粧カバー本体40に回転自在に取付けられてい
る。従って、前面パネル41の下部を前方上方に回動し
てエアーフィルタ5の前方を開放することにより、その
開放部からエアーフィルタ5を取り出すことができる。
【0022】エアーフィルタ5は、化粧カバー本体40
の前面部に着脱可能に装着され、筐体2の吸込口30
a,40a、41aにまたがってその内側に位置し、熱
交換器6の吸込側に位置している。
【0023】冷凍サイクルの一部を構成する熱交換器6
は、複数の熱交換器を組合わせて構成され、具体的に
は、前面下部熱交換器61、前面上部熱交換器62及び
後部熱交換63より構成されている。前面下部熱交換器
61は、吸込口41aに主に対向し、ほぼ垂直に配置さ
れている。前面上部熱交換器62は、吸込口40aに主
に対向し、斜め上方に傾斜して配置されている。後部熱
交換器63は、吸込口30aに主に対向して位置してお
り、斜め下方に傾斜して配置されている。なお、前面上
部熱交換器62と後部熱交換器63とは略逆V字形に形
成されている。何れの熱交換器61、62、63も多数
の放熱フィンを狭い間隔で並置して熱交換パイプを貫通
させたクロスフィン形熱交換器で構成され、各熱交換器
61、62、63の熱交換パイプの間を接続パイプで接
続し、連通することにより一つの熱交換器6として構成
されている。
【0024】このように、熱交換器6は、複数の熱交換
器61、62、63が各吸込口30a、40a、41a
に対向して構成しているので、その吸込面積を大きなも
のとすることができる。
【0025】室内空気を送風するための貫流ファン7
は、前面下部熱交換器61の後方で、前面上部熱交換器
62及び後部熱交換器63の下方に位置して設けられて
いる。この貫流ファン7を実線矢印のように回転するこ
とにより、点線の矢印に示すように、室内空気を吸込ん
で吹出す。
【0026】次に、かかる空気調和機の冷房運転におけ
る基本的な動作を説明する。
【0027】冷房運転は、冷凍サイクルを動作させると
共に、室外機のファン及び室内機1の貫流ファン7を回
転させる。冷凍サイクルの動作により熱交換器6は低温
となる。また、貫流ファン7の回転により、室内空気
は、吸込口30a、40a、41aから吸込まれ、エア
ーフィルタ5にて除塵された後、各熱交換器61、6
2、63を通る際に冷却、除湿されて貫流ファン7に至
り、吹出風路72を通って、吹出口40bから室内に吹
出される。これにより、所定の冷房運転が行われる。
【0028】この冷房運転において、前面下部熱交換器
61及び前面上部熱交換器62に結露した露は、前部ケ
ーシング31の前部露受部37に流下し、この前部露受
部37から室内機1の背面下部に集められ、外部に排水
される。一方、後部熱交換器63に結露した露は、後部
露受部33に流下し、この後部露受部33の両側から室
内機1の背面下部に集められ、外部に排水される。
【0029】次に、後部露受部33の具体的構成につい
て図2及び図3を用いて説明する。
【0030】後部露受部33は、前面部33a、底面部
33b、背面部33c及び側面部33dよりなる横長の
樋状に形成され、具体的には、後部ケーシング30の一
部として一体に形成されている。この後部露受部33の
前面部33aは、後部ケーシング部34の一部と共用す
る構成であり、貫流ファン7に対するケーシング機能を
一部兼ね備えている。
【0031】後部露受部33の前面部33aの上部は、
貫流ファン7の後部ノーズ部33eを一体に形成してい
る。このように、貫流ファン7の後部ノーズ部33eを
露受部33に一体に形成しているので、製作が簡単で、
ノーズ部33eの貫流ファン7に対する寸法精度を確保
することができる。この後部ノーズ部33eは、上方に
立ち上がる基本形状にすると共に、前面側33fが略円
弧状をしており、かつ後面側が前方上方に傾斜する傾斜
面33gをしている。このように、後部ノーズ部33e
を上方に立ち上がる基本形状にすることにより、貫流フ
ァン7の吸込面積を大きくすることができ、コンパクト
な寸法で大風量を得ることができる。また、前面側33
fが略円弧状をしているので、貫流ファン7に室内空気
をスムースに吸込むことができる。さらには、傾斜面3
3gを形成しているので、傾斜した後部熱交換器63の
前端面との間に隙間を容易に確保することができる。こ
れにより、後部熱交換器63の前端面を流下する露64
は、後部ノーズ部33eに接触することが防止され、後
部露受部33内に流下させることができる。従って、後
部熱交換器63の前端面を流下する露64が後部ノーズ
部33eに接触してその前面側33fから後部ケーシン
グ部34内に流入し、貫流ファン7によって吹出される
室内空気と共に室内に吹出されることを防ぐことができ
る。
【0032】後部露受部33の底面部33bの上面は、
中央部が高く、左右が低く傾斜している。従って、後部
熱交換器63から後部露受部33に流下した露は、その
左右に傾斜した傾斜面によって左右に分かれて素早く外
部に導かれる。
【0033】後部露受部33bの内側には、後部熱交換
器63を支持するための第1の支持リブ33hと第2の
支持リブ33iとが一体に形成されている。
【0034】この第1の支持リブ33hは、底面部33
bの上面に、後部露受部33内を前後に仕切るように後
部熱交換器63の横幅概略全部にわたって形成され、後
部熱交換器63の下面を概略全横幅にわたって支持して
いる。このように、後部熱交換器63の下面を概略全横
幅にわたって第1の支持リブ33hで支持しているの
で、後部熱交換器63を確実に支持することができる。
なお、後部熱交換器63から流下する露は、この第1の
支持リブ33hの前後に分かれて左右に案内される。
【0035】上記第2の支持リブ33iは、横方向中央
部の複数ヶ所に後部露受部33に一体に形成され、具体
的には3ヶ所形成され、後部熱交換器63の中央部を支
持している。このように、後部露受部33に一体に形成
された第2の支持リブ33iで後部熱交換器63の中央
部を支持しているので、後部熱交換器63と前面部33
aとの隙間を確実に確保でき、後部熱交換器63の中央
部が輸送中、運転中等にたわむことを防止することがで
きる。これにより、放熱フィン63aの間隔を均一に保
つことができるので、後部熱交換器63の風速分布が均
一化でき、優れた熱交換性能及び低騒音を得ることがで
きる。なお、後部熱交換器63は、図3に示すように、
多数の放熱フィン63aに熱交換パイプ63bを貫通さ
せて形成されており、接続パイプ63cにより前面上部
熱交換器62に接続されている。
【0036】複数の支持リブ33の中の中央の支持リブ
33iは、底面部33bの傾斜面の最も高い部分に位置
して形成され、流下する露の流れに邪魔にならないよう
になっている。また、各支持リブ33iは、前面部33
aと底面部33bにまたがって形成され、前面部33a
の補強の機能を有している。特に、一体に形成された後
部ノーズ部33eに支持リブ33iをまたがって形成し
ているので、厚肉で強度が弱くなる後部ノーズ部33e
を補強することができる。
【0037】上記各支持リブ33iは、具体的には、上
面部33jが前面部33aの上端より低く形成され、後
面部33kが第1の支持リブ33hと間隔をあけて形成
され、この上面部33jと後面部33kとの角部が傾斜
して後部熱交換器63の前面下端部の支持部33mに形
成されている。このように、支持リブ33iの上面部3
3jを前面部33aの上端より低く形成しているので、
後部熱交換器63の前面を流下する露64が上面部33
jに至っても、後部ケーシング部33eの前面側に流れ
込むことが無く、露受部内の底面部33b上に流下し、
確実に排出することができる。また、第2の支持リブ3
3iの後面部33kを第1の支持リブ33hに対して間
隔をあけて形成しているので、後部露受部33の底面部
上に流下した露をこの間隔を通して左右に流すことがで
きる。さらには、支持リブ33iの傾斜した支持部33
mによりある程度の幅をもって後部熱交換器63を支持
しているので、後部熱交換器63を確実に支持すること
ができる。なお、各支持リブ33iの厚さは、後部熱交
換器63の放熱フィン63aのフィンピッチより大きく
形成され、具体的には、約2倍程度大きくすることが好
ましく、これにより、支持リブ33iの成形が簡単で、
後部熱交換器63が確実に支持できる構成となる。
【0038】後部熱交換器63は、上述したように第1
の支持リブ33hと第2の支持リブ33iで支持される
が、両端に設けられる側板63dをねじ等により後部ケ
ーシング30または後部ケーシングに30に取付けられ
た取付け具に固定されている。
【0039】また、後部ケーシング30に一体に形成さ
れた後部露受部33は、図3に示すように後部熱交換器
63の側方の接続パイプ63c、膨張弁65等の下方ま
で延長して形成されている。これにより、簡単な構成
で、この接続パイプ63c、膨張弁65等から流下する
露を後部露受部3にて受けることができる。
【0040】かかる本発明の実施例によれば、上方に傾
斜して配置された熱交換器63の下端部傾斜面と露受部
33の壁部33aとの間でかつ前記熱交換器63の中央
部に位置するように熱交換器支持部33iを前記露受部
33と一体に形成しているので、簡単な構成で、露受部
33の壁部33aと熱交換器63の下端部傾斜面との隙
間を確実に確保できると共に、熱交換器63の中央部分
がたわむことを防止することができる。これにより、熱
交換器63の傾斜面を流下する露をこの隙間を通して露
受部33内に確実に流下することができると共に、熱交
換器63の風速分布を均一化することができ、熱交換性
能が優れ、騒音の少ない空気調和機とすることができ
る。
【0041】また、前方上方に傾斜して下端部が露受部
33に収納された熱交換器63の下端部傾斜面と露受部
33の前面部33aとの間でかつ前記熱交換器63の中
央部に位置するように熱交換器支持部33iを前記露受
部33と一体に形成し、この支持部33iの上面を前記
露受部33の前面部33aの上端より低くしているの
で、簡単な構成で、支持部33iの上端に流下した露が
露受部3の前面部33aの上端から露受部33の外面に
流れ出ることを防止することができる。
【0042】さらに、前方上方に傾斜して配置されたク
ロスフィン形熱交換器63の下端部傾斜面と露受部33
の前面部33aとの間でかつ前記熱交換器63の中央部
に位置するように複数の支持リブ33iを前記露受部3
3と一体に形成し、前記支持リブ33iの厚さを前記熱
交換器63の放熱フィン63aのフィンピッチより大き
くすると共に、前記支持リブ33iに前記熱交換器63
の傾斜と同じ傾斜をした傾斜部33mを形成し、この傾
斜部33mで前記熱交換器の下端部前面の中央部を支持
しているので、支持リブ33iを容易に形成できると共
に、熱交換器63を確実に支持することができる。
【0043】また、略V字形に形成されたクロスフィン
形熱交換器6の後部熱交換器63の下端部を収納した露
受部33の前面部33aの上端部に貫流ファン7のノー
ズ部33eを厚肉に一体に形成すると共に、このノーズ
部33eの後面側を前方上方に傾斜する傾斜面33gと
し、前記後部熱交換器63の下端部傾斜面と前記露受部
33の前面部33aとの間でかつ後部熱交換器63の中
央部に位置するように熱交換器支持部33iを前記露受
部33と一体に形成しているので、製作が容易で、貫流
ファン7に対するノーズ部33eの寸法精度を確保する
ことができると共に、後部熱交換器63の前面を流下す
る露を確実に露受部33内に導くことができる。
【0044】さらには、略V字形に形成されたクロスフ
ィン形熱交換器6の後部熱交換器63の下端部傾斜面と
露受部33の前面部33aとの間でかつ前記後部熱交換
器63の中央部に位置するように複数の支持リブ33i
を前記露受部33と一体に形成し、前記露受部33の前
面部33aの上端部に貫流ファン7のノーズ部33eを
厚肉に一体に形成すると共に、前記支持リブ33iを前
記ノーズ部33eとその下方の部分とにまたがって形成
しているので、厚肉で強度が弱くなるノーズ部33eを
支持リブ33iで補強することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成で、露受部
と熱交換器との隙間を確実に確保できると共に、熱交換
器の中央部分がたわむことを防止できることにより、熱
交換器の前面を流下する露をこの隙間を通して露受部内
に確実に流下することができると共に、熱交換器の風速
分布を均一化することができ、熱交換性能が優れ、騒音
の少ない空気調和機が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す空気調和機の室内機の
概略構成を示す縦断面図である。
【図2】図1のA部詳細拡大図である。
【図3】図1の空気調和機における熱交換器端部を示す
正面図である。
【符号の説明】
1…室内ユニット、2…筐体、3…筐体本体、4…化粧
カバー、5…エアーフィルタ、6…熱交換器、7…貫流
ファン、30…後部ケーシング、30a…吸込口、31
…前部ケーシング、32…吸込風路部、33…後部露受
部、33a…前面部、33b…底面部、33c…背面
部、33d…側面部、33e…後部ノーズ部、33f…
前面側、33g…傾斜面、33h…第1の支持リブ、3
3i…第2の支持リブ、33j…上面部、33k…後面
部、33m…支持部、35…吹出風路部、34…後部フ
ァンケーシング部、36…前部ノーズ部、37…前部露
受部、40…化粧カバー本体、40a…吸込口、40b
…吹出口、41…前面パネル、41a…吸込口、42…
風向板、61、62…前部の熱交換器、63…後部熱交
換器、63a…放熱フィン、63b…熱交換パイプ、6
4…露、71…吸込風路、72…吹出風路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方に傾斜して配置された熱交換器と、前
    記熱交換器の下方に位置する樹脂成形された露受部とを
    備え、前記熱交換器の下端部傾斜面と前記露受部の壁部
    との間でかつ前記熱交換器の中央部に位置するように熱
    交換器支持部を前記露受部と一体に形成したことを特徴
    とする空気調和機。
  2. 【請求項2】前方上方に傾斜して配置された熱交換器
    と、前記熱交換器の下端部を収納すると共に、樹脂成形
    された露受部とを備え、前記熱交換器の下端部傾斜面と
    前記露受部の前面部との間でかつ前記熱交換器の中央部
    に位置するように熱交換器支持部を前記露受部と一体に
    形成し、この支持部の上面を前記露受部の前面部の上端
    より低くすると共に、前記支持部で前記熱交換器の下端
    部前面の中央部を支持したことを特徴とする空気調和
    機。
  3. 【請求項3】前方上方に傾斜して配置されたクロスフィ
    ン形熱交換器と、前記熱交換器の下方に位置する樹脂成
    形された露受部とを備え、前記熱交換器の下端部傾斜面
    と前記露受部の前面部との間でかつ前記熱交換器の中央
    部に位置するように複数の支持リブを前記露受部と一体
    に形成し、前記支持リブの厚さを前記熱交換器の放熱フ
    ィンのフィンピッチより大きくすると共に、前記支持リ
    ブに前記熱交換器の傾斜と同じ傾斜をした傾斜部を形成
    し、この傾斜部で前記熱交換器の下端部前面の中央部を
    支持したことを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】前部熱交換器及び後部熱交換器を略V字形
    に形成して配置されたれたクロスフィン形熱交換器と、
    前記熱交換器の後部熱交換器の下端部を収納し、樹脂成
    形された露受部と、前記後部熱交換器の下方に配置され
    た貫流ファンと、前記露受部の前面部を共用すると共
    に、その前面部より下方に延びるファンケーシング部と
    を備え、前記露受部の前面部の上端部に厚肉のノーズ部
    を一体に形成すると共に、このノーズ部の後面側を前方
    上方に傾斜する傾斜面とし、前記後部熱交換器の下端部
    傾斜面と前記露受部の前面部との間でかつ前記前記熱交
    換器の中央部に位置するように熱交換器支持部を前記露
    受部と一体に形成したことを特徴とする空気調和機。
  5. 【請求項5】前部熱交換器及び後部熱交換器を略V字形
    に形成して配置されたれたクロスフィン形熱交換器と、
    前記熱交換器の後部熱交換器の下方に位置する樹脂成形
    された露受部と、前記後部熱交換器の下方に配置された
    貫流ファンと、前記露受部の前面部を共用すると共に、
    その前面部より下方に延びるファンケーシング部とを備
    え、前記露受部の前面部の上端部に厚肉のノーズ部を一
    体に形成すると共に、前記後部熱交換器の下端部傾斜面
    と前記露受部の前面部との間でかつ前記後部熱交換器の
    中央部に位置するように複数の支持リブを前記露受部と
    一体に形成し、前記支持リブを前記ノーズ部とその下方
    の部分とにまたがって形成したことを特徴とする空気調
    和機。
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